『後妻業』第5話 夫の不倫&ライバルの隠し子発覚で、自分も不倫に走る朋美……それでいいのか!?

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『後妻業』(フジテレビ系)第5話「第2章突入! 夫婦の修羅場と悪女の逆襲」

 中瀬朋美(木村多江)は事実婚の夫・佐藤司郎(長谷川朝晴)と事務所スタッフ・山本絵美里(田中道子)が、まさかの事務所内で浮気している現場を目の当たりにしてしまった。

 事務所を飛び出した朋美は、学生時代の先輩であり探偵の本多芳則(伊原剛志)に電話をかけて、

「私、家には帰れない」

「ウチでよかったら、来るか?」

 とかなんとか色っぽいことを言っていたのが前回のラスト。完全にヤッちゃうフラグだと思っていたら、今回は冒頭で、

「大丈夫、今日はホテルに泊まるから」

 との返答。じゃあ何で電話かけたんだよ!

 おそらく本多はコンビニにダッシュしてコンドームを買う体勢に入っていたはず。……同情してしまう。

 

■何だかんだで共感し合う小夜子と朋美

 司郎の浮気を目撃して以来、朋美の心はだいぶ不安定になっているようだ。

 司郎と絵美里がヤッていた事務所のソファを処分し、「大阪出張が増えそう?」という司郎の言葉にいらつく。さらに、仕事上で意見が対立した司郎に絵美里が加勢したことでブチギレ。

「ふたりとも私をバカにしているの? 私が何も知らないとでも思ってるの?」

 あーあ、言っちゃった。「浮気しているのを知っている」というのは夫と別れるにしろ、つなぎ止めるにしろ強力な武器となり得るのに……。小夜子に対する時と同様、朋美って理性的に見えて、すぐに感情的になっちゃうタイプだ。

 まあ、「私ぃ~アレ(ソファ)結構気に入ってたんですよね~」などなど、明らかに朋美を挑発してきている絵美里の態度を見せられれば、ブチギレてしまう気持ちも分からなくもないが。

 父親の遺産を後妻である性悪女・武内小夜子(木村佳乃)にゴッソリ奪われたと思ったら、夫も性悪そうな女と浮気。姉の西木尚子(濱田マリ)もなかなかのボンクラだし、女に苦しめられるタイプだ。

 浮気の件をぶちまけてしまい落ちているところへ、追い打ちをかけるように小夜子から電話がかかってきた。直前に本多から「小夜子には息子がいるようだ」という情報を聞いていただけに、さらに心が揺り動かされる。

 というのも、司郎の心をつなぎ止められなかったのは、ふたりの間に子どもが出来なかったせいだと考えているから。

「あんたみたいな女が母親だなんて不公平よ、許せない」

 このあたり、原作から年齢設定を変更して、小夜子と朋美を同年代に、しかも45歳という若めの年齢に設定したのが活きている。

 同年代であるが故に、小夜子の悲惨な生い立ちを知った朋美は思わず同情をしたし、子どもがいると聞いたら「不公平よ」と思う。

 一方の小夜子の方も、朋美の存在を煙たがっていながらも、子どもが欲しそうな様子を知って神妙な面持ちになる。

「後妻業」の被害者と加害者という関係性ではあるものの、微妙に心を通じ合うふたり。今後、ふたりが手を取って、自分たちを裏切った男たちに復讐……なんて展開もありうるのか!?

■ジジイを騙すテクニックが雑

 その小夜子の「子ども」・黒澤博司(葉山奨之)は、柏木亨(高橋克典)からの指示で本多と朋美の動向を監視していた。

 そんな中、絵美里とバトルし、小夜子に子どもがいると知ってショックを受けた朋美は、半ばヤケクソ気味に本多とホテルにチェックイン!

「何してんねん」とは博司の言葉だが、ホントに何してんねん。

 前回、柏木が「泣いてる女を口説くほど困ってへん」と言っていたのに対し、夫に浮気された&不妊を悩んでいる朋美をまんまとホテルに連れ込む本多の下世話さよ。それでいいのか、朋美!

 で、柏木はその情報を三好繭美(篠田麻里子)とベッドイン中に知らされるのだが……さすがフェロモンの権化!

 ラブホに入る朋美&本多の写真を転送された小夜子は、朋美の弱味を握ってはしゃぎつつ、柏木へ「うちも、男に抱かれたい」と返信しようとして止める。

 本多と朋美のただれた関係も気になるが、柏木と小夜子の関係性も謎だ。

 小夜子のことを「商売道具」と呼び、風俗で出会った時すら肉体関係を持っていなかったと思われるふたり。フェロモン全開の柏木は何を考えているのかイマイチ分からないが、小夜子は柏木にほれているということなのだろう。

 改めて、柏木とは男女の関係ではなく、ただのビジネスパートナーだと思い直した小夜子は、色々と吹っ切れた様子で、後妻業の次なるターゲット・元開業医の笹島雅樹(麿赤兒)に遺言公正証書を書くように迫る。

 ド直球!

 ジジイを色仕掛けで騙すにしても、さすがに雑すぎないだろうか。こんな大雑把な手口でも騙せるほどのテクニックを持っているということなのか、小夜子もちょっとヤケクソ気味になっているのか。そして、もうひとりのターゲットだった佐藤蛾次郎はどうなったのか!?

(文とイラスト=北村ヂン)

『後妻業』第5話 夫の不倫&ライバルの隠し子発覚で、自分も不倫に走る朋美……それでいいのか!?

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『後妻業』(フジテレビ系)第5話「第2章突入! 夫婦の修羅場と悪女の逆襲」

 中瀬朋美(木村多江)は事実婚の夫・佐藤司郎(長谷川朝晴)と事務所スタッフ・山本絵美里(田中道子)が、まさかの事務所内で浮気している現場を目の当たりにしてしまった。

 事務所を飛び出した朋美は、学生時代の先輩であり探偵の本多芳則(伊原剛志)に電話をかけて、

「私、家には帰れない」

「ウチでよかったら、来るか?」

 とかなんとか色っぽいことを言っていたのが前回のラスト。完全にヤッちゃうフラグだと思っていたら、今回は冒頭で、

「大丈夫、今日はホテルに泊まるから」

 との返答。じゃあ何で電話かけたんだよ!

 おそらく本多はコンビニにダッシュしてコンドームを買う体勢に入っていたはず。……同情してしまう。

 

■何だかんだで共感し合う小夜子と朋美

 司郎の浮気を目撃して以来、朋美の心はだいぶ不安定になっているようだ。

 司郎と絵美里がヤッていた事務所のソファを処分し、「大阪出張が増えそう?」という司郎の言葉にいらつく。さらに、仕事上で意見が対立した司郎に絵美里が加勢したことでブチギレ。

「ふたりとも私をバカにしているの? 私が何も知らないとでも思ってるの?」

 あーあ、言っちゃった。「浮気しているのを知っている」というのは夫と別れるにしろ、つなぎ止めるにしろ強力な武器となり得るのに……。小夜子に対する時と同様、朋美って理性的に見えて、すぐに感情的になっちゃうタイプだ。

 まあ、「私ぃ~アレ(ソファ)結構気に入ってたんですよね~」などなど、明らかに朋美を挑発してきている絵美里の態度を見せられれば、ブチギレてしまう気持ちも分からなくもないが。

 父親の遺産を後妻である性悪女・武内小夜子(木村佳乃)にゴッソリ奪われたと思ったら、夫も性悪そうな女と浮気。姉の西木尚子(濱田マリ)もなかなかのボンクラだし、女に苦しめられるタイプだ。

 浮気の件をぶちまけてしまい落ちているところへ、追い打ちをかけるように小夜子から電話がかかってきた。直前に本多から「小夜子には息子がいるようだ」という情報を聞いていただけに、さらに心が揺り動かされる。

 というのも、司郎の心をつなぎ止められなかったのは、ふたりの間に子どもが出来なかったせいだと考えているから。

「あんたみたいな女が母親だなんて不公平よ、許せない」

 このあたり、原作から年齢設定を変更して、小夜子と朋美を同年代に、しかも45歳という若めの年齢に設定したのが活きている。

 同年代であるが故に、小夜子の悲惨な生い立ちを知った朋美は思わず同情をしたし、子どもがいると聞いたら「不公平よ」と思う。

 一方の小夜子の方も、朋美の存在を煙たがっていながらも、子どもが欲しそうな様子を知って神妙な面持ちになる。

「後妻業」の被害者と加害者という関係性ではあるものの、微妙に心を通じ合うふたり。今後、ふたりが手を取って、自分たちを裏切った男たちに復讐……なんて展開もありうるのか!?

■ジジイを騙すテクニックが雑

 その小夜子の「子ども」・黒澤博司(葉山奨之)は、柏木亨(高橋克典)からの指示で本多と朋美の動向を監視していた。

 そんな中、絵美里とバトルし、小夜子に子どもがいると知ってショックを受けた朋美は、半ばヤケクソ気味に本多とホテルにチェックイン!

「何してんねん」とは博司の言葉だが、ホントに何してんねん。

 前回、柏木が「泣いてる女を口説くほど困ってへん」と言っていたのに対し、夫に浮気された&不妊を悩んでいる朋美をまんまとホテルに連れ込む本多の下世話さよ。それでいいのか、朋美!

 で、柏木はその情報を三好繭美(篠田麻里子)とベッドイン中に知らされるのだが……さすがフェロモンの権化!

 ラブホに入る朋美&本多の写真を転送された小夜子は、朋美の弱味を握ってはしゃぎつつ、柏木へ「うちも、男に抱かれたい」と返信しようとして止める。

 本多と朋美のただれた関係も気になるが、柏木と小夜子の関係性も謎だ。

 小夜子のことを「商売道具」と呼び、風俗で出会った時すら肉体関係を持っていなかったと思われるふたり。フェロモン全開の柏木は何を考えているのかイマイチ分からないが、小夜子は柏木にほれているということなのだろう。

 改めて、柏木とは男女の関係ではなく、ただのビジネスパートナーだと思い直した小夜子は、色々と吹っ切れた様子で、後妻業の次なるターゲット・元開業医の笹島雅樹(麿赤兒)に遺言公正証書を書くように迫る。

 ド直球!

 ジジイを色仕掛けで騙すにしても、さすがに雑すぎないだろうか。こんな大雑把な手口でも騙せるほどのテクニックを持っているということなのか、小夜子もちょっとヤケクソ気味になっているのか。そして、もうひとりのターゲットだった佐藤蛾次郎はどうなったのか!?

(文とイラスト=北村ヂン)

『めちゃイケ』25年間飲み会なしゆえに長く続いた? ナイナイに酒のトラウマも……

 16日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)に、ナインティナインの岡村隆史とオアシズの光浦靖子が登場し、2018年3月に終了した人気バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の裏側を語った。

 岡村と光浦は『めちゃイケ』前身の『とぶくすり』(同)時代から25年来の付き合いだが、プライベートで食事をともにしたことはないという。何より『めちゃイケ』自体、飲み会の類いがなく、最終回の打ち上げもなかったという。

『めちゃイケ』といえば大学生のサークルノリのような仲良しモードを出しているが、プライベートはドライな関係だったようだ。その分、人間関係にヒビが入ることがなく番組が長続きとしたともいえる。これにはメインとなるナインティナインの事情も関係していたかもしれない。

「ナインティナイン・矢部浩之は酒がほとんど飲めない体質です。岡村は飲める口ですが、芸に対するプライドが高いため、酔うと説教をすることもあるようですね。過去には『芸人のことをバカにしている』と女優の酒井若菜と酒の席で大喧嘩をし、一時は絶交状態に至りました」(業界関係者)

 さらにナイナイにとって、業界人を交えた飲み会は社交の場ではなく地獄でもあった。

「新人時代に出演していた土曜深夜のお色気番組『殿様のフェロモン:-the Lord’s pheromone-』(同)では深夜3時に生放送が終わったあと、反省会と称してスタッフと朝まで居酒屋に行くのが恒例だったようです。ナイナイはその場でダメ出しを受けるのはもちろん、日曜早朝から『浅草橋ヤング洋品店』(テレビ東京系)で長時間ロケに行かねばならず、ほとんど寝る暇もなかったようですね。こうした嫌な体験があるからこそ、無駄な飲み会に時間を割きたくないという思いもあったのでしょう」(同)

『めちゃイケ』が長続きした理由は「酒を交えない」クールな関係にも求められそうだ。
(文=平田宏利)

元貴乃花親方と離婚の河野景子、フジテレビ完全復帰“不可能”の原因は「やっぱり優一氏」か

 自身のブログで「インスタグラムを始めました。日々のことを写真と共に紹介していきたいと思います。ぜひフォローしてみてください」とアピールし、宣伝している。

 最近は、テレビでの露出が急激に減っている河野。大相撲の元貴乃花親方と離婚した直後はバラエティー番組に出演していたが、それもすぐに飽きられてしまった。

 一時は元職場のフジテレビで4月からのレギュラー番組が内定したとのウワサが駆け巡ったが、それも立ち消えに。その原因になっているのが自称・靴職人で息子の花田優一だというのだ。

「優一はこれまで注文を受けながら納品期限を守らない等の金銭トラブルを起こしたり、スピード離婚をしたりと、すっかりお騒がせキャラとなっています。いまの状態だと、そういった問題がこれからまた噴出するか、分かりません。もし優一のスキャンダルが出れば、景子さんにも、景子さんが出演している番組にも大きな影響を及ぼし、スポンサー対応に追われることになってしまいます。テレビ局側がそこまでのリスクを負って、景子さんを使うメリットはないという判断をしているということです」(テレビ局スタッフ)

 離婚し、独り身になった優一の世話は、母の景子がしているという。

「靴職人としての収入がまだまだ少ない優一に景子さんが金銭援助を行っているようです。昨秋には700万円ほどする新車を買い与えるなど、足を引っ張られているはずの息子を甘やかしています。その甘えがトラブルを頻発させている大きな要因なのかもしれないのですが……」(同)

 息子がトラブルをクリアにして母親離れをしないかぎり、景子さんの復活の可能性は低そうだ。

『快傑えみちゃんねる』関東進出は“瀕死”のフジテレビを救う? 「弱気な試み」の成否は……

 フジテレビが2月初めより、夕方15時50分からの「メディアミックスα」で、関西の人気番組『快傑えみちゃんねる』の放送を始め、25日には同じく関西ローカルの『やすとも・友近のキメツケ!※あくまで個人の感想です』の放送も決定。突然の関西シフトが話題になっている。東京に住んでいると、面白い番組は東京発のものばかりだと思いがちだが、それは大きな誤りだ。テレビ情報誌の記者が語る。

「『快傑えみちゃんねる』は、司会の上沼恵美子と、ひな壇に座った複数のゲストがトークを繰り広げるバラエティ番組です。番組は放送開始から20年以上経過していますが、関西ではずっとゴールデンタイムに放送されており、毎回2ケタの視聴率を取る超人気番組です」

 上沼といえば、『M-1グランプリ』の審査員として知られる“関西の女帝”。関東でもおなじみの顔だが、なぜ突然関東でも放送されることになったのか?

「フジのこの時間帯は、もともとニュース番組が放送されていましたが、視聴率不振が甚だしくて15~16時台の放送が打ち切られ、その後はドラマの再放送が中心でした。しかしフジとしては、ドラマの再放送ではテレ朝の『相棒』に歯が立たないので、新たな視聴者の掘り起こしを狙って、関西の人気番組を持ってきたのでしょう。これが好評なら、関西ローカルで活躍するタレントを関東で使うという手もありますし」

 下手な挑戦をするぐらいなら、実績があるもので勝負するのはよくある話。しかしテレビ界の歴史をひもとくと、フジの試みが成功する確率は低そうだという。キー局の関係者が語る。

「関西の人気番組を東京に持ってこようというプランは定期的に持ち上がりますが、うまくいったためしがありません。その代表が『探偵ナイトスクープ』(朝日放送)です。放送がすでに30年を超える『ナイトスクープ』は、23時台という放送時間にもかかわらず、毎回15%前後の視聴率を取るオバケ番組ですが、関東ではいろいろと時間帯を変えて放送してみたものの、視聴率は関西の半分もいきません。明石家さんまの『さんまのまんま』(関西テレビ)も、関西ではゴールデンでしたが、関東では深夜や日曜の昼間に放送され、扱いは決して良くありませんでした」

 しかも関西ローカルの番組が関東で放送されるのは、タレントにとっても喜ばしいことではないという。芸能事務所関係者が語る。

「関西ローカルのトーク番組に出る多くのタレントは、“少々話を盛ろうが、面白ければOK”というノリで番組に臨みます。関西は“笑わせてナンボ”の世界ですから。しかし、それが関東でも放送されるとなると、軽い気持ちで話したトークの内容が問題視されたり、場合によっては炎上する可能性もあります。正直、フジの試みをありがた迷惑に感じる人もいると思います」

 4月からは夕方のニュースに加藤綾子を投入し、局面の打開をもくろむフジテレビ。その“前座”がコテコテの関西テイストというのも、何か違う気がするのだが……。

竹内結子『QUEEN』から感じる「若い男にホレるババアは惨めだ」という強烈なメッセージ

 さて、当代きっての不愉快ドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)も第6話。視聴率は6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、低調が続いています。

 前回の第5話から、ようやくやりたいことが見えてきた感のある同作ですが、うーん、やっぱりおもしろくないです。いや、今回も大筋の大筋ではすごくいい話。悲しいし、希望もある。多少の粗があっても細かいところに目をつぶれば楽しめると思うんだけど、その粗がでかいのよ……。振り返りましょう。

(前回までのレビューはこちらから)

 

■今回の時事ネタはパワハラでした

 ご老人の女流売れっ子作家が女性秘書3人に灰皿を投げつけるなど、パワハラ行動をしている場面からスタート。作家はどうやら、若く美しい男の秘書にメロメロなようです。

 何話か前にも国生さゆりが若く美しい男に骨抜きにされるシーンがありましたが、このドラマは「年老いた女が若い男にホレる」というシチュエーションを、とことん惨めな行動として描きます。制作側の上の方の女の人に、よっぽど何かあるんだろうけど、その歪んだ価値観がダダ漏れなんです。「若い男にホレるババアは惨めだ」というメッセージは、おそらく「私はババアだが若い男には翻弄されない」という決意表明なんだろうけど、そんなのは見る側には関係ないですからね。見苦しいだけです。

 ついでにアラサー女性がハワイに一人旅することも軽くバカにしておいて、さあ第6話も不快に始まりました。要するに「軽妙」をはき違えてるんです。このドラマ、「キャラクター監修」という見慣れない役職でバカリズムがクレジットされてるんですが、世の女性たちから大いに不評を買った彼の女装ネタ「女子と女子」を、達者な女優さんたちが地で演じてしまっている感じ。あのネタはバカリズムの美しくない顔芸も込みで面白いわけで、美しい竹内結子や斉藤由貴がやったら、どうにも受け入れ難い設定なんです。そのへんも、制作側の上の方の女の人が醸し出す雰囲気が見えるのよね。「私はバカリズムのウイットを理解できる女だわよ」みたいな主張を感じる。実に見苦しい。

 だいたいからして、全編から敵対心というか「成敗してやろう」みたいなマウント意識が竹内ら弁護士チームの行動原理になっているし、クライアントに世間の同情が集まることをもって「任務成功」とされても、知らんがなという話なんです。問題解決の手段のひとつとしてメディアを使った世論操作があってもいいと思うけど、それが目的になっちゃうと共感できないんです。「そんなくだらないことでカネもらってんの?」となってしまう。

 ほかにもあります。今回も明確にパワハラが行われるシーンがあったにもかかわらず、「被害者側に非がある」という理不尽な描写がありました。灰皿を投げつけられた3人の女性秘書は、長きにわたって作家に尽くしてきたはずなのに、いつの間にか「遺産狙いの薄汚い狸ババア」扱いされてドラマから叩き出されてしまう。代わりに、「遺産狙いのホスト上がりのクソ野郎」として扱ってきた若い男を「才能ある若手流行作家」に仕立て上げる。若い男の才能や未来といった美しさを描こうとしても、その内実を作るのが面倒だから、周囲の人物を必要以上に汚していく。そして、汚されていくのは、いつも女性ばかり。

 老若にかかわらず、竹内結子と水川あさみに成敗されるのは、いつも女性なんです。画面から「美人が気に食わない」「自立した女が気に食わない」「すぐ泣く女はもっと気に食わない」というメッセージがビンビンに伝わってくる。4話まででちょっとやりすぎたと思ったのか、5話からは女性を救うようなポーズを取ってみたけど、結局5話の遠野なぎこからは仕事を取り上げ、再起不能の状態に陥れることで大団円のような顔をしていたし、今回の6話では真野響子を、がんで殺してしまいました。どうしても女性に救済や平穏を与えたくないというドラマの強い意思を感じます。さらに気味が悪いのは、それでも表面上は「女性を救った」という顔をしていることです。

■時事ネタならまだしも

 前回まで、時事ネタを雑に扱っているのが嫌だという話もしていましたが、今回は時事ネタ要素薄めで、人の才能や故人の遺志、あるいは誇りや信頼といった普遍的なテーマが語られました。人の才能や故人の遺志、あるいは誇りや信頼といった普遍的なテーマが、これまで同様に雑に扱われたのです。これはもう時事ネタとは比較にならないくらい不快でした。

 今夜放送の第7話は「マタハラ」だって。もう見るのが怖いよ。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

竹内結子『QUEEN』から感じる「若い男にホレるババアは惨めだ」という強烈なメッセージ

 さて、当代きっての不愉快ドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)も第6話。視聴率は6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、低調が続いています。

 前回の第5話から、ようやくやりたいことが見えてきた感のある同作ですが、うーん、やっぱりおもしろくないです。いや、今回も大筋の大筋ではすごくいい話。悲しいし、希望もある。多少の粗があっても細かいところに目をつぶれば楽しめると思うんだけど、その粗がでかいのよ……。振り返りましょう。

(前回までのレビューはこちらから)

 

■今回の時事ネタはパワハラでした

 ご老人の女流売れっ子作家が女性秘書3人に灰皿を投げつけるなど、パワハラ行動をしている場面からスタート。作家はどうやら、若く美しい男の秘書にメロメロなようです。

 何話か前にも国生さゆりが若く美しい男に骨抜きにされるシーンがありましたが、このドラマは「年老いた女が若い男にホレる」というシチュエーションを、とことん惨めな行動として描きます。制作側の上の方の女の人に、よっぽど何かあるんだろうけど、その歪んだ価値観がダダ漏れなんです。「若い男にホレるババアは惨めだ」というメッセージは、おそらく「私はババアだが若い男には翻弄されない」という決意表明なんだろうけど、そんなのは見る側には関係ないですからね。見苦しいだけです。

 ついでにアラサー女性がハワイに一人旅することも軽くバカにしておいて、さあ第6話も不快に始まりました。要するに「軽妙」をはき違えてるんです。このドラマ、「キャラクター監修」という見慣れない役職でバカリズムがクレジットされてるんですが、世の女性たちから大いに不評を買った彼の女装ネタ「女子と女子」を、達者な女優さんたちが地で演じてしまっている感じ。あのネタはバカリズムの美しくない顔芸も込みで面白いわけで、美しい竹内結子や斉藤由貴がやったら、どうにも受け入れ難い設定なんです。そのへんも、制作側の上の方の女の人が醸し出す雰囲気が見えるのよね。「私はバカリズムのウイットを理解できる女だわよ」みたいな主張を感じる。実に見苦しい。

 だいたいからして、全編から敵対心というか「成敗してやろう」みたいなマウント意識が竹内ら弁護士チームの行動原理になっているし、クライアントに世間の同情が集まることをもって「任務成功」とされても、知らんがなという話なんです。問題解決の手段のひとつとしてメディアを使った世論操作があってもいいと思うけど、それが目的になっちゃうと共感できないんです。「そんなくだらないことでカネもらってんの?」となってしまう。

 ほかにもあります。今回も明確にパワハラが行われるシーンがあったにもかかわらず、「被害者側に非がある」という理不尽な描写がありました。灰皿を投げつけられた3人の女性秘書は、長きにわたって作家に尽くしてきたはずなのに、いつの間にか「遺産狙いの薄汚い狸ババア」扱いされてドラマから叩き出されてしまう。代わりに、「遺産狙いのホスト上がりのクソ野郎」として扱ってきた若い男を「才能ある若手流行作家」に仕立て上げる。若い男の才能や未来といった美しさを描こうとしても、その内実を作るのが面倒だから、周囲の人物を必要以上に汚していく。そして、汚されていくのは、いつも女性ばかり。

 老若にかかわらず、竹内結子と水川あさみに成敗されるのは、いつも女性なんです。画面から「美人が気に食わない」「自立した女が気に食わない」「すぐ泣く女はもっと気に食わない」というメッセージがビンビンに伝わってくる。4話まででちょっとやりすぎたと思ったのか、5話からは女性を救うようなポーズを取ってみたけど、結局5話の遠野なぎこからは仕事を取り上げ、再起不能の状態に陥れることで大団円のような顔をしていたし、今回の6話では真野響子を、がんで殺してしまいました。どうしても女性に救済や平穏を与えたくないというドラマの強い意思を感じます。さらに気味が悪いのは、それでも表面上は「女性を救った」という顔をしていることです。

■時事ネタならまだしも

 前回まで、時事ネタを雑に扱っているのが嫌だという話もしていましたが、今回は時事ネタ要素薄めで、人の才能や故人の遺志、あるいは誇りや信頼といった普遍的なテーマが語られました。人の才能や故人の遺志、あるいは誇りや信頼といった普遍的なテーマが、これまで同様に雑に扱われたのです。これはもう時事ネタとは比較にならないくらい不快でした。

 今夜放送の第7話は「マタハラ」だって。もう見るのが怖いよ。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

フジテレビ宮司愛海アナ“アラサー美女”の「足りない部分」って!?

 フジテレビの“アラサー美女”宮司愛海アナウンサー。2月に入ってからは自身がキャスターを務めるスポーツニュース番組『S-PARK』の取材で、沖縄や宮崎県内での目撃談が相次いでいる。

 早稲田大卒業の宮司アナは、2015年にフジテレビ入社後は主にバラエティー番組を中心に活動していたが、転機が訪れたのは昨年4月。現在のスポーツ番組に起用されたのだ。

「もう1人出ている鈴木唯アナが地味な分、宮司さんのハツラツさは番組、取材現場でも目立っています」(フジテレビ関係者)

 取材も、プロ野球、サッカーだけでなく、20年の東京五輪を見据えた動きをしており「節目のオリンピックをうちは彼女を軸にやっていくのはまず、間違いない」(同)という。

 かつてフジテレビでは、内田恭子、平井理央らスポーツニュース番組で起用された女子アナが次々とブレークしたが、宮司アナはというと、そこまでいっていないのが実情だろう。では一体、何が“足りない”のか。

「彼女の場合、演出の意図を素早く理解する能力はあるが、初々しさに欠けている。まあ、それを自覚しているのはありがたいのですが、現場で『キャピキャピした感じが私はないけど、そういう感じでやった方がいいですかね?』と聞いてくる。周りも気を使って『それでお願いします』と返事するけど、こればっかりはどうしようもないですね……」(テレビ制作会社関係者)

 宮司アナは「フジ女子アナの王道」を、どう切り開いていくのだろうか?

フジテレビ山崎夕貴アナ、将来のフリー転身を左右する「おばたとの新婚動画」

 情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)にレギュラー出演するフジテレビの山崎夕貴アナウンサーが、夫でお笑い芸人のおばたのお兄さんとオーストラリアへの新婚旅行から帰国。18日の同番組で復帰した。

 番組冒頭で新婚旅行の話題を振られると「リフレッシュさせていただきました」と恐縮。オーストラリアのシドニーへ行ったことを明かしたが「ほとんど夫の動画撮影につきあっていた」という。

 これにはメインMCの小倉智昭も「妙な新婚旅行だね。それも仕事につなげる……」と苦笑い。すでに、おばたは自身のTwitterで写真、動画を掲載している。

 この動きに、お笑い関係者は、以前よりフリーランスへの転身がウワサされる山崎アナの「真価」が問われていると言う。

「内容の出来映えはそのまま、彼女の評価にもつながる。格下である、おばたとの結婚で株を一気に上げたのは間違いなく山崎アナですが、フリー転身となればバラエティー番組など、彼と同じ舞台に立つ機会も多くなる。そこで求められるのは、いかに夫をうまく“料理”できるかということです。山崎アナの場合は、そうした縁の下の力持ち的な動きもでき、番組スタッフの信頼も厚い。となれば、後は夫をどう支えるか。バラエティー番組において、今やプライベートの動画を撮影して放送するパターンは多い。どういう形で今回、撮影をアシストしたのか分かりませんが、彼女のことですし、見せ方などの演出のアドバイスを送った可能性もある。山崎アナのセンスさえも、問われている」(同)

 もっとも、フリー転身より先に破局を迎える可能性もあるわけだが……。

フジ“月9”せっかく回復傾向だったのに……4月期、窪田正孝&本田翼コンビで好調ストップか?

 一時はドン底に落ち、枠自体の廃止すら取りざたされたフジテレビの看板ドラマ枠“月9”。昨年7月期以降、回復傾向で、いいムードになってきたが、それも4月期の『ラジエーションハウス』で好調ぶりにストップがかかりそうな雲行きになってきた。

 かつては、我が世の春を謳歌した“月9”だが、2016年1月期『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(有村架純、高良健吾主演)が平均9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で1ケタに転落すると、以後、長い低迷が続いた。17年7月期『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』(山下智久主演)こそ、人気ドラマシリーズの第3弾とあって、14.8%の高視聴率をマークしたが、よかったのはこのドラマだけで、同10月期から再び1ケタ台に逆戻りした。

 流れが変わったのは、昨年7月期『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(沢村一樹主演)から。同ドラマは上戸彩が主演し、好評だったドラマの第3シリーズ。同作で、上戸は脇役に回ったが、過去シリーズの人気と沢村の好演で10.6%を獲得し、1年ぶりに2ケタを記録。

 続く、同10月期の『SUITS/スーツ』(織田裕二主演)も10.8%で、2クール連続で2ケタに乗せた。そして、前評判は決して高くなかった今クールの『トレース~科捜研の男~』(関ジャニ∞・錦戸亮主演)も、ここまでの平均視聴率で2ケタをキープしており、いい流れが戻ってきた。それだけに、4月期は非常に重要なクールとなりそうだが、不安が尽きない。同期にオンエアされる『ラジエーションハウス』は、主演・窪田正孝、ヒロイン・本田翼による若手コンビに託される。

 原作は、「グランドジャンプ」(集英社)で連載中の同名漫画(原作・横幕智裕、作画・モリタイシ)。脚本は、昨年7月期に『グッド・ドクター』(山崎賢人主演/フジテレビ系)をヒットに導いた大北はるか氏が担当する。

 窪田が演じるのは、凄腕の放射線技師・五十嵐唯織役で、病の写真家として、患者の“視えない病”を発見し、命を救っていく物語。本田は、窪田が勤務する甘春総合病院の放射線科医・甘春杏役。

 民放ゴールデン帯の連ドラで窪田が主演するのは、17年7月期『僕たちがやりました』(同)以来となるが、同作は平均6.0%と惨敗を喫している。ただ、その演技力は高く評価されており、昨年7月期に深夜帯で主演した『ヒモメン』(テレビ朝日系)でもインパクトを残した。

「窪田の演技力はともかく、ゴールデン帯での主演には、まだ不安がよぎります。さらに、サポート役が“棒読み”で定評のある本田では、役不足感が否めません。『絶対零度』でもヒロインを務めた本田ですが、これはキャリアある沢村に救われた感があり、視聴者の本田評はかなり手厳しいものがありました。『ラジエーションハウス』でも、窪田の足を引っ張りかねません。それに、本田が医者役というのは、なんともリアリティがないですね。視聴者が感情移入できるかどうか甚だ疑問です」(テレビ関係者)

 近年の“月9”では、若手コンビで高視聴率が取れたことがないだけに、『ラジエーションハウス』も、1ケタ台に終わってしまう可能性がありそう。なんとか、下馬評の低さを覆して、高視聴率を上げられれば、「“月9”は復活した!」といってもよさそうだが……。
(文=田中七男)