坂上忍に続いて、ヒロミも! フジテレビの“うるさいオッサン”路線は、いつまで続くのか

 フジテレビが、なりふり構わぬ作戦に出た。来年1月スタートの『アオハル(青春)TV』のメインMCに、タレントのヒロミを起用。ヒロミが同局系ゴールデンタイムでMCを務めるのは、2004年3月に終了の『発掘!あるある大事典』以来、約15年ぶりとなる。

『アオハルTV』は、いくつになっても青春時代のように輝いている人を発掘するドキュメントバラエティー。ヒロミは「話を聞いたときは、驚きしかありませんでした。深夜かと思ったらゴールデンだったので、さらにビックリ。MCに対しては、年齢も年齢なので、そんなに気負いはありません。若い時フジテレビには大変お世話になったので、少しでも恩返しができたら」と話している。

 フジではヒロミと同年代の坂上忍が、『バイキング』『ダウンタウンなう』『直撃!シンソウ坂上』『坂上どうぶつ王国』のレギュラー4本を任されている。テレビ関係者は、「フジは歯に衣着せぬ毒舌タレントを絶賛募集中。坂上さんをメインMCに据えた『バイキング』が当たったことで、今後もアクの強いタレントをMCに起用する路線を継続していきます。ヒロミさんも坂上さんと同じ枠。芸能界の裏の裏まで知り尽くし、毒も吐ける存在として、フジがいまのうちにツバをつけておこうというわけです」と話す。

 すでにヒロミには、フジで「もうひと番組……」との話も浮上しているようだ。ただ、あまりに“フジ色”がつくことで弊害もある。

「業界で言うところの“縛り”というやつです。他局で同じような番組のMCオファーがあった場合、ヒロミさんは断らざるを得ない」(同)

 坂上&ヒロミと心中するつもりのフジ。同じタイプの“うるさいオッサン2人”が来年以降、フジに出まくるワケだが、視聴者のジャッジはいかに!?

フジテレビ年末『ジャニーズカウントダウン』の枠で新企画!? 不穏な発表にジャニオタ騒然!

 フジテレビが年末年始特別番組のラインナップを発表。『ジャニーズカウントダウン』を放送してきた12月31日深夜の枠が「新企画」となっており、ジャニーズファンから「今年はカウントダウンライブ中止なの?」と心配の声が上がっている。

『ジャニーズカウントダウン』は大みそかから元日にかけて行われる年越しライブで、ファンの間では“カウコン”という略称でお馴染み。同ライブは毎年フジテレビ系列で生中継が行われ、テレビの前で新年を迎える人々も楽しませてきた。

 前回行われた“2017年~2018年”ライブの出演者は、「TOKIO」「KinKi Kids」「V6」「嵐」「NEWS」「関ジャニ∞」「ジャニーズWEST」など。また元「光GENJI」の佐藤アツヒロや、「少年隊」の東山紀之なども登場。新旧入り乱れたジャニーズタレントによるメドレーで、ジャニーズファンを沸かせている。

「毎年“カウコン”を見ながら年を越す人も多いようですが、11月28日現在でも放送の告知はなし。またライブ自体のアナウンスもされておらず、ファンからは『今年のカウコンすごい楽しみにしてたのに決まってないの?』『もし本当に中止なら年末の楽しみが無くなっちゃうんだけど……』『録画する気満々だったのに』『フジテレビさん、どうかカウコンを放送してください』といった声が相次いでいます」(芸能ライター)

 とはいえ現状では、“まだ決まってないだけ”という可能性も捨てきれない。そのためネット上では様々な憶測を呼んでいるが、『ジャニーズカウントダウン』が放送されないという事態はあり得るのだろうか。

「実際に14年~15年の『ジャニーズカウントダウン』は、ライブは行われたもののテレビでの放送がありませんでした。そのため今年のカウコンも“放送なし”という可能性は十分考えられます。とはいえ前回ライブの放送も当初の番組表では『調整中』となっており、ファンからは『これって放送されない可能性があるってこと?』『今年は絶対チケットとらなきゃ……』といった声が。しかし結果的にはしっかりフジテレビ系列で放送されていたので、今回もどう転ぶかはまだまだわかりません」(同)

 番組表に掲載された「新企画」とは何を意味するのか。例年通り『ジャニーズカウントダウン』が放送されることを祈るばかりだ。

フジテレビ年末『ジャニーズカウントダウン』の枠で新企画!? 不穏な発表にジャニオタ騒然!

 フジテレビが年末年始特別番組のラインナップを発表。『ジャニーズカウントダウン』を放送してきた12月31日深夜の枠が「新企画」となっており、ジャニーズファンから「今年はカウントダウンライブ中止なの?」と心配の声が上がっている。

『ジャニーズカウントダウン』は大みそかから元日にかけて行われる年越しライブで、ファンの間では“カウコン”という略称でお馴染み。同ライブは毎年フジテレビ系列で生中継が行われ、テレビの前で新年を迎える人々も楽しませてきた。

 前回行われた“2017年~2018年”ライブの出演者は、「TOKIO」「KinKi Kids」「V6」「嵐」「NEWS」「関ジャニ∞」「ジャニーズWEST」など。また元「光GENJI」の佐藤アツヒロや、「少年隊」の東山紀之なども登場。新旧入り乱れたジャニーズタレントによるメドレーで、ジャニーズファンを沸かせている。

「毎年“カウコン”を見ながら年を越す人も多いようですが、11月28日現在でも放送の告知はなし。またライブ自体のアナウンスもされておらず、ファンからは『今年のカウコンすごい楽しみにしてたのに決まってないの?』『もし本当に中止なら年末の楽しみが無くなっちゃうんだけど……』『録画する気満々だったのに』『フジテレビさん、どうかカウコンを放送してください』といった声が相次いでいます」(芸能ライター)

 とはいえ現状では、“まだ決まってないだけ”という可能性も捨てきれない。そのためネット上では様々な憶測を呼んでいるが、『ジャニーズカウントダウン』が放送されないという事態はあり得るのだろうか。

「実際に14年~15年の『ジャニーズカウントダウン』は、ライブは行われたもののテレビでの放送がありませんでした。そのため今年のカウコンも“放送なし”という可能性は十分考えられます。とはいえ前回ライブの放送も当初の番組表では『調整中』となっており、ファンからは『これって放送されない可能性があるってこと?』『今年は絶対チケットとらなきゃ……』といった声が。しかし結果的にはしっかりフジテレビ系列で放送されていたので、今回もどう転ぶかはまだまだわかりません」(同)

 番組表に掲載された「新企画」とは何を意味するのか。例年通り『ジャニーズカウントダウン』が放送されることを祈るばかりだ。

日曜ゴールデン帯“激戦区”にフジテレビが殴り込み! 弱体化した日テレを切り崩すチャンス!?

 激しい視聴率戦争を繰り広げる日曜ゴールデン帯に、来年1月期からフジテレビが殴り込みをかけることがわかった。

 現在フジは日曜午後7時台に、ダウンタウン・浜田雅功が司会の『ジャンクSPORTS』を、午後8時から2時間の特番枠『ニチファミ!』を放送しているが、同番組の打ち切りが決定。1月期より、午後8時から『でんじろうのTHE実験』、午後9時から『アオハル(青春)TV』をオンエアする。同局が同時間帯にバラエティー番組をレギュラー放送するのは、約3年ぶりとなる。

『でんじろうのTHE実験』は、サイエンスプロデューサー・米村でんじろう氏の冠番組で、オードリーと共に進行。でんじろう氏の代名詞でもある「笑えて学べる科学実験」をもとに、世界の興味深い科学実験や身近に潜む科学を、わかりやすく解説する番組。

 一方の『アオハルTV』は今年4月と9月に特番がオンエアされ、今回レギュラー化に至った。MCはヒロミで、「何かに一生懸命な人≒アオハル(青春)な人」を発掘し紹介していく“青春応援バラエティー”。勇気を持って初めての一歩を踏み出そうとしている“アオハルさん”のドキュメントなども届けていく番組だ。

 日曜ゴールデン帯といえば、『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所』を放送する日本テレビの独走状態だった。しかし、少女へのわいせつ事件で、山口達也がTOKIOを脱退したことが尾を引く『DASH!!』はマンネリ化、メンバーが揃わない状態が続き、視聴率も下降線をたどっている。“ドル箱”だった『イッテQ!』は、ラオスやタイのお祭り企画での“やらせ疑惑”が発生し、同局上層部が初動対応を誤ったこともあり、視聴者間で不信感が渦巻き、視聴率も下がってしまった。

『DASH!!』『イッテQ!』の不振で、後番組の『行列』も引きずられるように低調になっている。同局自らの失策により、“王者”の牙城が崩れようとしているのだ。

 そんな中、急浮上しているのが、10月期に改編したテレビ朝日だ。午後6時半から始まる90分バラエティー番組『ナニコレ珍百景』は2ケタを取る回もあり、午後8時台の『ポツンと一軒家』は11日、25日と2回連続で15%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)超えを果たした。

 同じく10月期に改編したTBSの『坂上&指原のつぶれない店』(午後8時台から午後7時台に移動)は低調だが、午後8時台の『消えた天才』は18日のスペシャルで10.7%と2ケタに乗せる健闘ぶりを見せた。

 テレビ東京も月イチレギュラーながら、『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』も8~9%台をキープしており、侮れない番組だ。

「フジの『ニチファミ!』は、いわば“敗戦処理”的な番組で、日テレに対抗しようという気もなく、案の定5%前後しか取れていませんでした。しかし、フジが本格的にテコ入れしてくるからには、日曜ゴールデン帯はますます激戦区となるでしょう。『イッテQ!』の裏となる『でんじろうのTHE実験』は、正直厳しい気がしますが、『行列』の裏となる『アオハルTV』は企画次第で善戦するかもしれません。日曜午後9時台はTBS日曜劇場もあれば、テレ朝のスペシャルドラマもあります。民放各局が一気に攻め立てれば、日テレが切り崩される可能性も十分あるでしょう」(テレビ誌関係者)

 身から出たさびとはいえ、日テレの独壇場だった日曜ゴールデン帯が弱体化したことで、各局による視聴率戦争はさらに激しくなりそうだ。
(文=田中七男)

「神回」の声続出の『僕らは奇跡でできている』、榮倉奈々と視聴者がシンクロし感動の渦に包まれる

 高橋一生主演『僕らは奇跡でできている』(フジテレビ系)。第7話の視聴率は、7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と前回より0.8ポイントアップしました。大きなドラマも終盤に差し掛かり、序盤に蒔いた種が少しずつ咲き始めている印象です。

 今話では、相河の過去が明かされ、視聴者から「神回!」との声が続出。まずはあらすじから振り返っていきましょう。

(前回までのレビューはこちらから)

■セラピスト相河、再び

 ある日、相河(高橋)の大学に虹一くん(川口和空)が遊びにやってきました。しかし、家に帰ると母・涼子(松本若菜)に塾をサボったことがバレてしまい、大事なスケッチブックを取り上げられてしまいます。翌日、虹一くんはおなかが痛いと言って学校を休みますが、マンションの2階にある自分の部屋から防災用のロープを使って家を抜け出し、再び相河に会いに来ました。

「家にいたくない」という虹一くんを相河はひとまず自宅へ連れて帰り、虹一くんを預かっていることを涼子に伝えてもらおうと、水本先生(榮倉奈々)の歯科クリニックを訪れます。ちょうどそこには、虹一くんを探しにやってきた涼子の姿がありました。

 その後、相河家に涼子と水本先生が虹一くんを迎えに来るのですが、「勉強ができないことがダメだって言ってるわけじゃないの」「いつまでも逃げてるからダメだって言ってるの」と、“ダメな子”扱いされ傷ついた虹一くんは、帰宅を拒否。その日は相河の家にお泊まりすることになりました。

 翌日、相河は虹一くんを森へ連れていきます。リスがかじったクルミを見つけたり、バードコールを使って鳥たちと会話をしたり、得意な絵を描いたり、顔や服に土をつけながら、思いっきり森を満喫した虹一くん。相河家に帰ると、涼子と水本先生が待っていました。

 人と違うところが悪目立ちしてしまうという虹一くんに、母親として“やればできる”ということを教えてあげたいという涼子。でも、教科書を読むと頭が痛くなったり、しきりに瞬きをする虹一くんを知っている相河は、「やれないのかもしれない」と言います。でも、それは「(勉強を)やりたくないからですよ」と、涼子は受け入れようとはしません。

 その瞬間、怒っているような、悔しそうな、悲しそうな……なんともいえない表情をした相河は、自分の小さい頃のことやおじいちゃん(田中泯)に言われたある言葉に救われたことを、言葉を探しながら、ゆっくりと話しました。

 数日後、涼子と水本先生が相河の家にやってきました。病院で目の検査をしたところ、虹一くんは光に対する感受性が強く文字を読むときにストレスがかかってしまうそうです。その夜、「ダメなお母さんでごめんね」と謝る涼子に、虹一くんは、

「朝起こしてくれる」「ご飯を作ってくれる」「もしものときのためにベランダからロープで逃げる練習をしてくれる……」

 と、西野カナの歌詞みたいに“お母さんのすごいところ”を100個を挙げ始めます。「ダメな子」だと言われ傷ついた虹一くんに相河がしてあげたように、今度は虹一くんが「ダメな母親」と自分を責める涼子を「ダメじゃない」と認めてあげるのでした。

 その頃、相河家では家政婦・山田さん(戸田恵子)の計らいで、2人っきりで夕飯を共にする相河と水本先生。本当に虹一くんのすごいところを100個言ったのか疑う水本先生に、「水本先生のすごいところも100個言えます」と、相河は指を折りながら「時間を守ります」「会ったとき『こんにちは』って言ってくれます」とひとつひとつ挙げていきます。水本先生も泣きながら、自分自身を褒めてあげるのでした。

 水本先生が帰った後、家に戻ってきた山田さんに、相河から「僕と水本先生をどうしたいんですか?」と案外鋭い質問が。2人の結結婚式を一人で妄想し始める山田さんに、「僕は山田さんから生まれたんですよね?」と相河がさらに衝撃の質問をくりだすという『僕キセ』始まって以来のシリアスな雰囲気で今話は終了です。

■相河の“ウサギ”だった過去

 子どもの頃、人と同じようにできなくて怒られたり、周りからばかにされてきたという相河。中学生のときに入った理科クラブでの研究で初めて先生に褒められたのが嬉しくて、「すごい」と言われたいから研究を続けました。1話で水本先生は、カメを見下し、自分はすごいと証明したくて走るイソップ童話のウサギだと言った相河ですが(レビューはこちらから)、彼自身もまた、昔はウサギだったワケです。

 でも、“生き物のことだけは絶対に負けたくない”と思ううちに、プレッシャーからか研究も楽しくなくなり、つらいと感じるようになったそうです。そんなときにおじいちゃんに言われたのが、「やりたいならやればいい。やらなきゃって思うならやめればいい」という言葉。ウサギだった相河に、自分にしか見えない世界を楽しむためだけに前に進む、カメとしての生き方を教えてくれました。

「理科ができてもできなくても、僕は居てもいいんだなあって思いました」

「やれないことがたくさんありましたが……、今もありますが、やりたいことがやれてありがたいです」

 と、泣きながら、一生懸命涼子に伝えようとする姿に、視聴者からは「つらかった思いが一気に蘇ってきたんだろうな」「涙腺崩壊した」と、感動の声が。また、「高橋一生素敵だな」「演技上手いね~! 役に入ってる!」と、その演技を称賛する声も。

 確かに、自分の過去を話すときのちょっとだけ震えた声や強張った表情、無理して笑おうとして口元が震えていたり、そういう姿はまるで役と同化しているようで、初回のレビューで、「まるで高橋一生のPVのようなドラマ」と書いてしまったことを後悔したくなるくらいの名演技でした。

 

■否定せず、認めてあげること

 7話の見どころはそれだけではありません。相河が水本先生のすごいところを挙げるシーン。時間を守ったり、あいさつをしたり、相河が言うことは誰でもできることのように思えます。でも、「誰でもできることは、できてもすごくないんですか?」という相河には、水本先生と同じように、ハッとさせられた視聴者が続出。

「『すごいところ』って、『人より優れているところ』ってことじゃないんだな」「神回すぎて号泣」「当たり前のことでもすごいと褒めて感謝してくれる人がいたら強く生きていけるよね、自分もそうありたい」と、大絶賛されていました。

 序盤こそ「感じ悪い」との声が寄せられていた榮倉奈々ちゃん演じる水本先生も、5話でうっかり相河の前で泣いてしまってからは、煙たがっていた相手の家を自ら涼子と一緒に訪れたり、虹一くんのことでダメな母親と思われないか怖かったと涼子が母親としての不安を吐き出したときも、「誰がそう思うんですか?」と相河と言葉を被せたり、だいぶ変化を見せています。

「朝自分で起きます」「忙しくてもメイクをします」「一人で焼肉屋に入ります」と、相河に続けて自分のすごいところを挙げるときも、涙こそ流しているものの、表情は明るく、幸せそうに笑っていました。以前のような、トゲトゲしさはありません。相河の言葉で自信を取り戻しつつある水本先生は、「回を重ねるごとに大切なことに気づかされる」という視聴者たちの姿とシンクロしているように思えました。

「完全」ではない登場人物たちを決して否定することなく、疑問を投げかけることで相手に気づかせるというストーリーが、優しく胸に響いてくるこのドラマ。これまで批判めいたことも書いてきましたが、この7話を観て、改めて、いい作品だなあと感じました。

 さて、ラストに爆弾発言を残した相河ですが、今夜放送の8話では、山田さんとの関係がついに明らかになるそうです。物語もいよいよラストスパート、ますます目が離せなくなりそうです。

(文=どらまっ子TAROちゃん)

石橋貴明だけの『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』大好評で関根勤と木梨憲武に“不要論”噴出!?

 11月24日に『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(フジテレビ系/以下同)が放送された。『とんねるずのみなさんのおかげでした』内の人気コーナーがスペシャル番組として復活した訳だが、“みなおか”時代に出演していた関根勤と木梨憲武は不在。しかし番組は大好評で、関根と木梨に“不要論”が噴出しているという。
 
 今回の審査員は、石橋貴明、設楽統、日村勇紀、今田美桜の4人。以前までの放送のような“博士と助手”というコンセプトではなく、いずれの審査員もスーツやジャケットなど落ち着いた衣装で出演していた。しかし番組の大枠はほとんど変わらず、様々な芸人が短いモノマネを披露して落下。審査員たちが各々感想を言って、次のモノマネに…… という流れとなっている。

 そんな審査員たちの中でも、石橋の役割は主に解説役。例えば阿佐ヶ谷姉妹の「ご近所にいる人」というモノマネには、「もうなんか確立してるよね。色んなところでも見るもん」「立派になられて」とコメント。そして設楽が進行役として番組を回し、日村と今田が賑やかしとして華を添えていた。

「今回の放送の平均視聴率は10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)となっており2桁台を記録。これは『とんねるずのみなさんのおかげでした』最終回の9.7%を超える数字となっています。番組の内容自体も好評で、『石橋の解説が相変わらず面白い』『博士と助手時代よりも良いのでは?』といった声も。そのためネット上では、『関根と木梨って要らなかったのか……』『以前は“解説役が3人”みたいな構成だったしな』などとも囁かれていました」(芸能ライター)

 特に“とんねるず”の2人には、「“みなおか”終了以降あまりコンビで番組に出演してない気がする」との指摘も。確かにどちらかというと石橋がソロでテレビに出演している姿を多く見かけるが、木梨の方も日々をマイペースに楽しんでいるようだ。

「“レギュラー番組がほぼ0”と言われている木梨ですが、プライベートの方は充実している模様。先日競馬の騎手・蛯名正義がTwitterで公開した会食写真にも写り込んでおり、ヒロミや蛯名ら男性数名と楽しいひと時を送ったようです」(同)

 不要論が飛び出した関根と木梨だが、本人たちも無理して番組に出演する必要性は感じていないのかも。今後の『細かすぎて伝わらない~』シリーズも石橋たちに任せて、充実した余生を送ってもらいたい。

木梨憲武『細かすぎて~』不参加の裏に、フジテレビへの不信感「芸人への愛情がなさすぎる!」

 今年3月に終了したフジテレビ系バラエティー番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』の人気コーナー「博士と助手~細かすぎて伝わらないモノマネ選手権~」が、スペシャル番組『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』として復活し、今月24日に放送された。同番組に、とんねるず・石橋貴明は出演したが、木梨憲武は不参加となった。

「木梨さんとしては『みなさん』に対する思いも強く、人気だったコーナーだけを復活させるということに納得できずに不参加となったようです。確かに、とんねるずがメインとなるコーナーだったわけでもないし、“別に俺は必要ないだろう”という気持ちもあったのかもしれません。ただ、自分の思いを無視するような形で『伝わらないモノマネ』だけを復活させたフジテレビに対しては、少なからず不信感を抱いているみたいです」(お笑い関係者)

 前身番組を含めると、30年にわたって続いてきた『とんねるずのみなさんのおかげでした』だったが、最終回を迎えるにあたって特に大きなスペシャル番組などは組まれず、あっさりと幕を閉じた。フジテレビの歴史において、かなり重要な位置を占める番組の最後としては異例の形だったといえる。

「とんねるずサイドがいつも通りで終わりたいと思っていたがゆえの最終回だったそうですが、本当ならフジの方から、何か特別なことをするべき状況。周囲からは“フジは冷たすぎる”といった声も聞こえてきます」(テレビ局関係者)

 ここ数年、低迷している同局では、マンネリ化を打破すべく、『笑っていいとも!』、『めちゃ×2イケてるッ!』『SMAP×SMAP』といった長寿番組を次々と終了させている。

「番組それぞれにいろんな事情もあるので、一概に言えることではないのですが、フジは“長寿番組を終わらせることが打開策になる”と信じ込んでいるような印象を受けます。とりあえず世代交代すればどうにかなると思っているというか……。編成サイドのそういった安直な姿勢に対して、寂しい思いを持っているベテランタレントも多いようです」(同)

 しかし、長寿番組を終わらせたからといって、新たなヒット番組が生まれているわけでもない。

「かつて、とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ナインティナインといった芸人たちを、若手時代からバラエティー番組の第一線で起用し、育ててきたのがフジだったが、今は若手の育成にまったく力を入れていない。“お笑い8年周期説”にのっとって、複数の若手芸人を発掘し育てる『新しい波』シリーズも、結果が出る前に終わらせていますしね。そういった姿勢がさらに芸人の不信感を呼び、番組のクオリティーが落ちていくのだと思います。木梨さんが『細かすぎて~』に出ないというのも、同局の芸人に対する愛情があまりにもないからなのだと思いますよ」(前出・お笑い関係者)

 革新的な企画もなく、ニュースターを発掘する気もないフジ。どん底から抜け出せる日は来るのだろうか……。

『SUITS/スーツ』第7話 いろんな要素を詰め込み過ぎて、話がややこしいわりに内容が薄い……

『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)第7話。「超緊急事態発生!!敵は史上最強の弁護士!!」

(前回までのレビューはこちらから)

■最強の弁護士がショボすぎる!

 今回の案件はホテルグループの合併交渉。

 甲斐正午(織田裕二)のクライアント「桜庭リゾート&ホテル」は、近々4つのホテルで五つ星の評価を得ることが決まっているなど、日本国内においては超優良ホテルとして知られている。

 一方、合併相手である大手ホテルグループ「KJO」は世界規模で展開しており、合併交渉でどちらが主導権を握るかという争い。

「KJO」側の代理人弁護士は「弁護士法人セイント」代表・聖澤敬一郎(竹中直人)。幸村チカ(鈴木保奈美)とも因縁のある最強弁護士だ。

……ということで、「負けを知らない弁護士」である甲斐と、最強の弁護士・聖澤との熱いバトルが繰り広げられるのかと思いきや、これがショボイにもほどがあった。

 超・上から目線での合併案を提示してきた聖澤に対し、甲斐たちは「KJO」の弱味をつかんでマウンティングを取り、逆に「桜庭リゾート」側に有利な条件で交渉を進めることに成功。

 かと思いきや、「KJO」は交換したお互いの資産状況のデータを元に敵対的買収を仕掛けてきた!

 そこで甲斐は、五つ星が決まっていたホテルをライバルグループに売却して資産価値を半分以下にするという対抗策に打って出る。

 結果、アッサリと頭を下げてしまう聖澤。どこが最強弁護士なんだ!?

「超緊急事態発生!!敵は史上最強の弁護士!!」と、ビックリマークを4つも使っていたのに……。竹中直人の無駄遣いにもほどがあるよ。

 

■話がややこしいわりに内容が薄い

 今回は、合併交渉以外にも内容を詰め込み過ぎて、肝心の甲斐 vs 聖澤のバトルをじっくり描く余裕がなくなっていた感が強い。

・「セイント」への蟹江貢(小手伸也)の引き抜き騒動。
・聖澤とチカとの因縁。
・聖澤とパラリーガルの真琴(新木優子)との親子関係。
・鈴木大輔(中島裕翔)の経歴詐称がバレるバレない問題。

 などなど、さまざまなエピソードが同時進行する、小粋なストーリー展開を演出したかったのかもしれないが、話があっちこっちに飛んでややこしいわりに、内容が薄いという悲しい結果に。

 原作であるアメリカ版での聖澤敬一郎にあたるロバート・ゼインは、第2シーズンの終盤から登場し、その後、準レギュラーとなっていく重要なキャラクターなのだが、第2シーズン以降があるかどうかもわからない日本版で、チョロッと単発で出てきただけの聖澤が、いきなりいろんなバックグラウンドを背負わされても荷が重いってものだろう。

「幸村・上杉法律事務所」の名前にもなっている「上杉」の親友という設定も、その上杉が今まで一度も登場していない(どころか話題にも上がっていない)のでは「誰それ?」状態。

 蟹江の引き抜き問題に関しても、蟹江と聖澤の密会が娘・真琴に目撃されたりと、思わせぶりなシーンはありつつも、ギャラを上げたらアッサリ事務所への残留を決めるなど、「なんだったんだアレ、いるか、このエピソード!?」と叫びたくなってしまう。

 中でも、もっとも興味をひかれないのが、大輔の経歴詐称がバレるバレない問題。

 今回に限らず、ちょいちょいストーリーに絡んでくるこの問題だが、そもそも日本で経歴詐称をして弁護士になりすますという設定自体に無理があり過ぎて、「バレるバレないという以前に、なんでそれが成立しているのかが分からないよ!」という状態。

 おかげで「バレそう!」というシーンでもたいした緊張感が生まれていない。この設定、なくてもよかったのでは……。

 そして「一回見た物を完全に記憶できる」という大輔のスゴイ特殊能力の活用されてなさも悲しい。

 上手く活用できない設定だったら、ムリにアメリカ版から引き継がなくてもよかったのではないだろうか。

■フジテレビが必死でゴリ押ししているが……

 2話連続の再放送をしばしば行ったり、『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』に、谷元砂里役の今田美桜を起用した上、山本高広に『SUITS』撮影現場での織田裕二モノマネを披露させたりと、フジテレビ的にかなりゴリ押している本作だが、視聴率は1ケタ台を更新中。

 評価の高いアメリカ版の『SUITS』を原作にし、フジテレビの黄金期の象徴ともいうべき織田裕二&鈴木保奈美をキャスティング。

 ここまで力を入れたドラマで視聴率的にコケるわけにはいかないが、テコ入れしようにも既に撮影は終了してしまっているため、ドラマの内容には手を入れられない……。

 そんな理由から、あの手この手でゴリ押ししてきているんだと想像されるが、やはり肝心のドラマ自体が盛り上がらないとどうにもならないだろう。

 日本版独自要素と思われる柳慎次(國村隼)の存在や、ちょいちょい意味ありげに登場してくる「江森ソフトキャラメル」など、気になる要素はあるので、今後、それらがフィーチャーされてドーンと盛り上がっていってもらいたいところだが……!?
(文とイラスト=北村ヂン)

石橋貴明が“木梨憲武抜き”でも『細かすぎて』強行の裏事情「鈴木保奈美の活躍で……」

「この話がフジテレビから最初に来たときの2人の反応は、真逆だったそうです。石橋さんは『いいね! ぜひ、やろう!』とノリノリだったのに対して、木梨さんは冷めた感じで『なんで終わったばかりなのに、すぐやるの?』と、話を持ってきたフジテレビに呆れた感じだったようです」(テレビ局関係者)

 今年3月に前身番組から数えて30年、放送1,340回の歴史に幕を閉じた『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)。その人気コーナー『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』が装いも新たに土曜プレミアム『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』として放送されるのだが、番組からは公式に木梨の不在が発表された。

「もともと番組の1コーナーだったわけですから、とんねるずの2人がいないと不自然なのは当然です。なので、しばらくはフジも説得をしていたようですが、ぜんぜん首を縦に振る様子のない木梨さんを見かねて、石橋さんも『もういいよ、ほっとけよ。個展にでも行ってるってことにしとけ!』と。それで当時番組に一緒に出てたくりぃむしちゅーの有田哲平さんか、仲の良いバナナマンのどちらかをキャスティングすることで話を進めたようです」(番組スタッフ)

 結果、バナナマンの2人と、今田美桜がキャスティングされたのだが……。

「そもそも、フジテレビも番組が終わる直前は2人の関係性が最悪だったのもわかっているはずです。ホテルも移動車も、地方に入る新幹線すら別という状態でしたからね。そんな2人が番組が終わって1年も経たないうちに一緒にやるというのは、ありえないですよ」(芸能事務所関係者)

 石橋は石橋で、どうしてもこの『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』をやりたい理由があったという。

「それは鈴木保奈美さんの活躍ですね。親しい人には『事務所の社長としてうちのタレント(鈴木保奈美)があれだけ頑張ってるのに、社長がもっと頑張らないと』と話していたようです。『もっと仕事がしたい!』と旧知のプロデューサーたちに自分で営業電話もしているようです。実際、今の地上波のレギュラーは、フジテレビ系の『石橋貴明のたいむとんねる』の1本だけ。これも毎週放送という触れ込みでしたが、ゲストがなかなか決まらなくて、収録ができない週もありました」(前出・番組スタッフ)

 一方の木梨は、新しくラジオ番組を始めたり、ライブ活動をしたりと精力的に活動している。

「ファンクラブも解散して、事務所の役員も辞任してからは、本当に自由に仕事をしている印象です。木梨さんも『俺は最後は自転車屋もあるから』といって、『これからは好きな仕事をやるよ』と話していましたね。とはいえ、解散までは考えていないようで、笑いながら『今解散しても話題にならないでしょ』と言ってましたが、業界ではいつその“Xデー”があるか、ヒヤヒヤしていますよ」(テレビ局関係者)

『細かすぎて』特番の視聴率が、2人の関係に影響するかもしれない!?

幸せを掴むのは強い者ではなく変化できる者──佐々木蔵之介主演ドラマ『黄昏流星群』第7話

(前回までのレビューはこちらから)

【幸せを掴むのは強い者ではなく変化できる者──佐々木蔵之介主演ドラマ『黄昏流星群』第7話】

 連続ドラマの楽しみはいくつかある。初回で見られる出演者たちの役とのハマり具合、人間関係が変化していく中での新たな表情や仕草、最終回で漂ってくる役をやりきった感。それぞれ、俳優というエンターテイナーが、与えられた役とどう向き合ってきたかが、透けて見えることが面白い。

 中でも、物語が中盤に差し掛かり、演者が役になりきった頃、それぞれのキャラクターの輪郭がくっきりと浮かび上がってくるあたりが好きだ。演じる者と演じた役の、人間としての魅力が見えてくると言ったらいいだろうか。

 ドラマ『黄昏流星群』(フジテレビ系)第7話。まさに、この物語のキャストの魅力が、グンと上がった回であった。

 入院中の完治(佐々木蔵之介)の元に、学生時代からの友人である須藤(岡田浩暉)と聡美(八木亜希子)がお見舞いにやってくる。ともに離婚を経験した二人は付き合い始めたらしい。祝福する完治に須藤はある相談を持ちかける。

 須藤の相談は、別れた家族との写真やホームビデオを、完治の倉庫で預かってもらえないかというものだった。その依頼に発想を得た完治は、個人の思い出の品を預かる「想い出ボックス」というサービスを提案する。
 
 職場を牛耳る課長の川本(中川家・礼二)には、「ろくな売上げにはならない」と反対されるが、完治は、全て自分一人でやると宣言し、事業を立ち上げる。
 今回は、主題である恋愛劇に加え、企業内での事業立ち上げのドラマでもあった。まさに「プロジェクトX」(NHK)の世界だ。基本的に、日本人はこの手は話が大好きである。規模の差はあれ、現在放送中の「下町ロケット」(TBS系)にも通じる設定であろう。

 ホームページの立ち上げ、ビラ配り、荷物の管理、すべてを一人でこなし、完治は忙しい毎日を送る。出向以来忘れていた、仕事に対する情熱を取り戻したようだ。

 エリート社員という経験をしたことがないので、よくはわからないが、「出向」を「出世競争からの脱落」と捉えて、悲観的になったり、やる気をなくしてしまったりする人が多いようだ。だが、人の幸せなどというのは、出世だけではないはず。硬いものほど簡単に折れてしまうと言うが、いつまでもそのプライドを抱えて落ち込んでいるより、与えられた職場に合わせて自分を変えていき、やりがいのあることを見つけたほうが、ずっと幸せなはずだ。その点では、完治もようやく職場での幸せを掴んだといえる。

 サービス拡充のため、古いビデオや写真をデジカル化する作業も手がけるようになり、ますます完治の負担は増えていく。職場の面々も気にはしているが、川本の目を気にしてか、なかなか手伝おうとはしない。

 そんな忙しさの中で、完治は、栞(黒木瞳)とゆっくり話す時間も取れずにいた。これまで、完治の方が積極的であった交際も、会えない日が続く中、栞の方も寂しさを感じるのだった。

 そして、栞が思い悩んでいることは他にもあった。完治が入院している病院に行った時、完治の娘・美咲(石川恋)と遭遇し、そこで「父と別れて欲しい」と言われていたのだ。

 一方、完治の妻・真璃子(中山美穂)も、思い悩んでいた。夫の浮気、娘の不倫、そして、自身の日野(ジャニーズWEST・藤井流星)との関係。悩む真璃子は、結納を前にし、娘の真意を確かめようとする。しかし、逆に娘から、「本当に完治のことが好きなのか?」と問い詰められてしまう。

 ある日、一人で残業をする完治の元へ、真璃子がやってくる。差し入れを持ち、手伝いに来たのだ。自分にも味方がいると心強く感じる完治。倉庫から見える、きれいな月を見ながら、二人は仲良く差し入れを食べる。

 間の悪いことに、ちょうどその時、真璃子は職場を訪れ、二人の姿を見てしまう。乗り込んでいくのか、見ないふりをするのか……真璃子が選んだのは、その場から立ち去ることだった。

「想い出ボックス」の事業は軌道に乗り始めた。リニューアルされたホームページ、スマートフォン用のアプリなどが功を奏し、ネット上でも話題になり、申込みも急激に増えていったのだ。自分一人では対処しきれない、手伝ってもらいたいと、社員にお願いする完治。頑張る姿を見ていた職場の面々は、協力を申し出、川本もしぶしぶ了承するのだった。

 日野の母・冴(麻生祐未)は、ガンが再発していた。日野は、母にそれを伝えるが、冴は「運が良かった。あなたの結婚式に間に合う」と、むしろホッとした表情を見せるのだった。

 その夜、日野が向かったのは真璃子の元だった。「美咲を送ってきた」そう噓を言って、真璃子を呼び出し、デートに誘い出し、夜の遊園地に行く。

 婚約者に別に好きな人がいるという日野と、夫の不倫に悩む真璃子。パートナーに裏切られた二人の心の傷は、どこか似ているのかもれしれない。日野の思いには応えらせないとしながらも、真璃子はどこかで彼を求めているのだ。

 完治は、美咲の不倫相手の戸浪(高田純次)が、ロンドンの大学に客員教授として行くことになったことを聞かされる。「もう別れた。会いたくても会えない」という美咲を信じるしかなかった。

 そして、美咲と日野の結納が交わされる。どこにでもあるような幸せな家庭。そんなひとときは、嵐の前の静けさであったのかもしれない。

 思い出ボックスの整理も一段落し、従業員は、達成感を覚える。仕事で大切なのは、達成感なのだ。完治自身も、一息つき、栞の家にお礼を言いに行く。しかし、出てきたのは、栞と一緒に食堂で働く小俣(山口美也子)だった。そして、「完治とは別れたい」という栞の言葉を伝えるのだ。

 自宅に帰った完治を待っていたのは、さらなるショックだ。美咲が、戸浪を追ってロンドンに行くという置き手紙があったのだ。完治たちの一家に暗雲が立ち込め始めた…。

 今回は、仕事と恋愛のバランスについて描かれていた。個人的な見解を述べるなら、えてして、忙しく仕事をしている人ほど、恋愛などにも積極的であるように思う。時間的に制限されることはあるが、その分、ストレスや精神的な疲れの中で、誰かを求める気持ちが強まっていくのではないだろうか。最近何かと話題のカルロス・ゴーンだって、あれだけの激務の中で、前妻と離婚し、新しいパートナーを見つけ再婚しているのである。「英雄色を好む」という言葉は、あながち噓ではないのだろう。

 次回は、今回の成功物語とは違って、かなりの波乱が起きそうだ。婚約を破棄した美咲の行方、日野と真璃子の関係に気づく冴、そして栞の体調も気になる。終盤に向かって、魅力が増したキャストとともに、展開を見届けたい。

(文=プレヤード)