ジャニーズ名番組惨敗……今年の「ガッカリ番組」「良すぎた番組」をテレビ関係者がランキング

 今年も「視聴率」に関するニュースが盛んに報じられ、一般の関心も高まっている。そこで今回は、今年1年を「視聴率」と各番組への「期待度」をテーマにテレビ関係者に振り返ってもらい、期待された割にはあまり取れなかった“ガッカリ番組”ワースト2と、“意外と良すぎてビックリした番組”ベスト4をランキング形式で挙げてもらった。

 まずは「ガッカリ」編から。第2位は、8月30日に放送された『V6の愛なんだ2017 史上最高の夏まつり!』(TBS系)で視聴率は11.2%。

「2年前にオンエアされ、17.8%という高視聴率を記録した『学校へ行こう!2015』以来の特番。今回も、『学校へ行こう!』時代のディレクターや構成作家が一部再集結したのですが数字は伸び悩みました。『2015』は7年ぶりに一夜限りの復活を遂げるという謳い文句に加え、伝説の素人キャラによる名シーンも連発。さらに、みのもんた、渡辺満里奈、紗栄子、夏帆ら歴代レギュラーメンバーも勢ぞろいしたことが良い方に作用しました。しかし今回は名場面もなく、歴代メンバーも不在。来年の放送もすでに決まっているだけに、次は一から企画を練り直して巻き返してほしいところです」(関係者)

 そして第1位は、7月21日に放送された『ぼくらの勇気 未満都市2017』(日本テレビ系)で、その視聴率10.0%はテレビ関係者を大いにガッカリさせたようだ。

「この枠が『金曜ロードSHOW!』という、話題作もしくはジブリ作品といった映画放送枠であることも影響したかもしれませんが、KinKi Kidsの20周年イヤーを祝う意義深いドラマでしたので、この結果はかなり寂しい。番宣のために、堂本光一が『嵐にしやがれ』(同)に初めて出たり、KinKiの2人でオンエア当日の『ヒルナンデス!』(同)にもお邪魔するなどしたのですが……」(同)

 図らずもジャニーズタレントのかつての大人気番組がランクイン。2番組とも、在宅率が低いとされる夏期に放送されたことも一因かと思われるが、果たして……。

 続いては、「良すぎてビックリした番組」編。第4位は、1月5日放送の『プレバト!才能ランキング 新春3時間スペシャル』(TBS系)で記録した視聴率は17.0%。

「この数字自体、現在、レギュラー・スペシャルを含めて最高の数値です。その原動力となっているのはもちろん、辛口批評と“劇的添削”で人気を集める俳人・夏井いつきさん。現在は、水彩画の魔術師といわれる野村重存(しげあり)さんや、世界的な消しゴムはんこ作家・田口奈津子さんなど、ほかの才能査定も人気を集めていますから、レギュラー放送の木曜午後7時台もしばらく安泰では」(同)

 第3位は、12月1日に放送された『沸騰ワード10 年末大忙しの業界SP』(日本テレビ系)で視聴率は14.3%。

「『笑神様は突然に…』の後を受けて始まった番組で、放送開始当初は苦戦していましたが、タケノコを専門に商売することでフェラーリを買えるまでに成功した“タケノコ王”・風岡直宏さんの登場が突破口となりました。今では長年、視聴率が好調傾向にある裏の『爆報!THEフライデー』(TBS系)に勝つことも少なくありません」(同)

 第2位は、11月26日に放送された『緊急SOS!史上最大の池に異常発生!怪物1万匹!?池の水ぜんぶ抜く大作戦5』(テレビ東京系)で視聴率は高視聴率番組が立ち並ぶ日曜夜8時で12.8%と大健闘。

「テレ東お得意のワンコンセプト番組。来年1月2日には第6弾が放送されます。テレ東はここ2年ほど、1月2日の同時間帯で『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』を放送していましたから、大人気番組の後を継ぐかたちの『池の水』が、いかに期待されているかがわかります」(同)

 第1位は、11月18日に放送された『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)で視聴率自体は10%に届かず9.6%だったが、テレビ関係者からみると上出来すぎる数字だという。

「この番組の裏は、フジテレビで『めちゃ×2イケてるッ!』が放送されています。終わりゆく『めちゃイケ』と、上げ潮の『出川の充電』の視聴率対決に注目し続けているテレビ関係者も少なくありません」(同)

来年はどんな番組が話題にのぼるのだろうか? 大いに注目していきたいところだ。
(村上春虎)

ジャニーズ名番組惨敗……今年の「ガッカリ番組」「良すぎた番組」をテレビ関係者がランキング

 今年も「視聴率」に関するニュースが盛んに報じられ、一般の関心も高まっている。そこで今回は、今年1年を「視聴率」と各番組への「期待度」をテーマにテレビ関係者に振り返ってもらい、期待された割にはあまり取れなかった“ガッカリ番組”ワースト2と、“意外と良すぎてビックリした番組”ベスト4をランキング形式で挙げてもらった。

 まずは「ガッカリ」編から。第2位は、8月30日に放送された『V6の愛なんだ2017 史上最高の夏まつり!』(TBS系)で視聴率は11.2%。

「2年前にオンエアされ、17.8%という高視聴率を記録した『学校へ行こう!2015』以来の特番。今回も、『学校へ行こう!』時代のディレクターや構成作家が一部再集結したのですが数字は伸び悩みました。『2015』は7年ぶりに一夜限りの復活を遂げるという謳い文句に加え、伝説の素人キャラによる名シーンも連発。さらに、みのもんた、渡辺満里奈、紗栄子、夏帆ら歴代レギュラーメンバーも勢ぞろいしたことが良い方に作用しました。しかし今回は名場面もなく、歴代メンバーも不在。来年の放送もすでに決まっているだけに、次は一から企画を練り直して巻き返してほしいところです」(関係者)

 そして第1位は、7月21日に放送された『ぼくらの勇気 未満都市2017』(日本テレビ系)で、その視聴率10.0%はテレビ関係者を大いにガッカリさせたようだ。

「この枠が『金曜ロードSHOW!』という、話題作もしくはジブリ作品といった映画放送枠であることも影響したかもしれませんが、KinKi Kidsの20周年イヤーを祝う意義深いドラマでしたので、この結果はかなり寂しい。番宣のために、堂本光一が『嵐にしやがれ』(同)に初めて出たり、KinKiの2人でオンエア当日の『ヒルナンデス!』(同)にもお邪魔するなどしたのですが……」(同)

 図らずもジャニーズタレントのかつての大人気番組がランクイン。2番組とも、在宅率が低いとされる夏期に放送されたことも一因かと思われるが、果たして……。

 続いては、「良すぎてビックリした番組」編。第4位は、1月5日放送の『プレバト!才能ランキング 新春3時間スペシャル』(TBS系)で記録した視聴率は17.0%。

「この数字自体、現在、レギュラー・スペシャルを含めて最高の数値です。その原動力となっているのはもちろん、辛口批評と“劇的添削”で人気を集める俳人・夏井いつきさん。現在は、水彩画の魔術師といわれる野村重存(しげあり)さんや、世界的な消しゴムはんこ作家・田口奈津子さんなど、ほかの才能査定も人気を集めていますから、レギュラー放送の木曜午後7時台もしばらく安泰では」(同)

 第3位は、12月1日に放送された『沸騰ワード10 年末大忙しの業界SP』(日本テレビ系)で視聴率は14.3%。

「『笑神様は突然に…』の後を受けて始まった番組で、放送開始当初は苦戦していましたが、タケノコを専門に商売することでフェラーリを買えるまでに成功した“タケノコ王”・風岡直宏さんの登場が突破口となりました。今では長年、視聴率が好調傾向にある裏の『爆報!THEフライデー』(TBS系)に勝つことも少なくありません」(同)

 第2位は、11月26日に放送された『緊急SOS!史上最大の池に異常発生!怪物1万匹!?池の水ぜんぶ抜く大作戦5』(テレビ東京系)で視聴率は高視聴率番組が立ち並ぶ日曜夜8時で12.8%と大健闘。

「テレ東お得意のワンコンセプト番組。来年1月2日には第6弾が放送されます。テレ東はここ2年ほど、1月2日の同時間帯で『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』を放送していましたから、大人気番組の後を継ぐかたちの『池の水』が、いかに期待されているかがわかります」(同)

 第1位は、11月18日に放送された『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)で視聴率自体は10%に届かず9.6%だったが、テレビ関係者からみると上出来すぎる数字だという。

「この番組の裏は、フジテレビで『めちゃ×2イケてるッ!』が放送されています。終わりゆく『めちゃイケ』と、上げ潮の『出川の充電』の視聴率対決に注目し続けているテレビ関係者も少なくありません」(同)

来年はどんな番組が話題にのぼるのだろうか? 大いに注目していきたいところだ。
(村上春虎)

好評だった『刑事ゆがみ』主人公のキャラ崩壊とミステリー構築の失敗で残念な最終回に

 14日、ドラマ『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)も最終回を迎えました。視聴率は6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と最後まで低調でしたが、評判は悪くないようです。

 さて、この作品については第1話から「面白いから見たほうがいいよ」と言い続けてきましたが、基本的に、その感じは最後まで変わっていません。最終回も、演出はカッコよいですし、弓神(浅野忠信)と羽生くん(神木隆之介)が魅力的なキャラとして画面を駆け回っていました。ただ、ちょっとなー。ちょっとなー。という感想は否めないところで。振り返りましょうか。あんまり気が進まないんですが。

前回までのレビューはこちらから

 前回のレビューでも少し触れましたが、『刑事ゆがみ』は明確に2つのパートに分かれています。1つは、単話完結で主に女性脚本家が健筆を振るった1~4話と6~8話。これらの回では、事件関係者の心理的掘り下げと弓神&羽生のチャーミングなコンビネーションが前面に押し出されていて、すごく楽しめたし、個性的な刑事ドラマに仕上がっていました。題して、『刑事ゆがみと、その仲間たちの日常』。このシリーズだけで1年でも2年でもやってほしいくらい好きな作品です。

 もう1つは、5話と9話、そして今回の最終話で語られた『刑事ゆがみとロイコ事件』。ドラマオリジナルキャラである天才美少女ハッカー・ヒズミ(山本美月)の存在を軸に、7年前に発生した夫婦殺人事件と、その事件にそっくりな内容の小説『ロイコ』をめぐるミステリーです。原作にも同様の設定は登場しますが、ヒズミの存在そのものを含めて事件の設計は完全にオリジナル。脚本は同作のチーフ演出家である西谷弘さんの盟友・池上純哉さんでした。

 願わくば、『日常』編で丁寧に造り上げられた弓神&羽生のキャラクターが、大仕掛けである『ロイコ』編のミステリーに完全にハマって「これを見ないなんで人生損してる! 大傑作!!」とか書きたかったんですが、この仕掛けがよくなかった。よくなかったです。

 

■弓神の側から「ロイコ事件」を振り返る

 

 7年前に起きたロイコ事件の被害者は、フリーライターの河合武(渋川清彦)と、その妻・伊代(酒井美紀)。2人は『ロイコ』という小説になぞらえた形で殺害されました。容疑者として浮上したのは『ロイコ』の作者・横島(オダギリジョー)。世間を騒がして小説をベストセラーにするために夫妻を殺害したとされていましたが、事件の1週間後に焼身自殺。事件は闇に葬られました。

 ここからは、ドラマの仕掛けを時系列通りに並べ直して振り返ります。

 事件の第一発見者は弓神でした。夫妻の娘・和美(=ヒズミ)と面識のあった弓神は、和美から「ママが殺される」というメールを受け、自宅に急行します。

 すると、夫妻が血を流して死んでおり、12歳の和美の手には金属バットが握られていました。和美が父親を撲殺したことを察した弓神は、その罪を横島になすりつけて和美の将来を守ることにします。

 実は横島の小説は、すべて殺された武がゴーストとして書いていたものでした。なぜ有名人でもないし文章も書けない横島にゴーストが用意されていたのかわかりませんが、そういうことのようです。横島にも不満があったのでしょう。当てつけなのかなんなのか、武の妻・伊代をレイプしました。その結果、生まれたのが和美だったのです。

 レイプされた伊代は、なぜかそのとき被害届を出しませんでした。そのまま和美を産み、夫婦で育てます。しかし、夫の武は日に日に和美が「自分に似ていない」ことから伊代を疑いだし、「誰の子だ!」と迫ると、伊代はこれまで隠してきた横島によるレイプを白状。夫は通報しますが、伊代はここでも被害届を出しません。いわく「娘の父親を犯罪者にしたくない」から。まあこれはわからんでもないですが、レイプされた直後に通報しなかった理由は語られません。夫が横島のゴーストで生計を立ててたからかな。それだとちょっと、伊代さんにも同情しにくいかな。

 そのレイプ事件から13年後に発生したのが、少女・和美による父親殺し事件でした。ちなみに旧強姦罪の時効は10年ですので、この時点で横島が伊代さんへのレイプで罪に問われることはありません。

 しかし、和美による殺人を隠ぺいすることを決めた弓神は、横島を脅し、犯人に仕立て上げます。「罪をかぶって、作品通り再現したカルト小説家として名を残すか、強姦魔として世間にバラされるか」を選べと迫るのです。

 横島は現場にいたわけでもないし、アリバイがありそうなもんですが、なぜか捜査線上に浮上しました。そして、弓神がでっち上げた「ベストセラーにするため」という動機だけで容疑者とされてしまいます。弓神以外、まったく誰も捜査しなかったのでしょうか。

 レイプの時効が成立しているのに、今さら殺人の罪をかぶることにした横島の気持ちもよくわかりませんが、弓神の工作についてはさらに不可思議です。

 偶然、管内で焼身自殺を図ったハタチそこそこの青年に、ちょっと焼いた横島の免許証を持たせて「ハイこれが横島です自殺しました、ロイコ事件は終わりです」との報告書を上げ、それが通ってしまいます。殺人事件の重要参考人が焼死体で見つかったというのに、司法解剖もしてない。身長、体重、歯型、血液型、その他もろもろ遺体の身元特定を何もせず、免許の物的証拠だけで断定してしまう。なんと杜撰なのでしょう。警察不信になってしまいます。

 こうして弓神という刑事は、父親を殺した少女を守るために、ひとりのレイプ犯を“私刑”に処したのです。横島を社会的に殺したのです。

 ここまで、弓神のやっていることは明らかに倫理に反しているし、職権の私的な濫用です。警察権力を振りかざして横島という人間を殺したのです。到底、共感できるものではありません。

 また、武がヒステリーを起こして伊代を殺し、和美が武を撲殺したという単純で突発的な事件の、どこがどう小説『ロイコ』になぞらえられていたのか。「現場にカタツムリの絵が残されていた」以外、どんな共通点があったのか。ドラマは、それを語ることを放棄しました。最終回まできて、「ロイコ事件」の「小説『ロイコ』と事件との関係」を投げ捨ててしまったのです。最初から、この仕掛けそのものが成立していなかったということです。

 

■そして7年後

 

 氷川と苗字を変えた和美に“ヒズミ”というニックネームを与え、生活の面倒を見続けてきた弓神は、横島の不穏な動きを察すると、ヒズミに「南の島に行こう」と提案しました。どうやら警察も辞めるつもりのようでした。

 12歳で父親を殺し、そのショックで記憶喪失と失語症を患った少女は確かに不憫です。しかし、最終話でも語られた通り12歳の児童が殺人罪に問われることはありません。

 そんなヒズミの「記憶を戻してはいけない」というのが弓神の考え方でした。記憶を失ったまま、言葉を失ったまま、南の島で自分が一生面倒を見ればいい……弓神のその考えも理解不能です。ヒズミに必要なのは適切な治療とカウンセリングでしょう。弓神が事件に関わりさえしなければ、心の回復を経て違う人生を歩んでいたかもしれない。少女の父親殺しの、その罪ともいえない罪をもっとも強く断罪したのも、また弓神だったということです。「俺が一生、面倒を見ればいい」という判断は、和美という少女から自由な人生を奪う行為でもあると思うのです。ここも設計として失敗していると感じさせる部分です。

 そういう刑事で、そういうドラマを作ろうとしたわけではないことは、重々承知しています。いろいろ考えてドラマチックなシーンを頭に描いて、整合性を取ってみたら弓神がひどい人物になっちゃっただけだとは思うんです。

 でも、だったら、ちゃんと作れないなら無理にミステリーを構築しようとしなければいいのに、と思うんです。せっかく好印象なドラマだったのに、仕掛けの至らなさでキャラクターの魅力まで台無しになってる。

 先に書いた『日常』編でも、こうした事件の粗は見られましたが、脚本が徹底的に人物に寄り添っていたので、見応えのあるドラマになっていました。しかし『ロイコ』編では、弓神の心情よりもミステリーの仕掛けに心血が注がれ、その結果、弓神のキャラクターが崩壊していた。さらに、弓神のキャラクターを崩壊させてまで組み上げたミステリーも破綻しているという、なんとも残念な最終回になりました。

 あと、いくら金属バットだからって、12歳の少女が一撃必殺で大人の頭蓋骨を割って殺すのは無理だと思うよ。日馬富士でも、たぶん一撃じゃ無理だと思う。以上です。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

松居一代の茶番会見を“フル生中継”したフジ『とくダネ!』……裏では長嶋一茂が羽鳥慎一に猛抗議!

 15日午前8時半からスタートしたタレント・松居一代の“離婚会見ショー”を完全生中継したフジテレビ系報道番組『とくダネ!』に対し、多くの視聴者がうんざりしているようだ。

 俳優・船越英一郎が所属するホリプロは14日、この前日に東京家庭裁判所で行われた第2回調停にて、離婚が成立したことを発表。

 すると今度は、松居が15日に緊急記者会見を開くとブログで告知。同時に「実は約束事が破られました 家裁、調停委員の方の前で厳粛にお約束したことなんですよ本当に驚きました こんなに驚いたことは久しぶりです」「あまりにも驚き…熱が上がってきました~声も…ね」などと、意味深に綴っていた。

「前日には、船越との新たな火種を連想させ、世間の興味を引きつけた松居ですが、フタを開けてみればホリプロの発表以外の情報に乏しいスカスカの会見。ホリプロがフライングで離婚を発表したことを糾弾した以外は、『離婚を勝ち取った』とガッツポーズしたり、実家の母親に電話で生報告したりと、実にくだらない独演会でした」(芸能記者)

 この茶番会見を生中継した民放キー局は、テレビ朝日の『羽鳥慎一モーニングショー』と『とくダネ!』の2番組。『羽鳥慎一モーニングショー』では、コメンテーターの長嶋一茂が「ごめん羽鳥くん、10時以降にできないかなあ……」と、MCの羽鳥慎一に松居の中継を番組終了後に繰り下げてほしいと懇願。コメンテーターの吉永みち子も「わけわかりません」「こんなにいっぱい人(報道陣)が行くほどの会見ではないわな」と呆れ顔を浮かべ、約20分ほどでこの話題を切り上げていた。

 一方、『とくダネ!』は、会見を最後まで完全生中継。VTR明けに司会の小倉智昭が「なんでこれに付き合わされたのか、聞いていてだんだん腹が立ってきた」と言い放ったものの、番組はその後もこの話題をしつこく引き伸ばし、離婚問題に詳しい弁護士が登場したり、大掛かりなパネルで騒動を振り返ったりと、結局、約50分もの時間をこの話題に割いていた。

「視聴者の気持ちを代弁するような冷め切ったコメントが相次いだ『モーニングショー』とは違い、『とくダネ!』は松居騒動を真面目に報道。ネット上では、『他に伝えるニュースがあるだろ』『フジっぽい』といった呆れ声が相次いでいます」(同)

 なお、先月、松居を旅ロケ企画に起用していたTBSの『ビビット』は(関連記事)、番組の後半で録画した映像を数分流したのみ。日本テレビの『スッキリ』は、松居のブログを紹介しただけで、会見についてはスルーしていた。

 局によって取り上げ方に大きな差が見られた松居の茶番会見。フジとテレ朝の生放送枠を“勝ち取った”松居は、さぞかしご満悦だろう。

ついにフジテレビがテレ東をパクった!? “素人密着モノ”参入に、業界内から冷たい視線

 視聴率競争で後塵を拝し、「振り向けばテレ東」などと揶揄されてきたフジテレビ。そんなフジが、ついに番組作りまで「テレ東をパクった」と話題になっている。

 問題の番組は、12月10日の16時からフジテレビで放送された『私の家を壊して下さい』という番組だ。たまたま放送を見ていた同局関係者は、これが自局の番組だったことに大いに驚いたそうだ。

「この番組は、タイトルそのままに、使わなくなった家を解体する過程を追ったドキュメンタリーです。ある家庭に密着して、家を壊すことになった経緯や、家にまつわる思い出を聞き出し、最後は実際に家を解体する様子と、それを眺める家族の姿を追うものでした。日曜の夕方という枠は、一般視聴者にとってはエアポケットのような時間帯ですが、パイロット版(評判が良ければゴールデンやレギュラーに昇格する、テスト用の番組)がしばしば放送されるので、テレビマンにとっては要チェックの時間帯です。今回の『私の家を~』も、おそらくその類いでしょう。内容自体は面白かったのですが、エンディングロールを見ていたら、これがカンテレ(関西テレビ/フジテレビ系列)制作の番組だったことに驚きました。私はてっきりテレビ東京だと思って見ていたのです」

 同様な感想を抱いたのはこの関係者だけでなく、ネットにも、

「なんかテレ東の手法を安易にパクッた的な……」

「テレ東の遅れ番組(制作した放送局以外の局でも放送する時に、発局の放送から遅らせて放送すること)かと思ったら、フジの全国ネットか」

「めっちゃテレ東臭のする番組だな」

 といった書き込みが続出。いったいどこがテレ東的だったのか?

「テレ東といえば、訪日外国人がターゲットの『YOUは何しに日本へ?』、終電を乗り過ごした人などについていく『家、ついて行ってイイですか?』、最近の大ヒット『池の水をぜんぶ抜く』など、実録モノというか、密着ドキュメンタリーが軒並み大ヒットし、高評価を得ています。今回の『私の家を~』の番組作りは、完全にそういった流れを踏襲したものです。そもそもテレビ業界には、かつての大食いバトル、警察密着ドキュメント、最近はやりのカラオケバトル、年末年始に定番となったマグロ漁など、他の局で当たったものをパクってくるのが恥ずかしいという概念がありません。むしろ『ウチもやれ』と、尻を叩かれるぐらいです。ただ、フジテレビがいくら落ちぶれたからといって、会社の規模は比べ物にならないわけで、予算がないからこそアイデアで勝負しているテレ東からヒントをもらってくるようでは、プライドも何もあったものじゃないですね」

 もし、「テレ東の企画に、ウチの予算をつぎ込んだら……」などと考えているようなら、いよいよ「振り向けばテレ東」の立ち位置さえも怪しくなりそうだ。

『みなおか』終了のとんねるず、平成生まれが知らない偉大すぎる功績

 

 前身の『とんねるずのみなさんのおかげです』から30年以上続いた、とんねるずの冠番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が来年3月で終了することが、7日の同番組内で発表された。

 1986年に特番でスタートし、88年からレギュラー化された『おかげです』は、平均視聴率20.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、最高視聴率29.5%を記録。97年に改題した『おかげでした』も平均視聴率13.9%、最高視聴率24.8%を記録するなど、とんねるずが一時代を築いたのは間違いない。

 しかし、視聴率低迷が続いていたこともあり、近年は若い世代を中心に「オワコン」「いつまでやるんだ」といった、辛らつな声が上がっていた。

「ところが、終了が発表されると、番組ホームページには『悲しい』『終わらせないで』といった40~50代の視聴者からのコメントが殺到したそうです。とんねるずの全盛期を知る世代としては、やはり感慨深いものがあったのでしょう」(テレビ関係者)

 平成生まれにはピンとこないかもしれないが、とんねるずがこれまで世間に与えてきた功績は、ことのほか大きい。

「とんねるずが生み出した造語の中には、今では普通に使われているものが多い。『元カレ』『元カノ』『元サヤ』は有名ですが、そのほかにも、もともと2人の人物をクローズアップしてひとつの画面に収めることを意味する『ツーショット』を、男女が2人きりになることを指す意味に定着させた。さらに、『~みたいな』という軽い言い回しや、『○○関係』『○○系』といったジャンルのくくりを生み出したのも彼らです」(ベテラン芸能記者)

 スタッフいじりもとんねるずの十八番で、「野猿」(やえん/とんねるずとスタッフで構成されたダンスボーカルユニット)で『NHK紅白歌合戦』に出場するなど、社会に旋風を巻き起こしてもいる。

 共にそうした時代を歩んできた世代からすれば、さまざまな流行に彩られた青春期~青年期はまさに「とんねるずのおかげでした」という気持ちなのかもしれない。

堕ちていく工藤Jr.、悪魔のように微笑むミッチー! 視聴率がまさかのV字回復『明日の約束』第8話

「結婚がなくなるかもしれない。その理由ができたことに、少しだけホッとしている自分がいる。多分、まだ私は母親になる覚悟ができていない」

 ちまたではクリスマスの定番ソング「恋人がサンタクロース」が流れる季節となりましたが、スクールカウンセラーである日向先生(井上真央)はそんなウキウキ気分にはなれません。なにせ、恋人がDV人間だったのですから。社会派ミステリー『明日の約束』(フジテレビ系)の第8話。大事な食事会を欠席してしまった日向先生に対して、思わず暴力を振るった年下の恋人・本庄(工藤阿須加)。ずっとかわいがっていたペットのチワワが喉笛に噛み付いてきたような衝撃です。噛み付いたチワワも、いや本庄も自分がやってしまったことに驚いて目を白黒させています。

 本庄に殴り飛ばされた日向先生ですが、肉体的な痛み以上に自分の胸に去来する複雑な想いに苦しみます。母・尚子(手塚理美)の「あーゆータイプは自分の思いどおりにならないと豹変する」という毒予想が当たっていた歯痒さに加え、自分はやっぱり幸せにはなれないんだという諦めの心境が芽生えてきます。それが冒頭の日向先生の心の声です。哀しいことに、日向先生は自分にそう言い聞かせることで心が落ち着くのでした。

 本庄のマンションを出たものの、怒り心頭の母・尚子が待つ自宅には帰れない日向先生。自殺した圭吾や姿を消した香澄(佐久間由衣)と同じように、日向先生もどこにも居場所がありません。夜の街で所在なさげにしていると、ばったり霧島先生(及川光博)に遭遇します。圭吾を自殺に追い込んだ毒親・真紀子(仲間由紀恵)の悪口をさんざんネット上で拡散させ、すっきりした表情の霧島先生。今の日向先生には霧島先生しか相手になってくれる人がいません。霧島先生が仮面教師であることを知っている視聴者にとっては、何ともやりきれないシーンです。

「ホテルでひと休みしませんか」というエロい展開になるのかなとつい期待したのですが、2人が向かった先は高校の相談室でした。日向先生にとっては職場がいちばん落ち着く場所のようです。そんなとき、日向先生のスマホに香澄からの着信が。「校門の前まで来ている」とのこと。香澄を迎えにいく日向先生と付き添う霧島先生。だが、これは香澄の仕組んだトラップでした。留守になった相談室に香澄は忍び込み、霧島先生のカバンに入っていたノートパソコンを盗み出します。体育の授業中に生徒たちの所持品を隈無くチェックしていた霧島先生の裏を突く、超頭脳プレーでした。霧島先生にしては珍しい失態。落ち込んでいた日向先生を前にして、霧島先生の心にも油断が生じていたのでしょうか。ノートパソコンを盗まれたことに気づいた霧島先生の「チッ!」という舌打ちが夜の校舎に響き渡ります。

 

■ただ自分のことを見てほしかった

 

 長い夜が明け、ようやく自宅に帰る日向先生。尚子はリビングで起きていましたが、日向が「ただいま。昨日はごめんなさい」と声を掛けてもダンマリを決め込んでいます。部屋に入った日向先生がスマホを開くと、本庄と日向先生が笑顔で収まっている2ショット画像。ひと晩明けた今では、とても遠い過去のように思えます。10月のドラマスタートから日向先生にはいろいろありました。毒親たちとの闘い、視聴率上の苦戦……。日向先生を演じる井上真央もここ数年はあまりに多くのことが起きました。ベッドに横になったまま、もう起き上がらないんじゃないかと心配になるほど深い眠りに落ちていきます。

 その日の夕方。ようやく日向先生が目を覚ますと、ちょうど本庄が日向の家を訪ねてきたところでした。何も知らない尚子に対し、「僕は取り返しのつかないことを。日向に暴力を振るってしまったんです」と土下座する本庄。そんな本庄に、かつてないほどの鬼顔を尚子は見せるのでした。

「あんた、うちの娘に何したのよーッ!!」

 大魔神化した尚子を初めて目の当たりにして後ずさりする本庄を、何とか自分の部屋へと連れ込む日向。しょんぼりした子犬のようになった本庄は自分が育った家庭の事情を語り始めます。本庄の父親は医者だったため、本庄の兄は医大に進むよう幼い頃からプレッシャーを与えられ、中学の頃から荒れるようになったのでした。凄まじい家庭内暴力で、本庄も両親もボロボロでした。それでも両親は「やればできる子だ。今は反抗期なだけ」と愛情を注ぎ続けるのでした。

「あいつが事故で死んだとき、正直胸がすぅーとした。これで家族が平和になった、やっと親も僕を見てくれるって」

 死んだ兄に代わって受験した医大は不合格。そんな本庄を両親は責めずに「気にしないで、好きにすればいい」と優しい言葉を掛けたのでした。でも、両親のそんな優しさが、本庄にとっては有害だったのです。自分も兄のように期待されたかったと。親に愛されたい、その一心で本庄は異様なまでに親思いで、爽やかな明るい息子を演じ続けてきたのでした。

 母親のことをけなす日向に対し、なぜ本庄が激怒したのかその心理背景を知ることはできました。でも、暴力を振るった本庄のことを許せるかどうかは別問題です。数日後、尚子はここぞとばかりに日向にお見合いを勧めます。このままでは結婚相手も、結婚後の生活もすべて尚子に仕切られてしまいそうです。「私はお母さんの所有物じゃない」と突っぱねた日向は自分の部屋に戻り、机の引き出しの奥から古いノートの束を引っぱり出します。小学生の頃に尚子から強制的に書かされていた、あの忌々しい反省帳「明日の約束」です。幼かった頃のいちばん辛かった記憶を辿りながら、心の平穏を見出す日向先生でした。

 

■中学生・英美里の母親殺しという試み

 

 さて、気になるのは仲間由紀恵演じる最凶毒親・真紀子の動向です。これまでマスコミや弁護士を操って日向先生のいる高校を徹底的に攻撃してきた真紀子ですが、これから裁判という段階になって旗色が悪くなってきました。ネットの掲示板には霧島先生が先頭に立って「息子が自殺したのは母親のせい」と書き込まれ、弁護士はこの件から手を引いてしまいます。弁護士が高校に来て告訴を取り止めると告げたことで、校長先生(羽場裕一)は大喜び。この人だけは幸せそうでした。亡くなった圭吾のケータイに「僕は、お母さんのせいで死にました」と嫌がらせのメッセージが届いたことにもショックを受けた真紀子ですが、さらなる追い打ちが彼女を襲い掛かります。

 中学生になる娘の英美里(竹内愛紗)が真紀子のパソコン上のデータをコピーして、週刊誌記者の小嶋(青柳翔)に渡してしまったのです。このため、真紀子が圭吾の部屋を盗聴&録音していたこと、バスケ部の先輩・長谷部(金子大地)を脅していたのも真紀子の差し金だったことが週刊誌の記事になってしまいました。

 母親として誰よりも息子・圭吾のことを愛していただけなのに、何がいけなかったのか真紀子には分かりません。圭吾の声が残されていた音声データも英美里に消去され、呆然と立ち尽くす真紀子。そんな母親に対し、英美里は「お母さんはお兄ちゃんの声も聞いてなかった。お母さんが聞いていたのは、お兄ちゃんに話し掛けている自分の声だけだよ」ととどめの台詞を浴びせるのでした。中学生にして英美里は、精神的な意味での母親殺しを完遂してみせたのです。そこまでしないと毒親の猛毒に対抗できなかったのです。

 家を飛び出した英美里を追い掛けてきたのは、真紀子でも父親でもなく、彼女のことを心配して駆け付けてきた日向先生とバスケ部マネジャーの増田(山口まゆ)でした。「英美里ちゃん!」と2人が呼び止めると、振り返った英美里はとてもあどけない顔を見せます。「自由になるには、死ぬしかなかった」と決死の覚悟で母・真紀子と闘い、家を出てきた英美里を、日向先生は思いっきりハグします。「母親になる覚悟がない」と自分を責めていた日向先生ですが、英美里や増田にとって彼女は掛け替えのない存在です。他人の不幸を共有することに、日向先生は生き甲斐を感じるのでした。

 そして第8話のラスト。誰もいない夜の高校で、日向先生は再び霧島先生と2人っきりの時間を過ごします。この夜は日向先生から霧島先生へサプライズプレゼントが用意されていました。香澄が盗み出した霧島先生のノートパソコンです。かつて香澄をイジメていた望月(立野沙紀)経由で日向先生のところに回ってきたものでした。当然、日向先生もノートパソコンの中を覗き、霧島先生の腹黒さを知ったわけです。

「吉岡圭吾くんがクラスで孤立した原因をつくっていたのは霧島先生だったんですね!?」

 日向先生の問い掛けに、霧島先生はサイコーの表情で応えます。「えぇ、おっしゃるとおりです」と悪魔のように微笑むミッチー。みんなが待っていたトリックスター・ミッチーのお出ましです!

 第7話では4.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)まで落ち込んでいた視聴率ですが、第8話は工藤阿須加の土下座効果とミッチーの悪魔の微笑みによって、6.6%とV字回復を遂げたのでした(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。最終回まで残すところ、あとわずか。最後に笑っているのは果たして誰でしょうか?

(文=長野辰次)

『ミヤネ屋』スタッフが激白! 宮根誠司“フジテレビ移籍報道”の裏側と「ギャラ高騰」の悲惨すぎる余波

 お昼の情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)の司会を務めるフリーアナウンサーの宮根誠司に対し、一部の番組関係者から“恨み節”がささやかれている。スタッフの間では、近年「報酬ダウン」の傾向があり、その原因が宮根にあるというのだ。

 ある関係者は「『週刊文春』(文藝春秋)が掲載したフジ移籍の“誤報”にも関係する話」と話している。

 宮根は10月、文春に「来年3月にミヤネ屋を降板し、フジテレビの新番組に移籍する」という話を書かれた。『ミヤネ屋』を制作する読売テレビ関係者らの話として、視聴率低下を恐れた宮根が「追い込まれるまでに辞めて、キャスターとしての商品価値をキープしたい」と考えてフジに接触、来年4月から、フジ夕方の報道番組に起用されることとなったというものだった。

 しかし、宮根と読テレ、フジがいずれも即座にこれを否定。宮根に至っては「私、4月以降もやらせていただきます」と番組内で続投を断言したほどだった。現時点で移籍の動きは見られず、このままなら文春の誤報ということになる。

 この話にはライバル誌、「週刊新潮」(新潮社)が11月、宮根サイドが番組終了を恐れ、文春を利用して延命を図ったという記事を掲載している。それも、文春が宮根側に「貸し」を作るためというニュアンスだった。しかし、文春はその後に宮根の「タブー」ともいえる隠し子の記事を掲載しており、密約があるような間柄には見えない。

 いったい何が真実なのか? この流れについて、当の『ミヤネ屋』制作スタッフから、こんな話が聞けた。

「移籍記事は、番組サイドではただの誤報だろうとビックリしましたが、それはフジ移籍がまずありえない話だからでした。宮根さんは毎年のように読テレにギャラアップを要求しているといわれていて、かつてないレベルに高騰していると聞いています。だからフジが引き抜くなら、身の保証も含め、それをはるかに上回る額を出さなきゃいけないんですが、赤字転落で予算の厳しいフジで、それは不可能なはず」

 宮根のギャラが年々アップしているのが事実かどうかはわからないが、同スタッフはこんな証言をしている。

「実は、ゲスト出演者やフリー契約のスタッフなど、外部の人件費は定期的に下げられているんです。そんなこと普通ありえませんが、“上”からは『宮根さんのギャラアップの分、ほかを下げないといけないから』という説明があったんです。だから、スタッフの中には、宮根さんを逆恨みする人もいるぐらいです。ゲスト出演者でも、以前は5万円ぐらいで出ていた方に3万円ほどの引き下げをお願いしたこともあります。そのときも『億単位でもらってる人をもっと稼がせるために、割を食うのか』と文句を言われたんです」

 スタッフはさらに、移籍に関する、もうひとつの否定材料を打ち明けた。

「3月で番組が終わるなら、日テレが自社で新たに情報番組を作らないといけなくなると思うんですが、そんな動きはまったくないですよ。週5日の報道番組を新たに作るなら、大掛かりな人員の動きがあるはずなのに、です」

 確かに、他局では過去、新たに情報番組が始まる前に大掛かりなスタッフの雇用や異動が前兆としてあったから、週刊誌の記事より説得力のある話に聞こえる。しかし、文春が誤報で、新潮も的外れとなれば、なぜフジ移籍報道などという「ない話」が表になったのだろうか?

「それはわかりませんが、フジの番組編成を握る人物が、そういう案を持っていたらしいって話は耳にしましたよ。もしかすると宮根さんの妻子が4月から東京で生活する準備をしているのをキャッチして、勘繰ったのかもしれませんが、どっちにしても、移籍を実行するのは容易じゃない話。もし実現するなら、フジが前代未聞の高額ギャラを保証したことになります」(同)

 以前の『ミヤネ屋』なら、同時間帯の視聴率トップを記録していたから、その価値があったかもしれないが、近年は他局の『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(TBS系)、『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)に押され気味で1位を逆転されたことすらあり、その人気には陰りが見られるため、現実味は乏しい。

「結局、この状況で得をしているのは宮根さんだけです」(同)

 同じ番組に携わっているのにギャラダウンを経験したスタッフは、恨めしそうにそう言った。真相は部外者にはわからないことだが、ゴシップや誤報にまみれても、宮根の“独り勝ち”という状況自体は変わらないようだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

お笑い芸人、グラビア、イケメン俳優……テレビ業界人が暴露「1年もたずに消えた芸能人」

 今年もあとわずか。「席替え」の激しい芸能界ゆえ、せっかく人気者になれたのにわずか数カ月でテレビから姿が消えるタレントも。そこで、テレビ業界人に「活躍が1年もたなかった芸能人」を緊急アンケート。1月にはテレビで活躍してたのに、今ではとんと見かけない……そんな顔ぶれを挙げてもらったところ、そこには『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)でブレークした俳優の名があった。

「津崎平匡(星野源)の同僚の、風見涼太を演じていた俳優・大谷亮平です。“濃い顔に口ヒゲのイケメン”と言えばおわかりでしょうか。劇中では、森山みくり(新垣結衣)を『週1でシェアさせてほしい』と津崎に提案、2人の関係を脅かす存在として好演していました。のちにその風貌から『第二の竹野内豊』、またブレーク前に韓国を拠点に役者を続けていたことから、同じアジア圏での活躍が長かったディーン・フジオカになぞらえて『ポスト・ディーン』とも言われ話題に。その後、1月オンエアのドラマ『奪い愛、冬』(テレビ朝日系)のメインキャストに抜擢され、着実にスター街道を歩くかと思いきや、今やその姿をあまり見かけません」(在京テレビスタッフ)

 星野や新垣だけでなく、石田ゆり子や藤井隆と『逃げ恥』効果で注目を集めたキャストは多いだけに、重要な役どころだった大谷の露出の少なさは寂しい限りだ。ただ、不祥事を起こした同じアミューズ所属の小出恵介の代役として、榮倉奈々と安田顕によるラブコメディ映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』に抜擢されるなど、地味ながら活躍しているのは、ファンにとってはうれしい限りだろう。

 さて、最近の男女お笑いコンビといえば「にゃんこスター」だが、その前まで話題だったのは、あの2人だ。

「美人ではないがブスでもないことを売りに“いい女”風を演じていた山崎ケイと、山添寛によるコンビ・相席スタートです。昨年末の『M‐1 グランプリ2016』決勝に進出したものの、9組の中で最下位という結果に終わり、仮押さえの営業仕事が次々と消えたことを愚痴っていました。この3月には、レギュラー番組だった『PON!』(日本テレビ系、関東ローカル)も降板。そうこうしている間に、“いい女”ネタのブルゾンちえみや、キャラの強い尼神インター、ゆりやんレトリィバァといった女芸人が台頭。存在感を急激になくしていきました」(同)

 そのリベンジとばかり、今月3日に行われた『M-1グランプリ2017』にも参加したが、準決勝で敗退してしまった。

 最後は、ひょんなことからブレークしてしまったグラビア女優だ。

「石川恋(れん)です。べストセラー『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應 大学に現役合格した話』(KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)のカバー写真に、制服姿で写っていたモデルなのですが、本が売れるにつれて『あの金髪の女子高生は誰?』と話題を集め、グラビアに進出。イメージDVDも記録的なヒットを飛ばし、それまでの弱小事務所から大手に移籍。今年は橋本環奈主演の『警視庁いきもの係』(フジテレビ系)や4月から始まった新クイズ番組『最上級のひらめきニンゲンを目指せ!クイズ!金の正解!銀の正解!』(同)のレギュラー解答者など、なぜかフジに食い込んでいましたが、『金の正解』は半年で打ち切られてしまいました」(同)

 苛烈極める芸能界椅子取りゲーム。来年にはいなくなってしまうタレントは誰だろうか?

ついに5%台転落の篠原涼子主演『民衆の敵』 フジ月9史上ワースト記録更新の危機も、打ち切りできない裏事情

 ついに、ここまで落ちてしまったか──。

 篠原涼子主演のフジ月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(月曜午後9時~)の第7話が4日に放送され、視聴率は5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)まで落ち込んだ。フジの看板ドラマ枠だった月9で、5%台を記録したのは、1月期の『突然ですが、明日結婚します』(西内まりや主演)第6話の5.0%以来、2度目の非常事態となった。

『民衆の敵』は初回9.0%と1ケタスタートで、いきなりつまずいた。第2話で7.1%まで降下すると、第3話7.5%、第4話7.6%と7%台が続いた。以降、6.9%、6.5%でさらに下げ、ついに第7話で5%台に転落。3週連続ダウンで、ゴールデン帯では禁断の5%割れも目の前だ。

 第7話は、あおば市議会のドン・犬崎和久市議(古田新太)にかつがれて市長となった佐藤智子(篠原)が、副市長に前田康(大澄賢也)、秘書に富田恭一(渡辺いっけい)という犬崎派の人事を受け入れ、市議会は犬崎派が牛耳る形となった。それでも、福祉政策を進める智子の市民人気はうなぎ上りで、ドキュメンタリー番組にも取り上げられる。この人気を盾に、犬崎は前市長・河原田晶子(余貴美子)が中止したニューポート開発を、再び進めようと開発委員会を設置する。智子は、この件にかかわることを許されず、犬崎は反対運動を行う市民の強制排除に動く。これに納得がいかなかった智子は、意を決し、単独で緊急会見を開き、犬崎にクーデターを仕掛ける……という展開だった。

 すでに多くの視聴者が脱落したと思われるが、それでもネット上では、「高橋一生が好きだから見てるけど幻滅した。風俗嬢とイチャイチャする一生なんて見たくなかった。これじゃ無駄遣い」「小さな都市だから、智子でも市長をやれるのかと思ったら、100万人都市の設定とは非現実的」「平田和美(石田ゆり子)の存在がウザい。智子の家に子どもを迎えに行ったら、すぐ帰ればいいのに、夕食まで智子の家で食べるなんて考えられない」といった調子で、依然批判の声も多々。

 第7話までの平均視聴率は7.3%で、月9史上ワースト2位の『カインとアベル』(昨年10月期/Hey!Say!JUMP・山田涼介主演)の平均8.2%を下回る可能性が高くなってきた。ワーストは『明日結婚します』の平均6.7%だが、今後も低視聴率が続くようなら、これも更新する危機に瀕したといえそう。もはや、5、6%台では、打ち切られてもおかしくないが、フジには打ち切れない事情があるという。

「『民衆の敵』は、当初10月16日放送開始の予定でしたが、衆院選の投票日が同22日になり、混乱を避けるため、初回が23日に延期されました。その際に、最終回が12月25日になることが公になったため、打ち切りたくても、“体面上”打ち切ることはできないでしょう。それをやったら、打ち切りが明らかになってしまうからです。近年どの局も、連ドラの打ち切りを公にすることはタブーとしていますので……」(スポーツ紙記者)

 同ドラマのキャストは、主演の篠原以下、高橋、古田、前田敦子、千葉雄大、トレンディエンジェル・斎藤司、若旦那、余、大澄、田中圭、石田らで、それなりに豪華だが、特に前田や千葉あたりが、まるで生かされていないのが実状。

 篠原自身は、2015年10月期の主演ドラマ『オトナ女子』(同)も平均8.7%と惨敗を喫しており、2作連続爆死の憂き目に遭ったことで、かつては蜜月だったフジと距離を置く可能性も十分。残るは、あと3回。せめて、月9史上ワーストだけは避けたいところだろう。
(文=田中七男)