南キャン山里やハライチ岩井が女子の言動に物申すも、拭えない“既視感”その理由は「売れっ子」だから……?

 世の男たちは、女心がわかってない。わかろうとしても、わからないのだ。一方、女性陣も男心をわかってはいない。もしかしたら、わかろうとさえしていないのかもしれない。

 そんな“交わらない線路”に男側からフォーカスしたのは、3月6日に放送された『山里亮太のナナ目線』(テレビ朝日系)だ。

「女子特有の行動や発言についてわからない部分を指摘しながら考えていく」がコンセプトの、この番組。司会を務めるのは南海キャンディーズの山里亮太で、ゲストとしてハライチの岩井勇気とダブルブッキングの川元文太が出演している。要するに、「女子に一言物申したい!」と腹に一物ある男芸人が一方的に愚痴るのが真の内容だ。

 

■このご時世に、堂々と女子をバカ呼ばわりするハライチ岩井

 

 まず、3人の男芸人が攻撃するのは女子会である。食事メニューが運ばれてくるや、食べる前に撮る女子たち。俗に言う“インスタ映え”か。その間にみるみる味が落ちていくのは当然で、男からすると、いたたまれなく感じてしまう。

「撮ってる時のシャッター音、あれでシェフの顔をぶん殴ってるってことですからね」(山里)

 3人の指摘は、味のみにとどまらなかった。特に、岩井と川元は暴言を吐く。

「撮って喜んでますけど、あれ、後の自分のうんこですからね」(川元)

 そんなに文句があるなら、本人に直接言ってみてはどうか? この日、番組は今風の女子2人(モデルとグラビアアイドル)を招いている。彼女たちの言い分は「どうせ、お金をかけてご飯に行くんなら、思い出として写真を残したい。自分の記憶より写真の方が鮮明」であった。

「バカなんだね。もう、覚えてないっていう」(岩井)

 続けて彼らは、“流行っていると何にでも乗っかる”女子特有の行動にも物申した。

「あいつら、流行ってるって言われれば犬のうんこでも食べますからね」(川元)

「『犬のうんこ美容法』みたいなのがあったら絶対やるでしょうね」(岩井)

「ハートに見える形のうんこだったら絶対撮るだろうね」(山里)

 

■山里は“男友達多い女子”と“自称サバサバ女子”を攻撃

 

『ゴッドタン』(テレビ東京系)で、「腐り芸人」として不思議な脚光の浴び方をしている岩井。特に、彼は“自称サバサバ女”に言いたいことがあるらしい。

「最近は、こっちのタイプが増えてますから。女子力の高い女子を俯瞰で見て『私、男側に立てますよ』ってことを装ってる女。それ、“偽サバサバ女”ですからね!」(岩井)

 具体的な事例として、“男友達多いアピールする女”が槍玉に上がった。

「女子の言う男友達って、男友達じゃないですからね。男は全然エロい目で見てるし。例えば、『何も起きないから』って男友達の家に泊まりに行くじゃないですか。で、男友達が迫った時に『いや、そういうんじゃないから』って。……ヤラせないんかい!」(岩井)

 このタイプの女子には、山里も憤りがあるらしい。

「男友達が多いってアピールを誇らしげにされてる方。君は『あわよくばヤリたいけども付き合ってまでヤリたいってレベルじゃない』、そういう思いの男が周りにいるって話なんです。ウイニングランのつもりかもしれないけど、ゴールもしてないのになんで側道を走ってるの?」(山里)

 山里は止まらない。遠慮なく毒のある発言をして「思ったことをすぐ言っちゃう」と自認する女子も斬り始めた。

「自分のことを“サバサバ”ってポジティブに言ってるけど、シンプルに思いやりがないのよ。『これを言うと相手はこう思っちゃう』って。あと、この派生語にあるのが『ごめんね。私、毒舌だから』。いや、“毒舌”までエンターテイメント性が昇華されてねえぞ。君のは性格が悪いだけ」(山里)

 

■ハイリスクな割に、ネタにエッジが効いてない

 

 この番組は、いったい誰が得するのだろう? 性差をネタに男→女という矢印で攻撃が行われる場合、炎上に発展するケースが多い昨今。だからこそ、今回のスタンスは珍しいと言えなくもない。

 コンセプトは明快だ。進行を務める山本雪乃アナウンサーも、“生贄”として出演したモデルとグラビアアイドルも、男性陣の言い分に、なぜか反論しない。攻撃させるだけさせといて、苦笑いでその場をしのいでいる。

 奇しくも、攻撃の過程で山里は口にした。

「この番組がどういうジャンルかと言うと、道徳の番組です。Eテレでやってほしいくらい!」(山里)

 男が自分本位なことを言い、それを半笑いで学ぶ女子。……というポジショニングが、番組内では密かに設定されている。

 しかしだ。それにしては、男性陣の言い分が深くないのが気になる。“食べる前に撮る女子”も、“流行に乗る女子”も、“会話がキャッチボールにならない女子”も、“偽サバサバ女子”も、“自称毒舌女子”も、いつかどこかで言及されてきた気がする。こすられ済みの案件ばかりだ。番組タイトルの『ナナ目線』とは名ばかりで、全然ナナメじゃない。

 これは、山里が売れっ子であることと関係しているのかもしれない。テレビを観ていれば、彼の持ちネタを見聞きする機会はどうしても多くなる。即ち、今回の番組で“幹”となる山里のネタを、我々はすでに承知してしまっている。

 残念としか言いようがない。リスクを冒してまで番組化した企画なのに、ネタ自体の鮮度がなかった。手垢にまみれた指摘ばかりなので、女子に刺さっているのかも疑問だ。

 番組中、自分の観られ方を気にした山里に対し、岩井は口にした。

「どうせ、いいんすよ。これ観て『あいつら、わかってない』って女子会で話すんですから」

 確かに、刺さらなければその程度の反応で終わってしまうだろう。山里、岩井、川元という期待値十分な面子が揃ったのに。尖りに尖った切り口で、男女間にある“交わらない線路”をクッキリと浮き彫りにしてほしいのに。

 実験的に始まったこの番組は、計2回が予定されている。残りの1回は、3月12日深夜放送だ。
(文=寺西ジャジューカ)

マセキ芸人が好調な今、あえて“ナベプロ臭”のする芸人に注目!「よしもと一強」は、今や過去の話か

  いきなりで恐縮だが、お笑い芸人が所属する事務所の話から始めたい。バイきんぐ、ハリウッドザコシショウ、アキラ100%らが所属する「SMA NEET Project」(以下、ソニー)が、以前より注目を集めている。ソニー・ミュージックが立ち上げたお笑い部門のプロジェクトだ。

 この事務所、かつては芸人界で“最後の砦”と呼ばれていたそう。他事務所をクビになった芸人の“駆け込み寺”として機能し、オーディションなしで所属できる時期さえあったとのこと。事実、よしもと→ナベプロと渡り歩いたザコシショウが最後に行き着いたのはソニーだ。

 3月4日に放送された『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ)にて、ナイツの塙宣之は語っている。

「(ソニーは)初期の楽天みたいに弱い芸人がいっぱい集まって、芸人からイジられたんですよ。そしたらここ何年かでマー君っていうか(笑)、バイきんぐ、ハリウッドザコシショウ、アキラ100%と、優勝者3組を出している」

 今年の『キングオブコント2017』」で準優勝を果たしたのは、にゃんこスターだが、そのメンバーのスーパー3助も、かつてはソニーに所属していた。ソニー~フリー時代の3助の印象については、11月30日放送『内村てらす Season2』(日本テレビ系)でカズレーザーが語っている。当時、3助とメイプル超合金は、ライブで頻繁に顔を合わせていた間柄だ。

「むちゃくちゃ面白かったです。笑いの取り方とか見せ方が他の芸人さんと一線を画すというか。フリがあってボケじゃなくて、オチまでいくと、なんかニコニコする」

 前述の『ナイツのちゃきちゃき大放送』にて、塙はソニーの特色をこう推測する。

「とにかく芸人全員入れてみて、自由にやらせた結果が出てるんじゃないかと。ネタ見せの時、まず『これはテレビでやっちゃダメなやつだよ』って言われますから。ソニーってそれ言わないんでしょうね、恐らく」

 キングオブコント出場時はフリーだったにゃんこスター、現在はワタナベエンターテインメントに所属している。この経緯について解説するのは、カンニング竹山だ。以下は、11月25日放送『10人旅~美味しいと新しいと伝統と! 全部たのしんじゃう金沢旅~』(フジテレビ系)での発言。

「ウチのマネジャーに聞いたんだけど。フリーでキングオブコントとかの予選で勝ち上がってくると、必ずマネジャー界で話題になるんだって。『どうするの? ウチは欲しいけど』みたいに」

 結果、準決勝へ進出した時点で声を掛けに行ったナベプロがにゃんこスターを獲得した。その後、よしもとからも2人に声が掛かったようだが、タッチの差だった。

 

■ハライチがよしもとではなくナベプロを選んだ理由

 

 11月26日放送『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)に、お笑いコンビのハライチが出演した。

 彼らも、ナベプロが誇る新時代の旗手だ。中学時代にお笑いコンビ結成を誓っていた2人は、高校卒業間際で約束通り「ハライチ」を結成。まず彼らは、どの芸人養成所に通うかを相談し、ネットカフェでリサーチした結果、「ここが一番いいんじゃないか」とナベプロの養成所へ通うことを決めている。

「よしもとさんのNSCももちろん素晴らしいんですけども、人数が多い。競争率が高い。何百人も生徒がいる。我々は意外と前に出ていくタイプじゃないし、あそこで目立つ自信はない。で、他を調べたらワタナベの養成所は1クラスの人数が少ないと。10数人だし。で、先輩に上からガミガミ言われるのも好きじゃない。ワタナベの養成所はできたばっかりで、俺らが2期生だったから。あと、お金も安かった」(ハライチ・澤部佑)

 お笑い界の戦況も10数年前とは様変わりしており、もはや“よしもと一強”の時代ではない。事実、一時期は人力舎所属の芸人がテレビ界を席巻していたし、現在はウッチャンナンチャンや出川哲朗、ナイツ、三四郎らの活躍によりマセキ芸能社が好調だ。

 そして、大手・ナベプロも密かに中堅~若手層が充実している。ハライチやにゃんこスター以外にも、ロッチ、ブルゾンちえみ、サンシャイン池崎、Aマッソ、バッドナイスと粒ぞろいである。

 テレビを観ていたら、いかにも“よしもと臭”のする芸人はすぐわかる。一方で、いかにも“ナベプロ臭”のする芸人というのも存在する。“浅井企画臭”のする芸人もわかりやすい。これって、大手ならではの強みでもあり弱みでもある。

 事務所単位で芸人界の戦力図を俯瞰して見ると趣きがあり、味わい深い。“ナベプロ臭”のする芸人は、果たしてテレビ界をどう盛り上げていくだろうか?
(文=寺西ジャジューカ)

マセキ芸人が好調な今、あえて“ナベプロ臭”のする芸人に注目!「よしもと一強」は、今や過去の話か

  いきなりで恐縮だが、お笑い芸人が所属する事務所の話から始めたい。バイきんぐ、ハリウッドザコシショウ、アキラ100%らが所属する「SMA NEET Project」(以下、ソニー)が、以前より注目を集めている。ソニー・ミュージックが立ち上げたお笑い部門のプロジェクトだ。

 この事務所、かつては芸人界で“最後の砦”と呼ばれていたそう。他事務所をクビになった芸人の“駆け込み寺”として機能し、オーディションなしで所属できる時期さえあったとのこと。事実、よしもと→ナベプロと渡り歩いたザコシショウが最後に行き着いたのはソニーだ。

 3月4日に放送された『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ)にて、ナイツの塙宣之は語っている。

「(ソニーは)初期の楽天みたいに弱い芸人がいっぱい集まって、芸人からイジられたんですよ。そしたらここ何年かでマー君っていうか(笑)、バイきんぐ、ハリウッドザコシショウ、アキラ100%と、優勝者3組を出している」

 今年の『キングオブコント2017』」で準優勝を果たしたのは、にゃんこスターだが、そのメンバーのスーパー3助も、かつてはソニーに所属していた。ソニー~フリー時代の3助の印象については、11月30日放送『内村てらす Season2』(日本テレビ系)でカズレーザーが語っている。当時、3助とメイプル超合金は、ライブで頻繁に顔を合わせていた間柄だ。

「むちゃくちゃ面白かったです。笑いの取り方とか見せ方が他の芸人さんと一線を画すというか。フリがあってボケじゃなくて、オチまでいくと、なんかニコニコする」

 前述の『ナイツのちゃきちゃき大放送』にて、塙はソニーの特色をこう推測する。

「とにかく芸人全員入れてみて、自由にやらせた結果が出てるんじゃないかと。ネタ見せの時、まず『これはテレビでやっちゃダメなやつだよ』って言われますから。ソニーってそれ言わないんでしょうね、恐らく」

 キングオブコント出場時はフリーだったにゃんこスター、現在はワタナベエンターテインメントに所属している。この経緯について解説するのは、カンニング竹山だ。以下は、11月25日放送『10人旅~美味しいと新しいと伝統と! 全部たのしんじゃう金沢旅~』(フジテレビ系)での発言。

「ウチのマネジャーに聞いたんだけど。フリーでキングオブコントとかの予選で勝ち上がってくると、必ずマネジャー界で話題になるんだって。『どうするの? ウチは欲しいけど』みたいに」

 結果、準決勝へ進出した時点で声を掛けに行ったナベプロがにゃんこスターを獲得した。その後、よしもとからも2人に声が掛かったようだが、タッチの差だった。

 

■ハライチがよしもとではなくナベプロを選んだ理由

 

 11月26日放送『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)に、お笑いコンビのハライチが出演した。

 彼らも、ナベプロが誇る新時代の旗手だ。中学時代にお笑いコンビ結成を誓っていた2人は、高校卒業間際で約束通り「ハライチ」を結成。まず彼らは、どの芸人養成所に通うかを相談し、ネットカフェでリサーチした結果、「ここが一番いいんじゃないか」とナベプロの養成所へ通うことを決めている。

「よしもとさんのNSCももちろん素晴らしいんですけども、人数が多い。競争率が高い。何百人も生徒がいる。我々は意外と前に出ていくタイプじゃないし、あそこで目立つ自信はない。で、他を調べたらワタナベの養成所は1クラスの人数が少ないと。10数人だし。で、先輩に上からガミガミ言われるのも好きじゃない。ワタナベの養成所はできたばっかりで、俺らが2期生だったから。あと、お金も安かった」(ハライチ・澤部佑)

 お笑い界の戦況も10数年前とは様変わりしており、もはや“よしもと一強”の時代ではない。事実、一時期は人力舎所属の芸人がテレビ界を席巻していたし、現在はウッチャンナンチャンや出川哲朗、ナイツ、三四郎らの活躍によりマセキ芸能社が好調だ。

 そして、大手・ナベプロも密かに中堅~若手層が充実している。ハライチやにゃんこスター以外にも、ロッチ、ブルゾンちえみ、サンシャイン池崎、Aマッソ、バッドナイスと粒ぞろいである。

 テレビを観ていたら、いかにも“よしもと臭”のする芸人はすぐわかる。一方で、いかにも“ナベプロ臭”のする芸人というのも存在する。“浅井企画臭”のする芸人もわかりやすい。これって、大手ならではの強みでもあり弱みでもある。

 事務所単位で芸人界の戦力図を俯瞰して見ると趣きがあり、味わい深い。“ナベプロ臭”のする芸人は、果たしてテレビ界をどう盛り上げていくだろうか?
(文=寺西ジャジューカ)

「打ち合わせで一触即発」ハライチ、『ガリレオ』抜擢で広がるコンビ格差

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『イチマル』/アニプレックス

 2週連続で視聴率20%超えを記録し、春ドラマのトップに輝いた、福山雅治主演の『ガリレオ』(フジテレビ系)だ。そんな人気ドラマに抜擢されているのが、お笑いコンビ・ハライチの澤部佑。フジテレビがプッシュしているコント番組『ピカルの定理』メンバーであり、フジテレビと強いパイプを持つワタナベエンターテイメント所属ということで大抜擢となったようだが、この彼の活躍を快く思っていない人物がいるという。

「相方の岩井勇気です。『笑っていいとも!』(フジテレビ系)で澤部のみレギュラーに起用された時も不機嫌そうにしていましたが、加えて月9に抜擢でしょ。キャラクターが世間に浸透していない岩井がピンで起用されることはまれ。コンビで頑張るしかないのに、澤部のスケジュールがドラマで押さえられているため、岩井の仕事はほぼ『ピカル~』と『おはスタ』(テレビ東京系)のみ。そのため、週の半分はオフ状態です」(放送作家)

『ロンドンハーツ』、武井咲と浅尾美和で好対照だった記憶の引き出し方

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『COWCOW CONTE LIVE 2』(よしもと
アール・アンド・シー)

 今回ツッコませていただくのは、4月9日放送分『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の「出て来いオレの名前~アノ人の何番目芸人~」。

 「女性ゲストに番組名をナイショにし、思いつくだけ男性芸人の個人名を挙げてもらう」という内容で、その回答をスタジオにいる芸人が見守り、名前が挙がるとクリアできるというものだ。ゲストは番宣の女優さんでOKという、手間もコストもかからない便利な企画だと思う。しかし、女性ゲストが名前を言えるかどうかだけの内容のため、はたして面白いのかどうか……。

 女性ゲストは2名で、一番手は武井咲。意外だったのは、真っ先に「ハライチ・澤部佑」を挙げたこと。理由は「三軒茶屋でバッタリ会った」から。2位以下には有吉弘行、フットボールアワー・後藤輝基、ネプチューン・堀内健、名倉潤が続き、次に出たのは「COWCOWさん」。スタジオで武井の回答を見守るCOWCOWに、笑みがこぼれる。

『お願い!ランキング』川越達也シェフからドヤ顔と辛口批評がなくなった!?

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『絶対味覚』/主婦の友社

 今回ツッコませていただくのは、11月29日放送分『お願い!ランキング』(テレビ朝日系)~「川越達也の抜き打ち発掘レストラン!~銀座 洋食編~」。川越シェフといえば、真っ先に思い浮かぶキーワードが「ドヤ顔」だろう。ネットの掲示板などで散々バッシングされ、パッケージに顔写真が大きく出たキムチがスーパーで大量に売れ残っていたことなども、かつて話題になった。

 その後、いわゆる「一周まわって面白い」状態になり、川越シェフの顔写真を使ったコラージュなどが続々生み出されると、いつの間にかみんなのオモチャになっていった。ところが……。最近の彼を見ると、ちっとも「ドヤ顔」をしていないし、毒舌でもない。むしろ意外と愉快なのだ。