『FNS歌謡祭』上坂すみれの歌唱中に放送事故!? “謎の男性”が映し出され「怖い」と話題に

 12月5日に『2018 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)が放送され、人気女性声優の上坂すみれがパフォーマンスを披露。人気アニメ『ポプテピピック』の主題歌「POP TEAM EPIC」を歌ったのだが、背後の巨大スクリーンに“謎の男性”が映し出され視聴者をざわつかせている。

 この日上坂は黒いドレスに身を包んで登場。スクリーンには『ポプテピピック』のOP映像が映し出され、バックダンサーが踊る中「POP TEAM EPIC」を歌唱した。しかし曲の後半にさしかかると、スクリーンに実写の男性がアップで登場。それまではアニメーションの映像が映されていたため相当浮いており、ステージで歌う上坂よりも目立ってしまう。

 突然の異変に視聴者からは、「あれ? 放送事故?」「映像間違えたのかな?」「後ろの男性誰……」「なんか怖い」といった声が。その後突然スクリーンに現れた男性は何故か走り出し、『ポプテピピック』のキャラクター“ピピ美&ポプ子”と共に飛んで行った。一体上坂のパフォーマンスで何が起こったのだろうか。

「スクリーンに登場した男性は人気声優の蒼井翔太です。彼は『ポプテピピック』最終話のラストに“本人役”で登場。今回映されたのはそんな最終話の映像だったのですが、事情を知らない視聴者は困惑してしまったのかもしれません。“クソ4コマ”を自称する同名漫画をアニメ化した『ポプテピピック』は、主要人物の声優を毎回変えるなど斬新な手法が話題に。Twitter上で世界のトレンドに『ポプテピピック』が入るほど注目を集めました。そんな“クソアニメ”の締めくくりとして登場したのが実写の蒼井で、それまで“イケメン声優”として人気を博してきた彼がすっかり“芸人枠”に。声優ファンからは『ポプテピピック最大の被害者』などとも囁かれています」(芸能ライター)

 アニメのみならず『2018 FNS歌謡祭』でも“全て持っていった”蒼井だが、戸惑っているのは視聴者だけではない模様。蒼井本人も、自分自身の登場に混乱していたという。

「蒼井は『2018 FNS歌謡祭』をTwitterで実況していたのですが、例の映像が映し出されると『ちょっと!!!!!』『あかんて!!!!!!!』と狼狽。『すみぺ殿の大事なテレビ出演の時に……すみぺ殿、すいません』とも投稿していました。本当に知らなかった訳ではないと思うのですが、見事なTwitter芸でファンは大盛り上がり。ちなみにTwitterのトレンドでは、『上坂すみれ』を超えて『蒼井翔太』が2位にランクインしています」(同)

 アニメさながらの“謎演出”で注目を集めた『ポプテピピック』。アウェイと見られていた『2018 FNS歌謡祭』でも爪痕を残しており、やはりバズるべくしてバズったのだろう。

『FNS歌謡祭』上坂すみれの歌唱中に放送事故!? “謎の男性”が映し出され「怖い」と話題に

 12月5日に『2018 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)が放送され、人気女性声優の上坂すみれがパフォーマンスを披露。人気アニメ『ポプテピピック』の主題歌「POP TEAM EPIC」を歌ったのだが、背後の巨大スクリーンに“謎の男性”が映し出され視聴者をざわつかせている。

 この日上坂は黒いドレスに身を包んで登場。スクリーンには『ポプテピピック』のOP映像が映し出され、バックダンサーが踊る中「POP TEAM EPIC」を歌唱した。しかし曲の後半にさしかかると、スクリーンに実写の男性がアップで登場。それまではアニメーションの映像が映されていたため相当浮いており、ステージで歌う上坂よりも目立ってしまう。

 突然の異変に視聴者からは、「あれ? 放送事故?」「映像間違えたのかな?」「後ろの男性誰……」「なんか怖い」といった声が。その後突然スクリーンに現れた男性は何故か走り出し、『ポプテピピック』のキャラクター“ピピ美&ポプ子”と共に飛んで行った。一体上坂のパフォーマンスで何が起こったのだろうか。

「スクリーンに登場した男性は人気声優の蒼井翔太です。彼は『ポプテピピック』最終話のラストに“本人役”で登場。今回映されたのはそんな最終話の映像だったのですが、事情を知らない視聴者は困惑してしまったのかもしれません。“クソ4コマ”を自称する同名漫画をアニメ化した『ポプテピピック』は、主要人物の声優を毎回変えるなど斬新な手法が話題に。Twitter上で世界のトレンドに『ポプテピピック』が入るほど注目を集めました。そんな“クソアニメ”の締めくくりとして登場したのが実写の蒼井で、それまで“イケメン声優”として人気を博してきた彼がすっかり“芸人枠”に。声優ファンからは『ポプテピピック最大の被害者』などとも囁かれています」(芸能ライター)

 アニメのみならず『2018 FNS歌謡祭』でも“全て持っていった”蒼井だが、戸惑っているのは視聴者だけではない模様。蒼井本人も、自分自身の登場に混乱していたという。

「蒼井は『2018 FNS歌謡祭』をTwitterで実況していたのですが、例の映像が映し出されると『ちょっと!!!!!』『あかんて!!!!!!!』と狼狽。『すみぺ殿の大事なテレビ出演の時に……すみぺ殿、すいません』とも投稿していました。本当に知らなかった訳ではないと思うのですが、見事なTwitter芸でファンは大盛り上がり。ちなみにTwitterのトレンドでは、『上坂すみれ』を超えて『蒼井翔太』が2位にランクインしています」(同)

 アニメさながらの“謎演出”で注目を集めた『ポプテピピック』。アウェイと見られていた『2018 FNS歌謡祭』でも爪痕を残しており、やはりバズるべくしてバズったのだろう。

『FNS歌謡祭』、平均14.2%で好調も「浜崎あゆみだけ収録?」「違和感すごい」と批判相次ぐ

 12月5日にフジテレビ系で放送された『2018 FNS歌謡祭』第1夜が、平均視聴率14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。昨年の第1夜平均13.6%を0.6ポイント上回る結果となったが、ネット上では浜崎あゆみのステージに“違和感”を覚える者が続出したようだ。

「この日、瞬間最高視聴率をマークしたのはEXILEの『Lovers Again』歌唱シーン(18.3%)でしたが、放送前からネットの注目を集めていたのは浜崎でしょう。番組は、浜崎が宇多田ヒカルの『Movin’ on without you』をカバーすると告知しており、ファンは『あゆはせっかくデビュー20周年なのに、自分の曲は歌わないの!?』と、ザワついていました」(芸能ライター)

 また、近年の浜崎は“体形の変化”が話題になることも多い上、“歌唱力低下”も取り沙汰されている。そのため、ネット上では「この番組って生放送だよね? 今のあゆに生歌で宇多田を披露させるなんて大丈夫なの?」と心配されていたが、実際に浜崎のステージが始まると「ちょっと痩せたね!」「パフォーマンスも、想像してたよりは悪くない」「あゆっぽくていいじゃん」などと好意的なコメントも散見された。

「しかし一方で、『宇多田の世界観が、浜崎のせいで下品になってた』『アレンジや演出センスがダサい』など、批判も少なくありませんでした。さらには『なんか浜崎の時だけ、急に画質が荒くなったような……』という指摘も。同様に感じたネットユーザーも多かったようで、『事前に収録された映像っぽくない?』『収録だったら、いろいろ修整もしてるんだろうなぁ』といった声のほか、『ゲームの画面みたいな違和感』『浜崎のステージだけプレイステーションかと思った』とも言われていました」(同)

 ネット上には「4K対応も広まりつつある2018年とは思えない、荒々しい映像だった」との書き込みもあったが、もしも本当に浜崎の出演映像に加工が施されていたのなら、修整スタッフの苦労を思わずにはいられない……。

霜降り明星も『孤独のグルメ』も『チコちゃん』も逃していた……フジテレビの「見る目のなさ」が絶望的すぎる

 霜降り明星の史上最年少優勝で幕を閉じた『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)。フジテレビの幹部たちは、苦虫をかみつぶすような表情でその姿を見ていたのではないだろうか。テレビ局関係者はこう話す。

「霜降り明星は、フジテレビが大々的に売り出すはずだったコンビですからね。それなのに、フジテレビが霜降りプッシュをやめた途端にしっかり結果を出したということで、大後悔をしていると思いますよ」

“お笑い8年周期”に基づき、次世代のスター芸人を発掘するフジテレビの深夜番組『新しい波24』に出演していた霜降り明星。同番組出演芸人からの選抜メンバーによる『AI-TV』でもメイン扱いでレギュラー出演しており、そのまま順調にいっていれば、それこそダウンタウンやナインティナインのように、フジテレビのバラエティー番組の顔となっていたかもしれないのだ。しかし、『AI-TV』は2018年3月に終了。放送期間はわずか半年だった。

「視聴率も芳しくなかったということで、フジテレビはあっさり番組を終わらせてしまった。もっと長い目で見ていれば、すぐに霜降り明星も結果を出せたのに……。しかも、同番組にはゆりやんレトリィバァも出ていましたからね。フジは本当にもったいないことをしたと思います」(同)

 最近のフジテレビは霜降り明星だけでなく、いろいろな“ヒット作”を逃し続けている。

「今となっては大人気シリーズとなっている『孤独のグルメ』は、もともとフジテレビに持ち込まれた企画だったんです。でも、フジは“これでは数字が取れない”と判断して、企画を通さなかった。そして、テレビ東京に持っていったら大ヒットしたというわけです。フジは本当に見る目がありません」(制作会社関係者)

 さらに、NHKのヒット番組『チコちゃんに叱られる!』も、もしかしたらフジテレビで放送されていたかもしれないのだという。

「『チコちゃん』のプロデューサーは、共同テレビの小松純也氏です。小松氏はフジテレビの社員で、現在は共同テレビに出向している状態。フジテレビ時代には『ごっつええ感じ』『笑っていいとも!』『SMAPXSMAP』『27時間テレビ』など、数多くのバラエティー番組に関わってきましたが、サラリーマンの難しいところで、人事異動で現場を離れることとなった。おそらく本人としては現場に戻りたいという思いがあったのでしょうね。共同テレビに出向し、番組制作の現場に戻ってきたんです。そして、NHKでヒットさせたのが『チコちゃん』だった。もしも、フジが小松氏をずっと現場に置いていれば、『チコちゃん』がフジで放送されていたかもしれない。本当にもったいないですよね」(同)

 まさに「逃した魚は大きい」状態のフジテレビ。長引く視聴率低迷から抜け出せないのも納得できる。

高橋一生『僕らは奇跡でできている』は、育児に悩むママたちの“心の救済”ドラマ!? 支持されるワケは“媚びなさ”

 高橋一生の演技力を評価する声が続出しているドラマ『僕らは奇跡でできている』(フジテレビ系)。念のため触れておくと、11月27日放送の第8話の視聴率は、6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と前回より0.8ポイントダウン。しかし、そのわりにドラマを見た子育て層からは、称賛の声が上がっているようです。

 一体何がママたちに刺さったのか、今回もあらすじから振り返っていきたいと思います。

(前回までのレビューはこちらから)

■タコの謎と「奇跡」の話

「僕は山田さんから生まれたんですよね?」と、家政婦の山田さん(戸田恵子)に質問を投げかけた相河(高橋)。子供の頃、祖母に両親は星になったと言われていたものの、15年前の大学2年のとき、海外に行くためパスポートを取得した際、戸籍謄本を見て山田さんが母親であることを知ったそうです。

 でも、なぜ死んだはずの人間が家政婦としてまた現れたのか、いろいろな仮説を考えるうちにどうでもよくなり、山田さんにもそのことを言うつもりはありませんでした。相河は鮫島教授(小林薫)に相談したり、山田さんに料理を習うことになった水本先生(榮倉奈々)にアドバイスを求めますが、山田さんとはギクシャクしたまま。

 山田さんも山田さんで、義理の父であるおじいちゃん(田中泯)や鮫島教授の元に相談へ。教授には、「自分のことも、一輝のことも信じていないから、本当のことを言っても言わなくてもうまくいかない」と言われ、すべてを打ち明ける覚悟を決めます。

 その夜、山田さんは、相河の個性が欠点に見えていたこと、自分はダメな母親だと感じ普通の子に育てようと余計に頑張ったこと、相河が3歳のときに相河の父親が亡くなり追い詰められていたことを明かします。

 そして、相河が4歳の時、買い物に出かけたまま家には戻らず温泉へ行き、「明日は帰ろう、明日は帰ろう」と思いながらも帰ることができなかったそう。その後、相河が15歳の時におじいちゃんとバッタリ出会い「戻ってこないか?」という言葉で、母親としてではなく、家政婦として家に戻ってきました。

「母親だと一生名乗らないって決めました。それが、私が自分に与えた罰です」

 涙ながらに謝罪する山田さんをじっと見つめながら、自分も目に涙を滲ませ、静かに話を聞いていた相河は、自室に入っていきます。

 翌日、あの日山田さんが買い物に行ったのは、自分が「丸ごとのタコが見たい」と言ったからだと思い出し、おじいちゃんの元を訪ねた相河は、タコを買いに出かけようとした山田さんにおじいちゃんが「温泉にでも行ったら?」と2万円を手渡していたことを聞かされます。

 その夜、遅くに帰宅した相河は、山田さんに「ネコはネコ目なのに、イヌはイヌ目ではなくネコ目」と、動物の分類学の話を始めます。どちらも肉食で共通の祖先から枝分かれした生き物ですが、この分類上の呼び方は全く重要ではないとか。つまり、家政婦か母親かも全く重要ではなく、「重要なのは山田さんが存在していること」だそう。そして、自分が生まれる確率は計算しきれないほど奇跡的で、その奇跡の連続で自分が存在していることを熱弁しながら、

「山田さんから生まれてきて良かったです。山田さん、ありがとうございます」

 と、涙ながらに感謝を伝えます。そして一輝が釣ってきたタコを料理し、2人で美味しく食べるのでした。

■“ダメな母親”と悩んでいた山田さん

「自分が“先送り”が得意なのは、温泉に行って、明日帰ろう、明日帰ろうって思ってるうちに帰れなくなったという山田さんに似たから。それを聞いたとき、ちょっとうれしかった」

 嫌なことの象徴だったタコを釣って帰ってきた相河は、山田さんに言いました。

「僕にとってタコは、大好きの象徴だったんです。タコが食べられなくなるほど、あの頃の僕も山田さんのことを大好きだったってことですから」

 この言葉に、山田さんはどれだけ救われたことでしょうか。中には子どもを捨てた山田さんに対して批判めいた声もあるようですが、「誰にでも山田さんみたいになり得る可能性はある」「子育てに悩みがない母親なんて母親どこにもいない」「このドラマって母親をよく知ってるなと思う」「毎回救われてる」「前向きになれる」と、子育て中のママたちからは絶賛の声が多く上がっていました。

 7話で、虹一くん(川口和空)の母・涼子(松本若菜)は、子育てに悩み、自分のことをダメな母親だと悩んでいました(レビューはこちら)。その姿は、相河の前から姿を消した過去の山田さんであり、虹一くん親子の葛藤は、子供の頃の相河と山田さんの葛藤でもあったわけです。それを知ってから7話で、虹一くん親子に寄り添う2人の言動を思い返すと、すごく腑に落ちるし、なんともいえない切なさがあります。録画している人は、8話を見た上で、7話を見返してみてください。

 なお、今回あまり出番がなかった虹一くん親子ですが、病院で目の検査を受けた虹一くんは、文字が見えやすくなって頭が痛くならない魔法のメガネを、涼子ママは、虹一くんのいいところがいっぱい見える透明な魔法のメガネを手に入れたと、虹一くんが相河にうれしそうに言っていました。相河と山田さんは、おじいちゃんと鮫島先生に助けられたように、今度は自分たちが2人を救ってあげたのです。

 それにしても、山田さんに2万円を渡したおじいちゃん、かっこよすぎませんかね。きっと、山田さんと相河がそのままずっと一緒に居たらお互いが壊れてしまうとわかっていたんでしょう。「どうして11年後に戻ってきたのかな?」と問う相河に、「一輝とまた、一緒に暮らすために必要な時間が11年だった。 それだけのことだよ」と、さも当然のことのように答えたシーンも、胸が打たれました。

 

■「回想ナシ」の視聴者に媚びない演出

 そういえば、ドラマ序盤では過去の回想シーンがあったのですが、このところは全くナシ。今話でも、山田さんが育児に悩んで家を出て行く場面や、こっそり見に行った運動会でおじいちゃんと再会する場面など、挿し込もうとすればいくらでもその要素はありました。でも、それをせずとも視聴者を惹きつけ感動させることができたのは、脚本はもちろんなんですが、役者陣の絶対的な演技力があるからだと思います。

 山田さん役を演じる戸田恵子さんの語りは、声の抑揚やちょっとした間の取り方からそのときの心情が伝わってきたし、高橋一生さんも、真相を知った相河の複雑な心情をちょっとした目の動きだけで表現されていました。そのシンプルな演出だったからこそ、スッと物語に入り込むことができたように思います。

 幼少期の相河が、母親がいなくなって悲しがったり、家を出た山田さんが相河を想って涙したり……お涙頂戴的な演出ってありがちかと思いますが、この作品はそういった“媚び”をせず、視聴者の想像に全てを委ねているところが、ドラマを見た人の満足度が高い理由なのかなあと思いました。相変わらず視聴率は低いですけど。

 

■ドラマタイトルの伏線回収。残るは……

「最終回」といってもおかしくない展開で、相河と山田さんの会話から、ドラマのタイトルの伏線も回収された第8話。残る伏線は、相河にゾッコンな生徒・青山琴音(矢作穂香)の恋心と、実家のコンニャク屋を継ぐか・継がないかで迷っている新庄龍太郎(西畑大吾/関西ジャニーズJr.)の進路、沼袋先生(児嶋一哉)の素顔といったところでしょうか。

 今夜放送の第9話の予告を見ると、青山が相河に告白をしたり、相河が水本先生に「僕は、水本先生のことが……」と言ったり、ラブ展開が動きそうな予感。今話で元彼・雅也(和田琢磨)に自分の素直な気持ちをぶつけ、元サヤに収まるかと思いましたが、別れることを選んだ水本先生。ただ、山田さんに、相河との関係をキッパリ否定していただけに、2人がくっつくことはないように思いますが、果たして……。

(文=どらまっ子TAROちゃん)

『SUITS/スーツ』第8話 B’zの歌がサプライズだって!? 視聴率のためなら手段を選ばないのか……

『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)第8話。「情報漏えい者は誰だ!? 最終章スタート!!」

(前回までのレビューはこちらから)

■あのエロスを振りまく弁護士が再登場

 今回の案件は、有害性塗料によって健康被害を負ったと主張する原告団が、大手建設会社「烏丸建設」を相手取って起こした集団訴訟。

 一審を担当した原告団の弁護士が裁判直前にスキャンダルで炎上し、廃業に追い込まれてしまったということで、甲斐正午(織田裕二)とアソシエイトの鈴木大輔(中島裕翔)が新たに弁護を担当することに。

 相手方「烏丸建設」の弁護士は、甲斐の後輩でもあるスタンリー法律事務所の畠中美智瑠(山本未來)。

 大輔が担当するはじめての裁判の時に「嬉しいです、初体験のお相手になれて(は~と)」なんて、エロスを振りまいていたあの弁護士だ。

「勝つためには手段を選ばない」という甲斐イズムを継承している美智瑠は、原告団ひとりひとりの弱味を徹底的に調べ上げ、脅して回ることによって、わずかな金額での和解を進めようとする。

 甲斐たちの側も「烏丸建設」の情報を調べて対抗しようとするが、えげつない手を使って常に一歩先を行く美智瑠に苦戦。

 ……というか、甲斐って常々「勝つためには手段を選ばない」と言っているわりには大して汚い手を使っていない。

 今回の案件に関しても、「烏丸建設」が法改正された後も使用禁止となった塗料を使用していたという事実を突き止めて決着。裏技的ではあるが、真っ当な戦い方だ。

 前回登場した竹中直人演じる「最強の弁護士」もだいぶショボかったし、本作最強の「勝つためには手段を選ばない」弁護士は畠中じゃないだろうか。

■大輔の恋愛沙汰とか見たくないよ……

 今回は「烏丸建設」の案件と同時進行で、相変わらず大輔の経歴詐称がバレるのバレないだの、大輔を取り巻く女性問題だのもやっていた。

 聖澤真琴(新木優子)が事務所内の情報を流出させた犯人だと疑われ、親身になって守ろうとする大輔。

 それを見て、谷元砂里(今井美桜)がジェラシーを燃やし、ちょいちょい事務所にスーツを届けたり、夜食を届けたり。

「烏丸建設」案件でハードな情報戦が繰り広げられているのに、この恋愛要素、必要だったか!?

 ラスト、砂里がいきなり大輔にキスをしたところを、ちょうど真琴が目撃してしまい、三角関係の激化必至! という感じではあるが……そんなことより、もっとちゃんと弁護士の仕事やって!

 

■サプライズがショボ過ぎて逆にサプライズ!

 第8話に関しては、甲斐と畠中の対決よりも、大輔をめぐる三角関係よりも、よっぽど気になったのが「サプライズ」。

 番組表に「今夜ドラマ放送中にスペシャルサプライズ決行!!」と書かれていたのだ。

 しかし、テレビドラマにおいて視聴者を驚かせるような展開なんて当たり前だ。

 ここまでドーンとアピールしているからには、とんでもないゲストが出てくるとか(江口洋介、安田成美あたりが出てきたらサプライズだが)、香取慎吾主演のドラマ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(TBS系)のように、ドラマなのにいきなり生放送になるとか、そのくらいの仕掛けがなければ「サプライズ」とは言えないだろう。

 しかし『SUITS』の第8話、普通に見ていても何がサプライズだったのか分からず……。もう一回見直しても分からず……。

 放送後に公式Twitterアカウントが明かしたところによると、中盤にB’zによるドラマ主題歌「WOLF」のバラードバージョンが流れたことがサプライズだったんだとか。

 ……はい?

 確かに、初公開のバージョンだったらしく、「いつもと違う感じで稲葉がうなってるなぁ~」とは思っていたが……そんなの知らんがな!

 既に撮影が終了してしまっているため、テコ入れしようにも、ドラマの内容には手を加えられない。苦肉の策が、挿入歌によるサプライズということか。

 この作戦が功を奏したか、一桁台が続いていた視聴率もチョイ盛り返して10.5%(関東地区)になったようだが、何回も繰り返していると信用をなくすぞ!

 甲斐は大して「勝つためには手段を選ばない弁護士」じゃないのに、『SUITS』は「視聴率のためなら手段を選ばないドラマ」状態だ。
(文とイラスト=北村ヂン)

嵐の中、人は本当の気持ちを叫び続ける――佐々木蔵之介主演ドラマ『黄昏流星群』第8話

(前回までのレビューはこちらから)

 父親と娘の関係というのは、微妙なものである。当然「肉親」としての情はあるだろうが、一方で、年頃になると父親を嫌ったり、避けたりする人が多くいるのも事実だ。同じ「異性の親」であっても、母親と息子の関係は、もっとドライな感じがする。それとはまた違った感情が、父と娘にはあるのだと思う。

 ドラマ『黄昏流星群』(フジテレビ系)第8話では、父親に対する娘の感情がひとつ露わになった。

 瀧沢家に嵐がやってきた。それぞれが胸の内に秘めていた思いが一気に吹き出し、緊張の中でも平穏を保っていた三人の関係が崩れ去った。家族とはこれほどまでに脆く、壊れやすいものだったのだろうか。

 結婚を前にして、不倫相手の大学教授・戸浪(高田純次)とともに失踪した、娘の美咲(石川恋)。二人の関係を知らなかった母親の真璃子(中山美穂)は驚くが、なにより、夫の完治(佐々木蔵之介)がそれを知っていたにもかかわらず、黙っていたことにショックを受ける。

 美咲の婚約者・日野(ジャニーズWEST・藤井流星)の元に謝罪に行く完治と真璃子。全てを知っていた日野は大人の対応をするが、彼の母・冴(麻生祐未)の怒りは激しく、帰ろうとする完治と真璃子に塩を撒く始末。二人はただただ謝るしかなかった。

 冴にしてみれば、病に冒され、残り少ない命の中で、ようやく見届けられると思っていた息子の結婚がなくなったのである。絶望と怒り、そして悲しみは十分に理解できる。

 一方で、完治と栞(黒木瞳)の関係も、微妙な時を迎えていた。美咲から「父と別れて欲しい」と言われた栞が、完治に別れを告げ、避けるようになったのだ。「どうして会ってくれないのか?」と問う完治に、「今の職場が気に入っている。社内で変な噂が立って辞めるようなことになったら困る」と答える。

 これは、本心なのだろうか。それまで、栞は「瀧沢さんのご迷惑になるから……」と言い続けてきた。おそらくはこちらが本心なのだろう。しかし、相手を慮る言い方では、別れてもらえないと考えた。だからこそ、今回は、「自分が困る」、「自分のことを思ってくれるなら別れて欲しい」と、自分の気持ちに嘘をつき、別れを突きつけたのだと思う。

 完治の家庭では、真璃子が少しずつ本音を話すようになっていた。娘のことをあまり心配していない様子の完治に、「他になにか気になることがあるんじゃないのか?」と、栞の存在を匂わすようなことを言うのだ。

 そんな時、瀧沢家を戸浪の妻・和代(松本留美)が訪ねてくる。

 往年のドラマファンなら、ここで「おおっ!」と思ったのではないだろうか。松本留美といえば、かつてドラマで数々のクセのある役を演じてきた、名バイプレーヤーである。今回のような、「夫の不倫相手の家に乗り込む」などというシチュエーションは、彼女にとってはお手の物であろう。思った通り、彼女は「絶対に離婚はしない」と言い切る、気の強い妻役を実に見事に演じていた。

 一方、完治の会社でも動きがあった。「想い出ボックス」の成功により、社内でも認められた完治。何かとつらく当たってきた課長の川本(中川家・礼二)とも和解し、出向先での仕事にも、これまでなかったような楽しさを覚えるのだった。

 そんな時、完治に美咲から連絡が入る。これから戸浪とロンドンに行くため、成田空港にいるというのだ。急いで駆けつけた完治に、美咲は正直な思いを話す。

 栞に、「父と別れて欲しい」とお願いしたこと。それは、父を取られてしまうのが悔しいという理由からだったこと。初めて聞く娘の思いに、完治も戸惑う。想像するに、そう言われて、完治はどこか嬉しかったのではないだろうか。そして完治は美咲に言う。

「お前はいろんな人を裏切って行くんだ。絶対幸せになれ」

 裏切るということは、相手の信頼や気持ち、もしかすると未来や人生までをも背負うことなのかもしれない。人を裏切ってはいけない。でももし、どうしても裏切らざるを得ない状況に陥ったなら、それだけの覚悟はしておくべきだろう。

 その後、行きつけの飲み屋で偶然会い、完治の強い気持ちを知った栞は、自分も同じ気持ちだと告白し、二人は改めて、一緒に山に行く約束をする。

 しかし、またしても栞を不幸が襲う。目のかすみ、手のしびれ、そんな症状を感じて、医者にかかった彼女は、母親と同じように糖尿病にかかっていたのだ。

 母の苦しむ姿を間近で見てきた分、それが自分の体をも蝕んでいることに、絶望を感じたのかもしれない。彼女はまたしても、完治の前からいなくなろうとする。

 そんな頃、真璃子は、日野と会っていた。以前借りていたハンカチを返していたのだ。もうこれで最後になる、そう言う栞に、日野はお願いごとをする。それに応じ、日野の家でお茶を飲む真璃子。彼女の手を握る息子の姿を、冴は目撃してしまう。そのショックからか、冴は倒れ、病院に運ばれる。容体も落ち着き、真璃子を送る日野。別れる前の車の中で、二人は抱きしめ合う。

 今回、演出上の小物としてうまく使われていたのは、プリクラだった。美咲がいなくなった部屋で、真璃子は母娘で撮ったプリクラを見つける。4枚綴りで、1枚切り抜かれた写真。その1枚は、ロンドンへと旅立つ美咲のスーツケースに貼られていた。美咲の、母への思いが感じられるいいシーンだった。

 次回は、完治が銀行への復帰を打診され、栞の病気は、より深刻なものになっていきそうだ。嵐の中で、徐々に本当の気持ちを吐き出すようになっていった家族。これまで本当の気持ちを抑えてきた真璃子は、日野の思いを受け入れるのか――? 彼らをとりまく嵐はまだまだ続きそうである。

(文=プレヤード) 

『細かすぎて』復活も、関東芸人はほとんどなし? 「いるはず」なのに、いなかった芸人とは……

 24日に放送された『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(フジテレビ系)の視聴率が10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)にとどまった。

 3月に終了した『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)の名物企画の復活として話題を集めるも、事前にとんねるずの木梨憲武と関根勤の「出演なし」が発表され、さまざまな憶測を呼んでいた。一部報道では、打ち切り番組の一企画がわずか7カ月で復活することに木梨が難色を示し、関根も同調としたとされる。

 確かに、過去の名場面はオープニングで一瞬映るのみであり、登場時のBGMも異なっており、あくまでも別番組の扱いであった。それは人選にも現れたといえる。

「名物出場者で不在だったのは、ずんのやすですね。やすは『空手の師範代』シリーズで優勝経験もあるほか、空手家の篠原信一のものまねでも知られます。やすの所属は関根と同じ浅井企画ですから、やはり関根に配慮して出場が叶わなかったのでしょう」(放送作家)

 さらに目立ったのは関西芸人の活躍である。おなじみの吉本芸人に加え、今回は松竹芸能の芸人の出場も目立った。

「菅野美穂のものまねでおなじみの梅小鉢の高田紗千子、キンタロー。、みょーちゃん劇団といったおなじみのメンバーに加えて、今回はストーカーやアイドルファンをはじめとする不審者を演じた森本サイダーや、中国の奇術である『変面』を披露したチョップリンなどの活躍も目立ちました。もちろん面白かったのもあるでしょうが、木梨派、関根派の芸人が出場しないことで枠が空いた可能性もありますね」(同)

 もともと石橋は関東芸人である自覚が強く、『細かすぎて』では、関東の若手芸人にチャンスを与えたい思いもあったようだ。だが、今回の関西芸人の活躍は、関東のお笑いシーンの弱体化が図らずも露呈してしまったといえそうだ。
(文=平田宏利)

『細かすぎて』復活も、関東芸人はほとんどなし? 「いるはず」なのに、いなかった芸人とは……

 24日に放送された『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(フジテレビ系)の視聴率が10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)にとどまった。

 3月に終了した『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)の名物企画の復活として話題を集めるも、事前にとんねるずの木梨憲武と関根勤の「出演なし」が発表され、さまざまな憶測を呼んでいた。一部報道では、打ち切り番組の一企画がわずか7カ月で復活することに木梨が難色を示し、関根も同調としたとされる。

 確かに、過去の名場面はオープニングで一瞬映るのみであり、登場時のBGMも異なっており、あくまでも別番組の扱いであった。それは人選にも現れたといえる。

「名物出場者で不在だったのは、ずんのやすですね。やすは『空手の師範代』シリーズで優勝経験もあるほか、空手家の篠原信一のものまねでも知られます。やすの所属は関根と同じ浅井企画ですから、やはり関根に配慮して出場が叶わなかったのでしょう」(放送作家)

 さらに目立ったのは関西芸人の活躍である。おなじみの吉本芸人に加え、今回は松竹芸能の芸人の出場も目立った。

「菅野美穂のものまねでおなじみの梅小鉢の高田紗千子、キンタロー。、みょーちゃん劇団といったおなじみのメンバーに加えて、今回はストーカーやアイドルファンをはじめとする不審者を演じた森本サイダーや、中国の奇術である『変面』を披露したチョップリンなどの活躍も目立ちました。もちろん面白かったのもあるでしょうが、木梨派、関根派の芸人が出場しないことで枠が空いた可能性もありますね」(同)

 もともと石橋は関東芸人である自覚が強く、『細かすぎて』では、関東の若手芸人にチャンスを与えたい思いもあったようだ。だが、今回の関西芸人の活躍は、関東のお笑いシーンの弱体化が図らずも露呈してしまったといえそうだ。
(文=平田宏利)

貴乃花親方と電撃離婚! 元フジテレビアナ・河野景子さんの古巣復帰に焦るアノ人

 先月下旬に離婚していたことが発覚した、元貴乃花親方こと花田光司氏と、元フジテレビアナウンサーの河野景子さん。およそ23年間の夫婦生活に終止符を打ったが、景子さんにはさっそく、古巣からラブコールが送られているという。

 景子さんは1988年にフジに入社し、同期の八木亜希子アナ、故・有賀さつきさんと「花の三人娘」を結成。報道番組『FNNモーニングコール』ではキャスターを任された。

 91年からは1年間、特派員としてフランス・パリ支局に駐在。将来の看板アナとして英才教育を施されたが、花田氏との結婚に伴い、94年3月にフジを退社している。

「離婚して身軽になった景子さんに、フジが接触を図っているそうです。知名度は抜群ですからね。アナウンス技術は、すぐに取り戻せるでしょう。すでに来春のキャスター就任が決まっているという話もあります」(テレビ関係者)

 ブランクを経ての古巣復帰といえば、元テレビ朝日・徳永有美アナのケースが記憶に新しい。略奪不倫を経て、タレントの内村光良と2005年に再婚。今年10月に復帰するや、いきなり同局看板番組『報道ステーション』に起用された。

「フジは今春スタートした夕方の『プライムニュース』が不調。キャスター起用が内定していた元NHKアナの登坂淳一アナや秋元優里アナのスキャンダルに、立て続けに見舞われましたからね。現在、その穴を報道局解説委員長の反町理氏が埋めていますが、とにかくビジュアルのウケがよくない。来春にも、そこに景子さんを投入するのではないか? とウワサされています」(同)

 首元が寒くなるのは、『直撃LIVE グッディ!』でMCを務める安藤優子アナも同じだ。

「以前に比べて視聴率は良くなりましたが、マンネリ感は否めません。安藤さんは元NHKの有働由美子アナのフリー転身に人一倍危機感を抱いていた人。景子さんの動向には神経をとがらせているでしょうね」(同局関係者)

 景子さんの“参戦”で、群雄割拠となりそうだ。