新監督就任のヴィッセル神戸、「三木谷会長介入なし」宣言は逆にヤバい⁉

 ヴィッセル神戸が輝きを取り戻している。ビジャ、イニエスタ、ポドルスキのVIPトリオをうまくコントロールしたリージョ監督の元、順調に今シーズンのスタートを切った神戸だが、サンペールを獲得(参照記事)したあたりから雲行きが怪しくなる。そして4月中旬、リージョ監督はまさかの辞任。バトンを受け継いだ吉田孝行監督はリーグ戦7連敗を喫し、さらにVIPトリオを生かすこともできず、チームは低迷してしまう。

 結果、吉田監督は事実上の解任となり、今月8日にはドイツ人のトルステン・フィンク監督が就任することが発表された。

 そのフィンク新監督だが、早くもチームにフィットしている。綿密なデータで相手のストロングポイントを消し、高い位置からのプレッシングで試合をコントロール。さらに、イニエスタ出場時には、イニエスタにボールを集めてポゼッションも高める。吉田監督指揮下では崩壊していた攻守のバランスが整えられた。

 そんなフィンク監督率いる神戸の未来は明るいように思えるが、サッカーライターたちは「神戸はヤバい」と口をそろえる。

「吉田前監督は解任前、『三木谷さんは現場に介入していない』と記者会見で公言していましたが、三木谷さんが介入していないのであれば、逆に神戸はヤバすぎます。なぜならば、吉田監督就任時、三浦淳寛スポーツダイレクター(SD)は『2019シーズン終了まで吉田体制を続ける』と明言している。そんな吉田監督を、三浦SDが6月の段階であっさりとクビにして、新監督を据えているのは異常です」

 SDはチーム強化の総責任者という立場で、サッカーの専門家でありながら、数字を見ることもできなければならず、チームを短期中期長期的視点でビジョンを描く。そのため、監督を含めたチーム部門すべてに関する人事権が与えられることが多い。

 実際、三浦SDは取締役にも名を連ねている。そんな三浦SDが「シーズン終了まで吉田体制で」と明言したにもかかわらず、あっさり解任となると、組織として崩壊していると言わざるを得ない。だからこそ、「三木谷さんが介入していたほうがまだマシ」となるわけだ。

「アツさん(三浦SD)は現役時、とても熱い人で、後輩たちから慕われていた。そのアツさんが、吉田さんにあんな仕打ちをするなんて……。アツさんが変わったのか、三木谷さんのプレッシャーがすごいのか。いずれにしろ、こんなアツさん見たくなかった」(サッカー関係者)

 神戸が抱える闇は、まだまだ深そうだ。

(文=TV Journal編集部)

新監督就任のヴィッセル神戸、「三木谷会長介入なし」宣言は逆にヤバい⁉

 ヴィッセル神戸が輝きを取り戻している。ビジャ、イニエスタ、ポドルスキのVIPトリオをうまくコントロールしたリージョ監督の元、順調に今シーズンのスタートを切った神戸だが、サンペールを獲得(参照記事)したあたりから雲行きが怪しくなる。そして4月中旬、リージョ監督はまさかの辞任。バトンを受け継いだ吉田孝行監督はリーグ戦7連敗を喫し、さらにVIPトリオを生かすこともできず、チームは低迷してしまう。

 結果、吉田監督は事実上の解任となり、今月8日にはドイツ人のトルステン・フィンク監督が就任することが発表された。

 そのフィンク新監督だが、早くもチームにフィットしている。綿密なデータで相手のストロングポイントを消し、高い位置からのプレッシングで試合をコントロール。さらに、イニエスタ出場時には、イニエスタにボールを集めてポゼッションも高める。吉田監督指揮下では崩壊していた攻守のバランスが整えられた。

 そんなフィンク監督率いる神戸の未来は明るいように思えるが、サッカーライターたちは「神戸はヤバい」と口をそろえる。

「吉田前監督は解任前、『三木谷さんは現場に介入していない』と記者会見で公言していましたが、三木谷さんが介入していないのであれば、逆に神戸はヤバすぎます。なぜならば、吉田監督就任時、三浦淳寛スポーツダイレクター(SD)は『2019シーズン終了まで吉田体制を続ける』と明言している。そんな吉田監督を、三浦SDが6月の段階であっさりとクビにして、新監督を据えているのは異常です」

 SDはチーム強化の総責任者という立場で、サッカーの専門家でありながら、数字を見ることもできなければならず、チームを短期中期長期的視点でビジョンを描く。そのため、監督を含めたチーム部門すべてに関する人事権が与えられることが多い。

 実際、三浦SDは取締役にも名を連ねている。そんな三浦SDが「シーズン終了まで吉田体制で」と明言したにもかかわらず、あっさり解任となると、組織として崩壊していると言わざるを得ない。だからこそ、「三木谷さんが介入していたほうがまだマシ」となるわけだ。

「アツさん(三浦SD)は現役時、とても熱い人で、後輩たちから慕われていた。そのアツさんが、吉田さんにあんな仕打ちをするなんて……。アツさんが変わったのか、三木谷さんのプレッシャーがすごいのか。いずれにしろ、こんなアツさん見たくなかった」(サッカー関係者)

 神戸が抱える闇は、まだまだ深そうだ。

(文=TV Journal編集部)

ヴィッセル神戸よりも末期? ”金満クラブ”浦和レッズの病巣とは?

 5月28日、浦和レッズのオズワルド・オリヴェイラ監督が解任された。鹿島アントラーズを率いた際にはリーグ3連覇、YBCルヴァンカップや天皇杯などタイトルを6度も獲得し、名将と評されたオリヴェイラ監督が、である。

 2018年に浦和の監督就任後も、1年もかからずに天皇杯優勝をもたらすなど結果を残したが、なぜ解任されてしまったのか?

 今季の浦和はACL(アジア・チャンピオンズリーグ)こそラウンド16に進出しているものの、リーグ戦は4連敗を喫し、14節終了時点で5勝3分6敗の10位に。浦和経営陣は、リーグ戦での成績を重く見て電撃解任したと声明を発表したが、実際のところはどうなのだろうか?

「一番の理由は、オリヴェイラ監督のスピリットと浦和というクラブの色が合わなかったことが挙げられます。オリヴェイラ監督は外部に敵を作り、内側をまとめます。鹿島時代がその最たる例で、審判やリーグ批判を繰り返し、ある試合後には通訳が涙ながらに『なぜ鹿島に不利な判定ばかりするんだ』と叫んだこともありました。その監督の熱に、『俺たちも頑張ろう』と選手たちが結束していく。ですが、鹿島でその手法を散々使っているため、浦和で同様のパフォーマンスをしても、『あぁ、こういうパターンなんだ』で終わってしまう。オリヴェイラ監督は求心力を高め、フィジカルサッカーで勝利を重ねるタイプですから、その掌握がうまくいかないと結果が出ない。それを見切ったのではないでしょうか」

 首都圏から離れた鹿島とは違い、浦和は東京のベッドタウンでもある。都内に住む選手たちも多く、鹿島と浦和では、生活からして色が違う。これが地方のクラブならば、鹿島の二番煎じでもうまくいったかもしれない。さらにいえば、監督と選手のマッチングの問題もある。

「オリヴェイラ監督が結果を出した時の鹿島は、勝利至上主義の選手が多かった。一方で今の浦和に在籍する選手たちは、現在コンサドーレ札幌を指揮し、攻撃サッカーで旋風を巻き起こしているミハイロ・ペトロヴィッチ監督の申し子が多い。彼らは、サッカーそのものに楽しみを求めている。審判や相手選手に敬意を払い、美しいサッカーを見せる半面、勝負弱さがある。そんな選手たちとオリヴェイラのサッカーが合うはずがない。ペトロヴィッチの戦術から、オリヴェイラの戦術にかじを切ったフロントが、一番の問題です」(同)

 ヴィッセル神戸のように、オーナーである三木谷浩史会長の独裁に問題があるのならば、ある意味で病巣ははっきりしている。

 だが、浦和の場合、経営陣はサラリーマンばかりで、数年後にはほとんどがクラブを去る。にもかかわらず、クラブ創設以来、同じ問題を抱え続けている。途中、サッカー界からGMを引っ張ってきて任せても、数年後にはスクラップされる。ビルドされることなく、積み上がらなかった石の残骸が浦和には散らばっている。今回でいえば、オリヴェイラ監督を就任させるならば、選手を総入れ替えするくらいの決断をフロントは行うべきだった。

 そういった背景を見ると、神戸よりも浦和のほうが末期に思える。金満な2つのクラブが惨憺たる状況というのは、なんとも皮肉なものである。

(文=TV Journal編集部)

ヴィッセル神戸低迷で現場に不穏なムード……サポーターは三木谷オーナーの介入に激怒!

 4月20日に行われた明治安田生命J1リーグ第8節、年俸総額40億円・日本版銀河系軍団と称されるヴィッセル神戸が浦和レッズ(埼玉)に0−1で敗れた。これでチームは現在11位(26日時点)となる。

 チームは17日に監督であるフアン・マヌエル・リージョの契約解除と吉田孝行の再登板、さらに元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの主将辞任が発表されたばかり。どうやら現場には不穏なムードが漂っているようだ。

「これで3季連続シーズン途中の監督交代となります。関係者の話では、このドタバタの要因はオーナーである楽天・三木谷浩史会長にあると評判です。かつてはスタメンのオーダーも直々にファクスで送りつけていたなんて言われるように、現場介入が盛んなようです」(スポーツ誌ライター)

 現場スタッフはもちろん、サポーターからも「実績がないんだから、運営に関してはともかく試合には口出ししちゃダメだろ」「前も口出しして降格しちゃったよね」といった非難の声が多数上がってしまった。

「三木谷オーナーの“口出し癖”は、大昔からあったこと。12年にもシーズン途中に当時監督だった和田昌裕が解任され、西野朗が招聘されるということがありました。これが現場の混乱を招いてしまい、その結果チームが低迷すると西野までもが解任されるという事態に。J2降格が決まると『全ての責任は私にあります』と述べた三木谷オーナーですが、これらの人事に関わっていたのは事実のようです」(同ライター)

 さらに、同じくオーナーを務めるプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルス(宮城)においても、現場介入の前科があるという。

「イーグルスでも、昨年監督を辞任した梨田昌孝や、デーブ大久保の下で打撃コーチを務めていた田代富雄が腹を立てて退団したことは有名ですね。古くは野村克也が監督だった時代から現場介入はあったようで、大久保に至っては『週プレNEWS』(集英社)の取材で現場介入を公言しています。他に引き受けてがいなかったこともあり、現在の平石洋介監督には大きな権限があるようですね」(同ライター)

 ちなみに三木谷オーナーがサッカーに夢中になっている間に、放置してある楽天イーグルスは現在パリーグ首位。情熱を傾け、お金も出し、スポーツにのめり込むのはいいことだが、それが結果に結びつくとは限らないようだ。

ヴィッセル神戸低迷で現場に不穏なムード……サポーターは三木谷オーナーの介入に激怒!

 4月20日に行われた明治安田生命J1リーグ第8節、年俸総額40億円・日本版銀河系軍団と称されるヴィッセル神戸が浦和レッズ(埼玉)に0−1で敗れた。これでチームは現在11位(26日時点)となる。

 チームは17日に監督であるフアン・マヌエル・リージョの契約解除と吉田孝行の再登板、さらに元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの主将辞任が発表されたばかり。どうやら現場には不穏なムードが漂っているようだ。

「これで3季連続シーズン途中の監督交代となります。関係者の話では、このドタバタの要因はオーナーである楽天・三木谷浩史会長にあると評判です。かつてはスタメンのオーダーも直々にファクスで送りつけていたなんて言われるように、現場介入が盛んなようです」(スポーツ誌ライター)

 現場スタッフはもちろん、サポーターからも「実績がないんだから、運営に関してはともかく試合には口出ししちゃダメだろ」「前も口出しして降格しちゃったよね」といった非難の声が多数上がってしまった。

「三木谷オーナーの“口出し癖”は、大昔からあったこと。12年にもシーズン途中に当時監督だった和田昌裕が解任され、西野朗が招聘されるということがありました。これが現場の混乱を招いてしまい、その結果チームが低迷すると西野までもが解任されるという事態に。J2降格が決まると『全ての責任は私にあります』と述べた三木谷オーナーですが、これらの人事に関わっていたのは事実のようです」(同ライター)

 さらに、同じくオーナーを務めるプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルス(宮城)においても、現場介入の前科があるという。

「イーグルスでも、昨年監督を辞任した梨田昌孝や、デーブ大久保の下で打撃コーチを務めていた田代富雄が腹を立てて退団したことは有名ですね。古くは野村克也が監督だった時代から現場介入はあったようで、大久保に至っては『週プレNEWS』(集英社)の取材で現場介入を公言しています。他に引き受けてがいなかったこともあり、現在の平石洋介監督には大きな権限があるようですね」(同ライター)

 ちなみに三木谷オーナーがサッカーに夢中になっている間に、放置してある楽天イーグルスは現在パリーグ首位。情熱を傾け、お金も出し、スポーツにのめり込むのはいいことだが、それが結果に結びつくとは限らないようだ。

リージョ監督辞任の原因はやっぱり三木谷氏? ビッグクラブ気取りのヴィッセル神戸に未来はあるのか

 またまたヴィッセル神戸の監督が交代となった。

 これで3季連続シーズン途中での監督交代、この1年半で3回も監督が替わっている。しかも、今回は神戸のオーナーである楽天の三木谷浩史会長が三顧の礼で迎えたスペインのフアン・マヌエル・リージョ監督を解任したから驚きだ。クラブからのリリースでは、「本人が成績に対して考える部分があり、辞任した」とされているが、監督辞任と同じタイミングで主将を辞任したルーカス・ポドルスキが意味深なツイートをするなど、真相はやぶの中である。

 いったい何があったのだろうか? サッカーライターに話を聞いた。

「リージョ監督は就任して半年がたったばかりで、5勝4分け4敗。神戸は常に上位争いをしてきたクラブではなく、“成績を気に病んで辞任した”というのは不可思議です。確かに今季も勝負弱いところはありましたが、それは三木谷会長がケガ明けのセルジ・サンペールを獲得してきてから。サンペールが先発した3試合で9失点と数字にも表れている。もしかすると、サンペールを使うようにという指示が監督にあり、そういった三木谷氏の現場介入に嫌気が差したのかもしれません」

 三木谷氏は、オーナーを務めるプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスでも、現場介入を行っている。2011年には、コーチ人事はもちろん、選手にレポート提出を命じたことをスポーツ紙にすっぱ抜かれた。

 神戸でも同様に現場介入を行っていたようで、「三木谷氏が現地観戦する御前試合で情けない試合をすれば、監督は解任される」というのがサッカー界の通説となっていた。三木谷氏のこういった振る舞いは、サッカー界では普通のことなのだろうか?

「レアルマドリードのフロレンティーノ・ペレス会長やチェルシーのロマン・アブラモヴィッチ会長などは、現場に介入ことで知られています。一方、監督は介入を嫌がりますから、不協和音が生じ、交代させられる。でも、それはリーグ戦で優勝争いを常に行うような常勝チームでの話です。監督希望者はいくらでもいますし、どんな監督が来ても、すぐに戦術にフィットできる世界的スター選手がそろっている。チームが結果を出すからこそ、会長が独裁者でいられる。しかし、神戸はそもそもJリーグですら優勝争いに絡めていないのに、頻繁に監督交代を行っても強くなりません。そこから脱却するために、長期的な展望でリージョ監督を招聘したと思っていたのですが……」(同)

 今回の辞任を受け、後任には前監督の吉田孝行氏が就任。チームの総責任者である三浦淳寛スポーツダイレクターは、今季終了まで吉田体制を続けると明言した。

 だが、その約束が反故にされたとしても、もはや誰も驚かない。吉田監督の後に、世界No.1の監督が就任し、半年で解任されたとしても「あぁ、またか」で終わるだろう。もはや三木谷氏が会長兼監督になるしかない。そんな皮肉すら聞こえてくる。

(文=TV Journal編集部)

Jリーガー“泥沼民事訴訟”の行方……セカンドキャリアを暗転させる「投資トラブル」の罠

 サッカーJ1リーグ・ヴィッセル神戸DFの伊野波雅彦が、今シーズン限りでJ2・アルビレックス新潟を退団・現役引退したMFの梶山陽平に民事訴訟を起こされたことがわかった。

 昨年8月、伊野波は友人の実業家が運用する「月利7%」という高配当を謳った投資に、「大丈夫だから」「万が一の時はオレが保証する」などと、梶山を勧誘。当初は配当はあったものの、今年6月以降は配当が停止。伊野波は梶山に「元本は必ず(実業家から)返させる」と請け合い、実業家に対応を迫ったが、「投資リスクが顕在化して配当できない」と主張され、返金を拒否されてしまう。そのうち実業家と音信不通となり、事態が改善されないまま、梶山が投資によって2,500万円を失ったとして損害賠償を請求する裁判を起こした、というのが事の次第。

「伊野波は2014年のブラジルW杯代表、梶山も2008年の北京五輪代表に選ばれるなど、いずれも国内では屈指の好選手でした。同い年で、かつて在籍したFC東京ではチームメイトとして仲がよかった2人が、金銭をめぐって争いを繰り広げてしまうのは、本当に残念です」(サッカーライター)

 最近は、Jリーガーの投資トラブルが相次いでいる。

 先頃、女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」の建設・管理に関わるスマートデイズが経営破綻し、シェアハウスのオーナーへの賃料が未払いとなる事態が、スルガ銀行の不正融資とともに発覚して、世間を騒がせた。被害に遭った多くの個人投資家が悲鳴を上げる中、昨シーズンにJ1・ベガルタ仙台で現役引退したFWの平山相太も、このシェアハウスに投資して損害を被っているという。

「被害額は1億円以上と聞いています。超高校級プレーヤーとして注目を集めたものの、プロ入り後は尻すぼみとなり、早すぎる引退を余儀なくされた平山としては、これから長い人生の生活設計を考えると、大きな痛手です。物心ついた頃からサッカーしかしてこなかったため知識もないのに、投資に手を出してしまったのが、運のつきでしたね。伊野波と梶山にしてもそうです。月利7%なんて、あり得ないほどの高配当な上、投資に“絶対”はないのに、ウサン臭い儲け話に安易に乗ってしまう。彼らに投資リテラシーがないのは明白です」(同)

 もっとも彼らとて、好きで投資話に乗ったわけではないだろう。現役引退後の生活を考えると、やむにやまれぬ気持ちだったに違いない。

「Jリーガーの収入はプロ野球選手に比べて、決して高額ではないですからね。プロ野球選手の平均年俸が3,826万円であるのに対し、J1プレーヤーが2,313万円(ともに17年)。しかも、プロ野球は外国人選手を除いた数字ですが、J1は外国人を含んでいますから、日本人Jリーガーの収入はもっと低いはず。代表選手でも、Jリーガーの最高年俸は槙野智章(浦和レッズ)の1億円どまり。年俸数千万円の代表選手なんて、ゴロゴロしていますよ。加えて、現役引退年齢が平均26歳と、Jリーガーの選手寿命は短い。現役時代に稼いだお金を引退までにできるだけ増やしておきたい、と思うのは人情でしょう」(同)

 くだんの裁判は、第1回口頭弁論が4日に東京地裁で開かれた。友人の実業家に“広告塔”として利用された可能性が高い伊野波だが、実業家に対する債権回収に巻き込まれた不当な訴訟であり、法的責任は一切ないとして、裁判所に請求棄却を求めている。

 今後の展開が注目されるところだ。

イニエスタ“32億円移籍”実現濃厚も「神戸の選手ではプレーを感知できない」可能性が……

 サッカーのスペイン代表で同国1部リーグ、FCバルセロナから今季限りで退団することを発表したMFアンドレス・イニエスタが、J1ヴィッセル神戸入りする可能性が報じられている。

 報道によると、その契約内容はなんと3年契約で年俸2,500万ユーロ(約32億5,000万円)。バルセロナはインターネット通販大手で神戸を運営する楽天とスポンサー契約を結んでいるが、契約交渉には同社の三木谷浩史会長兼社長が関わったという。

 イニエスタといえば、バルセロナの中心選手として、欧州チャンピオンズリーグで4度の優勝のほか、リーグ優勝など数々のタイトル獲得に貢献した現代サッカー界最高峰の名手。スペイン代表としても、2010年の南アフリカW杯決勝戦では、母国の初優勝を決める決勝ゴールを挙げた。そんなトップ中のトップ選手が果たして、サッカー辺境の地である日本へやって来るものだろうか?

「当初は、中国スーパーリーグ・重慶力帆への移籍がささやかれていました。これだけの年俸を出せるのは、欧州のメガクラブ以外では中国しかありませんからね。しかし、重慶力帆がイニエスタの移籍説を否定したことから、今回の神戸への移籍報道が浮上しました。イニエスタ側から三木谷さんへ売り込みがあったとの報道もあります。確かに楽天の資本力からすれば、三木谷さんの“ツルの一声”で32億円もの年俸を捻出することは容易でしょう。しかし、今季の神戸のチーム総年俸額は17億2,290万円。その倍近くの金額をイニエスタ1人にかけるのは、いくらなんでもバランスを失しているし、経営的にもペイできないですよ」(サッカーライター)

 ちなみに神戸の総年俸額は、J1の18クラブの中で1位の数字。2~4位の川崎フロンターレ、名古屋グランパス、鹿島アントラーズが11億円台であることを見ても突出している。これは、昨年獲得した元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキの年俸6億円が影響している。だが、今季の神戸のリーグ順位は10位(5月6日時点)と、中位に沈んでいる。この高額年俸の元ドイツ代表の加入が、成績に結びついていないのが実情だ。

「イニエスタが加入したとしても、“宝の持ち腐れ”になる可能性が大です。もちろん、彼の実力に疑いはありません。加齢による体力の衰えはあっても、依然としてパスやドリブルなど世界でも1、2を争う技術の持ち主です。しかし、同じバルサのリオネル・メッシのように、得点力に優れているわけではない。イニエスタの最大の持ち味は、超絶技巧で時間やスペースを作り出すことによってチームがボールを円滑に回し、ゲームを支配すること。ただ、それも一流選手ぞろいのバルサだからこそ生きる能力なんです。能力的にはるかに劣る神戸の選手では、イニエスタのパスやスペースメイキングを感知できない、という場面が頻発するでしょう。それにイニエスタ自身、これまでバルサ一筋で、能力の低い選手たちとのプレー経験がないため、加入したとしてもストレスをためるのでは。もっとも、あれだけの選手ですから、ポドルスキへのラストパスの供給源といった、限定的な効果は見込めるかもしれません。しかし、それだけのために32億円もかけるのは、合理的とは言えないでしょう」(同)

 楽天関係者のコメントとして、「獲得濃厚」との報道もあるが、だからといってイニエスタの神戸移籍が実現すると断ずるのは早計だ。移籍時期になると、関係者らが有利に交渉を進めるために不確定な話をメディアにリークするのは、この世界の常識。実際、神戸移籍説の一方で、オーストラリアへの移籍も取り沙汰されている。

 しかし、それでも日本のサッカーファンとしては、イニエスタのJ移籍に期待で胸が躍るに違いない。

イニエスタ“32億円移籍”実現濃厚も「神戸の選手ではプレーを感知できない」可能性が……

 サッカーのスペイン代表で同国1部リーグ、FCバルセロナから今季限りで退団することを発表したMFアンドレス・イニエスタが、J1ヴィッセル神戸入りする可能性が報じられている。

 報道によると、その契約内容はなんと3年契約で年俸2,500万ユーロ(約32億5,000万円)。バルセロナはインターネット通販大手で神戸を運営する楽天とスポンサー契約を結んでいるが、契約交渉には同社の三木谷浩史会長兼社長が関わったという。

 イニエスタといえば、バルセロナの中心選手として、欧州チャンピオンズリーグで4度の優勝のほか、リーグ優勝など数々のタイトル獲得に貢献した現代サッカー界最高峰の名手。スペイン代表としても、2010年の南アフリカW杯決勝戦では、母国の初優勝を決める決勝ゴールを挙げた。そんなトップ中のトップ選手が果たして、サッカー辺境の地である日本へやって来るものだろうか?

「当初は、中国スーパーリーグ・重慶力帆への移籍がささやかれていました。これだけの年俸を出せるのは、欧州のメガクラブ以外では中国しかありませんからね。しかし、重慶力帆がイニエスタの移籍説を否定したことから、今回の神戸への移籍報道が浮上しました。イニエスタ側から三木谷さんへ売り込みがあったとの報道もあります。確かに楽天の資本力からすれば、三木谷さんの“ツルの一声”で32億円もの年俸を捻出することは容易でしょう。しかし、今季の神戸のチーム総年俸額は17億2,290万円。その倍近くの金額をイニエスタ1人にかけるのは、いくらなんでもバランスを失しているし、経営的にもペイできないですよ」(サッカーライター)

 ちなみに神戸の総年俸額は、J1の18クラブの中で1位の数字。2~4位の川崎フロンターレ、名古屋グランパス、鹿島アントラーズが11億円台であることを見ても突出している。これは、昨年獲得した元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキの年俸6億円が影響している。だが、今季の神戸のリーグ順位は10位(5月6日時点)と、中位に沈んでいる。この高額年俸の元ドイツ代表の加入が、成績に結びついていないのが実情だ。

「イニエスタが加入したとしても、“宝の持ち腐れ”になる可能性が大です。もちろん、彼の実力に疑いはありません。加齢による体力の衰えはあっても、依然としてパスやドリブルなど世界でも1、2を争う技術の持ち主です。しかし、同じバルサのリオネル・メッシのように、得点力に優れているわけではない。イニエスタの最大の持ち味は、超絶技巧で時間やスペースを作り出すことによってチームがボールを円滑に回し、ゲームを支配すること。ただ、それも一流選手ぞろいのバルサだからこそ生きる能力なんです。能力的にはるかに劣る神戸の選手では、イニエスタのパスやスペースメイキングを感知できない、という場面が頻発するでしょう。それにイニエスタ自身、これまでバルサ一筋で、能力の低い選手たちとのプレー経験がないため、加入したとしてもストレスをためるのでは。もっとも、あれだけの選手ですから、ポドルスキへのラストパスの供給源といった、限定的な効果は見込めるかもしれません。しかし、それだけのために32億円もかけるのは、合理的とは言えないでしょう」(同)

 楽天関係者のコメントとして、「獲得濃厚」との報道もあるが、だからといってイニエスタの神戸移籍が実現すると断ずるのは早計だ。移籍時期になると、関係者らが有利に交渉を進めるために不確定な話をメディアにリークするのは、この世界の常識。実際、神戸移籍説の一方で、オーストラリアへの移籍も取り沙汰されている。

 しかし、それでも日本のサッカーファンとしては、イニエスタのJ移籍に期待で胸が躍るに違いない。

神戸・ポドルスキも清水・デュークも大困惑! Jリーグ“シミュレーション容認文化”の時代錯誤

 Jリーグ加入直後こそ苦しんだものの、徐々にフィットし、12試合で5得点とまずまずの結果を残しているヴィッセル神戸のルーカス・ポドルスキ。だが、とある日本人Jリーガーたちの慣習に、いまだに違和感を拭えないようだ。

 それは、シミュレーションである。

 先週25日に行われた天皇杯準々決勝の鹿島アントラーズ戦。コーナーキックのポジション取りで鹿島の小笠原満男につかまれたため、ポドルスキは「つかまれているよ」と両手を広げて主審にアピールする。そして、主審が目を向けた瞬間に、小笠原がポドルスキの手の脇から手を出して、味方ゴールキーパーの顔に触れた。

 スローリプレイを見ないと、ポドルスキの腕がゴールキーパーの顔に当たったように見え、主審もポドルスキに警告を与えた。しかし、実際は小笠原の右手が当たっている。つまり、えん罪で警告を受けてしまったのだ。

 この小笠原の行為に対し、試合後、ポドルスキは「Yellow card funny moments in Japan…(日本で不思議なイエローカードをもらった)」とツイート。

 同様に清水エスパルスのミッチェル・デュークも、14日に行われたJ1リーグ第29節のジュビロ磐田との静岡ダービー後、味方の松原后が高橋祥平を押し倒したということで受けたレッドカードに対し、「I can’t stand play acting had to play second half a man down!(私は演技に我慢ならない)」とツイートしている。

 日本人選手たちは、相手のシミュレーション・演技に言及することはあまりないが、なぜ外国人選手たちは怒りを覚えるのか? サッカーライターに聞いた。

「欧米、特に欧州ではシミュレーションに厳しい目があります。例えば、ウルグアイ代表のルイス・スアレスですが、南米でプレーしているときは、シミュレーションなどに言及されることはありませんが、欧州リーグではメディアやファンに『演技が多い』とバッサリ切り捨てられています。しかし、日本では、そういった風潮がなく、むしろシミュレーションもプロフェッショナルな技術の一部とされている。小笠原は演技をしたり、相手を挑発することが多い選手ですが、それをたしなめる報道がされることはない。欧州ではありえない風潮が、外国人選手たちをイラ立たせているのかもしれません」

 独ブンデスリーガでは、選手たちが自らのファウルを自己申告することが増えている。イングランドプレミアリーグでは、試合後に映像確認ができれば、シミュレーションに2試合の出場停止処分が科されることになった。

 フェアプレーに進む欧州とは対極的に、相手を陥れる行為が散見されるJリーグ。日本人ファンは、韓国や中国を「フェアプレーがないカンフーサッカー」と揶揄しているが、日本もさして変わらないのが実情のようだ。
(文=TV Journal編集部)