ヒロミと中山秀征で明暗…ジャニーズ問題に言及、感覚の違い浮き彫りに

 5月28日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏(2019年死去)の性加害問題を取り上げ、これにタレント・ヒロミがコメント。ネット上では「一般人の感覚に近い真っ当な意見」と賛辞が集まっている。

 番組では、21日放送の報道番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)で、少年隊・東山紀之が同問題に言及したことを紹介。

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さまぁ~ず三村とヒロミの例だけじゃない…お笑い芸人「共演NG」の裏事情

 先月こんなニュースがあった。NHK放送局の男性アナウンサーが、20代女性アナウンサーのマンションの敷地内に侵入したとして、邸宅侵入の疑いで警視庁に逮捕された。

 なぜ、こんなお笑いとは関係ないニュースから今回のコラムをスタートさせたのかというと、この逮捕されたアナウンサーと、とある芸人が共演したことがあるという記事を読んだからだ。そのとある芸人とは「M-1グランプリ」の審査員…

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『スッキリ』打ち切り&後番組MCがヒロミじゃなくて山里亮太になった裏事情

 17年続いた『スッキリ』終了まで、あと2カ月ちょっと。その後番組のMCを任されたのは、“天の声”として出演してきた南海キャンディーズ・山里亮太だ。ついに“声”のみの出役から、地上に降り立つことになる。新番組のタイトルは『DayDay.』だという。

 そもそも『スッキリ』はなぜ終わるのだろうか。打ち切りに追い込まれる事情とは?

 「複合的な理由が考えられます。まず…

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ヒロミ、中居正広から後任指名⁉ 『スッキリ』後番組も“内定”で…三度目のブレイクか

 三度目のブレイクとなるか。

 来年3月をもって終了することが決定している、日本テレビの朝の情報番組『スッキリ』。その後継番組のMCにヒロミの名前が挙がっている。

 ヒロミといえば、1980年代後半にお笑いトリオ・B21スペシャルのリーダーとして人気を博し、毒舌キャラで活躍。その後、10年ほどテレビから離れていたが、2014年頃からテレビ復帰すると、「この人誰?」…

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ヒロミ、芸能界一のDIY通! 電動工具ブランドをPRして「職人ってカッコいい」

 工機ホールディングスジャパン新CCO就任記者発表会が11月10日に開催。タレントのヒロミさんが同社の販売する電動・空気工具ブランド「HiKOKI(ハイコーキ)」の宣伝などの統括責任者、CCO(チーフコミュニケーションオフィサー)に就任した。

 芸能界随一、DIYに精通するヒロミさんが同ブランドの魅力などについて語り、同社社長・吉田智彦氏と今後の施策などについてのディスカッショ…

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ヒロミMC『アオハルTV』突如終了の不可解さ! 舞台裏で「最終回NG」のジャニーズ協定が

 ヒロミがメインキャスターを務める、フジテレビ系のバラエティ番組『アオハルTV』(日曜午後9時~)が、18日放送回でひっそりと終了した。

 明確に”最終回”と謳われていたわけではなく、番組の最後にヒロミから「また会えたらアオハル見てください!」とのメッセージがあった程度。しかも、改編期でもない8月に番組が終了するというのは異例だ。

 同番組がスタートしたのは1月27日で、わずか7カ月しかもたなかったわけだが、同局にとっては、すったもんだの末の打ち切り劇になってしまった。

『アオハルTV』は、「何かに一生懸命な人(アオハル=青春=な人)を発掘、紹介していく番組で、ヒロミのほか、Sexy Zoneの菊池風磨と佐藤勝利、DAIGO、ビビる大木がレギュラー出演していたが、最大のネックとなったのがセクゾの存在だった。

 番組の初回視聴率は4.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と壮絶爆死。第2回(2月10日)は3.3%とさらに落とし、その後も超低視聴率でウロウロが続いた。同局としては、早期打ち切りを模索したが、セクゾの2人がレギュラーになっているため、なかなか打ち切れなかったという。

「セクゾはジャニーズ事務所がプッシュしているグループ。ましてや、菊池と佐藤がバラエティで2人そろってレギュラー出演するのは、これが初めてとあって、ジャニーズがなかなか番組終了に納得してくれなかったといいます。『セクゾに人気がないから、視聴率が獲れず早々と打ち切りになった』などと言われようものなら、ジャニーズのメンツも丸潰れですからね。その結果、フジは特番対応で、『アオハルTV』を放送しない週をつくるなど、時間稼ぎしてきました。その結局、7カ月という中途半端なタイミングで唐突に終わってしまったわけですが、ひっそりと終わらせることがジャニーズ側の協定条件だったようです。フジとしては、もっと早く打ち切りたかったのですから、まさにすったもんだの末ですね」(テレビ制作関係者)

 表向きは、特番での限定復活の可能性も匂わせてはいるが、ゴールデン帯で5%も獲れない番組を、再度ゴールデンで放送するはずなどなく、あったとしても深夜か週末の昼間がいいところか。

 

芸能界を生き延びる、ヒロミの処世術

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(6月9~15日))に見たテレビの気になる発言をピックアップします。

マツコ・デラックス「闇が深いもん。だから大丈夫です」

「私、マジメに山里さんロスで」

 株式トレーダーの若林史江はそう語る。10日の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、蒼井優と結婚した山里亮太が株を上げているという記事が取り上げられたときのことだ。

「今まで芸能人にそういう思いって抱いたことがないんですけど、ネットの記事が見られないぐらい。一時期、あの2人の記事ばっかだったじゃないですか。それがツラくて見られないぐらい、山里さんロスなの」

 若林いわく、芸能人を本気で好きになることが自分は今までなかった。そんな自分にとって、山里は初めて本気になったテレビの中の人だ。前からさわやかでカッコいいと思っていたが、先日初めて山里に会い、その印象が正しいことを再認識した。もしも時間が巻き戻せて自分が未婚のときに出会っていたら、山里に積極的にアプローチしたかもしれない。そのぐらい、どストライクだ――。若林はそう熱く語る。

 結婚会見後、山里はさまざまに再評価された。「前から頭がいいと思っていた」「カッコいいと思っていた」「誠実だと思っていた」。そういったコメントであふれ、先週もまだその余波が残っていた。しかし、そんな手のひら返しとは一線を画す、若林の本気度。横に座るマツコ・デラックスも、「ホントなんです」とお墨付きを与える。さすが、同じ手のひら返しでも勢いが違う。

 また、マツコは言う。しばらく前から、山里は幸せそうな顔をしていた。だから、「手に入れてしまった人間は、面白くないわね」というようなイジりを、結婚発表前から山里にしてしまっていた。こんなことになるとは思わなかったので、先日メールで山里に謝罪した。

 そして、MCのふかわりょうに「山里さん、今後の身の振り方は……」と尋ねられると、マツコはこう答えた。

「あの人はね、根深いからね。幸せになったぐらいじゃ変わらないと思う。闇が深いもん。だから大丈夫です」

 ラジオでも、伊集院光が同じような話をしていた(『伊集院光の深夜の馬鹿力』TBSラジオ) 。コンプレックスキャラの自分が幸せになると、面白くなくなるのではないか。そんな悩みを山里は抱いているようだが、大丈夫だ。自分と山里が同じような「心底ねじくれ曲がった心」の持ち主と仮定するならば、いくら周囲の環境が良くなっても、己の内側からどんどん黒いもの、いがらっぽいものは湧き出てくる。元アイドルと結婚した自分が、それを保証する。

「だから山里くん、なんの問題もない。どんなに一瞬幸せみたいなものをつかもうがね、僕と山里くんが同じだとするならばですけれども、一切それはなくなりませんから。これを祝福の言葉と代えさせていただきます」

 自分の底にあるものは簡単には変わらない。でも、大丈夫だ。だからこそ、大丈夫だ。おめでとう。おそらく、それぞれが山里と同じ根を持っていると感じているのだろう2人の祝辞は、示し合わせることなく似通っていた。

 環境が変わっても、年齢を重ねても、人間の根はあまり変わらない。11日放送の『火曜サプライズ』(日本テレビ系)を見て、あらためてそんなことを考えた。この日のゲストは新作映画の公開を控えた岡田准一と木村文乃。ヒロミと一緒に、東京の下町・亀戸を巡るロケをしていた。

「こんにちは、山瀬まみです」

 そう言って登場したヒロミは、ゲストの2人を招く前に、こんなことを語った。

「今回のゲストが、あまりロケバラエティでロケに出るっていうのがないっていうね、なかなかの俳優さんと女優さんなんですが。ちょっと大物感が漂っててですね、僕あんまりそういうのダメなんですよ。やっぱりISSAあたりが一番雑に扱えるので。ゲストさんが大物だと、ちょっと僕あんまり味出せないんですけども」

 この導入、俳優がバラエティ番組で立ち回りやすいような配慮、状況設定でもあるだろう。岡田については『学校へ行こう!』(TBS系)などでロケの経験を積んでいると思うが、それはひとまず置いておく。

 だが、その上で、やはり引っかかる。若手ながら「大物」の俳優や歌手に物怖じせずツッコんだり、「タメ口」をきいたりする。それが、ヒロミのテレビタレントとしてのスタートだったはずだ。しかし、そんなヒロミが、「大物」と一緒のロケでは自分の持ち味が出せないという。自身のこれまでの経歴を改変しているようにも聞こえる。

 しかし、これは改変というより、ヒロミのポジションの変化を表す言葉なのだろう。いまやヒロミも54歳。芸能界の中でも、「大物」と呼ばれる立場に足を踏み入れようかという年齢である。そんな彼が年下の俳優を相手に高圧的な態度に出た場合、少し間違えれば視聴者からバッシングを浴びてしまう。

 だから、少し自虐を交えつつ、先回りして相手を「大物」と持ち上げ、自分を「小物」に位置付ける。そんな相関図を描くのは、かつてのように「小物」から「大物」に果敢にツッコミを入れていく姿を演出するためではもちろんなく、自身の言動が権力関係を背景とした威圧的なもの、すなわちパワハラに映るのをできる限り避けるためだろう。改変されているのはヒロミの経歴というより、ヒロミをめぐる権力関係である。

 他方でヒロミは、「ISSAあたりが一番雑に扱えるので」と一言添えることを忘れない。林家こぶ平(現・正蔵)に対するかつてのヒロミの振る舞いは、今で言えばハラスメントを想起させやすいものだった。自分より「弱い」相手に対しては、明確にマウントを取っていく。そんな昔から変わらないヒロミ、時代の変化に抵抗する「ヤンチャ」なヒロミの位置取りが、ここではあえて誇示されている。

 この二面性は、何を意味しているのか?

「『火曜サプライズ』 のロケは初めてですか?」

 岡田と木村にそう尋ねたヒロミは、「大人」としてロケをうまく回すことを約束する。

「大丈夫です。僕ですから、一緒にやるのが。すっげーちゃんと短めにやりますから。任せてください。これが若手だとね、結構チンタラやるんですよ。ここはもう大人ですから。スタッフにガッといっちゃいますから。殺しちゃいますから」

 ヒロミは、ある世代の屈折を体現しているように見える。今ならハラスメントになる言動があまり問題にされず飛び交っていた時代を、若手として生きてきた。しかし、自身が年長者になると、時代はハラスメントに敏感なものに移り変わっていた。そんな世代の、特に男性の屈折を、である。

 一方に、ハラスメントの加害者と指弾されないための身の処し方を心得て、実践するヒロミがいる。他方に、それはあくまでも「身の処し方」であること、時代の変化に完全に染まらずに逸脱する俺が思わず出ちゃうことを随所でアピールするヒロミがいる。同じ屈折を抱える者たちに、「やりにくい時代っすね」とでもいうようなメッセージを目配せで送る。そういう二面性の出し入れで生き残る。ヒロミ流、ハラスメント告発社会の泳ぎ方というか。いや、それは別にヒロミの専売特許ではなく、同様の泳法を身につけた小さなヒロミは、そこらへんにいくらでもいるのかもしれない。

 今の自分は「いい人キャンペーン」をやっている。テレビから一度姿を消し、その後、あらめて露出を増やし始めたころのヒロミは、しきりにそう言っていた。そんなヒロミに、山里がこうツッコんだことがある(『ナカイの窓』日本テレビ系、2014年10月8日)。

「絶対にいい人は、それを言わないんですけどね」

 なるほど、人の根は深い。

(文=飲用てれび<http://inyou.hatenablog.com/>)

芸能界を生き延びる、ヒロミの処世術

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(6月9~15日))に見たテレビの気になる発言をピックアップします。

マツコ・デラックス「闇が深いもん。だから大丈夫です」

「私、マジメに山里さんロスで」

 株式トレーダーの若林史江はそう語る。10日の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、蒼井優と結婚した山里亮太が株を上げているという記事が取り上げられたときのことだ。

「今まで芸能人にそういう思いって抱いたことがないんですけど、ネットの記事が見られないぐらい。一時期、あの2人の記事ばっかだったじゃないですか。それがツラくて見られないぐらい、山里さんロスなの」

 若林いわく、芸能人を本気で好きになることが自分は今までなかった。そんな自分にとって、山里は初めて本気になったテレビの中の人だ。前からさわやかでカッコいいと思っていたが、先日初めて山里に会い、その印象が正しいことを再認識した。もしも時間が巻き戻せて自分が未婚のときに出会っていたら、山里に積極的にアプローチしたかもしれない。そのぐらい、どストライクだ――。若林はそう熱く語る。

 結婚会見後、山里はさまざまに再評価された。「前から頭がいいと思っていた」「カッコいいと思っていた」「誠実だと思っていた」。そういったコメントであふれ、先週もまだその余波が残っていた。しかし、そんな手のひら返しとは一線を画す、若林の本気度。横に座るマツコ・デラックスも、「ホントなんです」とお墨付きを与える。さすが、同じ手のひら返しでも勢いが違う。

 また、マツコは言う。しばらく前から、山里は幸せそうな顔をしていた。だから、「手に入れてしまった人間は、面白くないわね」というようなイジりを、結婚発表前から山里にしてしまっていた。こんなことになるとは思わなかったので、先日メールで山里に謝罪した。

 そして、MCのふかわりょうに「山里さん、今後の身の振り方は……」と尋ねられると、マツコはこう答えた。

「あの人はね、根深いからね。幸せになったぐらいじゃ変わらないと思う。闇が深いもん。だから大丈夫です」

 ラジオでも、伊集院光が同じような話をしていた(『伊集院光の深夜の馬鹿力』TBSラジオ) 。コンプレックスキャラの自分が幸せになると、面白くなくなるのではないか。そんな悩みを山里は抱いているようだが、大丈夫だ。自分と山里が同じような「心底ねじくれ曲がった心」の持ち主と仮定するならば、いくら周囲の環境が良くなっても、己の内側からどんどん黒いもの、いがらっぽいものは湧き出てくる。元アイドルと結婚した自分が、それを保証する。

「だから山里くん、なんの問題もない。どんなに一瞬幸せみたいなものをつかもうがね、僕と山里くんが同じだとするならばですけれども、一切それはなくなりませんから。これを祝福の言葉と代えさせていただきます」

 自分の底にあるものは簡単には変わらない。でも、大丈夫だ。だからこそ、大丈夫だ。おめでとう。おそらく、それぞれが山里と同じ根を持っていると感じているのだろう2人の祝辞は、示し合わせることなく似通っていた。

 環境が変わっても、年齢を重ねても、人間の根はあまり変わらない。11日放送の『火曜サプライズ』(日本テレビ系)を見て、あらためてそんなことを考えた。この日のゲストは新作映画の公開を控えた岡田准一と木村文乃。ヒロミと一緒に、東京の下町・亀戸を巡るロケをしていた。

「こんにちは、山瀬まみです」

 そう言って登場したヒロミは、ゲストの2人を招く前に、こんなことを語った。

「今回のゲストが、あまりロケバラエティでロケに出るっていうのがないっていうね、なかなかの俳優さんと女優さんなんですが。ちょっと大物感が漂っててですね、僕あんまりそういうのダメなんですよ。やっぱりISSAあたりが一番雑に扱えるので。ゲストさんが大物だと、ちょっと僕あんまり味出せないんですけども」

 この導入、俳優がバラエティ番組で立ち回りやすいような配慮、状況設定でもあるだろう。岡田については『学校へ行こう!』(TBS系)などでロケの経験を積んでいると思うが、それはひとまず置いておく。

 だが、その上で、やはり引っかかる。若手ながら「大物」の俳優や歌手に物怖じせずツッコんだり、「タメ口」をきいたりする。それが、ヒロミのテレビタレントとしてのスタートだったはずだ。しかし、そんなヒロミが、「大物」と一緒のロケでは自分の持ち味が出せないという。自身のこれまでの経歴を改変しているようにも聞こえる。

 しかし、これは改変というより、ヒロミのポジションの変化を表す言葉なのだろう。いまやヒロミも54歳。芸能界の中でも、「大物」と呼ばれる立場に足を踏み入れようかという年齢である。そんな彼が年下の俳優を相手に高圧的な態度に出た場合、少し間違えれば視聴者からバッシングを浴びてしまう。

 だから、少し自虐を交えつつ、先回りして相手を「大物」と持ち上げ、自分を「小物」に位置付ける。そんな相関図を描くのは、かつてのように「小物」から「大物」に果敢にツッコミを入れていく姿を演出するためではもちろんなく、自身の言動が権力関係を背景とした威圧的なもの、すなわちパワハラに映るのをできる限り避けるためだろう。改変されているのはヒロミの経歴というより、ヒロミをめぐる権力関係である。

 他方でヒロミは、「ISSAあたりが一番雑に扱えるので」と一言添えることを忘れない。林家こぶ平(現・正蔵)に対するかつてのヒロミの振る舞いは、今で言えばハラスメントを想起させやすいものだった。自分より「弱い」相手に対しては、明確にマウントを取っていく。そんな昔から変わらないヒロミ、時代の変化に抵抗する「ヤンチャ」なヒロミの位置取りが、ここではあえて誇示されている。

 この二面性は、何を意味しているのか?

「『火曜サプライズ』 のロケは初めてですか?」

 岡田と木村にそう尋ねたヒロミは、「大人」としてロケをうまく回すことを約束する。

「大丈夫です。僕ですから、一緒にやるのが。すっげーちゃんと短めにやりますから。任せてください。これが若手だとね、結構チンタラやるんですよ。ここはもう大人ですから。スタッフにガッといっちゃいますから。殺しちゃいますから」

 ヒロミは、ある世代の屈折を体現しているように見える。今ならハラスメントになる言動があまり問題にされず飛び交っていた時代を、若手として生きてきた。しかし、自身が年長者になると、時代はハラスメントに敏感なものに移り変わっていた。そんな世代の、特に男性の屈折を、である。

 一方に、ハラスメントの加害者と指弾されないための身の処し方を心得て、実践するヒロミがいる。他方に、それはあくまでも「身の処し方」であること、時代の変化に完全に染まらずに逸脱する俺が思わず出ちゃうことを随所でアピールするヒロミがいる。同じ屈折を抱える者たちに、「やりにくい時代っすね」とでもいうようなメッセージを目配せで送る。そういう二面性の出し入れで生き残る。ヒロミ流、ハラスメント告発社会の泳ぎ方というか。いや、それは別にヒロミの専売特許ではなく、同様の泳法を身につけた小さなヒロミは、そこらへんにいくらでもいるのかもしれない。

 今の自分は「いい人キャンペーン」をやっている。テレビから一度姿を消し、その後、あらめて露出を増やし始めたころのヒロミは、しきりにそう言っていた。そんなヒロミに、山里がこうツッコんだことがある(『ナカイの窓』日本テレビ系、2014年10月8日)。

「絶対にいい人は、それを言わないんですけどね」

 なるほど、人の根は深い。

(文=飲用てれび<http://inyou.hatenablog.com/>)

NGT48加藤美南の不適切動画に和田アキ子&ヒロミが「的外れ」発言!  ご意見番の“テキトーさ”が露呈

 またしても「ご意見番」のテキトーさが浮き彫りになった。

 きっかけとなったのは、山口真帆の暴行問題に揺れるNGT48の、旧チームN3キャプテン・加藤美南がInstagramに不適切動画を投稿し、研究生へ降格処分となった一件だ。

 加藤は、5月18日に行われた山口の卒業公演を報じるテレビの画面に、「せっかくネイルしているのにチャンネル変えてほしい」というキャプションをつけた写真をアップ。これが騒ぎになると、「ネイルサロンでニュースを見て悲しい気持ちになってしまい、友達だけに公開しようと自分の心境を述べたのですが、間違えて全ての人に公開してしまいました」と誤爆を謝罪したが、これによって、むしろ被害者であるはずの山口とグループの断絶が明らかになったと、さらに炎上、批判が集中している。

 これに、芸能界のご意見番からも厳しい声が上がったのだ。

「このニュースに対し、『アッコにおまかせ!』(TBS系)に出演したヒロミは『間違えるわけないでしょ』と言い、和田アキ子も、『”間違えて”じゃないと思う』と不快感を示しました」(テレビ雑誌記者)

 だが、この批判、やや的外れではないだろうか?

 これまでにも多くの芸能人がSNSでこうした炎上騒ぎを起こしている通り、誤投稿は十分にあり得る話である。

「現代のアイドルは、いくつものSNSでの活動が必須。しかも、アイドルとしての公式な表のアカウント以外に、本音が言い合える仲間だけで共有する裏アカウント、あるいはロックがかけられ特定の仲間だけしか閲覧ができない鍵アカウントを設け、とても表では発することのできない日頃のストレスや鬱憤をぶちまけている子も本当に多い。ある有名アイドルは、『裏アカがないと、とても精神が持たない』とまで話していたほどです。ほかに、個人的なLINEやメールもあり、その使い分けの中で、うっかり誤爆ということは芸能人SNSあるあるです」(芸能ライター)

 AKBグループでは、当時AKB48に所属していた小嶋陽菜が、一部で関係が囁かれたNEWSの手越祐也を思わせる「手越」の2文字をツイートしてしまい、1分後に削除してネットをザワつかせたことがあり、同じく元メンバーの渡辺麻友も優等生キャラとのギャップの激しい裏アカインスタ画像やメッセンジャーのやり取りの内容が流出し、ファンを驚かせたことがある。

「下品な変顔や、熱烈な羽生結弦選手への思いを吐き出すまではまだかわいいものでしたが、友人とのやりとりの中で、後輩メンバーの”お直し批判”で盛り上がったように見える画像も流出し、さすがに強烈でした」(同前)

 山口と同じNGTでは昨年2月、佐藤杏樹のインスタアカウントに突如、「スノボのツアー会議」というキャプションとともに男性の写真がアップされる騒動があった。

「写真はすぐに削除され、運営は、これをアカウントの乗っ取りによる被害であったとコメントを出しましたが、公式プロフィールに【特技:スノーボード】と書いていたこともあり、苦し紛れの言い訳ととらえられ、さらに炎上しましたね」(同前)

 加藤のケースが誤爆だったのか、それとも確信犯的行為だったかは本人しか分からないことではあるが……。

「山口の卒業が本当に〈悲しい〉ならば、〈友達だけに公開〉にしようとする必要はなく、さすがに〈せっかくネイルしているのに〉という表現にもならないでしょう。これは典型的な間違い、誤爆では」(同)

 少なくとも「間違えるわけがないと」いう和田とヒロミの「ご意見」が、的外れな批判であったかだけは明らかだろう。少しは世の中のことを勉強してからご意見される謙虚さを――いや、彼、彼女らにそれを求めるのは無理というもの。それがないから偉そうなご意見が言えるのだから。

ヒロミ新番組『アオハルTV』壮絶爆死! フジが“早期打ち切り”できなかった悲しいワケ

ヒロミ新番組『アオハルTV』壮絶爆死! フジが早期打ち切りできなかった悲しいワケの画像1

 ヒロミがメインキャスターを務める、フジテレビ系の新バラエティ番組『アオハルTV』が極めてヤバい状況になっているが、同局は“早期打ち切り”にできない事情があるのだという。

 同局では、日曜午後8時~9時台に放送していた特番枠『ニチファミ!』を、1月20日をもって終了させ、同27日より、同午後9時台に『アオハルTV』をスタートさせた。

 ところが、初回は4.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と壮絶爆死。第2回(2月10日)は3.3%とさらに下げ、その後も超低視聴率でウロウロしている。
 あまりの低迷ぶりに、同局では3月いっぱいでの打ち切りを検討したようだが、その思惑通りに、事は進んでいない。

 同番組は、アツくてちょっぴり変わっていておもしろい全国の“アオハル(青春)さん”を紹介していく内容で、ヒロミのほか、Sexy Zoneの菊池風磨と佐藤勝利、DAIGO、ビビる大木がレギュラー出演しているが、ネックとなっているのが、そのキャストなのだ。

「ジャニーズが猛プッシュしているSexy Zoneのメンバーが2人も出演している番組が、たった2カ月で打ち切りになろうものなら、ジャニーズとしてはメンツ丸つぶれで由々しき問題だといいます。『セクゾに人気がないから、数字が取れなかった』などといわれてしまったら、たまったものではないんです。結局、ジャニーズとの折り合いがつかなかった模様で、3月での打ち切りはかなわなかったようです」(テレビ局関係者)

 さすがに、この低視聴率では、スポンサーは激怒し、降板を申し出ている企業も少なくないようだ。そうなると、同局としては、放送を見合わせるしか手がない。事実、同10日のオンエアを最後に同番組は放送されておらず、7日も放送予定がない。レギュラー番組であるにもかかわらず、ほとんどオンエアがなく、今後も特番でしのいでいくことになりそう。

 同局的には、なんとか6月で打ち切りたい意向のようだが、同午後8時台にスタートした『でんじろうのTHE実験』も低調。となれば、両番組共に打ち切りとなり、7月から『ニチファミ!』が復活なんてこともあるかもしれない。
(文=田中七男)