末端価格18億円! ケニア「覚せい剤密輸事件」の裏に中国人マフィアの暗躍が……?

 家族旅行を装ってアフリカ・ケニアから覚せい剤を密輸した夫婦が逮捕された事件で、中国マフィアの暗躍がささやかれている。事情通からは「犯人の家族が狙われる可能性も捨てきれない」と話す。

 事件は、ペットサロン経営者の佐藤一貴被告が、旅客機では過去最大ともいわれる30キロ(末端価格18億円相当)もの覚せい剤を密輸。ドバイ経由で羽田空港に到着した際、コーヒー袋の中に隠していたのを税関職員に摘発された。

 子ども連れだった佐藤被告は同行していた妻とともに逮捕されたが、横浜地検は4月25日、容疑を否認していた妻については不起訴処分とし、佐藤被告を覚せい剤取締法違反などの罪で起訴した。

 税関関係者によると、佐藤被告は「横浜市内のバーで知り合った外国人の男に頼まれた。家族旅行なら怪しまれないと言われた。これまで同じ手口と量で6回成功した」と供述。密輸の報酬は1回400万~1,000万円だったという。

「東アフリカ最大の商業国となっているケニアですが、一方で武装組織や麻薬密輸の拠点も多く、毎月のようにケニア発の密輸が各地で摘発されています」

 こう話すのは、過去に国際協力機構を通じた教育事業でケニアに6年間住んでいたH氏。

「首都ナイロビの中華料理店では、中国マフィアの出入りが見られ、多くの密輸事件に絡んでいます。古くは象牙やサイの角など、漢方薬に使う材料のための違法密漁で、最近はロバを数十万頭も違法に殺しているのが判明しました。それだけに、中国マフィアの仕切りがなくては密輸の取引は不可能に近いんです。彼らは関与した運び屋にはその親族を関わらせて“人質”のような扱いをすることが有名で、過去に運んだベトナム人男性が、やめたくてもやめられず自殺したということもあったほど」

 H氏は佐藤被告の犯行自体を知るわけではないが、「裏社会とつながりがあるようには見えないタイプなので、中国マフィアに取り込まれてはいないか心配」と話す。

 佐藤被告は1月、情報誌でタレントの矢部みほによるインタビュー記事に登場。そこでは確かに密輸業者とは思えないような話をしていた。

 動物愛護、教育支援などを展開するカラーズ株式会社を妻と運営する中で、16年に「ペットホテル&トリミングサロンCOTTY」をオープンしたという佐藤被告は、インタビューの中で、飼い主用の酸素カプセルや、宿泊したペットの様子を確認できるウェブカメラ、マイクロバブル発生装置を使ったトリミングなどの高級設備を自慢げに語っており、今後は捨てられてしまった動物たちの保護活動を行うとも明かしていた。

 ただ、インタビューの最後には、唐突に「ケニアなどの新興国に対して、必要とされる日本製品の輸出や現地の商品の輸入、現地の事業立ち上げによる雇用創出」などを目指したいとも漏らしており、そのための動きが密輸の入口になってしまった可能性はある。「困っている人たちの手助けができれば」と語っていた佐藤被告だが、結果的に薬物中毒者に覚せい剤を提供する手助けということになってしまった。

「ケニアは、まさに“密輸の大通り”のような国で、薬物の量を考えれば、そこらのチンピラ外国人による犯行とは思えません。『家族旅行を装え』は“人質”をとる連中の常とう手段なので、もしかすると、背後にいる連中が『情報を警察に漏らせば家族が危険に遭うぞ』という圧力をかけている可能性もあります」(同)

 ケニアでは2月、象牙の密輸などの調査活動で知られるアメリカ人の元国連特使が、調査報告書を作成している最中にナイロビ郊外の自宅で刺殺されている。被告の家族に危険が及ばなければよいのだが。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

渋谷のドラッグディーラーたちが戦々恐々!? 韓国人の逮捕で“つまようじサイン”もバレてしまう……

 韓国人の若い男が麻薬所持の疑いで警察に捕まったことで、東京・渋谷のドラッグディーラーの間で動揺が広がっているという。逮捕直前、渋谷の大麻売買スポットに、この男が現れていたからだ。

「渋谷の大麻売買は、バーとか飲食店のカウンターでやり取りするところがあるんだけど、最近、韓国人の男2人がいくつかのスポットに現れたらしくて。普通は旅行者がそんな場所を知るはずないのに、彼らは韓国の掲示板に場所や買い方が書かれていたと言っていて、隠れディーラーたちが慌てて大麻を処分したり販売を休止しているとか」

 こう話すのは、繁華街の犯罪事情に詳しいフリーライターだ。逮捕された21歳の韓国人は2月21日、警察の職務質問中、車で逃走。パトカーの追跡を振り切ろうとするも、交通事故を起こし、現行犯で逮捕された。

 信号無視の末に対向車と正面衝突した揚げ句、大麻所持の疑いで取り調べを受けているが、同乗していたもうひとりの男は今も逃走中だという。容疑者らが渋谷で売られている大麻の売買スポットを熟知し、さらに買い方も知っていたというのだから驚きだ。

「大麻は、繁華街を歩くディーラーに直接、声をかけるとか、ネット購入もあるけど、スポットを知っていれば特定の場所で買う方が、すぐ手に入るからラク。スポット販売は、どこでも何かしらの『大麻あります』って合図を示すことが多いけど、最近の渋谷だと『つまようじサイン』が流行っていた」(同)

 渋谷を中心に広がっていた大麻販売の暗号「つまようじサイン」は、バーのカウンターなどでつまようじを使った“あるサイン”を示し、大麻販売の合図にするものだという。サインを出すのは、飲食店の人間か常連客だというのだが、この知られざるルールが、なぜか韓国で公開されていたわけだ。

「あるバーに2人の韓国人がやってきて、つまようじサインを指して『売ってくれ』と言ってきたって。でも、怪しい相手には売らないのが基本だから、ディーラーが何も知らないフリをして断ると、別のスポットにも次々に訪れたらしく、そこで韓国語を話せる奴が聞いたら『ネットで買い方を見た』と答えたって。その直後、警察に派手に逮捕されたって話があって、ディーラーたちは大慌て。つまようじサインも警察にバレた可能性が大きいから、それを察知したディーラーなら、即廃止は当然でしょう」(同)

 こうした大麻販売のサインは、場所や時期によって様々なものが流行るらしく、「昔、音楽関係者の間ではビートルズ関連の“あるレコード”がそのサインになったこともあったらしい。メンバーが大麻常習者だったからかな」とフリーライター。

 一説には、つまようじサインは渋谷にオフィスがある雑誌編集者の発案と言われているという。

「昔はファッション誌を手掛けたオシャレな編集プロダクションをやっていた男が、雑誌が売れなくなって、最近はネット広告の仕事をメインにしてるらしい。でも、あまり景気は良くないらしく、大麻売買のサポートをやりだしたというウワサ。実際、彼は数年前に大麻で逮捕歴もあるし、カジノとヒップホップが大好きでアウトロー志向が強い男だから、いかにも犯罪の手助けはしそう」(同)

 K-POPアイドルの間でも逮捕者が続出の大麻。なぜ韓国人がわざわざ日本で購入しようとしたのか定かではないが、世間が思っている以上に日本の繁華街で大麻が流通しているようだ。つまようじサインが廃れても、おそらく別のサインがすぐに生まれるのだろう。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

“中国化”する池袋の雑居ビル……「ドラッグ拠点」を、暴力団がそのままマフィアに譲渡か

 東京・池袋の雑居ビルが「中国化」しているという。

 ビルのすぐ近くにある中華料理店の店主は「ここ数年で中国人客が倍増した」と話しており、昨年9月まで同ビルに入居していた警備業者も「中国エステの店が複数あって、エステ嬢と思われる女性の出入りが多く、全体の7割以上が中国系で占められている」と明かす。

 この警備業者は約10年間の入居期間中、6年ほど前からオフィスのあった階に中国人業者の入居が増え、最終的には自社以外すべてが中国系となり、「アルバイトの面接にくる人とか、ウチの訪問者が気味悪がるので」と転居を決めたという。

「ウチが出た後に入ったのも、中国人の貿易業者でした」(同)

 ビルはJR池袋駅から徒歩圏内の10階建て。現地に行ってみると、確かに、異様なまでに中国系業者の入居が多い。中国人向けのビザ申請やビジネス支援を行う行政書士や、中国人の日本旅行を扱う旅行会社、中国物産店などなど、中国系業者だらけ。さらには中国系の風俗店を仕切るオフィスまでが入居しているという話も聞けた。

 廊下には「請保持安静」(静かにしましょう)という中国語の張り紙があり、ビル内部ですれ違った数名の集団も、また中国語で会話をしていた。中国系企業が多数集まったからといって問題があるわけではないが、入居者の間では、こんなウワサがささやかれる。

「日本の暴力団が追放されて、ビルの所有権が中国マフィアに渡り、日本の警察も容易に手が出せない治外法権と化しているようだ」

 そこでビルの所有者を調べると、オーナーは中国人ではなく、日本の不動産会社だったのだが、暴力団の動向などアウトロー事情に詳しいフリーライターの高山登氏によると「そのビル周辺はかつて広域暴力団が縄張りを持っていて、闇金業者などを運営していたところ、規制法や暴力団追放キャンペーンなどで摘発が相次ぎ、そこに中国系のマフィアがかなり出入りするようになった」という。

「中国マフィアと暴力団の関係はハッキリしないところが多いのですが、物騒な事件があった話はあまり聞かないので、縄張りの譲渡があったのかもしれないです」(同)

 このビル、実は2014年にある事件で注目を浴びたこともあった。池袋駅近くで当時「脱法ハーブ」と呼ばれた危険ドラッグを吸った男が錯乱して車で暴走、死亡事故を起こしたのだが、男が日ごろドラッグを購入していた店のひとつが、このビル内にあったのだ。

 そのため事件直後は一部マスコミなどが店を訪れ、関係者のテレビインタビューも流れた。結局、その店は早々に閉店して退去したが、当時取材した週刊誌記者によると「ドラッグを売る店はなくなっても、材料の仕入れ業者がそのままだった」という。つまりはドラッグの「材料仕入れ・製造・販売」が、このビル内で完結していたようなのだ。

「そのあたり聞き込みを続けていたら、中国の不良集団『東北グループ』と呼ばれる連中の存在が浮かんだんですが、この集団の内部抗争があったりで、怖がって日本人の業者が次々に出て行ってしまい、なお中国人だらけになったようです」(同)

 このビルに限らず、池袋は近年、中国系の進出が目立ち「チャイナタウン化」しているとも言われる。問題のビルのように、気がつけば場所ごと乗っ取られていた……なんてことにならないか不安もあるが、入居している中国系業者に話を聞こうとしたが、申し入れた5件とも交渉の余地なく断られ、その対応もまた異様だった。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

「バイアグラ」は女性にも効くというウワサ――元極妻が語る、セックスドラッグ裏話

 今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

 毎日暑いですね。お元気でいらっしゃいますか? 少し前ですが、テレビをつけたら朝から画面に「バイアグラ」の文字が躍っていて、クラクラしました。松居一代さんがらみですね。

 極妻時代は、朝から若い衆と掃除や洗濯、朝食づくりに追われていて、その間テレビがずっとつけっぱなしになっていました。

「わ、○○親分、逮捕(パク)られてるし!」「□□(芸能人の名前)、またシャブ? ウチも警察来るかしら」などとニュースやワイドショーを見ながらワイワイとやっておりました。懐かしいですね。

 極妻引退(?)後は、しばらくテレビも見ていなかったのですが、最近は、朝、時計代わりにつけています。それで松居さんのニュースを見て、バイアグラの知識なら負けないなあと思ってしまいました。

■勃起薬はヤクザの合法シノギでもあり

 1998年にアメリカで発売されたバイアグラが、日本で販売されるようになったのは翌99年でした。もちろん98年から、不良の間では「アメリカのすごいクスリがある」と話題でした。

「(自分の気持ちとは無関係に)飲んだ瞬間に、とにかくムックムクなんスよ!」と、試してみたという若い衆たちがはしゃいでましたね。若いんだからいらないんじゃないかと思いましたが、単なる新しもの好きなんです。で、こういうのを輸入できる不良がいるんですね。不良といってもいろいろで、英語はもちろん中国語やロシア語ができるとか、株の知識がめっちゃあるとかいう人も珍しくありません。

 こういう人は、「小さな頃から悪ガキ」というよりは、大卒で大手企業にお勤めだったのに、主に女性問題などを「やらかして」いられなくなって、不良の世界へ……というルートが多かったです。今も同じなんじゃないですかね。こういう組員がいる組は、海外の合法ドラッグの買い付けや、株やFXで相当儲かってたと思います。もちろんウチは無縁でしたが。

 たとえば私のオットの兄弟分のAさんは、海外の合法勃起薬の輸入販売で儲けておられました。もちろん豪邸は「バイアグラ御殿」と呼ばれてます。合法ですからリスクはほぼありませんし、傘下のソープランドとかでも売れるのでウハウハです。

 この親分経由で、ウチにもいろんなセックスドラッグが来ていました。ウチの組もソープに卸していたようです。まあオンナがシノギに口を出すことは(タテマエとしては)ないので、私も深くは聞いていません。

 違法薬物ではありませんが、パッケージからして、もうアヤしい。しかも英語や中国語ですからね。でも、若い衆たちは喜んで使っていました。ちゃんとした「バイアグラ」の日本での認可はアメリカでの発売から1年後でしたし、お医者さんの処方が必要なので、それまではもっと手軽なジェネリック系「なんちゃってバイアグラ」や漢方系の興奮剤のほうが人気でしたね。こちらは錠剤以外にも、フィルム状で舐めるタイプや粉薬タイプ、液体と、形状もいろいろ。

 フィルムをうれしそうに見せながら、「これ、射精の直前に舐めると、マジ昇天しそうになるんスよ!」とニコニコしていた若い衆の英ちゃんも今や3児の父です。

■「女性用バイアグラ」はめんどくさい

 ご承知のようにバイアグラは男性用ですが、一時は女性にも効くというウワサが出回っていました。まあ「血行を極端によくするクスリ」なので、女性でも血流はよくなるということのようです。その一方で、女性を興奮させるセックスドラッグの開発はなかなか進んでいませんね。女性用バイアグラは、日本のメーカーも開発していたと思いましたが、検索したらないようです。昔は、私も試供品をもらったことがあります。

「姐さん、これ女性用バイアグラです」
「へえー。そんなのもあるのね」

 若い衆がうれしそうにくれたので、使ってみたこともありますが、効きませんでした。後で聞いたら、「酒が強い人には効かない」タイプだったようです。そんなものを私に持ってくるとは(笑)!

 アメリカで販売されている女性用バイアグラは「アディー」ですね。「性的欲求低下障害」の治療薬「フリバンセリン」の商品名です。あくまでも「治療薬」なんですよ。実はバイアグラも商品名で、勃起治療薬としては「シルデナフィル」です。

 ただし、アディーはバイアグラと違ってイタさない日も毎日飲まないと効果がないとか、けっこう面倒くさいようです。効き方も個人差があるとか。そもそも「性的欲求低下」っていわれても、オンナだって、したくない日はありますよね。年がら年中したいのは「セックス依存症」とかいわれて、ヤクザに利用されますから、ご注意を。って、裏社会の住人だった私が言うことじゃありませんね……。

「バイアグラ」は女性にも効くというウワサ――元極妻が語る、セックスドラッグ裏話

 今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

 毎日暑いですね。お元気でいらっしゃいますか? 少し前ですが、テレビをつけたら朝から画面に「バイアグラ」の文字が躍っていて、クラクラしました。松居一代さんがらみですね。

 極妻時代は、朝から若い衆と掃除や洗濯、朝食づくりに追われていて、その間テレビがずっとつけっぱなしになっていました。

「わ、○○親分、逮捕(パク)られてるし!」「□□(芸能人の名前)、またシャブ? ウチも警察来るかしら」などとニュースやワイドショーを見ながらワイワイとやっておりました。懐かしいですね。

 極妻引退(?)後は、しばらくテレビも見ていなかったのですが、最近は、朝、時計代わりにつけています。それで松居さんのニュースを見て、バイアグラの知識なら負けないなあと思ってしまいました。

■勃起薬はヤクザの合法シノギでもあり

 1998年にアメリカで発売されたバイアグラが、日本で販売されるようになったのは翌99年でした。もちろん98年から、不良の間では「アメリカのすごいクスリがある」と話題でした。

「(自分の気持ちとは無関係に)飲んだ瞬間に、とにかくムックムクなんスよ!」と、試してみたという若い衆たちがはしゃいでましたね。若いんだからいらないんじゃないかと思いましたが、単なる新しもの好きなんです。で、こういうのを輸入できる不良がいるんですね。不良といってもいろいろで、英語はもちろん中国語やロシア語ができるとか、株の知識がめっちゃあるとかいう人も珍しくありません。

 こういう人は、「小さな頃から悪ガキ」というよりは、大卒で大手企業にお勤めだったのに、主に女性問題などを「やらかして」いられなくなって、不良の世界へ……というルートが多かったです。今も同じなんじゃないですかね。こういう組員がいる組は、海外の合法ドラッグの買い付けや、株やFXで相当儲かってたと思います。もちろんウチは無縁でしたが。

 たとえば私のオットの兄弟分のAさんは、海外の合法勃起薬の輸入販売で儲けておられました。もちろん豪邸は「バイアグラ御殿」と呼ばれてます。合法ですからリスクはほぼありませんし、傘下のソープランドとかでも売れるのでウハウハです。

 この親分経由で、ウチにもいろんなセックスドラッグが来ていました。ウチの組もソープに卸していたようです。まあオンナがシノギに口を出すことは(タテマエとしては)ないので、私も深くは聞いていません。

 違法薬物ではありませんが、パッケージからして、もうアヤしい。しかも英語や中国語ですからね。でも、若い衆たちは喜んで使っていました。ちゃんとした「バイアグラ」の日本での認可はアメリカでの発売から1年後でしたし、お医者さんの処方が必要なので、それまではもっと手軽なジェネリック系「なんちゃってバイアグラ」や漢方系の興奮剤のほうが人気でしたね。こちらは錠剤以外にも、フィルム状で舐めるタイプや粉薬タイプ、液体と、形状もいろいろ。

 フィルムをうれしそうに見せながら、「これ、射精の直前に舐めると、マジ昇天しそうになるんスよ!」とニコニコしていた若い衆の英ちゃんも今や3児の父です。

■「女性用バイアグラ」はめんどくさい

 ご承知のようにバイアグラは男性用ですが、一時は女性にも効くというウワサが出回っていました。まあ「血行を極端によくするクスリ」なので、女性でも血流はよくなるということのようです。その一方で、女性を興奮させるセックスドラッグの開発はなかなか進んでいませんね。女性用バイアグラは、日本のメーカーも開発していたと思いましたが、検索したらないようです。昔は、私も試供品をもらったことがあります。

「姐さん、これ女性用バイアグラです」
「へえー。そんなのもあるのね」

 若い衆がうれしそうにくれたので、使ってみたこともありますが、効きませんでした。後で聞いたら、「酒が強い人には効かない」タイプだったようです。そんなものを私に持ってくるとは(笑)!

 アメリカで販売されている女性用バイアグラは「アディー」ですね。「性的欲求低下障害」の治療薬「フリバンセリン」の商品名です。あくまでも「治療薬」なんですよ。実はバイアグラも商品名で、勃起治療薬としては「シルデナフィル」です。

 ただし、アディーはバイアグラと違ってイタさない日も毎日飲まないと効果がないとか、けっこう面倒くさいようです。効き方も個人差があるとか。そもそも「性的欲求低下」っていわれても、オンナだって、したくない日はありますよね。年がら年中したいのは「セックス依存症」とかいわれて、ヤクザに利用されますから、ご注意を。って、裏社会の住人だった私が言うことじゃありませんね……。