ビンタから大出世!? 蝶野正洋、大手芸能プロとの業務提携の裏に超大物の後押しと政界進出計画か

 プロレスラーの蝶野正洋が、俳優の渡辺謙や高橋克典らが所属する大手芸能プロ・ケイダッシュグループの「ケイパーク」と業務提携したことを、先ごろ、各スポーツ紙が報じた。

 各紙によると、蝶野は、プロレス界のレフェリーを集め、自身が代表を務める一般社団法人「ニューワールドアワーズスポーツ救命協会」の主催で、救命救急講習会を都内で開催。消防団や東京消防庁の救急隊の協力のもと、AEDの使い方や心臓マッサージ、人口呼吸法などを学んだという。

 活動のきっかけは、2010年にAEDの救命救急講習を受けたこと。今月5日にプロレスラー生活35周年を迎えるにあたり、さらなる救急救命の普及啓発を目指し、併せて業務提携を決意したことを明かした。

「蝶野の活動はケイダッシュの会長が直々にプッシュしているようです。ケイダッシュ会長といえば芸能界の頂点に君臨する超大物。先の参院選に不出馬で政界を引退した元プロレスラー・アントニオ猪木の後見人として知られていたが、現在の猪木は車イス生活を送るほど体調が悪化。以前のように活発に活動できないこともあり、猪木は自分と同じようなポジションに弟子の蝶野を引き上げたがっていた。そんな猪木の計らいがあって、蝶野をケイダッシュを紹介したようです」(プロレス担当記者)

 大みそか恒例の大特番『絶対に笑ってはいけない24時』(日本テレビ系)では、月亭方正にビンタをお見舞いする役回りで知られる蝶野。しかし、今後はさらなるステップアップを目指しているようだ。

「レスラー時代から弁の立つことで知られていた蝶野だけに、いずれは政界進出するのではと見られています。レスラー議員だと、猪木以外にも文部科学大臣までつとめた馳浩衆院議員など成功者がいる。スマートな性格で常識人の蝶野には馳氏とのパイプもあり、両者がタッグを組めば、順調に“出世街道”を歩めるでしょう」(永田町関係者)

 今後は蝶野の”ビンタ”以外の活動が注目されそうだ。

『有吉ぃぃeeeee!』が掘り起こした、キレる佐山聡の真実

 毎回、芸能人の家を借りてeスポーツに挑戦する番組『有吉ぃぃeeeee! そうだ! 今からお前んチでゲームしない?』(テレビ東京系)の8月8日放送回で、有吉弘行一行が訪れたのはプロレスラー・タイガーマスク宅だった。

 同番組、eスポーツを扱うというコンセプトにもかかわらず、合間に挟み込まれるプロレストークが好事家の間で話題になっている。中でも有吉のテンションが上がったのは、格闘家・所英男がゲスト出演した2月10日放送回だ。かねてより前田日明信者を公言する有吉は、前田のかつての弟子である所相手に“前田愛”を語り続けた(ちなみに現在、前田と所は微妙な関係にある)。

「もう、本当憧れだったわ……。リングスずっと追いかけてたわ、WOWOWで。前田さんのトークショー観に行ったもんな」(有吉)

 小学生時代にプロレスにはまった有吉の観戦歴は長い。中でも、特に彼が好きなのはUWFである。その証拠に、2013年2月6日にTwitterで有吉ははっきりと「僕はUWF信者です」とツイートしている。

叩かれて血を流すタイガーマスクと、「それがお前の力だ」と笑顔の佐山

 一方、有吉が司会を務めた4月6日放送『オールスター後夜祭』(TBS系)では、衝撃的なクイズが出題された。自らが立ち上げた格闘技「シューティング(現・修斗)」の合宿で、生徒を厳しく指導する佐山聡を収めた映像が地上波で放映されたのだ。以前よりYouTubeなど多くの動画サイトにアップされている、1991年の伝説の合宿である。

 初期のUWFを牽引したプロレスラーのツートップといえば、藤原喜明と佐山聡。つまり、有吉の大好きな映像が地上波で放送されたということ。大股で踏み込み、天高く振りかぶった竹刀を覚えの悪い生徒の脳天めがけ振り下ろす佐山の姿に、有吉は大爆笑した。

 このときの佐山は、何度観ても怖い。ミットにキックを叩き込む生徒に対する詰めは、プロレスファンなら誰もが知る名場面だ。

「お前、俺が“思いっきり蹴れ”って言ったら思いっきり蹴らないと。ナメてんの、俺を? これが思いっきりか、お前の? 思いっきりか、それがお前の! やってみい、オラ。殺すぞ、この野郎」

 生徒の両頬をビンタしながらハッパをかける佐山。司会という立場なのに「ハッハッハッハッハ!」と興奮を隠しきれない様子の有吉。いわゆる、これはすごいものを見たときに起こる種類の笑いだ。個人的にめでてはいるものの、タブーだと思っていたものが世に出た喜びもあったはず。

 佐山は初代タイガーマスクである。そして、『有吉ぃぃeeeee!』に出演した4代目タイガーマスクは、プロレス転向前はシューターだった。4代目は佐山からの指導をしっかり経験済みである。

「僕もYouTubeみたいなの、夜中の2時にやられたことあるんですよ。“サンドバッグ蹴ってみ”って言われてパーンパーンって蹴ったんですけど、“お前、俺の言ってることわかってるのか?”って始まって。“はい!”って言ってるんですけど、心臓はバクバクです。“お前、もっと速く蹴れよ”と言われて“パーン、パーン”って。自分の中では結構やってるんですよ。でも“おいおいおいおい、お前、俺のことナメてんのか? オラ、お前ちゃんと蹴れ、この野郎”って至近距離に来て言われるわけですよ。で、“パーン、パーン”って蹴ったら、よく小学校に横になったほうきあったじゃないですか? あれ持ってきて、バコーン! って叩かれて。頭ですから、ほうきは真っ二つです。それで“蹴れ、この野郎!”って言われて“バンッ! バンッ!”って蹴ったら“はい、いいよ~。それがお前の持ってる力なんだ”って。僕が汗と涙と血を流しながら“ありがとうございました!”って言ったら“あ~、面白~い”って帰っていきましたね(笑)」(タイガーマスク)

 くだんの動画でも、生徒のキックの威力が増したのを確認した佐山は唐突に通常のテンションに戻り、激高の真意を明かしている。

「OK! これさあ、自分たちでやってほしいの。俺はその手助けするだけだから。アドレナリンを自分で上げてけ、自分で」

 91年合宿参加組の先輩にあたる初代シューターたちは、一様に「あのときの佐山先生は本気で怒っていない」と口をそろえ語っている。また、書籍『真説・佐山サトル』(集英社)にて、佐山自身もこの合宿について振り返っていた。

「そんな(他団体の選手と対戦できる)実力じゃなかったんですよ」

「うちはこれだけ厳しい練習をやってるんだと外に見せるためでした。そうすれば、他の団体から挑戦を仕掛けられることはないでしょう」

 わざと厳しいふりをすることで、他団体からの防波堤をつくる。これが佐山による“地獄の合宿”についての解説だ。

 佐山の一人息子で1990年生まれの聖斗さんは、くだんの映像を同級生から見せられ、驚いたそう。“地獄の合宿”が行われたのは、聖斗さんが生まれて1年後の話だ。

「あの映像の姿にびっくりしました。“本当にお父さんはあんなことをしたの”って訊いたら、“ああ、あれはやらせ”で終わりでしたね」(『真説・佐山サトル』より)

佐山聡は、底が丸見えの底なし沼

 プロレス界には「底が丸見えの底なし沼」という言葉がある。外からすべてが見えているようで、実は何も見えていないということを暗喩した一語だ。

 何も、後年に佐山が語った真意を全肯定しようというわけではない。例えば、スイッチが入ってキレやすい佐山には、あるウワサがあった。99年3月14日、プロレス団体「UFO」横浜アリーナ大会終了後の打ち上げパーティで、佐山がキレてアントニオ猪木に「殺すぞ」とフォークを突き立てたという真偽不明のエピソードだ。

「その真偽を佐山に問うと『(ウワサは)怖いですねぇ、猪木さんにそんなことできるわけないじゃないですか』と大げさに肩をすくめたのだ」(『真説・佐山サトル』より)

 しかし、一方で、異なる見解も存在する。当時、UFOスタッフだったXさん(仮名)は、書籍『証言1・4 橋本vs.小川 20年目の真実』(宝島社)のインタビューで、こう証言している。

「佐山さんが猪木さんに『オラァーッ!』ってフォークを持ちながらすごんだっていうのは、噂でもなんでもなく、本当のことです。そのまま佐山さんは、怒って帰っちゃいましたから。猪木さんと佐山さんの間になにがあったのか、本当のところは当人同士にしかわかりません」

“プロレス村”以外の誰かから質問された場合、プロレスマスコミには決して明かさないような本音を、選手はポロッと口にしがち。これは、プロレスあるあるのひとつだ。そういう意味で、意外とプロレスファンは『有吉ぃぃeeeee!』を見逃せない。有吉やタカアンドトシが無邪気に放った質問が、プロレスラーにクリティカルヒットする可能性は多分にある。

 いつか、4代目タイガーマスクからバトンを受けた佐山が、もしくはゲームマニアとして名高い前田がこの番組にゲスト出演しないかと、妄想が妙に高まってしまう。

(文=火の車)

事務所批判で総スカンの山田邦子、プロレス団体立ち上げへ!?

 大物女芸人・山田邦子が大荒れだ。長年所属していた「太田プロダクション」を公然と批判したのだ。事の発端は4月27、28日に歌舞伎座(東京・銀座)で行われた『長唄杵勝会』。山田は芸能生活40周年記念として、この公演の大トリを飾ったが、彼女のブログによると「39年所属しておりました太田プロダクションの事務所スタッフには誰ひとりも観てもらえなかったことがとても残念でした」という。

 発売中の「女性セブン」(小学館)は、山田本人を直撃。山田は恩義のあった前社長が会長に退いた20年ぐらい前から事務所の様子が変わったと言い「事務所は私に全然関心がない」「私のマネジャーは動いてない状態でもう末期的」と語っている。5月22日から始まる40周年記念公演「山田邦子の門」も、太田プロとは無関係なのだという。ブログには「この事は新しい令和の年に向けいろいろ整理が付く、出来事にもなりました。残念です」と意味深なコメントを残しており、退社→独立騒動に発展している。

 その一方で、山田の扱いづらさは業界でも有名だった。テレビ関係者が明かす。

「2017年の『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)にエントリーしたものの、直前になって出演を辞退。ブログで運営側を批判して話題になりました。同様に今年3月には『NHKのど自慢』に出場を申し込みましたが落選し、顛末をブログにつづっていました。気性が荒いんですよね(笑)。太田プロも功労者である邦子さんには誰も注意できず、腫れ物扱いしています」

 山田はマネジャー不在で新規の仕事が入ってこないことを嘆いていたが、関係者によれば「仕事に対するこだわりが強く、過去に何度も“持ってきた仕事”を断っています。その際、マネジャーに『なんでこんな仕事を取ってきたの?』などと言ったりすることもあったそうです」という。

 今後、山田はどうなるのか? スポーツ紙記者は「彼女ほどの大物ともなれば、他の事務所に移籍するよりは、個人事務所を立ち上げて独立するのではないでしょうか」と語る。他方で、こんな話も……。

「彼女は大のプロレス好きで、自身のポケットマネーで大会をプロデュースしたこともある。いまや知る人ぞ知る“タニマチ”で、多くのプロレス団体が彼女をもてはやしています。特にお気に入りは、プロレスリング・ノアの丸藤正道選手なんだとか。そうした縁から、プロレス団体を立ち上げても面白いという人もいます」(夕刊スポーツ紙記者)

 山田かつてないプロレス団体が誕生するかも!?

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 大物女芸人・山田邦子が大荒れだ。長年所属していた「太田プロダクション」を公然と批判したのだ。事の発端は4月27、28日に歌舞伎座(東京・銀座)で行われた『長唄杵勝会』。山田は芸能生活40周年記念として、この公演の大トリを飾ったが、彼女のブログによると「39年所属しておりました太田プロダクションの事務所スタッフには誰ひとりも観てもらえなかったことがとても残念でした」という。

 発売中の「女性セブン」(小学館)は、山田本人を直撃。山田は恩義のあった前社長が会長に退いた20年ぐらい前から事務所の様子が変わったと言い「事務所は私に全然関心がない」「私のマネジャーは動いてない状態でもう末期的」と語っている。5月22日から始まる40周年記念公演「山田邦子の門」も、太田プロとは無関係なのだという。ブログには「この事は新しい令和の年に向けいろいろ整理が付く、出来事にもなりました。残念です」と意味深なコメントを残しており、退社→独立騒動に発展している。

 その一方で、山田の扱いづらさは業界でも有名だった。テレビ関係者が明かす。

「2017年の『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)にエントリーしたものの、直前になって出演を辞退。ブログで運営側を批判して話題になりました。同様に今年3月には『NHKのど自慢』に出場を申し込みましたが落選し、顛末をブログにつづっていました。気性が荒いんですよね(笑)。太田プロも功労者である邦子さんには誰も注意できず、腫れ物扱いしています」

 山田はマネジャー不在で新規の仕事が入ってこないことを嘆いていたが、関係者によれば「仕事に対するこだわりが強く、過去に何度も“持ってきた仕事”を断っています。その際、マネジャーに『なんでこんな仕事を取ってきたの?』などと言ったりすることもあったそうです」という。

 今後、山田はどうなるのか? スポーツ紙記者は「彼女ほどの大物ともなれば、他の事務所に移籍するよりは、個人事務所を立ち上げて独立するのではないでしょうか」と語る。他方で、こんな話も……。

「彼女は大のプロレス好きで、自身のポケットマネーで大会をプロデュースしたこともある。いまや知る人ぞ知る“タニマチ”で、多くのプロレス団体が彼女をもてはやしています。特にお気に入りは、プロレスリング・ノアの丸藤正道選手なんだとか。そうした縁から、プロレス団体を立ち上げても面白いという人もいます」(夕刊スポーツ紙記者)

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くりぃむ有田がUWFの掘り起こし作業に参戦!「前田日明vsドン・ナカヤ・ニールセン」語る

 くりぃむしちゅーの有田哲平と上田晋也が出会ったのは高校時代。上田がプロレスファンだと知った有田が「アントニオ猪木と前田日明、どっちが強いと思う?」と話しかけ、「猪木かな」と返答する上田に「俺は前田だと思う」と有田が主張したやりとりが、2人の関係の始まりだった。

■UWFのキックを漫才のツッコミになぞらえ例える有田

 Amazonプライム・ビデオで配信中の『有田と週刊プロレスと』は、毎回1冊の週刊プロレスをテーマに有田が語り、プロレスから学ぶべき人生の教訓を伝授するという趣旨の番組である。

 12月12日配信回が取り上げたのは、№170(1986年11月4日号)の週プロだ。表紙に写るのは前田日明で、前田の右横には「10.9前田は時代を変えた」のコピーが踊る。

 表紙を見たゲストのビビる大木は「この番組、本当にUWFが好きですよね(笑)」と感想を漏らしたが、仕方がない。若き日の有田のプロレスファンとしての嗜好を知っていれば、さもありなん。そういえば、有田がレギュラーを務める『くりぃむクイズ ミラクル9』(テレビ朝日系)や『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)に、あまりにも唐突なタイミングで前田がキャスティングされたことがあったが、あれは有田からの希望だったのだろうか。

 旧来の純プロレスとUWFのスタイルの違いを、有田はお笑いを引き合いに出して例えた。

有田「(手を前にプッシュしながら)こういうキックですよ、プロレスは。それが(手の甲を下げてしならせながら)こういうキックになったわけですね。“パチーン!”っていう。そうなりますと……こう言いますと誤解もされますけど、痛いですわねえ(笑)」

大木「結構、勇気のある発言ですねえ、有田さん(苦笑)」

有田「お笑いのツッコミなんかで“バカヤロウ!”って叩かれると“痛いなあ”くらいかもしれないですけど、“それじゃあツッコミになってないから”ってグーでバン! と殴るみたいな。バットでやるみたいな。入院したりケガするかもしれない。相手を倒さなきゃいけないプロレスなんだけど、だけど本当に潰してしまったらダメ。闘いを通じてお客さんに感動とか喜びを与えたいということですから」

 プロレスの二重構造をオブラートに包んで伝えながら、同時に本質も説明しようとする有田。新日本プロレスとUの間にあった摩擦もうまく説明している。当時、Uの迎撃部隊として頻繁に駆り出された越中詩郎は、かつてを振り返ってこんな感想を述べている。

「高田(延彦)とか山崎(一夫)とか、強烈だったですね、うん。あのね、目がついていかないんですよ。ああいう蹴り、食らった事ないですからね」(『プロレス狂宣言~涙と歓びのリングベル』/ビー・エヌ・エヌより)

■前田日明の語り部と化す有田

 1986年10月9日に、猪木のレスラー生活25周年を記念したイベント『INOKI 闘魂 LIVE PART I』が開催された。メインイベントは猪木による異種格闘技戦。相手は、元ボクシングヘビー級チャンピオンのレオン・スピンクス。そのアンダーカードとして組まれたのが「前田日明vsドン・ナカヤ・ニールセン」の一戦だ。

 荒れた少年時代や新日との軋轢を振り返る際、“セルフ語り部”となり、発信する自己プロデュース力を前田は持っている。ニールセン戦での新日の対応について、前田は不信感をあらわにした。

「ニールセン戦が決定したのが2週間前で、そんで新日本側にニールセンっていうのがどんな試合やってっか聞いてもわからない。負けるわけにはいかないから資料をくれって言ったらプロマイドが送られてきて(苦笑)」(「週刊プロレススペシャル6 プロレスVS格闘技大戦争!」/ベースボールマガジン社より)

 有田が「柴俊夫さんに似てる」と評したニールセンだが、資料が不足していた前田は相手の顔さえ把握し切れていなかった。

「最初、顔さえわかんなかったから“ドンな顔やニールセン”って言ってたんだけどね」

「ほんで試合のビデオもって言うんだけど全然くれないんだよ。(海外から試合のビデオを取り寄せて)見てみたら(キックボクシングの)現役のチャンピオンで、いま旬の選手だと。それで一番の武器はなんですかって聞いたら左のストレートだって。そこでやっとサウスポーってわかった」

 この時の前田と新日のせめぎ合いについて、できるだけニュートラルな立場で有田は解説しようとする。

「異種格闘技戦をやる以上、相手がどんな選手なのかビデオを見て研究だとか、トレーナーを付けて……っていうことをやらなきゃいけないんです。いつものプロレスじゃないですから。猪木さんは当然始めてます。でも、前田さんには来ないんですよ、資料が。これについて、前田さんは思うんです。“新日本プロレスのやり方だ”と」

「あくまで、裏読みですよ? 猪木さんはヘビー級のレオン・スピンクスに勝って、前田さんは苦戦して負けたりなんかしちゃって。そしたら、今は“前田スゲーな”となってるんだけど“やっぱ猪木だな!”と。だから、あえて比較するように異種格闘技戦を2本並べてるわけです。相手(の資料)も、あえて出さない」

 前田も、その意図については理解していた。

「ああ、これは俺へのあてつけで、差を見せてやろうっていうのがわかったから、負けられないなと思って」

■有田によるUWFの掘り起こし作業

 前田 vs ニールセン戦の試合内容について語る有田。この試合は何度も見たと、彼は胸を張る。

 1ラウンド開始早々、ニールセンの左ストレートが前田の顔面を捉えた。

「前田さん、実はそこから記憶がないらしいです。そこからは本能で闘ってたらしいです。まあ、ニールセンがいいですもんね。かませ犬じゃないです。ニールセンって強いんです。なんとか関節技に持ち込もうと足を取ろうとしてもバーンって外して、パンチ、キックを放ってくる」

 結果、この試合は5ラウンド2分26秒に、逆片エビ固めで前田が勝利を収めた。

「“スゲーな、前田!”って話になって。しかも、試合が面白いの。異種格闘技戦にありがちな膠着試合じゃないの。投げもあるし、キックもあるし」

 一方のメインイベント、猪木vsスピンクスはどうだったか?

「まず、スピンクスがすごい太ってました。動きも鈍いんですよね。ダラダラと8ラウンドまで行って、まさかの体固めで猪木が勝ったという。僕も覚えてないんです、それくらいひどい試合だったんですよ。もう一回見ようって気がないから、見たのはこの一回だけだったと思う」

 有田の感想は、当時のプロレスファンの総意だ。前田との対戦を猪木が避けたために猪木vs前田は実現しなかったが、週プロは緊急増刊号(86年10月25日増刊号)の表紙コピーで「前田、猪木に勝つ!」とストレートに断言。この一文に対して、当時の新日本から編集部へクレームが寄せられたそうだが、ファンとしては週プロの英断を評価するべきだろう。

「どうなりましたか、もくろみは? こっち(猪木の試合)が盛り上がり、こっち(前田の試合)がシラケちゃうのか。真逆です。“猪木はもう終わったな。前田はスゲエな”。その時に付いた称号が“新格闘王”。言っときますけど、猪木さんをバカにしてるわけじゃなくて、猪木さんの全盛期を越えた後だから、こういうことが起きてるわけですけども」

 プロレスの過去の名勝負を今のファンが見ても、おそらくピンとこないケースも多いはずだ。当時を生き、当時の時代性の中で生きた人が語り部となり、思い入れを盛って語ってこそ、ようやく帳尻が合うというか。

 昨年以降、掘り起こし作業が頻繁に行われるUWFだが、前田に思い入れを持つファンとしての立場から有田がUを掘り起こした回顧回であった。

(文=寺西ジャジューカ)

北斗晶、デヴィ夫人は見習え!? 獣神サンダー・ライガーの街ブラは「ロケのお手本」!

 バラエティ番組の定番コンテンツとなって久しい街ブラだが、タレントなら誰もが向いているとは限らない。事実、ハライチ・澤部佑の『なりゆき街道旅』(フジテレビ系)では、北斗晶が撮影の許可も取らずに行列ができている店内にズカズカと入り込んだり、コロッケなど揚げ物を売っている店に澤部らが入ろうとすると「ここよりおいしい店を知っている」と入店拒否するなど、やりたい放題。庶民派なイメージから視聴者の好感度も高かった北斗だが、さすがに放送後は「非常識極まわりない」「不愉快すぎる」といった声が続出。一気に株を下げてしまった。

 また、タカアンドトシの『帰れマンデー見っけ隊!!』(テレビ朝日系)に出演したデヴィ夫人は、“話題の観光スポットやグルメを巡りながら、他のチームを探す”という趣旨そっちのけでショッピングに夢中になったり、人力車に乗ったり、挙げ句の果てにはリタイア宣言するなど、いつもの調子を崩さず、「人選ミス」だと視聴者の反感を買ってしまった。

「街ブラロケは拘束時間が長時間に及ぶことも多く、一般人との絡みも多いので、タレントの素の部分が出やすい。スタッフとしては低予算で制作できるというメリットが魅力ですが、“撮れ高”は未知数で、タレントの力量頼りの部分も大きい。そのため、一度視聴者の反感を買ってしまったタレントは、もう二度と番組には呼ばれないでしょう」(テレビ制作会社スタッフ)

 そんな中、意外な”街ブラ能力”の高さを見せつけたタレントがいる。11月4日放送の千鳥の『相席食堂』(ABC)に出演した新日本プロレスの覆面レスラー、獣神サンダー・ライガーだ。

 この番組は有名人が田舎の食堂を訪れ、地元の人たちと相席してふれあう、街ブラ+食レポ番組。山形県白鷹町に舞い降りたライガーは、登場こそ雄叫びを上げ、“ヒールキャラ”を崩さなかったが、その後は難なく進行。食レポのコメントはもちろんのこと、積極的に地元の人とふれあい、子どもたちとの会話も弾み、白鷹町の魅力を存分にリポート。さらに、カメラからのハケ方までパーフェクトで、千鳥をして「ロケのお手本」と言わせる出来であった。

「同番組といえば、長州力をはじめ、研ナオコ、白竜、亀田興毅など、毎回奇抜な人選が話題で、そんな彼らの言動に千鳥の2人が面白おかしくツッコミを入れるというスタイルですが、今回のライガーさんの優等生ぶりは、スタッフも予想していなかったのでは?」(同) 

 バラエティ番組ではたびたびポンコツぶりが話題となるライガーだが、今後は街ブラに引っ張りだこになるかも!?

プロレスラー・棚橋弘至、娘の女優デビューで蘇る“背中を刺された”とある事件

 8月4日公開の『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』に、ジュニアモデルの呼春が出演する。彼女はカリスマプロレスラー・棚橋弘至の娘として有名だが、棚橋には女性関係を巡る黒歴史が。そのためネット上では「お父さん関係で色々言われそうだけど頑張ってほしい」といった声援が上がっている。

 呼春が女優として映画に出演するのは同作が初めて。女優デビューを果たした彼女は、「父の影響で小さい頃、『仮面ライダー電王』とかよく観ていました。演技は初めてだったので緊張しましたが、精いっぱい頑張りました」というコメントを寄せていた。

 棚橋といえば、仮面ライダー大好きプロレスラーでお馴染み。プロレスのリング上でも、「さあ、おまえの罪を数えろ!」や「100年に1人の逸材」といった『仮面ライダー』シリーズにちなんだ台詞を披露している。また2016年には、彼自身も映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』に出演。呼春の映画出演も、棚橋のSNSをチェックしていた制作スタッフがオファーを出して実現したという。

「棚橋の娘が『仮面ライダー』の映画で女優デビューを飾るとあって、ファンからは祝福のコメントが殺到。しかし彼女が表に出てきたことで、棚橋を過去に襲ったとある事件を思い出す人も多いようです。彼は今の妻と結婚する前に女性タレントと“浮気”をしていたのですが、別れ話のもつれで背中を刃物で刺されました。棚橋は数か所刺された後に、自分でバイクを運転して病院に直行。何とか一命をとりとめたのですが、この事件はしばらく経った今でも伝説として語り継がれています。そのため今回呼春の女優デビューが報じられた際も、『背中を刺された後に生まれた子どもか……』『どうしてもあの事件が脳裏に浮かんでしまう』といった声が。現在彼女は14歳なので産まれる前に起こった出来事ですが、好奇の目で見る人も少なくありません」(芸能ライター)

 一方で呼春を初めて知った人も多く、恵まれた容姿に「めっちゃ美人でびっくりした!」「スタイルもいいし、いずれ人気女優になりそう」「棚橋弘至にこんな娘さんがいたとは……」と驚きの声も上がっていた。

「棚橋は以前からInstagramなどで娘の写真を公開しており、ファンの間で『可愛い』と評判でした。なかなかの長身で、過去には子供服ブランドの専属モデルを務めていたことも。棚橋と同じく、『100年に1人の逸材』と言えるのではないでしょうか」(同)

『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』ではどのような演技を披露してくれるのか、女優としての活躍に期待したい。

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 8月4日公開の『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』に、ジュニアモデルの呼春が出演する。彼女はカリスマプロレスラー・棚橋弘至の娘として有名だが、棚橋には女性関係を巡る黒歴史が。そのためネット上では「お父さん関係で色々言われそうだけど頑張ってほしい」といった声援が上がっている。

 呼春が女優として映画に出演するのは同作が初めて。女優デビューを果たした彼女は、「父の影響で小さい頃、『仮面ライダー電王』とかよく観ていました。演技は初めてだったので緊張しましたが、精いっぱい頑張りました」というコメントを寄せていた。

 棚橋といえば、仮面ライダー大好きプロレスラーでお馴染み。プロレスのリング上でも、「さあ、おまえの罪を数えろ!」や「100年に1人の逸材」といった『仮面ライダー』シリーズにちなんだ台詞を披露している。また2016年には、彼自身も映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』に出演。呼春の映画出演も、棚橋のSNSをチェックしていた制作スタッフがオファーを出して実現したという。

「棚橋の娘が『仮面ライダー』の映画で女優デビューを飾るとあって、ファンからは祝福のコメントが殺到。しかし彼女が表に出てきたことで、棚橋を過去に襲ったとある事件を思い出す人も多いようです。彼は今の妻と結婚する前に女性タレントと“浮気”をしていたのですが、別れ話のもつれで背中を刃物で刺されました。棚橋は数か所刺された後に、自分でバイクを運転して病院に直行。何とか一命をとりとめたのですが、この事件はしばらく経った今でも伝説として語り継がれています。そのため今回呼春の女優デビューが報じられた際も、『背中を刺された後に生まれた子どもか……』『どうしてもあの事件が脳裏に浮かんでしまう』といった声が。現在彼女は14歳なので産まれる前に起こった出来事ですが、好奇の目で見る人も少なくありません」(芸能ライター)

 一方で呼春を初めて知った人も多く、恵まれた容姿に「めっちゃ美人でびっくりした!」「スタイルもいいし、いずれ人気女優になりそう」「棚橋弘至にこんな娘さんがいたとは……」と驚きの声も上がっていた。

「棚橋は以前からInstagramなどで娘の写真を公開しており、ファンの間で『可愛い』と評判でした。なかなかの長身で、過去には子供服ブランドの専属モデルを務めていたことも。棚橋と同じく、『100年に1人の逸材』と言えるのではないでしょうか」(同)

『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』ではどのような演技を披露してくれるのか、女優としての活躍に期待したい。

ビッグダディ三女・林下詩美が女子プロレス入りで、芸能関係者落胆「接触を図った関係者も……」

 テレビ朝日系の大家族ドキュメンタリー番組『痛快!ビッグダディ』で人気を博し、一時はタレント活動もしていた“ビッグダディ”こと林下清志の三女・林下詩美が5日、女子プロレス団体・スターダムのプロテストに合格した。この報に、彼女に注目していた芸能関係者は落胆の色を隠せないという。

 ビッグダディファミリーは大のプロレスファンで、ビッグダディ自身、2013年9月14日に青森で開催された『AOMORI ROCK FESTIVAL’13』でデビューを果たしたほどのプロレス好き。その影響で、子どもたちもプロレスに強い興味を抱いていた。

 詩美は中学卒業後、姉で次女の柔美さんと共に、幼少期を過ごした鹿児島県奄美大島の高校に入学。昨年3月に卒業後は上京し、飲食業界で働いていたが、今年3月より、女子プロレスラーを目指し、トレーニングを続けていた。

 ビッグダディの娘といえば、13年9月、写真週刊誌「FLASH」(光文社)で、詩美、柔美さん、四女・都美さんの3人でグラビアデビュー。袋とじで、セクシーなビキニ姿を披露し、話題を振りまいたことがあった。

「その際に最も注目を集めたのが、“美少女”だった詩美です。巨乳の柔美さんのダイナマイトボディも目を引きましたが、ルックスのいい詩美に、芸能プロ関係者も熱視線を送っていました。実際に接触を図った関係者もいたようです。“ビッグディの娘”として売り出すこともできますから、話題性は抜群。芸能界の門を叩いてくれればよかったのですが、まさかの女子プロレス入りに、肩を落とした芸能関係者もいるようです」(芸能プロ関係者)

 ビッグダディの子どもがプロレス界入りするのは、実はこれが2例目。14年4月に、高校を中退した源志さんが、ザ・グレート・サスケ率いるみちのくプロレスに入門したものの、わずか2カ月弱で退団した。

「練習の厳しさもさることながら、源志さんはメンタルが弱かったと聞きました。ひとことで言えば、“父親依存症”。ビッグダディがそばにいない中で、寮生活、トレーニングに耐えるのには無理があったようです」(プロレス関係者)

 詩美は高校生の間も卒業後も、父と離れて生活していただけに、さすがに独立心はあるだろう。スターダム・ロッシー小川社長からは、8月12日の後楽園ホール大会での早期デビューを命じられた詩美。プロレス界入りした以上は、無事デビューを果たして、スター選手を目指してほしいものだ。
(文=田中七男)

プロレスファン必見! 全日一筋40年・渕正信の“グルメ番組”を君は見たか?

 俳優の松重豊が1人で食事を楽しむドキュメンタリータッチのドラマ『孤独のグルメ』シリーズ(テレビ東京系)の成功以来、“おっさんが食事をするだけのグルメ番組”がジワジワと増えつつある中、BS-TBSが、全日本プロレスの渕正信をグルメ番組のレポーターに抜擢。プロレスファンも唸る人選と、渕の朴訥なレポートぶりが話題となっている。

 渕が出演しているのは、BS-TBSでこれまで不定期で数回放送された『渕正信の幸せ昭和食堂』という番組。その内容は、街中に静かに佇みながら懐かしの味を守り続け、地元住民に愛される食堂を渕が訪ね、その味に舌鼓を打ちつつ、味の秘密や店主の横顔に迫るもの。30年来のプロレスファンだというテレビ情報誌記者が語る。

「仕事柄、テレビ欄はくまなくチェックしますが、『渕正信』と書いてあるのを見て、我が目を疑いました。かつてはプロレスラーがバラエティ番組に出ることは稀でしたが、近年、真壁刀義、獣神サンダー・ライガーらはバラエティ番組の常連ですし、天龍源一郎、長州力、蝶野正洋などもしばしばバラエティで見かけます。だから、レスラーが冠番組を持つことは驚きません。しかし渕となれば話が別です。確かに渕はレスラー歴が40年以上あり、『全日本プロレス』という看板を守ってきた名選手ですが、そもそもリングでもメインを張るレスラーではありませんし、華があるタイプでもない職人タイプの選手です。しかし実際に番組を見ると、オーラこそまったくないものの、朴訥そのもののレポートぶりに好感を持ちました」

 こういった感想を抱いたのは記者だけでなく、Twitterには、

「渕さんの幸せ昭和食堂ほっこりと見てるー 鰻とビールいいなぁ…」
「レスラーなのに渕の人柄が前面に出た良い番組」
「“渕正信の幸せ昭和食堂”は世界の車窓からみたいに平日の帯番組でやるべき」

 といった声が寄せられている。しかしこういった渋すぎる人選は、どのようにして生まれたのか? テレビ制作関係者が語る。

「ある時期まで、旅・グルメ番組といえば、一昔前に売れた俳優や歌手と、お笑いタレントやグラビアアイドルを組み合わせるのが定番でしたが、それに風穴を開けたのが、BS-TBSの『吉田類の酒場放浪記』です。『酒場放浪記』は、知名度ゼロの“ただのおっさん”酒場ライター・吉田類が、居酒屋で飲む様子をそのまま流す番組ですが、放送はまもなく15年目に入り、DVDも10巻発売される大人気番組となっています。さらに、太川陽介と蛭子能収の『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』の成功も、関係者に衝撃を与えました。旅番組やグルメ番組には、ある程度の固定ファンがいますから、それを取り込めれば良しというのが従来の番組作りでしたが、太川&蛭子のバス旅は最高で15%以上視聴率を取り、DVDにもなりました。それ以来、『誰でもいいんだ』という感覚が生まれたのは事実です。渕の場合も、レスラーと昭和食堂というギャップが良い上、体格の良いレスラーがモリモリと食事をたいらげるのは、絵面としても映えます。長州や藤波がバラエティやCMに出る時代ですから、渕が当たっても不思議ではないですよ」

 近年のプロレス界は、棚橋弘至やオカダカズチカら、ルックスの良い選手が女性ファンの人気を集めているが、“THE・昭和レスラー”渕のブレークもあるかもしれない。