【プウ美ねえさんのお悩み相談】私立中高一貫校の長男は二浪、次男は不登校……母を悩ます息子の自立

家族関係、恋愛、夫婦関係、仕事、結婚、介護、人生……サイ女読者のお悩みに“プウ美ねえさん”こと熊田プウ助が、いつもそばに置いておきたい“エプロンメモ”とともに回答します。

<今回のお悩み>
「19歳と16歳の息子が自立の目処立たず、一生懸命育てたのにと落ち込みます」
 プウ美お姉様、こんにちは。何年も前から愛読しているお姉様のファンです。いつのまにかアラフィフになりました。この20年、ギャンブル依存症の夫の借金が発覚したり、大変なこともありましたが、一生懸命に家庭を守り、正社員としてハードな職場で働き続け、家事も育児も趣味も楽しんできました。仕事も好きです。忙しいので子どもたちに負担をかけたかもしれませんが、お金も手間も惜しまず、努力してきたつもりです。

 でも、現状は、小学校からトラブル続きで私立中高一貫校に入れた長男は勉強せず二浪。小4から不登校の次男は、中学に一度も行かず通信制高校の2年目ですが、スクーリングやレポートを嫌がり単位を取得できないので、辞めるかもしれません。末っ子は小学生で、長男の時よりはゆるめに中学受験のために勉強しています。

 でも、同じように一生懸命サポートしたのにそろって無職になりそうな上の子のことを考えると、むなしくなります。自分で言うのもなんですが、私は働き者で料理も上手、PTA役員やボランティアもするし、子どもの話も聞く優しいお母さん(美人)です。自分でそんな風に思っているところがいけないのでしょうか。でも、家族(長男以外)からもそう言われています。

 子育ての心理学やコミュニケーションも学び、講師として講座を開くレベルになりました。子どもたちの人生なので好きにすれば良いと思いつつ(もっと稼がないといけないかも……)(私がいけないのかな……)と疲れを感じてしまいます。

 親として権威がない、舐められているのかもしれません。でも、親だからといって、子どもに強制はできません。信じて応援してあげたいと思っています。とりとめのない相談になりましたが、ご意見いただければ幸いです。(nanaさん、49歳)

【プウ美ねえさんの回答】
 ご家族を深く気づかっていてとてもおえらい。でも、美人で有能なお母さんのもとで安寧に暮らす未成年のお子さんに「自立の目処を見せろ」はすこし酷かもしれませんね。受験や学校生活のさまざまをうまくこなせないのはご心配でしょうが、それと将来の自立は関係ありませんので落ち着いてください。学歴がなくても社会で活躍するひと、高学歴でも稼げないひとはたくさんいます。現状だけで「無職になりそう」と思うのはすこし早計かもしれません。

 お母様自身の働く喜びを、自慢にならない程度に伝えてはいかがでしょうか。「認められると嬉しい」「スキルが増えると自信がつく」などなんでもよいです。きっとお子さんがたに1つの指針として残ります。プウ美おねえさんの両親は教員でしたが「教員の仕事は楽しい」「教員になりたいなら応援する」とよく聞かされました。いっぽうで「学校以外の社会はわからない」と告白しており、勉強や成績にはそこそこうるさかったくせに、卒業後は「どんな仕事でも一生懸命やりなさい…」ときゅうに抽象的になって、ひとつも頼りになりませんでした。でも、働く楽しさは伝えてくれたと思います。

 もし本当に生活力を見たいのなら、家から追い出して援助を打ち切ってごらんなさい。ぜったいに自立します。お金のかわりに仕事のアドバイスという愛情をあげればよいのです。そもそも未成年の子供が3人も家にいて「自立が心配」だなんて、悩みと呼ぶにはあまりにも当然すぎます。親が子の未来を心配しだしたらキリがありません。子のいないおねえさんでさえ想像できます。「猫はかわいくて困る」くらい当たり前だと思うのです……。

【今月のエプロンメモ】
複数の若者が家にいるというものすごく恵まれた(そして短い)状況を、うんと味わってみてはいかがですか。食わせ甲斐がありそうだし、服や靴も買い与え甲斐があります。彼らの興味や、好きなことを知るのも楽しいでしょう。発散する若さを浴びまくれば、こちらの細胞も活性化しそうです。

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【プウ美ねえさんのお悩み相談】激務で半年間の休職……生き方を見直したいワーママへの助言

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<今回のお悩み>
「“ほどほど“が苦手なワーママ、過労で倒れて今後の生き方を見直しています」

 既婚の40代ワーキングマザーです。

 昨年春から激務が続き、プライベートも忙しいので暮れに過労で倒れました。良い会社で、半年休ませてもらい、元気になったのでGW明けからリワークプログラム(休職者のための復帰前の研修)を経て、復職予定です。

 元気になったと思って普通に動いては疲れて寝込み、また元気になったと喜んで予定を入れてはキャンセルして寝ています。

 家族も優しく寝ていられて良いご身分ですし、親切にも前ほど忙しくない職場に異動させてもらえるそうです。

 復職後は、家事や趣味は控えて、まずは仕事に慣れたいと思っています。

 また、丁寧で気遣いにあふれた仕事ぶりに定評がありましたが、もっと割り切って雑に仕事をしようと思っています。

 好奇心の赴くままに、何でもチャレンジ、会いたい人に会い、やりたいことをやるという以前の生活には戻れないことが残念です。

 「そんなことないよ、でもほどほどにね!」と主治医には言われますが、「ほどほど」に留めるのが苦手な性格です。

 常に何かにときめいて情熱を燃やしたいタイプで、悪いことではありませんが、時間と体力がもちません。

 プウ美お姉様は、人生の中で自分のライフスタイルを見直したり、変わらざるを得なかったことはありますか?
(療養中さん、45歳)

【プウ美ねえさんの回答】
 おねえさんの知人にも不調をおしてがんばりすぎる人がいて、周囲はハラハラしています。ご相談者様は会社やご家族の協力にめぐまれているようで、なによりです。とはいえ過労で倒れるのは一大事ですし、さきざきの体調にも影響しかねないので、見直しは必要かもしれませんね。

 おねえさんは会社、家族、大勢の友達などのグループが苦手で、なるべくひとりでいます(ついワガママが出たり、余計なことを言ってしまって後で自分をキライになるからです)。だから責任も感じないし頑張りません。期待もよせられないし、見栄をはる相手もいません。自分ではじめた遊びや趣味でも、しんどくなったらすぐやめます。ラクチン重視です。いっぽう、他者からの影響でいやおうなしに生活が変わったことはありました。コロナ禍とおなじくして親が病気になったため、都会暮らしをやめ実家近くに引っ越したのです。生活がきゅうに小さく、つまらなくなったように感じましたが「今はみんな遊びに行けないのだし」「親のサポートしてるのは俺だけじゃない」「どうせゲイの遊び場も閉まってる」と納得して自分を落ち着かせました。

 そういう時に心の支えとなるのは「若い時に楽しいことをたくさんやった」という思い出です。ご相談者さんはまさに働き盛り、楽しみ盛りのご年代です。あと10年、20年後に「あぁ楽しかったなぁ」とほっこりするために、やりたいことを精査して、リストを作ってはいかがでしょう。がむしゃらなチャレンジはすこし控えて、今のご体調で楽しめることや、年をとってからでは難しいことに優先して情熱を燃やせば、ぐっと効率的です。

【今月のエプロンメモ】
やさしい老婦人役などで人気の女優さんが「私が無理をしたらまわりがびっくりしてしまいます。でも、楽しくすごすために”ちょっとだけ無理する”を心がけてるんですよ」と言っていました。周囲を心配させず、健康を害さずに続けられるチャレンジかどうか。それを判断するのもオトナの心がけです。

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【プウ美ねえさんのお悩み相談】既婚者の上司が死ぬほど好き……でも不倫は絶対したくない

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<今回のお悩み>
「既婚者の上司に恋心を抱きました」
 会社の上司に恋心を抱きました。仕事の姿勢を尊敬しており、一緒に飲みに行くようになって好きという気持ちが爆発してしまいました。

 ただ、その上司は既婚者なのです。不倫関係を望んでいるわけではなく(不倫は絶対したくありません)、この気持ちを伝えようとも思わないのですが、死ぬほど好きなのです。

 どうしたらこの気持ちを発散できるでしょうか。アドバイスいただけると幸いです。(あいなめちゃん、37歳)

【プウ美ねえさんの回答】
 年をとると心も硬化して防火仕様になります。お若いかたが恋の炎に焼かれている様子はうつくしく、たのもしく、うらやましい。とはいえあなたの節度ある態度や、冷静な判断はとても立派です。上司への尊敬や好意を失うことなく、心の平和だけ取り戻していただきたいものです。

 恋心が大きくなってどうにも苦しくなったら、とりあえずお名前に「たかが」をつけてごらんなさい。思い出すたび、顔を見るたび「たかが○○さん」と心の中でつぶやくのです。だんだんと、ただのよい人に見えてくるはずです。おとしめるわけではありません。生活で一番重要な主役であるあなた自身を、誇り高くキープすることが大事なのです。おねえさんはこの方法を学生時代の女友達におそわって、うっかり惚れてしまったノンケ男や恋人持ちホモに使ったところ大変よく効きました。今ではノンケ・恋人持ちと分かった時点ですぐ恋愛シャッターが下ろせます。「どうせ恋をするなら、おいしいとこだけ味わいたい…しんどいことがわかってる道をわざわざ選びたくない…」という面倒くさがりの中年に、無事なってしまいました。

 趣味や運動、仕事に没頭して頭からしめ出す方法もありますが、あまり情緒を揺さぶると恋心がさらに燃え上がったり、うっかり2人きりになったとき相手を押し倒す体力がついてしまったりします。疲れすぎも判断力を鈍らせますから仕事もこれまでどおりに。発散を考えるより、自分の決めた判断を大事にしてあげてください。2人飲みは断りましょう。仕事上の協力や、笑顔は惜しみなくあげてよろしい。ほかの未婚者を好きになるのはもっとよろしい。

【今月のエプロンメモ】
尊敬できる人に会えたことは、この先ずっとあなたの心の彩りと支えになるものです。不倫関係なんかに発展させたら灰のように燃えつきて終わるだけですから、そういうことはもっとどうでもいい人とやりましょう。大切な人は、うつくしいまま心の宝石箱へ。

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【プウ美ねえさんのお悩み相談】気になる男性から、LINEを「2日未読スルー」されています

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<今回のお悩み>
「これは脈ナシということでしょうか」
 学生時代の男友達のことが「下心あり」で気になっており、先日、LINEで、日程の候補とともにご飯に誘いました。しかし、2日ほど未読スルーされている状況でして、これは脈ナシ……ということでしょうか。LINEの返信を後回しにするタイプもいると聞きますが、どう判断していいか悩んでしまいます。もう私からは誘わないほうがいいでしょうか。もしくは「この前の件どうかな?」と送ってみてもいいでしょうか(ことり、29歳)

【プウ美ねえさんの回答】
 これをお読みになる頃にはなんらかの結果が出ているのでしょうか。以前どなたかからのご相談でもお答えしましたが、恋愛は追いかける側こそが、それを楽しんでいる勝者です。そしてすべての恋の悩みは生き死にに関係ない贅沢行為です。まずそれを理解し、気をしっかり持って満喫してください。

 この先あなたが取る方法は2つあると思います。ひとつはガンガン気持ちを伝え、結果をもぎとる方法です。恋のゴールは、他人に自慢できる関係や、死ぬまでそい遂げることなどではありません。笑顔やぬくもりや齟齬や絶望、その瞬間瞬間を味わうことです。おねえさん的には突き進んでほしいですが、LINEの連打だけは誰がみてもうつくしくないので、別の手段を。紙のお手紙なり待ちぶせなり、犯罪にならない範囲で楽しくやってほしいものです。

 もうひとつは当然、待ちです。おねえさんは大の苦手でおすすめしたくもありません。リズムやタイミングの合わない恋なんてつまらないものです。携帯紛失とかご病気とか、あとから聞けばしかたない、と思うような未読の理由もありましょうが、指ひとつ動かせないような重態ならともかく「ちょっと待ってね」ぐらいの返信はできます。それも怠るような奴はどうせ先々なんの優しい行為もできやしねぇんだよフザけんじゃねぇ他人の時間をなんだと思ってやがるんだおねえさんなんか50過ぎて人生の残り時間じたいが減ってるんだぞエサ待たされてる犬じゃねぇやいさっさと返信しろバカモンが、と叫ばずにいられないものです。むだなヤキモキを避けるため、メールやりとりなら2週間、セックスなら半年間またされた時点でその人を完全に人生から抹消します。

【今月のエプロンメモ】
昨今は便利な連絡ツールや出会いツールがたくさんありますが、しょせん道具です。未読スルーは何日めから脈ナシだとかどうとか、ヤングなルールを気にするうちは本気の恋ではありません。もっと激しい愛や劣情をぶちまけて、世界を鮮やかに彩ってほしいと願うものです。

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【プウ美ねえさんのお悩み相談】ペーパードライバー歴20年以上、車がないと不便だけど人をひくのが怖い

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<今回のお悩み>
「なんで皆さんはそんなに自信を持って運転できるのでしょうか」
 42歳、2児を育児中の既婚者です。19歳の時に自動車の普通免許を取得したのですが、自己評価が低いせいで「私なんて、事故を起こすに決まっている」と強く思ってしまい、20年以上ペーパードライバーです。

 しかし、出産を機に東京を離れたこともあり、車のない生活に不便を感じています。特に、子どもの保育園や習い事の送り迎えでは、雨が降ってもずぶ濡れになりながら子どもを乗せて自転車をこいでおり、絶望的な気持ちになります。

 逆に聞きたいのですが、なんで皆さんはそんなに自信を持って運転できるのでしょうか。もしも人をひいたら、刑務所に入ることだってあるのに。私は刑務所には絶対に入りたくありません。でも車がないと不便です。
(42歳、まみぃぽこさん)

【プウ美ねえさんの回答】
 昔々、おねえさんの父親は対向車をよけそこなって相手の車を田んぼに逆さまに落としました。父は運転をやめ、家族は車のない生活を受け入れました。おねえさん本人も自転車でよく塀や電柱にぶつかる子だったので、車の運転については想像だけでおそろしく、最初から免許はとっていません。

 世の中にはいろんな才能があります。語学が堪能だったり、感動的な音楽を奏でたり、巨額の富を築いたり。それらはすべて「好き」が原動力だと思っています。おねえさんは他人の輝く才能をみるとすぐ憧れたり妬んだりしてしまいます。けれどもちょっとシミュレーションしたあとでは「俺はそこまで好きをつきつめられないな」と考えてただの尊敬に落ち着きます。車の運転が上手いひとはきっとそれが大好きなのだ、と考えるようになって、自分のビビリは気にしなくなりました。人間は集団で生きる動物ですから、それぞれが違う好きなこと、できることをやって、おぎないあえばよいのです。まみぃぽこさんは2人ものお子さんを立派に育てて、ずぶ濡れで送り迎えまでしているのですから、もうすでに才能を発揮して社会を豊かにしておられます。「これが私の才能」と胸をはって、自動車運転をいっさい拒否するのも一つの手です。あんがい自転車送り迎えのおかげで健康を維持できているかもしれませんよ。

 それでも自動車がないと不便すぎるという場合は、ひとりで怖い想像を膨らませず、よい指導者をみつけることをおすすめします。仲が良くて運転上手のひとから「車が好き」な気持ちを伝染させてもらうのです。まずはそういう誰かと交代で運転しながら、軽いドライブなどいかがですか。

【今月のエプロンメモ】
知人にフィストファッカーがいます。楽しそうなプレイ報告が羨ましく、肛門がせまいことを悔やみました。いっぽうアナルセックスの達人なのに「フィストは自分に向いてない」と羨ましがったりしない知人もいます。なにかに踏み出せず歯がゆいとき、彼のすずしげな表情を思うと心が落ち着くものです。

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【プウ美ねえさんのお悩み相談】「ツイ廃をやめたい」仕事中もついついTwitter、中毒状態を脱する方法は?

【プウ美ねえさんのお悩み相談】洋服を捨てられない! 古くなった衣類はどうすればいい?

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<今回のお悩み>
「『部屋着にできる』と思うと捨てられません」
 プウ美おねえさん、こんにちは。お悩み相談、毎回たのしく拝見してます。

 わたしは洋服が捨てられなくて、少し困っています。以前は古くなった衣類は「脱がされたときに見られたら恥ずかしい」という基準で捨てていたのですが、最近はそういったロマンスはおろか、外出じたい滅多にしなくなり、「部屋着にできる」と思うと捨てられません。

 服を買うのは好きなので、溜まっていく一方です。おねえさんはどうされていますか。
(炊飯器パン太郎さん、50前後)

【プウ美ねえさんの回答】
 物価や税金がどんどん高くなる今、むやみに物を捨てる風潮にぎもんを感じています。物にはパワーあります。もし流通がとだえて町から商品が消えたりしたら、物を持つ人とそうでない人、どちらに生きる力があるか想像してごらんなさい。 本や趣味の道具や、思い出の品は心の潤いになりましょう。服は寒さを防いでくれましょう、ほどいて掃除にも使えましょう。おねえさんは増やさず、死蔵させず、一度買ったらボロボロになるまで使う派です。

 とはいえ、 二軍以下の服を手放してスッキリしたい気持ちもよくわかります。それには「いつか着るかも…」という可能性を断てばよいのです。まずはリメイクしましょう。出番の減った服は、バラバラの布地にほどいてしまうのです。おねえさんはこれでずいぶん楽しみました。浴衣はフンドシに、Tシャツはブリーフに、など生まれ変わらせると服の命をまっとうさせた気がして、次に汚れたりほつれたりした時は躊躇なく手放せます。創作意欲がわかない場合も、ハギレの形なら罪悪感なく捨てられます。やわらかい素材の服は、そのままクッションや抱き枕のあんこにしてしまいましょう。黙っていれば中身は誰にもバレません。もうひとつは、割れた食器などと古服を一緒にまとめて、わざと目につく場所に置く方法です。いちどゴミ扱いすると愛着が薄れて、捨てやすくなりますよ。それでも「もったいない…」と思うなら、最後の手段はウェット&メッシープレイです。同好の仲間と、服を着たまま泥や墨汁やカラースライムにまみれてごらんなさい。それでしか得られない開放感が味わえますし、服は捨てるしかなくなりますので、一石二鳥です。

【今月のエプロンメモ】
仕事や人づきあいで忙しい人が、多くの物を管理するのはたいへんなことです。あきらめて不要品に埋もれるか、捨てるしかありません。時間と心の余裕がある人には、ぜひ工作や手芸をすすめたいものです。呪いの人形のように所持が危険な物はべつとして、すべての物は工夫しだいで価値が生まれますから。

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【プウ美ねえさんのお悩み相談】同僚についつい口出し……「偉そうに」と思われてないか?

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<今回のお悩み>
「自分はコントロールフリークなのでは?」

 プウ美ねえさん、ご機嫌いかがですか。

 私は自分で言うのも何ですが、細かい事が気になる性質で、家庭から仕事場に至るまで(特に自分より後に入ってきた同僚に)、つい良かれと思って、「こうしたほうがいいよ」等、口出ししてしまいます。

 そのくせ、周りに「偉そうに何を」とか「口うるさい人」と思われてしまったんじゃないか、とか、自分はコントロールフリークなのでは? と、悩んでしまいます。

 実際、夫の家事に神経質に口出ししたらしく、怒らせてしまい、喧嘩になったこともあります。

 今後は、自分から見て「やり方間違ってるな」と思う事でも、他人のことは黙って見過ごせば良いのかとも思いますが……おねえさんはどうお考えですか?
(すみそさん、44歳)

 【プウ美ねえさんの回答】
 おねえさんも同じく口出しストです。口出しストでした。いえ、過去形なのは治ったわけではなく、人が離れていって口を出す機会がなくなったからです。ふつうに年をとり人間関係が希薄になったせいでもあります。若い時は、つねに自分が正しいと主張し、他人を矯正したがり、そのくせ愛情はとくにないので従われても幸せではない性分でした。嫌われるのがわかっているのに「これは良いアドバイスなのだ」と信じ込んでいて、黙っていられません。ぼっちになった今はとても平和です。さびしい時や不便な時もありますが、人と折り合いをつけるしんどさに比べればなんてことありません。

 友達や家族は距離をおけますが、仕事場は微妙です。お金が絡むとチームにがんばりを求めてしまいがち。他人のせいで損したくないというケチ根性もでます。すみそさんの中に「自分以上に有能になり、活躍してほしい」という同僚への愛があるなら口出しはありです。「効率の良い方法を教えてくれてありがとう!」と感謝されるかもしれません。「足を引っ張るな。面倒かけるな」という口出しは、やればやるだけ嫌われて、かえって損をするかもしれません。

 家事に関しては、もともと他人なのですからもめて当たり前です。宝塚のように怖い上級生がいれば同士の結束も生まれましょうが、家庭ではむずかしい。カギはやはり、愛です。夫さんに嫌われても支配欲を満たしたいなら口出し。嫌われたくなければなるべく見ないフリで静観してはいかがでしょうか。家事の流儀が違うぐらいで家が爆発したり人がしんだりすることはめったにありません。

【今月のエプロンメモ】
口出ししたくならないな、ただ自由に楽しそうにしているのを見ていたいな、と思える人が必ず私たちにも現れます。おねえさんは今そういう知人とだけ、ごくたまに会って遊ぶようにしています。年に数回孫にあう田舎のお年寄りはこんな気持ちなのでしょうか。ストレスがなく、大変幸せです。

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【プウ美ねえさんのお悩み相談】「ブラとショーツ揃えないで」彼氏の“変わった性癖”に応えたい

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<今回のお悩み>
「生活の中に突然降ってわいたようなエロスとは何か?」

 私がお付き合いをしている男性はちょっと変わった?性癖をしています。交際を初めてちょっとしてから、「もしできたらブラとショーツを揃えないでほしい」と言われて、“??????”頭の中ははてなだらけに。

 生活の中に突然降ってわいたようなエロスが大好物だそうで、ブラとショーツが揃っているような気合を感じるのが嫌だそうです。彼は優しいので無理強いはされていません。私も彼の期待に応えたいと思って、いろいろ考えるようになりました。

 だらしのない格好をしてみたり、化粧もばっちりではないほうがより“そそる”はずとやってみたりしていますが、ほかに何かいいアイデアはありませんでしょうか?彼を驚かせたいです。
(私さん、29歳)

 【プウ美ねえさんの回答】
 彼の喜びに協力したいという私さん、とてもお優しいですね。降ってわいたようなエロスにときめく気持ちはよくわかります。セックスはお膳立てされすぎるとイベント自体がニセモノのように感じたり、完璧に遂行しなければというプレッシャーが生まれてのびのび楽しめなかったりするものです。

 やりたいことを単刀直入に聞くのもひとつの手です。異性愛者同士にはなんとなくセックスの基本型があるので、自分の趣味を隠したり遠慮して言わないひともいることでしょう。男性ゲイの場合はタチ・ウケの役割や、お尻を使う・使わないなど組み合わせがたくさんありますから、事前の申告が必要です。とくにおねえさんは足舐めが大好きなので、いやがられないようにそのつど聞くようにしています。そうしないとセックス途中で引いたり引かれたりして、気まずくなる事故がおきかねません。この紳士的な事前協議の習慣は、ぜひノンケにも取り入れてほしいものです。

 いっぽうで、なにもかも明確にしすぎるとお楽しみ感が薄れるのも事実です。用意されていないラフさを演出する、というのは大変むずかしいものです。フェティシストはそういう作為に敏感です。また「こうしたほうがいい?ああしたほうがいい?」としつこく聞くと、かえって萎えさせる危険があります。おねえさんもお相手に「どんな靴下で踏んだらいい?」「足は臭くする?それとも洗う?」などと細かく聞かれると、この人自身が興奮しているわけではないんだな…と孤独を感じてしまいます。プロのかたなら設定の遊びと割り切って楽しめますが、心を通わせたい相手となるとモヤモヤしそうです。

 【今月のエプロンメモ】
とりあえずは指定どおり、上下揃いの下着を避けて、ときどき「どんなふうにするのが一番好きか、お互いに言い合おうね」とさりげなくリサーチする程度でよいのではないでしょうか。「あなたの喜ぶことが私は嬉しいんだよ」と言葉で伝えて安心してもらうことも、とても大切です。

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<今回のお悩み>
「周りのお節介で恋愛が進むことはある?」

 ついつい仕事中でもTwitterを開いてしまいます。ツイートしたり、フォロワーのツイートを見たり、朝から晩まで完全にツイ廃状態で、日々どれだけの時間をTwitterに費やしてるのかと思うと怖くなってきました。

 お皿を洗わなきゃ、洗濯しなきゃといけないと思いつつTwitterをやってしまったり、平気で2~3時間ぶっ続けでTwitterをしているときもアリ、中毒状態です。ツイ廃をやめるコツを教えてほしいです!
(40歳、のど飴ちゃん)

 【プウ美ねえさんの回答】
 仕事を失うとか、健康を損なうなどのおそれがある場合は対処が必要ですが、たとえその場合でも急激な離脱は危険です。必ず反動がきます。アカウントを消したりしても健やかな生活に戻れる保証はありません。具体的には、SNS以外の依存先をふやして心の寄りかかりを分散するのがよいのです。

 ひとはもともと、色々なものに依存しています。仕事や趣味やスポーツに夢中になったり、お友達づきあいが大好きなひとや、ペットを愛して一日中かわいがっているひともいます。かれらは廃人などとは呼ばれません。なぜ長時間のSNSは後ろめたいのでしょうか。問題があるとしたら、「退屈」「なんとなく寂しい」という理由で、有益とは言えない情報を浴び続ける場合です。もし年をとって体が思うように動かなくなった時、思い出されるのが他人の愚痴や自慢ツイートだったら、とても寂しいものではありませんか? その危険性があるなら、惰性でフォローしたつまらないアカウントは今すぐミュートして、食べ歩きとか映画鑑賞とか好きな人とのセックスとか、ワクワクできる暇つぶしを少しでも増やしておくことをおすすめします。

 SNSで得られる情報には楽しく、心を豊かにするものがたくさんあります。お皿や洗濯物を少々溜めてでも、潤いが必要な時もありましょう。もしも現状問題がなければ、いっそ「ツイッター閲覧は仕事中のみ」と決めてしまうのも手です。終業後や休日はアプリを開かず、なにかほかの気晴らしをしてやりすごします。そうすれば現実の思い出も増え、休み明けに仕事にいくのもグッと楽しみになること請け合いです。だれかに怒られても責任はもちません。

【今月のエプロンメモ】
おねえさんはツイ廃がゆきすぎて、最近では自分と他者との境界がブレるようになってきました。ひと様のツイートをみて「やったぁ自撮り画像に1万いいねついたぁ」と喜んだりしています。自分と他人を比べるのでなく、脳内で溶け合ってしまうのが幸せなSNSライフのコツです。

<お悩み大募集>
サイゾーウーマン読者の皆さんから、プウ美ねえさんに相談したいお悩みを募集しています。下記フォームよりご応募ください。

【プウ美ねえさんのお悩み相談】「ツイ廃をやめたい」仕事中もついついTwitter、中毒状態を脱する方法は?

【プウ美ねえさんのお悩み相談】婚活中の姉にモヤモヤ! 気になるカフェ店主にアタックできず……妹の私が声をかけるのはアリ?

家族関係、恋愛、夫婦関係、仕事、結婚、介護、人生……サイ女読者のお悩みに“プウ美ねえさん”こと熊田プウ助が、いつもそばに置いておきたい“エプロンメモ”とともに回答します。

<今回のお悩み>
「周りのお節介で恋愛が進むことはある?」
 私の姉(30代前半)は絶賛婚活中で、婚活パーティーやアプリなどをやっており、よく相談に乗っています。まだ、いいなと思える男性には出会えていないそうなのですが、私もよく行っているカフェの店主のことが気になっているみたいです。姉がはっきりとそういったわけではないんですが、反応を見ていると明らかです。

 姉は奥手なので、私が「うちのお姉ちゃんどうかな」と聞きたくてウズウズしています(笑)。姉に「私が聞いてみてもいい?」と聞くと、「聞いてみて」とはかたくなに言いませんが「やめてよ」とも言わないので、気にはなってると思います。

 ただ、個人のお店なのでわりかしラフにしゃべれはするんですが、相手は仕事中ですし、そういう話は失礼かなぁと尻込みしてしまうところも。もし断られたら姉は(そして私も)店に行けなくなるよなぁ、妹である私が姉の婚活に首をつっこむのもどうなんだろうとも悩んでいます。でも、姉が自分でアタックすることは無理そうで、どうにもモヤモヤモヤモヤしてしまい。

 周りのお節介で恋愛が進むこともあると思いますか? プウ美ねえさんがもし私の立場だったらどうしますか?
(ぽーむむさん、30歳)

【プウ美ねえさんの回答】
 海外ドラマだったら確実に、店主は姉おもいで積極的な妹のほうに惹かれて、姉妹の間に溝ができます。もし姉と店主が結ばれたとしても、何年か後に倦怠期を迎えこじれた時に「そもそも私はその気じゃなかった、あんたが無理やり彼とくっつけたせいだ」と難癖をつけられ、やっぱり溝ができます。ラストシーンで仲直りするためには、感謝祭で家族が集まったときに七面鳥やコーンブレッドを投げつけあって、大ゲンカをしなければなりません。

 プウ美おねえさんがご相談者さんの立場で、婚活中のわりに楽しい報告もせずカフェでモジモジするだけの姉に恋愛相談されたなら、お節介などしません。セリフはこうです。「姉貴は奥手じゃなくて選り好みが激しいだけだよな。そのまま贅沢を楽しんでればいいと思うよ。たださ、何の葛藤も障壁もなく独身男に告白できるのは、幸せなことだって覚えててほしいな。俺が生まれ育った町で男に告白したらどうなったと思う? 家族に自分のことを打ち明けるか、隠し通すか、選ばなきゃならな かった。そういう不自由さは想像できないよな。がんばって何か手に入れた方法を、何もしない奴にどうして教えられると思う? 安全なところでずっと王子様を待ってろよ」。なじられた姉はショックを受け、どさくさカミングアウトに両親やおばあちゃんも仰天。パンプキンパイを投げあう愁嘆場からの暗転。翌日、ひとりでカフェに向かった姉がおずおずと店主に話しかけるところでエンドロール、という感じでしょうか。

 おっしゃるように、姉妹で迫るのは店主への圧が強すぎます。出動要請がないかぎりお節介は控え、本人が行動を起こすのを待つのがよいでしょう。

【今月のエプロンメモ】
お姉様には単独での店通いをすすめて「休日は何してるんですか」「ご家族いらっしゃるんですか」など基本的な質問から会話するようアドバイスなさい。そして決定的な結果がでるまであなたは気配を消し、カフェから遠ざかりましょう。地味なことですが、応援するというのはそういうことです。

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【プウ美ねえさんのお悩み相談】婚活中の姉にモヤモヤ! 気になるカフェ店主にアタックできず……妹の私が声をかけるのはアリ?