フジテレビ『シグナル』過去と現在が交錯する“パラレル展開”に引き込まれるも、主演・坂口健太郎の能面演技が……

 塩顔男子代表・坂口健太郎が連続ドラマ初主演を務める『シグナル 長期未解決事件捜査班』(フジテレビ系)の第3話が24日に放送され、平均視聴率8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.1ポイントダウンとなってしまいました。

(前回までのレビューはこちらから)

 その前回、アメリカでプロファイリングを学び帰国した三枝健人(坂口健太郎)は、警視庁の長期未解決事件捜査班に配属。1997年に発生した女性連続殺人事件の再捜査をすることになりました。

 そんな折、“23時23分になるとつながる”という謎の無線機によって、大山剛志(北村一輝)刑事と交信。1997年の世界にいるという大山の言葉を疑う健人ですが、5人目の被害者・中島亮子が襲撃された場所を伝えたところ、大山が救出に成功し、現在の捜査記録が“遺体発見”から“未遂”へと切り替わり驚きます。

 そして今回は、亮子を救出した大山が、犯人らしき黒ずくめの男に襲撃されたところからスタート。大山は攻撃を振り払い、慌てて逃げる犯人を追走して、木村直也という男を捕まえることに成功します。

 しかし、これは誤認逮捕だということが発覚。追いかけている途中で真犯人と木村が入れ替わっていたのです。しかも、取り調べの最中に木村が心臓発作を起こして死亡。大山は責任を問われ、謹慎処分を受けてしまいます。

 一方、現在の捜査記録上では、6人目と7人目の被害者の犯行日時が早まり、死体発見現場が人目のつきやすい場所へと変わってしまいます。この変化がなぜ起こったのか。考えを巡らせた健人は、大山に追走された際、犯人が途中でバスに乗車し、その姿を見られたためにバスの乗客を殺したのではないかと推測。当時、そのバスの運転手を務めていた田中修一(モロ師岡)に事情聴取するため、バス会社へと向かいます。

 しかし、その田中はすでに退職。また、田中の元同僚の八代英子(真瀬樹里)は、警察の訪問を知った途端に早退したとのことで、健人は嫌な予感を抱きつつ、田中が住むアパートへと向かいます。すると、その嫌な予感は的中。アパートのリビングに英子の死体が転がっていて、手足の縛られ方が連続殺人事件の手口とまったく一緒なのです。

 一方、謹慎処分を無視して単独で捜査を続ける大山もまた、犯人が途中でバスに乗って逃げたのではないかと考え、バス会社を訪問。しかし、事情聴取した田中からは、事件当夜、犯人らしき男は乗車しなかったという証言しか得られず、途方に暮れてしまいます。

 ただ、犯人があの状況で逃げられたのは、バスに乗車したためとしか考えられない。大山は諦めきれず、署に戻ってその推理を他の刑事たちに訴えるのですが、聞く耳をもってもらえず。それどころか、捜査の邪魔をするなと、金庫に手錠で結ばれ身動き取れなくされてしまうのです。

 そんな中、時刻は23時23分になり、無線機から7人目の被害者の殺害現場とその犯行時刻が迫っていることを告げる健人の声が響いてきます。その被害者が、過去に薬物依存症から救い、現在も交流が続く北野みどり(佐久間由衣)であると知った大山は、火事場のクソ力を発揮。どうにかこうにか手錠を外し、みどりの救出へと向かいます。

 しかし、現在の捜査記録では、みどりは殺害されたまま。どうにか犯行を食い止めてくれ、と健人が祈るところで今回は終了となりました。

 さて感想ですが、前回から健人と大山が同一の事件を捜査し、それが双方の世界に反映。見応えあるパラレル展開へと突入しましたが、今回もその魅力は衰えず。連続殺人の犯人は一体何者なのか。サスペンス色の濃い世界観にグイグイ引き込まれます。

 今回、怪しい人物として田中が浮上しましたが、大山が犯人を追走していた時にバスの運転をしていたため、真犯人とは考えられない。

 しかし、そうだとするならばなぜ、英子の口を封じるかのように殺したのか。田中は真犯人である誰かをかばっているのか。謎は深まるばかりです。

 また、最後の被害者となるみどりは、大山にほのかな恋心を抱き、大山もまんざらではない、といったシーンが前回から描かれているため、他の被害者よりも余計、その安否が気になるところです。

 気になるといえば、その最たるのが無線機の謎。なぜ、時空を超えて交信できるのか。この疑問がこの先、どう処理されていくのか見物です。さらにいえば、今後の用途についても興味深い。というのも、健人はどうやら過去に兄を自殺で亡くしているようなんですね。この無線機を使って、それを食い止める展開へと進んでいくのでしょうか。

 そんな風に、回を増すごとにストーリーには引き込まれるのですが、健人役の坂口健太郎の演技がどうしてもマイナスに映ってしまう。喜怒哀楽すべて同じ表情の能面状態。主演を務めるには時期尚早だったのではないでしょうか。といってももはや後の祭りなので、主役の演技には目をつぶり、この先の展開を楽しみたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

低迷続くフジ月9、“救世主”長澤まさみでも視聴率取れず……続く上戸彩も「赤っ恥」をかいてしまうのか?

 フジテレビの看板ドラマ枠だった“月9”の低迷が長らく続く中、同局から“救世主”として期待されていたのが、今期の『コンフィデンスマンJP』で主演を務めている長澤まさみだ。ところが、同局の期待もむなしく、同ドラマの視聴率は初回が9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話が7.7%と最悪の発進となった。

 前期の芳根京子主演『海月姫』は6.1%で、同枠史上ワースト視聴率(全話平均)を更新してしまったが、その『海月姫』のスタートは初回8.6%、第2話6.9%で、『コンフィデンスマンJP』と大差ない。

「『コンフィデンスマンJP』が初回で2ケタに届かなかったのは仕方ないとして、それ以上に深刻なのは、第2話で急降下してしまった点です。連ドラでは、ある意味、初回より第2話の視聴率が重要です。初回は興味本位で見る視聴者も多いわけですが、そこで、『おもしろくない』と判断されると、『次回も見よう』との動機づけには、なかなかならないのです。第2話で1.7ポイントも落としたということは、早くも多くの視聴者が脱落したとみられます」(テレビ誌関係者)

 同ドラマは、コンフィデンスマン(信用詐欺師)であるダー子(長澤)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人がタッグを組んで、欲望にまみれたカネの亡者たちから、あらゆる手段を使って、カネを巻き上げようとするエンターテインメントコメディー。毎回、主演の長澤が、コスプレや、お色気シーンを披露することも“売り”になっている。

 脚本は、同局で『リーガルハイ』シリーズ、『デート~恋とはどんなものかしら~』などをヒットに導いた古沢良太氏。他局では『相棒』シリーズ(テレビ朝日系)も手掛け、映画では『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『探偵はBARにいる』シリーズなどのヒット作を担当。昨年10月公開の映画『ミックス。』も高評価を得ており、人気脚本家の起用で、万全の体制を敷いたはずだ。ゲストも、初回に江口洋介、第2話に吉瀬美智子と大物を起用しているだけに、『コンフィデンスマンJP』の予期せぬ低視聴率に、番組制作関係者の落胆ぶりは想像に難くない。

「正直、ここから巻き返して、2ケタ台を連発するのは、かなり難しいのでは? 救いなのは、“1話完結モノ”である点。これなら、途中から見るようになる視聴者も出てくる可能性がありますから、いちるの望みはあります」(前出・テレビ誌関係者)

 期待の『コンフィデンスマンJP』がズッコケる中、一部で、7月期の同枠ドラマの主演に上戸彩が内定したと報じられた。同局で上戸が主演した『絶対零度』シリーズ(2010、11年)の流れをくんだ作品になるという。

 同ドラマは、第1シリーズが14.4%、第2シリーズが13.1%(いずれも全話平均)と高視聴率を獲得しており、実績は十分。しかも、上戸が連ドラに出演するのは、第1子出産前の『アイムホーム』(テレビ朝日系)以来3年ぶりとあって、注目を集めるのは間違いない。

 だが、この一連の負の連鎖の中では、たとえ上戸であっても、視聴率が取れず、“赤っ恥”をかいてしまう恐れもありそうだ。どうせ上戸を起用するなら、ドラマも映画もヒットした『昼顔』シリーズの続編をやった方が、よほど数字が取れると思われるが、夜9時台に“不倫ドラマ”では、さすがに世のひんしゅくを買ってしまうか……?
(文=田中七男)

石橋貴明『たいむとんねる』に登場した工藤静香の“劣化ぶり”に視聴者騒然「誰かと思った」「顔やばい」

 4月16日にスタートした石橋貴明の新番組『たいむとんねる』(フジテレビ系)の初回ゲストに工藤静香が登場。おニャン子クラブ時代から工藤を知る石橋とのトークは大いに盛り上がったが、視聴者の目が釘付けになったのは別の部分だったようだ。

『たいむとんねる』は、石橋貴明とミッツ・マングローブの2人が、「『勝手に語り継ぎたいアレコレ』をゲストと共に掘り起こし『あ~、あったねぇ~!懐かしい~』という思いを共有する」(番組HPより)という番組。第1回目のゲストとして招かれた工藤静香は、とんねるずが司会を務めていた『夕やけニャンニャン』から登場したアイドルグループ「おニャン子クラブ」の出身で、2人の出会いは30年以上前にさかのぼる。

 トークでは、「とんねるずが怖くてしょうがなかった」(工藤)、「やる気なさそうだった」(石橋)など、古い知り合いならではの秘話が飛び交ったが、終わってみれば、視聴者の印象に残ったのは、工藤静香のルックスだったようだ。テレビ情報誌の記者が語る。

「『たいむとんねる』は、30年以上続いた『とんねるずのみなさんのおかげでした』が終わった後に石橋が始めた番組だけに、関係者は大いに注目していました。しかし今回、工藤が登場すると、ネットには『顔やばいな』『なんだろう…工藤静香の顔の違和感』『こんな顔だっけ?』『いしだあゆみか』といった声が殺到し、2人が交わすトーク内容よりも、工藤の変貌ぶりに話題が集中してしまいました。『これがキムタクの嫁なの?』という声もあり、若い子もショックだったようです」

 工藤がおニャン子クラブに合格したのは今から32年前で、バリバリとヒット曲を飛ばし、紅白にも出演していたのが1990年前後のこと。今年で48歳の彼女の容貌が、年齢に相応のものになるのは仕方のないことだが、芸能誌のフリー記者はこう語る。

「近年は歌手活動に加え、絵が二科展に入選したり、ジュエリーブランドを立ち上げたりと、幅広い活動をしている工藤静香ですが、ここ数年でシワがなくなり、肌がパツパツになっているというのは、業界でも評判でした。芸能界ではシワのばしのボトックス注射が定着していますが、今回ゲストで登場した工藤を見ると、確かにおでこや目尻にシワがなく、皮が全体的に引っ張られたような不自然さがあり、これらはボトックスの特徴と符合します。ちなみに工藤の元カレはX JAPANのYOSHIKIですが、彼もボトックス注射使用がたびたびウワサされています」

 工藤が身を削って(?)出演した『たいむとんねる』だが、初回の視聴率は3.9%。過去の遺産を食いつぶすような番組だが、前途は多難と言わざるを得ない。

石橋貴明『たいむとんねる』に登場した工藤静香の“劣化ぶり”に視聴者騒然「誰かと思った」「顔やばい」

 4月16日にスタートした石橋貴明の新番組『たいむとんねる』(フジテレビ系)の初回ゲストに工藤静香が登場。おニャン子クラブ時代から工藤を知る石橋とのトークは大いに盛り上がったが、視聴者の目が釘付けになったのは別の部分だったようだ。

『たいむとんねる』は、石橋貴明とミッツ・マングローブの2人が、「『勝手に語り継ぎたいアレコレ』をゲストと共に掘り起こし『あ~、あったねぇ~!懐かしい~』という思いを共有する」(番組HPより)という番組。第1回目のゲストとして招かれた工藤静香は、とんねるずが司会を務めていた『夕やけニャンニャン』から登場したアイドルグループ「おニャン子クラブ」の出身で、2人の出会いは30年以上前にさかのぼる。

 トークでは、「とんねるずが怖くてしょうがなかった」(工藤)、「やる気なさそうだった」(石橋)など、古い知り合いならではの秘話が飛び交ったが、終わってみれば、視聴者の印象に残ったのは、工藤静香のルックスだったようだ。テレビ情報誌の記者が語る。

「『たいむとんねる』は、30年以上続いた『とんねるずのみなさんのおかげでした』が終わった後に石橋が始めた番組だけに、関係者は大いに注目していました。しかし今回、工藤が登場すると、ネットには『顔やばいな』『なんだろう…工藤静香の顔の違和感』『こんな顔だっけ?』『いしだあゆみか』といった声が殺到し、2人が交わすトーク内容よりも、工藤の変貌ぶりに話題が集中してしまいました。『これがキムタクの嫁なの?』という声もあり、若い子もショックだったようです」

 工藤がおニャン子クラブに合格したのは今から32年前で、バリバリとヒット曲を飛ばし、紅白にも出演していたのが1990年前後のこと。今年で48歳の彼女の容貌が、年齢に相応のものになるのは仕方のないことだが、芸能誌のフリー記者はこう語る。

「近年は歌手活動に加え、絵が二科展に入選したり、ジュエリーブランドを立ち上げたりと、幅広い活動をしている工藤静香ですが、ここ数年でシワがなくなり、肌がパツパツになっているというのは、業界でも評判でした。芸能界ではシワのばしのボトックス注射が定着していますが、今回ゲストで登場した工藤を見ると、確かにおでこや目尻にシワがなく、皮が全体的に引っ張られたような不自然さがあり、これらはボトックスの特徴と符合します。ちなみに工藤の元カレはX JAPANのYOSHIKIですが、彼もボトックス注射使用がたびたびウワサされています」

 工藤が身を削って(?)出演した『たいむとんねる』だが、初回の視聴率は3.9%。過去の遺産を食いつぶすような番組だが、前途は多難と言わざるを得ない。

ディーン・フジオカ『モンテ・クリスト伯』初回から低視聴率5.1%……この先“復讐”できるのか?

 日本でも『巌窟王』として有名なアレクサンドル・デュマの名作『モンテ・クリスト伯』(1841年)を現代の日本を舞台にドラマ化した『モンテ・クリスト伯─華麗なる復讐─』(フジテレビ系)。冤罪で投獄され、のちに復讐の鬼と化す主人公をディーン・フジオカが演じる。

 第1話の視聴率は5.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と芳しくなく、初回ということで登場人物や人間関係の紹介と、物語の状況説明に終始した感が強かったため、早くも付いてこれない人が多かった模様。当然、原作ファンはどう「翻訳」されているか気になるところだろう。

 

■舞台は現代の日本

 

 原作では1815年のフランスの港町マルセイユから物語が始まるが、今回のドラマ『華麗なる復讐』第1話では2003年の日本の架空の港町(浜浦町)が舞台。

 ディーン・フジオカ演じる柴門暖(さいもんだん)が恋人・目黒すみれ(山本美月)にサプライズプロポーズをするところから物語は始まる。

 しかしその後、漁師である暖を乗せた遠洋漁業船・海進丸が遭難、2週間も連絡がつかず、守尾漁業社長・守尾英一朗(木下ほうか)や、同じ会社の漁師で今回はケガで乗船しなかった神楽清(新井浩文)も心配を募らせる。

 暖の活躍で海進丸はなんとか帰港し、暖の母親・柴門恵(風吹ジュン)やすみれを安心させるが、船長のバラジ・イスワランは事故で頭を強く打ち、死亡していた。

 神楽の地元の先輩で地上げ屋の寺角類(渋川清彦)は、バラジが死んだことで次期船長は神楽だと祝福するも、神楽に「クズっすね」とウザがられる。

 暖の親友で、すみれとも親しく、サプライズプロポーズにも協力した南条幸男(関ジャニ∞・大倉忠義)は、病室や海辺でたびたびいちゃつく2人を寂しそうに見つめており、どうやらすみれに片思いしている模様。

 一方、バラジの死体を調べる警視庁公安部の入間公平(高橋克典)は、何かを探しているようで、次第に暖の周りに不穏な気配が漂いだす。

 

■ヒーローになれなかった男たち

 

 通信機もGPSも故障した中、星の位置から航路を計測し、日本まで戻ってきたという暖の功績を讃え、社長の守尾英一朗は神楽でなく暖を次期船長にすると決定。暖が「カグ兄(にい)」と慕う神楽は船を降り、事務方として会社を支える決心をする。

 お互いがんばろうと励ましあった際、神楽は、暖がバラジに手紙を託されていたことを知る。

 役者の卵でもある南条はオーディションに落選、昼間から酒を飲んでいた神楽と寺角に合流。ヤクザの下につき、地上げ屋を生業としてる寺角は、デリカシーなく神楽と南条の気持ちをえぐるような言葉を連発する。

 船長の座を諦めたばかりの神楽には、「俺、知ってるんだよ? おめえがずっと暖に嫉妬してるって。やつが転校してくる前まで、おめえがこの街のヒーローだったもんな」。

 暖を「この街のヒーロー」だと言う南条には、「何言ってんだ、女寝取られたくせに」。

 2人ともキレかけるが、それは一番言われたくなかった核心を突かれたからだろう。

 酒の勢いもあってか、神楽は死んだバラジが国際的なテロ組織「ククメット」のメンバーとして疑われていたことを寺角と南条に教えてしまい、寺角もその情報を、さらにヤクザに売ってしまう。

 暖という「ヒーロー」と、彼を取り巻く「ヒーロー」になれなかった男たちの対比が描かれる。これが物語の下地となるのだろう。

■結婚式の最中に逮捕

 

 翌日、暖がククメットのメンバーであると匿名のタレコミがったとのことで、公安の入間が暖の家を訪ねてくる。バラジがククメットと寄港先で接触しているとの情報も、ラデル共和国から入手していると言う。

 タレコミを鵜呑みにしてるわけではないと言いながらも、バラジ元船長から手紙を預かっていることまで知っている入間に、暖は仕方なくその手紙を見せる。

 英文のため、あまり知識のない暖は読めないが、宛先の「Dear Teikichi」の文字に反応する入間。「これを持ってるだけで貴方やご家族に危険が及ぶかもしれない」と入間に言われた暖は、手紙を諦め入間に渡す。

 実は「Teikichi」とは入間公平の父・入間貞吉(伊武雅刀)のことで、金融ファンド・TIファンドマネージメントの代表。ククメットは旧政府要人の集まりであってテロリストではないと信望する貞吉は、ククメットに多額の資金援助をしている。

 入間公平は、「Dear Teikichi」の部分を「Dear Simon」(柴門)と極秘に書き換え、結婚式の真っ最中の暖をテロ資金提供処罰法の容疑で逮捕してしまう。

 式場にサプライズプロポーズの時の動画とBGMの「愛は勝つ」が流れる最中、パトカーで連行される暖。

 手違いだからすぐに釈放すると入間に言われながらも、そのまま暖はラデル共和国に移送され、投獄されてしまう。

「バラジからの手紙を受け取る予定だった人物」を日本(政府)が引き渡せば、ラデル共和国は拘束されている人質(日本の外務省の人間)を引き渡すとの密約があったのだ。

 つまり公平は公安の立場を利用し、テロ一味とつながる父親を守るため、暖を投獄したのだ。

 ラデルの獄中、資金の出所を問われ、蹴られたり水をかけられたりボロボロになりながら拷問を受ける暖は、これからどうなるのか。

 

■原作との比較

 

 舞台を原作の中世のフランスから現代の日本に変えているため、当然いろいろと直しているところも多く、例えば、主人公は航海士→遠洋漁師、皇帝位から追放されていたナポレオンの支持者→国際テロ組織、検事代理→警察公安、といった感じに「翻訳」されている。

 そして、人物名も原作から微妙にもじっているものが多い。

エドモン・ダンテス(一等航海士)→柴門暖(遠洋漁師)
フェルナン・モンデゴ(漁師)→南条幸男(売れない役者)
メルセデス→目黒すみれ
ダングラール(モレル商会の会計士)→神楽清(遠洋漁師)
ジェラール・ド・ヴィルフォール(検事代理)→入間公平(警察公安)
ガスパール・カドルッス(仕立て屋)→寺角類(地上げ屋)
ピエール・モレル(モレル商会経営者)→守尾英一朗(守尾漁業社長)
ノワルティエ(反王党派=ナポレオン支持者)→入間貞吉(テロ組織ククメットに資金援助)

 ちなみにテロ組織の名も原作に出てくる山賊頭の名前「ククメット」から来ているものと思われる。

 原作を読んでいる人と読まずに見ている人との温度差や理解の差をどう埋めていくのかが今後の課題な気もするが、「テロ組織」とか「ラデル共和国」とかの国際的な感じだけで、いきなりギブアップした人も多いだろう。

 はるか遠洋で遭難した船がきっちり元の小さな港に戻ってくるところなど違和感もあったが、日本であって日本でないような異国感漂う雰囲気は癖になりそうだ。

 バラエティでは空気の読めない変わり者的な印象のあるディーンだが、普通の若者を演じると実にナチュラルに見える。不思議な人だ。今後、語学力なども披露されるのだろう。

 個人的には渋川清彦演じる寺角類の小悪党ぶりがリアルで気持ち良かったです。次回に期待します。
(文=どらまっ子HARUちゃん)

ディーン・フジオカ『モンテ・クリスト伯』初回から低視聴率5.1%……この先“復讐”できるのか?

 日本でも『巌窟王』として有名なアレクサンドル・デュマの名作『モンテ・クリスト伯』(1841年)を現代の日本を舞台にドラマ化した『モンテ・クリスト伯─華麗なる復讐─』(フジテレビ系)。冤罪で投獄され、のちに復讐の鬼と化す主人公をディーン・フジオカが演じる。

 第1話の視聴率は5.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と芳しくなく、初回ということで登場人物や人間関係の紹介と、物語の状況説明に終始した感が強かったため、早くも付いてこれない人が多かった模様。当然、原作ファンはどう「翻訳」されているか気になるところだろう。

 

■舞台は現代の日本

 

 原作では1815年のフランスの港町マルセイユから物語が始まるが、今回のドラマ『華麗なる復讐』第1話では2003年の日本の架空の港町(浜浦町)が舞台。

 ディーン・フジオカ演じる柴門暖(さいもんだん)が恋人・目黒すみれ(山本美月)にサプライズプロポーズをするところから物語は始まる。

 しかしその後、漁師である暖を乗せた遠洋漁業船・海進丸が遭難、2週間も連絡がつかず、守尾漁業社長・守尾英一朗(木下ほうか)や、同じ会社の漁師で今回はケガで乗船しなかった神楽清(新井浩文)も心配を募らせる。

 暖の活躍で海進丸はなんとか帰港し、暖の母親・柴門恵(風吹ジュン)やすみれを安心させるが、船長のバラジ・イスワランは事故で頭を強く打ち、死亡していた。

 神楽の地元の先輩で地上げ屋の寺角類(渋川清彦)は、バラジが死んだことで次期船長は神楽だと祝福するも、神楽に「クズっすね」とウザがられる。

 暖の親友で、すみれとも親しく、サプライズプロポーズにも協力した南条幸男(関ジャニ∞・大倉忠義)は、病室や海辺でたびたびいちゃつく2人を寂しそうに見つめており、どうやらすみれに片思いしている模様。

 一方、バラジの死体を調べる警視庁公安部の入間公平(高橋克典)は、何かを探しているようで、次第に暖の周りに不穏な気配が漂いだす。

 

■ヒーローになれなかった男たち

 

 通信機もGPSも故障した中、星の位置から航路を計測し、日本まで戻ってきたという暖の功績を讃え、社長の守尾英一朗は神楽でなく暖を次期船長にすると決定。暖が「カグ兄(にい)」と慕う神楽は船を降り、事務方として会社を支える決心をする。

 お互いがんばろうと励ましあった際、神楽は、暖がバラジに手紙を託されていたことを知る。

 役者の卵でもある南条はオーディションに落選、昼間から酒を飲んでいた神楽と寺角に合流。ヤクザの下につき、地上げ屋を生業としてる寺角は、デリカシーなく神楽と南条の気持ちをえぐるような言葉を連発する。

 船長の座を諦めたばかりの神楽には、「俺、知ってるんだよ? おめえがずっと暖に嫉妬してるって。やつが転校してくる前まで、おめえがこの街のヒーローだったもんな」。

 暖を「この街のヒーロー」だと言う南条には、「何言ってんだ、女寝取られたくせに」。

 2人ともキレかけるが、それは一番言われたくなかった核心を突かれたからだろう。

 酒の勢いもあってか、神楽は死んだバラジが国際的なテロ組織「ククメット」のメンバーとして疑われていたことを寺角と南条に教えてしまい、寺角もその情報を、さらにヤクザに売ってしまう。

 暖という「ヒーロー」と、彼を取り巻く「ヒーロー」になれなかった男たちの対比が描かれる。これが物語の下地となるのだろう。

■結婚式の最中に逮捕

 

 翌日、暖がククメットのメンバーであると匿名のタレコミがったとのことで、公安の入間が暖の家を訪ねてくる。バラジがククメットと寄港先で接触しているとの情報も、ラデル共和国から入手していると言う。

 タレコミを鵜呑みにしてるわけではないと言いながらも、バラジ元船長から手紙を預かっていることまで知っている入間に、暖は仕方なくその手紙を見せる。

 英文のため、あまり知識のない暖は読めないが、宛先の「Dear Teikichi」の文字に反応する入間。「これを持ってるだけで貴方やご家族に危険が及ぶかもしれない」と入間に言われた暖は、手紙を諦め入間に渡す。

 実は「Teikichi」とは入間公平の父・入間貞吉(伊武雅刀)のことで、金融ファンド・TIファンドマネージメントの代表。ククメットは旧政府要人の集まりであってテロリストではないと信望する貞吉は、ククメットに多額の資金援助をしている。

 入間公平は、「Dear Teikichi」の部分を「Dear Simon」(柴門)と極秘に書き換え、結婚式の真っ最中の暖をテロ資金提供処罰法の容疑で逮捕してしまう。

 式場にサプライズプロポーズの時の動画とBGMの「愛は勝つ」が流れる最中、パトカーで連行される暖。

 手違いだからすぐに釈放すると入間に言われながらも、そのまま暖はラデル共和国に移送され、投獄されてしまう。

「バラジからの手紙を受け取る予定だった人物」を日本(政府)が引き渡せば、ラデル共和国は拘束されている人質(日本の外務省の人間)を引き渡すとの密約があったのだ。

 つまり公平は公安の立場を利用し、テロ一味とつながる父親を守るため、暖を投獄したのだ。

 ラデルの獄中、資金の出所を問われ、蹴られたり水をかけられたりボロボロになりながら拷問を受ける暖は、これからどうなるのか。

 

■原作との比較

 

 舞台を原作の中世のフランスから現代の日本に変えているため、当然いろいろと直しているところも多く、例えば、主人公は航海士→遠洋漁師、皇帝位から追放されていたナポレオンの支持者→国際テロ組織、検事代理→警察公安、といった感じに「翻訳」されている。

 そして、人物名も原作から微妙にもじっているものが多い。

エドモン・ダンテス(一等航海士)→柴門暖(遠洋漁師)
フェルナン・モンデゴ(漁師)→南条幸男(売れない役者)
メルセデス→目黒すみれ
ダングラール(モレル商会の会計士)→神楽清(遠洋漁師)
ジェラール・ド・ヴィルフォール(検事代理)→入間公平(警察公安)
ガスパール・カドルッス(仕立て屋)→寺角類(地上げ屋)
ピエール・モレル(モレル商会経営者)→守尾英一朗(守尾漁業社長)
ノワルティエ(反王党派=ナポレオン支持者)→入間貞吉(テロ組織ククメットに資金援助)

 ちなみにテロ組織の名も原作に出てくる山賊頭の名前「ククメット」から来ているものと思われる。

 原作を読んでいる人と読まずに見ている人との温度差や理解の差をどう埋めていくのかが今後の課題な気もするが、「テロ組織」とか「ラデル共和国」とかの国際的な感じだけで、いきなりギブアップした人も多いだろう。

 はるか遠洋で遭難した船がきっちり元の小さな港に戻ってくるところなど違和感もあったが、日本であって日本でないような異国感漂う雰囲気は癖になりそうだ。

 バラエティでは空気の読めない変わり者的な印象のあるディーンだが、普通の若者を演じると実にナチュラルに見える。不思議な人だ。今後、語学力なども披露されるのだろう。

 個人的には渋川清彦演じる寺角類の小悪党ぶりがリアルで気持ち良かったです。次回に期待します。
(文=どらまっ子HARUちゃん)

『石橋貴明のたいむとんねる』工藤静香、DJ KOOの次は誰だ? 「80年代ノリ」な面々

 16日放送の『石橋貴明のたいむとんねる』(フジテレビ系)に工藤静香が出演した。『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)の終了を受けて、新たに始まった石橋の新番組であり、ミッツ・マングローブとともに「忘れかけていた『日本のちょっと前の話』」を掘り起こすコンセプトだ。

 番組ではおニャン子クラブの思い出や、PVでキスシーンを披露し話題になった石橋と工藤のユニット「Little Kiss」の元ネタが「マイケルジャクソンとナオミ・キャンベルのパクリ」と暴露するなど、懐かし話に終始した。

 事前の予想通り、80年代ノリが全開の“とんねるずの遺産食いつぶし系番組”であり、落胆の声も上がっている。初回に工藤静香が登場し、第2回はDJ KOOの出演が決まっているが、今後は、どのようなゲストラインナップが予想されるだろうか。

「やはり石橋と親交のある元アイドルは登場しそうですね。おニャン子クラブならば渡辺満里奈に加え、かつての『みなおか』常連組といえば、小泉今日子や宮沢りえなどが考えられます。小泉は俳優の豊原功補との不倫関係を公表、宮沢はV6の森田剛と結婚したばかりですから、ワイドショー、週刊誌的な興味がわきますね。ただ、基本は思い出話に終始するでしょう」(芸能ライター)

 さらに表に出る人間ばかりではなく、裏方のメンバーも登場しそうだ。

「とんねるずのブレーンといえる作詞家の秋元康や、秋元とタッグを組み『情けねぇ』『ガラガラヘビがやってくる』などのヒット曲の作曲を手がけた作曲家・後藤次利などが予想されます。特に後藤は常識外の言動が『とんねるずのオールナイトニッポン』(ニッポン放送系)で『天才ベーシスト後藤次利』とキャラ付けがなされていましたから、テレビでの絡みには期待ですね」(同)

 マニア受けは良さそうだが、これが視聴率につながるかは未知数である。そのほかにはタモリや古舘伊知郎など大物タレントの登場も考えられるが、すべてが“想定内”なのは確かだろう。
(文=平田宏利)

フジ・山崎夕貴アナウンサー「結婚」「新MC」で、さらに好感度アップ! シビアな女子アナ界で一人勝ち!?

 3月29日、お笑い芸人・おばたのお兄さんと結婚したフジテレビの“ヤマサキパン”こと山崎夕貴アナウンサー。2人は2016年12月に番組収録で出会って、17年5月に交際を開始。しかし1カ月後の6月におばたの浮気が発覚するなど、けっして順風満帆な交際ではなかった。

 山崎は結婚を生報告した『ノンストップ!』(フジテレビ系)にて「男気があって、すごく私のことを精神的に支えてくれるところです」とノロケつつも「結婚に対して過度な期待はしていません」とトーク。「だからこそ、とりあえずやってみようという気持ちになったんです」「うまくいくかどうかわからないけど、ハードルも低く下がってきたので、まあ、やってみようかなっていう軽い気持ち」だと気負わない姿勢を見せている。

 もともと好感度が高かった山崎だが、この結婚でさらに芸能界&世間からの株を上げているという。

「何がいいって、女子アナらしくない相手を選んだことですよね。IT関係や医者、弁護士といった高収入を稼ぐ人物などではなくて、お笑い芸人。しかも、かなりマイナーということで、ヤマパンがちゃんと相手の地位や収入などでなく、人柄を大事にするタイプなのがわかりました」(週刊誌記者)

 そんな山崎は、ミスコン出身者が多い女子アナ界では異色の存在。岡山大学出身で、就職活動で初めて上京したという庶民派。独身時代は、高収入の女子アナにしては珍しく家賃10万円ほどの家に住み、バラエティ番組では寝起きのスッピン姿まで潔く披露。生活スタイルは夕方に会社から戻ると一人でビールを飲みながらタコ焼きを食し、そのままソファでグースカ。かなり飾らない性格なことが判明している。

「日本テレビの水卜麻美アナしかり、フリーの川田裕美アナしかり、山崎アナしかり。高飛車で派手なイメージがある女子アナ界において、よく食べよく笑う、美女ではないが愛嬌のある“意識低い系”の女子アナは、それだけでお茶の間のウケが抜群なんですよね」(テレビ局勤務)

 また山崎アナは芸人や女子アナ界での人望も厚い。そのエピソードの1つとして、お笑い芸人の陣内智則は、妻のフジテレビ・松村未央アナがおばたの浮気騒動の時に、泣きながら激怒していたことを暴露。陣内は17年7月20日放送『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)にて、松村アナから涙の電話を受けたとトーク。松村アナは後輩の山崎アナがおばたのお兄さんに浮気されたことに対し、「大好きな夕貴ちゃんを悲しませるなんて、私、許せない」と嘆いていたと報告している。

 さらにヤマザキパンは大御所芸人のハートもがっちりキャッチ。交際発覚時には、おぎやはぎの小木博明から「すごいよ、ヤマザキパンは。こんなお金のない人を選ぶって……」とべた褒めされており、浮気が発覚した時は、相方の矢作兼が「いい子ってチャラいやつに引っかかるからな。本当にみんなが祝福してたから、おばたのお兄さんの好感度が下がるんだろうな」と、おばたに対し激怒。さらにバナナマンの設楽統も「山崎さんと付き合うってことは、上の芸人もみんなが山崎さんの味方だから」と、ラジオでおばたに注意喚起。ダウンタウンの松本人志も、浮気発覚後に「1回したってことは千回、万回するね!」「本人紹介したるって、小栗旬本人紹介するって……」と茶化しながらもヤマザキパンを心配している。

 嵐の二宮和也との熱愛が二度報じられたフリーの伊藤綾子元アナが叩かれまくっている中、1人で株を上げ続けるヤマサキパン。『とくダネ!』(フジテレビ系)の新MCにもなり、さらに活躍する場が広がりそうだ。

フジ・山崎夕貴アナウンサー「結婚」「新MC」で、さらに好感度アップ! シビアな女子アナ界で一人勝ち!?

 3月29日、お笑い芸人・おばたのお兄さんと結婚したフジテレビの“ヤマサキパン”こと山崎夕貴アナウンサー。2人は2016年12月に番組収録で出会って、17年5月に交際を開始。しかし1カ月後の6月におばたの浮気が発覚するなど、けっして順風満帆な交際ではなかった。

 山崎は結婚を生報告した『ノンストップ!』(フジテレビ系)にて「男気があって、すごく私のことを精神的に支えてくれるところです」とノロケつつも「結婚に対して過度な期待はしていません」とトーク。「だからこそ、とりあえずやってみようという気持ちになったんです」「うまくいくかどうかわからないけど、ハードルも低く下がってきたので、まあ、やってみようかなっていう軽い気持ち」だと気負わない姿勢を見せている。

 もともと好感度が高かった山崎だが、この結婚でさらに芸能界&世間からの株を上げているという。

「何がいいって、女子アナらしくない相手を選んだことですよね。IT関係や医者、弁護士といった高収入を稼ぐ人物などではなくて、お笑い芸人。しかも、かなりマイナーということで、ヤマパンがちゃんと相手の地位や収入などでなく、人柄を大事にするタイプなのがわかりました」(週刊誌記者)

 そんな山崎は、ミスコン出身者が多い女子アナ界では異色の存在。岡山大学出身で、就職活動で初めて上京したという庶民派。独身時代は、高収入の女子アナにしては珍しく家賃10万円ほどの家に住み、バラエティ番組では寝起きのスッピン姿まで潔く披露。生活スタイルは夕方に会社から戻ると一人でビールを飲みながらタコ焼きを食し、そのままソファでグースカ。かなり飾らない性格なことが判明している。

「日本テレビの水卜麻美アナしかり、フリーの川田裕美アナしかり、山崎アナしかり。高飛車で派手なイメージがある女子アナ界において、よく食べよく笑う、美女ではないが愛嬌のある“意識低い系”の女子アナは、それだけでお茶の間のウケが抜群なんですよね」(テレビ局勤務)

 また山崎アナは芸人や女子アナ界での人望も厚い。そのエピソードの1つとして、お笑い芸人の陣内智則は、妻のフジテレビ・松村未央アナがおばたの浮気騒動の時に、泣きながら激怒していたことを暴露。陣内は17年7月20日放送『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)にて、松村アナから涙の電話を受けたとトーク。松村アナは後輩の山崎アナがおばたのお兄さんに浮気されたことに対し、「大好きな夕貴ちゃんを悲しませるなんて、私、許せない」と嘆いていたと報告している。

 さらにヤマザキパンは大御所芸人のハートもがっちりキャッチ。交際発覚時には、おぎやはぎの小木博明から「すごいよ、ヤマザキパンは。こんなお金のない人を選ぶって……」とべた褒めされており、浮気が発覚した時は、相方の矢作兼が「いい子ってチャラいやつに引っかかるからな。本当にみんなが祝福してたから、おばたのお兄さんの好感度が下がるんだろうな」と、おばたに対し激怒。さらにバナナマンの設楽統も「山崎さんと付き合うってことは、上の芸人もみんなが山崎さんの味方だから」と、ラジオでおばたに注意喚起。ダウンタウンの松本人志も、浮気発覚後に「1回したってことは千回、万回するね!」「本人紹介したるって、小栗旬本人紹介するって……」と茶化しながらもヤマザキパンを心配している。

 嵐の二宮和也との熱愛が二度報じられたフリーの伊藤綾子元アナが叩かれまくっている中、1人で株を上げ続けるヤマサキパン。『とくダネ!』(フジテレビ系)の新MCにもなり、さらに活躍する場が広がりそうだ。

石橋貴明の新番組、昔話だらけの初回視聴率は3.9%……フジテレビ内でも「慰労枠だ」と諦めの境地

 とんねるずの石橋貴明がメインMCを務めるフジテレビ系バラエティー番組『石橋貴明のたいむとんねる』(毎週月曜23時)が4月16日にスタート。初回の平均視聴率は3.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

 石橋貴明とミッツ・マングローブをMCに、毎週ゲストを迎えて「日本のちょっと前の話」についてトークを繰り広げるという同番組。石橋にとっては、『とんねるずのみなさんのおかげでした』終了後初となるフジテレビでの冠番組ということで、業界内での注目度も高かった。

「最近では“過去の人”と見られることも多くなった石橋貴明が、世間からどれほど求められているかを知るための試金石となる番組ということで、多くのテレビ関係者が初回の数字を気にしていたと思います」(テレビ局関係者)

 工藤静香をゲストに迎えた初回では、石橋と工藤が共演していた『夕やけニャンニャン』(同)や、2人による音楽ユニット「Little Kiss」の裏話などを披露した。

「トークの内容としては、1980年代後半から90年代あたりの昔話ですね。工藤静香がおニャン子クラブ加入前に活動していたアイドルグループ『セブンティーン・クラブ』時代の話をしたのは驚きでしたが、特に世間をざわつかせるような情報は出てこなかった。当時を知る40代以上の視聴者には面白かったかもしれませんが、30代前半以下の若い視聴者にとっては、なんのことだかさっぱりだったでしょうね」(同)

 3.9%という視聴率について、業界内ではどんな評価なのだろうか。ある制作会社幹部はこう話す。

「とんねるずは大物タレントではあるものの、業界内ではすでに数字を期待されるような存在ではない。3.9%という視聴率は、確かに低いとは思いますが、想定通りの結果でしょうね。そもそも視聴者ターゲットも40代以上に絞っているみたいだし、なんなら上々な結果なのではないでしょうか」

 そもそも期待されていないというのは、あまりにも悲しい現実だ。

「この番組枠自体、30年以上レギュラー番組を続けて、フジテレビの一時代を築いた功労者である石橋貴明に対する、慰労枠のようなものでしょうし、数字はあまり関係ないのだと思います。石橋貴明が旧知のゲストと気軽に昔話をするという、とてもぬるい番組企画なのも、そういった目的の番組だからなのでしょうね。今後視聴率がいきなり上昇するとは思えないので、なんとなく半年から1年くらい続けて、お役御免という感じで終わっていくのでは?」(前出制作会社幹部)

 功労者のためとはいえ、大事な番組枠をこんな形で浪費してしまっていいのだろうか。

「現在、ヒットコンテンツをまったく生み出せないフジテレビなので、もはや過去の栄光にすがることくらいしか、やるべきことがないのですよ。ここまできたら、もう諦めの境地ですね」(前出テレビ局関係者)

 業界内では完全にオワコン扱いのとんねるずとフジテレビ。『石橋貴明のたいむとんねる』が、まさかの高視聴率でも叩き出せば、その見方も変わるのだろうが、さすがに無理な話か……。