SMAP×椎名林檎×tofubeatsが照らし出す、国民的グループの「過去」と「未来」

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2月18日に54thシングル『華麗なる逆襲/ユーモアしちゃうよ』をリリースしたSMAP。

【リアルサウンドより】

 SMAPの「華麗なる逆襲」が、作詞作曲に椎名林檎を迎えてリリースされた。TOKIO「雨傘」や同じくSMAP「真夏の脱獄者」など、椎名林檎のジャニーズ仕事は少しまえから増えており、いずれもが良い仕事である。本作も、SMAPと相性抜群の良曲だ(フィッツジェラルドのパロディのようなパロディでないような曲名が謎ではあるが)。

 とは言え、本作で特筆すべきは、椎名林檎自身も仕事をともにしている村田陽一のアレンジである。4つ打ちのようなビートにストリングスとキーボードが入るフィリーソウル的なアレンジを中心にしつつ、テンションの高いホーンセクションが入る中盤には、ビッグバンド・ジャズの要素が入ってくる。間奏になって、背後で鳴っていたキーボードがラテンになっていくという遊び心も楽しい。そしてラストには、完全にリズムがジャズになって華やかに終わる。アレンジャーとプレイヤーの気合いが、よく伝わってくる。

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嵐『ARASHI BLAST in Hawaii』のコンサート演出に見る、圧倒的なエンターテイメント性とは?

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『嵐はなぜ史上最強のエンタメ集団になったか』

【リアルサウンドより】

 嵐のハワイツアーの模様を収めたライブDVD&Blu-ray Disc(以下BD)『ARASHI BLAST in Hawaii』を検証するこのシリーズ。振り付けについて検証した前週の記事【嵐『ARASHI BLAST in Hawaii』の振り付けに見る、トップアイドルとしての姿勢】に続き、今週は約8億円の制作費をかけたことでも大きな話題となった、その演出やステージセットを見てみたい。

 Disc1の冒頭、その大掛かりなセットを組む様子から映像は開始する。白を基調としたステージは高さ15〜20m、幅60〜80mくらいはありそうだ。中央には巨大なモニターが据えられ、サイドには5つのサブモニターが取り付けられている。これだけでもかなりの迫力だが、客席には線路が敷かれ、トロッコやムービングステージの準備もされている。これほど大規模なコンサート設営は滅多に見られるものではなく、開始前から嵐というグループのすごさが伝わってくる映像だ。

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Hey! Say! JUMP、多人数グループとしての新たな試み シャッフルユニットは何を生み出す?

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デビュー当初は少年だったHey! Say! JUMPも、いまや立派な青年たちに成長

【リアルサウンドより】

 Hey! Say! JUMPが4月29日にリリースした新シングル『Chau♯ / 我 I Need You』。その通常盤/初回プレスのDVDに収録された特典映像「ジャンジャン答えて!!ジャン!ジャン!JUMQ」にて、グループ内ユニットの発足が発表され、ファンの間で話題となっている。

 特典映像では、メンバーが「グー」「チョキ」「パー」のパネルで3つのユニットに分けられ、クイズに正解したユニットには次回のアルバムでMVが制作されるという。ユニットは、有岡大貴、八乙女光、薮宏太の3人組と、山田涼介、岡本圭人の2人組、知念侑李、中島裕翔、髙木雄也、伊野尾慧の4人組に分けられ、ゲームに勝利したのは先の3人組。また、ほかのユニットもそれぞれオリジナルの楽曲などを披露する予定だ。

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INKT・田中聖の新たな挑戦 元ジャニーズの“良き兄貴分”は再び輝けるか?

【リアルサウンドより】

 元KAT-TUNの田中聖がKOKI名義でボーカルを務める、ロックバンド「INKT(読み方:インク)」が、4月25日にセカンドミニアルバム『サイサリス』をリリースした。デビュー作となったファーストアルバム『INKT』から約半年。前作は、荒削りでほとばしるようなパワーが爆発しているような勢いあるヴィジュアルとサウンドが印象的だったが、今作は「サイサリス=ほおずき」をコンセプトに幻想的な世界観で魅了している。デビューから約半年。今年1月には東京、2月には大阪で単独ファーストライブを成功させ、バンドとしての一体感をさらに高めてきた印象だ。

 一方で、ジャニーズ事務所との度重なるルール違反の果てに、契約解除となった田中だけに、世間の眼差しはまだまだ厳しい。とあるインタビューで、今後の目標として世界を視野に入れた活動や、学園祭ライブで「若者に夢を与えたい」と発言するやいなや、「上から目線ではないか」「自分がルールを守らなかったのに…」などと、ネット上では批判の声も目立った。

 しかし、彼の本当の姿を知っている人であれば、こうした発言も納得のものだろう。ジャニーズ事務所にいたころの田中は、常に後輩たちから相談を持ちかけられる兄貴的な存在だった。デビューまでの厳しい道程を歩んでいたKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔には「自惚れろ」という言葉を贈ったこともある。また、Hey!Say!JUMPの山田涼介も「兄貴」と呼び、頻繁に連絡を取り合っていた仲だったというのも有名な話。

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関ジャニ∞が「ドーム」ではなく「アリーナ」を回るワケ 人気絶頂グループの次なる一手とは

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デビュー10周年を迎え、新たな試みに挑戦している関ジャニ∞。

【リアルサウンドより】

 関ジャニ∞が今夏、全国8都市24公演のイベントツアー「関ジャニ∞リサイタル お前のハートをつかんだる!」(7月18日~9月13日)を開催することを発表した。過去に3回行った5大ドームツアーとは異なり、収容1万人規模のアリーナ会場を巡り、ファンとの距離感を重視したツアーになるという。

 現在、テレビ番組では全曜日にレギュラーを持つなど(参考:関ジャニ∞がテレビ“全曜日出演”を達成 音楽番組から情報番組まで引っ張りだこの背景とは?)、その人気は絶頂に達している彼らが、いまのタイミングでドームではなく、あえてアリーナ会場を巡る狙いとはなにか。ジャニーズの動向に詳しい佐藤結衣氏は、次のように分析する。

「ジャニーズのグループは一定以上の人気を獲得するとドームツアーがメインになるのが基本的な流れで、それより小さい箱で開催することになった場合、人気が落ちてきたように映る場合もありますが、彼らの場合はもちろんそんなことはありません。彼ら自身が、10周年という節目で原点回帰をして、ファンに自ら会いに行きたいと言っているのは、きっと本音でしょう」

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嵐『ARASHI BLAST in Hawaii』の振り付けに見る、トップアイドルとしての姿勢

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『嵐はなぜ史上最強のエンタメ集団になったか』

【リアルサウンドより】

 嵐のハワイツアーの模様を収めたライブDVD&Blu-ray Disc(以下BD)『ARASHI BLAST in Hawaii』が4月15日に発売され、4月27日付のオリコン週間DVD&BDランキングでともに総合1位を獲得。DVDは初週28.2万枚、BDの方は25.8万枚とどちらも20万枚超え。BDの売上枚数は、自身が「音楽BD売上枚数」歴代1位記録を保持していた『ARASHI Live Tour 2013“LOVE”』(昨年7月発売)の累積売上15.6万枚を、発売1週目にして10万枚以上も更新し、音楽業界に新たな記録を打ち立てた。

 内容としてはDVD、BDともにDisc2枚組で、Disc1にはライブ本編が、Disc2には2日目の雨のコンサートのハイライトやドキュメンタリーが収められている。シンプルな構成で記念すべきハワイライブの空気感をそのままに収めた本作品は、ファンにも好評のようで、Amazonレビューでも好意的な意見が目立っている。

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Hey! Say! JUMPがアイドル路線に回帰した理由とは? キュートな新シングルから考察

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デビュー当初は少年だったHey! Say! JUMPも、いまや立派な青年たちに成長

【リアルサウンドより】

 Hey! Say! JUMPの通算14枚目のシングル『Chau♯/我 I Need You』が、4月29日に発売される。先がけて、スマートフォン・携帯電話向けショート音源と着うたの配信がスタートし、多くのファンがタイトルの「Chau♯(読み方:チャウ)」にかけて、「この曲、ハマっChau♯」や「JUMPをもっと好きになっChau♯」とつぶやき、話題になっている。

 今作の特徴は、「Chau♯」の歌詞にもある「甘フワ」な雰囲気。衣装も、パステルカラーで春らしく、白いフワフワがついた王冠をかぶるなど、夢の国の王子様風だ。また、CDジャケットのデザインはリボンや風船といった、女子が思わず「かわいい!」と飛びついてしまいそうなものをギュッと集めたイメージ。さらに、振りつけも手をクルクルと回しながらピョコピョコ跳ねたり、指をチュッとするしぐさがあったり、と実にキュート。アイドル好きにはたまらない作品に仕上がっている。

 Hey! Say! JUMPといえば「全員が平成生まれ」ということから、デビュー当時は、そのフレッシュさがフィーチャーされてきた。しかし、デビューからもうすぐ7年半。9人全員が成人を迎えた。その間に、メンバーの表現力は着実にアップし、激しくも息の合ったダンスや、大人数をいかした美しいフォーメーションなど、ライブではハイクオリティなパフォーマンスを披露してきた。

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“ジャニーズJr.黄金期”の再来なるか? 嵐、タッキー&翼、関ジャニ∞に続くスター候補を展望

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タッキー&翼はジャニーズJr.の黄金期を支えたグループの一つだ。

【リアルサウンドより】

 いまやジャニーズの中核を担うグループとして多方面で活躍する嵐、タッキー&翼、関ジャニ∞の3組。彼らが現在のジャニーズ人気を牽引していることは、もはや説明するまでもないだろう。

 そんな彼らは97~02年くらい、“Jr.黄金期”と呼ばれる時期にジャニーズJr.としてともに活動をしていた。そのため、現在も「もしかしたら嵐にタッキーが入っていたかもしれない」といった話が、ファンやメディアの間で語り継がれている。

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嵐の分析本がAmazon総合ランキング2位に! 現役ミュージシャンが「A・RA・SHI」の構造を分析

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『嵐はなぜ史上最強のエンタメ集団になったか』

【リアルサウンドより】

 嵐が日本一の男性アイドルグループとなった理由を、音楽性、演技・バラエティ、キャラクター、パフォーマンスという4つの視点から読み解いた書籍『嵐はなぜ史上最強のエンタメ集団になったか』が、4月16日から17日にかけて、全国書店やネット書店で発売した。同書はリアルサウンド編集部が制作を手がけ、青井サンマ氏、柴 那典氏、関修氏、田幸和歌子氏、成馬零一氏、矢野利裕氏など、嵐に詳しい気鋭の評論家・ライターが寄稿。嵐の魅力を多彩な角度から解き明かしている。

 本日、同書がAmazon.co.jpの“本のベストセラー”で2位にランクインしたことを受け、内容の一部を公開。東京を拠点に活動するバンド、トレモロイドのシンセサイザー・小林郁太氏が、嵐の名曲「A・RA・SHI」の構造を分析したコラムを掲載する。

・「A・RA・SHI」は黒っぽい“要素”を取り入れたポップス

 この曲の面白さは、構成とアレンジに注目するとよくわかりますので、まずは下のよう整理してみました。Aはラップ部分、Bは「Step by step」から始まる歌セクション、Cがいわゆるサビで「You are my SOUL! SOUL!」で始まるセクションです。( )内は代表的なパート、[ ]内はキー(全て長調)です。

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嵐はいかにしてバラエティ番組で活躍の場を拡げたか 萌芽期からサブカル期の足跡を辿る

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『嵐はなぜ史上最強のエンタメ集団になったか』

【リアルサウンドより】

 嵐が日本一の男性アイドルグループとなった理由を、音楽性、演技・バラエティ、キャラクター、パフォーマンスという4つの視点から読み解いた書籍『嵐はなぜ史上最強のエンタメ集団になったか』が、4月16日から17日にかけて、全国書店やネット書店で発売した。同書はリアルサウンド編集部が制作を手がけ、青井サンマ氏、柴 那典氏、関修氏、田幸和歌子氏、成馬零一氏、矢野利裕氏など、嵐に詳しい気鋭の評論家・ライターが寄稿。嵐の魅力を多彩な角度から解き明かしている。

 書籍の発売に先がけ、掲載記事の一部を紹介してきた同シリーズ。今回は、嵐がバラエティ番組でどのように活躍の幅を拡げてきたのかを、人気ライターの田幸和歌子氏が読み解いたコラムの前半を公開する。

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