松坂桃李、主演ドラマ『パーフェクトワールド』でヒット狙うも、ヒロインは“疫病神”山本美月で大丈夫?

 松坂桃李が来る4月期、フジテレビ系の「火9」枠で放送される連続ドラマ『パーフェクトワールド』で主演することが分かったが、早くも“爆死”が不安視されている。

 ゴールデン・プライム帯に限定すると、松坂は2015年10月期の『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(フジテレビ系)で初主演するも、全話平均視聴率は9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)に終わった。続いて、17年1月期の『視覚探偵 日暮旅人』(日本テレビ系)で、2度目の主演を務めたが、平均視聴率は9.3%で、これまた2ケタ到達はならず。それだけに、3度目の主演となる『パーフェクトワールド』では、なんとか2ケタという“結果”がほしいところ。

『パーフェクトワールド』の原作は、有賀リエ氏の同名少女漫画で、昨年10月には、EXILE・三代目J SOUL BROTHERSの岩田剛典、杉咲花のダブル主演で映画化されたが、ヒットには至らなかった。

 今回のドラマ版の脚本は、『WATER BOYS』シリーズ、『ラスト・シンデレラ』、『ディア・シスター』、『隣の家族は青く見える』(いずれもフジテレビ系)、『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)などを手掛けた中谷まゆみ氏が担当する。

 物語は、事故がきっかけで車イス生活となった主人公・鮎川樹(松坂)が、高校時代の同級生・川奈つぐみ(山本美月)と再会し、お互いに心通わせていくラブストーリーだ。

 ここで、非常に気になるのが、ヒロインである山本の存在だ。これまで、山本はゴールデン・プライム帯の連ドラでは、Hey!Say!JUMP・中島裕翔主演『HOPE~期待ゼロの新入写真~』、浅野忠信主演『刑事ゆがみ』、ディーン・フジオカ主演『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』(いずれもフジテレビ系)と3度ヒロインを務めた。しかし、その平均視聴率は、『HOPE』が6.1%、『刑事ゆがみ』が6.5%、『モンテ・クリスト伯』が6.2%と、すべて6%台で壮絶爆死を遂げており、“数字を持っていない女優”とのイメージがすっかり定着してしまったのだ。

「山本は確かに美人ですし、好感度も悪くはありません。ただ決して演技がうまいとはいえませんし、ドラマに出演しても、存在感が薄くて、インパクトが残せていません。視聴率的には、“疫病神”ともいえる山本がヒロインで、『パーフェクトワールド』が、高い数字を取れるのか疑問符がつきますね」(テレビ誌関係者)

 フジの火曜ドラマといえば、17年7月期以降、6クール連続で1ケタ台。今期の木村佳乃主演『後妻業』も第2話で6%台を記録するなど苦戦している枠だ。正直、この悪条件下で『パーフェクトワールド』が2ケタをマークすることができれば、松坂も山本も評価がグッと上がるのだが、果たしてどうなることやら……。
(文=田中七男)

竹内結子『QUEEN』の大失敗……ネット炎上参加者に迎合する“的外れ企画”の正体

 前回の第2話までは「言いたいことはわかるけど、イヤなドラマだなぁ」という印象だった竹内結子主演の『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)でしたが、“フィギュアスケート界の闇”らしきアレを描いた24日放送の第3話は「話の意味はわからんが、とにかくすごい嫌いだ!」といった感じ。ちなみに視聴率は6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、低空飛行。うん、見ないほうがいいよ。気分悪くなる。振り返りましょう。

(前回までのレビューはこちらから)

 

■時事ネタを適当に継ぎはぎしました

 第1話はアイドルとLGBT(トランスジェンダー)について、第2話は電通・はあちゅう・伊藤詩織さんあたりをトレースしてセクハラ問題と、時事ネタを積極的に取り入れているこのドラマ。この取り入れ方がものすごく雑で、モチーフにする対象をド正面から愚弄するような場面をちょいちょい挟み込みつつ、最終的にはなんか「いい感じでしょ?」みたいな雰囲気だけで納得させようとしています。

 第3話は安藤美姫とモロゾフコーチをベースに、毒親問題、枕営業、さらに今回もLGBT(ゲイ)要素を混ぜ込んでいます。

 ストーリーについては、ちょっとマジでよくわからないので詳しく書けません。まあなんか五輪金メダリストのフィギュア選手の婚約者が殺されて、真犯人がコーチでしたという話だったんですが、なんか「いい感じでしょ?」みたいな雰囲気だけで納得させようとして、盛大にスベっていました。

 

■竹内結子がすごく嫌なヤツに見える

 私は竹内結子大好きで、本当に美しくてお芝居の達者な女優さんだと思うんですが、今作で演じている氷見という弁護士役に限っては、ずーっとムカついております。基本的に人をバカにしているし、人が死んでいるのにニヤニヤしているし、人を傷つけることを平気で言うし、そのくせ最後には上から目線で説教をしてくるし、すごく嫌いです。お芝居が達者な分だけ、本当に嫌なヤツに見える。

 性格だけでなく、そもそもの設定も嫌です。

 今回でいえば、その金メダリストの女の子・相馬さん(白石聖)が“スキャンダル専門弁護士”のクライアントでした。

 婚約者が殺されて、警察から事情聴取を受けている相馬さん。アメリカにいる母親が末期がんなので、今すぐにでも渡米したいという。

 氷見弁護士はそんな相馬さんのために、「ほかの容疑者を探す」「世論を誘導して警察の捜査をけん制する」などを行います。その方法が、まあ陰湿なんです。ライバル選手のLINE画面を盗撮してネットに流して炎上させるとか、クライアントが子どものころ毒親にしごかれていたときのムービーをテレビ局に売って視聴者の同情を誘うとか、いちいちやることが汚い。なんでこんなに汚い卑劣な役柄を、竹内結子というスーパー好感度女優にやらせるんだろう、と頭を抱えてしまうほどに、氷見弁護士という人物には魅力がない。見ていて不快になる。ほんとに、なんでこんな役を。

■ネット世論に迎合しているつもりなんでしょう

 第1話から一貫して描かれるのは、Twitterなどに書き込まれるネット世論がクライアントに与える影響や、そのネット世論をコントロールしようとする氷見弁護士たちの策略です。

 ドラマは、ちょっとしたことで炎上したり右往左往したりするネット世論を小馬鹿にした感じで描きつつも、その影響力を「巨大である」と認識しているようです。

 そう考えると、この妙ちくりんなドラマの正体が見えてきます。竹内結子や斉藤由貴の立ち位置や考え方が、SNSで過激な発言をしている人たちと同じなんです。勇気を振り絞ってセクハラ被害を告発したら「売名行為だ」と誹り、テレビのワイドショーで女の子が泣いてたら「計算だろ」「あざとい女だ」と嘲笑します。モチーフも“ネット炎上ネタ”ばかり。今夜放送の第4話は「子連れで議会に参加する議員さん」。またまた炎上ネタです。

 つまりこのドラマが獲得しようとしているのは、ネットを炎上させている人たちの共感なんです。実に驚くべきことに、テレビドラマの主たるターゲットが、炎上参加者なんです。

 なぜ驚くべきかといえば、炎上参加者なんて、人口比でいえばごく少数だからです。デジタルリスク総研に掲載された記事(https://www.eltes-orm.com/feature/id1658/)によれば、ネットユーザーの1.1%に過ぎないといいます。

 その1.1%が喜びそうなことを必死でやった結果、私たちがネットの炎上事件を見て「嫌だなぁ」と思うのと同じ感情が、このドラマを見ているときに浮かんできます。竹内結子の一挙手一投足が、とにかく「嫌だなぁ」と感じる。「別に関係ないけど、すごく嫌だなぁ」と、目を逸らしたくなる。こんなの、稀に見る大失敗企画だと思いますよ。

 だいたい炎上ネタなんて鮮度がすべてなわけで、参加者だってタイムリーに騒ぐから楽しいんじゃないんですかね。ドラマで過去の炎上ネタを持ってきても、もう炎上させた本人たちだって忘れてるんじゃないですかね。結果、古い炎上ネタで騒ぎながら、最後には「炎上」や「炎上に振り回されること」について正論で説教するわけですから、そんなの誰が喜ぶんですかね。

 それに、日常的にネットを炎上させてる1.1%の人たちって、そもそもフジテレビを見ないんじゃないですかね。どんな番組でも「フジテレビだから見ない」っていう人たちですよね。そんな人たちに向けてドラマを作って、いったい何がしたかったんでしょう。何と戦っているんでしょう。

 フジテレビは、ネット炎上参加者に例の炎上デモをやられて、それが原因で視聴率が下がったと思ってるんでしょう。それは誤解だと思いますよ。ネットの炎上に、そんなバリューはありません。単にデモの時期と番組がつまらなくなり始めた時期が重なっただけでしょうし、なんでつまらなくなったかといえば、こんな時流を読めない的外れな企画を通してしまう責任者が存在しているからに違いありません。

 残り何話か知りませんが、今夜の第4話以降は、今ここに書いた“『QUEEN』の正体”についての分析が合っているかどうかの答え合わせになります。そして願わくば、この分析こそが的外れであってほしい。竹内結子の魅力が爆発するような、それでいて誰もが楽しめるドラマに変わっていってほしい。このままじゃちょっと、仕事だから見なきゃいけないんだけど、もう見てられないよ。うう……。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

常盤貴子『グッドワイフ』で“大御所”橋爪功と確執?「証人」の発声をめぐり……

 役作りの成果は「吉」と出ているのか、それも「凶」と出ているのだろうか。

 1月27日に放送された常盤貴子主演のドラマ『グッドワイフ』(TBS系)第3話の平均視聴率が9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。初回10.0%、第2話11.5%からはダウンとなったものの、今期乱立している同じ弁護士ドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)、『イノセンス 冤罪弁護士』(日本テレビ系)の中ではトップを独走している。

 そんな中、話題を呼んでいるのが、常盤が「傍聴マニア」だったこと。1月1日放送の『関口宏のフレンドパーク2019』(TBS系)にて、「裁判傍聴にハマっている」「地下1階の食堂で蕎麦を食べながら、弁護士や検事の会話を聞くのが好き」と明かし、元旦から視聴者を驚かせたものだった。

「常盤が初めて裁判傍聴に行ったのは2012年で、6年間にもわたって、刑事事件だけを傍聴するために東京地裁に通い続けていたそうです。その姿は傍聴マニアたちにも目撃されており、彼女はマスクなどで変装することもせず、裁判官や弁護人らの表情を観察していたといいます。『グッドワイフ』では、『証人』を『商人』のアクセントで話す常盤に違和感を覚える声がネット上で連打されていますが、実は法廷の現場ではみな、このアクセントなのだそう。それを、役作りで実際に法廷を見学した常盤が現場で進言。1話では常盤だけがこのイントネーションだったのが、以降、他の人たちもこれにならうように修正されています。しかし、2話に登場した重鎮の橋爪功には言えなかったのか、彼だけは従来の『証人』で押し通しており、統一感がないことが不自然さを際立たせてしまいました。もしかしたら2人の間に、確執が生まれてしまったかもしれませんね」(テレビ誌ライター)

 視聴率は悪くないにせよ、伸びきれないのは、リアリズムを追求しすぎているからかも?

ヒロミ新番組のフジ『アオハルTV』初回4.1%で壮絶爆死……早期“打ち切り”危機

 ヒロミがMCを務めるフジテレビ系の新バラエティ番組『アオハルTV』の初回2時間スペシャルが27日に放送されたが、視聴率は“5%割れ”の4.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)しか取れず、壮絶な大爆死を遂げた。これにより、番組が始まったばかりなのに、早くも“打ち切り”の危機に瀕する事態になってしまった。

 同番組は、アツくてちょっぴり変わっていておもしろい“アオハル(青春)さん”に出会うべく、全国をリサーチ。さまざまなコーナーを通じて現役“アオハル”のリアルな実態、年齢問わず何かに熱中している全国の人々や芸人、心揺さぶる青春ドキュメンタリーまで、幅広く“アオハル”を紹介する内容。Sexy Zoneの菊池風磨と佐藤勝利、DAIGO、ビビる大木がレギュラー出演し、初回では現役復帰したフィギュアスケーターの高橋大輔選手がゲストとして登場した。

 いうまでもなく、日曜ゴールデン帯は日本テレビを筆頭に人気番組が並ぶ“激戦区”。そんな中、フジは視聴率争いに背を向けるかのごとく、敗戦処理的な『ニチファミ!』枠で、特番を流してきた。しかし、この1月からてこ入れに着手。午後8時台に『でんじろうのTHE実験』(2月3日放送開始)、9時台に『アオハルTV』をラインナップした。

 27日、午後8時台の他局の番組は、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)が20.5%、『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)が14.9%と高視聴率をマークしたほか、NHK大河ドラマ『いだてん』第4話が11.6%、午後7時からの『消えた天才 2時間スペシャル』(TBS系)が8.5%で、『アオハルTV』は大惨敗。

 午後9時台で見ても、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)が17.1%、日曜劇場『グッドワイフ』(TBS系)第2話が9.6%で、この時間帯でも苦しい戦いを強いられた。

「『ニチファミ!』の視聴率は5%前後でしたので、てこ入れの成果はなし。本来、初回なら興味本位で見る視聴者も多いのですが、それでも4.1%しか取れなかったのは、いかに注目度が低かったかということです。2月3日は休止で、午後8時から『でんじろうのTHE実験』2時間スペシャルがオンエアされますが、これまた大爆死のにおいが漂ってきます。『アオハルTV』は通常9時台放送なので、『イッテQ!』や『一軒家』と基本的にはバッティングしません。その意味で、次回放送(2月10日)が正念場。そこでまた爆死するようなら、お先真っ暗でしょうね。ジャニーズとしても、売り出し中のSexy Zoneのメンバー2人を送り込んでいるのに、こんな低視聴率しか取れないのでは由々しき問題です」(芸能関係者)

 フジにとって、不幸中の幸いなのは、ライバル番組のひとつである、TBS日曜劇場の今クールの数字がイマイチなことか……。第2回放送以降も結果が出せなければ、『アオハルTV』は1クールで打ち切りも浮上しかねないだろう。
(文=田中七男)

NEWS、ドキュメンタリー番組が突如“終了”! 「打ち切られた」「闇を感じる」と心配の声

 エンターテインメントの世界の裏側を放送するドキュメンタリー番組『RIDE ON TIME~時が奏でるリアルストーリー~』(フジテレビ系)。1テーマを数回にわたり取り上げる番組で、1月11日深夜から始まったNEWS編は「4週にわたって放送」とされていたが、3週で突如終了。当初の予定と異なる番組編成に対し、ファンの間で疑問や怒りの声が噴出している。

 同番組は10月5日に初回を迎え、第1弾として5月にデビューしたばかりのKing&Princeを特集。第2弾はHey!Say!JUMPのコンサートで裏方として働く新人スタッフに密着し、第3弾にはKAT-TUN編を放送。そして第4弾となるNEWS編は、1月11日に放送が始まり、25日の3週目で終了。告知では「4週にわたって放送」とあったにもかかわらず、25日放送の序盤で「Last episode」というテロップが表示され、ファンが騒然。「4週じゃないの? 今回が最終回?」と困惑する事態となった。

「NEWSのファンクラブ会員向けのメールマガジンや、公式携帯サイト・Johnny's webのメール(12月5日配信)では、『4週にわたって放送』と事前に案内。また、番組の第1~3弾までは、4週連続で放送されていました。現在、番組公式サイトを見ると、必ずしも特集が“4週”ではないことを強調するように、現在は『ある1つのテーマを長期密着取材し、複数週に渡ってリアルを描き出します』と記載されています」(ジャニーズに詳しい記者)

 ネット上では「番組が急に3週になるとか闇を感じる」「放送できない理由があるのかとか、余計なこと考えちゃう。ちゃんと4回分放送してほしかった」「3回で終わるとは思ってなかった。ほかのグループはみんな4回だったし」「唐突に打ち切られたとしか思えない」と、心配の声が続出。

 また予告では、小山慶一郎の単独インタビュー映像が放送されていたが、未公開のまま番組は終了。未成年女性との飲酒問題で、約2週間の活動自粛処分を受けた小山が、「“俺、アイドルでいていいのかな?”っていうふうに、スゴいその時に悩んで……」「“やめなきゃいけない”と思いました」と胸中を語っている映像が放送されなかったことで、「小山さんのやってないじゃん! 予告で見せといて、本編に入れないとか詐欺だよ」といったフジテレビ側へのクレームや、「NEWSは撮れ高なかったか、放送できないような内容だったんだろうな」とNEWSサイドに問題があったのではと推測する声も上がっている。

「納得いかないファンの中には、フジテレビに問い合わせた人もいるようです。電話をかけたファンの書き込みによれば、先方は『打ち切りではなく編集の都合上』『総合的判断』などと答えたとか。また、同番組は2週目(18日放送)でもテロップの表記ミスという致命的なミスを犯しているため、『密着したのに放送しないのは失礼な気がする。テロップでツアー名も間違えていたし……』と批判的なコメントも出ていました」(同)

 2月8日からは関西Jr.編が始まるが、ジャニーズ公式サイトの出演情報欄は「2/8(金)より放送」との一文のみで、何週分放送なのかは明記していない。一方で、関西Jr.内ユニット・なにわ男子の西畑大吾は、Johnny's webの連載「日刊なにわ男子」(1月15日付)の中で、『RIDE ON TIME』について「2月の1ヶ月間、関西Jr.を計2時間特集して下さいます」と、告知。30分番組×4回で計2時間という計算ならば、関西Jr.編は全4回になるものとみられる。

 全貌が明かされなかった小山のインタビュー映像をはじめ、NEWSの未公開パートがあらためて放送される日はやってくるのだろうか?

『後妻業』第1話。木村佳乃が大竹しのぶと演技で張り合うのは厳しいのでエロスで対抗して欲しい

 木村佳乃主演のドラマ『後妻業』(フジテレビ系)がスタートした。

 原作は直木賞作家である黒川博行の小説『後妻業』。2016年には大竹しのぶ主演の『後妻業の女』というタイトルで映画化もされている。

 多額の資産を持つ高齢者に狙いを定めて「後妻」となり、夫の死後に多額の遺産をゲットすることを目的にした「後妻業」がテーマの本作。

 実際問題、いくら年寄りと結婚したからって、そうそう都合よく死ぬわけじゃないだろうし、「稼業」として成立するのかどうかは分からないが、最近でいうと紀州のドン・ファン事件だったり、平尾昌晃、やしきたかじん、加藤茶などなど、芸能界で栄光&ビッグマネーを手にした大御所が、晩年になって若い姉ちゃんに入れ込んじゃっている例は多数。

 遺産を巡って後妻と子どもたちが大モメというのはワイドショーネタの定番だけに、ドラマとしても注目度の高いテーマだろう。

 

■大竹しのぶの演技とどうしても比べてしまうが……

 ジジイ転がし&殺しの天才・武内小夜子(木村佳乃)は、結婚相談所「ブライダル微祥」を経営する柏木亨(高橋克典)と組んでビッグな資産を持つ高齢者たちをたぶらかし、遺産をゲットしてきた。

 そんな小夜子の新たなターゲットは元・教師の中瀬耕造(泉谷しげる)。

 まんまと後妻の座をゲットした小夜子は、高カロリー&高塩分の食事、無茶な運動で、さっそく不整脈持ちの耕造を殺そうとする。

 計画通り、耕造は発作を起こして倒れてしまうが、報せを受けて駆けつけた娘たち・中瀬朋美(木村多江)、西木尚子(濱田マリ)と大モメに。

 小夜子と再婚したことすら聞かされていなかったことで強い不信感を抱いた朋美は、大学時代の先輩で、元刑事の探偵・本多芳則(伊原剛志)に小夜子の調査を依頼する。

 原作や映画との大きな違いは、木村佳乃演じる武内小夜子がメチャクチャ若いこと。

 原作では69歳設定のところ、ドラマでは45歳。それだけに、財産狙いの結婚だということがより露骨に見える。

 演技面で大竹しのぶと比較するのは酷ではあるが、業の深い女を演じさせた時の、あの迫力と存在感にはなかなか太刀打ちできないところ。

 木村佳乃は映画版の大竹しのぶとはまた別の、かなり誇張した演技で、財産狙いであることを隠そうともしないコント的なキャラクターを作りあげている。

 しかしこんなタイプのキャラ、どこかで見たことあるなと思ったのだが、同じくフジテレビ系のドラマ『コンフィデンスマンJP』における長澤まさみだ。露悪的&軽いノリで犯罪行為を行うあの女詐欺師!

 フジテレビ的に、『コンフィデンスマンJP』が好評だっただけに、似たようなキャラクターを求められたのかもしれないが、逆に長澤との年齢差を考えると……40代の木村佳乃が浮かれたキャラクターを演じているのは見ていて少々キツイものがある。

 大竹しのぶと長澤まさみにはさまれ(?)、なかなか厳しい戦いだが、木村佳乃演じる武内小夜子は、浮かれたハイテンションな詐欺師であるだけではなく、深い闇を抱えていそうな伏線も張られている。

 今後、コント的なだけではない、深みのある演技も見せて欲しい!

■高橋克典のフェロモンでエロ展開を期待

 木村佳乃のキャラクターは賛否両論ありそうだが、周囲を固めるキャスト陣はなかなかいいラインナップだ。

 財産を狙われる泉谷しげるはナイスなもうろくジジイっぷりを発揮しているし、木村佳乃とバディを組む高橋克典は早くもフェロモン全開。

 メインストーリーにどう絡んでくるのかはまだ分からないが、高橋克典のセフレ・三好繭美役として登場した篠田麻里子もエロ~い女を好演していた。

 AKB48卒業後、いまいちパッとしていない篠田麻里子だが、こういう下品な役をやらせるとハマる!

 このドラマ版が映画版と張り合える要素として、やはり「エロス」は重要なポイントだろう。

 木村佳乃と高橋克典のバディは、仕事上のパートナーだけではない、エロ~いいわくがありそうな関係。

 一方、父親の遺産を守る側の木村多江も、事実婚の夫がいるにもかかわらず、学校の先輩である探偵・伊原剛志と過去にいろいろあったっぽい雰囲気をプンプン漂わせている。

 木村多江の事実婚の夫・佐藤司郎(長谷川朝晴)も、建築設計事務所に雇い入れた若い娘(田中道子)と不倫しそうなフラグがビンビンだ。

 初回は、ひとまず各キャラクターと関係性のお披露目といった感じで、ストーリーが転がってくるのはこれから。

 フェロモン・高橋克典を中心としたお色気展開、そして何より木村佳乃・木村多江のW木村の、遺産を巡る昼ドラばりのドロドロなバトルにも期待したいところ。

 ちなみに本作では、地上波での放送とは別に、「GYAO!」独占で『後妻業チェインストーリー』というスピンオフも配信している。「1.5話」「2.5話」といった感じで、地上波での各話の間を埋めるようなストーリーが展開されるようだ。

「後妻業」がテーマだけに、若干上の年代がターゲットになっていそうな本作で、ネットのみの配信なんてやらなくても、とも思うのだが……。

 地上波で普通にドラマを放送しているだけではなかなか厳しい時代、フジテレビ的にもいろいろチャレンジしている最中といったところか。
(文とイラスト=北村ヂン)

『後妻業』第1話。木村佳乃が大竹しのぶと演技で張り合うのは厳しいのでエロスで対抗して欲しい

 木村佳乃主演のドラマ『後妻業』(フジテレビ系)がスタートした。

 原作は直木賞作家である黒川博行の小説『後妻業』。2016年には大竹しのぶ主演の『後妻業の女』というタイトルで映画化もされている。

 多額の資産を持つ高齢者に狙いを定めて「後妻」となり、夫の死後に多額の遺産をゲットすることを目的にした「後妻業」がテーマの本作。

 実際問題、いくら年寄りと結婚したからって、そうそう都合よく死ぬわけじゃないだろうし、「稼業」として成立するのかどうかは分からないが、最近でいうと紀州のドン・ファン事件だったり、平尾昌晃、やしきたかじん、加藤茶などなど、芸能界で栄光&ビッグマネーを手にした大御所が、晩年になって若い姉ちゃんに入れ込んじゃっている例は多数。

 遺産を巡って後妻と子どもたちが大モメというのはワイドショーネタの定番だけに、ドラマとしても注目度の高いテーマだろう。

 

■大竹しのぶの演技とどうしても比べてしまうが……

 ジジイ転がし&殺しの天才・武内小夜子(木村佳乃)は、結婚相談所「ブライダル微祥」を経営する柏木亨(高橋克典)と組んでビッグな資産を持つ高齢者たちをたぶらかし、遺産をゲットしてきた。

 そんな小夜子の新たなターゲットは元・教師の中瀬耕造(泉谷しげる)。

 まんまと後妻の座をゲットした小夜子は、高カロリー&高塩分の食事、無茶な運動で、さっそく不整脈持ちの耕造を殺そうとする。

 計画通り、耕造は発作を起こして倒れてしまうが、報せを受けて駆けつけた娘たち・中瀬朋美(木村多江)、西木尚子(濱田マリ)と大モメに。

 小夜子と再婚したことすら聞かされていなかったことで強い不信感を抱いた朋美は、大学時代の先輩で、元刑事の探偵・本多芳則(伊原剛志)に小夜子の調査を依頼する。

 原作や映画との大きな違いは、木村佳乃演じる武内小夜子がメチャクチャ若いこと。

 原作では69歳設定のところ、ドラマでは45歳。それだけに、財産狙いの結婚だということがより露骨に見える。

 演技面で大竹しのぶと比較するのは酷ではあるが、業の深い女を演じさせた時の、あの迫力と存在感にはなかなか太刀打ちできないところ。

 木村佳乃は映画版の大竹しのぶとはまた別の、かなり誇張した演技で、財産狙いであることを隠そうともしないコント的なキャラクターを作りあげている。

 しかしこんなタイプのキャラ、どこかで見たことあるなと思ったのだが、同じくフジテレビ系のドラマ『コンフィデンスマンJP』における長澤まさみだ。露悪的&軽いノリで犯罪行為を行うあの女詐欺師!

 フジテレビ的に、『コンフィデンスマンJP』が好評だっただけに、似たようなキャラクターを求められたのかもしれないが、逆に長澤との年齢差を考えると……40代の木村佳乃が浮かれたキャラクターを演じているのは見ていて少々キツイものがある。

 大竹しのぶと長澤まさみにはさまれ(?)、なかなか厳しい戦いだが、木村佳乃演じる武内小夜子は、浮かれたハイテンションな詐欺師であるだけではなく、深い闇を抱えていそうな伏線も張られている。

 今後、コント的なだけではない、深みのある演技も見せて欲しい!

■高橋克典のフェロモンでエロ展開を期待

 木村佳乃のキャラクターは賛否両論ありそうだが、周囲を固めるキャスト陣はなかなかいいラインナップだ。

 財産を狙われる泉谷しげるはナイスなもうろくジジイっぷりを発揮しているし、木村佳乃とバディを組む高橋克典は早くもフェロモン全開。

 メインストーリーにどう絡んでくるのかはまだ分からないが、高橋克典のセフレ・三好繭美役として登場した篠田麻里子もエロ~い女を好演していた。

 AKB48卒業後、いまいちパッとしていない篠田麻里子だが、こういう下品な役をやらせるとハマる!

 このドラマ版が映画版と張り合える要素として、やはり「エロス」は重要なポイントだろう。

 木村佳乃と高橋克典のバディは、仕事上のパートナーだけではない、エロ~いいわくがありそうな関係。

 一方、父親の遺産を守る側の木村多江も、事実婚の夫がいるにもかかわらず、学校の先輩である探偵・伊原剛志と過去にいろいろあったっぽい雰囲気をプンプン漂わせている。

 木村多江の事実婚の夫・佐藤司郎(長谷川朝晴)も、建築設計事務所に雇い入れた若い娘(田中道子)と不倫しそうなフラグがビンビンだ。

 初回は、ひとまず各キャラクターと関係性のお披露目といった感じで、ストーリーが転がってくるのはこれから。

 フェロモン・高橋克典を中心としたお色気展開、そして何より木村佳乃・木村多江のW木村の、遺産を巡る昼ドラばりのドロドロなバトルにも期待したいところ。

 ちなみに本作では、地上波での放送とは別に、「GYAO!」独占で『後妻業チェインストーリー』というスピンオフも配信している。「1.5話」「2.5話」といった感じで、地上波での各話の間を埋めるようなストーリーが展開されるようだ。

「後妻業」がテーマだけに、若干上の年代がターゲットになっていそうな本作で、ネットのみの配信なんてやらなくても、とも思うのだが……。

 地上波で普通にドラマを放送しているだけではなかなか厳しい時代、フジテレビ的にもいろいろチャレンジしている最中といったところか。
(文とイラスト=北村ヂン)

はあちゅう、電通、伊藤詩織さん……全方位を愚弄する竹内結子『QUEEN』の“激ヤバ”度

 これは、本当にヤバい作品かもしれない。17日に放送された竹内結子主演のドラマ『スキャンダル専門弁護士QUEEN』(フジテレビ系)第2話の視聴率は、初回から半減しての5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。本当に、下がってよかったと思います。すごく人を傷つけるよ、こういうドラマは。前回はアイドルを職業とする女の子たちを丸めて「どうせ全員、色情魔のズベ公だろ」と切って捨てた『QUEEN』でしたが、今回もまたやりました。現実の出来事をモチーフにするなら、これは本当にやっちゃいけないレベルのマナー違反ですよ。振り返りましょう。

(前回までのレビューはこちらから)

 

■はあちゅうと伊藤詩織さんのハイブリッド

 今回、スキャンダル専門弁護士たちのクライアントは、電通をモデルにしたD社という大手広告代理店のトップクリエイター。モデルは東京五輪のロゴデザインでパクリ騒動を起こした佐野研二郎さんです。

 その佐野さん……じゃなくて、谷さん(波岡一喜)が、部下の派遣社員の女性にセクハラをしたとかしないとかで週刊誌にスッパ抜かれ、世の女性たちが抗議デモを起こしているところから始まります。

 匿名で被害を訴え出たのは、はあちゅうをモデルにした佐藤瑠璃(成海璃子)という人物。さらには伊藤詩織さんのように、セクハラを告発する本を出版するというので、D社は大慌てです。

 なお、ここまで「モデルにした」と断定調で書いていますが、別にフジテレビがそれらを「モデルにしました」と明言しているわけではないので、誤解なきよう。ただ、広告代理店がD社だったり、パクリ騒動が五輪ロゴだったり、告白本のタイトルが『ブラックダイアリー』だったりするので(伊藤さんの告発本のタイトルは『ブラックボックス』)、「モデルじゃないよ」は通らないだろうなと思って断定しています。

 続けます。

 瑠璃さんは、谷さんとD社に謝罪を求めていますが、D社側はそれには応じないといいます。そのD社が主人公・氷見(竹内)たちに依頼したのが、「謝罪はしない、沈静化しろ」というリスク回避の仕事でした。ちなみにD社は否定していますが、実際、谷さんは瑠璃さんにセクハラ・パワハラをしているというお話です。

 最初は匿名だった瑠璃さんでしたが、意を決して顔出しでテレビの取材に応えます。ここも伊藤詩織さんからの引用でしょう。

 成海璃子が美人だからなのかなんなのか、世間からは瑠璃さんへの批判が殺到します。「売名行為」「したたかな女」など、ネットは大炎上。瑠璃さんのキラキラインスタを見つけた氷見たちも「これで風向きが変わる(矛先が瑠璃さんに向く)」とニンマリです。ニンマリて。

 ちなみにドラマが、はあちゅう、もとい伊藤さん、もとい瑠璃さんの告発について表明した論調は、以下のようなものです。

「契約を切られたときに被害者意識を持ったってことなんでしょうね」
「悲劇のヒロインが戦う本です」
「あざとすぎましたね」
「あーいう女には絶対裏がある」
「野心の塊」

 えっぐい。悪口じゃんね。

 ちなみに、いろいろあってD社と谷さんは謝罪会見を開くわけですが、最後までドラマの瑠璃さんへの評価は変わりません。瑠璃さんが谷さんと過去に付き合っていたことを引き合いに出して「付き合ってたんだったら、セクハラっつってもねえ……」みたいな謎理論で谷さんの卑劣な行為への断罪を切り上げると、「そもそもこれは周りを巻き込まなくても2人が話し合えば解決できる問題じゃないんですか」「セクハラがあったことは事実です。でもそれを利用して人を貶め、周りを振り回す必要までありますか?」などと告発そのものの意義を貶める説得を試み、さらには氷見たちが所属する法律事務所の副所長役であるバカリズムに「元カノが性格悪かったって話でしょ?」と吐き捨てさせます。

 完全に悪意です。視聴者に現実のニュースを連想させている時点で、この悪意は、はあちゅうや伊藤詩織さんに向けられたものでもあります。作り手にどんな意図があろうと、見る側は現実を投影するからです。

 もっともヤバいと感じたのは、瑠璃さんと谷さんが過去に交際していたことが“真実”として報じられ、それによって『ブラックダイアリー』が発売中止となったことです。

 いったい、いつから元カノへのセクハラは“痛み分け”ということになったのでしょう。このドラマを作った人たちは、一度でもヤッたことがある女には何をしても許されると思っているのでしょうか。「ステキな思いもしたでしょう(だから事を荒立てるな)」と竹内結子が成海璃子を諭すシーンなど、サイコホラーの趣きです。

 前回、『QUEEN』における女性へのゲスな視点について「オッサン的」と書きましたが、もはやオッサンでもない、聞いたこともない醜悪な価値観です。怖いよ。

 そのほか、D社の人事部長役には50歳を超えて今なお妖艶の極みにある国生さゆりを据え、「仕事に人生を捧げてきた女は惨めである」「若くて美しい男に誘惑されると、ガードがゆるくなる」といったシーンを演じさせる場面もありました。そして、その若い男に「俺はババアを楽しませるために弁護士になったんじゃない!」と吐き捨てさせます。このあたりになってくると、何を見せられているのかわからなくなってきます。

 氷見さんたちは、あくまで「なぁなぁ」な着地を試みます。どっちもどっちだろ、というスタンスを崩しません。意図としてはシニカルかつニヒルに、扇動に弱いネット民たちを皮肉ったつもりなのでしょうが、完全に失敗しているし、竹内結子がいちいち芝居が上手いもんだから、本当に心無い人に見えてくる。大損ですよ。

 

■何がヤバいって……

 かくして、今後も猛毒をまき散らしそうな『QUEEN』ですが、何がヤバいって脚本家が女性だということです。女性が、ここまで女性の尊厳を踏みにじるセリフを書いている。しかも、倉光泰子さんという人は前回担当した『刑事ゆがみ』で、実に繊細に女性の自意識に寄り添って見せた健筆の人です。これ(記事参照)と同じ人が書いていると思うと、上からの強烈なディレクションを感じるし、むしろそこに本当のパワハラがあるんじゃないかと勘繰りたくなるくらいです。

 あー。あと10回くらいこんな論調の原稿を納品しなければならないのかと思うと、気が重いですよ!

(文=どらまっ子AKIちゃん)

織田裕二&市川海老蔵で刑事ドラマ放送へ? フジテレビ企画書の「仮タイトル」が衝撃的すぎる……

 1月14日、歌舞伎俳優・市川海老蔵が、来年5月に江戸時代から続く歌舞伎の大名跡「市川団十郎」を十三代目として襲名することを発表、「団十郎白猿」と名乗る。

 同時に長男、堀越勸玄くんも八代目市川新之助を襲名し、初舞台を踏む。襲名披露興行は同年5~7月の東京・歌舞伎座を皮切りに、全国で行われる予定だという。

 人気歌舞伎俳優、そして妻・小林麻央さんとの死別を乗り越えた海老蔵の襲名式となれば、高視聴率は間違いない。テレビ各局が独占中継したいのは当然のことだろう。

「最有力は、海老蔵一家に密着するドキュメンタリー番組『市川海老蔵に、ござりまする。』を放送している日本テレビです。14日には第6弾が放送され、自分を変えてくれた麻央さんへの感謝や、最後の花見でケンカをしたことへの後悔を明かし、話題を呼んだものでした」(テレビ誌ライター)

 この日本テレビを猛追しているのが、フジテレビだ。昨年10月期の織田裕二主演の月9ドラマ『SUITS/スーツ』に、海老蔵自らが出演を熱望し、スペシャルゲストとして登場したのは記憶に新しい。

「『SUITS/スーツ』の続編が検討されているほか、織田とのタッグによる刑事ドラマの企画書が、すでに提出されていると聞きます。織田は自身の代表作である『踊る大捜査線』(同)のイメージを大切にしており、刑事モノはNGにしてきた。しかし、相方が海老蔵ならむげにもできない。フジも襲名式前の放送にこぎ着けようと、このドラマ企画にGOサインを出しているといいます。しかし上がってきた企画は、織田がキャリアで海老蔵がノンキャリという、どこかで聞いたことがあるような設定。しかも、『気になるアイツ』という昭和のトレンディドラマでも使われないような仮タイトルがついていたそうです。局内でも不評だったようですから、果たして実現するかどうか……」(テレビ関係者)

“海老蔵利権”を得るのはどっち?

指原莉乃のパスも華麗にスルー! 『ワイドナショー』の“謝らない”松本人志に批判殺到

 まさに、火に油だ。

 ダウンタウンの松本人志が20日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、前週放送の同番組で、HKT48・指原莉乃に放ったセクハラ発言について持論を展開した。13日の番組では、NGT48・山口真帆の“暴行事件”について指原が「誰がトップなのか、誰が仕切っているのか本当に私ですらわからない状態」と言及。その流れの中で松本が「それは、お得意の体を使ってなんとかするとか……」と発言し、ネット上では「ひどいセクハラ発言」と大炎上した。

 この件について聞かれた松本は「今日をもって無口なコメンテーター。新しいジャンルで。ギャラ泥棒になっていこうかなと思ってますけど」と、ひとくさり。続けて「炎上はこの先もしていくと思うんです。それはしょうがない。炎上で得られるものもあるし。なるほどなって、こんな大火事になるんや。その大火事になった時に本当に大切なものが見えてくるし。持ち出して逃げなアカンものが何なのかもわかるし。こういう時に消火器を持って駆けつけてくれる人もよくわかるし」と話した。

 消火器を持ってきたのは当の指原で、15日夜に「ワイドナショー、緊張しすぎて本当に記憶がほとんどなく…改めて録画をチェック………松本さんが干されますように!!!」とツイート。持ち前の“調整力”を発揮して、深刻になりかけていたこの問題をネタに昇華させてみせた。

 ところが、この日の放送で松本は指原が持ってきた消火器を使わず、火に油を注ぐ始末。釈明に終始し、謝罪の言葉すら出てこなかったことに、ネット上では「言い訳がましい」「人としてどうなの」と批判の声が上がっている。

「松本さんは『謝ったら負け』という考え方ですからね。昨年と今年、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の過激企画が警察沙汰の騒動になった時も、彼は番組スタッフをかばう発言を連発し『身内に甘い』と批判されました。謝るよりも、それをネタに変えよう、笑いに変えようと意識しているのだと思いますが、いまの時代、素直に謝るところは謝らないと、さらなる炎上を招いてしまいます」(お笑い関係者)

 天下の松本人志も、時代を読み違えた!?