“世間”に嫌われると有罪——『リーガルハイ』が暴く、ソーシャル時代の“世間”の怪物性

<p> 『リーガルハイ』(フジテレビ系)は勝つためなら手段を選ばない性格が最悪の弁護士・古美門研介(堺雅人)と、真面目な性格の弁護士・黛真知子(新垣結衣)が主人公の法廷ドラマ。2012年に放送された第一期(当時の名称は『リーガル・ハイ』)の続編に当たる作品で、今回は、争いを好まない人たらしの弁護士・羽生晴樹(岡田将生)が古美門のライバルとして登場した。<br /> </p>

『ショムニ2013』風の“寒い”演出で、『半沢』どころではない『リーガルハイ』

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『リーガルハイ』(フジテレビ系)公式サイトより

 今回ツッコませていただくのは、10月9日にスタートした『リーガルハイ』(フジテレビ系)。

 もともと前作が好評だったことに加え、夏の大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)の堺雅人が主演ということから、『半沢』の視聴者なども「新規」として多数取り込めるのではないかという期待がされていた。

 しかも、半沢の決めゼリフ「やられたらやり返す」のパロディ「やられてなくてもやり返す」のセリフを入れてくる大胆不敵さも予告されたため、放送開始前に話題になり、間違いなくヒットするだろうと思われた。結果、初回視聴率は、関東地区で21.2%、関西地区で23.1%(ビデオリサーチ調べ)と好調な滑り出しである。

『リーガルハイ』初回21.2%も、視聴率急落の「フジの逆倍返し」を予想する声

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『リーガルハイ』(フジテレビ系)公式サイトより

 今世紀放送ドラマの中で最高視聴率を獲得し、社会現象にまでなった、堺雅人主演ドラマ『半沢直樹』(TBS系)。その興奮冷めやらぬ中、堺主演の『リーガルハイ』第2期(フジテレビ系)が、9日からスタート。初回視聴率21.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、視聴者からは「半沢効果だ」との声が上がっている。

「昨年4月から放送された『リーガル・ハイ』第1期の平均視聴率は12.47%でしたから、やはり、『半沢直樹』の視聴者を多く取り込めた結果でしょうね。フジはTBSに頭が上がらないのでは」(芸能ライター)