フジテレビの土曜夕の長寿番組『もしもツアーズ』が、今秋終了することが発表された。
『もしツア』は2002年にスタート。“週末のお得な楽しみ方をお届けする”というコンセプトで20年も続き、長引くコロナ禍には勝てなかったようだ。
「『もしツア』は“バラエティ色の強い旅番組”という新たなスタイルで、始まってすぐに好視聴率を獲得。食事やアトラクションを楽しむ人をルーレッ…
フジテレビの土曜夕の長寿番組『もしもツアーズ』が、今秋終了することが発表された。
『もしツア』は2002年にスタート。“週末のお得な楽しみ方をお届けする”というコンセプトで20年も続き、長引くコロナ禍には勝てなかったようだ。
「『もしツア』は“バラエティ色の強い旅番組”という新たなスタイルで、始まってすぐに好視聴率を獲得。食事やアトラクションを楽しむ人をルーレッ…
大人気バラエティ『アメトーーク!』(テレビ朝日系)について、一部業界内から「二度目の危機が訪れている」と懸念する声が出ているようだ。番組MCを務めてきた雨上がり決死隊の宮迫博之が“闇営業問題”で降板し、一時は番組終了説も浮上したが、現在も放送は継続。8月18日放送回には、草なぎ剛が初出演すると発表されて話題を呼ぶなど、とても危機が迫っているようには見えないが……。
『アメトーーク!』は2003年4月にスタートした、雨上がり決死隊の冠バラエティ。お笑い好きの視聴者から絶大な支持を集めるだけでなく、数々の芸人が番組きっかけでブレークしたことから、“芸人視聴率NO.1番組”との呼び声も高い。しかし、19年6月に勃発した“闇営業問題”の影響により宮迫が降板したことがきっかけで、番組最大の危機が訪れたという。
「『アメトーーク!』の“顔”である宮迫がいなくなり、番組継続は不可能かと思われましたが、蛍原徹の単独MCが予想以上に好評を博したんです。その後、雨上がり決死隊は21年8月、ウェブ番組『アメトーーク特別編 雨上がり決死隊解散報告会』(ABEMA)の出演をもって解散。以降、番組は蛍原のほかにさまざまな芸人がサブMCポジションを担いながら、現在も継続しています」(芸能ライター)
宮迫降板による番組の危機を、すっかり乗り越えたように見える『アメトーーク!』。しかし、ここ数カ月、業界関係者の間で、失速がささやかれるようになっているそうだ。
「番組に対する世間の視聴熱が下がっているのではないか? と言われているんです。その原因はずばり、見逃し配信のプラットフォームが限られていること。同番組は、無料のテレビ番組配信サービス『TVer』や、多くの会員を抱える『Amazonプライム・ビデオ』『Hulu』などで配信が行われておらず、無料で見たいなら、リアルタイム視聴か録画するしか方法がない。また、過去の放送を見たい場合は、DVDを手に入れるか、昨年6月開設の番組独自の有料サービス『アメトーークCLUB』に加入しなければいけません。ネット上でも、無料配信がないことを嘆く視聴者が散見され、視聴熱も下降気味になっているとみられます」(放送作家)
こうした傾向は芸人界隈にも見られ、「最近、『アメトーーク!』を見なくなった」という声が上がるようになっている」(同)ようだ。
「昨今、テレビ業界は、世帯視聴率ではなく、若者世代の視聴率を示す『コア視聴率』を狙うようになりましたが、ここ最近は特に『TVer』での再生回数が重視される傾向になっています。テレビ局はこの再生回数を、出演オファーの大きな指針にしているという話があり、芸人たちの耳にも入っているようです。そんな状況下だけに、『TVer』未配信の『アメトーーク!』に対し、芸人の関心度が下がっているのかもしれません」(同)
独自の有料サービスを展開しているという点で、『アメトーーク!』のブランド力は折り紙付きだが、「現在のテレビ業界や芸人界隈でのトレンドからは隔たりが感じらる。何よりも、“芸人視聴率”の低下が続けば、結果的にブランド力の低下につながってしまうとも心配されています」(同)という。
業界内で密かに懸念されている『アメトーーク!』のガラパゴス化だが、果たして番組を取り巻く環境に変化は訪れるのだろうか。
産休・育休に入っていた女優の石原さとみが、MCを務める新・生活科学情報エンターテインメント番組『あしたが変わるトリセツショー』(NHK)に、8月25日放送回から正式に復帰することが発表された。しかし、ネット上では「代理MCのままでいい……」と複雑な心境を漏らす視聴者が相次いでいるようだ。
「同番組は、長寿番組『ガッテン!』の後番組として4月7日にスタート。石原は『トマト』『血管』『アブラ』『ギョーザ』がテーマの4回分に出演した後、復帰時期を『未定』としたまま産休へ。その後は、同じホリプロの先輩俳優・市村正親が“助っ人エンターテイナー”の肩書で代理MCを務め、5~7月に放送された計8回分に出演していました」(芸能記者)
現在、番組公式サイトでは、「華やかで明るい石原さんとはまた違う、生粋のエンターテイナーとしての魅力と存在感で番組をグイグイと引っ張っていただきました。本当にどうもありがとうございました!」と役を終えた市村への感謝がつづられているほか、「石原さんによる収録はすでに始まっております。今後とも、石原さんのご体調や育児の事情ともご相談をしながら、柔軟に収録を進めていきます」と報告している。
さらに、市村のラスト回となった7月28日の放送では、終盤に石原が「ごぶさたしています! 戻ってまいりました!」とハイテンションで登場。市村に「本当にすみません。本当にありがとうございました」と伝える場面もあった。
ネット上では、石原の復帰を喜ぶ声が相次ぐ一方で、「市村正親のままでいいと思うけどなあ。めっちゃ番組に合ってる」「石原さとみに戻るのかー。市村正親、最高に面白かったんだけどな……」「市村正親はまさにエンターテイナーって感じで番組にピッタリだったから、残念」「市村正親さんに残ってほしかったな。せめて、1回ごとの交代にしてくれないかな」とブーイングににも似た声が続出しているようだ。
「石原のMCが悪いわけではないのですが、劇場を模したスタジオセットや、ショーアップされた演出に、舞台経験豊富な市村がハマりすぎましたね。MC交代時、『さとみちゃんとはいろいろとお仕事も一緒にしている仲なので、“お父さん”として、責任重大ですが、いいところをちゃんと見せて、お返ししたい』と意気込んでいた市村ですが、結果的に石原が戻りづらい空気になってしまいました」(同)
石原にとってはなかなか気の毒な状況だが、番組開始時にも「MCは石原ではなく、あの人がよかった」と似たような声が噴出していた。
「同番組は、昨年4月と10月に俳優・満島真之介がMCを務めた特番『万物トリセツショー』をリニューアルしたもの。レギュラー化にあたり、なぜかMCが満島から石原に変更されたため、当時のネット上では『満島がよかった』『なぜ満島のままじゃダメなのか』と不満の声が相次ぎました。要は、同番組で石原にブーイングが起きるのは、今回が2度目になります」(同)
これが生活情報番組でのMC初挑戦となる石原。女優業は何かと時間を取られることから、結婚・出産を機に、拘束時間が短いMC業を充実させたいとの意図があるとウワサされる彼女だが、同番組を今後の仕事につなげることができるだろうか……。
『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)の信頼が失墜しているという。ネット上では、「『モーニングショー』はもうダメだな」「圧力に及び腰なテレ朝に失望」「信頼回復はないかも」など、失望の声が広がっている。
同番組は、同局社員の玉川徹氏が「好きなキャスター&コメンテーター」(2021年5月29日付、「文春オンライン」調べ)で1位を獲り、同じく2位に羽鳥慎一がランクインするほど、視聴者の支持率は高かったはずだが、一体どうしてしまったのか?
「安倍晋三元首相が凶弾に倒れ死亡した事件の後、山上徹也容疑者の母親と、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係が大きくクローズアップされました。すると『モーニングショー』は、いち早く統一教会に着目。7月12日の放送では、宗教トラブルに詳しい紀藤正樹弁護士がスタジオに登場し、前日に行われた同教団・田中富広会長の会見を徹底批判。『100%嘘としか言いようがない』と紀藤弁護士は言い切っていました」(芸能ライター)
紀藤弁護士は翌13日も出演。番組も40分を割き、大々的に教団を取り上げた。ところが、ある日を境にパタリと報道をやめている。
「18日、番組に元参議院議員でジャーナリストの有田芳生氏が登場。有田氏は90年代からオウム真理教や統一教会を取材してきた人物としても知られますが、当時、オウムに捜査のメスが入った一方で、なぜ統一教会は摘発されなかったのか、その理由を警察幹部に聞いたところ、『政治の力』と言われたと告白。驚きの証言にスタジオは凍り付き、玉川氏も顔をゆがめて絶句していました」(同)
以降、『モーニングショー』では教団関連のニュースが激減。8月3日放送は、番組冒頭で国会議員と教団のつながりについて切り込んだものの、番組おなじみの巨大パネルを使った解説はなく、フリップでの説明にとどまった。時間もわずか11分で終了。冒頭の失望の声は、そんな番組姿勢に向けられているものと思われる。
一方で気を吐いているのが『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)だ。
8月1日放送では、2時間の放送枠のうち、何と1時間25分を使って、政治と教団の関係を解説。スタジオには紀藤弁護士も出演し、なぜ教団の関連団体に安倍元首相がビデオメッセージを送ったのか、などを徹底解剖した。
2日は、旧統一教会の名称変更が認められた背景を報道。さらに、11年半、旧統一教会の信者として活動していたという金沢大学・仲正昌樹教授がリモートで生出演し、入信した経緯や、当時の霊感商法について激白した。
『モーニングショー』が11分で終わった3日も、『ミヤネ屋』は1時間20分を使って大特集。今度は、教団を20年以上にわたって取材し、教団側から「要注意人物」と指定されたジャーナリスト・鈴木エイト氏を招へい。勧誘の手口の変遷など、生々しい実態を解説するも時間が足らず、後日あらためて登場することになった。
「この日、鈴木氏は聞き捨てならない発言をしています。『第2次安倍政権以降、 国家公安委員長に就いた政治家が10人いるんですけど、そのうち約半分が統一教会と何らかの関係を持ってきた人なんです』と告白。さらに『2010年を最後に、統一教会に関する霊感商法が刑事事件になってない、警察が摘発をしてないんですよ。警察側が手入れをしてないというところが一つのポイントとして押さえてほしい』と訴えていました」(同)
暗部に切り込む『ミヤネ屋』に対して、ネット上では「本当に頑張っててすごいと思う」「今日も『ミヤネ屋』の報道が素晴らしい」「MCの宮根誠司は嫌いだけど『ミヤネ屋』のことは見直した」「『ミヤネ屋』は録画して見てる」といった好意的な意見が多い。
実際、この評判は視聴率にも反映している。
「2日の『ミヤネ屋』は世帯7.1%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)、個人3.7%。6月の視聴率が4〜5%だったのに対し、7月以降は明らかに上昇しています。ちなみに同日の裏番組『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(TBS系)は世帯5.7%、個人2.8%でした」(同)
『ミヤネ屋』の孤軍奮闘と視聴者のエールは、まだまだ続きそうだ。
大泉洋が司会を務めるAmazonオリジナル番組『ザ・マスクド・シンガー』のシーズン2が、8月4日午後8時よりPrime Videoで独占配信される。11人の奇抜なコスチュームで身を隠したセレブなシンガーたちが、ド派手なパフォーマンスバトルを繰り広げるというが、ネット上では「またやるの?」と驚きの声も上がっているようだ。
同番組は、2015年から韓国・MBCで放送され、これまで世界50カ国でリメークされている音楽ライブエンターテインメント番組『ミステリー音楽ショー:覆面歌王』の日本リメーク版。昨年9月に配信スタートしたシーズン1は、マスクドシンガーを予想するパネリストとしてPerfume、MIYAVI、水原希子、バカリズム、アンジャッシュ・児嶋一哉らが出演した。
「シーズン2でもPerfume、MIYAVI、児嶋が出演するほか、シーズン1でマスクドシンガーとして出演した小林幸子、水野美紀、土屋アンナもパネリストで参加。シーズン1の配信時は、Amazonがしきりに『2021年2月に厳格なコロナ安全対策の下で撮影されました』と強調していましたが、映像では“密”状態の観客がノーマスクで歓声を上げていたため、『信じられない』『パフォーマーのマスクより、客の口にマスクしなよ……』とドン引きする視聴者が続出しました」(芸能記者)
予告編では、マスクドシンガーがAdo「うっせぇわ」、RADWIMPS「前前前世」、松平健「マツケンサンバII」と思われる楽曲に加え、安室奈美恵やGLAYのヒットナンバーを歌う様子や、それを見たPerfumeが驚きの表情を浮かべる姿などが見て取れる。
また、宣伝文句によると「パフォーマンスもトークのキレも、すべてがレベルアップ!」とのこと。ネット上では「去年家族でハマっていた番組が帰ってくる! 仮装した有名人のパフォーマンスも圧巻だし、子どもたちと懐メロを覚えてみんなで歌えるのも楽しい」「超楽しみ! あ~ちゃんと大泉さんの掛け合いは絶妙」「シーズン2やったー! 洋さんファンとしては長く続いてほしい」などと期待する声が上がる一方で、「え、またやるの? シーズン1でレビュー荒れてなかったっけ」「シーズン1がしょぼすぎて、シーズン2を見る気にならない」などとネガティブな声も少なくないようだ。
「シーズン1のコメント欄では、『手が込んでて面白かったし、元気もらった』『エンターテインメント性が高くて、良い番組』『着ぐるみと歌声のギャップが面白い!』『音楽番組が減っている時代に、こんな大がかりな番組は貴重』と賛辞が上がる一方で、『出演者の大袈裟なリアクションが嘘っぽくて引いた』『欧米のバラエティーを模したノリに興醒め』『今どき、このノリの番組はさぶすぎ』『派手な演出はいいんだけど、単純に番組としてつまらない』などと辛口の書き込みが続出。星5つ中、2.6という“低評価祭り”の状態となったため、シーズン2の配信を心配する声も多いようです」(同)
日本人の感覚には合わないのか、シーズン1では「さぶい」の大合唱が起きてしまった『ザ・マスクド・シンガー』。再びレビュー欄が荒れないことを願うばかりだ。
先月7月27日、2度目の離婚を発表したタレントの小倉優子。結婚生活は3年半、そのうち別居期間は2年半だったという。現在は、3人の子どもを育てながら早稲田大学教育学部への入学を目指し、受験勉強に励んでいる。
「今年2月、小倉は『100%!アピールちゃん』(TBS系)の中で来年の早大受験を目指すと発表し、同番組がバックアップすることに。以降も、長期で密着されています」(芸能ライター)
同番組のコンセプトは、アピールベタな「人」や気になる「スポット」の魅力を調査し、その良さを全力でアピールするというもの。小倉の受験は、このコンセプトに合致するように見えないが……。
「裏に強力な番組『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)と『報道ステーション』(テレビ朝日系)があるため、内容が様変わりしたんです。視聴者の大半は、その2番組で独占される。打開策の糸口として、『アピールちゃん』は、両番組のターゲットに当てはまらなさそうな層を模索。結果的に、子育て中の母親に見てもらおうと企画替えが行われ、白羽の矢が立ったのが小倉でした」(テレビ関係者)
最初の結婚では元夫が不倫、続く2度目は元夫が家を飛び出した小倉。その性格に難があるのではという疑念も一部でささやかれる中、それでも「好きなママタレ」として支持を得ている小倉を、『アピールちゃん』スタッフは担ぎ出したという。
「番組の制作チームは同局の『プレバト!!』も担当している。同番組もさまざまな紆余曲折を経て人気を得ただけに、『アピールちゃん』も当初のコンセプトから逸脱してでも、何とか数字を獲得しようと試みている最中なのでしょう」(同)
しかし小倉の受験企画も、始動当初は話題になったものの、現在はすっかり落ち着いてしまった印象がある。そもそもテレビ業界では、受験企画は“鬼門”なのだという。近年では、2018年、オードリー・春日俊彰が『得する人損する人』(日本テレビ系)の中で東京大学を目指して受験したものの、東大どころか、ほとんどの国公立大学にも受からないほどの低成績で終わった。
「06年に放送された『ド短期ツメコミ教育!豪腕!コーチング!!』(テレビ東京系)でも、タレントに勉強させて東大へ送り込むプロジェクトを実施。バッドボーイズ・佐田正樹や、月亭方正(当時は山崎邦正)などが受験しましたが、全員、大学入試センター(現在の大学入学共通テスト)でふるいにかけられ、二次試験に進めませんでした。小倉の受験企画を聞いた時は、『また、こんなことをやるのか』とあきれた、というのが正直な感想です」(同)
長期間の密着ロケという点でも、小倉の受験企画は向いていないという。
「長期の密着で“画もち”するのは、例えば社交ダンスといった競技に挑戦したり、リアリティショーのように登場者が何人かいるなど、絵面的に動きがある企画。受験は結局、机に向かうだけなので、画に派手さがないのです」(別のテレビ業界関係者)
とはいえ、小倉の受験企画は走り出してしまった。『100%アピールちゃん』7月11日のオンエアでは、昨年の全国統一模試の英語を受けた結果、100点満点中の20点で「E判定」という非情な結果を突き付けられた。
「番組としてはこの後、小倉の学力が奇跡的に向上し、見事合格する青写真を描いていると思いますが、現時点では厳しいのでは。もし残念ながら不合格だった場合、再チャレンジとなって2年目も密着を続けるのでしょうか? これまでさまざまな番組が長期企画を立ち上げるも、低視聴率で番組自体が打ち切られ、企画も途中で頓挫するケースを多く見てきました。今回も、その危険性は大いにある」(同)
E判定よりも深刻な事態を迎えかねない小倉だが、果たして、受験企画、そして『100%アピールちゃん』の行く末はどうなるのだろうか。
8月3日、TBS系の人気ドキュメンタリー番組『密着警察24時』の最新作『最前線!密着警察24時★SNSのぞき見犯を追え!&飲酒運転撲滅!交通SOS合体』が放送される。
日本全国の警察署を取材し、“最前線”で犯罪に立ち向かう警察官や刑事に完全密着する同番組。今回の放送では、他人のSNSアカウントなどを乗っ取る「不正アクセス」や、運転中にスマートフォンを操作する「ながら運転」といった、近年増えている事件の現場にカメラが密着したという。
『密着警察24時』の見どころといえば、やはり“逮捕の瞬間”だろう。普段は見られない衝撃の場面はお茶の間の注目を集めるようで、同シリーズの世帯平均視聴率は10%前後を記録することも珍しくない。その中でも特に、「万引き犯」を捕捉する現場は、『ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)といった人気番組や、夕方のニュース番組などでも特集される人気ジャンルだ。
サイゾーウーマンでも、保安員の澄江氏が「オンナ万引きGメン日誌」を連載中だが、同記事の監修を務める万引き対策専門家・伊東ゆう氏は、まさに“カメラの前で万引き犯を捕捉したことがある人物”だ。
そんな伊東氏が『ジョブチューン』に出演して「5日で8人」万引き犯を捕まえた際の裏話や、『警察24時』のスタッフについて語った記事を改めて掲載。番組ディレクターやカメラマンとの連携、「万引きGメンがテレビに出るメリット&デメリット」などを掘り下げたインタビューを、ぜひチェックしてほしい。
(編集部)
「112.702」
この数字は警視庁が2016年に検挙した万引き犯の人数です(『平成29年版 犯罪白書 窃盗 認知件数・検挙件数・検挙率の推移』より)。1件ごとの被害額は少額でも、個人経営のコンビニや書店などの小売店にとって被害が重なれば大変な打撃になり、万引きが一因で閉店に追い込まれる店舗もあります。店舗側も指をくわえて見ているわけではありません。万引き犯取り締まり専門のセキュリティースタッフを配置して防衛しています。いわゆる“万引きGメン”です。
本サイトでは、オンナ万引きGメンの澄江さんが、さまざまな現場で出会った万引き犯についてレポートをしていますが、テレビでも万引きGメンの特集はたびたび放送されています。また、第71回カンヌ国際映画祭にてパルム・ドールという最高の賞を与えられ、一躍注目を浴びた是枝裕和監督の『万引き家族』も、そのタイトルの通り、万引きが大きなテーマに取り上げられた作品です。
今回、『万引き家族』の制作協力やテレビの万引きGメン特集にもたびたび出演し、本サイトの澄江さんのコラムも監修している、万引き対策専門家の伊東ゆうさんに取材を行うことに。『万引き家族』協力の経緯やテレビの万引きGメン特集の知られざるエピソード、Gメンだけが知る万引き犯の実態をお伺いしました。
――『万引き家族』は世界的に注目されましたね。協力のきっかけはなんだったんですか?
伊東ゆうさん(以下、伊東) 「是枝監督の新作映画『声に出して呼んで(仮)』に、家族で万引きするシーンがあるから協力願えませんか」というメールがきて、面白そうだなぁと思って制作事務所に出向き、レクチャーしました。私も映画が好きなので、ノーギャラだったけど喜んでお受けしたわけです。
――元々のタイトルは違っていたんですね。是枝監督とは話したんですか?
伊東 確かそんな感じのタイトルで、『万引き家族』なんてタイトルじゃなかったですね。だから公開されて「あれ?」となりました。実は、製作スタッフの方たちとお話しただけで、是枝監督とは会ったことないんですよ。誰が出るとかもまったく知らなかったですね。タイトルが変わったのも、万引きっていう字面がやっぱりインパクト強かったのかなぁって。
――レクチャーでは、どんな内容のお話をしたんですか?
伊東 詳しくは言えないですけど、万引き現場の写真を見せたり、家族でやるときの手口を教えたり。各地で万引き対策の講演会もやっているので、そういった資料を交えて説明しました。嵐の日に呼び出されて、2時間くらいインタビューを受けました。
――伊東さんはTBS系『ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』やフジテレビ系『おたすけJAPAN』などで、実際に撮影隊の前で、日本や海外の万引き犯を捕捉していますが、撮影現場で捕まえるのは大変ですか?
伊東 『おたすけジャパン』(※海外で困っている人のところへ日本のプロフェッショナルが派遣され、お助けするというバラエティ番組)でインドネシアのスーパーに行ったときは、現地のコーディネーターに頼んで、事前に店舗のレイアウトを送ってもらいました。入手した資料を基に「やるならこの辺だろうから、こことここにカメラを置こう」などと打ち合わせてから現地入りしたのです。でも、いざ行ってみたら全然いなかった。そもそも客がいなかった(苦笑)。かなりキツかったですけど、1週間の撮影予定の最終日に、なんとか1人捕まえることができました。
――海外まで行って、捕まえられなかったら絶望的ですね。
伊東 どの国も関係なく、スーパーでの撮影は難しいんですよ。スーパーの万引きは基本的に「人混みに紛れて」ですから。平日の混んでる時間帯に行くと常習者が紛れています。『ジョブチューン』の時は、5日で8人捕まえました。お客さんの多いスーパーでは、1日1人は、万引きする人が必ずいる。 そう信じてやっているわけです。
こういった撮影を成功させるには事前のリサーチと準備がかなり大事です。その店舗で混む曜日の確認、あと天候ですね。雨が降ると来ないところが多いです。カレンダーで言うと、万引きが活発になるのは給料日前と生活保護の支給前ですね。撮影中も気が抜けません、食事休憩や撮影機材のメディアの交換などで、万引き犯が「普段と雰囲気が違う」と撮影隊の殺気のようなものを感じ取って、バレたりしてしまうんです。なので、撮影で捕まる犯人の多くは空気の変化にまったく気づかない老人、油断している常習犯ばかりになります。
――万引きを実行する瞬間を映像で押さえるには、撮影ポイントに気を使いそうですね。
伊東 まず開店前に下見して、万引き犯が盗りそうなスポットに定点カメラを置いたり、買い物カートに仕込んだりしています。私が一緒に仕事をしているテレビマンたちは、『警察24時』とか詐欺の潜入調査とか、皆さんがテレビでご覧になっているような事件系の番組のスタッフが多いですが、お店にお買い物に来られているお客様に紛れて撮影をすることが初めてなんていう方も。最初は戸惑ったり、挙動不審になったりして、「不審者がいる」と、警備室に通報されたこともありました。
――万引きする瞬間を映像に収めるのは、そう簡単ではないと。
伊東 万引き犯を捕捉する仕事は、言うなれば心を読む仕事です。撮影現場でも、私が万引き犯の心を読んで、その心理的変遷を実況し、撮影ポイントまでガイドしている感じですね。インカムで常に撮影隊同士は会話していますから、ディレクターさんやカメラマンさんが私の声を聞いて動く。「この人ですよー」とか「いま5番通路に入りました」とか「そこ曲がったら入れますよ」とか。
――そうすることで、テレビで流れるような決定的瞬間が押さえられるということなんですね。伊東さんはテレビに出ることでメリット、デメリットって感じたことありますか?
伊東 Gメンの会社としては、メリットってほとんどないんじゃないですかね、高額なギャラというわけでもないし。私個人では撮影隊と長期のロケになったりするわけですが、それが楽しいというのがありますね。
万引きGメンは1人で仕事をすることが多いんです。デパートなど広い施設だとパートナーと組んで見回ることもありますけど、基本的に1人で仕事をしています。それに前職でも基本的に単独行動が多くて集団で動いたことがなかったんです。そんな中で、長期間を撮影隊と過ごして犯人を捕捉していくのは今までにない新鮮な経験でもあり、学生時代の合宿のような感覚で成功したら達成感があって楽しいんですよ。あとは撮影現場を提供してくれた店長さんから「プロは違うね、ありがとう」と感謝されることがうれしいですね。なんだかんだお金のためじゃないような気がしますね。
――撮影できる犯人は老人や油断している常習犯が多いということですが、テレビでは見られない万引き犯もいるんですか?
伊東 いますね。若い人とか外国人の犯人には、撮影がバレます。同じ人がずっといて、自分の周りを囲んでるから、おかしいと気づくんですよ。万引きをやっても撮影に気づかれて一度バッグに隠したモノを出されちゃったりする。カメラに気づかれて逆に因縁を付けられて、撮影ストップになったこともありました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
万引き犯の性質によって、撮影できる犯人、できない犯人がいるというのは驚きである。テレビだけの印象で、「万引き犯=高齢者犯罪」と感じている人もいるかもしれないが、その認識はあらためるべきなのかもしれない。
後編では、さらにテレビではわからない万引き犯の実像やテレビ出演による苦労、Gメンという仕事について、より詳しく語っていただく。
<後編はこちら>
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伊東ゆう(いとう・ゆう)
1971年、東京生まれ。 フリーライター、万引き対策専門家、万引きGメン。1999年より5000人以上の万引き犯を捕捉してきた経験を持つ現役保安員。『万引きGメンは見た!』(2011、河出書房新社)『万引き老人』(16、双葉社)を上梓すると大きな話題を呼び、『実録!犯罪列島シリーズ』『ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(ともにTBS系)をはじめとする多数の番組で特集された。現役保安員として活躍する一方、講演活動とメディア出演による「店内声かけ」の普及に努め、「万引きさせない環境作り」に情熱を傾ける。
現在、香川大学教育学部特別講師、香川県万引き対策協議会メンバー、北海道万引き防止ウィーブネットワークアドバイザー、岩手県万引防止対策協議会講師、ジーワンセキュリティサービス株式会社取締役会長。
※2018年11月23日初出の記事に追記、編集を加えています。
“西の女帝”上沼恵美子の露出が増えつつある。
7月21日と27日には、和田アキ子と本格初共演するNHK大阪放送局制作の特別番組『アッコと恵美子』が前後編で放送され、31日にはバラエティ番組『行列のできる相談所』にゲスト出演し、16年ぶりの日本テレビ出演を果たした。
『行列のできる相談所』には、以前から上沼のファンを公言していたNMB48の渋谷凪咲が人気企画「…
慶應義塾大学出身で、「CanCam」(小学校)モデルのトラウデン直美。慶應では政治学科だった経歴からか、情報番組でのコメンテーターや経済番組でキャスターを務めているが、ネット上では「普通のことを神妙に言ってるだけだよね」「誰にでもできるコメント」「コメント能力は中学生と変わらないと思う」など、発言力に疑問も上がっている。,
7月27日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に、コメンテーターとして出演したトラウデン。番組では、ドライブレコーダーがとらえた車の“逆走”映像が紹介された。夏休みシーズンに入り、運転に慣れていない、いわゆる「ホリデードライバー」が増加するとのことで、この時期の運転に注意を呼びかけていた。
これを受けて、番組MCの谷原章介から「運転することはありますか?」と聞かれると、トラウデンは「あります。ただ私もホリデードライバーに当てはまるんだろうなと思っている」とした上で、「特に知らない場所に行くときは、道を先に調べるとか、注意をしています」とコメント。
続けて、「ただ逆走って、いくら調べても自分でもわからなかったりすると思うので、そういうことが自分もあるかもしれないし、そういう車に出くわすということで念頭に置きながら、運転のときは、いろんなところに注意を払わないといけないと改めて感じました」と話した。
これに対する視聴者の反応が、冒頭に挙げた疑問の声だった。
また同20日放送の同番組では、16日にマレーシアの首都・クアラルンプールで行われた大規模な盆踊りのニュースを紹介。現地の日本人会が始めたことがきっかけで、今年で46回目を数える伝統のイベントとのこと。今回は前回より参加人数が1万5,000人増え5万人が参加したという。
その背景には、イスラム政党が「仏教に根差す行事にイスラム教徒は参加すべきではない」と不参加を呼びかけたことが反発を招いたからと解説されていた。
「これについて、谷原からコメントを求められたトラウデンは、『こういった形で文化や宗教だったり、いろんな垣根を超えて、交流しあえて尊敬しあえるって、すごく素敵だと思いますし、背景として反発から盆踊りに参加するようになったのも……なんて言うんでしょうね、「文化なんだからいいじゃないか」という気持ちが人にあるのがすごく素敵だと思いました』と話していました」(芸能ライター)
このときも、ネット上では「中学生レベル。コメンテーターっていったい何?」「まともなコメントができてない」などの疑問が湧いていた。
『めざまし8』のほか、『ひるおび!』(TBS系)でもコメンテーターとして出演。『日経ニュース プラス9』(テレビ東京系)では金曜キャスターを務めている。昨年、世界的な経済誌「フォーブス」日本版リンクタイズが選ぶ、30歳未満の特筆すべき人物30人に「アクティビスト部門」で選ばれるほど、その発言力が評価され、期待もされているトラウデンだが……。
「舌鋒鋭くコメントを放つことも多いのでしょうが、平凡な発言も目立つ。わからない分野のテーマだと、同じようなことを繰り返して冗長になりやすい傾向もあります。父親が京都大学の教師、母親は米国大使館勤務経験があり、本人は慶應卒という経歴から、どうしてもこちらが勝手に、一般人にはない着眼点からの発言を期待してしまっているのも、がっかりする要因になっているかもしれません。しかし、ハーフタレントで知的枠の芸能人はあまりいませんから、それでも重宝される。言葉を換えれば過大評価されているきらいはあるでしょう」(業界関係者)
一方、知的タレントではなく、“学者・知識人”の女性コメンテーターとなると、話は違ってくる。
『めざまし8』でトラウデンと別の曜日に出演している国際政治学者の三浦瑠麗は、その実力をテレビで発揮しているといえるだろう。
「ただ、三浦氏はコメントが長いので、それを嫌う視聴者も少なくない。実際、『三浦瑠麗が出てたらすぐにチャンネルを変える』『三浦瑠麗さんが出てきたから、思わずチャンネル変えた』というネットの声も散見されます。とはいえ、三浦氏の場合、本職が特に好感度が必要とされるわけではないので、ネット上の評価は気にしなくてもいいのでしょう」(同)
一方、トラウデンの場合はコメンテーターだけではなくモデル業やバラエティ番組でタレント業なども展開。好感度を落とすわけにはいかないだけに、発言にブレーキをかけてしまい、本来の切れ味が劣ってしまっているのか……。 アクティビスト=社会活動家としての期待に、果たして応えることはできるのだろうか?
(村上春虎)
ジャニーズグループから、人気の女性アイドルグループ、大御所の歌手など、さまざまなアーティストたちが集結する夏の“音楽特番”。近年はコロナ禍ということもあり、なかなか音楽フェスに足を運びにくい中、お茶の間でその気分を味わえる音楽特番は、放送されるたびにSNSなどで大きな話題になる。「どの番組を見ても同じ」なんてことはなく、各テレビ局の趣向を凝らした演出は千差万別。近年はアーティストを身近に感じられる視聴者参加型のコーナーが登場するなど、企画内容にも各局の色がはっきり出ています。
そこで今回は2021年に放送された夏の音楽特番を選択肢に、「一番好きな夏の音楽特番」をアンケート調査。「その他」も含めた下記から1つを選んで回答してください。
回答締め切り:8月8日(月)0時
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