セクシーすぎるビキニはご法度!? フィリピン・ビーチリゾートで観光客女性に罰金刑

 フィリピン中部の海に浮かぶ小さな島、ボラカイ島は、フィリピン有数のビーチリゾート地として知られており、海外からも多くの旅行客が訪れる。

 そんな中、ある女性の水着があまりにも開放的だと、多くの人の目を引いた。

 現地の報道によると、この女性は台湾人のリン(26歳)さん。彼氏と一緒に現地を訪れていたという。

 このリンさんが着ていたビキニというのが、水着というよりも、大事なところがギリギリ隠れているといった程度の面積しかなかった。

 彼女の姿を撮影した人がその写真をFacebookにアップしたところ、これを見た現地の環境団体が警察に通報。彼女が泊まっているホテルが突き止められ、リンさんは翌日夕方、警察に連行された。

 警察の取り調べに対し、リンさんはこのビキニにはなんの問題もないと考えているようで、「台湾でいつも着ているものだし、これを身に 着けることで心地よく感じるのよ」と主張しているのだという。

 これに対し、警察署長は「あれはただの紐だ。私たちの保守的な社会では受け入れられない」と語っており、リンさんは2500ペソ(約5,300円)の罰金を命じられた。

 モザイクがかかっていない写真を見る限り、いくらビーチリゾートでも、ちょっと過激すぎるだろう。この事件を報じた台湾メディアは、リンさんが身に着けていたほとんど紐のような細いビキニを、中国が推進する巨大経済圏構想「一帯一路」にひっかけて、台湾版“一帯一路ビキニ”などと呼んでいるが……。

(文=佐久間賢三)

中国人がリゾートで迷惑行為連発!「使用済みのオムツをビーチに埋め……」

 世界屈指のビーチリゾート・ボラカイ島で先日、2日間にわたりビーチが閉鎖されるという事件が発生した。しかも、その理由が観光客による非常識なマナー違反が原因だったというから、迷惑極まりない話であろう。

「新浪新聞」(8月16日付)によると今月14日、フィリピン中部に位置するボラカイ島のビーチが、地元当局による水質検査のため、48時間にわたり立ち入り制限された。きっかけは、動画サイトに投稿された動画だった。13日に撮影されたこの動画には、ボラカイ島のビーチにいた女性が、砂浜に掘った穴に使用済みの子ども用オムツを埋めている様子が映し出されていた。さらに、そのすぐそばでは別の女性が幼い子どもを抱え、波打ち際でお尻などを洗い流している様子も確認できる。

 この動画がネット上で拡散されたことで、地元当局はビーチを閉鎖し、水質や衛生環境を検査せざるを得ない事態になったのである。フィリピンの観光大臣は声明を発表し、「今回の動画に映されていた場所を特定し、100メートルの範囲を立ち入り禁止とした。担当者を派遣し、水質検査を行っている。また、女性がビーチに埋めたとされる紙オムツは回収した」と説明している。

 ボラカイ島では昨年、汚水問題やゴミ問題が噴出し、半年間ビーチを閉鎖しての大がかりな浄化作戦が行われたばかり。地元観光資源を再度閉鎖に追い込んだ2人に、地元民の怒りが沸騰していることはいうまでもない。

 フィリピン当局は、この観光客の国籍や身分については捜査中としながらも、中国メディアは中国人観光客であったと報じている。当局は今後、2人の身分について確認でき次第、外国人であっても国内法に従って環境法違反の容疑で逮捕し処罰するとしている。

 現在、フィリピンでは南シナ海の領有権をめぐり中国との間で緊張感が高まっており、都市部では大規模な反中デモが行われるなど、対中感情の悪化が深刻化している。こうした状況も重なり、今回の事件を引き起こした観光客が実際に中国人だった場合、フィリピン国内での嫌中感情がさらに高まることは必至だ。

(文=青山大樹)

「カミンスカス身柄拘束」は誤報だらけだった!? フィリピン人情報屋の手玉に取られた日本マスコミ

 2018年に列島を騒がせた事件のひとつが、東京都内の不動産をめぐって積水ハウス(大阪)が約63億円をだまし取られた地面師事件。巨大企業が地面師グループに大金をかすめ取られるという映画のような顛末は、世間の耳目を集めた。

 十数人からなる地面師グループの中でもひときわ注目を浴びたのが、警視庁の強制捜査前にフィリピンへと逃亡した主犯格、カミンスカス操容疑者(59)である。

「浅草のフィリピンパブでの豪遊ぶりや、直撃した記者につかみかかる姿がニュース映像で流れ、視聴者の関心を誘いました。ハーフ風の顔立ちと、リトアニア人妻の姓という『カミンスカス』という国籍不明の名前もあいまって、“劇場型犯罪の主役”として強いインパクトを残しました」(民放記者)

 地面師グループのメンバーが次々と逮捕される中、逃亡を続けるカミンスカス容疑者の動向に、テレビや新聞の事件担当記者は注視。このまま越年か、とも思われた矢先の12月19日、事態は一気に動いた。

 この日の早朝、マニラ市内の日本大使館に自ら出向き、その後、フィリピンの入国管理局に身柄が引き渡されたのだ。電撃的な出頭劇は当然、日本でも速報で伝えられたのだが、この時、取材現場は混乱を極めていたという。

「日本国内での身柄拘束ならば、警察が情報を集約して記者にレクチャーするのが自然な流れです。ところが、今回はフィリピンでの話。大使館に出頭しているため、所管する外務省への取材が必要となり、各社裏取りに難航したようです」(大手紙社会部記者)

 さらに厄介だったのが、カミンスカス容疑者の身柄がフィリピンの入管当局に引き渡されたことだ。

 その日、テレビ各局の夜のニュースでは、入管施設内に連行され、取り調べを受けるカミンスカス容疑者の映像が流されたが、マスコミの狂騒が思わぬ事態を招いたという。

「彼らはカミンスカス容疑者の取材をさせる代わりに、マスコミ各社に金銭を要求してきたんです。金をもらって気をよくした入管関係者が、拘束時の状況も喜々として語ってはくれたのですが……」と苦笑いするのは、先の民放記者。

 取材に応じたフィリピン人たちは、大捕物の様子を記者に詳細に語った。ただ、サービス精神旺盛な彼らが作った「ストーリー」は、真実にはほど遠いものだったという。

「好き勝手に話すものだから、どれが本当でどれがウソかわからない。某通信社なんかは、『マニラ市内の大通りを歩いているところを拘束した』なんて書いていましたが、そんなわけはない(笑)。実際は大使館に自ら出頭したのですが、その事実さえ抑えていないマスコミも結構いました。結局、フィリピン人にとって、真実なんてどうでもよくて、我々日本のマスコミは“いい金づる”ぐらいにしか思ってなかったんでしょう」(先の民放記者)

 事件の舞台裏で、自称“情報屋”のフィリピン人たちにマスコミが手玉に取られていたというわけだ。

 フィリピンの国内事情に詳しい暴力団関係者はあきれ顔でいう。

「地獄の沙汰も金次第というが、この言葉にピッタリなのがフィリピンという国だよ。あいつらは、金さえ渡せばなんでもする。それは役人だろうと同じ。あれだけマスコミが群がれば、そりゃあ商売しようと思うだろうね。あることないことしゃべって金をもらおうってなるだろう」

 大企業から大金をかすめ取った詐欺師がフィリピンを目指すのも、宜なるかな……。

10年後の英語の価値とは? フィリピン留学から考える、グローバル化と語学習得の意味

<p> 日本が寒さで縮んでいた1月中旬、私は陽光きらめくフィリピン・セブにある英語学校に体験入学した。昨年末、新聞社を定年退社した60歳。還暦過ぎの英語に改善の余地があるかどうかを試してみたいと考えたのだが、期間はわずか5日間。その成果を測るよりむしろ、最近評判のセブ留学の実情を垣間見て、この国の直面する課題やグローバル化時代の英語について考える機会を得たことが有意義だった。</p>