『めちゃイケ』最終回、大コケ濃厚!? ライバル『月曜から夜ふかし』特番は「昨年18%超」

 3月31日をもって、22年続いた歴史に幕を下ろす『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)。番組を引っ張ってきたナインティナイン・岡村隆史は、29日深夜のラジオ番組で「最後、目に焼きつけておいていただけたら」と呼びかけたが、テレビ局関係者は「有終の美とはいかなそうだ」「大爆死もあり得る」と、同情の眼差しを向けている。

「視聴率不振が取り沙汰されているフジはこの春、『めちゃイケ』以外にも、長寿番組だった『とんねるずのみなさんのおかげでした』や、元SMAP・香取慎吾の唯一のレギュラー番組『おじゃMAP!!』などを次々終わらせるという大改編を実行しました」(テレビ局関係者)

 長らく視聴率1ケタ台が続いている『めちゃイケ』も、2004年には平均33.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を叩き出すほどの勢いがあった。最後くらいは、再び2ケタ台に返り咲いてほしいものだが……。

「放送前から、『めちゃイケ』の視聴率は絶望的ですよ。なぜなら同日、『めちゃイケ』の裏で放送されるのが、どれもこれも数字を持っている強力番組ばかりなんです。例えば、日本テレビは関ジャニ∞・村上信五とマツコ・デラックスが司会を務める人気深夜バラエティ『月曜から夜ふかし』の特番を放送。昨年3月の特番では、18.7%を記録しています」(同)

 また、TBSでは年に2回の『オールスター感謝祭』が放送予定で、17年は2回とも10%超えの好成績。テレビ朝日の『池上彰のニュースそうだったのか!!』も、毎放送2ケタは獲得している。

「テレビ東京の『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』は近頃右肩下がりですが、それでも約9%は手堅い。もはや5%前後も珍しくない『めちゃイケ』は、テレ東にすら負ける恐れがあるんです。各局が力を入れる改編期だけに、このラインナップは当然といえば当然なのですが、『めちゃイケ』最終回を放送するフジをいじめているように見えてしまいます」(同)

 ちなみに、3月22日に最終回を迎えた『みなおか』は9.7%、28日の『おじゃMAP』最終回は5.6%と、ともに1ケタで終わっている。厳しい状況の中、『めちゃイケ』はどこまで数字を伸ばせるだろうか。

登坂淳一アナの“セクハラ疑惑降板”でミソつけたフジ『プライムニュース』、NHKの美人お天気お姉さん・酒井千佳が救世主となるか!?

 メインキャスターに起用される予定だった、“麿”こと登坂淳一アナが、セクハラ疑惑報道で出演を辞退し、スタート前から転覆寸前となっていた、フジテレビ系の新報道番組『プライムニュース イブニング』(月~金曜午後4時50分~7時)に明るい兆しだ。『NHKニュース おはよう日本』でおなじみの“NHKの美人お天気お姉さん”酒井千佳キャスターが、『プライムニュース イブニング』に電撃移籍することが決まったのだ。

 視聴率が低迷するフジでは、この4月から報道に力を入れる。その一環として、ニュース番組のタイトルを『プライムニュース』のブランドで統一。夕方の『みんなのニュース』は3月いっぱいで終了となり、4月2日より『プライムニュース イブニング』が放送開始となる。

 フジでは、同番組の初代メインキャスターとして、1月11日にNHKを退局したばかりの登坂アナを起用することに決めた。ところが、その直後に「週刊文春」(文藝春秋)が、札幌放送局時代に、登坂アナが若手女性キャスターにセクハラ行為をしたと報道。これが引き金となって、登坂アナが出演を辞退する事態に発展した。

 結局、同番組のメインキャスターは倉田大誠アナと、ベテランの島田彩夏アナが務めることになった。2人とも安定感やキャリアは申し分ないが、当初、人気者の登坂アナが起用される予定だったことを思えば、なんとも“地味”な人選の印象。ましてや、島田アナは『みんなのニュース』に出演中とあって、あまり代わり映えがせず、新番組のイメージが出しづらい。まさに、転覆寸前での船出となった『プライムニュース イブニング』だが、“救世主”として期待されるのが、酒井キャスターの起用だ。

 酒井キャスターは兵庫県出身で、京都大学工学部を卒業した才媛。2008年、北陸放送に契約キャスターとして入社。2年の任期満了後、テレビ大阪に移籍。同局時代は、『たかじんNOマネー~人生は金時なり~』の司会を務めた経験もある。12年3月で、同局を退職し、フリーキャスターとして、東京に進出。09年に気象予報士の資格を取っていたこともあり、主にお天気キャスターとして活動。13年4月より3年間、朝の情報番組『Oha!4 NEWS LIVE』(日本テレビ系)でお天気を担当。14年2月から16年3月まで、『情報ライブ ミヤネ屋』(同)にも出演。NHK Eテレ『趣味の園芸 やさいの時間』の司会も務めていた。16年4月より、NHK総合の『おはよう日本』に移籍。コスプレ姿で天気を伝え話題になり、“NHKの朝の顔”として定着していた。

「美人かつ親しみやすいキャラで、男性ファンが多いです。『Oha!4』から、『おはよう日本』に乗り換えた視聴者もいたようですし、当然酒井キャスター目当てで、『プライムニュース イブニング』を見る人も出てくると思います。倉田アナと島田アナでは、なかなか視聴率が見込めないでしょうから、酒井キャスターは救世主になり得る存在です。もともと局アナですし、天気に限定せず、いろんな役割を与えてみるのも一考に値するのでは?」(女子アナウオッチャー)

 酒井キャスターは、『Oha!4』時代から通算すると、5年間も“朝の顔”として活躍していただけに、不安要素は出演する時間帯がガラッと変わってしまう点。それでも、酒井キャスターなら、夕方で新たなファンを獲得する可能性も十分だ。
(文=田中七男)

『みなおか』終了も……とんねるずが「野猿」を引き抜き、制作会社を立ち上げへ!?

 前身番組を含め、1988年から約30年続いた『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が、3月22日に幕を下ろした。

 視聴率低迷により打ち切りの憂き目に遭った同番組だが、最終回を見た視聴者からは再評価する声が上がったという。

「最終回には、番組スタッフらによって結成された伝説のグループ『野猿』の面々が登場し、Twitterのトレンドや大手ポータルサイトのトップにもその名が上がるほど大盛り上がりとなりました。また、21日に発売されたDVD-BOX『とんねるずのみなさんのおかげでBOX【鑑賞用】』は、週間4,743枚を売り上げ、オリコン週間ランキングのバラエティー・お笑いDVD部門で1位を獲得。この再評価の声に、土田晃之がラジオ番組で『もっと早く言えよ!』と苦言を呈す一幕もありました」(芸能ライター)

 番組終了を受け、大きな収入源を失ったとんねるずの今後を危ぶむ報道が相次いでいるが、ここにきて仰天プランが持ち上がっているという。テレビ関係者が明かす。

「『みなおか』のスタッフを引き抜いて、番組制作会社を立ち上げたい思惑があるようです。石橋貴明は、過去に『子ども番組を作るのが夢』と語っていたこともあり、今後は放送作家として活動することも視野に入れているのだとか。『みなおか』最終回のメインゲストを野猿にしたのも、引き抜きの布石だったのかもしれませんね」

 再評価の声を次のステップにつなげることができるか、とんねるずの今後の動きに注目だ。

視聴率低迷中のフジテレビに「スペシャル月9」の動き……2~3クールぶっ通し、木村拓哉主演で!?

 視聴率低迷にあえぐフジテレビ。特にドラマ部門の不調は顕著で、1月クールに放送されたプライムタイムの連ドラ3本は、すべて視聴率6%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区)に沈んでいる。

 かつてフジドラマの看板だった「月9」でも、2016年以降に放送された9本のうち、全話平均が2ケタに到達したのは人気作の続編だった『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』のみ。4月からは人気脚本家・古沢良太を迎えて長澤まさみ主演の『コンフィデンスマンJP』が始まるが、マスコミの間では月9枠そのものの消滅もささやかれ始めている。

 ところが、フジは月9を廃止する気はさらさらなく、それどころか新たな巨大企画の動きがあるという。

「19年に、2~3クールを通して『スペシャル月9』を放送するという企画があるんです。漏れ伝わってきている話では、翌年に控える東京五輪をモチーフにした物語で、主演には木村拓哉の名前が上がっています。かつて五輪選考直前の不祥事によって夢を断たれた元選手が、コーチとして五輪代表選手を育成する話だとか……」(テレビ関係者)

 木村といえば、SMAP解散の「原因を作った」として各方面からたたかれまくったものの、先日までテレビ朝日系で放送されていた『BG~身辺警護人~』の視聴率が全話平均で15.2%を記録するなど、底力を見せたばかり。俳優としての評価はさておき、まだまだ数字を持っていることを証明している。

「しかも、木村は昨年10月期の月9に内定していたものの、亀山千広前社長の更迭によって白紙になっていた経緯もある。今回の企画はスケールも大きく、本人も前向きになっているといいますよ」(同)

 木村拓哉主演で「スペシャル月9」という究極ともいえる“フジテレビらしさ”に、視聴者は付いてくるだろうか?

乱一世の悪夢再び……香取慎吾『おじゃMAP!!』禁断の失言は、民放への“最後っ屁”だった!?

 もう地上波に戻る気はないのかもしれない。

 3月28日に元SMAP・香取慎吾とアンタッチャブル・山崎弘也がMCを務める『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)の最終回が3時間SPで放送された。番組エンディングで香取は「6年間みなさんありがとうございました。ザキヤマもありがとう~。おじゃMAP!! ありがとう。楽しかったぜフジテレビ、ありがとう」と笑顔であいさつ。平均視聴率は5.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と前回放送の6.0%から0.4ポイントの微減となったものの、放送終了後、香取のインスタグラムには終了を惜しむ声が連打された。

 しかしその一方で、生放送中に香取が発した“禁断の一言”に、視聴者が顔面蒼白となる一幕があったという。

「最終回は視聴者への恩返し企画として、4,000件の応募の中から選ばれた視聴者宅をサプライズ訪問したのだが、生放送中、香取は視聴者宅でビールなどを飲みながら進行。酔いが回っていたのか、番組終盤、CMに入る直前にカメラに向かって『よし! みんなでトイレに行こう~』と言ってしまったのです」(芸能記者)

 言うまでもなく、CMで成り立っている民放において、その発言はタブー中のタブー。多くの視聴者の頭の中にあの「トゥナイト事件」が脳裏によぎったようだ。前出の芸能記者が続ける。

「1997年8月のことです。人気深夜番組だった『トゥナイト2』(テレビ朝日系)にレギュラー出演していた乱一世が、自分の担当コーナーに自信を持ちすぎていたためか、『トイレはCMの間に』と言ってしまったんです。この一言は“民放始まって以来の究極の失言”と言われ、乱は約2年半もの間芸能界を干されることとなりました。もっとも、香取の場合は今回が最終回で、ジャニーズへの“忖度”によって番組が事実上の打ち切りにされたという思いがある。この先、地上波に出演する機会があるかもわからない状況のため、確信的な発言だった可能性もあります」

 もしかすると、香取流の“最後っ屁”だったのだろうか?

乱一世の悪夢再び……香取慎吾『おじゃMAP!!』禁断の失言は、民放への“最後っ屁”だった!?

 もう地上波に戻る気はないのかもしれない。

 3月28日に元SMAP・香取慎吾とアンタッチャブル・山崎弘也がMCを務める『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)の最終回が3時間SPで放送された。番組エンディングで香取は「6年間みなさんありがとうございました。ザキヤマもありがとう~。おじゃMAP!! ありがとう。楽しかったぜフジテレビ、ありがとう」と笑顔であいさつ。平均視聴率は5.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と前回放送の6.0%から0.4ポイントの微減となったものの、放送終了後、香取のインスタグラムには終了を惜しむ声が連打された。

 しかしその一方で、生放送中に香取が発した“禁断の一言”に、視聴者が顔面蒼白となる一幕があったという。

「最終回は視聴者への恩返し企画として、4,000件の応募の中から選ばれた視聴者宅をサプライズ訪問したのだが、生放送中、香取は視聴者宅でビールなどを飲みながら進行。酔いが回っていたのか、番組終盤、CMに入る直前にカメラに向かって『よし! みんなでトイレに行こう~』と言ってしまったのです」(芸能記者)

 言うまでもなく、CMで成り立っている民放において、その発言はタブー中のタブー。多くの視聴者の頭の中にあの「トゥナイト事件」が脳裏によぎったようだ。前出の芸能記者が続ける。

「1997年8月のことです。人気深夜番組だった『トゥナイト2』(テレビ朝日系)にレギュラー出演していた乱一世が、自分の担当コーナーに自信を持ちすぎていたためか、『トイレはCMの間に』と言ってしまったんです。この一言は“民放始まって以来の究極の失言”と言われ、乱は約2年半もの間芸能界を干されることとなりました。もっとも、香取の場合は今回が最終回で、ジャニーズへの“忖度”によって番組が事実上の打ち切りにされたという思いがある。この先、地上波に出演する機会があるかもわからない状況のため、確信的な発言だった可能性もあります」

 もしかすると、香取流の“最後っ屁”だったのだろうか?

『めちゃイケ』最終回に“あの人”の名前ナシ! 完全干され状態に「この仕打ちはひどい」

 3月31日の放送をもっておよそ21年半の歴史に幕を下ろす『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)。最終回は約5時間10分というスペシャルな内容となり、番組にゆかりのあるゲストも多く参加するのだが、なんとそのラインナップに“元メンバー”がいないと話題になっている。

 番組公式サイトに掲載されている次回予告映像を見ると、ゲストはビートたけし、明石家さんま、和田アキ子といった大御所、中居正広、Toshlといった親交の深いビッグアーティスト、そして江頭2:50、エスパー伊東、松岡修造など番組を支えた名物キャラ。オール新撮で総集編なしの放送になるという。

「最終回の収録は28日に行われたようで、『めちゃイケ』レギュラーメンバーがそれぞれ打ち上げの写真をSNSにアップ。ナインティナイン、加藤浩次、よゐこ、オアシズ、鈴木紗理奈、雛形あきこ、武田真治といった番組初期のレギュラーメンバーはもちろん、不祥事で番組を離脱した山本圭壱の姿も確認できます。さらにジャルジャル、たんぽぽ、重盛さと美、敦士などの新レギュラー組も勢ぞろい。しかし、元レギュラーだった三中元克の姿はナシ。ネット上では『最終回にも呼ばれないなんて嫌われ過ぎだろwww』『ガチで嫌われてたんだなー』『スタッフからも演者からも嫌われてたのか』『元レギュラーに対する扱いがこれか……』と驚きの声があがっています」(芸能ライター)

 三中は2010年10月にジャルジャルらとともに番組の新レギュラーオーディションを勝ち抜いてレギュラーに。しかし16年2月に視聴者投票の結果“クビ”を言い渡されて番組を卒業している。

「三中がクビになった原因は、本人の態度の悪さだったことは明らか。16年3月放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、岡村隆史は『このままずっと「めちゃイケ」にいても、正直ろくな人間にならなかったと思う』『三中の根っこにある悪い部分が4年~5年でちらほら見え始め、それを『めちゃイケ』ではうまく(編集で)切ってきて、可愛らしい三中を見せてきたけど、だんだんそれもできなくなってきた』と告白。クビになる直前の放送では、濱口優が『本能が(三中を)避けてる』、鈴木紗理奈が『嫌いなんです』と公言するほど三中は嫌われていましたので、今回呼ばれなかったのは、ある意味当然でしょう」(同)

 ネット上では「いくら三中がクズでもこの仕打ちはひどい」と擁護の声もあるが、“いなくて当然”という意見が圧倒的。『めちゃイケ』終了後に三中を目にする機会は訪れるだろうか。

『とくダネ!』小倉智昭、しぶとく続投へ! お茶の間から批判も「ギャラ半額」「スタッフ懐柔」で……

 朝のワイドショー『とくダネ!』(フジテレビ系)が、4月2日の放送からリニューアルされることが決まった。山崎夕貴アナウンサーと伊藤利尋アナウンサーがMCに抜擢され、番組のメーンは変わらず小倉智昭キャスターが務める。

 長寿番組ということもあり、かねてよりマンネリが叫ばれている『とくダネ!』。これまでにも、打ち切りになるのではないかという報道が何度もされてきた。

 また小倉に関しては、2016年に覚せい剤取締法違反で逮捕された画家で俳優の男にパトロンとして資金提供していた一件や、昨年「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた、大手新聞社勤務の既婚女性との密会、不倫疑惑などの問題が発覚し、いよいよ降板かとの声が盛んに上がっていたのだが……。

 それにもかかわらず、なぜしぶとく20年目の放送を迎えることとなったのか? テレビ局関係者が、その内情を明かす。

「これまでの小倉さんのさまざまな問題に加え、高額ギャラがネックになっていたこともあり、フジテレビは何度もキャスター交代を模索してきました。しかし小倉さんは、それを察知してか、数年前に自らのギャラを低くするようにフジテレビ側に申し出ていたんです。以前は1本150万円程度が支払われていましたが、段階を経て、現在はその半額程度まで下がっているんです。小倉さんはもう散々稼いできたので、カネではなく、ライフワークとして番組を続けたいという意欲が強いみたいですね。フジテレビ側も小倉さんの代わりに顔になるようなキャスター候補がいないという事情もあって、ギャラも安くなったしと、消去法で続投させているんですよ」

 お茶の間からは「発言が“上から目線”だ」とか「朝から爽やかではない」と、あまり評判がよくない面もある小倉。発言がネット上で炎上することも、年に一度や二度ではない。

 その一方で、フジテレビ局内での評判は極めて高いという。前出のテレビ局関係者は「長く番組をやっているので余裕があるのか、スタッフに細かい声掛けをするなど、気遣いがとても行き届いています。また差し入れはもちろん、100人以上のスタッフを引き連れて旅行に行き、その費用を全額負担するといった企画までやってくれているんです。そういった社内での評判も、長く続けられている要因のひとつです」と明かす。

 フジテレビでは、長寿番組の『笑っていいとも!』『ごきげんよう』『めちゃイケ』『スマスマ』『みなさんのおかげでした』が次々と終了する中、異例の続投。そのウラには、小倉の戦略とスタッフの懐柔作戦があったようだ。

『とくダネ!』小倉智昭、しぶとく続投へ! お茶の間から批判も「ギャラ半額」「スタッフ懐柔」で……

 朝のワイドショー『とくダネ!』(フジテレビ系)が、4月2日の放送からリニューアルされることが決まった。山崎夕貴アナウンサーと伊藤利尋アナウンサーがMCに抜擢され、番組のメーンは変わらず小倉智昭キャスターが務める。

 長寿番組ということもあり、かねてよりマンネリが叫ばれている『とくダネ!』。これまでにも、打ち切りになるのではないかという報道が何度もされてきた。

 また小倉に関しては、2016年に覚せい剤取締法違反で逮捕された画家で俳優の男にパトロンとして資金提供していた一件や、昨年「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた、大手新聞社勤務の既婚女性との密会、不倫疑惑などの問題が発覚し、いよいよ降板かとの声が盛んに上がっていたのだが……。

 それにもかかわらず、なぜしぶとく20年目の放送を迎えることとなったのか? テレビ局関係者が、その内情を明かす。

「これまでの小倉さんのさまざまな問題に加え、高額ギャラがネックになっていたこともあり、フジテレビは何度もキャスター交代を模索してきました。しかし小倉さんは、それを察知してか、数年前に自らのギャラを低くするようにフジテレビ側に申し出ていたんです。以前は1本150万円程度が支払われていましたが、段階を経て、現在はその半額程度まで下がっているんです。小倉さんはもう散々稼いできたので、カネではなく、ライフワークとして番組を続けたいという意欲が強いみたいですね。フジテレビ側も小倉さんの代わりに顔になるようなキャスター候補がいないという事情もあって、ギャラも安くなったしと、消去法で続投させているんですよ」

 お茶の間からは「発言が“上から目線”だ」とか「朝から爽やかではない」と、あまり評判がよくない面もある小倉。発言がネット上で炎上することも、年に一度や二度ではない。

 その一方で、フジテレビ局内での評判は極めて高いという。前出のテレビ局関係者は「長く番組をやっているので余裕があるのか、スタッフに細かい声掛けをするなど、気遣いがとても行き届いています。また差し入れはもちろん、100人以上のスタッフを引き連れて旅行に行き、その費用を全額負担するといった企画までやってくれているんです。そういった社内での評判も、長く続けられている要因のひとつです」と明かす。

 フジテレビでは、長寿番組の『笑っていいとも!』『ごきげんよう』『めちゃイケ』『スマスマ』『みなさんのおかげでした』が次々と終了する中、異例の続投。そのウラには、小倉の戦略とスタッフの懐柔作戦があったようだ。

石原さとみ、“脱フジテレビ”“脱恋愛ドラマ”路線が功を奏す! 死体解剖ドラマ『アンナチュラル』でも潜在視聴率の高さを証明

 石原さとみが主演を務めた、1月期のTBS系連続ドラマ『アンナチュラル』が全話平均11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率で幕を閉じた。

 2ケタに乗らなかったのは、第5話(9.0%)、第7話(9.3%)の2回のみ。ただし、いずれも高い視聴率を獲得した、平昌五輪の開会式や女子カーリングの中継とバッティングした影響とみられ、そのほかの回はコンスタントに10%超えを果たした。初回は12.7%と好発進し、最終回は自己最高の13.3%で有終の美を飾り、連ドラとしては理想的な終わり方だった。

 今ドラマの舞台となったのは、架空の専門機関「不自然死究明研究所(UDIラボ)」。石原は、同所に勤務する法医解剖医の三澄ミコト役を演じ、死体を解剖することで「不自然死(アンナチュラル・デス)」の裏側にある謎や事件を解明していくというストーリーだ。

「死」をテーマにしているだけに、暗い作品になりがちだが、石原が主演することで、重暗いドラマにはならなかった。これこそ、石原が持つ明るいキャラクターがプラスにはたらいたものと思われ、作品自体の評価も高く、高視聴率につながったようだ。

 つい数年前まで、石原といえば、フジテレビ専属のイメージで、出演作品は恋愛ドラマばかり。2012年7月期にヒロインを務めた、『リッチマン、プアウーマン』以降、出演した連ドラは、『失恋ショコラティエ』(14年1月期)、『ディア・シスター』(同10月期)、『5→9~私に恋したお坊さん~』(15年10月期)と、すべてフジでの恋愛ドラマだった(いずれも主演)。視聴率は、どれも2ケタ超えを果たしたが、「石原=フジの恋愛ドラマ」のイメージが、どっぷりついてしまっていた。

 そんな中、転機となったのは、20代最後の主演ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系/16年10月期)だ。同ドラマには恋愛要素も含まれていたが、基本的には、地味な“校正”という仕事をテーマにした、“お仕事ドラマ”だった。それでも、世に校正の仕事を知らしめ、12.4%の高視聴率をマークした。

 そして、今回の『アンナチュラル』では恋愛要素はほぼなしで、高い数字を記録した。視聴率低迷に沈むフジで主演を務めた多くの大物俳優・女優が、低い数字で赤っ恥をかかされてきたが、その点、石原は早々にフジに見切りをつけ、他局に転じた。恋愛ドラマでなくても、『校閲ガール』『アンナチュラル』と、2作連続で2ケタ視聴率をマークした、その“潜在視聴率の高さ”はホンモノのようだ。これで、石原は女優としてのポジションをランクアップさせたのは間違いない。次に、石原をオファーするのはどの局になるか、注目されるところだ。
(文=田中七男)