フジテレビ「パワハラ自殺未遂」騒動、これから起こる下請け制作会社の“逆襲”

 フジテレビのスキャンダルが続きまくっている。6月8日、編成制作局所属の社員が大麻取締法違反の疑いで逮捕されるトラブルが起きた。

「大麻で逮捕されフジ社員は、長くバラエティ番組を制作していて、芸能関係者とも関係が深い人物でした。そのため、彼をきっかけに芋づる式に逮捕されるんじゃないかと噂されています。本人は最近、自己都合で退社する予定で、フリーになってからはいろいろな仕事を予定…

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暴かれる映画界性被害…水原希子勇気ある告発、土屋太鳳起用方法にも違和感

 いつの時代でも、どんな業界でも、セクハラ・パワハラというワードは残念ながら付き纏う。

 今年の春、映画監督の榊英雄から「性行為を強要された」と数人から告発があった。被害にあっていたのは、過去に榊が開催したワークショップなどに集まった女優の卵や新人たち。報道によると、監督という自分の立場を利用し、キャスティングなどをチラつかせ、ことに及んでいたのだから、確信犯でしかない。続きを読む

ジャガー横田の夫・木下医師にパワハラ疑惑!? 「恐妻キャラ」なのに“裏の顔”が違った芸能人5人

 ジャガー横田の夫で医師の木下博勝氏に、職場でパワハラを繰り返していた疑惑が浮上。「女子プロレスラーの尻に敷かれるエリート医師」という木下氏のキャラクターの信憑性が疑われる事態になっている。

 疑惑は「週刊文春」(文藝春秋)が17日に報じたものだ。記事は、木下氏が2017年から2018年にかけて働いていた病院で、スタッフに対して毎日のように暴言を浴びせ、時には暴力も振るっていたことを告発。自殺未遂を起こしたスタッフもいたという。キー局関係者がいう。

「恐妻キャラとして引っ張りだこだった木下氏ですが、さらに注目されたのが『スッキリ』(日本テレビ系)のお受験企画です。医師を目指す長男の中学受験に密着した特集は、合格発表の際に視聴率が10%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を超え、局内では『ゴールデンでやれば良かった』との声もあったそうです。特集では、挫けそうになる息子を叱咤激励し、絵に書いたような“良きパパ”だった木下氏ですが、14年には写真週刊誌に浮気現場を捉えられ、20万円で愛人契約を結んでいたと報じられたこともあります」(キー局関係者)

 家庭内では尻に敷かれる男性が職場では暴君になる可能性はあるが、そこに浮気&愛人契約まで加われば、恐妻家の信憑性はいよいよ疑われる。芸能界には他にも多数の恐妻キャラタレントがいるが、これらも怪しいと語るのは、女性芸能誌のベテラン編集者だ。

「芸能界には野々村真、川崎麻世、佐々木健介、宮迫博之、IZAMなど、恐妻を売りにするタレントが多くいますが、どれも“ビジネス”の疑いが強いです。例えば野々村は、娘から『家では超怖い』とバラされており、しっかり者の妻のことを面白おかしく話しているだけ。川崎は、妻のカイヤが起用される理由が夫がらみのネタしかないですから、もう恐妻で行くしかありません。佐々木健介も、プロレスラーとして仕事が無かった時期に、嫁の北斗晶が藁にもすがる思いで作り上げたのが“鬼嫁”というキャラ。健介の過去の“悪行”を知るプロレスファンは、今の“良い人キャラ”を苦笑して見ていますよ。

 宮迫は『小遣いが少ない』というネタが定番でしたが、ファッション誌で総額数千万円相当の時計コレクションを披露していますし、IZAMは最近迷走してキャラをコロコロと変えているので、恐妻家はテレビに出る為のネタでしょう。結局、恐妻ネタが定着すると、夫も妻もバラエティに定期的に呼ばれるので、2人揃って美味しいんですよ。これが亭主関白だと、今の時代なら大炎上ですから、キャラ付けするのは無理。今後もビジネスとして“恐妻キャラ”を打ち出してくるタレントは永遠に現れるでしょうね」(ベテラン編集者)

 そもそも本当に恐妻家なら、エピソード自体を人前で話すことなど出来ないはず。妻を貶めてまでテレビに出たいとは、芸能界とは何とも因果な世界のようだ。

TKO木下、団長安田への“パワハラうんこ”に視聴者が騒然「須磨の教師いじめと同レベル」

 下手な言い訳により、視聴者の嫌悪感が増幅されてしまったようだ。

 10月29日放送のバラエティ番組『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)が、「後輩にちゃんと慕われてる? 相思相愛ウラ取りグランプリ」を開催。出演者のTKO・木下隆行にドン引きする視聴者が続出した。

「木下は最も可愛がっている芸人1位に安田大サーカス・団長安田を挙げたのですが、団長のほうは慕っている先輩芸人で木下を9位に選出。その理由として、『(木下は引越しの際に)引越し屋を呼ばず俺だけにさせたりとか……。自分は全然(荷物を)持たない』と苦言。さらには『トイレの大きいほうに1人で行くのが嫌なんですよ、あの人』と、木下がドアを開けたまま用を足すところを団長に見てもらっていたことまで暴露していました」(テレビ誌ライター)

 団長は目を潤ませながら真剣なテンションで主張していたため、視聴者も「フツーに頭おかしい人やん」「うわぁ引くわ」と絶句。また、多く聞かれたのが“あのニュースと重なった”という声だった。

「木下は『当時、自分は面白いと思っていたんやろな。それが嫌がっていたと知ってびっくりしている』と語っていましたが、これは典型的ないじめている側の言い分です。ネット上では『木下と東須磨の教師が重なる』『TKO木下、教師いじめの女教師みたい』との声が続出。神戸市須磨区の小学校で、20代の男性教員が同僚の教員4人からいじめや悪質な嫌がらせなどを受けていた事件を彷彿とさせたようです」(週刊誌記者)

 木下は先日も後輩の顔面にペットボトルを投げつけたことが報じられており、「パワハラタレント」のイメージがついてしまったことは否めない。今後、バラエティ番組での仕事は激減しそうだ。

日本経済新聞、「企業はパワハラ対策を急げ」が聞いて呆れる”社内のパワハラ体質”

 企業はパワハラ対策を急げーー。

 9月1日付の日本経済新聞(電子版)にこんな社説が掲載された。企業のパワーハラスメントの防止措置を義務付ける法律が早ければ2020年4月から施行されることを受けての社説だが、日経新聞の中堅社員はこう鼻白む。

「パワハラ対策を急げ、なんてどの口が言うのかと。この時代にウチの会社ほどパワハラが横行している新聞社も珍しいと思いますよ」

 日経新聞といえば、日本を代表するクオリティーペーパーであり、発行部数は約300万部(電子版含む)を誇る。企業経営者をはじめ、購読者はエリート層が多いといわれ、記者も一流の財界人と渡り合えるスマートな人材を採用していると言われる。ところが前出の中堅記者によると、世間のイメージと異なり、社内の風土は悪い意味での体育会系で、管理職にはパワハラ気質がある人物が多く就いているという。

「少し前に『週刊文春』(文藝春秋)の記事が出ましたが、『まだまだ生ぬるい』という声が社内から上がっていました」(前出・社員)

■ソウル特派員失踪の背景に国際部長のパワハラ

「週刊文春」の記事とは、8月29日号に掲載された「日経新聞 ソウル特派員を失踪させた国際部長のパラハラ」というワイド記事のこと。日経新聞のソウル特派員のA記者が現地で行方不明になったニュースを取り上げ、その背景には国際部長のパワハラがあったと報じたのだ。

 企業報道部出身でサムスン電子を担当していたAさんは、今年7月にサムスンの決算記事を出稿。ところが、東京で当番編集長をしていた国際部長が「書き直せ」と命令。修正して原稿を再出稿すると、国際部長のさらに上の上司が文句をつけてきたことで、Aさんは板挟みになっていたことなどが記されている。

 国際部長に関しては、過去には新聞協会賞を取った敏腕記者だが、酔って部下に電話をかけ『これから戻ってこい』と無茶を言ったり、『お前は使えねえ』と暴言をはいたりするなど、パワハラの具体例も描かれている(国際部長と日経ともにパワハラに関しては文春の質問に回答せず)。前出の中堅社員はこう憤る。

「国際部長のHさんに潰された記者はAさんだけじゃない。部下に不満があると『取材が甘いんだよ!』『何でこんなこともできねえんだよ!』などとすぐに怒鳴り散らすので、ノイローゼになった記者は何人もいます。やっかいなのは、その上司である編集局長のIさんも同じようなパワハラ体質であること。現場はどこにも逃げ道がない状態です。Hさんが傍若無人に振る舞えるのも、社長の岡田直敏氏の覚えがめでたいから。岡田社長は敏腕記者だったHさんのキャリアをパワハラ程度で傷つけたくない。Hさんもそんな社長の威光をバックにしてやりたい放題というわけです」

 不幸中の幸いというべきか、失踪したA記者は都内で生存が確認されているといい、日経新聞を退職して第二の人生を歩もうとしているという。だが、Aさんの意志に反して会社は強く慰留しているようだ。

「ここで辞められたら、社内のパワハラの詳細をどこで話されるかわからない。会社が訴えられる可能性もある。だから、会社内のしかるべき部署で『飼い殺し』にすることで口を封じようとしているのでしょう」

 さらに、別の日経関係者は声を潜めながらこんな「疑惑」を口にする。

「これはかん口令が敷かれて公になっていませんが、2017年10月に千葉支局の若手記者が自殺しているのです。警察は事件性なしと判断したようですが、自殺の原因は不明。支局長やデスクも事情を聞かれたはずですが、社員には何も明かされていません。なぜか社内の『訃報』にも掲載されておらず、若手記者が亡くなったこと自体が伏せられているようでした。それゆえ、会社側に都合が悪い事実があったのではないかともささやかれています」

 日経だけに、社内はまるで経済小説のようなドロドロした人間模様が渦巻いているようだ。

J1湘南パワハラ疑惑、リークしたのは親会社RIZAPだった!? 騒動が沈静化した裏事情

 Yahoo!トップニュースを席巻していた、湘南ベルマーレ曺貴裁監督(50)による選手やスタッフへのパワハラ疑惑(参照記事)が沈静化しつつある。

 一時期は「8月中に曺監督が辞任する」という報道まで出ていたが、現在は過熱気味だったスポーツ紙も「Jリーグの調査待ち」というスタンスに切り替わっている。なぜ、急にトーンダウンしたのだろうか?

 サッカー関係者に聞くと「そもそも、パワハラは“疑惑”であり、報道が出ること自体がおかしい」とメディアへの不信感を口にする。さらに、そこにはキナくさいウワサもあるというのだ。

「今回のパワハラ報道ですが、湘南のオーナーであるRIZAP側からのリークという見方が強まっています。というのも、RIZAPは、湘南を楽天のヴィッセル神戸やメルカリの鹿島アントラーズのような規模のクラブにしたいと考えている節があります。そのためには、外国籍選手や日本代表クラスの選手の獲得が必須。ですが、曺監督のサッカーは、まず『走り続けること』が要求されます。たとえば、神戸のイニエスタや鹿島のブラジル人アタッカーたちが湘南に加入したとしても、曺監督のサッカーには合わない。RIZAPが考える補強リストに、曺監督の若手を鍛え上げるサッカーはトゥーマッチなんです。湘南を優勝争いに絡んでくるチームにするためにも方向転換させたいという思惑があり、パワハラ疑惑をリークしたのでは? と関係者の間ではウワサになっています」(同)

 だが、この問題が泥沼化する可能性はなさそうだ。というのも、Jリーグクラブが選手を獲得できるのは8月31日までとなっており、以降は補強することはできない。つまり、どんなにRIZAPがビッグネームを補強できたとしても、8月31日を過ぎてしまうと、今シーズンはJリーグの試合に出場できない。

 逆に言うと、報道が落ち着いたのは、曺監督の進退が膠着化したこともあり、RIZAP側も8月31日までのビッグネーム補強をあきらめ、リークをやめたからというわけだ。

 曺監督だからこそファンを獲得でき、J1でも戦えていると考える湘南経営陣。一方で、選手を補強し、監督を交代することで、もうワンランク上のステージを目指せると考えている親会社RIZAP。今回の報道の裏には、そんな両者の溝がありそうだ。

(文=TV Journal編集部)

松本人志に吉本興業 岡本社長のパワハラを叱る資格なし? 太田光に土下座強要の過去も

 雨上がり決死隊の宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号の田村亮らが反社会勢力から金銭を受け取っていた闇営業問題は、吉本興業の岡本昭彦社長のパワハラ問題に論点がシフト。そんなななか、ダウンタウン・松本人志の立ち回りが注目を集めている。

「松本は宮迫らと吉本との仲裁を買って出て、岡本社長に会見を促すも結果は逆に大炎上し、メンツは丸つぶれ。『大崎会長が辞めたら自分も辞める』発言を加藤浩次から批判されたり、『寝不足芸人がいっぱいやろな~ でもプロ根性で乗り越えましょう。私達は生まれつきオモロイ。』と、のんきに芸人仲間に呼びかけたツイートも友近から苦言を呈されるなど、空回りが目立っています」(芸能記者)

 ともあれ、今回の騒動では大崎洋会長、岡本社長を含め、吉本上層部の人間が全てダウンタウンの元マネージャーで占められていることが世間に大きく知れ渡った。

「22日の会見で岡本社長が『松本さん』と呼んでいたことからも、松本のほうが上の立場にいるように感じられました。その発言力だけでなく、実際に“権力”も握っていたようです」(前出・芸能記者)

「こうしてみると、過去に松本絡みの報道も合点がいく」と語るのは週刊誌記者だ。

「オリエンタルラジオ・中田敦彦は、ブログで松本批判とも取れる発言をしたことで、吉本の上層部から『謝れ』と言われたことをラジオ番組で証言。それと前後してテレビ露出が激減し、“干されている”と報じられたものでした。また、松本といえば、過去に自分の服装を雑誌のコラムで批判した爆笑問題・太田光を呼びつけ、『芸能界を辞めるか、パイプ椅子で殴られるか、土下座して謝るか』と迫り、土下座させたのはよく知られた話です。岡本社長はこうした松本の態度を見て増長していった可能性もあり、松本が岡本社長のパワハラを叱る資格があるかは疑問です」

 松本は、吉本の上層部も、宮迫と亮も辞めない元サヤ状態を狙っているようだが、はたしてそううまくいくだろうか。

竹内涼真、大先輩・和田アキ子に内心うんざり? “キス強要”暴露で「常識持て!」と警告か

 俳優の竹内涼真が明かした、和田アキ子との驚きの関係性が話題を呼んでいる。竹内は5月5日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)にて、現在、自分が和田の大のお気に入りであることを報告。竹内いわく、仕事があるため朝4時に起きなくてはいけない日にも和田の呼び出しに応じて酒に付き合ったあげく、泥酔した和田にキスを迫られたこともあったという。話を聞いた共演陣が驚く中、竹内は「じゃあ、帰ります、ってチュッ、って」「(和田は)ベロベロでした」と笑いながら明かしたのだった。

 この話を受け、ネットでは「かわいそうに、断れるわけないよね」「涼真、それでいいのか?」と竹内のメンタルを心配する声や、「え? 口にしたのかな? アッコも嫌いだけど、竹内涼真もムリだわ……」「両方気持ち悪い」と拒否反応を示す声、また和田が竹内の事務所の大先輩に当たるため「芸能界ってかんじだねーわかりやすい」「そーやって仕事もらってるんだホリプロ怖い」「こうやって芸能界の闇に飲まれていくんだね」と芸能事務所の力関係などを邪推する声などが上がっていた。

「竹内さんといえば俳優らしからぬ明るさと人懐っこさを持っているので、共演者やスタッフからも大人気ですよ。人嫌いで有名な嵐の二宮和也さんでさえ、竹内さんからの食事に誘いには応じるといいますからね。人たらしっぷりは相当なものです。和田さんがメロメロになるのも無理はない」(テレビ局勤務)

 とはいえ、このキス話にショックを受けた人は多かったようで、ネットではこの行為はパワハラ&セクハラにあたるのではという意見も散見されたのだった。

「この話を公にするということは、竹内さんも内心うんざりしているのかもしれません」と推測するのは芸能事務所関係者。

「過去、橋本聖子さんがソチ五輪の打ち上げでフィギュアスケーターの高橋大輔選手にキスを強要したことが週刊誌にすっぱ抜かれ大問題になりましたが、今回の和田さんのキスの件でこのことを思い出した人も多い。こうやって皆が知るところになれば、周囲が和田さんに注意して、竹内さんへの誘いも常識的なものになるかも。竹内さんもそれを狙ったところはあるのでは」(同上)

 もしそうだとしたら、竹内は中々の策士かもしれない!?

告発者を処分する恐怖政治の体操協会……メダル期待の村上茉愛にも暗雲か

 昨年、ワイドショーを大いに賑わせた女子体操のパワハラ騒動。日本体操協会が、収束しかけた騒動を蒸し返すという“悪手”を繰り出し、東京五輪の期待の星にまで影響が出そうだ。

 当時18歳の宮川紗江選手がパワハラ被害を訴えたのは、昨年8月のこと。自身のコーチに無期限登録抹消の処分が下された彼女は、処分の撤回を求めるとともに、日本体操協会の塚原光男・副会長と塚原千恵子・女子強化本部長からのパワハラを告発した。しかし第三者委員会が出した結論は、「パワハラはなかった」というものだった。週刊誌記者が語る。

「『第三者委員会』と呼べば聞こえはいいですが、メンバーの5人のうち1人は、塚原夫妻が運営する朝日生命体操クラブと近い人物でした。報告書の結論も、『配慮に欠けたり、不適切な点は多々あったが、パワハラには当たらない』と、煮え切らないものでした」(スポーツ担当記者)

 内容はともあれ、決着したかと思われたパワハラ騒動。ところが3月9日に体操協会が発表した調査報告書の内容には誰もが驚かされた。協会が宮川選手に反省文の提出を求めたのだ。その理由は、「塚原夫妻の名誉や信用を傷つけた」「協会の許可なく取材を受けた」「協会のパワハラ相談窓口を利用しなかった」といったもの。これについて、労働問題に詳しいジャーナリストはこう語る。

「こういった問題で最も大切なのは告発者の保護です。告発者が不利益を受けるようなら、ますます声を上げにくくなってしまうからです。しかし今回、体操協会は『パワハラはなかったんだから、騒動の責任を負って反省文を出せ』と迫りました(宮川は反省文を提出済み)。この一件が塚原夫妻の権力の絶大さを示していますし、この処分自体がパワハラですよ」

 しかも体操協会の“横暴”はこれにとどまらない。体操協会は、五輪メダリストの具志堅幸司、池谷幸雄の両氏に対しても、発言に問題があったとして処分を下した。東京五輪まではあと1年あまりだが、こうなると不安視されるのが、東京五輪でメダルが期待される村上茉愛選手だ。フリーのスポーツライターが語る。

「女子体操で久々のメダル獲得が期待されるのが、昨年の世界選手権では体操女子個人総合で日本勢初の銀メダルを取った村上茉愛ですが、彼女は『池谷幸雄体操倶楽部』の出身です。しかも実の父親が同クラブのコーチを務めており、兄弟も同クラブ出身の体操選手というバリバリの“池谷派”です。騒動の最中には、池谷が『村上にも(塚原夫妻から)引き抜きがあった』と発言したこともありました。塚原夫妻はまもなく協会から去りますが、パワハラ騒動では夫妻が絶対的な権力の持ち主であることが判明しましたし、村上が“妨害”を受けるようなことがなければよいのですが……」(スポーツライター)

 村上のあだ名は“ゴムまり娘”。そのしなやかさで、圧力など交わしてくれればよいが……。

告発者を処分する恐怖政治の体操協会……メダル期待の村上茉愛にも暗雲か

 昨年、ワイドショーを大いに賑わせた女子体操のパワハラ騒動。日本体操協会が、収束しかけた騒動を蒸し返すという“悪手”を繰り出し、東京五輪の期待の星にまで影響が出そうだ。

 当時18歳の宮川紗江選手がパワハラ被害を訴えたのは、昨年8月のこと。自身のコーチに無期限登録抹消の処分が下された彼女は、処分の撤回を求めるとともに、日本体操協会の塚原光男・副会長と塚原千恵子・女子強化本部長からのパワハラを告発した。しかし第三者委員会が出した結論は、「パワハラはなかった」というものだった。週刊誌記者が語る。

「『第三者委員会』と呼べば聞こえはいいですが、メンバーの5人のうち1人は、塚原夫妻が運営する朝日生命体操クラブと近い人物でした。報告書の結論も、『配慮に欠けたり、不適切な点は多々あったが、パワハラには当たらない』と、煮え切らないものでした」(スポーツ担当記者)

 内容はともあれ、決着したかと思われたパワハラ騒動。ところが3月9日に体操協会が発表した調査報告書の内容には誰もが驚かされた。協会が宮川選手に反省文の提出を求めたのだ。その理由は、「塚原夫妻の名誉や信用を傷つけた」「協会の許可なく取材を受けた」「協会のパワハラ相談窓口を利用しなかった」といったもの。これについて、労働問題に詳しいジャーナリストはこう語る。

「こういった問題で最も大切なのは告発者の保護です。告発者が不利益を受けるようなら、ますます声を上げにくくなってしまうからです。しかし今回、体操協会は『パワハラはなかったんだから、騒動の責任を負って反省文を出せ』と迫りました(宮川は反省文を提出済み)。この一件が塚原夫妻の権力の絶大さを示していますし、この処分自体がパワハラですよ」

 しかも体操協会の“横暴”はこれにとどまらない。体操協会は、五輪メダリストの具志堅幸司、池谷幸雄の両氏に対しても、発言に問題があったとして処分を下した。東京五輪まではあと1年あまりだが、こうなると不安視されるのが、東京五輪でメダルが期待される村上茉愛選手だ。フリーのスポーツライターが語る。

「女子体操で久々のメダル獲得が期待されるのが、昨年の世界選手権では体操女子個人総合で日本勢初の銀メダルを取った村上茉愛ですが、彼女は『池谷幸雄体操倶楽部』の出身です。しかも実の父親が同クラブのコーチを務めており、兄弟も同クラブ出身の体操選手というバリバリの“池谷派”です。騒動の最中には、池谷が『村上にも(塚原夫妻から)引き抜きがあった』と発言したこともありました。塚原夫妻はまもなく協会から去りますが、パワハラ騒動では夫妻が絶対的な権力の持ち主であることが判明しましたし、村上が“妨害”を受けるようなことがなければよいのですが……」(スポーツライター)

 村上のあだ名は“ゴムまり娘”。そのしなやかさで、圧力など交わしてくれればよいが……。