近年、中国ではスマホゲームの課金システムが社会問題となっている。特に未成年者による高額課金に関しては、親のクレジットカードを勝手に利用する例も少なくない。そんな中、とんでもない事件が発生した。 「新浪新聞」(7月21日付)によると、話は2016年9月にさかのぼる。浙江省で夫と11歳になる息子と3人で暮らす母親のもとに突然、一通のメールが届いた。その内容に、母親は驚愕する。そこには「中国中央公安部の者です。あなたの子どもがネット犯罪に加担していることがわかりました。すぐに子どもを退学させ、我々の捜査に協力してください」と書かれていたからだ。 当初、母親は迷惑メールだと思ったが、自宅の写真や、隠し撮りされたと思われる家族の写真までメールに添付されており、本物の公安部から送られてきたものと確信してしまったという。その後、自称公安部を名乗る人物はメールで母親に対して、息子の銀行口座を開設し、さらに現金を振り込むよう指示したのだった。 母親は捜査のためだと信じ、17年6月まで複数回にわたり、合計10万元(約160万円)を振り込む。一家は父親が身体障害者のため、母親が縫製工場で働き、家計を支えていたが、ほぼ全財産を費やしてしまった。近所の住民に相談したことでようやく詐欺だと気づくも、すでに口座からは全額が引き出されていた。 母親から被害届を受け取った警察は、メールの情報を分析。その結果、なんと犯人はこの家の11歳の息子であることが判明したのだった。警察の取り調べに対し息子は、「学校に行かず、ネットゲームをたくさんやりたかった。課金もたくさんしたかったので、今回の事件を思いついた」と供述。息子は母親の貯金が底をついたとわかると、最終的には母親に借金をさせたばかりか、自宅の電化製品を売却して金を工面するようメールしていたというから、親不孝どころの話ではない。 ネトゲ廃課金者がまん延しているのは日本も同じだが、まさか当局を名乗り、自分の親までだますとは、なんとも悲しい話 。家財を売却し、借金まで背負ってしまった母親が不憫でならない。 (文=青山大樹)中国でも、子どものスマホ依存、ゲーム中毒が問題となっている(イメージ画像)
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メスと手術法はネットで手配……包茎のDIY手術に失敗した男が病院へ緊急搬送
中国で先日、自分で包茎手術をしようとした男性(25)が、大出血して病院へ運ばれるというチン事件が起こった。 広西チワン族自治区南寧市に住むこの男性は、包茎に悩んでいたものの、恥ずかしくて病院で治療を受ける勇気がなかった。そこで、ネットで手術方法を調べ、自宅で手術を行うことにした。 麻酔も消毒液もない中、ネットショップで買ったメスで皮を切っていく男性。しかし、血管の位置もわからず、慣れない手作業で、余計なところを切ってしまったようだ。ひっきりなしに血が流れ出てきて止まらない。慌てた男性は、すぐさま病院へ駆け込んだ。 治療を担当した医師は、まず止血を行うと、途中になっていた包茎手術にも着手。現在、男性の容態は安定しているという。 医師によると、包茎手術を受けるのが恥ずかしく、また手術費用が高いと誤解しているケースが多いことから、自分でなんとかしようとする男性が後を絶たないのだという。しかし実際には、公立病院であれば数百元(約数千円)で手術を受けることができる上、自分でやろうとして失敗して病院で処置を受けるほうがよっぽど高くつき、そもそも危険であることから、必ず病院に相談するよう勧めている。 かつて日本の男性誌に広告が載っていたような効果の疑わしい包茎矯正グッズも、中国で売り出せばけっこう売れるかも? (文=佐久間賢三)Photo by Stephanie from Flickr
中国でアウディのCMが大炎上! 中古車を花嫁に置き換えた設定に「相手をチェックするのはこっちでしょ!?」
中国で、大手自動車メーカーのCMが「低俗」だと非難されている。 問題のCMは、ドイツ車ブランド・アウディが制作し、映画館の本編開始前に放映していたもの。内容はこうだ。 結婚式で、神父を前に愛の誓いをしているカップル。そこに、新郎の母親から“待った”がかかった。母親は純白のウエディングドレスを着た花嫁の前に立つと、顔を近づけて、まるで肌に傷がないかどうか確かめるように新婦の顔をまじまじと見つめ、いきなり鼻をつまんで引っ張り、耳をつかんで裏返し、下唇を引っ張り下げて口を開け、歯並びを確かめる。神父を前に誓いの言葉を述べる、幸せそうな新婚カップル
そこに「ちょっと待った!」と、新郎の母親が現れ、
鼻をつまんで引っ張り、
口を開けさせて、中をチェック
花嫁の容姿に問題ないことを確かめた母親が満足そうにカメラのほうへ振り返り、指でOKサインを出すと、新郎新婦はホッと胸をなで下ろす――。 その後、「重要な決定は慎重に。アウディの中古車を買うなら、正規認定された車が安心です」といったアナウンスが流れる。つまり「アウディが正規認定した中古車なら、車を厳しくチェックしているので安心です」ということを宣伝したかったようなのだが、花嫁を中古車に例えたのがマズかった。 ネット上では「低俗だ」「女性をおとしめている」「女性を物として扱っている」などと非難の声が上がり、中国アウディはすぐさまCMの放映を取りやめ、お詫びの声明を発表した。 今回の騒動について、中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は、こう分析する。 「確かに、中古車の品質チェックを結婚前の花嫁に置き換えたのが一番の原因ですが、それに加えて、夫の母親から屈辱的なチェックを受けるというシチュエーションが、プライドの高い中国人女性を刺激したのでは? そもそも、男が家や車を持っていないと、鼻も引っ掛けないというのが中国人女性。『相手をチェックするのはこっちよ』という人たちばかりですからね」 今回のCM騒動、女性蔑視だけではなく、中国の結婚事情という問題も絡んでいたようだ。 (文=佐久間賢三)そして、ようやくOKサイン
ベトナム人妻が夫の浮気相手に報復! 情事現場へ乗り込み、アソコに唐辛子を詰め込む
ベトナムの女性は働き者が多い。ベトナムを旅行すると、商店や屋台、市場などで一生懸命働いている女性の姿をあちらこちらで見かける。男性のほうはといえば、店番しながら昼寝をしていたり、どこかでのんびりお茶を飲んでいたりする。 その一方でベトナムの女性は、結婚する前はネコだが、結婚した途端にトラに豹変するともよくいわれる。嫉妬深い女性が多く、浮気された妻が、夫が寝ている間にペニスをハサミでちょん切ってアヒルに食べさせた……などという伝説も、まことしやかにささやかれている。 そして先日、それを証明するかのような事件が起こった。 首都ハノイの北側にあるタイグエン省に住む23歳の女性リー・チャネルは、1歳年上の夫と結婚して7カ月になる。子宝にも恵まれ、今は妊娠3カ月。幸せの絶頂にあるかと思いきや、このところ夫の様子がおかしい。何時間も家をあけることが多くなったのだ。 そこでリーは、友人4人とともに夫の後をつけたところ、案の定、夫が若い女性とともにホテルに入っていく姿を目撃した。 怒ったリーは、2人が入ったホテルの部屋に押し入ると、女性をベッドの上で押さえつけさせ、パンティを引きずり下ろした。 さらにリーは、用意していたゴム手袋をはめると、バッグからビニール袋を取り出した。そこに入っていたのは唐辛子。しかも、ただの唐辛子ではない。超激辛で知られる、ハバネロ並みの辛さのバードアイという種類の唐辛子だった。ベトナム北部の女性らしい、色白なリー・チャネル。なかなかの美形だ(Facebookより)
嫌がる女性を、無理やりベッドの上に押し倒す
リーは手でそれをつかむと、抵抗する女性の股間に押し込んでいった。手袋を用意していたのは、超激辛の唐辛子を素手でつかんだら、自分の手が“やけど”してしまうからだった。アソコに唐辛子を押し込まれた女性は、激痛で悶え苦しんだという。 その様子を撮影したリーは、報復行為をひけらかすように、ネットに画像をアップしたのだった。 当然のことながら、ネット上ではリーを非難する声が巻き起こったが、警察によると、暴行された女性からの被害届は出ていないという。 ベトナムには「辛くない唐辛子がないように、嫉妬しない女はいない」ということわざがあるという。リーは、浮気相手の女性に、このことわざを思い知らせようとしたのかもしれない。女性の股間に唐辛子を押し込むリー
これぞ人民の最終兵器! 逮捕を逃れるため、自らのウンコを塗りたくる事件が相次ぐ
日本では戦国時代、籠城戦などにおいて攻めくる敵に対し、人の大小便を武器として使用した記録があるという。しかし中国では、21世紀の現在でも現役の武器として有効なようだ。 「新浪新聞」(7月18日付)によると、広東省清遠市清新区の道路で、電動バイクを運転していた中年の女が道路を逆走し、パトロール中だった交通警察に止められ、路肩で聴取されたことから事件は始まった。 聴取の結果、女はなんと無免許運転だったことが判明。警察は現場ですぐにバイクの押収に取りかかったのだが、女は突然、ズボンとパンツを脱ぎ出し半ケツの状態になると、自らの手に大便と小便を排泄し、バイクのシートに塗りたくり始めた。想像もつかない事態にあっけに取られた警察だが、交通違反に加え、業務執行妨害の容疑で女を現行犯逮捕したという。取り調べに対し、女は「排泄物をバイクに塗りたくれば、警察もあきらめると思った」と、あきれた理由を口にしたのだった。女はしばらく拘束された後、処分が言い渡されることになっている。 一方、陝西省永寿県では6月18日、青果店に侵入した男が店内の店員が所持していた携帯電話とハンドバッグを盗み、逃走する事件が発生している。店員が男を追いかけ、捕まえようとしたその時、男は突然ズボンの中に手を突っ込み、大便を排泄しだしたのだ。男は自らの大便を自分の顔面と体に塗りたくると、さらに逃走を試みたが、近くをパトロール中の警察官に囲まれ、現行犯逮捕された。実はこの男、過去に窃盗事件を3回起こしており、いずれも今回同様、大便を全身に塗りたくり、警察の追跡から逃れようとしていたという。 ちなみに中国では、以前にも遼寧省のバス車内で運転手とトラブルに発展した女性が運転手の顔面に使用済みナプキンや小便を塗りたくるという事件が発生している(参照記事)。 イタチの最後っ屁ならぬ、人民の最後糞というわけか。 (文=青山大樹)バイクのシートに、自らの排泄物を塗りたくった中年女性。この映像は中国全土に放映された(新浪新聞より)
外国人観光客の6割は「もう二度と行きたくない」!? 韓国の“観光価値”が暴落中
韓国は観光地としての魅力がない――。その事実を露骨に示すデータが明らかになった。 このデータは韓国メディア「聯合ニュース」が伝えたもので、日本の観光庁と韓国文化観光研究院などによると、昨年の外国人観光客は日本2,403万9,053人、韓国1,724万1,823人だった。 観光客の数自体は日韓ともに少なくないが、注目すべきは「再訪率」に大きな差があったことだ。 日本の再訪率は61.6%だったのに対し、韓国は38.6%。さらに前年の再訪率と比較しても、日本は58.7%→61.6%に上昇しているが、韓国は46.1%→38.6%に落ちている。韓国を訪れるリピーターは少ないばかりか、減っているのだ。 リピーターが減っていることについて韓国メディアでは、THAAD配備によって中国で韓国旅行が禁止されたことなどが影響しているという分析が多く見られるが、原因はそれだけではないだろう。 ひとつは、そもそも韓国を観光する楽しみが少ないという点だ。 韓国ネット民も「韓国は、ソウル以外には何もない」「地域の特色に合った観光スポットも増やさないと」などと嘆いているが、それを如実に表しているのが、外国人観光客が韓国で使う金額が減っている事実だ。前出の「聯合ニュース」によれば、昨年韓国を訪れた外国人観光客1人当たりが支出した金額は1625.3ドル(約18万2,000円)で、前年の1712.5ドル(約19万2,000円)から100ドル近く落ちている。ちなみに最もお金を使わないのは日本人(814ドル/約9万1,000円)で、この記事では「日本人はチャンドリ(ケチ)」などと見出しを打って報じられていた。 また、ショッピングをする上でも不便が多い。 韓国観光公社によれば、昨年、観光苦情申告センターに寄せられた苦情は1,310件と前年より249件増加し、とりわけショッピング関連の苦情は342件と最も多かった。その内訳を見ると、価格の問題(22.8%)がトップで、免税関係(21.3%)、不親切(10.2%)と続いた。価格の問題としては二重決済や不正確な価格表示、押し売りやぼったくりが挙げられている。最近も、商品に付いている値段よりも高い料金を要求されたり、メーターを起動せずにタクシーを走らせ、目的地に到着すると法外な運賃を要求されたといった報告がなされている。タクシーについては、3位の「不親切」に関する苦情でも、運転手が車を加速させながら電話をかけていた、不当な料金に対し抗議すると暴言を吐かれたといったものがあった。 また、治安の問題も看過できない。 昨年5月には、韓国を訪れたスウェーデン出身の女性が、韓国人男性3人組に集団レイプされる事件が発生している。前年にはオーストラリア人女性も韓国でレイプ被害に遭っており、オーストラリアではこの事件がきっかけとなって「女性観光客にとって危ない国」ランキングのトップに、インドを抜いて韓国が挙がるようになった。 現状、多くの外国人観光客から“魅力がない”との烙印をされてしまった韓国。今後、リピーターを増やすために、政府はどんな策を講じるのだろうか?イメージ画像(Thinkstockより)
まるで漬物石!? 30年間放置した頭部のこぶが巨大化、耳を押しつぶすほどのサイズに
巨大結石に巨大奇形腫と、中国で急増している人体の異常についてこれまでたびたび取り上げてきたが、今度は頭部に巨大腫瘤(こぶ)のある女性が話題となっている。 「南方都市報」(7月12日付)によると、広東省広州市に住む庄さん(34歳)の頭部には、30年間放置された2つの巨大な腫瘤があった。庄さんの頭囲は89cm。中国の成人女性の平均が45~55cmというのだから、実に1.6~2倍に達する。 30年間放置されたといっても、最初からこんなに大きかったわけではない。生まれたばかりの頃は豆粒ほどのイボがあるだけだったが、それが小学生の時には親指ほどになり、中学生になると拳ほどの大きさになった。そうして徐々に巨大化し、現在の大きさまで成長したのだった。 庄さんは病院に行くべきだとは思っていたが、怖くて足が向かなかった。まったく痛みもかゆみもなく、生活に支障がなかったこともその要因だ。ところが、最近になって左側にかゆみを感じるようになり、医者に診てもらう決意をしたのだった。 診察を受けると、腫瘤は良性だが、破裂して感染症を引き起こす危険性があることがわかった。手術に備えて剃髪すると、腫瘤が耳を押しつぶすほどの大きさになっていた。そのため、すぐに切除手術を行い、事なきを得たのだった。30年かけて育った腫瘤
巨大腫瘤の事例は頭部だけに限らない。「広州日報」(5月18日付)によると、広東省清遠市の女性は、腹部に巨大腫瘤を抱えていた。重さはなんと37.5kg。その腹の膨らみ方は、妊婦の比ではない。2012年にCT検査で判明した際は22mmにすぎなかったのが、わずか5年でここまで巨大化したという。心臓を押しつぶす危険があることから、緊急手術を受けるも、8時間にも及ぶ大手術となった。 いずれのケースも、なぜここまで腫瘤が巨大化したのかは謎だが、そもそも周囲の人間が病院へ行くよう勧めなかったことが奇妙である。他人への無関心が、腫瘤の巨大化を許したのだろうか? 巨大腫瘤は、今後ますます増えそうだ。 (文=中山介石)広東省清遠市では、重さ37.5kgの腫瘤が女性の腹に巣食う
ペット捜索に懸賞金5,000万円超! 中国で新たな“誘拐ビジネス”が爆誕!?
経済成長に伴い、ペットブームを迎えている中国だが、またとんでもない騒動が起きた。大富豪が、行方不明となったペットのために多額の懸賞金をかけ、大きなニュースになっているのだ。 「蘇州新聞」(7月11日付)によると、蘇州市内に、自宅から逃げ出してしまった飼い猫の情報を求める貼り紙が多数貼られているのをネットユーザーが発見。中国でも迷い猫や犬の情報を求める貼り紙は珍しくないが、今回は発見者に320万元(約5,120万円)相当の住宅を提供するという内容だったため、SNS上ですぐに拡散した。ブームにより、いびつなペット社会が生まれてしまっている(イメージ画像です)
貼り紙には「我が家の猫は家族の一員です。家族の幸せの中心には、いつもペットの猫がいました。どうか、写真の猫を見かけた方は情報を提供してください。有力な情報提供者には、320万元相当の住宅を提供いたします」と書かれている。また、問い合わせ先として、電話番号とSNSも明記されていた。 地元メディアはこの飼い主に取材を申し込むため、貼り紙に書かれた電話番号に連絡を試みたが、誰も電話には出なかったという。ネットユーザーの中にも、飼い主に連絡を試みた者がいたようだが、やはり連絡が取れず、ネット掲示板などには「脱走したペットの情報が欲しくて、ウソの懸賞金を掲げたのではないか」「『逆に懸賞金欲しさに、ウソの情報を提供する輩が後を絶たず、飼い主が仕方なしに連絡を遮断したのかもしれない」など、現在もさまざまなウワサが飛び交っており、事の真相は明らかになっていない。ネットで実際に拡散された、迷い猫の情報を求める貼り紙の画像。確かに「320万元相当の住宅」と書かれている(蘇州新聞)
今回のように、中国では行方不明となったペットに多額の懸賞金をかける富豪のニュースは珍しくない。「今日頭条」(7月5日付)は、中国富豪ランキング1位の大連万達集団(ワンダ・グループ)の御曹司・王思聡氏がSNSで公開した愛犬に関する投稿について報じている。王氏の飼っているハスキー犬が自宅から逃げ出してしまったのだが、SNS上に「発見者には100万元(約1,600万円)の懸賞金を提供する」と発表したのだ。SNS上には「仕事を辞めて富裕層専門のペット捜索業をやろうかな」「俺がいなくなったって、こんな大金かけて探してくれる人いない。富豪の家のペットにでもなりたい!」など、新たなビジネスチャンスと見るネットユーザーがいる一方で、ペットをうらやむ声も多く寄せられた。 一方で、新たな犯罪の出現を危惧するのは、上海駐在の大手紙記者だ。 「これだけ懸賞金がつり上がると、それ目的でのペット誘拐が必ず出てきますよ。現在では希少な高級犬を転売目的で盗む犯罪者がいますが、今後は飼い主に“買い戻してもらう”ビジネスモデルになるかもしれません。2015年9月には、蘇州市で愛犬を盗まれた女性が犯人の要求に応じて1万元(約16万円)で買い戻した事件も起きています。買い戻す価格が数百~数千万円ともなれば、立派な誘拐ビジネスが成立する」 中国ではよく、生まれる場所によってその後の人生が大きく変わるといわれるが、ペットたちも同様のようだ。 (取材・文=青山大樹)大企業の御曹司・王思聡氏が公開した、飼い犬の情報を求める実際のSNSの画像
屈辱感ハンパなし! 電動バイク部品の窃盗犯に「裸スクワットの刑」
中国で電動バイクは免許も要らず、ヘルメットも必要ないことから、庶民の足として多くの人たちに重宝されている。普通のバイクと違ってエンジン音がしないので、通りを歩いていると、後ろからスーッと近づいてきてぶつかりそうになり、怖い思いをすることもある。 そんな身近な足である電動バイクの盗難事件は、日常茶飯事。しかも、車体ごと盗まれるばかりでなく、バッテリーだけをさっと盗まれたりするケースも少なくないという。 ニュース映像サイト「看看新聞」(7月13日付)によると、山東省の田舎町で、電動バイクのバッテリー盗難に関する珍事件が起こったという。 ある夜、住宅街に出前に来た若い男が、道脇に止めてあった電動バイクから、バッテリーを盗んだ。ところが、その様子は路上の監視カメラにしっかりととらえられており、すぐに身元が割れてしまった。 バッテリーを盗まれたバイクの持ち主は男を捕まえると、よっぽど腹に据えかねたのだろう、警察に突き出さず、自分の手で男に処罰を与えることにした。 その処罰というのが、公衆の面前で上半身裸にして、バイクのバッテリーを頭の上に載せてスクワットをさせるというもの。バッテリーの重さがどれくらいかわからないが、屈辱感のほうが、この男にとっては重荷だったであろう。 動画で一部始終を見たネット民たちは、「気持ちはわかるが、やっぱり自分で処罰しちゃいかんだろう」「捕まえたら警察に突き出すべき」などと、至って常識的な反応を示している。 とはいえ、中国の田舎では、警察を信用せず、または警察のやり方は手ぬるいと思っているのか、こういった私的制裁がまだまだ行われているようである。 (文=佐久間賢三)持ち主(写真右)の命令で、バッテリーを頭にスクワットをする男と、それを周りで見物人
17歳少女経営の闇美容クリニックが摘発! 現場から日本人女性の“臓器”が押収される
中国メディア「都市快報」(7月12日付)によると、浙江省杭州市で、無許可で美容クリニックを経営し、医療行為や医薬品販売を行っていたとして、17歳の少女が逮捕された。 高校中退後、フリーター生活をしていた少女は、「外見の良さが収入の良さにつながる」と実感。二重整形や小顔整形などの美容外科手術にハマっていった。 さらに少女は、自身の美容整形歴をSNSで報告。「ビフォー・アフター」写真を公開する一方で、美容用の医薬品や医療器具をネット販売するようになった。 警察の調べでは、こうした商品を原価の3倍ほどで販売しており、高収益を上げていたようだ。 さらに今年3月には、美容クリニックを開業。ボトックスやヒアルロン酸などの注射を自ら行っていたという。医師免許はもちろん看護師免許も持たない少女だったが、医薬品に関する知識や注射方法は「独学で覚えた」のだという。 同紙が記事で伝えているのはここまでだが、掲載された写真に押収品として映っている薬剤の数々に、「メルスモン」とカタカナで表記されたものが見える。 メルスモンとは、日本の製薬会社「メルスモン製薬」が製造・販売している乳汁分泌不全および更年期障害の治療を目的とした注射薬だ。その原料はヒト胎盤であり、特定生物由来製品として、厳格な管理が義務付けられている。投与にあたっては、医師の処方のもと、病院内で行わなければならない。違法クリニックを経営していた17歳の少女
ところが、このメルスモンと、やはりヒト胎盤を原料とする日本生物製剤の肝機能障害治療薬「ラエンネック」が横流しされ、中国に持ち込まれて転売されるケースが後を絶たない。 その理由について、中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏はこう話す。 「中国では、ヒト胎盤は昔からアンチエイジングや美容に効果があると信じられており、漢方薬として珍重されてきた歴史がある。ところが、産婦人科病院による胎盤の横流しや感染症などが問題となり、現在ではヒト胎盤の流通が禁止されている。そこで、安全で高品質な日本のヒト胎盤由来製剤に注目が集まっているんです」 カタカナ表記で「メルスモン」と書かれたくだんの品は明らかに日本国内向けの製品であり、中国に非正規に持ち込まれたものである可能性が高い。 胎盤は、産婦の体内から産後に排出される臓器だ。メルスモンのようなヒト胎盤由来製剤の製造にあたっては、その原料となる胎盤を、産婦の協力を得て確保している。日本人女性が善意で提供した臓器で作られた製剤が中国人の違法クリニックで使用されていたとしたら、なんとも報われない話である。押収品の写真。右下あたりに「メルスモン」の文字が見える



















