8月25日に始まった『FIBAバスケットボール・ワールドカップ』で大騒動が起こっている。
今回は日本、フィリピン、インドネシアの3カ国で共催されており、日本は25日に8000人収容の沖縄アリーナで一次リーグE組初戦のドイツと対戦、63対81で敗れた。一方、27日のフィンランド戦は98対88でヨーロッパ勢に初勝利となる歴史的な1勝を手にし、大いに盛り上がっている。
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8月25日に始まった『FIBAバスケットボール・ワールドカップ』で大騒動が起こっている。
今回は日本、フィリピン、インドネシアの3カ国で共催されており、日本は25日に8000人収容の沖縄アリーナで一次リーグE組初戦のドイツと対戦、63対81で敗れた。一方、27日のフィンランド戦は98対88でヨーロッパ勢に初勝利となる歴史的な1勝を手にし、大いに盛り上がっている。
<…10月4日、米プロバスケットボールNBAの人気チームの幹部が香港デモを支持するツイートをTwitterに投稿したところ、中国が猛反発。国営中央テレビ(CCTV)が試合の放映を中止したり、現地スポンサー企業が広告出稿を取りやめるなど各所に影響を及ぼし、NBAは謝罪に追い込まれたが、日本人の企業や著名人にとっても対岸の火事ではなさそうだ。
香港紙「香港01」(10月9日付)によると、ここへきて、中国で絶大な人気を誇るバスケットボール漫画『スラムダンク』の作者・井上雄彦氏に対し、怒りの矛先が向けられているという
今から約4カ月前、香港デモを支持する河野太郎外相(当時)のツイートなどに対して「いいね」を押していたことが、なぜか10月8日になって中国版Twitter「微博」で話題となり、強い反発の声が上がっているのだ。
『スラムダンク』は中国でも大人気で、多くの信者が存在するが、それでも井上氏の行動は許せなかったようで、微博上は「井上雄彦が“港独(香港の独立)”を支持している。中国のネット民は(『スラムダンク』の)ボイコットの意思を示すべきだ!」「井上雄彦が港独を支持するなんてとても複雑。好きな漫画家だったのに。芸術活動に携わる人間が、政治に口を挟むべきではない」などといった、井上氏に対する非難や失望の声であふれていた。中には、「彼が港独を支持するなら、俺はもう海賊版しか買わない」といった暴論まで見られる。
中国でも近年は著作権を重視するようになり、海賊版への取り締まりを強化しているが、『スラムダンク』だけは黙認……なんてことにならなければいいが。
10月4日、米プロバスケットボールNBAの人気チームの幹部が香港デモを支持するツイートをTwitterに投稿したところ、中国が猛反発。国営中央テレビ(CCTV)が試合の放映を中止したり、現地スポンサー企業が広告出稿を取りやめるなど各所に影響を及ぼし、NBAは謝罪に追い込まれたが、日本人の企業や著名人にとっても対岸の火事ではなさそうだ。
香港紙「香港01」(10月9日付)によると、ここへきて、中国で絶大な人気を誇るバスケットボール漫画『スラムダンク』の作者・井上雄彦氏に対し、怒りの矛先が向けられているという
今から約4カ月前、香港デモを支持する河野太郎外相(当時)のツイートなどに対して「いいね」を押していたことが、なぜか10月8日になって中国版Twitter「微博」で話題となり、強い反発の声が上がっているのだ。
『スラムダンク』は中国でも大人気で、多くの信者が存在するが、それでも井上氏の行動は許せなかったようで、微博上は「井上雄彦が“港独(香港の独立)”を支持している。中国のネット民は(『スラムダンク』の)ボイコットの意思を示すべきだ!」「井上雄彦が港独を支持するなんてとても複雑。好きな漫画家だったのに。芸術活動に携わる人間が、政治に口を挟むべきではない」などといった、井上氏に対する非難や失望の声であふれていた。中には、「彼が港独を支持するなら、俺はもう海賊版しか買わない」といった暴論まで見られる。
中国でも近年は著作権を重視するようになり、海賊版への取り締まりを強化しているが、『スラムダンク』だけは黙認……なんてことにならなければいいが。

八村塁のNBA入りで盛り上がる日本のバスケットボール界。2016年にスタートしたBリーグが軌道に乗り、来年の東京五輪への出場も決まるなど、ここ数年、明るい話題が続いているが、5日に行われたバスケットW杯アメリカ戦は、まさに“惨劇”だった。スポーツライターがいう。
「世界大会でアメリカと戦うのは47年ぶりということで、日本がどこまで通用するか注目された試合でしたが、終わってみれば、世界との絶望的な差を見せつけられただけでした。トップクラスの試合では30点差を付けられたら勝敗は決まりですが、第2Q前半にはすでに30点差が付き、点差は最大で60点まで開きました。最後は少し点差が縮まりましたが、バスケットの暗黙のルールで、アメリカが点を取りに来るのをやめただけ。しかも、今回のアメリカのメンバーは全員NBAのレギュラーですが、ベストメンバーと比べれば“3軍”レベルです」(スポーツライター)
八村ブームで盛り上がる日本バスケット界に、強烈な冷水を浴びせたアメリカ戦でのボロ負け。しかもチェコ、トルコ、ニュージーランド、モンテネグロにも敗れ、全敗で大会を終えた。ここで思い出されるのがラグビーだ。1980年代からラグビーを見続けてきた週刊誌のスポーツ記者がいう。
「ラグビーは80年代、サッカーよりも人気があり、早明戦で7万人近くの観客動員を記録したこともあります。しかしJリーグの開幕によって人気でサッカーに押され、ダメ押しとなったのが1995年のW杯です。この大会で日本はニュージーランドに17対145というボロ負けを喫し、これで一気にラグビー人気は衰えました。その後、2015年のW杯で南アフリカを撃破して、再びラグビーに注目が集まるまでに、20年を要しました」(スポーツ記者)
“よりによって”というのはテレビ局に酷だが、バスケットのアメリカ戦は、フジテレビが2時間半の枠を取り、日本人初のNBA選手となった田臥勇太をゲストに迎えて生中継が行われた。ただそれでも、明るい未来はある。
「昨年、ある機関が行った調査によれば、バスケットボールの登録競技者数はおよそ62万人で、剣道、サッカーに次いで3位です。また、中学の部活動の男子生徒の部員数でも、バスケットはサッカー、軟式野球に次いで3位で、非常に裾野が広いのが特徴です。バスケットと言うと、すぐに身長の問題にされがちですが、平均身長が日本人とほとんど変わらないアルゼンチンは、2004年のアテネ五輪で金メダルを取っています。正念場は、44年ぶりに出場が決まった来年の東京五輪でしょう」(前出・スポーツライター)
逆に言えば、東京五輪でも惨敗を喫するようなら、日本のバスケットの未来は無いということ。五輪ではW杯よりもさらに格上の選手が揃うが、ラグビー南ア戦並みのジャイアントキリングを期待したいものだ。
日本中が興奮に包まれた米・ゴンザガ大学3年の八村塁のNBAドラフト1巡目指名。世界規模の人気を誇るNBAから上位指名されるという快挙に日本中は大騒ぎだが、このまま“八村ブーム”が起きるかどうかは微妙だ。
2016年にはBリーグが誕生し、長らく遠ざかっていたオリンピックも、東京五輪で44年ぶりの出場が決定。バスケット熱は高まりつつあるなか、それをさらに盛り上げるニュースが、八村のNBA入りだ。すでに日本でも特別扱いの八村だが、知名度はむしろアメリカのほうが高いかもしれない。スポーツライターが言う。
「日本ではまず報じられませんが、アメリカは大学スポーツの人気が非常に高く、中でも大学バスケットの人気は絶大です。八村が活躍したNCAAトーナメントは、日本で言えば、箱根駅伝か夏の高校野球ぐらい注目度が高いイベント。そこで活躍した八村のドラフト上位指名は、甲子園で活躍した選手がドラフト1位で指名されたようなものです。これまでNBAの舞台に立った日本人選手は2人(田臥勇太、渡邊雄太)いますが、彼らはいずれもドラフト指名を受けていない“雑草組”。その点、八村は正真正銘のエリートです」(スポーツライター)
ドラフトで上位指名されたからと言って、活躍が約束されているわけではないが、大谷翔平や大坂なおみなどの活躍を目にすると、「ついにバスケットでも……」との期待を抱きたくなるのは、日本人として当たり前のこと。しかし、八村を応援するのは容易ではない。週刊誌のスポーツ担当記者が語る。
「NBAの放映権はずっとNHKが持っていて、BSでリーグ戦、オールスターゲーム、ファイナルなどを放送してきましたが、2017-2018シーズンから、楽天が放映権を取ってNHKの放送はなくなり、さらに2018-2019シーズンはWOWOWの放送もなくなって、楽天の独占放送になりました。
来季(今秋スタート)の放映権についてはまだ発表はありませんが、楽天の三木谷浩史会長は熱心なNBAファンで、楽天はNBA最強チームのウォリアーズと複数年度のパートナーシップを結んでおり、放映権を手放す理由はないでしょう。“楽天TVと契約しなければ、八村が見られない”となれば、応援する気が失せる人は正直少なくないでしょうね」(スポーツ担当記者)
三木谷氏が契約者増でほくそ笑むか、受信料パワーでNHKが放映権を取り戻すか、“黒船”のDAZNが放映権を奪い取るか、コートの外の戦いも見ものになりそうだ。
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