【日大アメフト部“悪質タックル”問題】プロ野球界にも大打撃! “優良スポンサー”が一転、考査落ちへ

 とうとう内田正人前監督が“入院”するという、政治家顔負けの雲隠れ戦術に打って出た日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックル騒動。ここにきて、その余波が各所で出始めている。

 日大はマスコミとの関係も深い。その大きな理由が、潤沢な資金を武器にした集中的な“広告投下”だ。

 あるラジオ局の営業関係者は「うちもここ数日で、先方(日大)からの依頼を受けてACジャパンのCMに切り替えました」と明かす。

 同様の流れはこれまで、大規模災害により企業が被災した場合や、不祥事を起こした場合などに見受けられたが「今回、社内での扱いは完全に後者。当面の間は復帰は難しい」といい、仮にも通常CMを流せば「うちの局にもクレームが殺到する可能性がある。喉から手が出るほど欲しいスポンサーですが、あれだけ社会的な問題を起こしたとなれば考査で落とさざるを得ない可能性も出てくる」と困惑顔だ。

 プロ野球の球場にも影響はある。今週に入り、日大がオフィシャルスポンサーを務めていた読売巨人軍でも、ヒーローインタビューを受ける選手の後ろに掲げるスポンサーボードから、日大の名前を外した。そのほか、横浜スタジアム、神宮球場では広告看板が消え、福岡ヤフオク!ドームでは広告デザインが変更された。いずれも広告主である日大からの要請だという。

 だが、球界関係者は「正直、この流れなら、以前のような広告復帰は厳しいのではないか」と話す。

 プロ野球選手を多く輩出している日大と、プロ野球界の近さが「今となってはマイナスのイメージになる。球団によっては嫌がる場合も十分考えられる」(同)。

 それ以上に頭を悩ませるのは日大が「お得意様」である点だという。

「近年は不景気もあってなかなか広告が埋まらないことも多いが、大学だけはほぼ“定価”で買ってくれるパターンが多い。球団、球場側にとっても教育機関の広告はイメージがいいので大歓迎だったが、その大口スポンサーが1つ消えるのは大打撃ですよ」(同)

 この騒動はいつまで続くのか……。

プロ野球中日・松坂大輔、最多票獲得でのオールスター出場がほぼ確定?

 プロ野球の真夏の祭典、オールスターゲームのファン投票が間もなく始まるが、今季から中日に移籍した松坂大輔の出場が、ほぼ確実な状況になっている。

 甲子園春夏連覇という肩書を引っさげて1999年にプロ入りした松坂は、その後メジャーリーグを経て、2015年に日本球界に復帰。ソフトバンクと3年12億円という大型契約を結んだが、登板数は3年間でわずか1試合、しかも1イニングにとどまった。松坂は球団からコーチ就任を打診されたものの、これを拒否し、結局中日が契約。4月30日のDeNA戦で日本では12年ぶりの勝利投手になった。

 中日との契約内容は年俸1,500万円+出来高(推定)で、“客寄せパンダ”ともささやかれた松坂だったが、ここまで4試合に投げ、防御率は3.54(5月16日時点)。全盛期を知る者からすればまだまだといった状況だが、なぜ「オールスター」という言葉が出てくるのか? フリーのスポーツライターが語る。

「オールスターの投票は5月末から始まりますが、今年のファン投票のマークシートの先発部門に松坂の名前が入っていることが明らかになりました。ファン投票は1軍選手なら誰でも投票できますが、多くのファンはマークシートに記された選手の中から投票する選手を選びます。セ・リーグでめぼしい投手といえば、巨人の菅野智之か阪神のメッセンジャーぐらいしかいません。松坂が投げる試合は観客数も跳ね上がっていて、彼の勇姿を見たいという野球ファンは多いようですから、投票が殺到するのは間違いないでしょう」

 かつての甲子園のヒーローも、今年9月で38歳。最後のオールスターになる可能性が高いことも投票に拍車をかけそうだが、さらに選出を後押しする要因がもう1つある。

「ここ数年ケガで苦しみ、ソフトバンク時代には“給料泥棒”などと陰口を叩かれた松坂ですが、社会奉仕活動には熱心です。東日本大震災発生時は、まだメジャーリーグにいましたが、100万ドル(当時の通貨レートで約8,200万円)を寄付しましたし、16年の熊本地震では1,000万円を、17年の九州北部豪雨災害では500万円を寄付しています。このうち熊本地震で寄付した1,000万円は、今年のオールスターゲームの開催地である藤崎台県営野球場の復旧支援のために送られたものでした。寄付した当時とチームは違いますが、松坂が熊本で投げれば、大きな話題になるのは間違いありません」(同)

 今年のオールスターは、日本ハムのスーパールーキー・清宮幸太郎もファン投票で選ばれる可能性が高い。ということは、熊本で松坂vs清宮の“新旧・甲子園の怪物”対決が見られるかも?

女優・川口春奈のMLB観戦報告に「メンタル強すぎ」と称賛の声

 5月17日に女優の川口春奈がInstagramを更新。MLBで大谷翔平の試合を観戦する写真が投稿されたのだが、ネット上では案の定「この人も大谷翔平狙いか……」「大谷翔平と関わるな!」といった声が相次いだ。

 川口は「やっとこさ、、、大谷選手に会いに来ました」というコメントと共に4枚の写真を投稿。うち3枚はスタジアムの観客席で撮影されており、大谷が所属する「ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム」のユニフォームに身を包んでいる。

 ユニフォームの背番号は大谷と同じ17番。さらに彼女はロサンゼルス・エンゼルスの赤いキャップも被っているのだが、ここにも「大谷翔平」という文字が施されていた。まさに“フル装備”で試合観戦に臨み大谷に歓声を送ったようなのだが……。

「メジャーに挑戦する以前から、大谷に近づいた女子アナなどには容赦ないブーイングが浴びせられていました。代表例としては、宮司愛海や久慈暁子、加藤綾子といった面々が挙げられるでしょう。まして最近はメジャーで現地紙も絶賛するほどの活躍を見せており、大谷フィーバーは益々過熱。当然“大谷に会いに行った”と公言した川口には、『日本の宝である大谷に必要以上に近づかないで!』『下心が見え見え』『行動が露骨すぎる』といった声が上がっています」(芸能ライター)

 一方でネット上では、「このタイミングで『大谷に会いに来た』って宣言出来るのは逆にすごい」「メンタルが強すぎない?」「叩かれるのはわかってるだろうに… 勇気あるなぁ」と称賛する声も寄せられていた。

「今回のインスタ投稿で叩かれることは川口も最初からわかっていたと思いますが、彼女自身あまり気にしていないのでしょう。元々川口はあまり“大衆ウケ”を重視しない傾向があり、バラエティー番組などでも明け透けなトークが好評。例えば『徳井と後藤と芳しの指原が今夜くらべてみました』では、“入浴時に一人で結構しゃべる”“阿部寛と鬼ごっこをする夢を見る”といった不穏なプライベートを明かしていました。一部からは『病んでる』とも指摘されていますが、そのような突飛な言動も彼女の魅力の1つなのでしょう」(同)

 きっと大谷の試合も“見たかったから見に行った”というだけのことなのかも。今後も川口には“自由すぎる言動”で飾らない姿を見せてもらいたい。

プロ野球・松坂大輔復活で広告業界から熱視線!「CM年間契約なら5,000万~7,000万円の価値」

 プロ野球・中日ドラゴンズに所属している松坂大輔投手(37)が、不死鳥のごとくよみがえった。2015年に3年12億円(推定)という巨額契約を交わした福岡ソフトバンクでは、3年間で1軍登板はたった1試合だけ。昨年も右肩の不調でリハビリ生活が続き、1、2軍を通じて実戦登板なしだった。

 今年は肩の調子も良好で、4月30日に日本球界では4,241日ぶりとなる白星をつかんだ。球界関係者も「これだけの球を投げられるとは思わなかった。球の勢いが戻ってきた」と驚きを口にしている。

 そんな松坂に広告業界が目をつけているという。広告代理店関係者は「一時代を築いて、知名度は抜群。37才にして復活したその姿は、国民に勇気を与えている。すでに、いくつかの一流企業から松坂をイメージキャラクターにしたいというオファーを受けていますよ。実際、CMに出演するのはシーズンが終わった秋以降となりそうですが、すでに代理店では水面下で準備を進めています」と声を潜める。

 スポーツ選手のCM出演料といえば、アメリカで活躍した天才バッター・イチローが年間契約で1億5,000万円、1クールでは8,000万円といわれ、オリンピック2大会連続金メダルで箔が付いた羽生結弦選手は年間契約では1億2,000万円、1クール7,000万円が相場とされている。

 前出の広告代理店関係者は「このままいけば松坂さんもイチローさん、羽生さんに準ずる額になるでしょう。現役野球選手では異例となる年間契約では5,000~7,000万円、1クール2,500~4,000万円程度が相場になりそうですよ。これが夫人の元日テレアナ・柴田倫世さんとセットならば、さらに倍くらいには跳ね上がります」と明かす。

 広告業界からも注目され始めた松坂投手。これからの活躍にも視線が集まりそうだ。

プロ野球・パリーグ爆走中の西武ライオンズに迫る“パパラッチ”の魔の手

 今季のプロ野球でパ・リーグ首位を快走するプロ野球の埼玉西武ライオンズ。11日の時点で貯金は14を数えるなど、2008年以来10年ぶりの優勝に向けてひた走っている。

「今年のチームの特徴は、なんといっても攻撃陣の充実。チーム打率が3割近く、どこからでも点を取れる。相手チームの投手にとっては、お手上げ状態でしょう」(スポーツ紙プロ野球デスク)

 今年は球団も「埼玉・所沢移転40年」と銘打って、さまざまなイベントを仕掛けており、かつて1980~90年代の“強いライオンズ”を再現しているかのよう。

 このままいけば、さらに注目度も増すこと間違いないが、それと同時に気をつけなければならないのが、ゴシップ誌の魔の手だ。

 ある週刊誌編集者は「これだけど派手に勝っているとなれば、話題にもなる。今はまだ、選手自体にネームバリューがそれほどないので、すぐにゴシップ狙いの臨戦態勢とはならないが、6月の交流戦が終わる頃までこの状況が続けば、その流れになるでしょうね」とほくそ笑む。

 別の芸能記者は「過去には金子侑司がフジテレビの三田友梨佳アナウンサーとの熱愛が報じられたり、もっと前には松坂大輔(※現・中日)が当時、日本テレビの局アナだった柴田倫世と交際、結婚に至った。関東に本拠地を置きながら、巨人やヤクルトの選手ほど目立つことはないけど、食事会など関係を持つ選手は多い」と指摘する。

 これまでなら多少、目立った行動をしても報じられることはなかったが“需要有り”と判断されれば話は別。「これも人気者の有名税」と割り切ってプレーできれば、本当に優勝は現実味を帯びるかもしれない。

プロ野球・開幕1カ月で「テコ入れ」がささやかれる楽天イーグルスの“Xデー”

 あまりにも早すぎる「テコ入れ」だ。開幕から低迷するプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスが、開幕から1カ月でコーチ陣を配置転換。周囲は「次は誰が飛ばされるのか」と戦々恐々としている。

 楽天が属するパ・リーグは現在、埼玉西武ライオンズが開幕から独走中。近年、リーグ優勝の常連だった福岡ソフトバンクホークスですら、大きく引き離そうとしているほどの強さだ。そんな西武と対照的なのが楽天だ。故・星野監督が率いた2013年に球団初のリーグ優勝&日本一に輝き国民的注目を集めたが、今年は開幕ダッシュに失敗してセパ12球団最速で20敗に到達。6日には早くも自力優勝の可能性が消滅している。

 この状況に、球団も手を打っていないわけではない。4月30日に1軍コーチだった高須洋介、立石充男両コーチをファーム、育成のコーチにそれぞれ降格。栗原健太、真喜志康永両氏を昇格させた。

「プロ野球では常に“責任の所在”をはっきりさせる風潮が強く、今回も開幕から連敗が続いたのでその一環でしょう」(スポーツ紙プロ野球デスク)

 だが、早くも現場では、次なる「Xデー」がいつなのかを探り始めている。梨田昌孝1軍監督の“更迭”あるいは“休養”だ。

「他のチームでもコーチ陣の配置転換の次に行われるのが、監督の進退です。楽天は三木谷オーナーの権力が圧倒的に強く、過去にもそれでムリのある解任人事が断行されたことのあるチームです。近いところで目安となるのは、5月末の交流戦開始前、6月中旬の交流戦終了時点での成績。上向いてなければメスが入ることは避けられないでしょうね」(同)

 危険水域から脱するためには、まず2ケタある借金の完済が求められる。

プロ野球・開幕1カ月で「テコ入れ」がささやかれる楽天イーグルスの“Xデー”

 あまりにも早すぎる「テコ入れ」だ。開幕から低迷するプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスが、開幕から1カ月でコーチ陣を配置転換。周囲は「次は誰が飛ばされるのか」と戦々恐々としている。

 楽天が属するパ・リーグは現在、埼玉西武ライオンズが開幕から独走中。近年、リーグ優勝の常連だった福岡ソフトバンクホークスですら、大きく引き離そうとしているほどの強さだ。そんな西武と対照的なのが楽天だ。故・星野監督が率いた2013年に球団初のリーグ優勝&日本一に輝き国民的注目を集めたが、今年は開幕ダッシュに失敗してセパ12球団最速で20敗に到達。6日には早くも自力優勝の可能性が消滅している。

 この状況に、球団も手を打っていないわけではない。4月30日に1軍コーチだった高須洋介、立石充男両コーチをファーム、育成のコーチにそれぞれ降格。栗原健太、真喜志康永両氏を昇格させた。

「プロ野球では常に“責任の所在”をはっきりさせる風潮が強く、今回も開幕から連敗が続いたのでその一環でしょう」(スポーツ紙プロ野球デスク)

 だが、早くも現場では、次なる「Xデー」がいつなのかを探り始めている。梨田昌孝1軍監督の“更迭”あるいは“休養”だ。

「他のチームでもコーチ陣の配置転換の次に行われるのが、監督の進退です。楽天は三木谷オーナーの権力が圧倒的に強く、過去にもそれでムリのある解任人事が断行されたことのあるチームです。近いところで目安となるのは、5月末の交流戦開始前、6月中旬の交流戦終了時点での成績。上向いてなければメスが入ることは避けられないでしょうね」(同)

 危険水域から脱するためには、まず2ケタある借金の完済が求められる。

貴闘力、黒歴史を乗り越えてプロ野球の勝敗を大予想! 現役時代の経験から編み出した2つの法則とは……?

 鋭い映画評論が映画ファンの間で頼りにされている宇多丸だが、彼の本業はラッパー。ヒップホップグループ「RHYMESTER」のメンバーである。業界外にいる彼だからこそ歯に衣着せぬ批評ができ、愛好家に寄り添うコメントが放てる側面もあるように思う。

 別の例でいえば、デーモン閣下の本業を本気で相撲評論家だと捉えている若者も多いらしい(Yahoo!知恵袋には「相撲評論家のデーモン小暮は、なぜいつもごてごてと厚化粧をしているのですか?」という質問が存在する)。

 ファンが高じて独自の理論ができ上がり、ついには専門家に勝るとも劣らぬ批評性と言葉を持ち合わせた彼ら。好きこそものの上手なれではないが、ジャンルならびに自己と向き合う形でしがらみなく作り上げた審美眼が脚光を浴びるのは当然という気もする。

 

■貴闘力の分析力を里崎智也が絶賛

 

 4月29日放送『EXD44』(テレビ朝日系)にて行われたのは「貴闘力がプロ野球開幕3連戦を勝敗予想」なる、スレスレの企画。

 貴闘力といえば、野球賭博に関与したとして相撲界から永久追放された過去がある。そんな彼を、ピュアな“野球好き”と呼ぶのに躊躇がないわけではない。しかし、番組は「ギャンブルに手を出してしまうほど大好きな野球。その分析能力はプロの解説者に及ぶほどの腕前なのではないか?」と、貴闘力をあくまで“野球好き”として扱った。

 確かに、貴闘力は野球が大好き。野球賭博事件から8年たったというのに、なんと現在のプロ野球情報がバッチリ頭に入っていたのだ。何しろ彼、各球団が発表したことを知らなかったものの、その状態で12球団中10球団(ヤクルトと日ハム以外)の予告先発投手を予想し、ズバリ的中させている。

 もちろん、現在の貴闘力は野球賭博に手を染めてない。

「張ってないのにね。本当にやってないからね!」(貴闘力)

 ではさっそく、開幕戦(3月30日)の勝敗予想を行ってもらおう。すると、一瞬にして真剣な眼差しになる貴闘力。まさしく、勝負師の目だ。

 結果、彼は「○広島-中日●」「●DeNA-ヤクルト○」「○巨人-阪神●」「○ソフトバンク-オリックス●」「●ロッテ-楽天○」「●日本ハム-西武○」と勝敗を付けている。これには、2つの根拠がある。

・ホームチームは強い

・雰囲気

 まずは、ホームゲームの法則について。

「開幕ホームなんていったら、みんなやる気満々だから」(貴闘力)

 付け加えて、今年メジャーから戻った青木宣親加入による層の厚みを考慮してヤクルトに、昨年15勝をあげた絶対的エース則本昂大が先発という要素を考慮して楽天に、大谷翔平離脱による日ハムの大幅な戦力ダウンを考慮して西武に、それぞれ○を付けている。

 貴闘力の付けた開幕戦6試合の勝敗予想、実はプロ野球解説者・里崎智也と全く同じだった。

「結構、イイ線突いてると思いますね。(勝敗予想は)僕と全く一緒ですね。全部一緒です」

「(貴闘力は)よくわかってるなと思いますね。新聞読んで、いろんな状況をよく知ってるなと思います」(里崎)

 続いて、「雰囲気」について。貴闘力は、特に「○巨人-阪神●」の予想に強い自信を持っていた。その理由だが「(巨人軍は)雰囲気いいじゃない。データよりも、その時の流れと雰囲気ってあるんで。匂いだ、匂い!」とのこと。この姿勢も、里崎は評価する。

「雰囲気、大事だと思いますよ。それを察知できる感性があるかどうかですよ」(里崎)

 開幕戦、貴闘力の予想結果は5勝1敗に終わった。巨人-阪神戦以外は的中! それにしても、巨人軍の黒星が決定するや、露骨なほどにうなだれる貴闘力はなぜなのか。何も賭けてないはずなのに、このリアクションはいかに……?

 兎にも角にも、すごい的中率と分析能力である。

■現役力士時代の経験から導き出される「ホーム絶対有利」の法則

 

 開幕3戦目、貴闘力は6試合全てでホームチームに白星を付けた。これは力士時代の経験から導き出された、彼の絶対の法則ゆえだ。担当ディレクターから「応援は力になるものですか?」と問われた貴闘力は、即答した。

「(頷きながら)なるなる。それは、絶対。応援された方はパワーもらえるから」(貴闘力)

 現役時代、温かい声援に力をもらって横綱相手に何度も金星を掴んだ貴闘力。「ホームの選手も、きっと盛大な声援を受けて勝利を収めるに違いない」と、自身の経験則から分析するのだ。

 一方、専門家の見解は以下。

「お客さんがいっぱい入ってるからって勝ったり負けたりしないですよ。ホームチームの勝率はほぼ5割なんですよね。長期的に見たら関係あるかも知れないですけど、開幕3戦くらいじゃ関係ないと思います」(里崎)

 しかし、プロ野球解説者と差異があるのが逆にいい。貴闘力による、独特の読み。相撲道とギャンブル道を経て培った分析力だ。専門家とは異なる角度からの推察は、それはそれで面白い。

 というか貴闘力、開幕3戦を通じて12試合の勝敗を的中させている。なんと、18分の12! 十分、及第点をあげられる数字ではないだろうか。

 地上波キー局では、きっと無理な話だ。しかし、ネット配信やCS、雑誌連載など、なんらかのメディアで貴闘力の野球解説を見ることはできないだろうか? 彼の解説からは、好事家を喜ばす独特の匂いが立ち上ってくる。

 もちろん、賭けちゃいけない。的中させても特別報酬を与えてはいけない。純粋な解説者としての仕事の話を、今はしている。ニーズはあると思うのだが。
(文=寺西ジャジューカ)

貴闘力、黒歴史を乗り越えてプロ野球の勝敗を大予想! 現役時代の経験から編み出した2つの法則とは……?

 鋭い映画評論が映画ファンの間で頼りにされている宇多丸だが、彼の本業はラッパー。ヒップホップグループ「RHYMESTER」のメンバーである。業界外にいる彼だからこそ歯に衣着せぬ批評ができ、愛好家に寄り添うコメントが放てる側面もあるように思う。

 別の例でいえば、デーモン閣下の本業を本気で相撲評論家だと捉えている若者も多いらしい(Yahoo!知恵袋には「相撲評論家のデーモン小暮は、なぜいつもごてごてと厚化粧をしているのですか?」という質問が存在する)。

 ファンが高じて独自の理論ができ上がり、ついには専門家に勝るとも劣らぬ批評性と言葉を持ち合わせた彼ら。好きこそものの上手なれではないが、ジャンルならびに自己と向き合う形でしがらみなく作り上げた審美眼が脚光を浴びるのは当然という気もする。

 

■貴闘力の分析力を里崎智也が絶賛

 

 4月29日放送『EXD44』(テレビ朝日系)にて行われたのは「貴闘力がプロ野球開幕3連戦を勝敗予想」なる、スレスレの企画。

 貴闘力といえば、野球賭博に関与したとして相撲界から永久追放された過去がある。そんな彼を、ピュアな“野球好き”と呼ぶのに躊躇がないわけではない。しかし、番組は「ギャンブルに手を出してしまうほど大好きな野球。その分析能力はプロの解説者に及ぶほどの腕前なのではないか?」と、貴闘力をあくまで“野球好き”として扱った。

 確かに、貴闘力は野球が大好き。野球賭博事件から8年たったというのに、なんと現在のプロ野球情報がバッチリ頭に入っていたのだ。何しろ彼、各球団が発表したことを知らなかったものの、その状態で12球団中10球団(ヤクルトと日ハム以外)の予告先発投手を予想し、ズバリ的中させている。

 もちろん、現在の貴闘力は野球賭博に手を染めてない。

「張ってないのにね。本当にやってないからね!」(貴闘力)

 ではさっそく、開幕戦(3月30日)の勝敗予想を行ってもらおう。すると、一瞬にして真剣な眼差しになる貴闘力。まさしく、勝負師の目だ。

 結果、彼は「○広島-中日●」「●DeNA-ヤクルト○」「○巨人-阪神●」「○ソフトバンク-オリックス●」「●ロッテ-楽天○」「●日本ハム-西武○」と勝敗を付けている。これには、2つの根拠がある。

・ホームチームは強い

・雰囲気

 まずは、ホームゲームの法則について。

「開幕ホームなんていったら、みんなやる気満々だから」(貴闘力)

 付け加えて、今年メジャーから戻った青木宣親加入による層の厚みを考慮してヤクルトに、昨年15勝をあげた絶対的エース則本昂大が先発という要素を考慮して楽天に、大谷翔平離脱による日ハムの大幅な戦力ダウンを考慮して西武に、それぞれ○を付けている。

 貴闘力の付けた開幕戦6試合の勝敗予想、実はプロ野球解説者・里崎智也と全く同じだった。

「結構、イイ線突いてると思いますね。(勝敗予想は)僕と全く一緒ですね。全部一緒です」

「(貴闘力は)よくわかってるなと思いますね。新聞読んで、いろんな状況をよく知ってるなと思います」(里崎)

 続いて、「雰囲気」について。貴闘力は、特に「○巨人-阪神●」の予想に強い自信を持っていた。その理由だが「(巨人軍は)雰囲気いいじゃない。データよりも、その時の流れと雰囲気ってあるんで。匂いだ、匂い!」とのこと。この姿勢も、里崎は評価する。

「雰囲気、大事だと思いますよ。それを察知できる感性があるかどうかですよ」(里崎)

 開幕戦、貴闘力の予想結果は5勝1敗に終わった。巨人-阪神戦以外は的中! それにしても、巨人軍の黒星が決定するや、露骨なほどにうなだれる貴闘力はなぜなのか。何も賭けてないはずなのに、このリアクションはいかに……?

 兎にも角にも、すごい的中率と分析能力である。

■現役力士時代の経験から導き出される「ホーム絶対有利」の法則

 

 開幕3戦目、貴闘力は6試合全てでホームチームに白星を付けた。これは力士時代の経験から導き出された、彼の絶対の法則ゆえだ。担当ディレクターから「応援は力になるものですか?」と問われた貴闘力は、即答した。

「(頷きながら)なるなる。それは、絶対。応援された方はパワーもらえるから」(貴闘力)

 現役時代、温かい声援に力をもらって横綱相手に何度も金星を掴んだ貴闘力。「ホームの選手も、きっと盛大な声援を受けて勝利を収めるに違いない」と、自身の経験則から分析するのだ。

 一方、専門家の見解は以下。

「お客さんがいっぱい入ってるからって勝ったり負けたりしないですよ。ホームチームの勝率はほぼ5割なんですよね。長期的に見たら関係あるかも知れないですけど、開幕3戦くらいじゃ関係ないと思います」(里崎)

 しかし、プロ野球解説者と差異があるのが逆にいい。貴闘力による、独特の読み。相撲道とギャンブル道を経て培った分析力だ。専門家とは異なる角度からの推察は、それはそれで面白い。

 というか貴闘力、開幕3戦を通じて12試合の勝敗を的中させている。なんと、18分の12! 十分、及第点をあげられる数字ではないだろうか。

 地上波キー局では、きっと無理な話だ。しかし、ネット配信やCS、雑誌連載など、なんらかのメディアで貴闘力の野球解説を見ることはできないだろうか? 彼の解説からは、好事家を喜ばす独特の匂いが立ち上ってくる。

 もちろん、賭けちゃいけない。的中させても特別報酬を与えてはいけない。純粋な解説者としての仕事の話を、今はしている。ニーズはあると思うのだが。
(文=寺西ジャジューカ)

批判殺到のNACK5だけじゃない! プロ野球ナイター中継“ひっ迫”の現状

 関東のFM局、NACK5が日曜日に放送している西武ライオンズ戦の中継が「邪道だ!」とネット上で物議を醸している。中継中に大喜利を行ったことなどがその理由だが、現場を知る関係者は「今は、なりふり構っていられない」と、その表情は険しい。

 今回、思い切った中継にしたのは「元来、プロ野球中継はAMラジオ局の独壇場。NACK5はそれを補完する形でスタートしたが、近年はDAZNなどのネット中継も充実。存在意義が問われている状況が続いている。まあ、思い切った策をとったなとは思う一方で、野球中継を知らない人が上に立っていることが露呈してしまったなという印象」と在京民放ラジオ局のスタッフは明かす。

 だからといって、他局にも余裕はまったくない。今年からTBSラジオがナイター中継から撤退。それに伴い、同局の中継をネットしていた地方ラジオ局の中でも、火曜日のナイター中継を取りやめる事態が続出している。

「最大の理由はスポンサーがつかないことです。今後、この流れはさらに加速する」(同スタッフ)とみている。

 プロ野球球団の本拠地がある中核都市でのラジオ中継にも変化が見られ「文化放送は今年からビジター中継の自社制作を取りやめた。今は苦肉の策として素人同然の女性リポーターを現地に送り込み、なんとか体裁を保っている状況。また、別の放送局では現地にリポーターすら行かせなくなった。いずれにしても、予算不足が原因です」(同)と話す。

 放送権を売る球団にとっては死活問題にもなりかねないが「大幅な値引きをすると、今後の価格交渉にも影響でるので、すぐに値引きはできない。そもそも、ラジオメディア自体の媒体力が落ちており、一方で動画投稿サイトなどを活用して球団自ら情報を発信できる時代になった」(某球団関係者)と、厳しい経営環境が続いている。

 今後は「さらにナイター中継を取りやめる放送局も出てくる。危ないのは、1社スポンサーや球団関係の企業ばかりがスポンサーに名を連ねている放送局の野球中継」と指摘する声もある。

 ラジオ局を取り巻く環境は大きな節目を迎えている。