先日、自身のYouTubeチャンネル『貴ちゃんねるず』で女優の鈴木保奈美との離婚を発表した、とんねるずの石橋貴明。相方の木梨憲武が「まぁ、“新しい”シリーズが始まったということですよ」とエールを送ったことで、事実上、活動休止状態のコンビ復活に注目が集まっている。
「とんねるず…
先日、自身のYouTubeチャンネル『貴ちゃんねるず』で女優の鈴木保奈美との離婚を発表した、とんねるずの石橋貴明。相方の木梨憲武が「まぁ、“新しい”シリーズが始まったということですよ」とエールを送ったことで、事実上、活動休止状態のコンビ復活に注目が集まっている。
「とんねるず…
農林水産省の元事務次官の熊澤英昭容疑者が44歳の長男を殺害した事件では、息子による家族への暴力が背景にあったと報道されている。悲惨なDV、虐待のニュースは後を絶たない。また、配偶者からのモラハラで苦しんでいる家庭は多いはずだ。しかし、その時「加害者側」は何を考えているのだろうか? モラハラ夫として妻に去られた経験から回復し、現在は日本家族再生センターでカウンセラーとして被害者、加害者双方の支援活動を行っており『DVはなおる 続』(ジャパンマシニスト社・味沢道明著)の共著者でもある中村カズノリ氏に話を聞く。最終回の今回も前回に続き「解決に向けた手掛かり」について伺う。
――第3回で「自己肯定、自己受容を養い、頭の中の地雷原を減らすためにはおしゃべり、雑談が有効」と伺いました。ですが、そもそもおしゃべりできる相手がいないのだ、という人は多いですよね。そのような場合、SNSは有効でしょうか?
中村カズノリ氏(以下、中村) DV、虐待、モラハラの加害者がSNSをやる場合はメリットとデメリットがありますね。
まずデメリットからですが、SNSに書く以上反発のリプライが届く可能性は当然あります。加害側が書くならなおさらですよね。僕自身もよくそういったリプライをもらいます。僕自身はそれでいい、と思ったうえで発信していますが、もちろんこれは全ての加害当事者にお勧めするものではありません。
――誹謗中傷などが寄せられ、かえって精神が荒廃してしまうこともあるでしょうね。
中村 はい。ですので無理は禁物です。
一方でメリットとしては、書くことでガス抜きできるという点ですね。あとは、自分の体験を話せば同じような体験をした人とつながることもできます。
ポイントとしては「発信ができるウェブサービス」も今はさまざまなものがありますよね。自分に合った、快適な雰囲気のところで始めることが大切です。
――非公開のグループだったり、コメントを受け取らない仕組みにできたりなど「世界中の人と無条件でつながる」という環境にせず、自分に無理のない範囲にすることが大切なんですね。
中村 ただ重ねてですが、対面で行われ、ファシリテーター(進行役)がおり、「相手の意見を批判していけない」などのルールの下で行われるグループカウンセリングとネットは大きく条件が異なります。苦しい人は無理にやらないでほしいです。
――ネットって、どう見ても心が血まみれになってるのに「効いてないぜ?」とポーズを取る強がりな人もよく見ますね。
――心に効く「おしゃべり」ですが、中村さんはもともとおしゃべり好きだったんですか?
中村 いえ全く。グループカウンセリングがきっかけでおしゃべり好きになりました。 最初はうまく喋らないと、気の利いたことを言わないと、と思っていたんですが、別にうまくしゃべらなくてもいい場所なんだということが分かってからは力が抜けて、だんだん慣れていきましたね。今の妻ともよくおしゃべりをしていますよ。
――目的のない雑談やおしゃべりは、男性ほど難しいかもしれないですね。
中村 これはちょっと偏見が入った見方かもしれませんが、男性には“役に立つことしか喋っちゃいけない”というような感覚が少なからずありますよね。無駄話はよくないと。そうなると口数は少なくなるわけで。
―― あと一部男性にありがちなのが、何ら解決策を求めていない相手に対し、どや顔で求めてない、役に立たない御託を授ける傾向もありますね。
中村 ですので女性の方がおしゃべりが上手な分、ガス抜きが男性より上手に出来るのかなとは思います。
ただこれもあくまで「傾向」であり、しゃべってもしゃべっても受け入れられている感覚がしなくて、自己肯定感が育たず、それで結局相手の DV なども受け入れてしまう女性もいたりします。さまざまな要因が絡んでいるため「こうだからこう」と言いきれない複雑さがありますね。
――こういったことは比較的字数制限の緩やかなネット記事向けの話題ですね。また、テレビも分かりやすさを求めてシナリオありきで進む傾向はあるので「この傾向はあるけれど、絶対ではない」という複雑さは嫌われる傾向がありますね。
――4回にわたってお話を伺ってきましたが、DV、虐待、モラハラ加害者がイライラするメカニズムは、「そんなことをしないと思っている人」にも心当たりのあるものでしたね。単に程度の問題なんだと。
中村 はい。条件がそろうと誰でも「そちら側」に回ってしまう可能性があるんです。
例えば金銭面や健康面に不安があると、心の余裕は一気になくなってしまいますよね。さらに学校や職場など、日ごろの大部分の時間を過ごす場所で疎外されでもしたら、どんどんまともな判断ができなくなっていきます。
――今満たされている人も、いつそうなるかは本当にわからないですよね。
中村 そうなんです。でも「誰だって危うい」と知っているだけでも違うと思います。自分だけは大丈夫と思っている人ほど危ないです。
――「自分だけは大丈夫」の根拠で、自分の育った家庭にモラハラなんてなかった、と思ってる人も多そうですが、気づいていないだけでしっかりモラハラだったケースもあるでしょうしね。
中村 そうです。それに、もし育った家庭が本当にいい家庭だったとしても、それ以外で足をすくわれるケースだって出てきます。新卒で入った企業がブラック企業で文化に染まってしまったとか、悪い友達と付き合いだしてから人が変わってしまったケースなどもありますよね。
――怪しげなネットワークビジネス、自己啓発、スピリチュアル系にハマったりとか、大人になってもいろいろ誘惑はありますよね。
現在は支援側にかかわっている中村さんですが、支援の現場で感じることはありますか?
中村 カウンセリングは個々人の状況に寄り添うため、人が必要です。日本家族再生センターでも、今ものすごく人材不足ですね。
ぜひ行政でも取り組んで欲しいところではあるんですが、一方で私自身、行政の現場で支援されている方の日々の奮闘を知っています。 行政の場合、マニュアルやルールとの兼ね合いがあります。人に合わせた支援が必要なのは分かっているが、それに合わせられないという歯がゆさの中、なんとかしたいと仕事をしている方はたくさんいます。行政はお役所仕事の悪いやつ、という言われ方は違うと伝えたいですね。
――最後に、DV、虐待、モラハラにおいて、問題が深刻化しないうちに加害側が気づくことが大切だと思うのですが、一方で加害側にしてみると、配偶者が逃げるほど事態が深刻にならないと気づけないというジレンマがありますよね。これに対して何かいいアイディアなどはあったりしますか。
中村 やはり日ごろから気楽に人と繋がれることが大切ですね。 家族とのことでちょっとモヤモヤがあったとしても、相談するなんてカッコ悪いという雰囲気はありますよね。特に男性はそうだと思います。
時間のかかることではありますが、そういうことは全然かっこ悪いことじゃない、という価値観を醸成させていくことが必要だと思います。
(文/石徹白未亜 [https://itoshiromia.com/])
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最近、3児の母であるタレントの熊田曜子のインスタグラムが物議を醸している。
熊田は今年、4月に姑の食事の誘いを断ったら実母ともども説教されたという愚痴をインスタグラムのストーリーズにアップ。また、6月12日には、再びインスタグラムのストーリーズを使い、手料理に×をつけた写真に「朝起きて一番にする家事が一口も食べてもらえなかったご飯の処理。食べるって言ったのに。このパターンもう100回は経験してるけどかなりのダメージ」という愚痴を投稿し、ネットでは「これは辛いね、私なら作らない」「もう準備するのやめてみたら? それで文句言うならモラハラだな」といった同情の声が上がっていた。
そんな辛いであろう状況の中、熊田は17日にインスタグラムを更新。子どもたちが夫に向けて用意した手作りカードの写真をアップし、夫が前日の父の日に出かけようとしていたものの、父の日だから家にいてと頼んだところ、それを聞き入れてくれたとフォロワーに報告。「家族5人揃って夕食が食べられたし子供達が作った父の日のプレゼントも渡せてよかった」という投稿をした。
一見、モラハラ夫が改心したように思えるのだが、この事に関しても、ネットでは「父の日に友だちと遊びに行こうとしていたとか。こんなモラハラ旦那いる?」「なんか不幸そうな生活しとるなぁ」といった熊田への同情の声が集まっている。
「業界でもこれはあまりにも酷いと言われており、離婚間近なのではないかと囁かれています。今、小倉優子さんが再婚されたので、シングルマザー枠が空いているといえば空いている。関係者間では、SNSに夫や義母の問題を書き込むことでストレス発散しつつ、離婚後もいろいろ仕事が来るように同情票を集めているのではないかとも言われています」(テレビ局勤務)
業界でも同情票が多いよう。これだけモラハラを投稿していたら、同情の声一色となるのは確実。だが、そんな声が集まっている中、疑いの目もあるようだ。
「父の日投稿後の18日に熊田さんはまた『昨日のご飯を食べてもらえなかった。リメイクしないと』という投稿。再び愚痴を投稿していることで同情の声がまたあがっているんですが、その一方で、『ここまで愚痴を投稿して夫や夫の親は何も言わないのか?』という声も多く上がっているんです。確かに、嫁のインスタグラムを夫や夫の親が見ないはずがなく、見てないとしても周りが『騒がれているよ』と忠告はしてくるはずですよね(苦笑)。それゆえネットでは自作自演説が現在じわじわと広がってきていますよ」(芸能記者)
果たして真実はどっち!?
最近、3児の母であるタレントの熊田曜子のインスタグラムが物議を醸している。
熊田は今年、4月に姑の食事の誘いを断ったら実母ともども説教されたという愚痴をインスタグラムのストーリーズにアップ。また、6月12日には、再びインスタグラムのストーリーズを使い、手料理に×をつけた写真に「朝起きて一番にする家事が一口も食べてもらえなかったご飯の処理。食べるって言ったのに。このパターンもう100回は経験してるけどかなりのダメージ」という愚痴を投稿し、ネットでは「これは辛いね、私なら作らない」「もう準備するのやめてみたら? それで文句言うならモラハラだな」といった同情の声が上がっていた。
そんな辛いであろう状況の中、熊田は17日にインスタグラムを更新。子どもたちが夫に向けて用意した手作りカードの写真をアップし、夫が前日の父の日に出かけようとしていたものの、父の日だから家にいてと頼んだところ、それを聞き入れてくれたとフォロワーに報告。「家族5人揃って夕食が食べられたし子供達が作った父の日のプレゼントも渡せてよかった」という投稿をした。
一見、モラハラ夫が改心したように思えるのだが、この事に関しても、ネットでは「父の日に友だちと遊びに行こうとしていたとか。こんなモラハラ旦那いる?」「なんか不幸そうな生活しとるなぁ」といった熊田への同情の声が集まっている。
「業界でもこれはあまりにも酷いと言われており、離婚間近なのではないかと囁かれています。今、小倉優子さんが再婚されたので、シングルマザー枠が空いているといえば空いている。関係者間では、SNSに夫や義母の問題を書き込むことでストレス発散しつつ、離婚後もいろいろ仕事が来るように同情票を集めているのではないかとも言われています」(テレビ局勤務)
業界でも同情票が多いよう。これだけモラハラを投稿していたら、同情の声一色となるのは確実。だが、そんな声が集まっている中、疑いの目もあるようだ。
「父の日投稿後の18日に熊田さんはまた『昨日のご飯を食べてもらえなかった。リメイクしないと』という投稿。再び愚痴を投稿していることで同情の声がまたあがっているんですが、その一方で、『ここまで愚痴を投稿して夫や夫の親は何も言わないのか?』という声も多く上がっているんです。確かに、嫁のインスタグラムを夫や夫の親が見ないはずがなく、見てないとしても周りが『騒がれているよ』と忠告はしてくるはずですよね(苦笑)。それゆえネットでは自作自演説が現在じわじわと広がってきていますよ」(芸能記者)
果たして真実はどっち!?
農林水産省の元事務次官の熊澤英昭容疑者が44歳の長男を殺害した事件では、息子による家族への暴力が背景にあったと報道されている。悲惨なDV、虐待のニュースは後を絶たない。また、配偶者からのモラハラで苦しんでいる家庭は多いはずだ。しかし、その時「加害者側」は何を考えているのだろうか? モラハラ夫として妻に去られた経験から回復し、現在は日本家族再生センターでカウンセラーとして被害者、加害者双方の支援活動を行っており『DVはなおる 続』(ジャパンマシニスト社・味沢道明著)の共著者でもある中村カズノリ氏に話を聞く。今回のテーマは「解決に向けた手掛かり」について。
――2回にわたって加害者当事者の頭の中について伺っており、特徴として「頭の中は地雷がいっぱいで、自分を守るために相手を攻撃してしまうこと」や「家族、家庭願望が人一倍強く、そればかりに依存してしまうこと」などがありました。
解決策について今回は伺っていきたいと思います。
中村カズノリ氏(以下、中村) まずは「家族、家庭願望が人一倍強く、そればかりに依存してしまうこと」への解決法ですが、依存対象は複数あった方がいいですね。一つがダメになっても他がありますから。依存対象を一つに寄せすぎるのは、なんであれ危険です。
――依存対象をどう散らしていけばいいでしょうか?
中村 依存の対象は人でなくてもいいんですよね。仕事でも趣味でもいいし、それこそオタク趣味のように、フィクション作品やキャラクターに向けてもいいんです。SNSでもいいですし。
自分の中で「依存力」を数値化してみるといいんです。それこそ『ドラゴンボール』のスカウター的な。依存力が100 万あって、それを家族だけに全部ぶつけてしまったら、ぶつけられた方はきついですよね。そしてぶつける方とて、依存する対象がいなくなってしまったらその行き場のない感情が負の感情として自分の中に溜まっていってしまいます。
――加害者も被害者も仕事をしたり、家族以外の交友関係や趣味があったりと「家族の構成員として以外の自分」がすでにいるはずなのに、そこに関心が持てず「家族であること」ばかり考えてしまう、というのが問題なのかもしれませんね。
中村 次に「頭の中は地雷がいっぱいで、自分を守るために相手を攻撃してしまうこと」の対策についてです。
これに効くのは、日常のたわいもないおしゃべり、雑談だと思います。
――「おしゃべり」とは、ちょっと意外ですね。
中村 私は「自分も相手も尊重するコミュニケーション」に慣れていませんでした。もちろん頭では、そういうコミュニケーションが理想的であることは分かっているんです。でもできなかった。原家族(※自分が育った家族)が厳しく、そういった体験をしてこなかったんです。
野球のバットをただやみくもに振るだけではボールに当たらないですよね。当てるにはキレイなフォームで素振りを繰り返して、習得する必要がある。私の場合「人とのコミュニケーション」という分野において、ずっと間違ったフォームで素振りをし続けてきたんです。
――スポーツなら学校の授業で、クラス全員で同じ競技をやるので、自分がどのくらいうまいか下手なのか把握できますよね。一方で家庭環境って閉ざされていますから、自分の育った家庭のおかしさってなかなか気づけないですね。
中村 はい。私自身人とのコミュニケーションを学べたのが、カウンセリングのグループワークを通じてでした。おしゃべりはコミュニケーションの基本、「素振り」なんです。
――カウンセリングのグループワークではどういったことを話すのですか?
中村 グループワークにはいくつかのルールがあります。まず自分自身の体験を語ることです。一般論や他人のことを話しても仕方ないですし。また、内容は何を話しても良くて、どエライ下ネタでもいいし、「あいつを殺したいくらい嫌いだ」でもいいんです。
――家族の話題だけではないんですね。
中村 そうなんです。お昼何食べた? とか、むしろ雑談がいいんです。雑談という形でコミュニケーションの正しいフォームの素振りをしていくんです。
中村 グループワークのルールには「話したくないことは話さなくていい」というものもあります。あるテーマについて話をしたくない時は、この話は自分にはしんどいのでパス、ということもできます。
地雷が多い人の特徴として、地雷を他人に踏まれそうになったときに、嫌なのに、それを断れないんです。「そのことは話したくない」と言えない。嫌な話題を振られて、断れずイライラを溜めていく。
――いじめ、モラハラ、パワハラ、セクハラなんてまさにそうですよね。大なり小なり、したくない話題を振られ、上手な対処ができず、自己嫌悪や苛立ちを抱えている人など、ゴマンといるのではと思います。
中村 そういったシチュエーションで、適切に自分を守ることができるかどうかですよね。
第1回で、DV は攻撃ではなく防衛だとお話ししました。嫌なことを言ってくる相手に対しては防衛をする必要はあるんです。ただそれを「暴力や暴言」で解消するのか「このことは話したくない」などの相手を尊重した平和的なやり方で解消できるかで、まったく結果は変わってきますよね。
――防衛の「手段」が変わるということで、防衛する必要自体はあるということですね。
中村 そうなんです。嫌なことを言われて腹が立っているのに「怒ってはいけない、怒るのはダメだ」と自分に言い聞かせるのは無茶です。
怒りって、2次感情なんです。怒りのもとになる感情があります。寂しい、悔しい、憎らしい、妬ましい、悲しい……。その感情が自分を押しつぶすのを守るために怒りにして外に出すんです。
ですので「怒っちゃいけない」では、フタをし続けた感情がいつか爆発してしまいます。怒りの1次感情に目を向けることです。今なぜ自分はイライラしているんだろうと自分を見つめる。それがわかれば怒りの条件が揃わないようにすることもできますよね。
――嫌なことがあったとき、世間話などのささやかなおしゃべりで気持ちが少し和らぐことってありますよね。
中村 おしゃべりには効能があります。内容は天気の話とか他愛のないことでいいんです。
ただおしゃべりのポイントとして「自分の思ってもいないようなこと」を話さないことですね。自分の思っていることとしゃべってることがずれていくと自己不一致が起きてきてしまうので。
――しかし大人で、特に職場なら、ある程度本音と建前の使い分けは宿命ですよね。
中村 はい。だからこそ、思ってもいないようなことを話さずに済む「気楽なおしゃべり」の場は大人ほど大切です。
――今この流れで思い出したんですが、冬の終わりにちょっと気難しい人と歩いていた時に、今日はあったかいですねと話したら「そんなにあったかいと思わない」とぶっきらぼうに返され、それすら否定かと、もや~っとしたのを思い出しました。でも今ここで、この話をして、それを聞いてもらうことで、なんだか成仏できた感じはあります。笑い話になったというか。
中村 それがまさにおしゃべりの効能です。会話を通じ、過去のモヤモヤが「成仏」するんです。過去そのものは変わりませんが、自分が捉える過去の意味づけが変わるんです。それが傷が癒えるということなんですよね。
――「過去と他人は変えられない」的格言がありますけど、「過去の意味付け」は変えられるんですね。しかも、何も本人に「あのときは傷ついた!」とか問いたださなくても、他の人と話すことで成仏させられるというのは希望のある話ですね。
中村 カウンセリングはまさにそういう作業ですね。そういった作業を通じ、これからの自分の物事の受け取り方も変わってきます。心地いいコミュニケーションができるようになり、自ずと問題も起きにくくなってきます。
私の場合、雑談でのコミュニケーションを通じ、“何を言っても大丈夫”と受け入れてくれる環境で自己肯定と自己受容を回復させることによって、頭の中の地雷の数を減らしていくことができました。
* *
DV、虐待、モラハラの処方箋の1つは「おしゃべり」。気軽にくつろいだ雰囲気の下でのおしゃべりは人を和やかに幸せにする。しかし、気軽なおしゃべりができる相手がいないから困っているのだという人も多いはずだ。最終回となる第4回では、引き続き解決のための手がかり編。中村氏に「おしゃべり」のコツについて聞いていく。
(文/石徹白未亜 [https://itoshiromia.com/])
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*前回のインタビューはこちらから
――第1回では、加害者の頭の中は「地雷」まみれだと伺いました。地雷がまったくない人などほとんどいないですが「地雷まみれ」になってしまったら生きにくいですよね。そうなってしまう背景はどこにあるのでしょうか。
中村カズノリ氏(以下、中村) 自己受容と自己肯定の低さがあると思います。私の定義ですが「自己受容」とは自分のだめな部分も含めて「自分はそれでOK」と受け入れること、「自己肯定」は自分の良い部分を認めて自分の承認欲求を満たすことになります。
ただ、原家族(※最初に育った家族)でのコミュニケーションで自分はこれでいい、という自己受容や自己肯定が育まれないと「自分が誰にも認められないんじゃないか」という不安が残ったままになります。
それが地雷という形になったり、また、地雷を踏まれたら傷を負うから、防衛のために相手を必要以上に攻撃をしてしまうんです。
――「不安」が「地雷」になるんですね。しかし、原家族に問題のある場合、自分がその問題を次の家庭で継承してしまう連鎖を断ち切るのはなかなか難しそうですね。
中村 はい。そもそも自分の家庭の問題を、問題だと気づけるのも難しいですよね。いろいろな家庭を経験しないと、自分の育った家庭のおかしさに気づけませんから。他の家族と触れ合う機会などがあればいいのでしょうけれど、そういう機会も減ってきていますよね。
中村 僕の場合は、原家族が厳しくしんどい場所でした。ですが、自分の中で「家族は大事なもの」という価値観はとても強かったんです。「男は家庭を作って維持してなんぼだ」という気持ちが強くありました。だから元奥さんに逃げられたときはショックでした。家庭が壊れてしまったと。
――『DVはなおる 続』を読んでいて、中村さん同様に、加害当事者は意外なくらい「家庭」や「結婚生活」への思い入れ、こだわり、憧れが強いように感じました。
DVや虐待やモラハラで家庭を壊しているわりに、結婚や家庭への憧れがむしろ人一倍強いんですよね。結婚しないとダメ、独身でいる選択肢なんて信じられないというか。
中村 それも結局「家庭を作って認められたい」ということなのでしょうね。
――根深いですね。
同書では被害者側の手記もありますが、被害者側にも似たものを感じます。「家族」への気持ちやこだわりが人一倍強く、読んでいる側としては逃げればいいのにと思ってしまうような壮絶な状況でも留まってしまう。
中村 はい。心の中で「家族」に依存する比重が高すぎるという点で、加害者と被害者は似ています。家族への依存が強すぎるので、ほかに行けないというか、そもそも家族以外の選択肢がないんです。
――中村さんと私は同い年です(1980年生まれ)。ですので、中村さんの話す「家庭と男と責任感と」という感じは、少し古風な印象を受けました。
中村 「男らしさ」へのこだわりが強かったんですよね。実際は全然男らしくなかったのですが。
――一方で「男らしさ」へのこだわりは私たちより10年くらい若くなるとさらに薄れていっていると見ていて感じます。
中村 10歳下くらいから全然違ってきますよね。そういった「世代特有の家庭観」もあります。ですが、その人たちも「親の家庭観」を引きずりますから、一概に皆新しい価値観というわけでもないですね。
さらに「親の世代特有の家庭観」も子どもは引きずります。例えば今30歳の男性も、彼の父親が若い時に生まれた子なのか、年を取ってからできた子供なのかでも、その彼の持つ家庭観のベースは変わっていきます。
* *

2回にわたって加害者側の心の動きについて解説してきた。次回からは解決に向けた手掛かりを引き続き中村氏に伺う。
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――中村さんはモラハラの加害側の当事者でしたが、自覚はあったのでしょうか。
中村カズノリ氏(以下、中村)気づきながらも気づかないふりをしていた、という感じでした。危ないな、というのは自分の中で感じつつも出すことなんてできないし、それで周りに変な目で見られたくないと。
――交際の中で、もともと自分にそういう傾向があると思ったことはありますか?
中村 ありました。異常に嫉妬したりとか。相手の行動や価値観でおかしいと思うところは直すように言ったりとか。
――例えば相手のどういったことを直していましたか?
中村 歯磨きをする前に歯ブラシを僕は濡らしているんですが、元奥さんが濡らさないので、「なんで濡らさないの、おかしくない?」と。「おかしいだろ!」というきつい言い方ではないですが。自分と同じじゃないのが耐えられなくて。
――歯ブラシを濡らした方が歯磨き粉が泡立っていいだろうと。
中村 そうやって理屈っぽく言っていましたね。そういったことがほかにも広がっていきました。
――日常の箸の上げ方、下ろし方まで気になっていくと。相手にしてみたら勘弁してほしいですよね。歯ぐらい好きに磨かせろと。
中村 そういう日々が続くと向こうだって僕に対し険悪になっていきますよね。それを僕も察知して悪循環が続き、相手が何を話しても受け入れられなくなっていってしまったんです。
どんどん歯止めが利かなくなり、最終的には感情に任せ、家の物を元奥さんの前で壊してしまいました。そこで元奥さんが出て行って、それでようやく、自分のモラハラに気づいたんです。
――物を壊したのはそのときが初めてでしたか?
中村 実際に壊したのは初めてでした。ですがそれ以前にも元奥さんの前で座布団を壁に投げつけたりとかはしていましたね。
――今の中村さんのお話や、『DVはなおる 続』内の加害者側の手記を見る長年家族に対しDV、虐待、モラハラをしている側の人たちにも共通しますが、自身の加害性に気づくのが「配偶者や子どもが家を出て行ってから」なんですよね。
そうまでしないと気が付けないのかと、ぞっとしました。そうなると被害者側としては、我慢するだけ損だなと。
中村 そう思います。
――今の「歯ブラシ」の件もそうですが、本書の加害者の人たちの手記を見ると、自分たちは相手を「攻撃」しているのではなく、相手が不快なことをしているからそれを「防衛」していた、という主張が共通していましたね。
中村 はい。加害側にしてみればDVや虐待やモラハラは「攻撃」ではなく自分の心を守るための「防衛」なんです。
――怒らせるお前が悪いのだと。
でも一方で、怒っているときに「怒らせるお前が悪い」という感情は、多かれ少なかれ誰でも持っている感覚ですよね。
中村 そうなんです。そこのセーフとアウトになるはっきりとした境界線はありません。条件がそろうことで攻撃力が上がってしまう。そのトリガーは人によってさまざまです。
――いわゆる「地雷」ですね。
――ほかのことで何か言われても受け流せるけど、この分野で何か言われたりからかわれたりしようものなら許せないのが「地雷」ですよね。
生い立ち、容姿、学歴、優秀な兄弟と比較されること、健康面の問題、過去の大きな失敗や後悔、どうしてもできないことなど、地雷は人によりさまざまですが、大抵の人は多かれ少なかれありますよね。
中村 はい。ただ、加害の当事者は「地雷」が人一倍多いのだと思います。地雷は触れられたくない部分であり、自分で自分を認められていない部分とも言えます。
先ほどの「歯ブラシに水をつけないなんて」も、地雷になってしまうんです。
――「歯ブラシに水をつけない」が「生い立ちを否定される」レベルでいらだつとなると、毎日カリカリ、イライラすることだらけで、加害側も相当生きにくいですね。
中村 「歯ブラシに水をつけない」は地雷のサイズとしては小さいのですが、一度地雷に着火すると、ほかの地雷を誘発してしまうんです。「そういえばあのときもああだった! あのときも! ムカつく!」と。そしてどんどん一人で炎上していってしまう。
――しかし度合いに差はあれど、人に腹が立った時に「あの人そういえばあのときもああだった、こうだった、やっぱりムカつく!」となるのって、結構普通ですよね。
中村 そうなんです。なので、DV、虐待、モラハラの加害者とそうでない人の間には、別に明らかな境界線があるわけではなく、程度の問題なんです。よって、何かのきっかけで「そちら側」に行ってしまってもおかしくない、地続きなものだと思います。
中村 そして、頭の中が地雷だらけな人は、自分の地雷を自分で踏み抜いて傷つく回数も多くなります。
あくまで一例ですが「引きこもりの人は社会と接点を持っていなくて危ない」と言われがちですが、本人が快適に暮らせていれば別に問題はないんじゃないでしょうか。でも、それを引きこもっている本人が一番気にしてしまう。
――そこで本人が「このままじゃ自分はダメだ」と自分で自分を追い込み、Googleで「引きこもり ダメ」と調べ出し、情け容赦ない意見を見て落ち込んで、ますます気持ちは荒んで……というような。
中村 はい。それが自分で自分の地雷を踏むということです。 地雷が多いと、意識的、無意識的にもこういった選択をしてしまいがちになります。
――でも、何も引きこもりの人に限らず、多くの人が、自分の地雷を自分で踏んでいますよね。結婚しなきゃダメ、友達がいないとダメ、いいねをもっともらえないとダメ、痩せなきゃダメ、正社員にならないとダメ、ちゃんとしてないとダメだとか……。何もしなければそれなりに快適だった場所を、自分であえて不快にしてしまっている人は少なくないと思います。
* *
「加害者側の頭の中は地雷でいっぱい」。冒頭で触れた元事務次官の父親に殺された44歳の長男も、SNSで非常に他者に攻撃的だったという報道もある。
なにもこの長男に限らず、SNSでいつも怒っている人など普通によく見かける。そういう人たちの頭の中も、おそらく地雷まみれなのだろう。
本人にしてみれば好きで怒っているのではなく、不愉快な現実や、時として現実ですらなく、自分の頭の中で作ったイメージという仮想敵に怒らされ続けている「被害者」なのだ。毎日怒り散らす本人もつらいだろうが、そういう人の周りにいる側とてたまったものではない。
第2回では「DV加害者と被害者の共通点」について引き続き中村氏に問う。
(文/石徹白未亜 [https://itoshiromia.com/])
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日米通算で4367安打を放った野球界の大スター、イチロー。今月、そのイチローが引退を決断し、21日深夜に引退記者会見を開いたことは記憶に新しいだろう。日本の誇る伝説的アスリートが競技人生の幕引きを決めたことに対し、それを惜しむ声や、ねぎらう声が多く聞かれたが、この引退会見の際にイチローが放ったある一言が、ネットの一部で物議を醸しているという。
この記者会見の中では、引退を決断したこと自体や、19年間過ごしたメジャーリーグについて、監督になる可能性など、様々なことが記者から質問されたが、その中で、「妻である弓子さんへの言葉は?」という質問が飛んだ。これに対し、イチローは「頑張ってくれましたね」と妻への感謝を述べた後に「僕はゲーム前に、ホームの時はおにぎりを食べるんですね。妻が握ってくれたおにぎりを球場に持っていって食べるんですけど。その数が2,800ぐらいだったんですよ。3,000いきたかったみたいですね。そこは……うん、3,000個握らせてあげたかったなという風に思います」と、弓子夫人が握ってくれたおにぎりのついてのエピソードを披露した。
ところが、このエピソードに対しSNS上ではでは妻におにぎりを握らせたあげく、まだ握らせたかったというのはモラハラだという声や、妻の人生を消費させたことに対して謝罪を述べるべきではないかという声があがり、物議を醸すことに。現在もなお、SNS上で、多くの人たちがこのことについての議論が行っている状況だ。
この騒動に対して、ネット上では「捻くれすぎ」「こういう議論自体バカバカしい」と、この意見について反対意見を述べる声が圧倒的に多い。また、「イチローぐらい稼いでたらモラハラでも何でも許す」「ネット民レベルがイチローを語る(笑)」と、イチローへの擁護も相次いでいるような状況だ。
「うーん、まあ確かに現在共働きで、家事を分担するのが当たり前になった世の中で、こうした行為に違和感を覚えるという人もいるのかもしれませんね…。とはいえ、弓子夫人は元々TBSのアナウンサーを務めていたほどの人ですし、別にイチローさんがいなくなったら全く稼げないという事もないでしょうから、あくまで自分が選択したものではないか、というのが僕の感想です。また、イチロー選手の会見の中に出てきた通り、3000個握りたかったのは弓子夫人ということなので、モラハラというのは邪推なのではないかと個人的には思いますね」(スポーツライター)
こうした夫を甲斐甲斐しく支える妻の存在というのは、スポーツ界に多いという
「例えば、近頃第2子を妊娠したことを発表したニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手の奥さんである里田まいさんも、田中投手の食生活を支えるためにフードマイスターの資格を取得したエピソードなどが知られています。これを夫に強制されていると取れば、それは確かにモラハラなのかもしれませんが、夫婦一丸となって成功を手にしたという考え方もあるんじゃないでしょうか。それを奥さんの人生の消費と捉えるのは、あまりに悲しい考え方だと思いますね」(同)
セクハラやモラハラについて、周知が広まってきた現在だからこそ、こうした問題も起こるのだろう。もちろん、弓子夫人の気持ちは本人にしかわからないので、この稿でその是非を断定することは難しいが……。今後も、イチローと弓子夫人が円満な夫婦生活を送れることを切に願うばかりである。
日米通算で4367安打を放った野球界の大スター、イチロー。今月、そのイチローが引退を決断し、21日深夜に引退記者会見を開いたことは記憶に新しいだろう。日本の誇る伝説的アスリートが競技人生の幕引きを決めたことに対し、それを惜しむ声や、ねぎらう声が多く聞かれたが、この引退会見の際にイチローが放ったある一言が、ネットの一部で物議を醸しているという。
この記者会見の中では、引退を決断したこと自体や、19年間過ごしたメジャーリーグについて、監督になる可能性など、様々なことが記者から質問されたが、その中で、「妻である弓子さんへの言葉は?」という質問が飛んだ。これに対し、イチローは「頑張ってくれましたね」と妻への感謝を述べた後に「僕はゲーム前に、ホームの時はおにぎりを食べるんですね。妻が握ってくれたおにぎりを球場に持っていって食べるんですけど。その数が2,800ぐらいだったんですよ。3,000いきたかったみたいですね。そこは……うん、3,000個握らせてあげたかったなという風に思います」と、弓子夫人が握ってくれたおにぎりのついてのエピソードを披露した。
ところが、このエピソードに対しSNS上ではでは妻におにぎりを握らせたあげく、まだ握らせたかったというのはモラハラだという声や、妻の人生を消費させたことに対して謝罪を述べるべきではないかという声があがり、物議を醸すことに。現在もなお、SNS上で、多くの人たちがこのことについての議論が行っている状況だ。
この騒動に対して、ネット上では「捻くれすぎ」「こういう議論自体バカバカしい」と、この意見について反対意見を述べる声が圧倒的に多い。また、「イチローぐらい稼いでたらモラハラでも何でも許す」「ネット民レベルがイチローを語る(笑)」と、イチローへの擁護も相次いでいるような状況だ。
「うーん、まあ確かに現在共働きで、家事を分担するのが当たり前になった世の中で、こうした行為に違和感を覚えるという人もいるのかもしれませんね…。とはいえ、弓子夫人は元々TBSのアナウンサーを務めていたほどの人ですし、別にイチローさんがいなくなったら全く稼げないという事もないでしょうから、あくまで自分が選択したものではないか、というのが僕の感想です。また、イチロー選手の会見の中に出てきた通り、3000個握りたかったのは弓子夫人ということなので、モラハラというのは邪推なのではないかと個人的には思いますね」(スポーツライター)
こうした夫を甲斐甲斐しく支える妻の存在というのは、スポーツ界に多いという
「例えば、近頃第2子を妊娠したことを発表したニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手の奥さんである里田まいさんも、田中投手の食生活を支えるためにフードマイスターの資格を取得したエピソードなどが知られています。これを夫に強制されていると取れば、それは確かにモラハラなのかもしれませんが、夫婦一丸となって成功を手にしたという考え方もあるんじゃないでしょうか。それを奥さんの人生の消費と捉えるのは、あまりに悲しい考え方だと思いますね」(同)
セクハラやモラハラについて、周知が広まってきた現在だからこそ、こうした問題も起こるのだろう。もちろん、弓子夫人の気持ちは本人にしかわからないので、この稿でその是非を断定することは難しいが……。今後も、イチローと弓子夫人が円満な夫婦生活を送れることを切に願うばかりである。
元K-1世界王者でタレントの魔裟斗が2月16日、自身のInstagramを更新。しかし、その内容が現在物議を醸している。
「今日は朝から家事」というメッセージを投稿し、外に干し終えた洗濯物を背景に、自撮りした写真を公開した魔裟斗。この日、妻の矢沢心は長男の1カ月検診のため外出していたため、魔裟斗がかわりに家事をしていたそう。「家事って結構疲れるね!」と家事に慣れていない様子を綴り、最後には「世の中の妻たちに感謝しましょう。サンキュー」と呼びかけていた。
この投稿に、ファンからは「男前でイクメンがやること、良いパパさんです!」「家事をして下さる旦那様の方が感謝ですよ!」と絶賛コメントが殺到。しかし、一方でネットでは「当たり前のことしてるだけ」「当たり前の事をドヤ顔で晒されても……」「気づいた時に黙ってしてくれるなら良い夫だけど」「家事はインスタ映えの道具じゃないよ」など、厳しい声があがっている。
魔裟斗と矢沢心は育児雑誌が選ぶ「ベストカップル部門」を受賞したこともある夫婦。しかし以前、妻の矢沢がテレビ番組に出演した際、魔裟斗の亭主関白ぶりを「怖い」と告白。朝食には決まったパンしか食べず、毎朝矢沢が20分もかけて自由が丘の店に自転車で買いに行くことや、朝イチから会話が聞き取れないほどの大音量でヒップホップを流し、聞き返してくる矢沢を「耳鼻科にいってくれば」と一喝するなど、亭主関白の実態が明らかに。また、魔裟斗のその姿に、出演者もドン引き。魔裟斗は「男と女の役割分担がある」と話していたが、この番組をきっかけに視聴者からは「思いやりがない」などと批判され、いつの間にか“モラハラ夫”とのイメージがついてしまった。
「魔裟斗さんのInstagramには、家族との散歩や子ども写真、家族と仲睦まじい様子がうかがえるものが多くあがっています。しかし、これはついてしまった亭主関白のイメージを拭うためではないか、と業界ではみられています。元々は仲のいい夫婦で売っていただけに、あのモラハラぶりは何かしら仕事に支障がでたのかも!? 先月8日には第3子となる長男が誕生し、丁度よく、いいパパアピールできそうですし。イメージ回復するなら今かもしれませんね」(芸能関係者)
14日は長男の写真を投稿し、「かっこいいなー親バカです!」と息子にメロメロな様子を見せていた魔裟斗。これを機に、良い父親・良い夫を目指してもらいたいものだ。
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