第1回「細谷正充賞」受賞式 高名書評家が選ぶ“2018年で一番面白かった本”とは!?

 21日、第一回細谷正充賞の受賞式が都内で行われ、評論家の細谷正充さん、作家の幡大介(ばん・だいすけ)さん、真藤順丈(しんどう・じゅんじょう)さん、西條奈加(さいじょう・なか)さんらが出席した。

 細谷さんは1963年生まれの評論家で、歴史小説やミステリーなどをエンターテインメント作品を中心に、書評・解説を数多く執筆している文芸評論の第一人者で、主な編著書に『歴史・時代小説の快楽 読まなきゃ死ねない全100作ガイド』、『井伊の赤備え 徳川四天王筆頭史譚』(ともに河出書房新社)、『名刀伝』(角川春樹事務所)など。自宅にはなんと15万冊もの本を所蔵しているという。

 細谷さんに賞設立の経緯を伺うと、「この出版不況の中、従来の仕事をしているだけでいいのかと疑問に思った。世の中には面白い本がたくさんある。みんなで読もうぜ、と。作家と読者を結びたい」と思いを語った。

 歴史小説『騎虎の将 太田道灌』(徳間書店)で細谷賞を受賞した幡さんは、「説明が多いと他の評論家からメタメタに言われた。でも大河ドラマ用だから説明が多いのも当たり前かな」と笑いを誘った。

 受賞作は以下の5作。(順不同・敬称略)

『騎虎の将 太田道灌』上下巻(徳間書店)幡大介
『宝島』(講談社)真藤順丈
『無暁の鈴』(光文社)西條奈加
『完璧じゃない、あたしたち』(ポプラ社)王谷晶
『うなぎばか』(早川書房)倉田タカシ

 全国書店にて絶賛発売中。

悶絶撮影レポート!KMPの看板女優、佐倉絆ちゃんと沙月とわちゃんがアダルトVR初共演

 KMP(ケイ・エム・プロデュース)のミリオン専属女優である佐倉絆ちゃんと沙月とわちゃんがVRで初共演を果たす。ウィルチンチン監督が描くイチャラブ系作品で、男性が夢から覚めたらまさかの2人と共同生活中。そのうちにご主人様を巡って2人の取り合いがはじまってしまうというファンにはたまらないストーリーになっている。密着、囁き、キス、濃厚SEXが盛り沢山の内容になるといい、絆ちゃんは明るい姉貴分の女の子を、とわちゃんはおとなしく優しい妹タイプの女の子を演じる。

 2人の記念すべき初共演作品を誰よりも早く見たいと、そんな2人の初共演が行われている撮影現場におじゃましてきた。2人と対面すると、すでに仲良しでラブラブモード。撮影が始まると、アドリブを利かしあった息の合うエッチを展開。時に可愛く、時に激しく、声もいつもよりも気のせいか大きめ。ご近所様に2人の喘ぎ声が漏れてしまうのではないかとこちらが思わず心配になるほどの気合いの入り方だった。

 2人ともさぞ緊張しているのではと思っていたが、絆ちゃんのほうは終始リラックスした表情で、「特に緊張はないですよ。できる子だろうなと思っていたので何も考えずに来ました」とにっこり。とわちゃんのほうは「緊張しますよ。足引っ張らないかな、迷惑かけないかなって」と不安げな表情も見せたが、「でも、わたしも先輩に引っ張ってもらえるだろうなって思って、実は何も考えずに来たんです」と絆ちゃんに絶大な信頼を置いているようす。

 作品はカメラを前にほぼアドリブの演技。男優さんも加わるが基本はカメラに話しかけたり、カメラにキスを投げたりと主観作品と同じ手法の撮影。絆ちゃんは主観作品が少し苦手だとも告白。「プライベートはMなので、どちらかというと『ご主人様、攻めてください!』的なシチュエーションのほうが得意なんです」とため息。だが、撮影が始まると、そんな不安を吹き飛ばすような圧巻のパフォーマンス。とわちゃんも「臨機応変に出てくるアドリブ力がすごいなって思いました」と感心していた。

 絆ちゃんは撮影を終えると「主観は中途半端に終わるので、撮影後はエッチしたくなります。次の日は『エッチしたい!エッチしたい!』っていつも言っているんです」と照れ笑い。撮影時は随所でプロ根性も発揮。現場にはグミを持ち込んで食べていたが、「唾液を出したくて。絵的にも唾液を出したほうがいいでしょう?」と理由があって食べていると明かした。

 とわちゃんのほうはVRがこの作品で2作目の出演だったが、少しずつ慣れてきた様子。「撮影の流れでキスとかやるので、難しかった。常に不安。まだ自分のVRを見たことがないので一度見てみたい」と恐縮の表情。だが、こちらも周囲が驚くようなプロ根性を発揮。撮影が始まると絆ちゃんも思わずうなるような大胆な演技を披露した。「いろいろ気を遣ってくれたりしてすごくやりやすかった」と絆ちゃんは大満足の表情。「とわちゃんがレズを解禁したら、濃厚な絡みをやってみたいかも」と話すと、とわちゃんも嬉しそうな表情。「絆ちゃんと共演できて嬉しかったです。また共演したいなって思いました。楽しかったです」とホッとした表情。

 絆ちゃんは「わたし、妹が欲しかったので、撮影中もこういう妹がいるといいなって真剣に思いました。KMPではしばらく専属がわたしだけだったので、とわちゃんが入ってきて嬉しかった。とわちゃんを見るときは親のような気分です」としみじみ。とわちゃんも絆ちゃんとの共演を終え、作品の仕上がりに自信たっぷり。「男性を二人が取り合うとってもぜいたくな内容になっていると思います。見る人が両手に花みたいな気分を味わえると思うので、ぜひ見て欲しいです!」とアピールしていた。

(撮影・文=名鹿祥史)

≪作品情報≫
『起きたらそこは可愛い二人の女の子が住む部屋 僕のことが好きすぎて止まらない甘えん坊の二人といちゃいちゃ生活。密着するほど興奮して喜ぶ二人に生中出しSEX!!』

作品詳細ページはこちら

 

和田アキ子と吉田沙保里は宇宙人だ! 島田秀平が手相で『X-ファイル』鑑定

 1993年からアメリカでTVシリーズが放送され、映画化もされた人気海外ドラマ『X-ファイル』シリーズの最新作『X-ファイル 2018』のDVD&ブルーレイが7月18日に発売される。芸人であり、手相をメインとした占い師としても活動する島田秀平もこのシリーズの大ファンだ。

 今回はそんな島田に『X-ファイル』の魅力を語ってもらうと共に、手相の知識を駆使して本シリーズの主人公で、FBI捜査官のフォックス・モルダーと、そのパートナーであり才媛・ダナ・スカリーの手相を予想してもらった。さらに過去に手相を見た芸能人たちの中から最も“人間離れ”した芸能人をピックアップしてもらい、『X-ファイル』度の高い芸能人を暴露。はてさて、どんな芸能人の名前が飛び出すのか……。

──島田さんは『X-ファイル』の大ファンだと聞きました

島田 小さい頃から恐い話が好きだったりオカルト的なものには興味があったんですけど、高校生くらいの時にこの『X-ファイル』が流行りだして、よく見ていましたね。全部本当のことなんじゃないかって思わせてくれるような内容で面白くて……。都市伝説とか陰謀論とかって、点と点が最後には線でつながっているって気付いた時に「うわぁ~!」ってテンション上がるような独特の魅力があるでしょう。『X-ファイル』についても同じような魅力を感じていたんです。

──『X-ファイル』が島田さんのその後の活動に与えた影響ってありますか?

島田 あるでしょうね。年末年始に手相をやったり、夏場に怪談をやったり、行楽シーズンにパワースポットを語ったりしていますからね。周りの芸人からはお前は何毛作なんだとよく冷やかされるんです。手相にしてもパワースポットにしても、ライブでよくやる都市伝説にしても、全部これ『X-ファイル』に入っている要素なんですよ。

──手相に関してはいろんな芸能人の方の手相を見ることがあると思うんですけど、それで相手のオカルト度を計ったりすることもあるんですか?

島田 この線がある人は霊感があるとか、そういう線がありますからね。たとえば、「グー」って左手でエドはるみさんみたいなポーズをやった時に、親指の第一関節に目の形のような曲線ができる人がいるんです。それは仏の眼と書いて「仏眼」という手相の線ですけど、これがある人は人間離れした眼を持っている、不思議なものを見られる力を持っているということなんです。ちなみに稲川淳二さんはその「仏眼」が二つあるんです。ダブル仏眼でかなり珍しい手相を持った人なんです。

──さすが稲川淳二さん……。

島田 さらに手の真ん中に十字が入ってくると、これは手相の世界では「神秘十字線」といって、神秘的な力に守られていて、非常に運の強い人。持っていると事故でも生き残ったりするような、先祖に守られている人なんです。これと仏眼の両方を持った場合を僕は『X-ファイル』線を持った人と表現しているんです。手相の線の数も重要で、それは心のアンテナの数に比例するって言うんですよ。線が多い人ほど感受性が豊か。いろんなものに気付きやすい。逆に線の少ない人は物事をシンプルに考えられる。切り替えのはやい人なんです。例えばプロ野球のバッターは線の少ない人が多いんです。キャッチャーで成功している人は線がむちゃくちゃ多かったりする。線が多い人の方が霊やUFOを見やすいとも言えるでしょうね。

──芸能人はやっぱり霊感の強い人が多いんでしょうか?

島田 そういう傾向はあると思いますよ。若いアイドルの子なんかは特に多いですよ。感受性が強いというのもありますけど、女の子の方が霊感が強い子が多いですね。

──感じる力も重要なんですね。ちなみに女の子が多いと仰られましたけど、エッチな女の子の方が霊感が強いというのはあるんですか?

島田 そうとも言えるかもしれませんね。でもその話しだすと、『X-ファイル』じゃなくて「セックスファイル」の話になっちゃいますよ(笑)

──そんな話をちらっと聞いたことがありまして……。

島田 まあ、ちょっと話がそれてしまいますけど、手相に関して言えばこの線がエロ線なんですよ。これが強い人ほど合コンとかでお持ち帰りできる可能性が高いと言えるかもしれません。左手で言えば中指側が長いとS。薬指側が長いとMという傾向もあるんです。ちなみに「お持ち帰り線」というのもちゃんとあるんですよ。

──「お持ち帰り線」そんな線があるんですか?

島田 キャバクラに行った時は、この線を持った人を狙えばっていう線です。3つあって、これが揃っているといいんです。僕は「お持ち帰り3線」と呼んでます(笑)。1番が「浮気線」。2番が「スキャンダル線」。自由でいたいとかそういう感情を持っているということです。3番が「好き者線」。異性関係にルーズということです。誰とは言えないですけど、芸能人でもこれが綺麗に入っている方を時々見かけることがあります。

──この線がある人は霊感も強いかもしれないんですね

島田 でも、どうでしょうね。エッチな人は妄想力、想像力も強い人だと思うんですよね。あと、ちょっと女優気質。その世界にのめり込む力が強いと思うんですよ。でも霊は“死”。セックスは“生”。真逆の存在でもあって、さまぁ~ずの三村マサカズさんは若い頃に女の幽霊が出てきたんですけど、「うわっ」って思いつつもあまりに可愛いのでお尻を触っちゃったんです。そしたら幽霊が消えたっていう経験をされています。幽霊に対しては下ネタが撃退法として聞くと言うんです。下ネタは“生”に直結することなので。

──手相を見ていろんなことがわかると思うのですが、ご自身と相性がいい人なんてのもわかったりするんですか?

島田 今までいろいろ見てきて、この人自分と相性いいなって一番思った方は泉ピン子さんです。本番前に楽屋にあいさつに言っただけなんですけど、その2分間でめちゃくちゃ意気投合して、「秀平ちゃん、番号交換しようよ!」って。今メル友になっています。ピン子さんはご結婚されていますけど、もし何十年前かに出会っていたら、なんかあったかもしれないですね。そのことはご本人様にもお伝えしています。

──占っていて、島田さんの目から面白い手相ってどんな手相なんですか?

島田 『X-ファイル』に絡めて言えば、「この人、宇宙人じゃないか」って思うような手相を持った人に会うことがあるんです。

──手相を見て、宇宙人?

島田 はい。芸能界でもいますよ。アッコさん(和田アキ子)とか。頭脳線という線があるんですよ。それはその人の考え方を表す線なんですけど、その長さは考える時間に比例するんです。長ければ賢いとか、短いとバカだとかそういうことじゃないんです。長い人は熟考型、短い人は直感型。極端に短い人はやっぱり宇宙人なんじゃないかって思いますよ。具志堅用高さん、ガッツ石松さん、鈴木奈々ちゃんがそれです。それよりさらに短いのがアッコさんなんです。芸能界最短。宇宙人だけじゃなくて獣人、UMAの可能性も感じるほどです。ちなみにドナルド・トランプが手を振っているところを拡大して手相を見たことがあるんですけど、トランプは長いです。トランプは覇王線といって、億万長者の線も入っているし、人気線も長いんです。

──勉強になります。

島田 生命線で宇宙人度を計る場合もあります。生命線の内側にもう1本線が入っている人がいるんです。内側にもう1本あると、二重生命線。普通の人より2倍パワフル、スーパーマンな人だということなんです。で、稀になんですけど、3本入っている人がいるんです。これが黒柳徹子さん、谷繁元信さん、金本知憲さんです。これが地球人での限界でしょうね。でも、そう思っていたらレスリングの吉田沙保里さん、この人は4本も生命線があった。これはもう間違いなく宇宙人だって思いました。何万人も見てきましたけど4本あるのは吉田さんだけなんです。

──ほかに面白い手相ってありますか?

島田 手相のどの本にも載っていないんですけど、手に星の形をした線がある人がいるんですよ。これは「ソロモンの星」という珍しい線なんですけど、時代を動かすような、歴史を動かすような人なんです。これがくっきり入っていたのが競馬のジョッキーのミルコ・デムーロさんです。

──『X-ファイル』の主人公のフォックス・モルダーと、そのパートナーのダナ・スカリーの手相について島田さんの予想があるとのことですが。

島田 見たことはないけど、ドラマを見て、こういう手相だなという予想はできますからね。モルダーはきっとよちよち線というのを持っていると思うんです。子供の気持ちを忘れないという線です。あと、オタク線もあるでしょうね。自分が気になることを深く深く追求する線です。もうひとつは正義線でしょうね。これと同じ線があればあなたもモルダーです(笑)ちなみにスカリーはお見通し線があるでしょうね。物事の本質を見極めようとする線です。あとボランティア線。実際に2人の手相を見て、いつか2人の相性なんかも手相の観点から検証してみたいですね。

──最後に改めて『X-ファイル』の魅力を教えてください

島田 今は激動の時代で、インターネットもあって、昔と違っていろんな情報も入ってくるようになりました。『X-ファイル』の世界観はもしかしたら今の時代こそ刺さるかもしれないと思っているんです。こういう時代だからこそ、表で報じられることに疑いをもって、その裏にあるものを覗いてみる必要がある。この作品の中にこそ今の時代を生きるための本当の答えが眠っているかもしれませんね。
(取材・文・撮影=名鹿祥史)

●日本初上陸『X-ファイル 2018』

好評デジタル配信中
7月18日(水)ブルーレイBOX&DVDボックス発売/ DVDレンタル開始

詳しくはこちら
http://video.foxjapan.com/x-files/2018/

短冊に「デカチンがほしい!」 人気セクシー女優大集合の『みりおん町内会 七夕まつり』が開催

 AVメーカーのK.M.Produceが開催する人気AV女優オフ会「みりおん学園祭」の派生イベント『みりおん町内会 七夕まつり』が7日、都内で開催され、K.M.P専属女優の“きずぽん”こと佐倉絆ちゃんを筆頭に、阿部乃みくちゃん、南梨央奈ちゃん、浜崎真緒ちゃん、大槻ひびきちゃん、波多野結衣ちゃん、北川エリカちゃん、麻里梨夏ちゃん、きみと歩実ちゃん、あおいれなちゃんが出席。「水着展開ショー」や「わいわいゲーム対決」「ラジコン対決」など様々な催しでファンとの交流を楽しみました。

 いつもの「学園祭」から今回は「町内会」となったことで、初参戦の女優さんもたくさん。

 開場前に楽屋を覗くと“世界のハタノ”こと 波多野結衣ちゃんや“ひびやん”こと大槻ひびきちゃんなど大物女優がずらり!しかも声をかけると、写真撮影にも優しくノリノリに応じてくれた。

 広い会場にはいくつものブースが設けられ、前半戦、後半戦に分かれてそれぞれのブースに女優陣が待機。開会式の後は集まったファンと「黒ヒゲ危機一髪」「ダーツ」「ブーブーケツミントン」「ミニ卓球」「ぐらぐらゲーム」などのゲーム対決をスタートさせました。集まったファンは女優陣とのゲームを楽しむだけでなく、カメラを手に各々に記念撮影を楽しんだり、お気に入りの女優さんとのコミュニケーションを楽しんだり。

 会場の一角には笹も用意され、そこには女優陣がそれぞれ自分の思いを書き込んだ短冊がずらり。「変態な彦星が空から降ってきますように」(きみと歩実ちゃん)ほか、「お金がほしい、デカチンがほしい、仕事もっとほしい、努力が実りますように」(麻里梨夏ちゃん)など書いてあることも期待を裏切らないぶっ飛んだものばかり。ちなみに浜崎真緒ちゃんは短冊に「今日来てくれた人が幸せになりますように」と優しいメッセージを書いていました。その一方、大槻ひびきちゃんは「波多野のお金で焼き肉食べたい」……。

 水着展開ショーでは特設ステージに一人ずつ女優さんが登場。着ていた浴衣をはらりと脱いで大胆水着に変身してのフォトタイム。可愛いポーズからお色気たっぷりのポーズまで、サービス精神たっぷりのショーで観客を魅了。ファンのシャッターリクエストにも快く応じるなど、参加者も大喜び。

 阿部乃みくちゃんはゲームや水着ショーを終え、充実の表情。「みなさんと一緒に楽しくお祭りができてすごく嬉しいです! ずーっと出させてもらえて、しかも今回はメンバーも新しくなって、楽しかった」とにっこり。大槻ひびきちゃんは「なかなかこんな大人数のイベントはないのでまた出たい」と次回参戦に意欲を見せ、波多野結衣ちゃんも「初参加ですけど、こんなにゲームを本気でやると思っていなかったです。ファンと触れ合う系のイベントはオフ会以外なかなかないんです。わたしはこういうイベントが大好き。また誘って欲しいです」と満足そうな表情でした。

 閉会式ではきずぽんが「今回は町内会長にさせられちゃってびっくりしちゃったけど、新たなメンバーで楽しかった。またぜひやりたいです。これからもミリオンをよろしくお願いします!」とあいさつ。きずぽんはここで1本締めならぬ50本締めを決めて場内を驚かせ、イベントは大盛況で終了。会場の想像以上の盛り上がりに女優陣もみんな嬉しそうな表情でした。次回の開催が待ち遠しいです。

(取材・文=名鹿祥史)

●KMP公式サイトはこちら
http://www.km-produce.com/

マニアによるマニアのためのスニーカー「DRAGON BEARDウルトラセブンモデル」に男たちが熱視線!

 中野ブロードウェイといえば、サブカルのメッカとして知られるショッピングモール。プラモデル、コスプレ、同人誌など、様々なマニアグッズを求めてオタクたちが押し寄せている。そんなブロードウェイに店舗を構えるスニーカーブランド「DRAGON BEARD」のショップ「ドラゴンヘッド中野店」には、男子たちによる黒山の人だかりが……。彼らのお目当ては、真っ赤なスーツを着た、誰もが知る有名人。ウルトラセブンが登場すると、男たちからは熱い歓声が巻き起こり、エメリウム光線のポーズを決めると、店内は歓喜に包まれた!

 1967年~68年にかけて放送されたウルトラセブンは、今年、誕生から50年のメモリアルイヤーを迎えている。DRAGON BEARDでは、そんな、日本を代表するヒーローをモデルにしたウルトラセブンモデルのスニーカーを発売。ウルトラセブンになぞらえて、7月7日、ドラゴンヘッド中野店で先行販売が行われた!

 1年がかりで開発されたウルトラセブンモデルでは、2種類のデザインを展開。ウルトラセブンのシルエットを刺繍したモデルにはウルトラ警備隊のロゴが配置され、インソールにはロゴとウルトラアイがプリントされている。一方、テレビ放送時に誰もが脳裏に焼き付けたタイトル画面のマーブル模様をモチーフにしたモデルには、ウルトラセブンの横顔やDRAGON BEARDのロゴがさり気なく配置されており、ウルトラセブンファンならずともその履き心地を楽しむことができるようになっている。

 両モデルとも、スニーカーの箱や包み紙に至るまでオリジナルデザインが施されており、まさにファン垂涎の逸品! また、スニーカー「おまけ」として、オリジナルデザインのソックスがプレゼントされており、こちらもファン心理をくすぐらずにはいられない。いったい、なぜ、DRAGON BEARDでは、口うるさいマニアたちの心を鷲掴みにすることができたのか? 実は、社内に熱狂的なウルトラセブンデザイナーがおり、ファンの心をいちばんよく知る彼女の存在が、成功の鍵となったという。

 では、そんなDRAGON BEARDでは、いったいなぜウルトラセブンモデルの開発に至ったのだろうか? その裏側には、日本のスニーカー文化を変えようという気概が見えてくる。

 

「日本にスニーカー文化が広がっているのに、日本ブランドのスニーカーはほとんど存在しません。ファッションの先端都市として東京を楽しむ外国人観光客も多いのに、足元は海外ブランドばかりなんです。『DRAGON BEARD』では、そんなスニーカーの現状に挑戦したいと考え、日本から発信することにこだわってきました。その意味で、日本を代表するキャラクター『ウルトラセブン』のモデルをつくることは、とても自然な流れだったんです」

 特撮界に革命を巻き起こした大傑作・ウルトラセブンとガッチリ手を組んだ、スニーカーブランドDRAGON BEARD。日本が生み出した両雄が、世界の足元を変えていく日も近いだろう。

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【7月17日】ムー編集長、佐藤健寿、韮澤潤一郎、岩井志麻子らが集結!「X-ファイル」の超常現象を検証する激ヤバイベント! 残席僅か

 伝説的海外ドラマの新シーズン『X-ファイル 2018』デジタル配信&ブルーレイ・DVDリリース記念! 超常現象をテーマにした世界的大作と、日本を代表するオルタナティブメディア「TOCANA」による夢のコラボ企画が帰ってきた!

★チケット購入はコチラ★

TOCANA presents
あなたの知らない「X-ファイル」の真実に迫る!
不滅の最先端オカルト大審問 2018
Supported by X-FILES

【ゲスト出演者】
韮澤潤一郎(超常現象研究家)
三上丈晴(月刊『ムー』編集長)
岩井志麻子(作家、タレント)
佐藤健寿(写真家)
長浜之人(キャン×キャン)
酒井萌衣(女優、元SKE48)
角由紀子(TOCANA編集長)

●場所: 新宿ロフトプラスワン
●時間: 7月17日(火) OPEN 18:30 / START 19:30
●チケット: 前売 ¥3,500 / 当日 ¥3,700 ※要1オーダー(500円以上)
コチラもチェック→ http://www.loft-prj.co.jp/schedule/plusone/91821

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 各界を代表する超大物たちを招聘し、20世紀FOXの人気ドラマ「X-ファイル」で描かれてきたUFO・UMA・陰謀・魔術・心霊・カルトなど、科学では解明できないこの世のミステリーを語り尽くします!

【来場者への超豪華お土産も!】
・ イベント記念(アポカリプスを生き抜くための)特製サバイバルグッズ5点セット
・ イベント記念モバイルバッテリー
・ イベント記念ボールペン
・ イベント記念Xファイル
・ 「X-ファイル 2018」第1話+α 収録DVD

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 僕らはいつも“真実”を見誤っている! 「わかった」とされていることだけを盲目的に信じる、こんな世の中に誰がした!! 無知という罪を一切合切のタブー無しでぶった斬り、飼い慣らされてしまった思考をもう一度解き放つ! あなたのプリミティブな欲求に応える超常現象の最先端、オカルト再生(ルネッサンス)のはじまりを高らかに告げる驚天動地のスペシャルイベントを見逃すな!

※ 撮影・録音などは禁止とさせていただきます。また、開場時のご自分の席以外の席取りはご遠慮ください。
※ 営利を目的としたチケットの転売は固くお断り致します。転売されたチケットの場合、入場をお断りする場合もありますのでご注意ください。
※ チケットの整理番号順でのご入場となります。
※ チケット整理番号「181」以降のお客様は19:10からのご入場となり、立ち見席または2階席のご案内となります。ご了承ください。

【PR】ジャニーズ情報はサイゾーだけに任せておけない!? 「Jトピ!」がオープン!

 7月2日、ジャニーズ好きの編集者・ライター有志によって運営するジャニーズ情報サイト「Jトピ!」がオープンしました。

 ジャニーズアイドルのファンによる・ファンのためのニュースサイトとして、彼らの最新言行や、ファンの間で話題になった事柄、ファン活動に役立つ豆知識など、ジャニーズアイドルを楽しく・明るく応援できる情報をお届けします。

ジャニーズファンが気軽に集えるサイトを目指し、今後は掲示板の設置やアンケート企画も行っていく予定です。お楽しみに!

■Jトピ! http://j-topi.com/

■こんな記事があります

・嵐・二宮和也、木村拓哉からの“バースデーサプライズ”に大感動!
http://j-topi.com/201806/110

・KinKi Kidsは“売れる芸人”がわかる!? 「ゆりやん」「ひょっこりはん」の次は?
http://j-topi.com/201806/128

・コンサート裏でマネジャーが急遽嵐メンバーを引き留めた“○○事件”とは!?
http://j-topi.com/201806/315

・炎上しがちな結婚ネタで、個性とファン的な大正解を両立させた中丸雄一のアイドル力
http://j-topi.com/201806/336

・初めて「味スタ」に行くジャニオタ必見! サッカーファンが教える“マル秘攻略法”
http://j-topi.com/201806/114

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巨乳の彼女は欲しくないか? ミリオン専属の沙月とわちゃんが、君のバーチャル恋人に!

 2月9日に『新人 沙月とわAVデビュー』で女優デビュー。KMP(ケイ・エム・プロデュース)のミリオン専属女優として3月からたて続けに作品を発表し、(最新作は6月8日『沙月とわ Gカップボディ オイルマッサージ性感痙攣アクメ』)バスト90cmGカップのボディとその美貌で世間を騒がせている沙月とわちゃん!

沙月とわ公式サイトはコチラ

 このたび、ついにバーチャルリアリティVR「アダルトVR」の世界にも進出するということでその撮影現場に潜入してきた。

 20歳にして経験人数たったの1人。清楚で透明感のあるお嬢様タイプでありながら、いざエッチに突入すると感度がよく、おっぱいは特に敏感。見た目からは想像できない喘ぎっぷりですっかりファンの心を鷲掴みにしてしまったとわちゃん。

 デビュー時に取材した際には、その初々しさと謙虚さがなんとも愛らしく映ったが、キャリアを順調に積み重ね、そろそろこなれてきて素の部分も出てくるかなと思いきや、この日も撮影現場では緊張の面持ち。現場の片隅で申し訳無さげに立っているけなげなとわちゃんを見て、その清楚感にまたしてもキュンキュンさせられてしまった。

 とわちゃんが緊張していたのは、この日が初めてのVR撮影だったから。VRのヘッドセットをかぶるだけで、360度どちらの方向を向いても迫力ある3D空間が楽しめるこのVR。「アダルトVR」は、今やAV界の人気のジャンルの一つだ。見る人は男優さんの目線から、女優さんとの疑似体験に浸ることができる。撮影方法としてはAVの主観ジャンルと近いのだが、360度映すとあって機材も撮影の手法も少し特殊。とわちゃんが緊張していたのも仕方がない。

 主観ジャンルの撮影はすでに経験済みとのことだが、慣れないVR撮影を前に心境を聞いてみると、「VRの映像の見本を見せてもらったりしたんですけど、自分が男の人の視点になって楽しめて、すごいなって。わたしがカメラの前で動いて演技しないといけないので、頑張ろうって思っています。まだまだ不慣れでできないところが多いので」と照れ笑い。

 今回の撮影内容は恋人とのラブラブ生活を描いた作品になるとのことだが、「わたし自身、ラブラブするのは好きなんですけど、なにしろ奥手なので……。今回の撮影は妄想の世界に浸って、バーチャルのキャラクターになりきって頑張ろうって」と、とわちゃん。「見る人がわたしを本当の恋人に思ってくれるような作品になればいいなって」と意気込み。

 VRのヘッドセットはプライベートでは所持していないというが、実はとわちゃん、ものすごくアニメが好きだといい、大好きなアニメのキャラクターとのバーチャル体験を経験したくて購入を計画しているとのこと。

 撮影前にインタビューをすると「VR欲しいんです!」とにっこり。「『機動戦士ガンダムSEED』のイザーク・ジュールが大好きなんです。『きしゃまー』って。ギルバート・ドュランダル議長も変態そうで魅力的」とニヤニヤ。

 撮影自体は最初こそ緊張していたものの、進むにつれてどんどん攻めの姿勢。アドリブなセリフもコツを掴んでくるとすっかり流暢に。最後は清純とわちゃんがすっかり崩れて大胆に変貌。スタッフも驚きの演技で周囲を圧倒していました。

 ヘッドセットをつけるだけでとわちゃんが君だけのバーチャル彼女に変身するぞ!
(取材・文=名鹿祥史)

●今すぐKMPのホームページで詳細をチェック!!

作品詳細ページ/http://www.km-produce.com/works/kbvr-008
沙月とわ公式HP/http://www.km-produce.com/towa_satsuki

映画評論家・町山智浩が“最前線の映画”を語る! 「淀川長治さんのような映画人生は難しい」後編

 映画評論家の町山智浩氏に新作洋画を語ってもらうインタビューの後編。町山氏の著書『「最前線の映画」を読む』(インターナショナル新書)の中でも白眉といえる遠藤周作原作、マーティン・スコセッシ監督の『沈黙-サイレンス-』(16)にまつわるエピソード、ハリウッドの「♯Me Too」運動、さらには多忙を極める町山氏のこれからについても聞いてみた。

──『沈黙-サイレンス-』は若い司祭ロドリゴと棄教した元司祭フェレイラをめぐる歴史ドラマですが、360年前の2人の関係にスコセッシ監督とその師エリア・カザン監督の関係が投影されているという町山さんの指摘にはハッとさせられました。

町山 スコセッシは赤狩りの際にハリウッドで裏切り者扱いされたエリア・カザンの名誉を回復させようと、ずっと頑張ってきた人です。『沈黙』の脚本も、最初はエリア・カザンの息子に脚本を書かせようとしたんです。でも、残念なことにカザンの息子の書いた脚本はいいものには仕上がらなかった。

──よかれと思って、カザンの息子に仕事を振ったら、逆に大変なことに?

町山 結局、『沈黙』の脚本は別の人が書いて、スコセッシ自身がかなり手を加えることで完成したんですが、カザンの息子からスコセッシは訴えらえてしまいました。裁判にスコセッシは勝ったんですが、カザンのためを思ってやったことが逆の結果を招いてしまったというね。非常に残念なエピソードなんですが、そのことでスコセッシがカザンのことをずっと想っていたことが分かったんです。

──『沈黙』の主人公のように、スコセッシも葛藤を抱えていたわけですか。

町山 そういうことですね。もともと『沈黙』はクリスチャンだった遠藤周作が、イエズス会から破門されたままだったロドリゴの名誉を回復させようと小説にしたものでした。でも遠藤周作が書いた『沈黙』を当時のカトリック教会は認めず、禁書処分にしてしまった。逆効果になってしまったんです。それが今回、スコセッシが映画化し、ヴァチカンで上映され、ようやくロドリゴの名誉が360年ぶりに回復したわけです。僕も長崎で殉教者たちを悼む碑はいろいろと見たのですが、信仰を棄てて生き延びた人たちを慰めるものは何もなく、ずっと背教者のままなんです。だからスコセッシは歴史的に見ても、大変なことをやり遂げたんです。

──すごい! 宗教や法律が救えなかった人を映画が救ったんですね。

町山 日本もそうですが、米国も含め、世界はどの国もダメ人間には厳しいじゃないですか。映画だけですよ、ダメな人間に優しいのは。映画は多くのダメな人たちを救ってきた。だから、僕は映画が好きなんだと思うんです。僕は『ゴジラ』(54)が大好きで、もう何百回も観ていますが、何万人もの人を殺したであろう怪獣ゴジラに対して、志村喬だけはゴジラを殺すことに反対するんです。ゴジラを救おうとする志村喬の想いに加担できるのは、映画だけでしょう。これがTVドラマだと、すごく叩かれると思います。大量殺戮者であるゴジラに同情するなんて、とんでもないと。映画だけですよ、犯罪者に共感をこめて描くことが許されるのは。

──映画の主人公が品行方正な人間ばかりだったら、息が詰まります。我々の行き場所はどこにもなくなってしまう。

町山 そうですよ、どこにも逃げ場所がなくなってしまう。それでも最近は映画も叩かれるようになってきています。「ヤクザ映画なんて許せない」とか言い出す人がいる。『ラ・ラ・ランド』(16)の叩かれ方もひどかった。主人公の女の子エマ・ストーンはジャズ奏者のライアン・ゴズリングを捨てて、金持ちと結婚するんですが、「あの女はビッチだ!」と叩かれている。何を言ってんだよと(苦笑)。

──ビッチな女こそ、映画の中では輝きを放つのに!

町山 (笑)。最近はね、世間の道徳から外れていると、すぐにバッシングの対象になってしまう。困ったものですよ。

■大きく変わろうとしているハリウッド

──米国西海岸在住の町山さんに、最新のハリウッドの動向についてもお聞きできればと思います。「♯Me Too」運動で、映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン、俳優のケヴィン・スペイシーらが告発されましたが、今後ハリウッドはどう変わると町山さんは見ていますか?

町山 ハリウッドはずっとセクハラ問題を隠蔽してきましたが、今後は無理です。日本ではあまり報道されていませんが、『ラッシュアワー』(98)などを監督したブレッド・ラトナーはセクハラで女優たちから訴えられ、永久追放になっています。『ユージュアル・サスペクツ』(95)の監督ブライアン・シンガーも恐らく、もう表には出てこられないでしょう。

──『X-MEN』シリーズはもう作られない?

町山 ブライアン・シンガーの手からは、完全に離れることになると思います。ディズニーのアニメ部門のトップであるジョン・ラセターでさえ、セクハラを治す研修を受けるという名目で半年間休業させられています。ラセターはワインスタインよりも大物です。ウディ・アレンも厳しいでしょう。グレタ・ガーウィックやティモシー・シャメラらが、「彼の作品に出たことを恥じている」と出演料を返したり、女性運動に寄付したりしています。ウディ・アレンの監督作は新作『A Rainy Day in NewYork』(18)が恐らく最後の作品になりそうです。

──ハリウッドは新しい時代への節目を迎えているようですね。

町山 リドリー・スコット監督を先日インタビューしたんですが、「芸術と人間性はまったく関係ないんだ」と話していました。昔からクズな人間がすごい芸術を生み出すことは多々あったと。でも、その作品に出ないことも、また自由なんだと。難しい問題です。もうひとつ、今回ハリウッドでいちばん問題になっているのは男女の賃金格差についてです。リドリー監督の『ゲティ家の身代金』(公開中)はミシェル・ウィリアムズ主演なんですが、脇役のマーク・ウォールバーグのほうが遥かに高いギャラをもらっていたため、このことが大問題になった。主演のミシェルのほうが拘束期間は長いし、物語の主人公なのに、ウォールバーグのほうが何百倍もの高額ギャラを受け取っているのはおかしいと。男優と女優とのギャラがあまりにも違いすぎ、その理由も明確に示されていないわけです。ウォールバーグは今回のギャラは「♯Me Too」運動に寄付せざるをえなくなった。これからは男優と女優のギャラの均等化が進んで、女性を主人公にした作品が多くなるでしょう。パティ・ジェンキンス監督の『ワンダーウーマン』(17)が大ヒットしたことで、それまでハリウッドではほぼ0%だった女性監督もかなり増えるはずです。ハリウッドが大きく変わることは間違いありません。

──最後の質問です。淀川長治さんのようなメジャーな映画伝道師の存在を求めている日本の映画ファンは少なくないと思います。町山さんは淀川さんの後継者になろうという考えはありますか?

町山 娘が大学に入ったので、これからは仕事をスローダウンしてもいいかなと思っているところなんですよ(笑)。スキューバダイビングもやりたいですし、ロシアやアフリカなど海外も回ってみたい。淀川さんは映画にすべてを捧げた人生を送った方。六本木のホテルで暮らし、テレビ朝日と映画試写室を回ってずっと映画を観続けるという生活。淀川さんのノートには、小さな字でびっしりと映画についてのメモが書かれていたそうです。淀川さんと同じような人生を歩むことは無理です。映画以外にも好きなことが多い僕は、そんな偉大な人にはなれません(笑)。

──ハリソン・フォードを取材した際、「君は映画を見過ぎだ」と町山さんは言われたと聞いていますが。

町山 いやいや、正確には「映画以外にもやるべきことがあるだろう」と言われたんです(笑)。人生は映画以外にもやるべきことがいっぱいあるんじゃないのかと。確かにハリソン・フォードは自家用飛行機を操縦して、人命救助などもしていますしね。映画スターのハリソン・フォードから、すごいこと言われちゃったなと(笑)。淀川さんにはなれませんが、面白い映画をいろいろと紹介していくつもりです。これから米国に戻って、また映画を観る生活を送ります。

(取材・文=長野辰次)

●町山智浩(まちやま・ともひろ)
1962年東京都生まれ。「宝島」「別冊宝島」などの編集を経て、95年に「映画秘宝」(洋泉社)を創刊。97年より米国に移住し、現在はカリフォルニア州バークレイ在住。「週刊文春」「月刊サイゾー」ほか連載多数。著書も『「最前線の映画」を読む』(インターナショナル新書)、『今のアメリカがわかる映画100本』(サイゾー社)ほか多数あり。

【特別番組】町山智浩スペシャルトーク「町山智浩が暴く『最前線の映画』の暗号」
6月下旬~7月中旬、BS10スターチャンネル「映画をもっと。」(毎日20時放送ほか)枠内、および7月1日(日)夕方5:40ほかインターバルにて無料放映。

【特集企画】町山智浩が暴く『最前線の映画』の暗号
7月3日(火)~16日(月)夜9時ほか、BS10スターチャンネルにて連日放送(全12作品)【※各映画の本編前と本編後に、町山氏による解説を合わせて放送します】

http://www.star-ch.jp/saizensen/

『ブレードランナー2049』~Kが追い求めた「噴水」~
『エイリアン:コヴェナント』~アンドロイドはオジマンディアスの夢を見る~
『ラ・ラ・ランド』~狂気が開ける扉~
『ドント・ブリーズ』~「8マイル」の真実~
『沈黙-サイレンス-』~三百六十年後の「ゆるし」~
『LOGAN/ローガン』~世界の終わりの西部劇~
『ベイビー・ドライバー』~なぜ彼はベイビーと名乗るのか~
『ダンケルク』~偽りのタイムリミット~
『ムーンライト』~「男らしさ」からの解放~
『ワンダーウーマン』~戦う『ローマの休日』~
『メッセージ』~宇宙からのライプニッツ~
『アイ・イン・ザ・スカイ』~ドローンという「レッサー・イーヴル」~

映画評論家・町山智浩が“最前線の映画”を語る! 「淀川長治さんのような映画人生は難しい」前編

 政治から文学、コミック、アートに至るまでの豊富な知識と鋭い分析力で人気の映画評論家・町山智浩氏。今年2月に発売された著書『「最前線の映画」を読む』(インターナショナル新書)をベースにしたトーク番組「町山智浩が暴く『最前線の映画』の暗号」が、6月下旬から「BS10スターチャンネル」で無料放送されることが決まった。さらに7月には『ブレードランナー2049』『ダンケルク』(ともに17)、『沈黙-サイレンス-』(16)といった『「最前線の映画」を読む』で取り上げた新作洋画12本が、町山氏の解説つきで同局にてオンエアされることに。番組収録では紹介しきれなかったネタや「♯Me Too」運動で揺れるハリウッドの最新情勢について、町山氏に語ってもらった。

──ハリウッド映画を中心にヒット作&話題作12本を町山さんがセレクトし、各映画の前解説&後解説する「BS10スターチャンネル」の特集企画。淀川長治さんが解説を務めた『日曜洋画劇場』(テレビ朝日系)を思わせます。

町山 淀川さんが亡くなって、もう20年ですか。僕が子どもの頃、テレビでは洋画が毎日のようにオンエアされ、なかでも淀川さんが解説する『日曜洋画劇場』は楽しみでした。淀川さんの解説を聞くことで、映画の見方をいろいろと教わりました。そんな番組を僕もやってみたいなと思っていたんです。

──前解説に加え、後解説もあるのがポイントですね。

町山 淀川さんの後解説を聞いて、目から鱗が落ちることが度々ありました。でも、今の映画媒体ではネタバレに繋がるような解説はできなくなっています。その映画のテーマ性について掘り下げた解説をすると、ネタバレだと怒り出す人たちが多いわけです。パンフレットでなら許されるけど、雑誌で映画の核心部分に触れるような記事を書くとまぁ怒り出しますね。「ネタバレしやがって!」と。「映画秘宝」(洋泉社)でも、秘宝読者から「秘宝は買ったけど、(ネタバレ記事は)読まなかった」とか言われてしまう(苦笑)。昔、西部劇『シェーン』の名台詞「シェーン、カムバック!」を使ったCMがありましたけど、あのCMも今だったら「映画のラストシーンを使うなんて!」と大炎上するでしょうね(笑)。

■映画は観れば観るほど、面白みが増す

──『ブレードランナー』(82)の続編『ブレードランナー2049』は日本でもかなりの話題になりましたが、一度観ただけでは理解するのが難しいストーリーでした。『「最前線の映画」を読む』では、ウラジミール・ナボコフの小説『青白い炎』がこの難解な物語を解くヒントだと指摘されています。

町山 『ブレードランナー2049』を普通に観て、ロシアからの亡命作家ナボコフが関係するとは、なかなか気づきませんよね。僕も気づきませんでした(笑)。たまたまなんです。『ブレードランナー2049』が米国で公開された頃、『ブレードランナー』と『ブレードランナー2049』の脚本を書いたハンプトン・ファンチャーのドキュメンタリー映画が上映されていて、それで知ったんです。売れない俳優だったファンチャーは、SF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』の映画化権をもらいに原作者のフィリップ・K・ディックを訪ねたところ、ディックはファンチャーが同伴していた恋人のことを気に入って、映画化をOKしたんです。そして、ファンチャーの前の奥さんが、ナボコフの小説を映画化した『ロリータ』(62)の主演女優スー・リオンでした。スー・リオンを通して、ナボコフとディックは繋がるんです。

──『ブレードランナー2049』で任務を終えたライアン・ゴズリングが、心理チェックを受ける際の「高く白い噴水……」というフレーズ。あれは『青白い炎』からの一節なんですね。

町山 何度観ても、あの「高く白い噴水……」の意味だけはどうしても分からなくて、それでググってみたんです。「High 、White、Fountain」と。一発で、ナボコフの『青白い炎』だと分かりました(笑)。『青白い炎』は有名詩人の長編詩に、その詩人のストーカー的な評論家が前書きと膨大な注釈を付け足したパロディ構造の作品です。つまり、リドリー・スコット監督が撮った『ブレードランナー』を、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が撮った『ブレードランナー2049』は独自注釈してみせた映画なんです。『ブレードランナー』でルトガー・ハウアーが死ぬシーンで流れる音楽が、『ブレードランナー2049』でも最後に流れますし、同じことが繰り返されています。『青白い炎』を持ち出すことで、『ブレードランナー2049』の構造を仄めかしているんだと思います。

──『ブレードランナー』では、ハリソン・フォードは人間なのか、それともレプリカントかという大きな謎が残されていました。『ブレードランナー2049』で年老いたハリソン・フォードを見て、「あっ、やっぱり人間だったんだ」と思ったんですが……。

町山 ハリソン・フォードが人間かレプリカントかという謎は、『ブレードランナー2049』でもはっきりさせていません。ハリソン・フォードは人間にしては強すぎます。レプリカントであるライアン・ゴズリングをボコボコにしてしまいますからね(笑)。謎はあえて謎のまま残し、オリジナルの世界観をもう一度楽しもうというのが『ブレードランナー2049』だと言えるでしょうね。

──『ラースと、その彼女』(07)でラブドールと暮らすナイーブな青年を演じたライアン・ゴズリングが主演、エロティック・ホラー『ノックノック』(15)のアナ・デ・アルマスがヒロインという配役も、『ブレードランナー2049』の面白さじゃないでしょうか。

町山 映画って、たくさん観れば観るほど、また違った楽しみ方が増えていきます。人気俳優の過去に出演した作品のイメージを活かしたタイプキャストはハリウッド作品ではよく使われていますが、以前は日本映画でも多かったんです。三船敏郎と志村喬は黒澤明監督の『酔いどれ天使』(48)以降よく共演していますが、黒澤作品ではいつも志村喬が師匠、三船敏郎が弟子役。私生活でも2人は師弟関係でした。そういうタイプキャストは多かった。山本圭が出てくると、だいたい左翼の学生、藤田進は軍人役です(笑)。俳優が出てきただけで、観客はどんな役かだいたい分かったので、いちいち説明しなくてもよかったわけです。映画って、観れば観るだけ面白さが増していくものなんです。

──ドゥニ監督が撮ったもう一本のSF映画『メッセージ』は、地球に現われた宇宙人の言語を、言語学者のエイミー・アダムスが解読する物語。地味なSFですが、米国では1億ドル越えのヒット作。

町山 『メッセージ』は大々ヒットとは言えませんが、難しい内容ながら興行的に成功した作品です。SF推しではなく、シングルマザーの物語として推したのが良かったんでしょうね。僕の個人的な考えなんですが、17世紀の哲学者ライプニッツが唱えた「予定調和論」を知っておくと、『メッセージ』はより楽しめると思います。最近のSFはどれもパラレル・ワールドという考え方が常識になっていますが、ライプニッツが唱えた「予定調和論」は古くは古代ギリシア時代から「運命論」としてずっとあったもの。昔ながらの運命論、決定論を持ち出してきたところが、逆に『メッセージ』は新鮮だったんでしょう。

──『メッセージ』の原作は、テッド・チャンの短編小説『あなたの人生の物語』。新しい言語を学ぶことで、新しい世界観を身に付けるという哲学的な内容でした。

町山 言語によって、新しい能力が開発されるという物語は、けっこうSF小説には多いんです。サミュエル・R・ディレイニーの『バベル17』などがそうですね。時間を自由に行き来するというアイデアは、カート・ヴォネガットの『スローターハウス5』が元ネタだと言われていますが、テッド・チャンは「光の屈折」が『メッセージ』を書く上でいちばんのモチーフだったと語っています。光は空気から水に入るときに屈折しますがが、光の経路は最速のルートを辿るわけです。光はそのルートを事前に知っているように思える。そのことがヒントになったそうです。原作にあったこの部分は、映画ではうまく省いています。でも、映像化しにくい物語をよく映画にしたなと思いますよ。

■ノーランは“第二のスピルバーグ”にはなれない!?

──低予算ホラー映画『ドント・ブリーズ』(16)をはじめ、かつて自動車産業で栄えた街デトロイトは、米国映画では特殊な舞台としてよく取り上げられています。

町山 米国を代表する大都市だったデトロイトですが、完全におかしな所になってしまっているんです。実際にデトロイトまで行ってみたところ、すごいことになっていました。市の財政が破綻したため、街の中心部でも街灯が灯されていない状態。道路の信号さえ点いていないので、夜は完全な真っ暗闇なんです。『ドント・ブリーズ』の中でも言われていますが、警官の数が少ないので、事件が起きてから現場にパトカーが到着するまで1時間近くかかってしまう。発砲事件が起きても誰も助けてくれないし、犯人は警察が来るまでに逃げてしまう。消防署員も不足しているため、街のあちこちで火事が起きて、焼け跡だらけになっています。『ドント・ブリーズ』を撮ったフェデ・アルバレス監督は南米のウルグアイ出身なんですが、子どもの頃に未来のデトロイトを舞台にした『ロボコップ』(87)を観て「デトロイト、すげー!」と思ったそうですが、リアルに怖い街になっていたわけです(笑)。

──キャスリン・ビグロー監督の『デトロイト』(17)やクリント・イーストウッド監督&主演作『グラン・トリノ』(08)もデトロイトが舞台でした。

町山 『ドント・ブリーズ』は、『グラン・トリノ』が元ネタになっています。『グラン・トリノ』はイーストウッド演じる頑固ジジイが街のチンピラたちを成敗する話でしたが、『ドント・ブリーズ』は逆にチンピラの視点から描いたわけです。チンピラたちが泥棒に入った家には、実はイーストウッドみたいな無敵なジジイがいたという落語みたいなお話ですね(笑)。

──同じくデトロイトを舞台にした『イット・フォローズ』(14)、人種問題を題材にした『ゲット・アウト』(17)など、最近のハリウッドは新しいタイプの低予算ホラー映画が次々と生まれていますね。

町山 米国映画は昔から、低予算ホラーから新しいムーブメントや新しい才能が生まれてきたという歴史があるんです。昨年亡くなった『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(68)のジョージ・A・ロメロ、『悪魔のいけにえ』(74)のトビー・フーパーもそうですし、スティーブン・スピルバーグもデビュー作は『激突!』(71)という低予算のテレビ映画でした。主観映像で撮られた『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(99)は大ブームになりました。低予算ホラーから偉大な監督が生まれ、映画の革命も起きているんです。まぁ、その中でもスピルバーグは別格でしょう。あそこまでの存在は、そうは生まれません。クリストファー・ノーランはスピルバーグになろうとしているけど、ノーランのあの頑固さではスピルバーグになれないでしょうね。

──ノーランの話題が出たところで、『ダンケルク』について。戦争大作かなと思って観たら、戦闘機がたった3機しか飛ばないことに驚いてしまいました。

町山 ノーランはCGが大嫌いなんです。そこがスピルバーグとの大きな違い。スピルバーグにはそういうこだわりはない。『ダンケルク』に戦闘機が3機しか出てこないのは、第二次世界大戦時のスピットファイア戦闘機で今も飛べるものが3機しかなかったらなんです。

──CGを使えば、簡単に増やせるのに。

町山 ノーランは徹底して、CGを使いません。ノーランって単にぶっ飛んでる人なんですよ(笑)。CGを使わないことが許されているのは、ノーラン作品はあまりお金を掛けてないから。『ダンケルク』は戦争大作に見えますが、かなりの低予算で撮っています。海辺にいる兵士たちは動いているのは人間ですが、後はみんな段ボール紙です(笑)。だからノーランの作品は「どうせCGだろう」じゃない、「これ、どうやって撮ったんだろう」という驚きがある。僕が『ダンケルク』の取材でノーランに会ったときは、ヒッチコック監督の『海外特派員』(40)で大型旅客機が沈むシーンはどのようにして撮られたのかを、延々と説明してくれました。『海外特派員』の旅客機が沈むシーンの撮り方はよく分かったけど、それあんたの作品じゃないよねと(笑)。ノーランはスピルバーグにはなれない。でも、とても面白い監督であることには間違いありません。
(インタビュー後編につづく/取材・文=長野辰次)

●町山智浩(まちやま・ともひろ)
1962年東京都生まれ。「宝島」「別冊宝島」などの編集を経て、95年に「映画秘宝」(洋泉社)を創刊。97年より米国に移住し、現在はカリフォルニア州バークレイ在住。「週刊文春」「月刊サイゾー」ほか連載多数。著書も『「最前線の映画」を読む』(インターナショナル新書)、『今のアメリカがわかる映画100本』(サイゾー社)ほか多数あり。

【特別番組】町山智浩スペシャルトーク「町山智浩が暴く『最前線の映画』の暗号」
6月下旬~7月中旬、BS10スターチャンネル「映画をもっと。」(毎日20時放送ほか)枠内、および7月1日(日)夕方5:40ほかインターバルにて無料放映。

【特集企画】町山智浩が暴く『最前線の映画』の暗号
7月3日(火)~16日(月)夜9時ほか、BS10スターチャンネルにて連日放送(全12作品)【※各映画の本編前と本編後に、町山氏による解説を合わせて放送します】

http://www.star-ch.jp/saizensen/

『ブレードランナー2049』~Kが追い求めた「噴水」~
『エイリアン:コヴェナント』~アンドロイドはオジマンディアスの夢を見る~
『ラ・ラ・ランド』~狂気が開ける扉~
『ドント・ブリーズ』~「8マイル」の真実~
『沈黙-サイレンス-』~三百六十年後の「ゆるし」~
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