真似る芸人が続出した笑い飯の衝撃…同じ伏線回収漫才でも麒麟とブラマヨの違い

 毎年『M-1グランプリ』がお笑い芸人界に影響を与えます。ウエストランドの優勝で、今年は毒舌漫才がライブで多くみられることが予想されます。『M-1グランプリ』は毎年終了直後から、エントリーライブ(お金を支払って出場する芸人の卵)に出演する芸人さんのネタに大きく影響します。

 特に影響したのが、笑い飯の漫才ではないでしょうか。両ボケツッコミの形式が芸人たちの間で衝撃が強く、アマチ…

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ブラマヨ、“第1章”の終焉と吉田がパチンコから学んだ「他人、関係ないやろ、まず俺やろ」

 
 8月7日放送『マルコポロリ!』(カンテレ)に、ブラックマヨネーズの吉田敬と小杉竜一の2人がゲスト出演した。題して、「ブラックマヨネーズ徹底解剖SP」である。

ブラマヨ小杉『ラヴィット!』で“ヒーハーハラスメント”番組因縁グリーンジャケットも

 4日放送のTBS『ラヴィット!』にブラックマヨネーズ・小杉竜一が出演。番組による『小道具芸』の餌食となっていた。

 ゲストの小杉の前回の出演は、司会の麒麟・川島明の代打MCとしてだった。その際、チキンを試食して、持ちギャグ「ヒーハー」を披露したところ、スタジオは大盛り上がりとなったていた。

 この日の放送でも、この場面をVTRで振り返ると、川島は「朝からヒーハー…

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サンドウィッチマンの好感度が急落? 『帰れマンデー』ブラマヨ小杉イジリで視聴者が不快感

 8月26日に放送された『帰れマンデー見っけ隊!! サンド&長嶋一茂&ブラマヨ小杉&すみれが秘境バスの旅』(テレビ朝日系)で、サンドウィッチマンらによるブラックマヨネーズ小杉竜一に対する“イジリ”が不愉快だったとプチ炎上する騒動があった。

 問題となったシーンは、サンドウィッチマンとゲストたちが、飲食店を探して“日本一人口の少ない町”と言われる山梨県早川町を路線バスで旅する「バスサンド」という企画でのこと。

 サイコロを振って出た目の数だけバス停を進むというルールで、6個先の“ヘルシー美里”という、いかにも飲食店がありそうなバス停を狙うメンバーたち。そこで小杉がサイコロを振って見事6を出し、その“ヘルシー美里”で降りたはいいが、飲食店がなかなか見つからない……。

 そして、飲食店を探して歩く羽目になったのは、サイコロを振った小杉のせいだと責め始めるサンドウィッチマンと長嶋一茂。それに対し、小杉は「みんなの責任やろ!」と怒りを見せつつ、激しくツッコミを入れていた。

 芸人同士のイジリに見えるこのシーンだが、SNSでは「ブラマヨ小杉さんが凄く嫌ないじめ方(いじりとは言いたくない)されてて気分が悪くなった」、「小杉くんの扱い最低でサンドの好感度急降下やで〜〜〜!!」、「バスサンドって番組の小杉さんへのいじり胸糞悪いな」など、不愉快であるとの意見が投稿されていたのだ。

 芸人同士のやり取りが、視聴者から“イジメ”だと捉えられるのはよくあること。今回のシーンについて、とある構成作家はこう話す。

「言うまでもないですが、サンドウィッチマンと小杉さんの絡みは完全にネタ。イジメ的要素なんて皆無です。少なくとも、芸人同士がこういったやりとりをする場合、両者とも完全に全てを理解した上で笑いを生むためだけにやっています。イジメではないのはもちろんのこと、イジリですらなく、完全にネタという感覚です。でも、それがちゃんと笑いにつながらないこともある。ギャグが滑ってしまうのと同じですね。そこを誤解させないように“笑い”にするのは芸人の腕次第という感じでもあると思います」

 また、テレビを介することによって、こういった芸人同士のやりとりが違う形に映ってしまうこともあるという。

「現場での雰囲気は完全にお笑いのネタそのものなので、制作サイドとしては別段違和感を抱くことない。でも、編集することによって伝わり方が変わってしまうことも多い。また、制作サイドとしては面白さを伝えようとしすぎるがゆえに、激しいイジリの部分を強調して編集しがちだという傾向もある。その結果、現場での“ネタ感”が薄れて、不愉快な映像になって放送されてしまうこともあるんですよね」(制作会社関係者)

 そして、視聴者によるネガティブな感想に対しては、テレビ局側も敏感に反応しやすくなっているようだ。

「制作サイドにとって炎上は絶対に避けたいところ。最近ではスポンサーに対してクレームを入れられることも増えているので、テレビ局もSNSでの動きには敏感にならざるを得ない。特に“イジメ”なんていう言葉には相当ナーバスになっていて、結果的にバラエティー番組の演出はどんどんマイルドになっていくわけです。これはもう仕方ないことだと思いますね」(同)

 SNSが普及し、視聴者が自由な意見を発信できるようになったことで、バラエティー番組の制作もかなり難しくなってきているということ。これはもう時代の流れということなのだろうか……。

ブラマヨが”オンエアされやすいボケ”をあえてやらない理由

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(12月16日~22日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします。

■有吉弘行「この迷路からとにかく出たくない」

 何が正解で何が不正解なのか、もはや誰にもわからない時代だ、みたいなことがよく言われる。

 たとえば昨年、「権力を批判しない日本のお笑い芸人と、そんな芸人を戴くテレビはオワコン」と言っていた脳科学者・茂木健一郎が、政治をはじめ時事を絡めたコントや漫才などを芸人が披露する番組『時事ネタ王2018』(NHK総合、12月22日)にコメンテーターとして出演していたのだけれど、番組の冒頭で「ホントにこの番組やっていいんですか? 全部カットってことないですか?」と、いかにもテレビ的な発言をしていた。そんなのを見たりすると、やっぱり何が正解で何が不正解なのかわからなくなる。

 あるいは、19日放送の『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)。「社会に出た人は、みんな社長とかトップを目指すべきなのでしょうか?」という視聴者からの相談メールを受け、マツコ・デラックスと有吉弘行が次のようなことを話していた。

 今の芸人やテレビタレントの場合、そもそも目指すべきトップがなんなのかよくわからない。かつてであれば、BIG3と呼ばれるタモリ・たけし・さんまのようなトップスターがテレビから輩出されていた。けれど、そのようなスターを生む構造は、もはやテレビから失われている。そんな現状のもとでは、トップを目指すというのはBIG3のようになるということを意味しているわけではないだろう。けれど、BIG3とは違った新しいトップの形が示されているわけではない。そんなことを一通りしゃべり、マツコは嘆く。

「ウチらももうよくわかんないわよ、何が正解なのか」

 もちろん、同じ芸能人でも、CDの売り上げなどのランキングが出るミュージシャンや、賞レースに出場する芸人など、数字で明確な結果が出る世界に生きる人たちは、まだ目指すべき場所がわかりやすいのかもしれない。「けれど」と有吉は言う。自分たちのような明確な評価の基準がないところにいる芸人は、何を目指せばいいのか。

「ボクらみたいな迷路に迷い込んだ芸人たちは、どこ目指したらいいのかわかんないよ。この迷路からとにかく出たくないっていう、とにかくそれだけだよ。ツラいけど、こっからは(出たくない)。出たら終わりだからね」

 どこがゴールなのか、その中にいる者にはわからない迷路。いつどこで迷い込んだのかもはっきりしないので、入り口に戻ることも難しい。そもそも、中にいる者は、ゴールを見つけて迷路から出ることを望んでいるわけでもない。ゴールのない迷路の中に居続けることがゴールであるかのような混迷。

 では、芸人たちはその見通しのつかない迷路の中で、どこへ行こうとしているのか? 

■キンコン西野「露出は増えて信用は落ちるっていうのがタレントさん」

 例えば、キングコング・西野亮廣の場合。芸人としてだけではなく、絵本作家などとしても活躍していることは広く知られたところ。そんな西野が、20日放送の関西ローカルの番組『ビーバップ!ハイヒール』(朝日放送)に出演。「新進気鋭の実業家」として、MCのハイヒールらにクラウドファンディングの話などをしていた。

 西野いわく、テレビタレントとクラウドファンディングの相性はとても悪い。なぜか?それは、お金の本質に関わるのだという。お金とは、信用を数値化したものである。周囲から寄せられる信用の量で、集められるお金の額は変わってくる。クラウドファンディングは、そんなお金の本質を可視化する。では、テレビタレントは信頼を寄せられる存在なのか? その逆だ、というのが西野の持論だ。

「例えばグルメ番組で、あんまりおいしくない料理が出てきても、これは一応そんなにひどいことは言えない。でも、そこでそれをやらないと仕事になんない。ってなってきたら、露出は増えるんだけれど、信用を落としちゃう。ウソを重ねちゃう。ってことが、10年前とかだったらバレなかったんですけど、いまネットで、ぐるなびとか食べログとかTwitterとかで、ウソついてるってことがバーッて広まってしまって。露出は増えて信用は落ちるっていうのがタレントさん」

 かつて、オードリー・若林正恭が、食レポは「銃口が向けられるような状況」だと話していたことがある。なぜならそれは、「おいしくない」という言葉が封じられた上で、料理の感想を言うことが求められる状況だからだ。

 食レポで「銃口」を突きつけられたタレントが迫られているもの。西野に言わせると、それはウソをつくことである。だから、西野はテレビに出る機会を減らす。そうやってウソを減らし、代わりに信用を増やす。その信用を原資に、さまざまな事業に乗り出す。いわば、ウソをつかざるを得ないテレビから距離をとり、「銃口」から逃れた西野は、ウソをつかせるテレビの側に、そのままでよいのかと「銃口」を突きつけているのだ。

 ゴールのない迷路の中に居続けることがゴールである。そのような混迷の中に、いまテレビで活躍している芸人たちが少なからずいるのだとしたら、西野がしようとしていることは、ウソで塗り固められた迷路の壁に銃弾を撃ち込み、壊すことなのかもしれない。そうやって、順路とは異なる迷路からの脱出ルートを、自ら切り開くことなのかもしれない。

 その銃に入っているのが実弾なのか、空砲なのか、それはボクにはちょっとよくわからないけれど。

■ブラマヨ吉田「小杉でよかったっていうのは、ほぼ全収録で思う」

 あるいは、ブラックマヨネーズの場合。2005年の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で優勝し、現在も第一線で活躍する、言わずと知れた人気漫才コンビである。

 そんなブラマヨが、22日放送のトーク番組『サワコの朝』(TBS系)に出演。2人は阿川佐和子の聞く力に導かれ、お互いへの信用を口にしていた。

 小杉は吉田について、こう語る。

「(芸人も)だんだんキャリア積んでいくと、面白いことを言うプラス、”賢いな”とか”実はいい人やねんな”みたいな意外性を出していく人もいると思うんですよ。それはそれでいいんですけど、(吉田は)面白いと思ったときにバーッと突き進む。ええかっこせえへんとこは、ホンマにすごいと思う」

 対する吉田は、小杉についてこう語る。

「(相方が)小杉でよかったっていうのは、それはもう、ほぼ全収録で思うんじゃないですかね。ボクのボケって結構わかりづらい冗談も多いんですけど、ボクのわかりづらい絵に、小杉が色ぬって(わかりやすくしてくれる)。吉田が言いたいことはこういうことやろ、っていうのを(小杉が)やってくれてるっていうのは、ほぼ全収録ですね」

 あるいは、以前放送されていた番組『ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!』(テレビ朝日系)で、吉田はこんな話もしていた。ボケとして、どういうコメントや行動がテレビで使われやすいのかは知っている。例えば、むちゃな企画をやらされたときに、「おい、この番組のスタッフ頭おかしいよ!」と言ってみたりとか。わざと面白くないことをして、デヴィ夫人に怒られたりとか。そうすると、100%オンエアに乗るはずだ。でも、自分はやらない。なぜか。それはプライドがあるから。しかもそれは、吉田個人のプライドではない。

「コンビとして2人の面白さを世に出したくて、この世界に入って頑張ってるんですよ」

 対して、同番組の、ロンドンブーツ1号2号の田村淳をゲストに迎えた回。舞台で芸を磨く前にテレビでの活動を広げてしまった自分たちは、もう舞台の上に戻れない、というロンブー・淳の話を受けて、小杉はこんなことを言う。

「(自分たちは)1人でいるより2人でいるほうが面白くなるっていうのが前提やと思うんで。その2人の関係を健全にしておくにはやっぱり、舞台に立って漫才をすることなんかなって」

 テレビで活躍するお笑い芸人が放り込まれているかもしれない、どこがゴールなのかわからない迷路。でも、ブラマヨの2人はたぶん、出口はわからなくとも、自分たちの入り口を見失うことがない。舞台の上の漫才師という入り口に、2人でいることの面白さを世に出したいという入り口に、いつでも戻ることができる。出口を探すことではなく、入り口を忘れないことが、迷路の中で迷わないためのひとつの方法なのかもしれない。

 1人ではなく2人でいるほうが面白い――。そんな2人を、ボクは信用している。

(文=飲用てれび<http://inyou.hatenablog.com/>)

坂上忍の「パワハラ」を、ブラックマヨネーズ・吉田敬が勇気の告発!? ネットから大絶賛の声

 つい本音が漏れてしまった? 3月19日放送の『バイキング』(フジテレビ系)がレスリングの栄和人強化本部長のパワハラ騒動を取り上げ、番組の独自取材として、同氏のセクハラ疑惑を新たに報じた。

「番組には、栄氏に指導を受けていたという女子レスリング元代表選手が登場。合宿所で生活していた際に、栄氏が洗濯カゴに入っている女子選手の下着を部屋中にかけて出て行ったことがあり、この元選手は『気持ち悪い』と感じていたと明かしました」(テレビ誌ライター)

 その後、MCの坂上忍が「今や世間は、森友の書き換え問題、相撲の暴力問題、女子レシリングのパワハラ問題、冷静に考えると、みんなパワハラみたいなもんだ」と、ひな壇にいたブラックマヨネーズ・吉田敬へ話を振ったのだが、その回答に坂上の表情は一瞬で真顔へと変わった。前出のテレビ誌ライターが続ける。

「吉田が『バイキングの本番中も、パワハラみたいな感じで進んでいくこともあるじゃないですか?』と答えると、坂上は『え、どういうこと? どういうこと? 言って言って、言って!!』と吉田に詰め寄った。数秒の沈黙の後、吉田は振り絞るような声で『今とか』と答え、周囲に笑いが漏れたことでその場は収束しましたが、明らかにスタジオに緊張感が生まれていました。吉田は過去にも、『俺がなんでゆるまず集中してやってるかっていうたら、忍さんにどつかれるのが怖いから』と、坂上への恐怖心がやる気につながっていると告白したことがあります。日頃からパワハラ的な空気を感じていたため、思わず口に出してしまったのかもしれません」

 また、『バイキング』では、進行役の榎並大二郎アナが読み間違いや、もたつくたびに坂上が揚げ足を取り、高圧的な態度で責め立てるシーンが多く見受けられ、そのたびに批判的な声が飛び交っていた。

「確かに、榎並アナは『直撃』を『直筆』と読むなど、ありえないミスもあるのですが、『バイキング』以上に緊張感が漂う『IPPONグランプリ』や生放送の報道番組『みんなのニュース』では大きなミスはありません。昨年放送の『さんまの番組向上委員会』で、榎並アナは坂上に『本番中に怒るのはやめていただけないか』と直接訴えていましたが、“坂上恐怖症”がミスにつながっているのかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)

 今回の吉田の発言にはネット上には「よくぞブッコんだ」「胸がすく思いだった」「拍手を送りたい」と視聴者からの称賛コメントが連打されているが、坂上の「パワハラ」によって、番組を降ろされなければいいが……。

業務停止のアディーレ、問題指摘後もCM出演継続のブラマヨに「責任ある?」それとも「被害者?」

「消費者庁の処分が出た後にあえてCM出演してアディーレを宣伝し続けたブラマヨの責任も気になる。CM見た被害者がいると思う」

 10月11日にTwitterでこう書いたのは、著名な弁護士の紀藤正樹氏だ。「今だけ無料」としながら、5年間も同じキャンペーンを続けたことで処分を受けたアディーレ法律事務所が、消費者庁に景品表示法違反とされて弁護士会が処分を検討している中でも、CMを放送。結果、業務停止処分となったアディーレの顧客が難民化してしまったことについて、同業者がCM出演タレントの責任に言及した形だ。

 全国77カ所に支店を持ち、185人の弁護士を抱えるアディーレは、過払い金返還請求の着手金を無料にする広告について昨年2月、消費者庁に景品表示法違反の措置命令を受けた。その後、アディーレと所属弁護士全員に対する懲戒請求がなされ、東京弁護士会で審議が続いていたのだが、そんな中でもアディーレ側は宣伝攻勢を継続。お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの2人、小杉竜一と吉田敬は今年6月から同社のCMに出演し“広告塔”となっていた。

 しかし、弁護士会の出した処分は、アディーレに対し2カ月の業務停止処分、創設者の元代表である石丸幸人弁護士も、3カ月の停止処分となった。これにより同事務所と石丸弁護士は抱えている案件をすべて扱えなくなり、CMを見て依頼した顧客は路頭に迷うことに。弁護士会が作った臨時の相談窓口には、1週間で3,000件以上の相談があったというから大変な事態だ。顧客の中には「テレビ局とブラマヨにも責任がある」と言う人もいるという。

 CMは30秒間のものが3種類。うち「相談編」は、吉田が弁護士に過払い金の相談をし、着手金が無料となることを知って笑顔に。早速妻に報告の電話をかけていると、清掃作業員の姿をした小杉が吉田に向けてサムズアップするといったものだった。

 誠法律事務所の佐藤栄治弁護士は、個人見解として、ブラマヨより「アディーレの責任が相当に重い」とする。

「責任を追及されている間も、芸能人を使ってイメージ操作をして利益を上げようとしていたということも含めると、弁護士の品位という面では非常に問題があると思います」(同)

 佐藤弁護士は、さらに本件が「弁護士業界全体に対する信頼を揺るがせるもの」とした。

「正直、法律事務所がテレビCMで宣伝していること自体どうかと思います。一般の方は『テレビで放送されている』ことで、その法律事務所にステータスのようなものを感じるでしょうし、宣伝に芸能人を使っていれば、なおさら。それがこういう問題になってしまうと、何を信じていいかわからなくなるでしょう。この業界がみんなで仕事の奪い合い、お金の奪い合いをしているように見えてしまうのではないかと危惧します。以前、橋下徹弁護士が『弁護士は嘘をつくのが仕事だ』というようなことを言っていたと思いますが、世の中には、そういう話を真に受けてしまう空気も感じられます。今回の件もアディーレ単体の問題だと法律関係者はわかっていても、一般の方々に理解してもらえるのか、不安がありますね」(同)

 ファンからは「ブラマヨも被害者」という声もあるのだが、いずれにせよ前面に出て同社を宣伝していた2人にとってはバツの悪い話だろう。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

業務停止のアディーレ、問題指摘後もCM出演継続のブラマヨに「責任ある?」それとも「被害者?」

「消費者庁の処分が出た後にあえてCM出演してアディーレを宣伝し続けたブラマヨの責任も気になる。CM見た被害者がいると思う」

 10月11日にTwitterでこう書いたのは、著名な弁護士の紀藤正樹氏だ。「今だけ無料」としながら、5年間も同じキャンペーンを続けたことで処分を受けたアディーレ法律事務所が、消費者庁に景品表示法違反とされて弁護士会が処分を検討している中でも、CMを放送。結果、業務停止処分となったアディーレの顧客が難民化してしまったことについて、同業者がCM出演タレントの責任に言及した形だ。

 全国77カ所に支店を持ち、185人の弁護士を抱えるアディーレは、過払い金返還請求の着手金を無料にする広告について昨年2月、消費者庁に景品表示法違反の措置命令を受けた。その後、アディーレと所属弁護士全員に対する懲戒請求がなされ、東京弁護士会で審議が続いていたのだが、そんな中でもアディーレ側は宣伝攻勢を継続。お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの2人、小杉竜一と吉田敬は今年6月から同社のCMに出演し“広告塔”となっていた。

 しかし、弁護士会の出した処分は、アディーレに対し2カ月の業務停止処分、創設者の元代表である石丸幸人弁護士も、3カ月の停止処分となった。これにより同事務所と石丸弁護士は抱えている案件をすべて扱えなくなり、CMを見て依頼した顧客は路頭に迷うことに。弁護士会が作った臨時の相談窓口には、1週間で3,000件以上の相談があったというから大変な事態だ。顧客の中には「テレビ局とブラマヨにも責任がある」と言う人もいるという。

 CMは30秒間のものが3種類。うち「相談編」は、吉田が弁護士に過払い金の相談をし、着手金が無料となることを知って笑顔に。早速妻に報告の電話をかけていると、清掃作業員の姿をした小杉が吉田に向けてサムズアップするといったものだった。

 誠法律事務所の佐藤栄治弁護士は、個人見解として、ブラマヨより「アディーレの責任が相当に重い」とする。

「責任を追及されている間も、芸能人を使ってイメージ操作をして利益を上げようとしていたということも含めると、弁護士の品位という面では非常に問題があると思います」(同)

 佐藤弁護士は、さらに本件が「弁護士業界全体に対する信頼を揺るがせるもの」とした。

「正直、法律事務所がテレビCMで宣伝していること自体どうかと思います。一般の方は『テレビで放送されている』ことで、その法律事務所にステータスのようなものを感じるでしょうし、宣伝に芸能人を使っていれば、なおさら。それがこういう問題になってしまうと、何を信じていいかわからなくなるでしょう。この業界がみんなで仕事の奪い合い、お金の奪い合いをしているように見えてしまうのではないかと危惧します。以前、橋下徹弁護士が『弁護士は嘘をつくのが仕事だ』というようなことを言っていたと思いますが、世の中には、そういう話を真に受けてしまう空気も感じられます。今回の件もアディーレ単体の問題だと法律関係者はわかっていても、一般の方々に理解してもらえるのか、不安がありますね」(同)

 ファンからは「ブラマヨも被害者」という声もあるのだが、いずれにせよ前面に出て同社を宣伝していた2人にとってはバツの悪い話だろう。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

田嶋陽子が竹田恒泰を「品性下劣」と批判! 与沢翼は今も酒池肉林?

yozawa-book.jpg
「ネオヒルズ・ジャパン」(双葉社)

編集S 都議会の塩村文夏議員に対するヤジ問題も、ようやく発言者が出てきて謝罪したわね。

しいちゃん トカゲのしっぽを切れば済む話じゃないのよ(鼻息)! この問題は、今後も継続して考えていかなきゃね。“明治天皇の玄孫”の竹田恒泰は、6月23日、Twitterでこんなことをつぶやいてたわよ。「僕も『たかじんのそこまで言って委員会』で多産計画について発言する度に、隣の田嶋陽子さんから「あんたが早く結婚しなさいよ」と言われる。でも男性蔑視などと話題になったこたもない。おなじヤジでも、立場が変わると大分違うものだと思った」(原文ママ)、「ちなみに僕の場合、田嶋陽子さんのヤジに対しては『私の事はほっといて下さい』とか『じゃ可愛い子を紹介して下さい』などと言って笑いにしてきました。(中略)塩村さんには、上手に受け流して嫌味の一つでも言う余裕を持って欲しいと思います」。

飛び火から大炎上も!? 芸人たちの“笑えない”Twitter事件簿2012

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『ブラックマヨネーズ吉田敬のぶつぶ
つ』/幻冬舎

 昨年12月、有吉弘行が国内フォロワー数ランキングで、ソフトバンクの孫正義社長を抜いて1位になったことが話題となった。有吉は、一般人フォロワーからの悪質なツイートをうまくかわすことで、ネットユーザーからの評価を高めている。しかし一方で、Twitter上での一般人とのコミュニケーション方法をうまく見極められず、炎上してしまう芸人は後を絶たない。

 トータルテンボス・藤田憲右は、漫画作品を題材にしたネタをテレビ番組で披露したところ、番組内でそのことが正確にアナウンスされていなかったため、「パクリだ」と批判が殺到。藤田も最初は「銀の匙を題材にネタを作ってくれという番組企画が前にあってそれであのネタを作ったのだよ」と、題材にした作品名『銀の匙』(小学館)を出して説明を行ったが、それでも批判を続けるユーザーにキレてしまい、「今月でTwitterやめます。何も楽しくない。自分勝手な理屈っぽい評論家気取りのお笑いフリークが多すぎる。あぁ気持ち悪ぃ!」と、アカウントを削除した。