加藤綾子に続き、田中みな実アナも女優業に進出! フリー転向の宇垣美里アナとバトル勃発か!?

 フリーアナウンサーの田中みな実が、2月2日に放送開始する連続ドラマ『絶対正義』(フジテレビ系)で、本格的に女優デビューを果たすことがわかった。

 田中アナはTBSの局アナ時代に何度かドラマ出演したことがあるが、フリー転向後、女優業に挑戦するのは今回が初めて。

 人気フリー女子アナのドラマ出演といえば、元フジテレビのカトパンこと加藤綾子アナが、昨年4月期の『ブラックペアン』(TBS系)で、治験コーディネーター役を演じたのが記憶に新しいところ。

『絶対正義』は、秋吉理香子氏の同名小説が原作。主人公の高規範子(山口紗弥加)は、過去のある出来事から、間違ったこと、法を犯すものを許さない「絶対正義」の持ち主。範子と再会したことにより、高校時代の同級生4人の日常がほころび始め、やがて絶望的な破綻へと突き進んでいく……という心理サスペンスだ。

 その同級生4人の役で、美村里恵、片瀬那奈、桜井ユキと共に田中アナが主要キャストとして出演する。今回は端役ではないため、これは田中アナの本格的な“女優業進出”とみていいだろう。

 現在、進行役として、『ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』『有吉ジャポン』(共にTBS系)、『ひるキュン!』(TOKYO MX)などのレギュラー番組をもつ田中アナだが、新たな道で活動の幅を広げていきたい意向とみられる。

 そこで、どうしても気になるのが、同じ“ぶりっこキャラ”で、3月いっぱいでTBSを退社し、芸能事務所オスカープロモーション入りすると報じられている、宇垣美里アナの存在だ。

「田中アナは、自分と同じTBS出身で、キャラがかぶる宇垣アナのことを気にしているといいます。昨年12月にオリコンが発表した『第15回好きな女性アナウンサーランキング』では、宇垣アナが9位、田中アナは10位で、後輩に負けたことで、さらに意識するようになったようです。その宇垣アナがフリーに転向して、マルチな活動をされると、“商売敵”になりますから、安閑とはしてられません。宇垣アナが女優業にも進出するようであれば、2人による壮絶バトルが繰り広げられることになりそうです」(芸能関係者)

 現状、退社に関して、宇垣アナもTBSもコメントも出していないが、報道通り、フリーに転向して、“女優部門”に強いオスカーに所属することになれば、女優としてもプッシュされるのは濃厚。

 とはいえ、ドラマ業界でも、よほど演技力に長けていない限り、“女子アナ女優”は何人も必要ないだろう。そうなると、田中アナと宇垣アナとの熾烈な“枠争い”が展開されるかもしれない。
(文=田中七男)

加藤綾子に続き、田中みな実アナも女優業に進出! フリー転向の宇垣美里アナとバトル勃発か!?

 フリーアナウンサーの田中みな実が、2月2日に放送開始する連続ドラマ『絶対正義』(フジテレビ系)で、本格的に女優デビューを果たすことがわかった。

 田中アナはTBSの局アナ時代に何度かドラマ出演したことがあるが、フリー転向後、女優業に挑戦するのは今回が初めて。

 人気フリー女子アナのドラマ出演といえば、元フジテレビのカトパンこと加藤綾子アナが、昨年4月期の『ブラックペアン』(TBS系)で、治験コーディネーター役を演じたのが記憶に新しいところ。

『絶対正義』は、秋吉理香子氏の同名小説が原作。主人公の高規範子(山口紗弥加)は、過去のある出来事から、間違ったこと、法を犯すものを許さない「絶対正義」の持ち主。範子と再会したことにより、高校時代の同級生4人の日常がほころび始め、やがて絶望的な破綻へと突き進んでいく……という心理サスペンスだ。

 その同級生4人の役で、美村里恵、片瀬那奈、桜井ユキと共に田中アナが主要キャストとして出演する。今回は端役ではないため、これは田中アナの本格的な“女優業進出”とみていいだろう。

 現在、進行役として、『ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』『有吉ジャポン』(共にTBS系)、『ひるキュン!』(TOKYO MX)などのレギュラー番組をもつ田中アナだが、新たな道で活動の幅を広げていきたい意向とみられる。

 そこで、どうしても気になるのが、同じ“ぶりっこキャラ”で、3月いっぱいでTBSを退社し、芸能事務所オスカープロモーション入りすると報じられている、宇垣美里アナの存在だ。

「田中アナは、自分と同じTBS出身で、キャラがかぶる宇垣アナのことを気にしているといいます。昨年12月にオリコンが発表した『第15回好きな女性アナウンサーランキング』では、宇垣アナが9位、田中アナは10位で、後輩に負けたことで、さらに意識するようになったようです。その宇垣アナがフリーに転向して、マルチな活動をされると、“商売敵”になりますから、安閑とはしてられません。宇垣アナが女優業にも進出するようであれば、2人による壮絶バトルが繰り広げられることになりそうです」(芸能関係者)

 現状、退社に関して、宇垣アナもTBSもコメントも出していないが、報道通り、フリーに転向して、“女優部門”に強いオスカーに所属することになれば、女優としてもプッシュされるのは濃厚。

 とはいえ、ドラマ業界でも、よほど演技力に長けていない限り、“女子アナ女優”は何人も必要ないだろう。そうなると、田中アナと宇垣アナとの熾烈な“枠争い”が展開されるかもしれない。
(文=田中七男)

ディーン・フジオカ主演のSPドラマ、予想通りの“大爆死”に見る「フジテレビの八方塞がり」

 1月6日に放送されたディーン・フジオカ主演のスペシャルドラマ『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』(フジテレビ系)の視聴率が7.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことが判明。朝ドラで一躍時の人となったディーンだが、あっという間に崖っぷちの状態に晒されている。

『レ・ミゼラブル』は、文豪ヴィクトル・ユーゴーが発表した名作を、平成30年間の日本を舞台に置き換えた作品。フジテレビ開局60周年記念の同作は、ディーンおよび井浦新がW主演を務めたほか、山本美月、吉沢亮、村上虹郎、清原果耶など、若手注目俳優が集い、長谷川京子、富田靖子、寺脇康文、かたせ梨乃、香里奈、奥田瑛二など、豪華布陣が脇を固めたが、視聴率は2ケタに遠く及ばなかった。

 ディーンと言えば、2015年の波瑠主演の朝ドラ『あさが来た』の“五代さまブーム”で一気にブレーク。ドラマや映画の主演に加え、音楽活動も行うなど、このままスター街道を突っ走るものかと思われたが、すっかり勢いは失われている。芸能誌の記者が語る。

「いまだに謎めいた存在のディーンですが、これまで主演作は1つもヒットしていません。17年放送の武井咲とのW主演作『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)は、第2話で視聴率が5%台にまで落ち、全話平均の視聴率は6.1%と惨敗。主演映画の『海を駆ける』(18)も話題にはなりませんでしたし、同時期に放送された『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』(フジテレビ系)も、初回から5.1%という大爆死でした。ブレーク当初は、複数の言語を操り、俳優、歌手、モデルなどなんでもこなすスーパースターという触れ込みでしたが、『今からあなたを~』ではセリフが棒読みだとネットで酷評され、『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)では歌唱力も微妙だということが判明。しかも不幸なことに、経歴詐称で大騒ぎになったショーンKとも混同されました」(芸能誌記者)

 ただ、『レ・ミゼラブル』に関しては、ディーンのせいではないという意見もある。テレビ情報誌のライターは語る。

「『レ・ミゼラブル』に関しては、ただただ放送時間と放送日が悪かったとしか言いようがありません。同作が放送されたのは1月6日の21時からでしたが、当日は多くの人にとって正月休みの最終日で、翌日は初出勤や初登校日。その前夜に21時スタートの3時間ドラマは明らかにヘビーです。ともに数字が良い『イッテQ!』(日本テレビ系)や『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)を見終わった視聴者を取り込もうという計算もあったのでしょう。ディーンの起用については、『モンテ・クリスト伯』で爆死したわけですから、フジも大きな期待はしていなかったでしょう。もはやディーンのせいというよりも、記念ドラマにディーンを起用せざるを得ないフジの弱さばかりが際立ったという印象です」(テレビ情報誌ライター)

 元日のゴールデンタイムに2%台という数字を叩き出すなど、今年も散々なスタートを切ったフジ。「平成」の間での立て直しは、もはや絶望的な状況のようだ。

『志村けんのバカ殿様』女性の水着姿に批判殺到!「昔は、おっぱい丸出しだったのに……」

 9日に放送された『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)の内容が、物議を醸している。この日の放送では番組冒頭にダウンタウンの浜田雅功が登場するなど、豪華な並びも話題となった。『バカ殿』はお正月の恒例番組といえるが、ある場面が問題となった。

 問題のシーンは、眠れないバカ殿が水着女性の“肉布団”を味わうといったもの。これが女性差別なのではないかと、一部で批判のターゲットになっているのだ。だが、昔からの『バカ殿』を知る視聴者にとっては「これが問題になるなら、昔はどうなのよ。おっぱい丸出しだったじゃん」「そもそも『バカ殿』がセクハラ、パワハラキャラだし、番組自体が完全に放送禁止だろ」といった声が聞かれる。

「現在は水着になっていますが、昔の『バカ殿』は、おっぱいが丸出しでしたからね。志村扮する殿のキャラクターは、とにかく下品でスケベ。夜這いをかけることはもちろん、人間すごろくのコーナーでは裸の女性とお風呂に入るといった場面も見られました」(放送作家)

 驚くべきなのは、これが現在と同じくゴールデンタイムで放送されていたことだろう。

「1990年代には夜7時から放送の『投稿! 特ホウ王国』(日本テレビ系)でも、若い女性のおっぱいを吸う猫といった企画が放送されるなど、子どもも目にする番組においてエロシーンが放送されていました。もちろんこちらは視聴率アップを狙ったものでしょうが、グロさのない作りであったのも事実ですね。『バカ殿』のくだらなさは昔から変わらないわけですから、むしろネット世論によって“発見”されてしまったといえるかもしれません」(同)

 テレビ番組の企画や内容をめぐっては、相席スタートの山崎ケイ原作によるドラマ『ちょうどいいブスのススメ』がネットで炎上し、『人生が楽しくなる幸せの法則』(同)にタイトル変更となる影響が現れている。『バカ殿』も、そうしたクレーム社会のターゲットとなってしまうのは「らしさ」の損失につながりかねず、少し寂しい気がするのもまた事実であろう。
(文=平田宏利)

竹内結子『QUEEN』1ケタ発進! 「すごくつまんなかった」理由を真面目に考えてみた

 10日にスタートしたドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)。第1話の視聴率は9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、まあまあそれなりでした。

 物語の主人公は、危機管理を専門にしているという法律事務所で働く弁護士・氷見さん(竹内結子)。彼女と、その仲間たちがクライアントからの依頼を受けて危機管理に奔走するようです。

 脚本は、かつて福山雅治主演の月9『ラヴソング』(同=最終回レビュー)で当時の月9史上最低視聴率を記録し、その後、西内まりやの『突然ですが、明日結婚します』(同=最終回レビュー)で最低記録を更新。『刑事ゆがみ』(同=最終回レビュー)でも大コケをかましたものの、フジテレビの期待を一身に背負う「フジテレビヤングシナリオ大賞」出身の倉光泰子さん。それに、こちらも若手の三浦駿斗さんが名を連ねます。

 さらに演出にはPerfumeのMVで名を馳せた関和亮さんがクレジットされるなど、フジテレビ制作の「新しいことをやろう」「若い人を育てよう」という意向がうかがえるスタッフィング。特に倉光さんはね、先にリンクした各ドラマの最終回レビューを読んでいただければわかると思うんですけど、個人的にすごく期待しているライターさんなので、ワクワクで放送開始を待っておりました。

 で、いきなり結論ですが、第1話に限ってという希望的観測も含めて書きますけど、まあ驚くほどに、ここまでかと思うほどに、すごくつまんなかったです。何これ。ホントに2019年のドラマなのかしら。では、振り返りましょう!

 

■浅いのは、被写界深度だけじゃない

 基本的に1話完結のようですが、今回のクライアントはテレビ局のアイドル番組でした。フォレストという4人組アイドルに不仲が報じられていて、番組中にモメだしたりでファン激怒。殺害予告のメールが送られてきたので、「万が一に備えて」ほしいという依頼です。で、なんやかんやあってハッピーエンドでした。

 アイドルグループのメンバー間の不仲とか、それでメンバーが危害を加えられてどうとか、最近日本海側で似たような事案が発生してしまったために、ドラマが現実に追い越されたという不運はあったと思います。それにせよ、この作品で描かれる「アイドルの虚像と自我がドウシタコウシタ」という話は、もう何度コスられたかわからないテーマです。「虚像にハメ込まれるのは、誰だって嫌だよね」なんてセリフまで出てくるわけですが、まったく目新しさがないどころか、ファンの声や殺害予告的なパートにSNSが活用されているにもかかわらず「メンバーがSNSで発信して云々」がないので、逆に古い物語にすら見えてしまう。

 別に、現代ドラマだからSNSを使えよという話でもないのですが、人気YouTuber・ラファエルの意匠(衣装も)を丸パクリして“殺人予告したネットのヤベーやつ”という造形を作る周到さというか、浅ましさというか、「イマ媚び」をしてるんだから、だったら「アイドルとSNS」についても少しは考えればいいのに、と思うんです。断片だけパクってくるから、手抜き感がひどくなってしまっている。あー、ちゃんと考えて作ろうとしてないな、というのがバレてしまっている。

 映像はいかにもボケ強め、被写界深度浅めでアップショット切り返し、くるくる気持ちよくオシャレですが、F値だけじゃなく考えも浅いよなーと思いました。考えが浅いというより、考えて伝えようという意思の浅さを感じます。すごく残念。

■価値観がオッサン

 MeTooっぽい設定があったり、メンバーの一人がトランスジェンダーだったり、今風のモチーフを取り入れようとしてもいるわけですが、これもすべからくスベっています。本稿の最初の方で「若い人を育てようという座組み」なんて書きましたけど、登場するすべての価値観が古い、オッサンくさい、ステレオタイプばかりなんです。全然、若い物語を作ろうという決意が見えてこない。もういいかげん、会議で脚本決めるのやめたほうがいいと思う。これにGO出した人、才能ないですよ。

 特に危なっかしいと感じたのが、そのトランスジェンダーの女の子・桃子のくだりです。

 まず、桃子の性同一性についての説明が「男装が好き」という一点のみで描かれます。その後、男装してほかのメンバー(もちろん女子)と一緒に歩いているときに「彼氏に間違えられるかも」「いや、タイプじゃないし」という会話がある。

 つまり、ドラマは画一的に「男装好きの女性」=「レズビアン」と決めつけているわけです。その「=」の間には、複雑な感情や個性は何もないと思っている。男の服を着ている女はレズに決まってるだろ、え? 違う場合もあるの? まさか! と思ってるんです。

 本来、ドラマという媒体が描くべきはその「=」の間にあるもののはずなんです。確かに男装好きでレズの人もいるだろうけど、そうじゃない人もいる。その可能性を切り捨てたら、もう人間を描くつもりがないと受け取られても仕方ないと思う。

 で、その桃子がアイドルを辞めたがっているわけですが、その理由も「トランスジェンダーだから」の一点張りです。ほかに何も言わなくても「トランスジェンダーだからアイドルを辞めたい」で、視聴者を説得できると思ってる。

 ここにはドラマの考える「アイドル像」に関しての問題があります。

 まず、トランスジェンダーの女の子は「絶対にアイドルを辞めたがっている」と主張している点。彼女は幼いころからその自覚があったと言っているわけで、だとしたらアイドルになった動機がない。で、なったらなったで、そういう女の子がアイドルでいられるわけがないとされる。

 アイドルなんて所詮、性としてのメスを売り物にして、男社会に媚と色気を売ることでしか生き残れない、それができない女は辞めるしかないんだと、そう言っているんです。

「この桃子というメンバーは男装が好きです。だから当然レズです。レズだからアイドルできなくて当然です。そうでしょ、視聴者のみなさん!」

 それが『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』という物語が伝えたアイドル像です。つまりこのドラマは、レズの子がアイドルとして歌や踊りでファンを魅了する可能性を「ゼロだ」と言い切ってる。アイドルは全員男好きで、個性的な性的志向や嗜好を持っている人間はひとりもいなくて、いても全員辞めるべきだと、そう言い切っている。しかもそう言い切ってることに完全に無自覚で、あたかもアイドル側の自我に寄り添ったような顔をしている。なんと思慮が浅く、卑しい創作行為だと思いますよ。

 はー。なぜこんな論調になるかというと、『刑事ゆがみ』のときや『ラヴソング』の序盤のころの倉光脚本は、そこらへんの個々人の機微を慎重にすくい取って、生き生きと人間を描いて、それを物語に落とし込んでいたからです。確かに個人に寄り添っていたからです。やればできる子なのに! と思うんですよ。

 まあ、まだ始まったばかりですし、進んでいくうちに変わっていくこともあるでしょう。『ラヴソング』では4話以降、よろしくない方向に転換してしまいましたが、今回はよい方向に転換していくことを期待しつつ、第2話は今夜放送です。あと、弁護士っぽい仕事をまったくしてなかったみたいだけど、大丈夫かな!
(文=どらまっ子AKIちゃん)

竹内結子『QUEEN』1ケタ発進! 「すごくつまんなかった」理由を真面目に考えてみた

 10日にスタートしたドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)。第1話の視聴率は9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、まあまあそれなりでした。

 物語の主人公は、危機管理を専門にしているという法律事務所で働く弁護士・氷見さん(竹内結子)。彼女と、その仲間たちがクライアントからの依頼を受けて危機管理に奔走するようです。

 脚本は、かつて福山雅治主演の月9『ラヴソング』(同=最終回レビュー)で当時の月9史上最低視聴率を記録し、その後、西内まりやの『突然ですが、明日結婚します』(同=最終回レビュー)で最低記録を更新。『刑事ゆがみ』(同=最終回レビュー)でも大コケをかましたものの、フジテレビの期待を一身に背負う「フジテレビヤングシナリオ大賞」出身の倉光泰子さん。それに、こちらも若手の三浦駿斗さんが名を連ねます。

 さらに演出にはPerfumeのMVで名を馳せた関和亮さんがクレジットされるなど、フジテレビ制作の「新しいことをやろう」「若い人を育てよう」という意向がうかがえるスタッフィング。特に倉光さんはね、先にリンクした各ドラマの最終回レビューを読んでいただければわかると思うんですけど、個人的にすごく期待しているライターさんなので、ワクワクで放送開始を待っておりました。

 で、いきなり結論ですが、第1話に限ってという希望的観測も含めて書きますけど、まあ驚くほどに、ここまでかと思うほどに、すごくつまんなかったです。何これ。ホントに2019年のドラマなのかしら。では、振り返りましょう!

 

■浅いのは、被写界深度だけじゃない

 基本的に1話完結のようですが、今回のクライアントはテレビ局のアイドル番組でした。フォレストという4人組アイドルに不仲が報じられていて、番組中にモメだしたりでファン激怒。殺害予告のメールが送られてきたので、「万が一に備えて」ほしいという依頼です。で、なんやかんやあってハッピーエンドでした。

 アイドルグループのメンバー間の不仲とか、それでメンバーが危害を加えられてどうとか、最近日本海側で似たような事案が発生してしまったために、ドラマが現実に追い越されたという不運はあったと思います。それにせよ、この作品で描かれる「アイドルの虚像と自我がドウシタコウシタ」という話は、もう何度コスられたかわからないテーマです。「虚像にハメ込まれるのは、誰だって嫌だよね」なんてセリフまで出てくるわけですが、まったく目新しさがないどころか、ファンの声や殺害予告的なパートにSNSが活用されているにもかかわらず「メンバーがSNSで発信して云々」がないので、逆に古い物語にすら見えてしまう。

 別に、現代ドラマだからSNSを使えよという話でもないのですが、人気YouTuber・ラファエルの意匠(衣装も)を丸パクリして“殺人予告したネットのヤベーやつ”という造形を作る周到さというか、浅ましさというか、「イマ媚び」をしてるんだから、だったら「アイドルとSNS」についても少しは考えればいいのに、と思うんです。断片だけパクってくるから、手抜き感がひどくなってしまっている。あー、ちゃんと考えて作ろうとしてないな、というのがバレてしまっている。

 映像はいかにもボケ強め、被写界深度浅めでアップショット切り返し、くるくる気持ちよくオシャレですが、F値だけじゃなく考えも浅いよなーと思いました。考えが浅いというより、考えて伝えようという意思の浅さを感じます。すごく残念。

■価値観がオッサン

 MeTooっぽい設定があったり、メンバーの一人がトランスジェンダーだったり、今風のモチーフを取り入れようとしてもいるわけですが、これもすべからくスベっています。本稿の最初の方で「若い人を育てようという座組み」なんて書きましたけど、登場するすべての価値観が古い、オッサンくさい、ステレオタイプばかりなんです。全然、若い物語を作ろうという決意が見えてこない。もういいかげん、会議で脚本決めるのやめたほうがいいと思う。これにGO出した人、才能ないですよ。

 特に危なっかしいと感じたのが、そのトランスジェンダーの女の子・桃子のくだりです。

 まず、桃子の性同一性についての説明が「男装が好き」という一点のみで描かれます。その後、男装してほかのメンバー(もちろん女子)と一緒に歩いているときに「彼氏に間違えられるかも」「いや、タイプじゃないし」という会話がある。

 つまり、ドラマは画一的に「男装好きの女性」=「レズビアン」と決めつけているわけです。その「=」の間には、複雑な感情や個性は何もないと思っている。男の服を着ている女はレズに決まってるだろ、え? 違う場合もあるの? まさか! と思ってるんです。

 本来、ドラマという媒体が描くべきはその「=」の間にあるもののはずなんです。確かに男装好きでレズの人もいるだろうけど、そうじゃない人もいる。その可能性を切り捨てたら、もう人間を描くつもりがないと受け取られても仕方ないと思う。

 で、その桃子がアイドルを辞めたがっているわけですが、その理由も「トランスジェンダーだから」の一点張りです。ほかに何も言わなくても「トランスジェンダーだからアイドルを辞めたい」で、視聴者を説得できると思ってる。

 ここにはドラマの考える「アイドル像」に関しての問題があります。

 まず、トランスジェンダーの女の子は「絶対にアイドルを辞めたがっている」と主張している点。彼女は幼いころからその自覚があったと言っているわけで、だとしたらアイドルになった動機がない。で、なったらなったで、そういう女の子がアイドルでいられるわけがないとされる。

 アイドルなんて所詮、性としてのメスを売り物にして、男社会に媚と色気を売ることでしか生き残れない、それができない女は辞めるしかないんだと、そう言っているんです。

「この桃子というメンバーは男装が好きです。だから当然レズです。レズだからアイドルできなくて当然です。そうでしょ、視聴者のみなさん!」

 それが『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』という物語が伝えたアイドル像です。つまりこのドラマは、レズの子がアイドルとして歌や踊りでファンを魅了する可能性を「ゼロだ」と言い切ってる。アイドルは全員男好きで、個性的な性的志向や嗜好を持っている人間はひとりもいなくて、いても全員辞めるべきだと、そう言い切っている。しかもそう言い切ってることに完全に無自覚で、あたかもアイドル側の自我に寄り添ったような顔をしている。なんと思慮が浅く、卑しい創作行為だと思いますよ。

 はー。なぜこんな論調になるかというと、『刑事ゆがみ』のときや『ラヴソング』の序盤のころの倉光脚本は、そこらへんの個々人の機微を慎重にすくい取って、生き生きと人間を描いて、それを物語に落とし込んでいたからです。確かに個人に寄り添っていたからです。やればできる子なのに! と思うんですよ。

 まあ、まだ始まったばかりですし、進んでいくうちに変わっていくこともあるでしょう。『ラヴソング』では4話以降、よろしくない方向に転換してしまいましたが、今回はよい方向に転換していくことを期待しつつ、第2話は今夜放送です。あと、弁護士っぽい仕事をまったくしてなかったみたいだけど、大丈夫かな!
(文=どらまっ子AKIちゃん)

純烈、友井雄亮脱退報道後にまさかの“5人”出演! 配慮なし『スカっとジャパン』に賛否両論

『スーパー銭湯アイドル』として人気を博し、昨年の紅白歌合戦にも出場をはたしたものの、メンバーの一人である友井雄亮による同居女性へのDVや金銭問題が明るみとなり、年明けから物議を醸した5人組ムード歌謡グループ・純烈。結局、友井が脱退することで幕引きを行い、今後は4人で活動することが発表された。だが、この純烈が出演したとある番組を巡って、ネット上で賛否両論が渦巻く事態となっている。

 この問題が起きたのは、1月14日にフジテレビ系で放送されたバラエティ番組『スカっとジャパン』。これは視聴者の日常で起こったスカっとする出来事をVTRで再現するというコンセプトの番組だが、その中の「本当にあった神対応2連発」というコーナーに友井を含めた5人の純烈が出演していたのだ。純烈が出演したのはオフィスの中で、女性が高所にある資料を無理に取ろうとした際、誤って落としてしまいそうになったところ、上司役の純烈の5人がそれをキャッチしてくれたというエピソード。この中には友井が「頑張り屋さんもいいけど、頼るのも後輩の仕事」という決めセリフをカメラ目線で話すシーンも存在している。友井の問題をうけてか、VTRの最後には「2018年12月13日に収録したものです」というテロップが画面右下に入っていた。

 ネット上では、このVTRについて「5人の純烈放送する『スカっとジャパン』最高かよ」「ちゃんと5人いた……うれしい」と、5人そろっての出演を称賛する声や、「まぁしゃーないわな」と、以前に収録されたものなら仕方ないという声もあるが、「なんで純烈出した!?」「複雑」という声もあり、賛否両論の状態となっている。

「問題の発覚から確かに時間はなかったですけど、尺も短いし、いじることはできたんじゃないでしょうか。いつもはスポンサーへの配慮などで、裏番組に出ている芸能人にモザイクをかけるなど、徹底した配慮を行っている民放がこれをテロップだけで済ませたのには、ちょっと違和感を抱きますね。同じフジで言えば、かつて放送されていたバラエティ『とんねるずのみなさんのおかげでした』のなかに『男気じゃんけん』というコーナーがありましたよね。あれは、準レギュラーで出演していた清原が薬物で逮捕されたことで、『ジェントルじゃんけん』というコーナーに変更されたと言われています。もちろん、タブーである裏番組出演や、逮捕された清原と比べると、自主的に引退した友井のケースは違うという部分はありますが、ある意味あえてではないかと疑ってしまいますね」(芸能ライター)

 はたして、今回の件は純粋にタイミングの問題で起こった“事故”なのか、それとも純烈の騒動を逆手に取った炎上商法なのか――。いずれにせよ、この番組が5人体制での純烈が出演する最後の番組となった事だけは確かなようだ。

純烈、友井雄亮脱退報道後にまさかの“5人”出演! 配慮なし『スカっとジャパン』に賛否両論

『スーパー銭湯アイドル』として人気を博し、昨年の紅白歌合戦にも出場をはたしたものの、メンバーの一人である友井雄亮による同居女性へのDVや金銭問題が明るみとなり、年明けから物議を醸した5人組ムード歌謡グループ・純烈。結局、友井が脱退することで幕引きを行い、今後は4人で活動することが発表された。だが、この純烈が出演したとある番組を巡って、ネット上で賛否両論が渦巻く事態となっている。

 この問題が起きたのは、1月14日にフジテレビ系で放送されたバラエティ番組『スカっとジャパン』。これは視聴者の日常で起こったスカっとする出来事をVTRで再現するというコンセプトの番組だが、その中の「本当にあった神対応2連発」というコーナーに友井を含めた5人の純烈が出演していたのだ。純烈が出演したのはオフィスの中で、女性が高所にある資料を無理に取ろうとした際、誤って落としてしまいそうになったところ、上司役の純烈の5人がそれをキャッチしてくれたというエピソード。この中には友井が「頑張り屋さんもいいけど、頼るのも後輩の仕事」という決めセリフをカメラ目線で話すシーンも存在している。友井の問題をうけてか、VTRの最後には「2018年12月13日に収録したものです」というテロップが画面右下に入っていた。

 ネット上では、このVTRについて「5人の純烈放送する『スカっとジャパン』最高かよ」「ちゃんと5人いた……うれしい」と、5人そろっての出演を称賛する声や、「まぁしゃーないわな」と、以前に収録されたものなら仕方ないという声もあるが、「なんで純烈出した!?」「複雑」という声もあり、賛否両論の状態となっている。

「問題の発覚から確かに時間はなかったですけど、尺も短いし、いじることはできたんじゃないでしょうか。いつもはスポンサーへの配慮などで、裏番組に出ている芸能人にモザイクをかけるなど、徹底した配慮を行っている民放がこれをテロップだけで済ませたのには、ちょっと違和感を抱きますね。同じフジで言えば、かつて放送されていたバラエティ『とんねるずのみなさんのおかげでした』のなかに『男気じゃんけん』というコーナーがありましたよね。あれは、準レギュラーで出演していた清原が薬物で逮捕されたことで、『ジェントルじゃんけん』というコーナーに変更されたと言われています。もちろん、タブーである裏番組出演や、逮捕された清原と比べると、自主的に引退した友井のケースは違うという部分はありますが、ある意味あえてではないかと疑ってしまいますね」(芸能ライター)

 はたして、今回の件は純粋にタイミングの問題で起こった“事故”なのか、それとも純烈の騒動を逆手に取った炎上商法なのか――。いずれにせよ、この番組が5人体制での純烈が出演する最後の番組となった事だけは確かなようだ。

フジ『SUITS/スーツ』続編制作は? 映画化は? 織田裕二は“ノリノリ”も、莫大なリメイク金がネックに

 昨年、織田裕二主演で放送された月9ドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)。早くも続編や映画化を期待する声も聞こえてくるが、莫大な“放映権料”がネックになって、企画が暗礁に乗り上げているという。

『SUITS/スーツ』は、全米で大ヒットを記録したドラマのリメイクもので、「月9」枠としては10年ぶりに織田裕二が主演を務めたほか、鈴木保奈美との、『東京ラブストーリー』(同)以来27年ぶりの共演で話題を集めたばかり。ただ、初回視聴率こそ14.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ/以下同)だったものの、その後は右肩下がりで10%を割ることもしばしばだった。

 それでも最終回の平均視聴率は10.8%、平均視聴率も昨年の月9ドラマでは最高となる10.8%で、なんとかメンツは保った格好だが、これに気をよくしたのが、スペシャルゲストとして出演した歌舞伎役者・市川海老蔵だという。

「最終回の視聴率を聞いて、がぜんやる気になったようで、ドラマで親しくなった織田に『続編、絶対やりましょう』と訴え、制作サイドにも、続編はレギュラー出演を条件に売り込んだそうです」(制作関係者)

 海老蔵の熱い訴えに、織田もやる気を見せたというが、肝心のフジテレビが難色を示しているという。

 というのも、フジテレビは、このドラマのためにアメリカの製作元であるUSネットワークに、1話につき100万円ともいわれる高額のリメイク金に加え、制作協力費として1,000万円とも2,000万円ともいわれる金額を支払っているというのだ。

「しかも、続編制作のリメイク金については別途協議が必要なんだそうです。ドラマの制作費と合わせたら、視聴率10.8%では採算が取れないでしょう」(同)

 同じ弁護士ドラマでは、米倉涼子主演の『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)が同時期に放送されたが、こちらは全9話平均視聴率15.6%で、秋クールのトップ。視聴率だけでなく満足度でも、視聴者からの声が好評だった『リーガルV』に対して、『SUITS/スーツ』には、設定や脚本上にも無理が多く、視聴率が急降下したのはそのあたりが原因だといわれている。

 それでも、普段は続編に慎重な織田が前向きな姿勢を見せたというから意外な気もするが、『東京ラブストーリー』では「月曜の夜は街からOLが消える」とまで言われ、平均視聴率22.9%、最終回は32.9%の記録を作った男。やはり汚名返上を期す狙いがあるのか?

 織田の真意も、フジテレビがどんな決断を下すかもまだわからないが、ただ、個人的には、莫大なリメイク金を払ってまで海外のヒットドラマに頼らず、同じ月9枠で昨年4月期に放送された『コンフィデンスマンJP』(長澤まさみ主演)のような、オリジナルドラマの制作にこそ、フジは積極的に乗り出すべきだと思うのだが。
(文=本多圭)

 

那須川天心をフルボッコにしたメイウェザー「7キロオーバーだった?」茶番劇の裏事情

 昨年大みそかにフジテレビ系で放送された『RIZIN.14』のメインイベントで、プロボクシング元世界5階級王者フロイド・メイウェザーが、無敗のキックボクサー・那須川天心を139秒でKOし、完勝した。

「もともと、『エキシビジョンだ』と吹聴していたメイウェザーですが、天心が鋭い左ストレートを振ると、すぐさまガチンコモードに。天心をフルボッコにしてしまいましたが、アップをせず、試合直前にはケンタッキーフライドチキンとビールを腹に入れても圧勝。ボクサーとしての格の違いを見せつけました」(格闘技担当記者)

 天心戦で手にしたファイトマネーは10億円近いと言われているだけに、メイウェザーにとってはかなり楽な仕事。とはいえ、そもそもガチンコでのまともな試合になりようがなかったのが実情だ。

「体重差を考慮したグローブハンデで、メイウェザーは10オンス、天心は8オンス。当たる面の面積が大きい分、10オンスのグローブの方がパンチがより効いてしまいます。公開計量には2人とも服を着て登場。事前計量の結果、メイウェザーはリミットの66.7キロ、那須川は62.1キロでパスしたとアナウンスがありましたが、なんと、メイウェザーはリミットから7キロほどオーバーしていたとか。それでも、直前でキャンセルされることを恐れた主催者側は、泣く泣くウソの体重を発表したそうです」(格闘技業界関係者)

 決戦の直前には、メイウェザー側から、那須川が1発キックを繰り出すごとに約5億5,000万円の違約金を設定されていたことが発覚。試合後、ボクシング業界からは那須川に対してかなり厳しい書き方をするコラム・意見が目立ったが、いろんな意味での“茶番劇”だったようだ。