フジ・笠井信輔アナの役割がショボすぎ!『とくダネ!』“新体制でポツン”は左遷への第一歩か!?

 4月の改編で大きくリニューアルした、フジテレビ朝のワイドショー『とくダネ!』。実力派として知られる伊藤利尋アナウンサーと、人気バグツンの山崎夕貴アナを新たに起用し、番組史上最強といってもいい布陣が敷かれたことが話題だが、そんな中、一人どうにも腰の落ち着きどころが見当たらないのが、1999年の番組開始からレギュラー出演をしている、笠井信輔アナである。

「番組の顔の一人であることは間違いなく、小倉智昭が海外取材や長期の休みをとった際には、MCを務めてきたことを見ても、次期MC候補のナンバーワンと周囲も本人も思っていたに違いありません。しかし、今回、フジは非情にも、8期も後輩の伊藤アナを新たに司会者の一人として起用。これは、勇退が時間の問題といわれる小倉の後継者として指名されたようなもの。今後、笠井アナにお鉢が回ってくる可能性は、ゼロになりました」(番組関係者)

 笠井アナは「ニュースデスク」として出演を続けているが、

「アンカー役の伊藤アナがいますから、笠井アナの必要性はほとんどありません。役割的にもそうだし、画面的なことを考えても、朝から、小倉、伊藤とともに、おじさんの顔が3つ並ぶことには、何のプラスもないでしょう。完全にダブついています」(同前)

 ニュースデスク以外に、笠井アナに与えられた仕事に、山崎アナ担当の新コーナー「NEWSヤマサキ調べました」のアシスタント役があるが、こちらも評判はよろしくない。

「『とくダネ!』にまだ慣れず、プレッシャーを感じていることがありありの山崎アナが見せる、新人アナに戻ったかのような表情が初々しくていいのに、そこに笠井アナが大声でカットインしてきてニュースの解説を行うので、せっかくの山崎アナの見せ場が台無しです」(女子アナウォッチャー)

 笠井アナは、番組開始当初から『とくダネ!』一筋。ニュースデスクとして、毎朝、3時半に出社して番組で取り扱うニュースの選定や原稿の作成なども行っており、制作スタッフとしての貢献度もあるようで、周囲からは「もう裏方に徹した方がいいのでは」といった声も聞こえてくる。

 笠井アナは、なぜ、こんなことになってしまったのか。

「局の看板番組を任せられるだけの信頼を上層部から得られていない、ということ以外にないでしょう。笠井アナは、そもそも天然で空気が読めない上に、87年のバブル期入社でフジの浮かれた時代をまだ引きずっている、フジの現在の低迷を象徴するような存在。“『とくダネ!』に彷徨うフジテレビ軽チャー路線の亡霊”と言われています(笑)」(制作スタッフ)

 確かに、先の平昌五輪のニュースを『とくダネ!』で扱う中で、笠井アナのこんな残念なシーンがあった。

 金メダルを獲得した、スピードスケート女子団体パシュートの勝因の解説の中で、3人の息をピッタリ合わせることが大事だという話になると、笠井アナは、わざわざカットインしてきて、得意満面、こう言ったのだ。

「じゃあ、(一糸乱れぬマスゲームが得意な)北朝鮮がやったら強いんじゃないですか」

 この、心底どうしようもないコメントは、小倉はもちろん、出演者全員にスルーされたことは言うまでもない――。

有働由美子アナの獲得にご執心のフジテレビに大きな障害 あの女性キャスターの存在がネックに!?

 3月いっぱいでNHKを退局した有働由美子アナをめぐり、多くの芸能プロダクションが熾烈な争奪戦を繰り広げている。民放各局もその去就に熱視線を送っているが、現在最もその獲得に意欲を見せているのが、フジテレビだという。ところが、そのフジが有働アナを起用するとなると、ある女性キャスターの存在が大きな障害になりそうだ。

 とにかく、フジには報道要員のアナウンサーが少ない。エースの伊藤利尋アナが3月まで、夕方の『みんなのニュース』を担当していたが、人気はあっても視聴率につながらなかった。かつて、同局の女子アナでは、加藤綾子アナに次ぐ人気を誇っていた生野陽子アナも、とても報道に向いているとはいえない。そこそこ人気があって、報道向きなのは、深夜の『FNNプライムニュースα』を担当する椿原慶子アナくらいなものだ。

 今春、リニューアルされた『プライムニュース イブニング』には、1月にNHKを辞めたばかりの登坂淳一アナを起用しようとしたが、札幌放送局時代のセクハラ疑惑報道が原因となり、出演を辞退。その代役に指名された倉田大誠アナは、いさかか地味だ。

「そういった背景がありますので、フジは人気、実力を兼ね備えた報道キャスターが、喉から手が出るほど欲しいのです。その点で、有働アナはどうしても獲得したい人材。ただ、そのギャラはかなりの高額になるとみられています。もし、フジが有働アナを報道キャスターに起用しようものなら、安藤優子キャスターから難癖がつく可能性もありますね。そうなると、フジは厄介な問題を抱えてしまうことになります」(スポーツ紙記者)

 安藤キャスターは2000年4月から15年にわたって、『FNNスーパーニュース』のメインキャスターを務め、“フジの夕方の顔”に君臨していた。ところが、15年春の番組改編で、同番組は終了し、『みんなのニュース』にリニューアルされたが、安藤キャスターは昼の情報番組『直撃LIVE グッディ!』に異動となる、事実上の“降格人事”を受けた。

「報道キャスターから、昼のワイドショーの司会に転じるにあたって、年間2億円以上とも噂されていた安藤キャスターのギャラは、大幅ダウンを強いられたと聞いています。それでもクビよりはマシですから。そんな中、有働アナが報道キャスターに起用され、高いギャラを取るようなことになれば、安藤キャスターが黙っているとは思えませんね。やれ、『ギャラを上げろ!』『報道に戻せ!』といった圧力がかかりかねません。そうなれば、面倒なことになりますね」(同)

 確かに安藤キャスターは、一時期のフジの報道部門を支えた“功労者”であるのは間違いない。しかし、とうに“旬”は過ぎており、人気者の有働アナと比べること自体ナンセンスな気もする。そんな状況下でも、フジは有働アナの獲得に動くのだろうか?
(文=田中七男)

フジテレビ『プライムニュース』醜聞噴出は“内部リーク”か? 膿出し後に有働由美子招聘の動き

 フジテレビに報道番組を作る資格があるのか……?

 今年1月に『BSフジLIVEプライムニュース』のキャスターを務めていた秋元優里アナウンサーが、番組プロデューサーとの「竹林不倫」を報じられた。それを皮切りに、『プライムニュース』周辺ではスキャンダルが出るわ出るわ。同じく1月に元NHKの登坂淳一アナのセクハラ疑惑が週刊誌に報じられ、就任予定だった新報道番組『プライムニュース イブニング』MCを降板。さらに、4月12日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、2人のキャスターの醜聞を報じたのだ。

「登坂アナの代わりに『イブニング』MCに抜擢された反町理キャスターの“パワハラ疑惑”が浮上。政治部の官邸キャップ時代、後輩女性記者を休日デートに誘い、それを断られると取材の共有メモを彼女にだけ届かないように嫌がらせをしたといいます。また、4月からBSフジの『プライムニュース』でメインキャスターを務める松山俊行に愛人スキャンダルが発覚。『プライムニュース』をブランド化しようとした宮内正喜社長の悲願は、完全に打ち砕かれました」(テレビ関係者)

 反町、松山とも、週刊誌にとっては、それぞれ単体で特集が組めるほどの案件だが、同じ号でひと括りに報じられたのには理由があったようだ。業界関係者が耳打ちする。

「どうも内部リークだったようですね。というのも、ここまで負のイメージがついた『プライム』を、このまま続けていてもしょうがない。すでに新報道番組を立ち上げる計画が進んでいるようで、そのためにも、今のうちに膿を出し切っておきたかったというわけです。当然、キャスターも刷新。その目玉として先日、NHKを退社した有働由美子に打診をしているようです。ギャラも“登坂マネー”がプールされており、宮根誠司クラスの1本100~120万円が提示されているとか。本当は10月の改編で仕掛けたいのがフジの本音ですが、さすがに準備が整わないので、騙し騙しやりながら、来春までに新番組を立ち上げたい構えだそうです」

 多方面から引く手あまただという有働が、“泥舟”フジテレビに乗るか否か、今後が見物だ。

「フジテレビは呪われている……」“ミス連発”の惨状に制作スタッフも逃げ出した!?

「フジテレビは呪われている、と言って担当を辞めるスタッフがいるんだから、異常事態ですよ」

 こう話したのは、フジテレビの報道番組に関わるディレクター。「週刊文春」(文藝春秋)でBSフジ『プライムニュース』のキャスター・松山俊行に愛人スキャンダルが伝えられ、さらに『プライムニュース イブニング』キャスターの反町理にも女性記者へのパワハラや、女性トラブルが報じられた。

 4月から統一ブランドとして発足した『プライムニュース』では、4月から地上波のメインキャスターに決定していた元NHKの登坂淳一アナウンサーが、セクハラ報道によりスタート直前に降板。同時に3月までBS版で週4日を担当していた秋元優里アナも、同局プロデューサーとの不倫報道で表舞台から消えた。

 新ブランドのプランが発表された際には、登坂、松山、反町の3人が並んで大々的にPRしていたが、皮肉にも3人とも“文春砲”スキャンダルに見舞われた形だ。この事態にはスタッフらも動揺し、「フジには悪い運気があって、関わると不幸になる」と言い出す者まで出始めているという。

「そんなウワサが広まったせいか、下請け制作会社から出向いているスタッフの中には、派遣先の変更希望を申し出る人もいます」(前出ディレクター)

 このところ、フジの報道番組では不祥事が目立っている。4月、情報番組『直撃LIVE グッディ!』で芸能プロ・オフィス北野の社員としてインタビューを受けた男性がニセ社員だと指摘され、レスリングのパワハラ問題では、至学館大学長に「番組スタッフにケガをさせられた」と警察に被害届を出される始末(12日、フジテレビは傷害行為は否定)。そして11日放送の『めざましテレビ』では、東京ディズニーランドの特集で、「アリス」を「シンデレラ」とナレーションするなど、3つのキャラクターの名前を間違って伝えた。

「生放送ならまだしも、何人もの人間がチェックできるVTRにまでミスが続発するのは、テレビ局として恥ずかしいレベル。いまのフジテレビは能力のない人が役職に就いているのが原因だと思いますが、あまりに多いので悪霊の仕業だとか言いたくなるのもわかりますよ」(同)

 確かに、これ以前も犯罪報道で容疑者とは別の男性の映像を流してみたり、存命の人物を「故人」と伝えるなど近年、BPO(放送倫理・番組向上機構)から放送倫理違反を指摘されるような失態が山ほど。局側はその度に「再発防止に継続的に取り組む」としているが、ミスが減った気配はまったくない。

 今回のスキャンダルでは、松山が既婚であることを隠して女性と交際し、相手から「騙された」と告発されている。反町もデートに誘った後輩の女性社員から冷たくされるや否や、パワハラを繰り返すようになったという。キャスターを務める人物がこんなレベルなのだから、下から「能力のない人が役職に就いている」と言われても反論できないだろう。

「そんな事態なのに、被害者のいる事態を起こした登坂アナを『ワイドナショー』のゲストに呼んだり、この局は良識というものが存在しない。そんな人間に囲まれて仕事していたら、自分の能力も伸びないので、運気が悪いってのもある意味、事実ですよ。テレビマンの将来を考えたら他局で働いた方がいい」(同)

 過去の報道番組で、女性が実名でレイプ告発した話について、ゲストの政治家が、不倫騒動中の秋元アナに「同じ女性としてどうですか」と聞いたところ、すかさずキャスターの反町がそれを遮ったことがあった。倫理観に向き合わず、隠す知恵だけは働くのがフジテレビだとすれば、あまり良い職場とは言えそうにない。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

村田諒太は「実質5~7位程度」!? フジテレビによる“飼い殺し状態”の初防衛戦に意味はあるのか

 プロボクシングWBA世界ミドル級王者・村田諒太の世界初防衛戦が15日、神奈川・横浜アリーナで行われる。相手は38歳でイタリア出身のエマヌエーレ・ブランダムラ。同級8位と伝えられるが、世界的には無名の選手だ。

 竹原慎二氏以来、国内2人目の世界ミドル級王者、さらに初防衛を果たせば国内選手としては史上初の偉業となるが、ボクシング界は意外なほど盛り上がっていないようだ。

「試合2日前の13日昼の段階で、チケットは大量に売れ残っている。1万5,000人を収容する横浜アリーナとはいえ、これは寂しい状況です。しかも、ボクシングのチケットは人気カードであれば、高額なリングサイド席から埋まっていくのが通例なんです。今回、売り切れているのは、もっとも安いE席だけ。もともと数の少ないリングサイドが余っているのが、このカードの注目度の低さを物語っていますよ」(スポーツ紙記者)

 村田といえば、昨年10月にハッサン・ヌジカム(フランス)を下してベルトを獲得した際にリング上で名指しで謝辞を述べたことからもわかる通り、フジテレビと電通の全面的なバックアップを受けてキャリアを積み重ねてきた。この春にはフジテレビの「改編キャンペーン」のイメージキャラクターを務めるなど、人気・知名度とも近年では屈指の選手である。

 その村田の初防衛戦に、なぜ注目が集まらないのだろうか。

「単純に、村田は世界王者のベルトこそ持っているものの、ボクシングファンは誰も“世界最強”だと認めていないからです。現在、日本で認定されている世界タイトルは、WBA、WBC、IBF、WBOの4団体。それぞれに世界王者がいる上、村田の保持しているWBAタイトルは、さらに上位に『スーパー王者』として、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)を認定している。客観的に見て、村田の今の実績なら、世界ミドル級の中での評価は5~7位くらいが妥当なところ。相手のブランダムラは20~30位前後ではないでしょうか?」(同)

 どうやら、実質5位と20位で「世界タイトルマッチ」を争うというのが、プロボクシング界の現実のようだ。今回の防衛戦、村田は勝利しても世界的な評価は上がらず、万が一負けるようなことがあれば、キャリアが終わってしまうかもしれない。興行主とテレビ局、広告関係者にとって、目先の利益を生む国内開催はメリットがあるが、国際的な評価を求める選手側にはハイリスク・ノーリターンでしかないということか。

「もちろん、村田は優れた選手である上、自身が生粋のボクシングファンですから、自らの置かれた現状をよく理解しています。上位選手、有名選手との対戦を誰よりも強く望んでいるのも、村田自身でしょう。しかし、この初防衛戦をクリアした後も、しばらく足踏みをしそうな状況なんです」(同)

 次戦は夏~秋、アメリカでの試合が内定しているという村田だが、相手は同13位のエスキバ・ファルカン(ブラジル)になる見込み。ロンドン五輪の決勝で戦った“ライバル”であり話題性は十分だが、ファルカンもまたプロでの実績に乏しく、勝ったところで評価が上がる相手ではない。

 ミドル級は現在、5日5日に“頂上決戦”として予定されていたゴロフキンとサウル・アルバレス(メキシコ)の試合が、アルバレスのドーピング違反で中止となったことで混迷期に突入した。つまり、強い王者が対戦相手を探さなければならないという状況に陥るのだ。

 トップ選手となれば1試合で数十億円が動くプロボクシングの世界だが、村田ももう32歳。一刻も早くこのフジテレビと電通による“飼い殺し状態”を脱却し、本場アメリカでビッグマネーをつかみ取ってほしいところだ。

『グッディ!』オフィス北野“ニセ社員”騒動だけじゃない! フジテレビの「やらせ・捏造」史

 ビートたけしの独立騒動で渦中にあるオフィス北野のニセ社員がフジテレビに登場し、話題となっている。4月5日放送の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)において、インタビューに答える様子が放送された。顔が隠され、声も変えられているが、筋肉質な体形にアクセサリーが目立つ“オラオラ系”のルックスであり、森昌行社長を「オヤジ」と呼ぶなど、ただものでないオーラを漂わせていた。しかし、実際は、オフィス北野とはまったく無関係な人物であることがわかった。

 同番組は、森社長をはじめとしたオフィス北野側からの抗議を受け、翌6日の放送中に「この男性は、オフィス北野の現役社員ならびにOB社員ではありませんでした」と説明し、謝罪を行った。

「フジは男性本人には確認を行ったと言っていますが、『自称社員・関係者』に対しては、まったく無意味な行為であるといえるでしょう。オフィス北野に直接問い合わせる、あるいは周囲の複数の関係者に話を聞くといった『裏取り』作業をまったく行っていなかったことになります」(業界関係者)

 自称社員のこの男性は酒に酔ったような状態で、フジは単なる酔っぱらいの戯れ言をそのまま流してしまったことになり、大失態といえる。こうした例は、同局では初めてではない。

「1999年には、バラエティ番組『愛する二人別れる二人』でやらせが発覚します。関係が悪化した夫婦が出演し、お互いが言いたいことを吐き出し、生活を続けるか離婚かの二択を迫るという内容でした。みのもんたの司会で、中尾彬やデヴィ夫人、梅沢富美男などの名物ご意見番が顔をそろえる人気番組として知られていましたが、出演していた夫婦は番組が用意したエキストラであり、やらせ発覚で打ち切りとなります。2004年には『発掘!あるある大事典II』で、納豆ダイエットの効果が放送され、スーパーで売り切れが続出するブームとなりました。しかし実験データを捏造していたり、国内で納豆のダイエット効果について証言者がいないため、海外のコメンテーターを無理やり探してくるなど問題が発覚し、番組打ち切りに至ります」(同)

 フジテレビにとって“ニセモノ”の用意は、おなじみのネタといえる。今後も同じ過ちを繰り返しそうだ。
(文=平田宏利)

『グッディ!』オフィス北野“ニセ社員”騒動だけじゃない! フジテレビの「やらせ・捏造」史

 ビートたけしの独立騒動で渦中にあるオフィス北野のニセ社員がフジテレビに登場し、話題となっている。4月5日放送の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)において、インタビューに答える様子が放送された。顔が隠され、声も変えられているが、筋肉質な体形にアクセサリーが目立つ“オラオラ系”のルックスであり、森昌行社長を「オヤジ」と呼ぶなど、ただものでないオーラを漂わせていた。しかし、実際は、オフィス北野とはまったく無関係な人物であることがわかった。

 同番組は、森社長をはじめとしたオフィス北野側からの抗議を受け、翌6日の放送中に「この男性は、オフィス北野の現役社員ならびにOB社員ではありませんでした」と説明し、謝罪を行った。

「フジは男性本人には確認を行ったと言っていますが、『自称社員・関係者』に対しては、まったく無意味な行為であるといえるでしょう。オフィス北野に直接問い合わせる、あるいは周囲の複数の関係者に話を聞くといった『裏取り』作業をまったく行っていなかったことになります」(業界関係者)

 自称社員のこの男性は酒に酔ったような状態で、フジは単なる酔っぱらいの戯れ言をそのまま流してしまったことになり、大失態といえる。こうした例は、同局では初めてではない。

「1999年には、バラエティ番組『愛する二人別れる二人』でやらせが発覚します。関係が悪化した夫婦が出演し、お互いが言いたいことを吐き出し、生活を続けるか離婚かの二択を迫るという内容でした。みのもんたの司会で、中尾彬やデヴィ夫人、梅沢富美男などの名物ご意見番が顔をそろえる人気番組として知られていましたが、出演していた夫婦は番組が用意したエキストラであり、やらせ発覚で打ち切りとなります。2004年には『発掘!あるある大事典II』で、納豆ダイエットの効果が放送され、スーパーで売り切れが続出するブームとなりました。しかし実験データを捏造していたり、国内で納豆のダイエット効果について証言者がいないため、海外のコメンテーターを無理やり探してくるなど問題が発覚し、番組打ち切りに至ります」(同)

 フジテレビにとって“ニセモノ”の用意は、おなじみのネタといえる。今後も同じ過ちを繰り返しそうだ。
(文=平田宏利)

新ドラマ『シグナル』初主演・坂口健太郎のセリフと演技が大仰すぎてコント化……

 塩顔男子の代表格ともいえる坂口健太郎が連続ドラマ初主演を務める『シグナル 長期未解決事件捜査班』(フジテレビ系)の第1話が10日に放送され、平均視聴率9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得。まずまずのスタートを切りました。

 城西警察署地域課所属・南山田交番勤務の警察官・三枝健人(坂口健太郎)は、小学1年生の時、同じ学校に通っていた少女・田代綾香が誘拐・殺害される直前、犯人らしき女性を目撃。しかし警察は、右手親指の指紋が検出されたことなどから、犯人を25歳の男性・橋本啓介と断定し、捜査を進めます。

 やがて月日がたち、橋本は逮捕されぬまま、あと数日で時効を迎えることに。そんなある日、健人は職場のゴミ袋の中から無線機の声が聞こえることに気づき、応答します。

 その声の主は、過去に城西警察署刑事課に所属していた刑事の大山剛志(北村一輝)。大山は健人のことを“警部補”と呼び、閉鎖された谷原記念病院の通風孔内に、橋本の首吊り死体があることを発見したと伝えてきます。

 やがて、大山が何者かに襲撃されたような物音が聞こえたかと思うと、交信は断絶。しかもよく見ると、無線機には電池が入っていない。不思議な現象に首をかしげる健人ですが、とりあえず病院へ足を運んでみることに。すると、通風孔の中に白骨死体があるのを発見するのです。

 その白骨は橋本のものであることが判明。時効まで残り24時間を切ったタイミングだったため、警視庁は橋本の自殺ということで事件を処理することに決めます。

 しかし、橋本の死体からは右手の親指が欠損しているため、健人は、真犯人の女性が橋本に罪をなすりつけて殺したのだと臆測。犯人が慌てて行動しボロを出すことを狙い、マスコミに向かって「決定的な証拠がある」と訴えるのです。

 するとその狙い通り、看護師の吉本圭子(長谷川京子)から同僚の前川穂波という女性が怪しいと連絡が入ります。穂波は以前、谷原記念病院に勤務していたことがあるのですが、健人が出たニュース映像を見て、突然休暇をとり函館へ旅立ったというのです。

 その通報を受け、警察が穂波の職場のロッカーを調べたところ、時効までの日をカウントダウンするカレンダーを発見。これは犯人に間違いないと踏んだ健人は、函館にいる穂波をすぐさま任意同行するよう要請します。

 穂波の事情聴取は、城西警察署刑事課の刑事・桜井美咲(吉瀬美智子)が担当することに。しかし、その様子を見ていた健人は、違和感を覚えます。小学生の時に目撃した犯人らしき女性は、派手に着飾っていた。それなのに、穂波の身なりは地味なのです。

 健人の予感は的中。実は真犯人は圭子だったのです。自分のロッカーを穂波のものだと偽り、罪をなすりつけた。穂波の誤認逮捕を報じるマスコミが警察署前に押し寄せる中、健人は悔しさを滲ませます。時効まであと1時間を切り、もはやここまでか……。

 しかし、独自のプロファイリングによって、圭子が自己顕示欲の強い女性だと分析していた健人は、野次馬の中に紛れているのではないかと予想。そのとおり、人ごみの中に身を隠していた圭子を美咲が捕らえたところで今回は終了となりました。

 原作は2016年に韓国で放送され、高視聴率を獲得したドラマということで放送前から注目度が高かった本作。坂口の滑舌が悪かったり、表情の変化が乏しかったりといったマイナス・ポイントはあるものの、前半部分では無線機や真犯人の謎、サスペンス効果抜群のカット割りなど、「面白い展開になるのでは?」と、期待を抱かせてくれる雰囲気が感じられました。

 けれど、白骨死体が発見された途端、あまりに急展開となり、見てるこちらは置いてけぼり状態。犯人に迫っていく過程で、健人が興奮を抑えきれずにやたらとハァハァ息遣い荒くなっていくのですが、ちょっと落ち着けよと言いたくなる。下っ端警官が出しゃばりすぎだろ、とたしなめたくもなりました。

 で、まんまと圭子のワナにはまり、穂波を誤認逮捕したことに気づいた時には、「犯人は、逃亡するハズだという我々の思い込みを利用したんだ!」と悔しさ全開の演技を見せるのですが、「思い込みをしたのは我々ではなくお前だろ!」とツッコみたくなりました。

 さらに、野次馬の中に圭子がいると気づいた時には、「このタイミング、まさに今ここで見てる!」と、もはやコントかと思えるほどの大仰なセリフと芝居。この先、健人のキャラクターと坂口の演技に磨きがかかっていかなければ、このドラマかなり苦戦するのではないかな、というのが率直な意見です。

 ただ、大山の安否だったり、“23時23分になったらつながる”という無線機の謎、時効成立まで40分を残しての圭子の事情聴取など、今後の展開が気になる部分もあるので、主役の成長に期待しつつ次回以降も見守っていきたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

新ドラマ『シグナル』初主演・坂口健太郎のセリフと演技が大仰すぎてコント化……

 塩顔男子の代表格ともいえる坂口健太郎が連続ドラマ初主演を務める『シグナル 長期未解決事件捜査班』(フジテレビ系)の第1話が10日に放送され、平均視聴率9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得。まずまずのスタートを切りました。

 城西警察署地域課所属・南山田交番勤務の警察官・三枝健人(坂口健太郎)は、小学1年生の時、同じ学校に通っていた少女・田代綾香が誘拐・殺害される直前、犯人らしき女性を目撃。しかし警察は、右手親指の指紋が検出されたことなどから、犯人を25歳の男性・橋本啓介と断定し、捜査を進めます。

 やがて月日がたち、橋本は逮捕されぬまま、あと数日で時効を迎えることに。そんなある日、健人は職場のゴミ袋の中から無線機の声が聞こえることに気づき、応答します。

 その声の主は、過去に城西警察署刑事課に所属していた刑事の大山剛志(北村一輝)。大山は健人のことを“警部補”と呼び、閉鎖された谷原記念病院の通風孔内に、橋本の首吊り死体があることを発見したと伝えてきます。

 やがて、大山が何者かに襲撃されたような物音が聞こえたかと思うと、交信は断絶。しかもよく見ると、無線機には電池が入っていない。不思議な現象に首をかしげる健人ですが、とりあえず病院へ足を運んでみることに。すると、通風孔の中に白骨死体があるのを発見するのです。

 その白骨は橋本のものであることが判明。時効まで残り24時間を切ったタイミングだったため、警視庁は橋本の自殺ということで事件を処理することに決めます。

 しかし、橋本の死体からは右手の親指が欠損しているため、健人は、真犯人の女性が橋本に罪をなすりつけて殺したのだと臆測。犯人が慌てて行動しボロを出すことを狙い、マスコミに向かって「決定的な証拠がある」と訴えるのです。

 するとその狙い通り、看護師の吉本圭子(長谷川京子)から同僚の前川穂波という女性が怪しいと連絡が入ります。穂波は以前、谷原記念病院に勤務していたことがあるのですが、健人が出たニュース映像を見て、突然休暇をとり函館へ旅立ったというのです。

 その通報を受け、警察が穂波の職場のロッカーを調べたところ、時効までの日をカウントダウンするカレンダーを発見。これは犯人に間違いないと踏んだ健人は、函館にいる穂波をすぐさま任意同行するよう要請します。

 穂波の事情聴取は、城西警察署刑事課の刑事・桜井美咲(吉瀬美智子)が担当することに。しかし、その様子を見ていた健人は、違和感を覚えます。小学生の時に目撃した犯人らしき女性は、派手に着飾っていた。それなのに、穂波の身なりは地味なのです。

 健人の予感は的中。実は真犯人は圭子だったのです。自分のロッカーを穂波のものだと偽り、罪をなすりつけた。穂波の誤認逮捕を報じるマスコミが警察署前に押し寄せる中、健人は悔しさを滲ませます。時効まであと1時間を切り、もはやここまでか……。

 しかし、独自のプロファイリングによって、圭子が自己顕示欲の強い女性だと分析していた健人は、野次馬の中に紛れているのではないかと予想。そのとおり、人ごみの中に身を隠していた圭子を美咲が捕らえたところで今回は終了となりました。

 原作は2016年に韓国で放送され、高視聴率を獲得したドラマということで放送前から注目度が高かった本作。坂口の滑舌が悪かったり、表情の変化が乏しかったりといったマイナス・ポイントはあるものの、前半部分では無線機や真犯人の謎、サスペンス効果抜群のカット割りなど、「面白い展開になるのでは?」と、期待を抱かせてくれる雰囲気が感じられました。

 けれど、白骨死体が発見された途端、あまりに急展開となり、見てるこちらは置いてけぼり状態。犯人に迫っていく過程で、健人が興奮を抑えきれずにやたらとハァハァ息遣い荒くなっていくのですが、ちょっと落ち着けよと言いたくなる。下っ端警官が出しゃばりすぎだろ、とたしなめたくもなりました。

 で、まんまと圭子のワナにはまり、穂波を誤認逮捕したことに気づいた時には、「犯人は、逃亡するハズだという我々の思い込みを利用したんだ!」と悔しさ全開の演技を見せるのですが、「思い込みをしたのは我々ではなくお前だろ!」とツッコみたくなりました。

 さらに、野次馬の中に圭子がいると気づいた時には、「このタイミング、まさに今ここで見てる!」と、もはやコントかと思えるほどの大仰なセリフと芝居。この先、健人のキャラクターと坂口の演技に磨きがかかっていかなければ、このドラマかなり苦戦するのではないかな、というのが率直な意見です。

 ただ、大山の安否だったり、“23時23分になったらつながる”という無線機の謎、時効成立まで40分を残しての圭子の事情聴取など、今後の展開が気になる部分もあるので、主役の成長に期待しつつ次回以降も見守っていきたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

長澤まさみ月9『コンフィデンスマンJP』痛恨の9.4%発進! “面白くてもダメ”なフジテレビの末期度

  もう、面白いドラマを作ってもダメということなのか……。

 9日、長澤まさみが主演を務める月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)の放送がスタートした。脚本に『リーガル・ハイ』シリーズ(同)などで知られる古沢良太氏を据え、万全を期してのスタートだったが、視聴率は9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、1ケタに沈んだ。

 前期、月9史上最低の全話平均6.1%を記録した『海月姫』第1話の視聴率こそ0.8ポイント上回ったものの、2017年7月期の『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』から3期連続で1ケタスタートという厳しい結果になった。

「『コンフィデンスマンJP』にかけるフジの期待は、そうとう大きかった。局内は、この結果に真っ青になっていますよ。そもそもフジはこの枠で、『リーガル・ハイ』の第3期を目論んでいたようですが、堺雅人がブッキングできずに断念。それでも、長澤まさみと古沢さんを押さえたことで、『勝負ができる』と踏んだフジテレビは、結果次第では本作のシリーズ化も視野に入れていた。まだ第1話ですが、このまま低空飛行が続くようなら月9枠そのものが空中分解してしまうかもしれません」(制作会社関係者)

 フジテレビは昨年6月に、ドラマ畑出身で『踊る大捜査線』シリーズなどを生んだヒットメーカー・亀山千広氏から、営業や事務方を渡り歩いてきた宮内正喜氏に社長が交代。『みなさんのおかげでした』、『めちゃ×2イケてるッ!』といった長寿バラエティを打ち切り、報道を強化する路線に舵を切ったといわれる。ところがその矢先に、報道路線の象徴と位置付けていた『プライムニュース』でメーンキャスターを務める予定だった元NHKアナウンサーの登坂淳一氏にセクハラ疑惑が報じられ、急きょ降板するなどトラブルが相次ぎ、間もなく丸1年となる宮内政権も、まったく結果を残せていない。

 そんな中、起死回生となるべく始まった『コンフィデンスマンJP』だったわけだが……。

「今回の数字は、局内では、かなり深刻に捉えられているようです。というのも、放送前から主演の長澤さんより脚本の古沢さんを大きくアピールし、“ドラマ好き”の層に強く訴えかけてきたんです。『クオリティが高いですよ』『本物ですよ』と。実際、放送された内容は各方面で絶賛されているようで、満足度もかなり高かったはず。面白いドラマを作ってもダメだということになれば、現場はますます打つ手なしになってしまう。次回以降、数字が上がっていけばまた局面も変わるでしょうけれど、どうなるか」(同)

『リーガル・ハイ』よろしく、終わってみれば視聴率も「やり返す!」といきたいところか。