姑の煙草が許せない! 息子は喘息持ちなのに……ママ友LINEで飛び交う「義実家」愚痴エピソードを覗き見

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。


 昔から「嫁姑問題」という言葉があるように、義実家との付き合い方に頭を悩ませるママたちは少なくない。コロナ禍の影響で、義実家との接触は表向き減ったと思われるが、それによって新たな悩みのタネを抱えたというママもいる様子。一方で、そもそも義実家と同居をしており、逆に一緒にいる時間が増えてげんなりしているママの声も聞こえて来る。ママ友LINEでは、義実家をめぐるリアルな愚痴エピソードが飛び交うこともあるようだ。

喘息の息子がいるのに……隠れてタバコを吸う義母が信じられない!

 関東圏にあるベッドタウンで、6歳になる息子を幼稚園に通わせている久美子さん(仮名)。彼女は6歳年上の夫と、70代の義母と暮らしている。

「私が住んでいる駅は、駅前に高層マンションが建ってから、若い子連れ夫婦が増えています。うちは、夫が子どもの頃から住んでいた一軒家をリフォームして、義母と息子と夫との4人暮らし。周りからは『一軒家に住めるなんてうらやましい』と言われるのですが、私は新築マンションで暮らしているママ友のほうがいいなって思うんです」

 「同じ家に住んでいると衝突が避けられない」という久美子さん。義母は何度言っても、家族で決めたルールを破ってしまうそうだ。

「うちの子は喘息持ちなので、室内ではタバコを吸わないように約束しています。なのにこの前、煙の臭いがすると思って台所に行ってみると、義母が換気扇の下でタバコを吸っていたんです。これには腹が立って、夫にも伝えました。注意してもらえると思ったら、『もともとは母さんの家なのだから、我慢して』と一言。この話をママ友にLINEしたら、『それは義母と旦那さんがおかしい!』と一緒に怒ってくれて、ちょっとはすっきりしましたが……。特に夫には、あきれてしまいましたね」

 久美子さんの夫は、親類が経営している内装工事の事務所で働いている。彼女も、繁忙期などに仕事を手伝うこともあるというが、「身内だから」という理由で、無給なのだそうだ。

「息子は周りの子と比べると早生まれで体も小柄。心配だったので小学校に入るまでは、家にいたかったんです。でも、自宅にいると義母から書類の整理や、簡単なデータ入力を頼まれて……。そんな時は、ママ友に『また義母から仕事を頼まれたよ』って、泣き顔のスタンプと送っています」

 義母との同居は、1日中家にいる専業主婦ならば息も詰まってしまう状況だろう。久美子さんも例外ではない。

「義母は子どもを3人産んでいるので、子どもが1人しかいない私は暇に見えるみたいなんです……。今は、じいじやばあばも、幼稚園にお迎えに行ったり、育児を手伝ったりしてくれる家もあるようなのですが、義母は『私の時はもっと大変だった』と、言ってくるので、イラッとしますね」

 そんな久美子さんの息抜きは、ママ友たちとのLINEテレビ電話だという。

「幼稚園のママ友とは、今はカフェにも行きづらいので、もっぱらLINEのグループチャットでメッセージを送り合っているのですが、たまにテレビ電話もします。義母に会話が聞こえないように、ベランダに出て、愚痴ってますよ(笑)」

 今は、子どものお迎え時もマスクをしたまま。ママ同士の会話を控えなければならない園もあるという。「義母へのストレスとともに、普段ママ友と顔を合わせていても会話ができないストレスを、LINE電話で存分に発散してます」と久美子さんは笑った。

夫と息子が「関東近県の義実家」に帰省。東北出身ママのモヤモヤ

 都内で、5歳になる息子を保育園に通わせている薫さん(仮名)は、夫が義実家へ帰省することがモヤっとしてしまうという。

「夫の実家は、都内から2時間近くかかる関東近県にあります。去年の緊急事態宣言の時は、家族みんなで外出を控えて過ごしていたのですが、この年末年始、夫はカーシェアで、子どもと一緒に帰省していたんです」

 薫さんの息子が通っている認証保育園では、施設の建物が狭いため、感染予防策を特に気をつけている。そのため、保護者にもやんわりと注意勧告があった。

「別の保育園の園児なのですが、PCR検査の結果、陽性だったらしいのです。それ以来、先生たちがものすごくピリピリしたムードで、年末年始も『なるべく外食は控えてください』と言われましたね。私は接客業で、人と会わなければならない仕事なので、『外食』ではないものの、複雑な気持ちでした……」

 そんな中、薫さんの夫は「車で行くのなら大丈夫」と言って、帰省を取りやめてくれなかったそう。

「夫は義母から『孫の顔が見たい』と言われて、あっという間に車を借りて帰ってしまいました。一方、私は仕事先から『念のために帰省は控えて』と言われているので、留守番……。もともと義実家とは折り合いが悪く、行きたくないのでいいのですが、保育園の先生が感染予防にピリピリしているのを知っているのもあって、夫の行動にはモヤっとしています」

 このように今は、コロナ禍の影響で、義実家との付き合い方も変わってきたという。

「私は東北出身で、去年からずっと帰省を控えています。同じように遠方の地方出身で、義実家が関東近県のママ友とは、LINEで『実家に帰って来るなと言われた』という話や、『なのに義実家は孫に会うのをやめない』なんて愚痴を言い合っています。また、少人数のママ友グループチャットでは、『七五三どうする?』『正月はどう過ごす?』なんて話題に絡めて、『今回の七五三は、遠方の義実家には参加しないでと言うつもりだけど、角が立ちそうで憂鬱』『正月は帰省しないつもりだったのに、夫と意見が分かれてけんかになった』という話も出ていました。みんな悩んでいるんですよね」

 コロナ禍で義実家との交流が減り、これまであったようないさかいも少なくなったというが、薫さんいわく「一方で、実家の父母は孫に会うのをずっと我慢しているのに……と比較してしまい、不満が募る」とのこと。

 こうした外側からは見えにくいママの悩みは、ママ同士の横のつながりで、同じ境遇の人を見つけ、分かち合うのが一番なのだろう。それがママたちにとっての息抜きになればよいのだが。

ママ友LINEの怖いやりとり……保育園職員のコロナ感染疑惑、「最近◯◯先生見かけない」と犯人捜しが勃発!

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

 新型コロナウイルスの影響で、私たちの生活が変わらざるを得なかった2020年。年が明け、新たな気持ちで1年をスタートしようと思った矢先、主要都府県に緊急事態宣言が発令された。子どもを持つママたちは、この事態をどのように過ごしているのだろうか。

子どもの保育園でまさかの陽性。「誰が検査を受けた?」で盛り上がるグループチャット

 介護施設に事務として働いている千里さん(仮名)は、3歳になる女児を家からほど近い保育園に通わせている。彼女の娘が通う保育園には、約80人ほどの園児が保育されているそうだ。

「うちの園は、園庭もあり区内でも大型の保育園。コロナ禍以前は、一時保育の園児も預かっていたので、多いと90人以上の園児が在園していました。去年から感染防止のため、食事の時は園児を一席置きに座らせたり、ソーシャルディスタンスに気をつけていたそうです。日中もマスクを着用して過ごしていますが、子どもたちはじゃれあったり、抱き合ったりと距離が近いので、常に感染が不安でしたね」

 昨年末、娘を通わせている保育園の職員が、PCR検査で陽性と診断されたという。

「まさかうちの保育園で……と驚きました。最初は、PCR検査を受ける職員がいるという話が聞こえてきたのですが、すぐにママ友グループチャットで『誰だろう』『〇〇先生、最近見ないかも』と、誰が検査を受けたのかの推測が始まったんです」

 検査結果が出るまでは、グループチャットではこの話題で持ちきりだったそうだ。

「そもそも陰性かもしれないし、もし陽性だったとしても、誰でもなる可能性がある状況だけに、犯人捜しのように『誰が検査を受けたのか』を騒ぎ立てるのはどうなの? と思いました。なので私はそのやりとりにはレスをせず、読むだけにしていたんです。でも、周りのママ友たちの様子を見て、“もしも自分が体調を崩して、検査を受けたら……”を想像すると、ちょっと怖くなりましたね」

 職員が検査を受けたという話が浮上してから数日後、保育園を通じて「陽性だった」という連絡があったという。

「陽性だった職員は、少し前から欠勤をしていて自宅待機だったため、濃厚接触者の数も少なく、園舎を消毒すると、すぐ保育が再開しました」

 初めての事態に、ママ友とのグループチャットでは、「子どもをいつから預けるか」というメッセージが飛び交ったという。

「私は介護施設で働いているため、感染には人一倍、気を使っています。でも、仕事は休めないので、保育園が開園するとすぐに預けました。ママ友の中には、『心配なのでしばらく休ませます』といって、様子を見ている家もあり、判断に困りましたね」

 今回の緊急事態宣言は、前回とは異なり、保育園をはじめ、学校の休校措置もない。年が明けてから依然として、コロナ禍の収束が見えないだけに、ママたちには感染の不安が常につきまとい、ピリピリしているようだ。

 都内で2歳になる男児を育児中のしのぶさん(仮名)は、緊急事態宣言下の今、子どもを保育園に預けることに罪悪感を覚えるという。

「私は、保険会社に勤務しているのですが、顧客情報管理のため、どうしても出勤が避けられないんです。週に1〜2度ほど完全リモートワークの日があり、その時は、息子を保育園に預けず、家でみています。仕事のオンライン会議などは静かにしてもらうのが大変ですが、それでもまだ安心感があります」

 しのぶさんいわく、今回の緊急事態宣言は、前回のように経済活動を抑制する動きが活発ではないため、「仕事も休めず、生活が中途半端な状態になっている」とのこと。

「私の住んでいる区は、コロナ感染者の情報をサイトに載せているんですが、それを見ていると、保育園や小学校でも少人数ではあるものの、陽性者が出ています。いつ感染してもおかしくない状況なのに、仕事も休めず、自由にリモートワークも選べないため、子どもを保育園に預けなければならない。私も夫も、実家は地方なので頼れる人もいませんし、“もし感染したらどうしよう”と思って、夜中に泣いてしまったこともあります」

 しのぶさんは、「ママ友付き合いも、コロナの影響で変わった」と語る。

「ママ友の中には、外出を必要最低限にして、食料もネットショッピングで買って済ませているという人がいます。そんなママに、都心まで電車で通勤しているとは言いづらいんです。ママ友とのグループチャットでは、土日に遠出ができないので、『今から公園に行きます』というような、“近場で会いませんか?”という誘いが増えたんですが、もし私が感染者で、ママ友やその子どもにうつしてしまったらと思うと、なかなか行けませんよね」

 保育園からは、在宅で子どもを見られる場合は、利用を控えてほしいというアナウンスがされた。

「前回の緊急事態宣言は、出勤は重役のみという措置だったので、私はずっとリモートワークしていました。子どもも家で過ごしていたので、感染の不安はなかったんです。今回は、会社側も出勤してほしいというし、だとしたら保育園に預けなければいけないし。いくら個人で感染予防をしても、毎日『感染したらどうしよう』と頭によぎります」

 しのぶさんは、常に感染予防に気をつけながら生活することで、ストレスが倍増。彼女の息抜きは、寝る前にママ友とメッセージを送り合うことだそう。

「この前、仲が良いママ友と作った少人数のグループチャットで、『何かあったら、お互い助け合いましょう』と送り合いました。身近に、そういう存在があるだけでも落ち着きますね。あるママ友から『本当は保育園に預けたくないけれど、夫も私も仕事が休めず、仕方なく……』というメッセージが来て、『私だけじゃなかった』と、ほっとしました」

 今回の緊急事態宣言下で浮かび上がってきたのは、「仕事が休めず、テレワークも不可能で、子どもを預けなければならない」というワーママの実情。もしも自分や子どもが感染すると、預け先の職員、園児たちも濃厚接触者になる可能性があり、さらなる感染拡大の懸念があると考えると、ワーママがどれほどの不安に晒されているかが理解できるだろう。

 まだ、確実な感染予防策が見当たらない中、同じような境遇のママ友同士で、不安を共有することにより、少しでもストレスから解放されるのを願うばかりだ。

小1の娘が、“出会い系アプリ”で遊んでいた!? ガチャ高額課金だけじゃない「子どもとスマホ」トラブル

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

 子どもたちの学校や保育園が長期の休みとなる年末年始。コロナ禍の影響もあり、帰省や旅行などを控え、自宅で過ごしたという家庭も多かったのではないだろうか。そんな中、YouTubeやゲームアプリ、オンラインゲームに夢中になっていた子どもも多いようだが、今回はこの事態に頭を悩ませるママたちのエピソードをご紹介しよう。

3人をワンオペ育児、YouTubeやスマホに頼らざるを得ない

 正美さん(仮名)は、都内小学校に通う1年生の長女と、幼稚園に通う5歳の長男、そして1歳の次女を育てている。薬剤師の夫は、総合病院に勤めており、夜勤もある変則勤務のため、家では正美さんがほとんど家事と育児を担当しているそうだ。

「1歳の娘と、とにかく落ち着きがない息子に手がかかるため、1年生になる長女には、お古のパソコンでYouTubeを見せたり、私のスマホで無料アプリのゲームで遊ばせたりしています」

 いまや、子どものお世話道具としても欠かせないYouTubeやスマホゲーム。しかし、中には子どもにスマホを持たせることについて、注意してくるママ友もいるそうだ。

「ママ友とのグループチャットに、娘がスタンプを連投しちゃったんです。そうしたら、高学年の子どもがいるママ友から『低学年のうちにスマホを与えていると、ゆくゆくはゲームばかりしたり、課金に走るようにもなるよ』というメッセージが送られてきました。アドバイスはありがたいのですが、3人の子をワンオペ育児しているので、長女にはスマホで遊んでいてもらわないと何もできないんですよ……」

 そんな正美さんだが、以前、仲の良いママ友から「娘が勝手にゲームをダウンロードして、数千円ほど課金していた」と聞き、親が認証しなければ課金だけはできないように気をつけていたという。しかし、無料アプリだと思って遊ばせていたゲームで、とんでもないトラブルに巻き込まれそうになったと語る。

「そのゲームは、アバターを作って遊ぶという内容で、私はてっきり着せ替えを楽しむものかと思っていました。しかし、実はアバター同士で会話ができるもので、いわゆる出会い系アプリだったんです」

 アバターを作って、仮想現実で知らない人と交流ができるアプリは、厳格な年齢確認なども必要なく、簡単にダウンロードできてしまうという。

「ふと娘のフレンドリストを見たら、そこには何人もの男性ユーザーがいました。しかも娘に『服を着替えてきて』『(ゲーム内の)露天風呂に行こうよ』などと、メッセージを送ってきていて。慌ててアプリを削除しました」

 子どもとスマホをめぐっては、子どもが無断で「ガチャ」のようなゲーム内の課金システムで、お金を散財してしまうことが問題視される。しかし、ママたちにとっては、子どもが知らない相手と簡単につながれてしまうことのほうが、最近の心配事だという。

「娘は、まだ何もわかっていないのか、『ゲームの人はみんないい人』って言うんです。ゲーム内で、プレゼントをもらったりするせいで、いい人だって信じちゃうみたいですね。ママ友にも、グループチャットでこの一件を報告すると、みんな衝撃を受けていました。ほとんどの家庭で、移動中や外食する時には、子どもにスマホを与えているようですが、今後子どもが危険なことに巻き込まれないために、情報共有しようという話に。例えば、子どもが興味を示したゲームがあったら、ママ同士で『〇〇って知っている?』と聞くようしたりです。ただ、これから先、子どもが自分用のスマホを持つと監視の目が届かなくなるので、今から不安です」

 生まれた時から、スマホが身近にある子ども世代にとって、「ゲーム内での出会いが、危ない」という意識は薄いのかもしれない。そこはやはり、親が厳しく指導していくべきところだろう。

 都内にある小学校に2年生の息子を通わせている美穂子さん(仮名)。彼女は、学童のママ友とのグループチャットで、子どもにスマホをどの程度使わせるか、よく語り合っているそうだ。

「子どもたちもだんだんとスマホに興味を持ち、親のスマホを勝手に触ったり、LINEのグループチャットを覗いてきたりするようになったんです。学童には、私立や国立の小学校に通っている子もいて、その子たちはすでにキッズ携帯を持っているので、うちの子も欲しがるようになりました」

 美穂子さんも夫も、大手の携帯通信会社ではなく、格安スマホと呼ばれるキャリアのスマホを使っている。

「夫は、いろいろなサービスを比較し、一番安いものや、使い勝手の良いものを選ぶタイプ。キッズケータイは、どこも本体が割高な上に、同じキャリア同士でないと無料通話にならない仕様も多いので、もう少し息子が大きくなるのを待って、SIMフリーで大人と同じスマホを持たせたいと思っていました。しかし、どうもママ友に聞いてみると、塾に通いだす小3がキッズケータイのデビュー時期みたいなんですよね……」

 都市部では、安全のために、GPS機能が付いたキッズケータイを持たせている親もいるようだが……。

「うちは家と学童が近く、現状、塾に通わせる予定もないので、正直キッズケータイの必要性はないんです。でも、周りに持っている子がいると、欲しがるんですよね。ママ友も『月々1,000円くらいだよ』と勧めてくるけれど、必要ないものに払いたくないって思いますよ」

 また美穂子さんは、「Nintendo Switch」での、子ども同士の付き合いで、困ってしまうことがあるという。

「『Nintendo Switch』で仲間とオンラインゲームをするためには、有料会員になる必要があります。うちは月額料金がかかるものには、なるべくお金を掛けたくないんですが、ママ友とのグループチャットで、『オンラインゲームで遊びましょう』と盛り上がる時があるんですよ。有料会員ではない我が家はは、ケチって思われてるかなって気になったりもするんです。キッズケータイも持たせていませんしね」

 このように、自分の子ども時代にはなかったスマホやオンラインゲームの文化に、「どのように付き合っていけばよいかわからない」と美穂子さんは語った。

 先ほども述べたように、スマホゲームへの子どもの課金問題は、たびたびネットなどでも話題に上がる。しかし、スマホ自体をいつから持たせるか、子どもたちの間ではやっているNintendo Switchのオンラインゲームはいつから遊ばせるのかなど、ママたちの悩みは深い。周りに流されず、家庭ごとに、うまく付き合っていけるやり方が見つかればよいのだが……。

ママ友LINEでの“お願い”にあぜん! 妊娠した小学校担任の「復職反対」「嘆願書に連名を」……モンペになりたくない母の葛藤

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

 幼稚園や保育園とは違い、親が小学校の担任の先生と接する機会は少ない。さらに、今年はコロナ禍の影響もあり、運動会など学校行事の中止が相次いだため、例年よりも、担任の先生との交流が希薄な年となった。

 「担任の先生」については、小学生ママのグループチャットでよく話される話題だという。一体どんな話が展開されているのかを探ってみた。

育休を取る女性教員の復職に反対!? 「嘆願書を書く」ママ友にあぜん

 明菜さん(仮名・34歳)は、都内で夫と7歳になる女児と暮らしている。明菜さんの娘が通っている小学校は、もともと児童数が少なく1学年2クラスで構成されているとのこと。少人数で6年間過ごさねばならないので、同じ幼稚園から進学したママとは、積極的に連絡を取るようにしているそうだ。そんな中、同じ小学校に上の子どもを通わせている先輩ママMさんの行動に、違和感を抱いているという。

「この前、久しぶりに土曜の公開授業が開催予定だったので、Mさんと子どもを迎えに行く前にちょっとお茶をしたんです。Mさんの下の子は、うちと同じ小1ですが、同じ小学校に小6になる男の子も通わせています。Mさんは『お兄ちゃんの担任、ハズレくじを引いちゃった』と言い出すので、何かあったのかと思ったら、どうやら30代の担任が妊娠したようなのです」

 ママたちの間では、年度途中のタイミングで、先生が産休に入ることを、「ハズレくじ」と揶揄することもあるようだ。

「Mさんは相当怒っているようで、1年生のママ宛のグループチャットにも、担任の愚痴を送ってきました。妊娠がわかったのが今年6月だったといい、『進学してすぐに妊娠なんて、責任感がない』と……。その教師はすでに産休に入っていて、『うちの小学校は、中学受験する人も多いのに一番大事な時期にいないなんて』と憤慨していましたね」

 明菜さんいわく、Mさんから聞かなければ、他学年の先生の妊娠まで気づかなかったという。

「Mさんは、その教員が出産後に育児休暇を取ると知ると、さらに怒りが爆発。私たち1年生ママのグループチャットで『またすぐ妊娠とかされると困るから、〇〇先生を復職させないでくださいという手紙を書こうと思っているけれど、一緒に連名でもいい? 』と聞いてきたんです。騒ぎが大きくなるのは嫌だと思い、慌てて『私、そういうの苦手なので』と言って、断りました……。Mさんは、6年生のママたちにも声をかけているそうなのですが、受験するママは内申書などが気になって書いてくれないらしくて、1年生のママたちに依頼してきているんです」

 明菜さんは、上の子がいるママから、「小学校では、女性教員の育休や、産休などが重なる場合もある」と聞いたことがあるそうだ。

「1年生の2クラスは、どちらも女の先生。そのうち一人は2年生に持ち上がると聞いているのですが、もしもいきなり産休になったら、確かにMさんの気持ちもわからなくもないんです……。小学校は副担任がいるものの、担任一人が、児童の勉強や生活面を見ている状態。産休や育休で、突然いなくなるのは確かに困ります」

 モンスターペアレンツにはなりたくないが、学校側に不満がないわけではない。そんな時どうすればいいかと頭を悩ませるママは少なくないのかもしれない。

 恵梨香さん(仮名・38歳)は、関東圏にある公立小学校に小1になる息子を通わせている。

「息子は早生まれなのもあって、小柄なんです。小学校に入ると、体格のいい子や、上の学年の男子などが、通学路でふざけながら歩いていて、うちの子にわざとぶつかってきたことも。見ていて、『危ない』と感じることは多々ありました」

 最近の小学校では、縦割り班と呼ばれる、1年生から6年生までの異学年交流が盛んだという。恵梨香さんいわく「6年生が新入生に校内を案内したり、身体測定の手伝いをしたりと、面倒をみる取り組みもある」そうだ。

「そんな異学年交流の一環で、校庭での外遊びを行った際、うちの子がケガをしたんです。遊び時間が終わって校庭からみんなで一斉に校舎に戻った時、小6のお兄ちゃんとぶつかって、倒れてしまったらしくて……。周りの子は誰も助けてくれず、お友達と一緒に保健室までいったそうです」

 結果として、その6年生が誰なのかはわからなかったという。恵梨香さんは、この一件に置ける担任の先生の対応に、「不信感が芽生えた」と語る。

「息子の背中には、誰かから押されたときにできた赤いあざと、ひざには打ち身のケガがありました。さらに、驚いたせいか鼻血も出たそうです。そんな状況で、保健室を利用していたにもかかわらず、学校からなにも連絡がなかったんです。学童から息子が帰ってきて、ケガがあるのに気づいて学校に押しかけたのですが、もう担任は帰った後でした……」

 恵梨香さんは、ママ友とのグループチャットに「息子がけがをしたけれど、担任から連絡がなく、学校に行って来た」「担任の先生は何を考えているのか」と送ったそうだ。

「小6の子が、わざとやったわけではないことはわかっているんです。でも、上の子がいるママに『そんなもんだよ。男の子なんて』『担任の先生も忙しいから、いちいち保護者に連絡なんてしないと思うよ』となだめられたのはショックでしたね。私の行為って、モンペなの? と、一気に不安になりました。その後、息子と特に仲のいい友達のママから、個別で『ケガしたのがうちの子だったら、心配で先生に聞きに行くよ』とメッセージが来たので、少しホッとしました」

 恵梨香さんは、「子どもがケガをしないように保育士さんが気をつけてくれた保育園と違って、小学校ではある程度、子ども自身がケガに気をつけなきゃならない」と気づかされたという。それと同時に、「小学校の先生は忙しそうだし、子どもの迎えなどがないから会う機会もなく、相談しづらいと戸惑っているママは、私以外にもいると感じた」そうだ。

 特に低学年のママたちの間で、小学校の先生が話題に上がりやすいのは、密に連絡を取り合っていた保育士との対応の違いにギャップを感じ、不安や不満を抱いてしまうからなのかもしれない。学年が上がるほどに、小学校の体制に慣れていくことはあるだろうが、一時期はママの悩みのタネになりそうだ。

ママ友LINEでの“お願い”にあぜん! 妊娠した小学校担任の「復職反対」「嘆願書に連名を」……モンペになりたくない母の葛藤

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

 幼稚園や保育園とは違い、親が小学校の担任の先生と接する機会は少ない。さらに、今年はコロナ禍の影響もあり、運動会など学校行事の中止が相次いだため、例年よりも、担任の先生との交流が希薄な年となった。

 「担任の先生」については、小学生ママのグループチャットでよく話される話題だという。一体どんな話が展開されているのかを探ってみた。

育休を取る女性教員の復職に反対!? 「嘆願書を書く」ママ友にあぜん

 明菜さん(仮名・34歳)は、都内で夫と7歳になる女児と暮らしている。明菜さんの娘が通っている小学校は、もともと児童数が少なく1学年2クラスで構成されているとのこと。少人数で6年間過ごさねばならないので、同じ幼稚園から進学したママとは、積極的に連絡を取るようにしているそうだ。そんな中、同じ小学校に上の子どもを通わせている先輩ママMさんの行動に、違和感を抱いているという。

「この前、久しぶりに土曜の公開授業が開催予定だったので、Mさんと子どもを迎えに行く前にちょっとお茶をしたんです。Mさんの下の子は、うちと同じ小1ですが、同じ小学校に小6になる男の子も通わせています。Mさんは『お兄ちゃんの担任、ハズレくじを引いちゃった』と言い出すので、何かあったのかと思ったら、どうやら30代の担任が妊娠したようなのです」

 ママたちの間では、年度途中のタイミングで、先生が産休に入ることを、「ハズレくじ」と揶揄することもあるようだ。

「Mさんは相当怒っているようで、1年生のママ宛のグループチャットにも、担任の愚痴を送ってきました。妊娠がわかったのが今年6月だったといい、『進学してすぐに妊娠なんて、責任感がない』と……。その教師はすでに産休に入っていて、『うちの小学校は、中学受験する人も多いのに一番大事な時期にいないなんて』と憤慨していましたね」

 明菜さんいわく、Mさんから聞かなければ、他学年の先生の妊娠まで気づかなかったという。

「Mさんは、その教員が出産後に育児休暇を取ると知ると、さらに怒りが爆発。私たち1年生ママのグループチャットで『またすぐ妊娠とかされると困るから、〇〇先生を復職させないでくださいという手紙を書こうと思っているけれど、一緒に連名でもいい? 』と聞いてきたんです。騒ぎが大きくなるのは嫌だと思い、慌てて『私、そういうの苦手なので』と言って、断りました……。Mさんは、6年生のママたちにも声をかけているそうなのですが、受験するママは内申書などが気になって書いてくれないらしくて、1年生のママたちに依頼してきているんです」

 明菜さんは、上の子がいるママから、「小学校では、女性教員の育休や、産休などが重なる場合もある」と聞いたことがあるそうだ。

「1年生の2クラスは、どちらも女の先生。そのうち一人は2年生に持ち上がると聞いているのですが、もしもいきなり産休になったら、確かにMさんの気持ちもわからなくもないんです……。小学校は副担任がいるものの、担任一人が、児童の勉強や生活面を見ている状態。産休や育休で、突然いなくなるのは確かに困ります」

 モンスターペアレンツにはなりたくないが、学校側に不満がないわけではない。そんな時どうすればいいかと頭を悩ませるママは少なくないのかもしれない。

 恵梨香さん(仮名・38歳)は、関東圏にある公立小学校に小1になる息子を通わせている。

「息子は早生まれなのもあって、小柄なんです。小学校に入ると、体格のいい子や、上の学年の男子などが、通学路でふざけながら歩いていて、うちの子にわざとぶつかってきたことも。見ていて、『危ない』と感じることは多々ありました」

 最近の小学校では、縦割り班と呼ばれる、1年生から6年生までの異学年交流が盛んだという。恵梨香さんいわく「6年生が新入生に校内を案内したり、身体測定の手伝いをしたりと、面倒をみる取り組みもある」そうだ。

「そんな異学年交流の一環で、校庭での外遊びを行った際、うちの子がケガをしたんです。遊び時間が終わって校庭からみんなで一斉に校舎に戻った時、小6のお兄ちゃんとぶつかって、倒れてしまったらしくて……。周りの子は誰も助けてくれず、お友達と一緒に保健室までいったそうです」

 結果として、その6年生が誰なのかはわからなかったという。恵梨香さんは、この一件に置ける担任の先生の対応に、「不信感が芽生えた」と語る。

「息子の背中には、誰かから押されたときにできた赤いあざと、ひざには打ち身のケガがありました。さらに、驚いたせいか鼻血も出たそうです。そんな状況で、保健室を利用していたにもかかわらず、学校からなにも連絡がなかったんです。学童から息子が帰ってきて、ケガがあるのに気づいて学校に押しかけたのですが、もう担任は帰った後でした……」

 恵梨香さんは、ママ友とのグループチャットに「息子がけがをしたけれど、担任から連絡がなく、学校に行って来た」「担任の先生は何を考えているのか」と送ったそうだ。

「小6の子が、わざとやったわけではないことはわかっているんです。でも、上の子がいるママに『そんなもんだよ。男の子なんて』『担任の先生も忙しいから、いちいち保護者に連絡なんてしないと思うよ』となだめられたのはショックでしたね。私の行為って、モンペなの? と、一気に不安になりました。その後、息子と特に仲のいい友達のママから、個別で『ケガしたのがうちの子だったら、心配で先生に聞きに行くよ』とメッセージが来たので、少しホッとしました」

 恵梨香さんは、「子どもがケガをしないように保育士さんが気をつけてくれた保育園と違って、小学校ではある程度、子ども自身がケガに気をつけなきゃならない」と気づかされたという。それと同時に、「小学校の先生は忙しそうだし、子どもの迎えなどがないから会う機会もなく、相談しづらいと戸惑っているママは、私以外にもいると感じた」そうだ。

 特に低学年のママたちの間で、小学校の先生が話題に上がりやすいのは、密に連絡を取り合っていた保育士との対応の違いにギャップを感じ、不安や不満を抱いてしまうからなのかもしれない。学年が上がるほどに、小学校の体制に慣れていくことはあるだろうが、一時期はママの悩みのタネになりそうだ。

ママ友LINEを思わず通知オフ! 2人目出産の報告ラッシュに「仕事の都合で妊活できない」母の苦悩

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

 子を持つママたちにとって、関係がない話ではない“少子化”。あまり表立って話題に上がりにくいが、「2人目はまだ?」というプレッシャーに、悩んでしまうママは少なくないようだ。今回は、そんな「2人目問題」に遭遇したママたちのエピソードを紹介する。

「まだ20代なら、2人目も作れるじゃない」年上ママからのモヤッとする一言

 都内にある不動産会社で、営業事務として働いている愛美さん(仮名)は、関東圏にある保育園に2歳の男児を通わせている。

「この地域では、タワマンや、建売住宅が頻繁に売りに出されています。都心へのアクセスが良いわりに、都心ほど価格相場が高くないので、自分たちのような23区内から引っ越してきた20代や30代のファミリー層も多いんです」

 この地域に越してきたばかりという同じマンション、同じ保育園ののママ友たちとは、すでに懇意の仲だという。しかし、「2人目はどうするのか」と詮索してくるママ友がいて困っているという。

「同じマンションに住んでいるママ友を中心に、地域センターなどで知り合ったママたちとLINEでグループを作っています。私は今年で30歳になったのですが、夫は2つ年下の28歳。周りのママ友からは、若い夫婦だと思われており、何かあると『2人目は作らないの?』と聞かれるんです」

 愛美さんいわく、「子どもが人いるので、不妊ではないだろうと思われているのか、子どもが1歳を過ぎたあたりから、『2人目は?』と聞かれる機会が増えた」とのこと。

「あるママさんが、保育園のお迎えにあまり来なくなったので、ママたちの間で『妊娠じゃない?』と話題になっていました。そうこうしているうちに、グループチャットで、本人から『2人目が安定期に入りました』というメッセージが来て、みんなで『おめでとう』とお祝いしていたのですが、同じマンションに住むママから、個別で『〇〇ちゃんママ、2人目だって。うちは年齢的に諦めたけれど、2人目作らないの? ほしいなら、急いだほうがいいよ』とメッセージが来て、モヤッとしました」

 このように、ママ友グループ内では、2人目ができた時に、妊娠報告が行われることは珍しくないというが、そこから発展して、「2人目問題」に口を出されると、愛美さんは「放っておいてほしいという気持ちになる」そうだ。

「将来的には、2人目もほしくないわけではないのですが、今は時短勤務しているので、早く出産前のように働けるようになりたいんです。夫より私のほうが稼ぎも多いので、また育休を取るわけにはいかないし……」

 子どもを産むまでは、両親や親せきからの「子どもはまだ?」とプレッシャーをかけられたという愛美さん。しかし、子どもを出産した後も、その圧力は続いているという。

「周りで、誰かが妊娠すると、『2人目はどうする?』とママたちの間で話題に上がるのは、“あるある”かもしれませんね。そういえば、3人目を妊娠中だったママから『子どもが多いと楽しいよ』というメッセージが来たのですが、『うちは考えていない』と答えると、『一人っ子はかわいそう』という返信が来たことがありました。周りも何気なく言っているので、きっと悪気がないんでしょうが、正直イラッときますよ。第1子を妊娠するまでの『子どもはまだ?』っていうプレッシャーもつらかったけど、『(2人目を)なんで作らないの?』っていうプレッシャーもしんどすぎます」

 出産を経験した者同士なら、「2人目」の話題を出しても大丈夫という、ママたちの暗黙の了解があるのだろうか。しかし、人知れず負担に思っているママがいるかもしれないことを知る必要もありそうだ。

 都内にある認可保育園に、4歳になる息子を通わせている幸子さん(仮名)は、周りのママたちの間で2人目の妊娠が相次いでいるという。

「うちの園は、1学年20人ほどの大型園。そのため、兄弟や姉妹で通っているママたちも多いんです。満4歳児クラスに上がった頃に、周りのママたちの間で、2人目を妊娠している人たちが増えました。6人ほどのママが、同じ頃に妊娠をしたので、グループチャットは、自然と出産のお祝いや2人目の保活についての話題で持ちきりでしたね」

 ママたちの間では、1人目と2人目の年の差が、2歳もしくは4歳になることを望むケースが多いという。2歳差の場合は、第1子と第2子の乳幼児期が重なるため、育児自体は大変だが、一気に乳幼児期を終わらせることができる。4歳差は、上の子が一人で問題なく歩いたり、着替えたりできるなど、手間がかからなくなるので、下の子の世話がスムーズに進むという。ちなみに、3歳差だと、卒業や入学の時期が重なるので、避けられる傾向もあるそうだ。

「周りはワーママなので、1人目の育児休暇から職場に復帰し、3年ほど働いて、また育児休暇などを利用するのも考えて、4歳差を狙って妊活をした人が多かったみたいです」

 一方、幸子さんは2人目に積極的になれないという。その理由は一体何なのだろう。

「実は新型コロナウイルスの影響で、これまでの接客業からECサイトの入力業務などを行う企業に転職をしたのです。うちの会社は、入社後1年間は、育児休暇は適応除外という扱い。そのため、来年以降まで、妊活は諦めています。うまくいっても、出産できる時に上の子が6歳では、同じ保育園にきょうだいで通わせると下の子が半額になる制度も、ほとんど意味がないし、きょうだいだと優先的に保育園に入れることもなくなってしまう。2人目を持つかどうか悩んでしまうんです」

 幸子さんは、4歳差で出産ができたママたちのメッセージを見たり、赤ちゃん連れで上の子を迎えに来たママ友の姿を見ると、モヤモヤとした気持ちになるという。

「赤ちゃんが生まれると、グループチャットに新生児の画像と共に『生まれました』報告が来て、そこからはみんなの『おめでとう』メッセージが続きます。私はそれを見るのがつらくて、一時期通知を切っていました。赤ちゃんは好きだし、本当は『おめでとう』と思っているのですが、自分は現実的に2人目は厳しい、それに保育園でのいろいろな恩恵が受けられないと思うと、なんとなくすっきりしないんです……」

 女性にとって、働きながら育児をすることはまだまだ負担が大きいだけに、幸子さんのように、2人目の妊活になかなか踏み込めないというママも多いだろう。各家庭、それぞれの事情がある――ママ友の間で「2人目」の話題になった時、互いに思いやれることが大事なのかもしれない。

ママ友LINEで「それってモラハラじゃない?」と指摘され……家事をしない夫の愚痴に「私なら耐えられない」、上から目線にイライラ爆発

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

 コロナ禍におけるリモートワークの定着により、共働きの夫婦が一緒に過ごす時間は明らかに長くなった。これにより夫婦のストレスが増えることもあるようで、「よその夫婦はどうなのか」と気にするママも少なくないのかもしれない。しかし、他人の家庭に口を出すことは、あらぬ波紋を呼ぶこともある。今回は、ママ友から夫を「モラハラ」と言われたと悩む2人のママの声を紹介する。

夫の口癖は「バカ」! ママ友から「モラハラだ」と指摘され……

 6歳になる女児を育児中の由香子さん(仮名)は、語彙が増えてきた娘が、夫の言葉をマネすることに困っているという。

「夫は、すぐにカッとなって、私のことを『バカ』と言うんです。口癖のようで、例えば子どものおもちゃが壊れたと時も、私が夫に『これ、直して』と言っただけで、『バカ。お前がやれよ』と……。最近は、子どもが『バカ』とか『うるせえな』とか、夫のマネするようになったので、叱るようにしています」

 由香子さんは、「夫が実家に帰った時も、義母に向かって『バカなんだから、言うこと聞けよ』と言っていました。私にだけの態度ではないので、夫には多分悪気はないんです」と語る。

「でも、ママ友にこの話をしたら『それってモラハラっていうんだよ』って、真顔で心配されました。確かに、傷つくこともあるけれど、夫は休みの日は子どもを風呂に入れたり、一緒に公園で遊んだりと面倒も見ているし、いいところもたくさんあるんです。『モラハラ』と言われると、『それは違うんじゃ』と思ってしまって……」

 この一件以降、ママ友が由香子さんの夫に目を光らせるようになったのか、LINEで返信に困るメッセージを送って来ることがあるそうだ。

「夫は喫煙者なのですが、最近は吸えないところが増えたため、保育園の運動会が終わった後、灰皿が置いてあるタバコ屋さんの前まで一人で行ったんです。それを仲の良いママ友が見ていたらしく、『パパを公園のそばで見かけたけれど、一緒に帰らないの? 』って、わざわざメッセージを送ってきて。『煙草吸ってたの』というのも気が引けるし、『ちょっと私が急いでいたんだ』と返信してごまかしました」

 このように、自分の夫の行動がほかの家庭から非常識に思われていることに、由香子さんは戸惑いを覚えるそうだ。

「グループチャットで、運動会の親子競技の話題になったんです。パパが子どもと競技に参加する家が多く、うちは夫がそういうのが苦手なため、『私が出るよ』と送ったら、あるママから『パパが出ないの?』と返信が来ました。なんとなく、ママたちの間で夫の話題が出るのが億劫に感じてしまいます」

 ママ友とは、家族ぐるみの付き合いになることが多いが、「夫や夫婦仲についての詮索はやめてほしい」と由香子さんは言う。

「そういえば保育園に入ったばかりの頃、特に仲が良かったママ友と、個別で『〇〇ちゃんのパパは若いよね』というメッセージを送っていました。今思えば、他人の夫が気になるということは、向こうもうちのことを見ているってことなんですよね……」

 保育園や小学校での付き合いは数年にもわたる。ママ友の夫の愚痴がモラハラを感じさせるものであれば、積極的に向き合わなければと思う人もいるだろうが、当のママ友がそれを疎ましく感じてしまうこともあるようだ。由香子さんの話は、ママ友同士の距離感はどうあるべきかを、あらためて考えさせるものだった。

 最近は、手芸や絵を描くことなど、自分の趣味をネットで発表する人が増えた。特に日常生活を描いたエッセイ漫画は、SNSで話題となって拡散されることが多い。なかには普通の主婦から漫画家としてデビューした人もいるなど、エッセイ漫画を描くことは、人気のクリエーター活動ともいえる。

 美香子さん(仮名)は、小学校1年生になる女児と4歳になる男児を育てている専業主婦。ママ友Mさんがエッセイ漫画をSNSで発表しており、よく読んでいるというが、その内容が気になるそうだ。

「Mさんが描いているのは、子どもたちのことをネタにした漫画。『ただの趣味』というのですが、SNSのフォロワー数が多く、熱心なファンもいるようで、収入も得ているそうです」

 しかし、美香子さんにとってMさんの漫画は、決して「面白い」だけのものではないようだ。

「基本的には育児漫画なのですが、『休日は夫が子どもの面倒を見て、ご飯も作ってくれた! 最高の夫!!』とか、いわゆるのろけ話が多いんです。なんでもMさんの夫は、起業して在宅で仕事しているそうで、家事や育児は主に夫が行っているとか。一方で、Mさんは『友達と飲みに行って終電逃しちゃった』みたいな生活をしていると、漫画に描いていました。Mさんは『漫画どうだった? 』とよく聞いてくるので、『面白かった』と返信していますが、本心では、夫が育児に積極的でうらやましいなって気持ちでいっぱいなんです」

 在宅時間が長いコロナ禍において、ほかの家庭が家事や育児を夫婦間でどう分担しているのかは、ママたちにとって気になる事柄なのかもしれない。

「うちは夫がリモートワークのシステムを作るエンジニアをしている関係で、春先からずっと仕事が忙しいんです。在宅できない作業もあるため、夫は出社しています。平日は夫の家事や育児はほぼゼロ。私がやっています」

 夫からは家事について文句を言われることもあるという。

「私がゴミの分別を間違えた時は、『こんなこともできないの』と言われました。あと掃除についても口うるさいですね。『専業主婦って知ってる? ぴかぴかになるまで床も水拭きするんだよ』って。確かに夫の実家に行った時は、窓ガラスもきれいに拭き掃除されていました」

 家事をしない、しかも文句ばかりの夫を持つ美香子さんは、Mさんの漫画を読むと、その境遇の違いに落ち込むという。

「私がママ友とのグループチャットに、『夫が一切家事を手伝ってくれないのに文句が多くてつらい』というメッセージを送ったら、Mさんに『それって、モラハラじゃない? 私だったら耐えられない。主夫と結婚してよかった』って言われたんですよ。Mさんはもともと他人の話をすぐに自分の話にすり替えるところがあるんですが、これにはさすがにあきれましたし、イライラしました。仲の良いママ友に個別で『Mさんって、家事とか育児とか全然やっていないよね』と送ると、『うらやましいけど、いつか子どもがおかしいって気づくよ』って返信が来て、胸がスッキリしましたね」

 「それってモラハラじゃない?」たとえ親切心からでも、よその家庭に対して物を言うのは、相手を傷つけたり苛立たせる可能性もあり、ママ友トラブルの発端にもなりかねない。ママ友の夫の愚痴は、何よりも「聞いてあげること」が大事なのだと思わされた。

ママ友LINEで赤っ恥……小3息子に「お小遣い月300円」は少ない? 金銭感覚のギャップに困惑!

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

 最近では、親子で受けられるマネーセミナーや、子ども向けのお金の本など、子どもが実践的に学ぶ“お金教育”に注目が集まっている。コロナ禍において、将来に不安が募り、子どもにはきちんとした金銭感覚を身に着けてもらいたいという親心が強まっているのかもしれない。

 では実際に、子どもを持つママたちには、どのようなマネー教育を行っているのだろうか。LINEでの会話を通して見えてきた、今どきのママたちの金銭感覚を紹介する。

「『鬼滅の刃』が買えないよ」お小遣いの金額が少ないと言われ……

 容子さん(仮名)は、3年生になる男児を都内の小学校に通わせている。

「3年生になると、進学塾に通い始める子が増えてきます。それをきっかけに、子どもにお金を渡すようになる家庭も出てくるみたいですね。うちはまだ塾には通っていないのですが、周りがお小遣いの話をするようになったので、毎月500円ほどを渡すことになりました」

 容子さんは、お小遣いの“金額”を決めるまで、相当頭を悩ませたそうだ。

「私は、周りに山や、ちょっと行くと海があるような地域で育ちました。子どもの頃は、そんなにほしいものもなく、お小遣いというのをずっともらっていなかったんです。でも、東京出身のママ友とLINEをしているとき、『なにかあった時のために、子どもにはお金を持たせておかないと心配』と言われました」

 ネットでは、小学生のお小遣いの目安は「学年×100円」という説が散見される。容子さんはほかの家庭がどうしているのか気になり、LINEのグループチャットで、「お小遣いはあげている?」と聞いてみたそうだ。すると意外に高額を渡している家庭もあり、驚いたという。

「うちは、そんなに使い道もないので月に100円か300円程度でいいかなって思っていたんです。でも、塾や習いごとをしている子は、帰りにコンビニなどに寄ることもあるので、何かあった時の交通費を含め、1,000円程度渡している家もありました」

 また子どもたちの間ではやっている漫画が、ママ友の間でも話題に上がったようだ。

「グループチャットに『うちは300円くらいにしようと思う』とメッセージを送ったら、『「鬼滅の刃」(集英社)の漫画本が買えないよ』って返信が来たんです。今、漫画本がいくらくらいするのか知らなかったのですが、調べたら400円以上するんですね……。別のママ友からは、うちの息子が学童クラブでずっと漫画を読んでいることも教えてもらい、なんだか恥ずかしくなっちゃいましたよ。ママ友の間で、私が息子に漫画を買ってあげないことが知れ渡っていたなんて……息子が放課後にいつも学童クラブに行っていたのは、『鬼滅の刃』を読むためだったんだと思ったら、もう少しお小遣いをあげてもいいかなと、金額を月500円に決めました」

 容子さんは、「仲が良いママ友から、『いくらが正解なのかわからないよね』『漫画はお小遣いからじゃなくて、誕生日やクリスマスの時に、まとめて買ってあげるのもいいし』という返信が来て、少しほっとしました」と語る。そもそもお小遣いの用途は各家庭によって異なるために、渡し方や金額も違ってくる。ママ同士であらためて話す機会も少ない話題のため、平均値も見えづらいのかもしれない。

 今年小学校に入学したばかりの7歳になる娘を育児中の朋美さん(仮名)。彼女は、今から来年のお正月が憂鬱だという。

「私も夫も一人っ子で、お互い親がすでに一人しかいないので、もともと親戚などが集う機会がないんです。娘は小学校に入って以降、周りの子に、七五三や誕生日などのお祝いで親戚からお小遣いをもらった話を聞いてきて、『いいなあ~』と漏らしていました」

 しかし、朋美さんの娘はまだ具体的な品物を挙げて、「これがほしい」と意思表示はしないという。ただ単に、お小遣いやお年玉をもらうという行為自体に羨ましさを感じているそうだ。

「娘は周りから影響を受けて、『私もお小遣いほしい』とせがむんです。今年はコロナの影響で、七五三の時に親戚一同が集まる家庭は少ないようでしたが、ママ友がLINEのプロフ画像を七五三の写真に変えたのと同時に、『うちは、じいじやばあば、おじおばから盛大に祝ってもらったよ』とメッセージを送ってきました。うちは親戚が少ないし、付き合いもないから、あまり娘にそういう話を聞かせないでほしいなぁと思ってしまいました。それに、今から怖いのがお年玉ですよ。友達に『いくらもらった』と聞いた娘が、また文句を言いださないか……これから先も、友達同士で、お年玉の話はあまりしてほしくないですね……」

 小学校に上がると、算数の授業が始まる影響もあるのか、自然とお金自体に子どもたちが興味を持ち始めるらしい。そうした反応を受けてか、朋美さんのママ友の中には、すでにマネー教育を行っている人もいるといい、そこには近頃主流となってきた電子マネーの使い方も含まれるようだ。

「休みの日に、仲が良いママ友と子連れでキッズカフェに出かけたんです。そのママは、普段から『ジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)を始めた』というような、マネー教育に意識の高いママで、娘さんに電子マネーを持たせていました。キッズカフェでは食券式だったのですが、自分でメニューを選ばせて、電子マネーで決済するところまで、娘さんにさせていましたね。『コンビニとかでも、娘に電子マネーで支払わせるようにしている』とも言っていて、びっくりしました」

 朋美さんいわく、このママ友は、グループチャットでも、「電子マネーは便利だよ」と、みんなに薦めていたとのこと。

「正直、私は、いくら娘がお小遣いやお年玉に興味を示しても、お金の使い方を理解できるとは思えなかったので、なにもしていないんです。仲の良いママ友に、個別LINEでそんなことを漏らしたら、『うちの子は1円と10円、どっちが高いかもまだ区別ついてないから(笑)』って返信が来て、同じ感覚だと安心しました」

 今後、さらに活発になるかもしれないが、現在は各家庭にゆだねられていると言っても過言ではないマネー教育。今はLINEで気軽に、各家庭の事情を知れるようになった分、その違いを目の当たりにして、戸惑いを覚える人もいるのだろう。模範となるケースがまだ明確化されていない中、ママたちが情報を共有することで、子どもたちが将来的にお金とうまく付き合っていける方法がうまく見つかるとよいと思う。

ママ友LINEで赤っ恥……小3息子に「お小遣い月300円」は少ない? 金銭感覚のギャップに困惑!

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

 最近では、親子で受けられるマネーセミナーや、子ども向けのお金の本など、子どもが実践的に学ぶ“お金教育”に注目が集まっている。コロナ禍において、将来に不安が募り、子どもにはきちんとした金銭感覚を身に着けてもらいたいという親心が強まっているのかもしれない。

 では実際に、子どもを持つママたちには、どのようなマネー教育を行っているのだろうか。LINEでの会話を通して見えてきた、今どきのママたちの金銭感覚を紹介する。

「『鬼滅の刃』が買えないよ」お小遣いの金額が少ないと言われ……

 容子さん(仮名)は、3年生になる男児を都内の小学校に通わせている。

「3年生になると、進学塾に通い始める子が増えてきます。それをきっかけに、子どもにお金を渡すようになる家庭も出てくるみたいですね。うちはまだ塾には通っていないのですが、周りがお小遣いの話をするようになったので、毎月500円ほどを渡すことになりました」

 容子さんは、お小遣いの“金額”を決めるまで、相当頭を悩ませたそうだ。

「私は、周りに山や、ちょっと行くと海があるような地域で育ちました。子どもの頃は、そんなにほしいものもなく、お小遣いというのをずっともらっていなかったんです。でも、東京出身のママ友とLINEをしているとき、『なにかあった時のために、子どもにはお金を持たせておかないと心配』と言われました」

 ネットでは、小学生のお小遣いの目安は「学年×100円」という説が散見される。容子さんはほかの家庭がどうしているのか気になり、LINEのグループチャットで、「お小遣いはあげている?」と聞いてみたそうだ。すると意外に高額を渡している家庭もあり、驚いたという。

「うちは、そんなに使い道もないので月に100円か300円程度でいいかなって思っていたんです。でも、塾や習いごとをしている子は、帰りにコンビニなどに寄ることもあるので、何かあった時の交通費を含め、1,000円程度渡している家もありました」

 また子どもたちの間ではやっている漫画が、ママ友の間でも話題に上がったようだ。

「グループチャットに『うちは300円くらいにしようと思う』とメッセージを送ったら、『「鬼滅の刃」(集英社)の漫画本が買えないよ』って返信が来たんです。今、漫画本がいくらくらいするのか知らなかったのですが、調べたら400円以上するんですね……。別のママ友からは、うちの息子が学童クラブでずっと漫画を読んでいることも教えてもらい、なんだか恥ずかしくなっちゃいましたよ。ママ友の間で、私が息子に漫画を買ってあげないことが知れ渡っていたなんて……息子が放課後にいつも学童クラブに行っていたのは、『鬼滅の刃』を読むためだったんだと思ったら、もう少しお小遣いをあげてもいいかなと、金額を月500円に決めました」

 容子さんは、「仲が良いママ友から、『いくらが正解なのかわからないよね』『漫画はお小遣いからじゃなくて、誕生日やクリスマスの時に、まとめて買ってあげるのもいいし』という返信が来て、少しほっとしました」と語る。そもそもお小遣いの用途は各家庭によって異なるために、渡し方や金額も違ってくる。ママ同士であらためて話す機会も少ない話題のため、平均値も見えづらいのかもしれない。

 今年小学校に入学したばかりの7歳になる娘を育児中の朋美さん(仮名)。彼女は、今から来年のお正月が憂鬱だという。

「私も夫も一人っ子で、お互い親がすでに一人しかいないので、もともと親戚などが集う機会がないんです。娘は小学校に入って以降、周りの子に、七五三や誕生日などのお祝いで親戚からお小遣いをもらった話を聞いてきて、『いいなあ~』と漏らしていました」

 しかし、朋美さんの娘はまだ具体的な品物を挙げて、「これがほしい」と意思表示はしないという。ただ単に、お小遣いやお年玉をもらうという行為自体に羨ましさを感じているそうだ。

「娘は周りから影響を受けて、『私もお小遣いほしい』とせがむんです。今年はコロナの影響で、七五三の時に親戚一同が集まる家庭は少ないようでしたが、ママ友がLINEのプロフ画像を七五三の写真に変えたのと同時に、『うちは、じいじやばあば、おじおばから盛大に祝ってもらったよ』とメッセージを送ってきました。うちは親戚が少ないし、付き合いもないから、あまり娘にそういう話を聞かせないでほしいなぁと思ってしまいました。それに、今から怖いのがお年玉ですよ。友達に『いくらもらった』と聞いた娘が、また文句を言いださないか……これから先も、友達同士で、お年玉の話はあまりしてほしくないですね……」

 小学校に上がると、算数の授業が始まる影響もあるのか、自然とお金自体に子どもたちが興味を持ち始めるらしい。そうした反応を受けてか、朋美さんのママ友の中には、すでにマネー教育を行っている人もいるといい、そこには近頃主流となってきた電子マネーの使い方も含まれるようだ。

「休みの日に、仲が良いママ友と子連れでキッズカフェに出かけたんです。そのママは、普段から『ジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)を始めた』というような、マネー教育に意識の高いママで、娘さんに電子マネーを持たせていました。キッズカフェでは食券式だったのですが、自分でメニューを選ばせて、電子マネーで決済するところまで、娘さんにさせていましたね。『コンビニとかでも、娘に電子マネーで支払わせるようにしている』とも言っていて、びっくりしました」

 朋美さんいわく、このママ友は、グループチャットでも、「電子マネーは便利だよ」と、みんなに薦めていたとのこと。

「正直、私は、いくら娘がお小遣いやお年玉に興味を示しても、お金の使い方を理解できるとは思えなかったので、なにもしていないんです。仲の良いママ友に、個別LINEでそんなことを漏らしたら、『うちの子は1円と10円、どっちが高いかもまだ区別ついてないから(笑)』って返信が来て、同じ感覚だと安心しました」

 今後、さらに活発になるかもしれないが、現在は各家庭にゆだねられていると言っても過言ではないマネー教育。今はLINEで気軽に、各家庭の事情を知れるようになった分、その違いを目の当たりにして、戸惑いを覚える人もいるのだろう。模範となるケースがまだ明確化されていない中、ママたちが情報を共有することで、子どもたちが将来的にお金とうまく付き合っていける方法がうまく見つかるとよいと思う。

ママ友LINEで物議を醸す、小学校の“暗黙ルール”! 上履きや絵の具セットは自由だけど「うちだけ違うのは嫌」!?

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

 子どもを持つママたちが、意外にも翻弄されがちなのが学校の独自ルール。古くから、シャープペンやねり消しの使用禁止など、明確な理由が不明なルールが数々存在している。現代でも、そのような独自のルールが存在し、しかも半ば“暗黙の了解”のようになっているケースもあるという。さらに昨今では、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、新たなルールが次々と生まれているとのこと。今回は、そんな見えづらいルールや新しい規則に不満を募らせるママたちの声を紹介する。

自由なはずなのに「学校推薦の上履き」で統一!? 2,300円は高すぎる!

 都内にある公立小学校に息子を通わせている加奈子さん(仮名)は、入学時に購入しなければならない道具の多さに驚いたという。

「入学前に、上履きや体操服、お道具箱など購入しました。小学校からの案内では、上履きは原則、どのようなものでも大丈夫と言われていましたが、学区内にある学校推薦の個人商店で購入するのが暗黙の了解になっていたんです」

 加奈子さんは、「学校推薦の上履きは、市場価格より高く感じる」と語る。

「ママ友にグループチャットで『学校推薦の個人商店で買う人がほとんどみたいだけど、別にほかのところで買ってもいいんだよね?』と確認したところ、上の学年の子どもを持つママが、『個人商店で売っているもの以外を履いていると、目立つかも』と言うんです……。今年は、コロナの影響で学校見学もなく、他学年の下駄箱を確認することもできず……。結局、推薦された上履きを購入したのですが、値段が2,300円もして驚きました。イオンなどで売っている上履きなら1,000円程度に買えるので、なんとなく腑に落ちなかったですね」

 また、授業で使用する絵の具セットについても同じ問題にぶち当たったという。

「今年はコロナの影響から、学校の備品が使えないという理由で、本来であればまだ購入しなくてもいい絵の具セットを今の段階で購入することになったんです。表向きには『どのメーカーのものでもいい』ということでしたが、息子が振込用紙付きの絵の具セットのちらしを持って帰ってきたので、『学校で一括購入するんじゃないの?』と思ってしまいましたね。ママ友にも、グループチャットで『ほかの絵の具セットを買う?』って聞いてみたんです。でもやっぱり、『ほかの子と違って目立ったら嫌だから』という理由で、みんな学校から持ってきたちらしの絵の具セットを選ぶ、と。やっぱりこの絵の具セットも、ほかで買うより値段はお高めでしたね。ママ友とチャットで、『最初はお金がかかるよね』と送り合っています」

 学校で使う用具は、学校で一括購入するケースもあるが、表向きには、「好きなものを選べる」としているため、各家庭ごとに振り込んでもらう形式を採ることもあるようだ。これが保護者の負担になっているという。

「うちの学校はその都度、振込用紙を使って入金したり、直接、店に買いに行かねばならないので、本当に手間なんですよね……。結局、ほとんどの家が学校から薦められたものを選ぶのなら、一括購入で、引き落としにしてもらえれば、親も楽だと思うんです」

 小学校に通う子どもを持つママたちは、「今は、楽天などのネットショップで、安価な用具を買えるので、もっと自由に選ばせてもらいたい」と思う半面、やはり「自分の子どもだけ違うものを持つのは不安」と悩んでしまうようだ。

「逆に、学校側がお店を紹介してくれないのも、悩みのタネになりやすい。例えば、算数のノートは『縦型』、定規は『15センチ以内で余計なデザインが入っていないもの』などと細かい決まりがあるのですが、なかなか見つけられないんです。そんなとき、ママ友とのグループチャットにSOSを出すと、『シンプルな定規は100円ショップに売ってるよ』と教えてもらえる。手軽に情報交換ができるのはいいですよね。自分だけだったら、もっと悩んでいたかもしれないので、こういうときはママ友のグループチャットがあってよかったって思います」
 

 今年は、コロナ禍の影響で、子どもたちは学校でも新しい生活様式を強いられているそうだ。その感染予防対策は、個々の事情に沿ったものではなく、周りに合わせるしかないため、ママたちを悩ませているという。

 都内に住む千佳さん(仮名)は、中学1年生になる男児と、小学4年生の娘、そして小学校に入学したばかりの娘の3人を育てている。

「今年は、息子の中学の入学式が、体育館ではなく校庭で実施されました。また小学校も中学校も、長い期間休校措置になったりと大変でしたね」

 コロナ禍において、制服のある中学校や高校では、これまでにないルールが実施されるようになったという。

「今、中学校は、コロナ対策として、毎日洗えるようにと、ジャージで登校することになっています。写真撮影の際や、洗濯しても天候によって乾かなかった時などは、制服を着用してもよいのですが、ほぼみんなジャージで登校しているので、うちだけ制服でというのは考えられない。『入学したばかりなのに制服も着る機会もなくかわいそう』と、ママ友とグループチャットで話しています」

 小学校でも、いろいろなルールが新設されたという。千佳さんは、1年生になる娘から、学校生活の話が出ないのが気になった。グループチャットで話題に上げると、子どもたちは現在常にマスクをしているため、お互いの顔がわかりづらい環境にあるとのこと。名前に関しても、もともと防犯のために学校内でしか名札を付けていないため、互いに覚えられずにいるようだこれらのことから「友達ができにくいのではないか」という話になったという。

「娘に聞いたら、『給食は机を離したまま、マスクは外すけれど前を向いたまま無言で食べる』っていうんです。これだと入学したばかりの1年生は仲良くもなれないですよね……」

 学校のような集団生活でのコロナ感染予防対策は、果たしてどこまで行えばよいのか、いまだ明確な指針はない。そのため、過剰になりすぎても仕方がないのだろう。

「体育の授業はマスクを外して行うのですが、先生に『声を出したら体育を中止します』と言われたんだとか。それはさすがにかわいそうですよねぇ。あるママ友は、グループチャットで『給食中、ほんのちょっとしゃべっただけで先生に怒られたらしくて、子どもが怖がっている』『うちの子、クラスで浮いちゃってないかな』と漏らしてましたよ。今年入学したばかりのママや子どもたちは、特に苦労が多いですね」

 学校生活において、ママたちが一番気になっているのは、自分の子だけ浮いてしまわないか……ということではないだろうか。ルールが多ければ多いほど悩みは増すが、その半面、「自由」と言われても悩んでしまう面もあるようだ。集団生活で協調性を育むことは大事だが、学校側にとっても、ママ側にとっても、もう少し柔軟な対応ができるような環境になってほしいと願わずにいられない。