追悼──国民栄誉賞・衣笠祥雄氏は、なぜ広島の監督になれなかったのか?

「鉄人」と呼ばれ、連続試合出場の世界記録(当時)を作った元・広島東洋カープの衣笠祥雄氏が23日、71歳で亡くなった。衣笠氏といえば、山本浩二氏と共に赤ヘルカープを牽引し、国民栄誉賞も授与された野球界のレジェンド。米球界でもその名が知られるスーパースターだが、なぜ一度も監督やコーチとしてユニフォームを着なかったのか?

 衣笠氏は1965年に平安高校(現・龍谷大平安)からカープに入団し、4年目にレギュラーに定着。70年秋から続いた連続試合出場(2,215試合)は、カル・リプケンに抜かれるまで世界記録だったほか、通算安打2,543本(歴代5位)、504本塁打(同7位)、MVP・打点王(84年)、盗塁王(76年)など、輝かしい記録を残している。

 そんな衣笠氏にまつわる“球界七不思議”が、彼が引退後に一度もユニフォームを着なかったことだ。古参のスポーツ記者はいう。

「カープのフロントは、1975年の初優勝時の立役者で、その後も主力として何度も優勝に貢献した衣笠さんを『いずれは監督に』と思っていたはずです。生え抜きの選手ですし、人気も抜群でしたから。ただ、衣笠さんが引退したのは87年でしたが、前の年には山本浩二さんが引退しています。フロントとしては、地元出身で『ミスター赤ヘル』と呼ばれた山本浩二さんのほうが優先順位は上です。実際、阿南監督が87年、88年と2年連続で優勝を逃すと、89年からは山本浩二さんが監督になりました。そうなることは既定路線だったので、広島はしっかり衣笠さんに地元放送局の解説というポジションを用意した。しかし土壇場で衣笠さんが、キー局であるTBSの解説者を選んだため、フロントが激怒した──という話を当時、TBSの系列局の人間から聞きました」

 とはいえ、国民栄誉賞をもらった英雄に「地方局の解説者」という仕事は、いかにも不釣り合い。この件で衣笠氏を責めることはできないだろう。

「ただ、結果的にはそれで良かったんじゃないでしょうか。衣笠さんは、デッドボールをぶつけた相手チームの投手に『気にするな』と声を掛けたというほどの、球界きっての人格者。解説を聞いていても『とにかく選手の良い部分を見ていこう』という人です。監督というのは叱る・怒鳴る・突き放すのも仕事のうち。そういう意味では、衣笠さんに監督が務まったかと言えば、難しかったかもしれません。本当は2軍で若手と向き合うのがピッタリだったのでしょうが、『国民栄誉賞』という肩書は、2軍には重すぎますしね」

 結果的にどのチームのユニフォームを着ることもなく、鬼籍に入った衣笠氏。現役時代はガッツあふれるプレーで他チームのファンからも愛されたが、氏の健康状態は関係者の間でも話題になっていたという。週刊誌のスポーツ記者が語る。

「今シーズンが始まる直前の3月末に、NHK(BSプレミアム)の『アナザーストーリーズ』というドキュメンタリー番組で、カープ初優勝が取り上げられました。その年は、カープがチーム史上初となる外国人のルーツ監督を招き大改革、創設以来Bクラス続きだったチームがリーグ優勝した年です。番組には、山本浩二やホプキンス、外木場義郎といった当時の主力選手に混ざって、衣笠さんのインタビューも紹介されたのですが、彼の話し方が、喉が締め付けられているかのような、苦しそうな話し方だったので、スポーツ記者の間で、『一気に老けたよね』『大丈夫かな』と、ひとしきり話題になったところだったんです。それがまさか、こんなことになるとは……」

 今季も現在、首位を走るカープだが、衣笠氏へ優勝を捧げられるか――。

追悼──国民栄誉賞・衣笠祥雄氏は、なぜ広島の監督になれなかったのか?

「鉄人」と呼ばれ、連続試合出場の世界記録(当時)を作った元・広島東洋カープの衣笠祥雄氏が23日、71歳で亡くなった。衣笠氏といえば、山本浩二氏と共に赤ヘルカープを牽引し、国民栄誉賞も授与された野球界のレジェンド。米球界でもその名が知られるスーパースターだが、なぜ一度も監督やコーチとしてユニフォームを着なかったのか?

 衣笠氏は1965年に平安高校(現・龍谷大平安)からカープに入団し、4年目にレギュラーに定着。70年秋から続いた連続試合出場(2,215試合)は、カル・リプケンに抜かれるまで世界記録だったほか、通算安打2,543本(歴代5位)、504本塁打(同7位)、MVP・打点王(84年)、盗塁王(76年)など、輝かしい記録を残している。

 そんな衣笠氏にまつわる“球界七不思議”が、彼が引退後に一度もユニフォームを着なかったことだ。古参のスポーツ記者はいう。

「カープのフロントは、1975年の初優勝時の立役者で、その後も主力として何度も優勝に貢献した衣笠さんを『いずれは監督に』と思っていたはずです。生え抜きの選手ですし、人気も抜群でしたから。ただ、衣笠さんが引退したのは87年でしたが、前の年には山本浩二さんが引退しています。フロントとしては、地元出身で『ミスター赤ヘル』と呼ばれた山本浩二さんのほうが優先順位は上です。実際、阿南監督が87年、88年と2年連続で優勝を逃すと、89年からは山本浩二さんが監督になりました。そうなることは既定路線だったので、広島はしっかり衣笠さんに地元放送局の解説というポジションを用意した。しかし土壇場で衣笠さんが、キー局であるTBSの解説者を選んだため、フロントが激怒した──という話を当時、TBSの系列局の人間から聞きました」

 とはいえ、国民栄誉賞をもらった英雄に「地方局の解説者」という仕事は、いかにも不釣り合い。この件で衣笠氏を責めることはできないだろう。

「ただ、結果的にはそれで良かったんじゃないでしょうか。衣笠さんは、デッドボールをぶつけた相手チームの投手に『気にするな』と声を掛けたというほどの、球界きっての人格者。解説を聞いていても『とにかく選手の良い部分を見ていこう』という人です。監督というのは叱る・怒鳴る・突き放すのも仕事のうち。そういう意味では、衣笠さんに監督が務まったかと言えば、難しかったかもしれません。本当は2軍で若手と向き合うのがピッタリだったのでしょうが、『国民栄誉賞』という肩書は、2軍には重すぎますしね」

 結果的にどのチームのユニフォームを着ることもなく、鬼籍に入った衣笠氏。現役時代はガッツあふれるプレーで他チームのファンからも愛されたが、氏の健康状態は関係者の間でも話題になっていたという。週刊誌のスポーツ記者が語る。

「今シーズンが始まる直前の3月末に、NHK(BSプレミアム)の『アナザーストーリーズ』というドキュメンタリー番組で、カープ初優勝が取り上げられました。その年は、カープがチーム史上初となる外国人のルーツ監督を招き大改革、創設以来Bクラス続きだったチームがリーグ優勝した年です。番組には、山本浩二やホプキンス、外木場義郎といった当時の主力選手に混ざって、衣笠さんのインタビューも紹介されたのですが、彼の話し方が、喉が締め付けられているかのような、苦しそうな話し方だったので、スポーツ記者の間で、『一気に老けたよね』『大丈夫かな』と、ひとしきり話題になったところだったんです。それがまさか、こんなことになるとは……」

 今季も現在、首位を走るカープだが、衣笠氏へ優勝を捧げられるか――。

中日ファン「原爆落ちろ」ヤジ騒動……サッカーなら“無観客試合級”なのに、なぜ許される?

 プロ野球の中日ファンが、広島戦で「原爆落ちろ」とのヤジを飛ばし、ネットで大騒動になっている。サッカーでは、いちファンの発言や行動が大問題になるが、野球はなぜこのようなひどい発言が許されるのか?

 問題のヤジは、マツダスタジアムで3月31日に行われた広島カープ対中日ドラゴンズ戦で、ビジター応援席にいた中日ファンが発したものだ。この人物は、応援の音楽に合わせて「死んじまえ! 原爆落ちろ!」と叫んでいる様子を自ら動画に収めTwitterに投稿。これに対し、広島ファンのみならず多数のネットユーザーから批判の声が殺到し、投稿した人物は謝罪したが、現時点ではこの人物や中日ドラゴンズが処分を受けるには至っていない。

 ここで思い浮かぶのが、サッカーの事例だ。世界手にサッカーでは、ファンの差別的、挑発的言動はチームの責任とされ、国内でも2014年に埼玉スタジアムで人種差別的な横断幕が掲げられた事件では、クラブ側の責任も問われ無観客試合という処分が下された。同年の横浜M対川崎戦では、黒人選手に対してバナナを振ったサポーターにも無期限の入場禁止が言い渡されている。スポーツライターが語る。

「世界中を熱狂させるサッカーの負の側面はあまり報じられませんが、海外の一部のファンの人種差別は猛烈です。黒人選手がボールを持つと、猿の鳴き声を真似した『キーキー』という声がサッカー場中に鳴り響いたり、バナナの皮が投げ込まれたり、肌の色を揶揄するような歌が歌われたりと、意味を知れば心が痛むようなひどい差別が横行しています。こういった差別行為を許さぬため、FIFAは、『人種、肌の色、性別、言語、宗教、出自などに関する差別的、侮蔑的行為を行った場合、懲罰を課す』と、定めており、当該チームへの罰金や参加資格の停止など、チームへの責任も求めています」

 差別は、人間として恥ずべき行為。当然「原爆落ちろ」という表現も許されるものではないことは確かだ。そこで疑問なのは、同じ日本で開催されている人気スポーツながら、なぜ「バナナ」が許されず、「原爆」が許されるのか? という点。

「野球については、野球機構の約款に、『威嚇』や『誹謗中傷』を禁ずる文言はありますが、『差別』に関する表記はありません。かつて、在日朝鮮人の強打者に対する人種的なヤジが延々と見逃されたことを見ても、差別問題には極めて鈍感なのが野球界です。一方、差別意識むき出しのヤジが飛び交うサッカーでは、仕切る側も厳罰をもって臨まねばなりません。それほど一部サッカーファンの差別の実態はひどいのです。それに対して、良くも悪くも差別や挑発にうるさくなかった“昭和のノリ”が残る野球界は、平成が終わろうとしている今日でも『ヤジも野球観戦の1つの花』と考える風潮があります。事実、今回の中日ファンもTwitterで「野次とだしてなんぼやぞおい! 暴言吐いてなんぼやぞ!」と主張していました。しかし今回の発言はあまりにひどすぎる。これをきっかけに、野球機構も重い腰を上げることになると思います」(同)

 好き勝手なヤジを飛ばしている野球ファンは、そろそろ「お客様は神様」という感覚を捨てたほうがよさそうだ。

中日ファン「原爆落ちろ」ヤジ騒動……サッカーなら“無観客試合級”なのに、なぜ許される?

 プロ野球の中日ファンが、広島戦で「原爆落ちろ」とのヤジを飛ばし、ネットで大騒動になっている。サッカーでは、いちファンの発言や行動が大問題になるが、野球はなぜこのようなひどい発言が許されるのか?

 問題のヤジは、マツダスタジアムで3月31日に行われた広島カープ対中日ドラゴンズ戦で、ビジター応援席にいた中日ファンが発したものだ。この人物は、応援の音楽に合わせて「死んじまえ! 原爆落ちろ!」と叫んでいる様子を自ら動画に収めTwitterに投稿。これに対し、広島ファンのみならず多数のネットユーザーから批判の声が殺到し、投稿した人物は謝罪したが、現時点ではこの人物や中日ドラゴンズが処分を受けるには至っていない。

 ここで思い浮かぶのが、サッカーの事例だ。世界手にサッカーでは、ファンの差別的、挑発的言動はチームの責任とされ、国内でも2014年に埼玉スタジアムで人種差別的な横断幕が掲げられた事件では、クラブ側の責任も問われ無観客試合という処分が下された。同年の横浜M対川崎戦では、黒人選手に対してバナナを振ったサポーターにも無期限の入場禁止が言い渡されている。スポーツライターが語る。

「世界中を熱狂させるサッカーの負の側面はあまり報じられませんが、海外の一部のファンの人種差別は猛烈です。黒人選手がボールを持つと、猿の鳴き声を真似した『キーキー』という声がサッカー場中に鳴り響いたり、バナナの皮が投げ込まれたり、肌の色を揶揄するような歌が歌われたりと、意味を知れば心が痛むようなひどい差別が横行しています。こういった差別行為を許さぬため、FIFAは、『人種、肌の色、性別、言語、宗教、出自などに関する差別的、侮蔑的行為を行った場合、懲罰を課す』と、定めており、当該チームへの罰金や参加資格の停止など、チームへの責任も求めています」

 差別は、人間として恥ずべき行為。当然「原爆落ちろ」という表現も許されるものではないことは確かだ。そこで疑問なのは、同じ日本で開催されている人気スポーツながら、なぜ「バナナ」が許されず、「原爆」が許されるのか? という点。

「野球については、野球機構の約款に、『威嚇』や『誹謗中傷』を禁ずる文言はありますが、『差別』に関する表記はありません。かつて、在日朝鮮人の強打者に対する人種的なヤジが延々と見逃されたことを見ても、差別問題には極めて鈍感なのが野球界です。一方、差別意識むき出しのヤジが飛び交うサッカーでは、仕切る側も厳罰をもって臨まねばなりません。それほど一部サッカーファンの差別の実態はひどいのです。それに対して、良くも悪くも差別や挑発にうるさくなかった“昭和のノリ”が残る野球界は、平成が終わろうとしている今日でも『ヤジも野球観戦の1つの花』と考える風潮があります。事実、今回の中日ファンもTwitterで「野次とだしてなんぼやぞおい! 暴言吐いてなんぼやぞ!」と主張していました。しかし今回の発言はあまりにひどすぎる。これをきっかけに、野球機構も重い腰を上げることになると思います」(同)

 好き勝手なヤジを飛ばしている野球ファンは、そろそろ「お客様は神様」という感覚を捨てたほうがよさそうだ。

プロ野球開幕! 野球ファンの心を捉えた好企画と、残念すぎたNACK5ラジオ中継

 ついに幕を明けた2018年プロ野球。ペナントレースの行方、個人成績やタイトル争いも気になるところだが、今年は、“野球の楽しみ方”が少し変わるかもしれない1年でもある。野球を取り巻くメディア環境が大きく変化しているからだ。

 たとえば、TBSラジオのプロ野球中継撤退。同様に、プロ野球12球団のうち10球団の試合を配信してきた「スポナビライブ」も5月末で撤退。代わって、17年からJリーグの放映権を一手に担うスポーツ動画配信サービス「DAZN(ダゾーン)」がプロ野球界にも本格参入。昨年の2球団(広島と横浜DeNA)から大幅増となる、巨人以外のプロ野球11球団の主催試合をすべて配信することになった。

 まさに「黒船来襲」ともいえるDAZNの攻勢。それを逆手に取るように、DAZNは北海道日本ハムファイターズの西川遥輝、横浜DeNAベイスターズの山崎康晃、さらにはお笑いトリオ・ロバートを起用した幕末モチーフのテレビCMを多数打ち続けている。出稿量からいっても、かなりの金額がかかっているはずだ。

 これで緊張感が走っているはずなのが、Jリーグの放映権をすべて持っていかれ、1年半で契約者数が20万件以上激減したとされるスカパー! だ。Jリーグの轍を踏まずに、どう乗り越えていくのか? まさに勝負の年、といえるのではないだろうか。

 それだけに、開幕に向けてスカパー! が実施したプロモーション「プロ野球12球団レジェンドに聞く あなたはどう見る? #オレ流」は、スカパー! の決意の表れと本気度がうかがえる好企画だった。

 スカパー! の広告塔である堺雅人と、元三冠王にして元名監督の落合博満による対談を、そのままCM化したこの企画。15秒CMとは別に、各球団の見どころを約1分半にまとめた映像も無料でWEB公開している。第1弾の「球団見どころ篇」と、第2弾の「注目選手篇」。どちらの動画も企画タイトル通り、落合博満のオレ流節が全開で、野球ファン必聴の面白さだ。

「成績が上がらない=お前ら、練習足らないんじゃないか? もっと野球を勉強しなくちゃいけないんじゃないの?」

「万が一おれが兼任(監督)をやったら、こんな楽なことはない。4番・落合、監督・落合。最っ高に面白いと思う」

「4番? 俺の中ではスーパーマン。なんでもやれる。そして、絶対に休まない。自分の一振りでゲームを左右できるのが4番バッターですよ」

 ……などなど、落合節は健在。そして、古巣・中日については特に舌鋒鋭く、厳しい見立てをしているのがなんとも言えず落合らしい。

「なぜ俺が中日楽しみだ、っていうかというと、もしかしたら、見納めになる選手が何人かいる。今のうちに見ておかないと、見損なった、というのが悔い残るんじゃないかな、という意味で。勝負度外視して、これだけプロ野球界に貢献した人の勇姿を見逃す手はないだろう。その意味で、中日、面白いです」

 野球ファンがうすうす思っていて、でも、なかなか口にしづらいことをあけすけに語ってくれる落合。そんな直球勝負を挑むスカパー! の姿勢には好感が持てた。

 そしてもうひとつ。開幕に向けたCMと連動動画企画で秀逸だったのが、プロ野球速報アプリを展開するスポーツナビが実施したCM「PRIDE OF FAN」だ。

 こちらは、落合博満のようなレジェンドも、堺雅人のようなタレントを使うこともなく、DAZNのように現役選手が出てくるわけでもなく、徹底的にファン目線。12球団それぞれのファンの「日常風景」を切り取り、そこにスポナビの一球速報アプリが欠かせない存在であることを描き出している。

 球団ごとに、シチュエーションもファン気質も、出てくる野球ワードが違うわけだが、その細かいニュアンスの描き分けが見ていてとても心地良い。「スポナビライブ」は5月末で撤退するわけだが、だからといってスポナビアプリの存在意義は揺るがない。そのことを改めて実感させてくれた。

 野球ファンの求めるもの、知りたい情報を的確に提示し、好印象を生んだスカパー! とスポナビアプリの両CM。だが、その他に目を向ければ、ファン気質を勘違いした企画を打ち出し、反感を買った事例もある。FMラジオ・NACK5の『サンデーライオンズ』の炎上問題だ。

 昨年まで当たり前にいた実況アナウンサーを置かず、番組進行役としてお笑い芸人をメインパーソナリティに起用。それだけでも炎上要素満載だが、さらにすごかったのは、球場から生中継しているにもかかわらず、球音を生かすどころかBGMを流し、「こんなホーム開幕戦はいやだ」など大喜利をしでかしたこと。

 私も炎上騒ぎを知ってラジオアプリ・radikoのタイムフリーで聞いてみたが、驚くほど臨場感はなく、そして試合展開はまったく頭に入ってこなかった。まさに、「こんな野球中継はいやだ」状態。ファンが求めているものを理解できていないばかりか、野球というスポーツへの愛情も感じられなかった。

 CM・動画企画と実際のラジオ中継。比較対象としては階層が若干ズレているかもしれないが、野球を盛り上げよう、野球ファンの心を捉えようという意味では、あまりに両極端だったこれらの施策。野球ファンはその志の差に敏感に反応し、評価を下すはずだ。
(文=オグマナオト)

プロ野球開幕で今年も活発化! “最底辺”グラビアアイドルが「プロ野球ヤリコン&乱交」の実態を暴露!!

 開幕はしたものの、大谷翔平はいなくなり、ケガもあり清宮幸太郎のデビューも先送り。一番のニュースが40歳を過ぎて、ストレートの球速が130キロ台の上原浩治の巨人復帰というのでは、プロ野球が盛り上がるはずもない。

 だが、この開幕を「待ってました!」と喜んでいる美女たちがいるという。

「プロ野球選手は、お金もあるし体もいいので、お近づきになりたい女の子はたくさん。開幕して、試合が見られるようになると、私たちの観戦熱は一気に盛り上がってくるんです」

 そう語るのは、デビュー12年になるというグラビアアイドル・E子さん。

 30歳になった現在も現役にこだわるが、仕事といえば撮影会とギャラ飲みばかりで、自らを「最底辺グラドルです」と開き直ってGカップの谷間をサービスする彼女は、プロ野球選手たちとのエッチな交流について、実態を明かしてくれた。

「“私たち、底辺グラドルの間では”の話として聞いてもらいたいんですけど(笑)、もう10年もグラビアやっていると、プロ野球選手との合コンもいっぱいやってきたし、他にもバイト先のキャバクラで出会ったり、スポーツ選手や芸能人御用達のスポーツバーなんかもありますから、ある意味、チャンスはいっぱい。知り合えば、お持ち帰りがお約束みたいな感じです」

 なんでも、プロ野球選手の金と体が目当ての彼女たちと、精力をもてあます選手たちは、「ある意味、相思相愛の関係(笑)」にあるというのだ。

「シーズンが始まると、まだ観客の少ない練習の時間からスタンドに陣取って、お酒を飲んで大騒ぎ。競馬のパドック気分で若手選手をチェックして、知り合いの選手に、『二軍から上がってきた○○くん、合コンに呼んでよ』なんてLINEして、試合後に合流。食事のあとはホテル直行みたいのが、一番、コーフンするんです。3対3の乱交になることもよくありますね。最近は、球団から、いろいろと遊び方の注意を受けているようですけど遊んでいる人はすごく遊んでいますよ」

 そんなグラドルたちと、各球団の選手たちとは竿姉妹、穴兄弟だらけだというが、

「グラドル同士、『あの選手のアソコはどうだった』『キスがうまくて濡れちゃった』『○○選手はドSでヤルだけ。最低だけど、10万くれた』とか、そんな情報を共有しながら、わいわいとプロ野球観戦を楽しむのが、私たちのスタイルですね(笑)」

 彼女たちが本気を出したら、いくつものスキャンダルが噴出しそう。

「選手たちとのエッチなLINEもいっぱい残っているけど、遊べなくなるのも困るので、いまのところそのつもりはありません(笑)」

 “いまのところ”というE子さん。選手のみなさん、夜のバットの振り方には、くれぐれもお気をつけて。

プロ野球開幕で今年も活発化! “最底辺”グラビアアイドルが「プロ野球ヤリコン&乱交」の実態を暴露!!

 開幕はしたものの、大谷翔平はいなくなり、ケガもあり清宮幸太郎のデビューも先送り。一番のニュースが40歳を過ぎて、ストレートの球速が130キロ台の上原浩治の巨人復帰というのでは、プロ野球が盛り上がるはずもない。

 だが、この開幕を「待ってました!」と喜んでいる美女たちがいるという。

「プロ野球選手は、お金もあるし体もいいので、お近づきになりたい女の子はたくさん。開幕して、試合が見られるようになると、私たちの観戦熱は一気に盛り上がってくるんです」

 そう語るのは、デビュー12年になるというグラビアアイドル・E子さん。

 30歳になった現在も現役にこだわるが、仕事といえば撮影会とギャラ飲みばかりで、自らを「最底辺グラドルです」と開き直ってGカップの谷間をサービスする彼女は、プロ野球選手たちとのエッチな交流について、実態を明かしてくれた。

「“私たち、底辺グラドルの間では”の話として聞いてもらいたいんですけど(笑)、もう10年もグラビアやっていると、プロ野球選手との合コンもいっぱいやってきたし、他にもバイト先のキャバクラで出会ったり、スポーツ選手や芸能人御用達のスポーツバーなんかもありますから、ある意味、チャンスはいっぱい。知り合えば、お持ち帰りがお約束みたいな感じです」

 なんでも、プロ野球選手の金と体が目当ての彼女たちと、精力をもてあます選手たちは、「ある意味、相思相愛の関係(笑)」にあるというのだ。

「シーズンが始まると、まだ観客の少ない練習の時間からスタンドに陣取って、お酒を飲んで大騒ぎ。競馬のパドック気分で若手選手をチェックして、知り合いの選手に、『二軍から上がってきた○○くん、合コンに呼んでよ』なんてLINEして、試合後に合流。食事のあとはホテル直行みたいのが、一番、コーフンするんです。3対3の乱交になることもよくありますね。最近は、球団から、いろいろと遊び方の注意を受けているようですけど遊んでいる人はすごく遊んでいますよ」

 そんなグラドルたちと、各球団の選手たちとは竿姉妹、穴兄弟だらけだというが、

「グラドル同士、『あの選手のアソコはどうだった』『キスがうまくて濡れちゃった』『○○選手はドSでヤルだけ。最低だけど、10万くれた』とか、そんな情報を共有しながら、わいわいとプロ野球観戦を楽しむのが、私たちのスタイルですね(笑)」

 彼女たちが本気を出したら、いくつものスキャンダルが噴出しそう。

「選手たちとのエッチなLINEもいっぱい残っているけど、遊べなくなるのも困るので、いまのところそのつもりはありません(笑)」

 “いまのところ”というE子さん。選手のみなさん、夜のバットの振り方には、くれぐれもお気をつけて。

プロ野球開幕直前! 由伸ジャイアンツ“優勝なし”なら、いよいよ松井秀喜監督誕生か

 3月30日に、プロ野球が開幕する。注目を浴びているのは、オープン戦で11勝5敗1分けの勝率6割8分8厘で12球団トップだった“球界の盟主”読売ジャイアンツだ。

 昨年は11年ぶりにBクラスに沈み、まさに崖っぷち。巻き返しが最重要課題となっているが、プロ野球関係者は「2016年に就任してから3年目を迎える高橋由伸監督にとって、正念場の年になりそうです。去年のような成績になったら、もちろんクビ。優勝できないなら更迭される可能性が高いです。昨年は球団ワーストの13連敗も経験するなど、本当に勝てなかった。弱いので、グッズ販売などの営業的な面でもかなり落ち込みました。フロントは、低迷した場合の監督交代を頭の片隅に入れながら開幕を迎えることになりそうですよ」と語る。

 周辺ではすでに次期監督候補の名前まで飛び交っているという。その名前とは……。

「次は、斎藤雅樹(一軍投手総合)コーチだとか、中畑清氏らの名前も挙がってますが、ジャイアンツ側がずっと願っていることは、松井秀喜氏に監督をやってもらうことです。水面下で、定期的に接触して、もし要請した場合に受けてくれるかどうか、ずっと感触を探っていますよ。そもそも松井氏が03年シーズンに大リーグに行った頃から、ジャイアンツの人気が緩やかに低下し始めました。それを食い止めるにはゴジラしかいないですよ」(前出のプロ野球関係者)。

 現在、ニューヨーク・ヤンキースのGM付特別アドバイザーという肩書をもつ松井氏だが、ジャイアンツとの良好な関係が証明されたのが今春。宮崎で開催されたジャイアンツの春季キャンプを訪れ、臨時コーチで2月6日から13日まで熱血指導したのだ。

「巨人側からは毎年、臨時コーチのオファーを出していたようで、14年から3年連続でキャンプに訪れ、14年と16年には臨時コーチを受けています。しかし、昨年はキャンプを訪問することすらなかった。一時は冷え切ったかに見えた球団と松井の関係ですが、いよいよ松井も腹を決めたのかもしれません」(同)

 そんなゴジラの姿に、ファン、マスメディアがキャンプ地に殺到。現地関係者の間では、もし監督就任となれば、大きな起爆剤になるのは間違いない、大騒ぎになるぞ、とささやかれていたという。

 ジャイアンツの開幕は東京ドームで行われる30日の阪神戦。関係者の心配が杞憂に終わり、監督交代のウワサが吹き飛ぶくらいの“ぶっちぎりの優勝”となればいいのだが。

どうなる開幕1軍……オープン戦、快音なしの清宮幸太郎は期待ハズレ? 松井秀喜、清原和博らと比較する

 昨秋のドラフト会議で、史上最多タイの7球団の指名を受け、北海道日本ハムに入団した清宮幸太郎だが、オープン戦ではここまで(3月15日時点)でノーヒット。さらに、腹膜炎を患って入院するなど、どうにも調子が上がらない。高校通算111本塁打の記録を引っさげてプロ入りした怪物は、話題先行の“ハズレくじ”なのか?

 注目が集まる清宮だが、オープン戦ではここまで何ひとついいところがない。11日のDeNA戦では、2試合連続で先発出場するも、4打数4三振。快音どころか、バットに当てることさえ難しく、19打席に立ち、15打数0安打で8三振と、早くもプロの洗礼を浴びている。週刊誌のスポーツ記者が語る。

「今のところ、プロの変化球にまったく対応できていません。プロでやっていくには、ストレートのタイミングで待ちつつ変化球にも対応できなければいけませんが、今の清宮は、変化球でタイミングを崩され、迷いが出てストレートに振り遅れるという悪循環に陥っています」

 高校からプロに入れば、金属バットから木製バットへの対応も求められる。清宮は、プロ入り前から守備に関しては不安がささやかれており、ファーストしか守れないという大きなネックもある。日ハムは大きなお荷物を抱えてしまったのか? スポーツライターが語る。

「過去の高卒ドラ1の大物バッターといえば、清原和博、松井秀喜、中田翔らがいますが、オープン戦からガンガン打ったバッターはいません。清原はシーズン1年目で打率304、本塁打31本、78打点という目覚ましい数字を残しましたが、オープン戦のホームランは0本で、打率も.220。松井に至っては、オープン戦の打率は53打数5安打で.093(本塁打0本)でした。森友哉(西武)、筒香嘉智(DeNA)、中田(日ハム)、平田良介(中日)など、2000年以降に“超高校級”という触れ込みでプロ入りしたバッターを見ると、1年目に結果を残したのは.275で6本塁打を打った森友哉ぐらいです。こうなると清原は別格というしかなく、高卒の清宮に1年目から結果を求めるのは酷ですよ。清宮のキャンプでのフリーバッティングを見ると、新人であれだけ飛ばしていたのは大谷翔平ぐらいです。オープン戦ではまだまったく結果が出ていませんが、内角にも対応できる柔軟性はありそうですし、何より打席で独特のオーラがあります。これが巨人や阪神だったら、清宮を使う・使わないで大論争になりそうですが、日ハムならそういった心配もありません。大谷を育てた栗山英樹監督なら、清宮も上手に育てるでしょう」

 ちなみに大谷の1年目の打者としての成績は.238で3本塁打。規格外の大型ルーキーは、まずは“大谷超え”が目標になりそうだ。

どうなる開幕1軍……オープン戦、快音なしの清宮幸太郎は期待ハズレ? 松井秀喜、清原和博らと比較する

 昨秋のドラフト会議で、史上最多タイの7球団の指名を受け、北海道日本ハムに入団した清宮幸太郎だが、オープン戦ではここまで(3月15日時点)でノーヒット。さらに、腹膜炎を患って入院するなど、どうにも調子が上がらない。高校通算111本塁打の記録を引っさげてプロ入りした怪物は、話題先行の“ハズレくじ”なのか?

 注目が集まる清宮だが、オープン戦ではここまで何ひとついいところがない。11日のDeNA戦では、2試合連続で先発出場するも、4打数4三振。快音どころか、バットに当てることさえ難しく、19打席に立ち、15打数0安打で8三振と、早くもプロの洗礼を浴びている。週刊誌のスポーツ記者が語る。

「今のところ、プロの変化球にまったく対応できていません。プロでやっていくには、ストレートのタイミングで待ちつつ変化球にも対応できなければいけませんが、今の清宮は、変化球でタイミングを崩され、迷いが出てストレートに振り遅れるという悪循環に陥っています」

 高校からプロに入れば、金属バットから木製バットへの対応も求められる。清宮は、プロ入り前から守備に関しては不安がささやかれており、ファーストしか守れないという大きなネックもある。日ハムは大きなお荷物を抱えてしまったのか? スポーツライターが語る。

「過去の高卒ドラ1の大物バッターといえば、清原和博、松井秀喜、中田翔らがいますが、オープン戦からガンガン打ったバッターはいません。清原はシーズン1年目で打率304、本塁打31本、78打点という目覚ましい数字を残しましたが、オープン戦のホームランは0本で、打率も.220。松井に至っては、オープン戦の打率は53打数5安打で.093(本塁打0本)でした。森友哉(西武)、筒香嘉智(DeNA)、中田(日ハム)、平田良介(中日)など、2000年以降に“超高校級”という触れ込みでプロ入りしたバッターを見ると、1年目に結果を残したのは.275で6本塁打を打った森友哉ぐらいです。こうなると清原は別格というしかなく、高卒の清宮に1年目から結果を求めるのは酷ですよ。清宮のキャンプでのフリーバッティングを見ると、新人であれだけ飛ばしていたのは大谷翔平ぐらいです。オープン戦ではまだまったく結果が出ていませんが、内角にも対応できる柔軟性はありそうですし、何より打席で独特のオーラがあります。これが巨人や阪神だったら、清宮を使う・使わないで大論争になりそうですが、日ハムならそういった心配もありません。大谷を育てた栗山英樹監督なら、清宮も上手に育てるでしょう」

 ちなみに大谷の1年目の打者としての成績は.238で3本塁打。規格外の大型ルーキーは、まずは“大谷超え”が目標になりそうだ。