ラグビー日本代表の快進撃に、サッカー関係者が戦々恐々!?「紳士すぎて困る!」

 ラグビーW杯で日本代表の快進撃が続いている。初戦でロシアから順当に勝利を奪うと、2戦目では世界ランキング1位(当時)のアイルランドに19-12で勝利するという、世界が驚く番狂わせを起こす。このアイルランドのスクラム、パワーに屈しなかったことは選手たちの自信となったのだろう。続く3戦目のサモア戦は、まさに横綱相撲で、スピードとフィジカルで圧勝した。

 2015年の前回大会がグループ戦術の力で耐え切った試合運びだったとすれば、今回は個の力と個人戦術の上積みにより、さらにレベルアップしたグループ戦術で相手を攻略しているといえる。それを証明するかのような試合になったのが、引き分け以上で史上初の決勝トーナメント進出となるスコットランド戦だ。

 スコットランドの特徴を分析し、中央で屈強なフォワード陣がアタックを連続し、空いたスペースをスピードのある選手たちが突破していく。日本の特徴であるスタミナを駆使した連動した攻撃で相手のスタミナを奪い、敏捷性でトライを奪う。戦術を遂行する個の力が際立った試合だった。

 充実した試合内容に、視聴率も呼応していく。開幕戦となったロシア戦は18.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった視聴率も、アイルランドに勝利したことで一般層に火がつき、サモア戦では32.8%に。そして、スコットランド戦では驚異の平均39.2%、最高53.7%をたたき出した。

 そんなラグビー日本代表が見せる快進撃に不安な顔を見せるのは、Jリーグ関係者たちだ。

「ラグビーとサッカーは兄弟関係にあるので個人的には好きなのですが、今回のラグビーW杯は素晴らしすぎて困ります。たとえば、海外のラグビーの試合では、サッカー同様、エキサイトしすぎた選手が乱闘を起こすようなシーンもあるのですが、今回のW杯では皆無。むしろ、審判の言うことをしっかりと守り、大げさに痛がって審判をだますような行為もありません。さらには、試合後はノーサイドが徹底していて、相手をたたえ合っている。本当に見ていてすがすがしい。

 一方のJリーグでは、選手は審判にかみつくし、ちょっとした接触でも大げさに痛がります。試合後はそれぞれのサポーターからブーイングの嵐。ヨーロッパではラグビーは紳士のスポーツで、サッカーは労働者階級のスポーツといわれてきましたが、今の日本でのラグビーとJリーグがそんな関係に見えてしまって……。無スポーツ派層は、Jリーグよりラグビーに魅力を感じる人が多いのでは?」(Jリーグ関係者)

 先日行われたカタールW杯アジア2次予選のタジキスタン戦でも、堂安律が相手のファウルをアピールするため、1分近く倒れていた。その堂安だが、何もなかったように90分間プレーを続けている。ラグビーでは、脳振とうを起こしながらもプレーし、審判がドクターを呼んで確認させているのに、なんと軟弱なアピールかと思ってしまう。

 また、とあるサッカーライターはJリーグの試合を「あからさまにファウルをしながら、あれほど執拗に抗議できるなんて。ストレスのすべてを審判にぶつける、あんなものを勝利への執念と呼ぶのなら、なおさら胸クソ悪い」とバッサリ切り捨てる。

 昨今、旧態依然のゴール裏サポーターたちの振る舞い(参照記事)が問題視されているが、そもそもでJリーグの選手たち自体が変わらないと、Jリーグに未来はないのかもしれない。

(文=TV Jorunal編集部)

リーチ・マイケルの顔マネは今後NGに? 「差別的表現」見直しで”ものまね番組”が変わる!?

 何かと「表現の自由」に関する議論に注目が集まっている昨今。お笑い界でも漫才コンビ・Aマッソがイベントでテニスの大坂なおみ選手に対して人種差別的発言をしたことについて謝罪したほか、漫才コンビ・金属バットのネタの内容についても差別的表現があると話題になった。

 さらに、10月12日放送の『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)では、ラグビー日本代表のリーチ・マイケル選手について、スタミナが必要なポジションを任せられているという意味で“ゴリラ”にたとえられると、MCの中居正広が“ビジュアルじゃないですよね?”とコメント。その発言が差別的なのではないかと指摘もされている。差別問題に詳しいメディア関係者はこう話す。

「Aマッソも中居も、差別的な意識は一切なかったとは思うんですが、いずれも外見的特徴をイジっているという構図。これは“ブラックフェイス”や外国人に扮する際の付け鼻がNGなのと同じで、外見的特徴をコメディーのネタにすること自体が問題視される。“表現の自由”うんぬんを抜きにして、人種差別的であると認識されます。“差別をしている意識はまったくない。ただ外見をイジっているだけ”なんていう言い訳は一切通用しない。仮に“差別を皮肉っているだけだ”という主張があったとしても、表現としては適切ではないと言えます」

 リーチ・マイケル選手の外見的特徴をイジるという意味では、レイザーラモンRGによる“顔マネ”についても“問題ありなのではないか”との指摘も。

「RGはラグビー日本代表のユニフォームを着て、口の周りを真っ黒く塗り、リーチマイケル選手のひげを表現しています。単純にトレードマークを表現しているということなのでしょうが、“外見的特徴をイジる”とも捉えられかねない。それこそ“ゴリラに似ている”が差別的ニュアンスを含むのだから、こちらの顔マネも微妙なところです。許容範囲ではあるかもしれませんが、できれば避けるべき表現と言えるのではないでしょうか」(同)

 そもそも“ものまね”には差別的表現は多いという現実がある。

「外見的特徴をまねることがほとんどなので、意識せずとも差別的な要素が含まれてしまうことが多々あります。外見を面白おかしくデフォルメすることについては、まさにルッキズムそのものだとも言えるでしょう。そういった点において、ものまね番組などはもっと表現に配慮していかなくてはならないはず。人種差別的表現はもちろんNGですが、“デブいじり”、“ブスいじり”、“ハゲいじり”、“チビいじり”などといったものについても同様です。“外見的特徴をイジることは少なからず差別的である”という認識を持つ必要があるでしょう」(同)

 多様性を認めるべき社会を目指すにあたり、これまでなんとなく許容していた潜在的差別表現をしっかりと見直す時期がきている。

ラグビーW杯「日本対南アフリカ戦」、新ドラマ初回を迎えるキムタクにとって最悪な展開も?

 ラグビー日本代表のW杯での活躍に日本中が熱狂している。

 10月13日に日本テレビ系で放送された「日本×スコットランド」戦は、初の決勝トーナメント進出がかかった試合の生放送とあって、平均視聴率は今年最高となる39.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。

 20日に行われる準々決勝の日本対南アフリカ戦はこれを上回る可能性もあるだけに、NHKは当初予定していたBS1での放送を取りやめ、地上波での生中継を決めた。

「スコットランド戦の裏番組では、『ポツンと一軒家2時間半SP』(テレビ朝日系)が視聴率16.4%と強かった一方、大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』は視聴率3.7%とワーストを更新しました。20日の『いだてん』は休止となりますが、選挙の開票以外で放送が見送られるのは初めてのことです」(スポーツ紙記者)

 NHKが地上波放送を発表したことで、戦々恐々となっているのがTBSだという。

「20日の21時から、局が総力を挙げてプッシュする木村拓哉主演のドラマ『グランメゾン東京』がスタートします。南アフリカ戦が始まるのは19時15分。ラグビーの試合時間は80分で、休憩とロスタイムを入れると1時間30分ほどですから、遅延がなければ何とかドラマの前には終わる計算になります。しかし、延長戦になった場合はさらに30分延びる。そこでも決着がつかなければ再延長戦、キッキングコンペティションと続き2時間30分以上かかります。ドラマの時間とラグビー中継がかぶれば、まさかの初回2桁割れとなる可能性も十分あり、ドラマ関係者は引き分けだけは勘弁してくれと思いっているでしょうね」(前出の記者)

 日本代表はキムタクにも強烈なタックルをかましてしまうのだろうか。

日テレ、ラグビーW杯スコットランド戦が39.2%の高視聴率で歓喜も“勝利”に落胆のワケ

 ラグビーワールドカップ2019日本大会の1次リーグ・プールAの日本対スコットランド戦が13日に行われ、日本は28-21で強豪国から大金星を挙げ、4連勝で同プール首位となり、史上初の決勝トーナメント進出を決めた。

 この試合は日本テレビが放映したが、視聴率は39.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)と驚異的な数字をマークし、同局内では歓喜の渦に沸いている。

 これまでの日本戦の視聴率は、初戦のロシア戦(9月20日、日本テレビ系)が18.3%、第2戦のアイルランド戦(同28日、NHK総合)が22.5%、第3戦のサモア戦(10月5日、日本テレビ系)が32.8%だった。スコットランド戦が、過去3戦の数字を大きく上回り、日本テレビとしては笑いが止まらない状況だ。

 ところが、日テレ編成部はスコットランド戦で高い視聴率を獲ったこと自体には喜んでいるが、勝って1次リーグを首位で通過したため、落胆の色が隠せないという。いったいなぜなのか。

「日テレが準々決勝で放映権を持っていたのは、19日に行われるプールAの2位対プールBの1位の一戦なんです。20日のプールAの1位(日本)対プールBの2位(南アフリカ)の試合の放映権を持っていたのはNHKです。20日は日曜ですが、NHKでは“お荷物番組”である大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』を休止して、総合チャンネルで放送することを即決しました。従って、日テレとしては日本がプールAを2位で通過するのを熱望していたようです。

 日本はスコットランド戦で勝つか引き分け、または負けてもボーナスポイント(BP)がプラス2なら首位で突破。負けても、日本がBPプラス1,スコットランドがBPなしなら2位通過でした。BP次第で1次リーグ敗退の可能性もあったため、日テレとしては勝利ではなく、負けてうまく2位通過になることを願っていたといいますから、勝利して首位での突破には本音では落胆しているようです」(スポーツ紙記者)

 20日、日テレは『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!秋の2時間SP』でNHKのラグビー日本戦に対抗するが、同日は『SMBC日本シリーズ2019第2戦 ソフトバンク対巨人』(TBS系)ともバッティングするため、日テレの苦戦は免れそうにない。

 とはいえ、日テレは日本が南アフリカとの準々決勝を勝ち上がった場合、その準決勝の放映権を有しているだけに、南ア戦での勝利を祈るしかなさそうだ。

ラグビー日本代表、スコットランド撃破の快進撃で芸能界にも意外な余波が!

 ラグビーワールドカップの日本代表が13日、前大会で敗れた“因縁の相手”であるスコットランドを28対21で撃破。破竹の4連勝で大会初の準々決勝進出を決め、大盛り上がりを見せている。

 日本代表の激闘を称える賞賛の声やエールが沸き上がっているが、ラグビーW杯における日本代表の快進撃が意外な形で芸能界にも影響を及ぼしているという。

「ラグビーW杯といえば、日本テレビが試合を生放送していますが、日本代表が準々決勝進出を決めたのを受けて、NHKが今月20日の準々決勝の南アフリカ戦を総合テレビで放送すること発表したんです」(テレビ誌編集者)

 当初、NHKは南ア戦が行われる時間帯、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」を放送する予定だった。こうした編成の変更の裏には何があったというのか。

「同ドラマは視聴率で大苦戦していますし、世間の関心を加味してNHKも決断したんでしょう。一方、日テレに関しては感動のスコットランド戦の試合終了直後、試合の余韻に浸りたい視聴者の期待をよそに、会場からの中継や選手のインタビューではなく、他番組の番宣をぶち込んだことで、一部視聴者から不評を買ってしまった。そういう意味では、20日の南ア戦での日テレとNHKによる視聴率争いにも注目したいですね」(同編集者)

 また、日本代表がベスト8に入り準々決勝進出を決めたことで、同日の試合中継と結果的に初回放送が“裏被り”してしまうのが、木村拓哉主演のドラマ「グランメゾン東京」(TBS系)だ。

「キムタクが天才フランス料理シェフに扮する同ドラマは、木村さんにとって令和初の主演ドラマ。それに加えて、共演には鈴木京香や沢村一樹、及川光博、Kis-My-Ft2の玉森裕太を配し、山下達郎が主題歌を提供、パリの有名三つ星レストランで撮影を行うなど、かなり力が入っている作品ですからね。連続ドラマにとって初回放送は重要な役割を果たすだけに、思わぬ“難敵”が登場した格好です」(スポーツ紙記者)

 芸能界も巻き込んだラグビーW杯の“場外戦”にも要注目だ。

中川家・礼二が披露したラグビー日本代表選手の「爆笑小ネタ」に拍手喝采!

「ピッ、ノックオン! 帝京ボール!」

 といえば、中川家・礼二おなじみのラグビー審判ネタだ。

 そんなラグビー大好き芸人の礼二が、10月12日放送の『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)で披露した選手情報に視聴者から拍手喝采が飛び交っている。

「翌日にラグビー日本代表が、W杯初のベスト8進出をかけた大一番、スコットランド戦を翌日に控えていることで、番組では『今からでも間に合う!観戦の楽しみ方』コーナーを企画。元日本代表の大畑大介氏とともに、礼二が登場し、そこでスポーツ紙に載らないような細かすぎる情報を披露したのです」(テレビ誌ライター)

 礼二が紹介したのは以下のようなもの。

「稲垣啓太は幼稚園のときに体重が40キロ。遊具の床をホッピングで踏み抜いたことがある」

「リーチ・マイケルは府中でニュージーランド風のカフェをやっていて、狭い厨房でたまにコップを洗っている」

「姫野和樹はすごい力があって、中学の頃に空手経験者の先生と腕相撲して勝った。負けた先生は右肘の靭帯を損傷した」

「田中史朗は『お前どこ小?』と、小学生に間違えられるのが嫌でヒゲをはやし始めた」

「田村優はたまたま東京駅の八重洲口で見かけて、東北新幹線のチケットを持っていたのに東海道新幹線の駅員さんに聞いていた」

「松島孝太朗は2週間に1回散髪します」

 これには視聴者も「礼二さんのラグビー小ネタが面白かった」「選手プチ情報が最高」「ラグビーに興味がなくても興味持てる」との称賛コメントがネット上で賑わうことに。

「中川家はラグビーネタを約25年続けてきている。その間には『わけわからんこと辞めろ』『ラグビーやってたんや、何がおもろいねん』と、外野からはいろいろと言われ続けたそう。ラグビーW杯日本開催で世間から注目を浴びることとなり、やり続けてよかったと感じているでしょうね」(放送作家)

 せっかく掴んだラグビーネタ芸人のポジションを、「ノックオン」せずにトライに結びつけてもらいたいものだ。

ラグビーW杯の視聴率が絶好調で日本テレビが高笑い「TBSさんのお陰です」

 日本テレビにとって、笑いが止まらないというのは、まさにこのことかーー。

 ラグビーワールドカップ2019の視聴率が絶好調だ。今大会、地上波での放映権を有しているのは日本テレビとNHKだが、日本の初戦(9月20日金曜)となったロシア戦は日テレが中継し、18.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)の高視聴率をマーク。

 そして、第3戦(10月5日土曜)のサモア戦は32.8%という「サッカーワールドカップ日本代表戦」並みの趙高視聴率を記録したのだ。

 NHKが放送した第2戦(同28日土曜)のアイルランド戦は22.5%も大台を突破したが、サモア戦はそれを10ポイント以上も超える驚異的な伸びに。さらに日テレが日本対サモア戦の前に放送した、イングランド対アルゼンチン戦でも12.7%を獲得したのだから日テレ局員の高笑いが聞こえてきそうだ。

 そもそも日本において、ラグビーはサッカーや野球のような人気スポーツではなく、どちらかといえば、マイナー競技。前大会(2015年、イングランド大会)では、五郎丸歩の”忍者ポーズ”がブームとなったが、ラグビー人気は長続きしなかった。それではなぜ、今大会はこんなにも盛り上がっているのか。

「地元開催ということで、日本戦の日程が開催国の都合のいいように設定され、金土日のゴールデン帯に放送されているという点もありますし、むろん日本が勝ち続けていることも大きな要因です。ただ、ラグビー人気が一時的に盛り上がった最大の理由は9月まで放送されていた、TBSのドラマ『ノーサイド・ゲーム』のお陰でといっても過言ではない。同ドラマは地味なキャストながら、平均12.0%の高視聴率を獲得し、ラグビーへの認知、人気アップに大いに貢献しましたからね」(日本テレビ関係者)

 しかもなんと、TBSによる貢献は、それだけではないというから驚きだ。

「TBS昼の情報番組『ひるおび!』の存在が大きいですね。同番組では、毎日のようにゲスト解説者を招いて、ラグビーのルールやワールドカップの見どころを初心者でもわかりやすく、ていねいに解説してくれています。日本テレビ系でも『情報ライブ ミヤネ屋』でラグビーを取り上げてはいますが、視聴率を比較すると『ひるおび!』の方が断然高いので、効果が絶大なんです。日テレのラグビー中継の番宣を、TBSが連日やってくれるわけですから、まさに『TBS様々』です」(同)

 他局の間接的なバックアップを受けて、高視聴率を連発するラグビー中継。TBS上層部は地団駄を踏んでいるに違いない。

中居正広、ラグビー日本代表リーチマイケルを”ゴリラ似”発言で「人種差別では?」と視聴者騒然

 お笑い芸人のAマッソが大坂なおみの肌の色を揶揄したり、金属バットが黒人差別的なフレーズでオチをつけたりと、このところ芸能人が人種差別的な失言で炎上騒ぎを起こしている。

 そんななか、10月12日放送の『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)での中居正広の発言にも、視聴者は硬直したようだ。

 ラグビーW杯の大一番、スコットランド戦を翌日に控えていることで、『今からでも間に合う!観戦の楽しみ方』と題し、元日本代表の大畑大介がスタジオ出演者にラグビーを基礎から徹底解説するコーナーでのことだった。

「各選手のポジションを動物にたとえて説明することとなり、サモア戦に出場したメンバーの写真が同時に使われました。その中で、日本代表キャプテンのリーチ・マイケルが務めるポジションは攻守両方で活躍するスタミナが求めらえることから『ゴリラ』にたとえられました。すると、番組MCの中居がすかさず、『ビジュアルじゃないですよね?』とツッコんだんです。これには大畑氏が『違います、違います』と否定するも、ゲストの河北麻友子ら出演者は大笑い。しかし、中居がリーチ選手をゴリラに似ているとの趣旨で発言したのは明白で、即座にネット上には『差別だろ』『日本代表選手に対して失礼』など、不快感を覚えた人の書き込みで溢れました」(スポーツ紙記者)

 中居としては、バラエティのノリで笑いを取ろうとしただけなのだろうが、同様の発言はアメリカでは大問題となっている。

「今年8月にオクラホマ州のテレビ局が放送する番組で、動物園のゴリラを取り上げたコーナーの後、共同司会者の女性がもう一方の黒人男性について『(ゴリラは)ちょっとあなたに似ている』と発言したんです。当然、こうした失言を番組側も問題視し、翌日の番組でこの女性司会者は『配慮に欠けた不適切な発言で皆さんを傷つけた』『あなたは大好きな親友の一人。わざと傷付けるようなことは決してしない』と視聴者や黒人男性に泣きながら謝罪したことが話題となっています」(テレビ関係者)

 ちなみに一部メディアの報道によると、今年の春にスタートしたばかりの『中居正広のニュースな会』には、早くも消滅情報が駆け巡っているという。

 中居による今回のような失言が続けば、それも現実のものとなりそうだ。

【ラグビーW杯】決勝トーナメント前に必見! ニュージーランド&南アチームの魅力とは?

 空前絶後の盛り上がりを見せているラグビーW杯。いまや報道番組だけでなく、情報系番組でもラグビーネタがズラリ。このまま決勝トーナメントに進もうものなら、一体どこまで盛り上がるのか?

 といっても、その多くは「選手を支える妻たち」「恩師との約束」といったサイドストーリーばかり。もっとラグビーの本質的なこと、さらにいえば対戦国についても学びたい。          

 そこで少々勇み足かもしれないが、日本が決勝トーナメントに進出した場合、初戦で対戦する可能性のある南アフリカとニュージーランドについて、そしてラグビーの魅力そのものも味わえるオススメ作品を、比較的手軽に視聴できる映像系コンテンツの中からいくつか紹介したい。

対「南アフリカ」戦に向けて

 南アフリカにとってのラグビーの立ち位置、代表チームの存在意義を知る上では、ラグビー映画の定番『インビクタス/負けざる者たち』は外せない。

 1994年に南アフリカ共和国初の黒人大統領となったネルソン・マンデラ。彼は、国から差別を排して一致団結するには、95年に自国開催するラグビーW杯での優勝が必要と感じ、白人の代表キャプテンと接触。彼らの志と不屈の闘志が国を変え、W杯で奇跡を生む……という実話を元にしたストーリーだ。

 監督はクリント・イーストウッド。モーガン・フリーマンとマット・デイモンのW主演という豪華メンバーだけでも十分楽しめるはず。実はW杯開幕日の9月20日にも日本テレビが『金曜ロードSHOW!』で放送していたのだが、このときは視聴率4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)……。タイミングが早すぎたと言わざるを得ない。今なら2桁は堅いのではないか。

 そして、南アとの再戦となれば、やはり「史上最大の番狂わせ」と称された前回大会の因縁を振り返るのは必至。各番組でも最後のトライシーンとともに振り返り企画が展開されるはずだ。ただ、あの試合に至るまでの日本の“弱小国”ぶりや指揮官との軋轢、選手たちの悲壮な決意なども知っておかなければ、その快挙の真の意味は理解できない。

 そこでオススメしたいのが映画『ブライトン ミラクル』。今ならAmazonプライム、もしくはDAZNで視聴可能だ。試合シーンには実際のW杯映像がふんだんに使われている(どうやって権利をクリアしたのか?)ので見応え十分なのはもちろん、それ以上に見どころも名言も満載なのがドラマパートだ。

 前回大会のキーマンである主将のリーチ・マイケル、前主将にして『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)以降すっかり人気者になった廣瀬俊朗、エースの五郎丸歩、そして脳梗塞を患いながらもチームを率いた名将エディ・ジョーンズなど、本人たちの証言を挟みつつ、再現ドラマでその内幕を詳細に描いていく。

 このドキュメンタリー映画でキーワードとなるのが「決断」だ。エディとリーチ主将との会話、エディの会見シーンで、何度も何度も「決断する(できる)ことの重要性」が説かれていく。

 南ア戦での奇跡の逆転トライは、エディの指示を無視し、リーチ主将がスクラムからのトライを目指そうと決断したことで生まれたプレーだった、というのは有名な逸話。その決断に至るまでのエディと日本代表との1300日戦争は、ラグビーの奥深さ、ハードさも教えてくれる。

 どうせなら世界最強オールブラックスと戦ってほしい、という声も意外なほど多い。ここまでW杯2連覇中。今大会で前人未到の3連覇を目指す、王者オールブラックスの強さの秘密とは?

 それを知るための格好の教材が、Amazonプライム『オール・オア・ナッシング~ニュージーランド オールブラックスの変革~』だ。

『オール・オア・ナッシング』といえば、Amazonプライムが誇るチーム密着型スポーツドキュメンタリー。これまで、NFL名門チームや、プレミアリーグのマンチェスター・シティに密着して好評を博してきた人気シリーズが、満を持してオールブラックスを特集。2017年の戦いを追った45分のドキュメンタリーが6本展開されている。

 オールブラックスの、数々のスーパープレーだけでも眼福。今大会でも注目のスター選手、ボーデン・バレットですら苦悩する超一流選手同士の激しいレギュラー争い、世間からの強烈なプレッシャーなど、異世界の住人たちの奮闘劇が随所に描かれている。

 映像作品45分×6本も見る時間がないという人、もっとお手軽にオールブラックスを味わいたい、という人には、オールブラックス公式パートナーであるAIG生命のCMなんてどうだろう?

 CMといっても、もはや立派なショートフィルム。オールブラックスが東京の街を練り歩きながら未然に事故を防ぐという3分間のCM「Tackle The Risk」では、彼らの超人ぶりがコミカルに描かれていて実に楽しい。一方、2分CM「Diversity is Strength」では、差別と戦う意義を訴えている。

 オールブラックスの魅力として「多様性」が紹介されることは多い。先住民のマオリ族、ヨーロッパ系移民、フィジーやトンガなど近隣の島国からやってきた人……ひとつのチームにさまざまな選手たちが集い、それぞれの個性を認め合いながらチーム力につなげていく。その多様な色は交じり合うと黒になる、というメッセージもまた秀逸だ。

 今回は南アフリカ、ニュージーランドの魅力が味わえるコンテンツばかりを紹介したが、決勝トーナメントに勝ち上がってくる超人たち、魅力的なチームはほかにも多士済々。ラグビーってこんなにも面白かったんだ!と、改めてその魅力にはまった人は多いはず。

 そんな方には、NHKスペシャル『ラグビーワールドカップ2019シリーズ』も、ぜひオススメしたい。これまでに「第1回:“世界最強” 神 真髄に迫る」「第2回:日本代表 “奇跡”の先へ」をすでに放送済みだが、今後再放送もあるだろう。

 特に第1回の「“世界最強” 神髄に迫る」では、100台の高精細カメラを使った自由視点映像をもとにオールブラックスの戦術面を深掘りするほか、タックルで勝負をかけるオーストラリア、スクラムに磨きをかけるヨーロッパ勢、といった具合に各国の特徴や強化ポイントをわかりやすく、そして科学的な裏付けとともに提示してくれている。

 そんなNHKスペシャルで五郎丸歩が語っていたラグビーの魅力が、含蓄あるものだった。

「ラグビーが大事にしているのは、相手に対してのリスペクト。南アフリカ戦後、彼らは負けたにもかかわらず、日本の陣地にまで来てたたえてくれた。ただはしゃいでいただけの自分たちが、少し恥ずかしくなった。勝った負けた、だけの世界ではなく、彼らが何をしようとしているのか、何を成し遂げようとしているのか、みんなが追い求めてほしい」

 日本のラグビー、そして世界のラグビーがこれから何を成し遂げてくれるのか? その素晴らしいドラマを最後まで追いかけていきたい。

(文=オグマナオト)

ラグビーW杯、日本代表のジャイアントキリングの陰で囁かれる“アンフェア”な現実

 9月20日に開幕したラグビーワールドカップ(W杯)は、日本代表が初戦のロシアに続いて、つい先日まで世界ランキング1位だったアイルランドを撃破。日本中がラグビーブームに沸いている。ただ、他の国から見れば「アンフェアだ」との声も上がりかねない有利な状況にあるのも事実だ。

 1987年のW杯開始以来、全大会に出場しながら、一度も1次リーグを突破したことがない日本。前大会では強豪・南アフリカを破り、1次リーグで3勝を上げながら敗退する史上初のチームとなったが、今回は1次リーグ突破はおろか、1位通過の可能性さえ出てきた。

 鍵となる次戦のサモアはランキング的に格下。残るスコットランドは前大会で大敗を喫した相手だが、10月1日時点でのランキングは日本の方が上だ。しかも勝利を後押しするのがスケジュールだ。週刊誌のスポーツ担当記者がいう。

「今回、日本は開催国ということで、スケジュールがかなり優遇されている。日本は試合間隔が最短でも中6日ですが、他のチームは中3日で試合をするケースもあり、日本戦のスコットランドも中3日での試合です。ラグビーで中3日は限界に近く、日本戦の後に中3日でサモアと戦ったロシアは明らかに疲れが目立ち、完敗しました。同じく中3日で戦ったフィジーも、コンディション不調でランキングで9つ下のウルグアイに負けています」

 それだけではない。移動に関しても日本は非常に有利なスケジュールになっている。

「日本が試合を行うのは東京(調布)、神奈川(横浜)、静岡(袋井)、愛知(豊田)ですが、イングランドは中3日で札幌と神戸で試合をしましたし、オーストラリアは札幌→東京→大分→静岡と、さながら日本一周です。1次リーグで相当疲労が溜まることは間違いない。スコットランドの監督も日程に関して不満を述べており、このまま勝ち進むと批判の声が大きくなるかもしれません」(同)

 まさになりふり構わず1次リーグ突破を目指す日本。スポーツマンシップからはかけ離れたやり方にも思えるが、ラグビー取材経験も豊富なスポーツライターは、こう語る。

「日本が有利だという批判は出ると思いましたが、それは今まで日本がやられてきたこと。日本が前大会で南アに勝った後にスコットランドに大敗した一因は、試合が中3日だったことですし、2011年大会では12日間で3試合やらされています。それもこれも1次リーグが各プール5カ国で行われるため、どうしても試合をしないチームが出てくることが問題です。現在、本戦出場国を20から24に増やそうという議論はありますが、ラグビーは世界的に裾野が狭く、枠を増やすと勝敗の興味が無くなる試合が増える恐れがあるため、これも未決定。今後も開催国有利の状況は簡単には変わらないでしょう」

 ラグビーは紳士のスポーツと呼ばれるが、ホスト国を立てるのも紳士のたしなみ、ということのようだ。