西加奈子受賞、直木賞は“前代未聞の出来レース”!? 「候補作が足りない」ドタバタ舞台裏

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『サラバ!』(小学館)

 1月15日発表の第152回直木賞は、西加奈子の『サラバ!』(昨年10月発売、小学館)が受賞を射止めた。昨年下半期に出版された作品から選ばれる賞だが、今回のその舞台裏では、「候補作が足りない!」と直木賞主催の文藝春秋の担当者たちが頭を抱えていたのだという。

「2014年下半期は、書籍の売れ行きの落ち込み具合が全体に大きく、話題になる作品がありませんでした。直木賞向けの良作ももちろん少なく、候補作を選ぶ担当者たちは各出版社に『いい作品はないか』と聞き込みまでしていたのです」(文芸編集者)