『18/40』第2話、視聴率6.8%で微増……福原遥演じる「18歳の妊婦」めぐる議論とは?

 福原遥と深田恭子がダブル主演を務めるドラマ『18/40~ふたりなら夢も恋も~』(TBS系/以下、『18/40』)。7月18日放送の第2話が世帯平均視聴率6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、前回の6.6%より微増した。

 同ドラマは、夢に向かって歩き始めた18歳の妊婦・仲川有栖(福原)と、恋を後回しにしてきたもうすぐ40歳のビジネスパーソン・成瀬瞳子(深田)の年の差を超えたシスターフッド(女性の絆)を描く物語。一方、それぞれが訳あり男子と恋に落ちるラブストーリーでもある。

※以下、『18/40』第2話のネタバレを含みます。

 第2話では、有栖が父の市郎(安田顕)に妊娠していることを告げようとするも、結局言えず。それでもシングルマザーとして出産することを決意し、大学生活のかたわら、アートカフェのアルバイトや在宅ワークに精を出す。

 ブラックな業務内容だと知らず、寝る間も惜しんで働いていた有栖は、無理がたたって倒れてしまう。そんな彼女を見かねた瞳子は、同居を提案する――。

『18/40』学生妊婦が「リアル」「子どもすぎ」と議論に

 18歳の学生という立場で妊娠したことを親に隠し、たった1人で出産しようとする有栖に、ネット上では「若さゆえの根拠のない自信や怖いもの知らずな感じ、妙にリアリティがある」などと評価する声が続出。

 その一方で、「世間知らず感がすごいな……。さすがに考え方が子どもすぎない?」「安定した仕事にもついてないのに、1人で育てようとするとかあり得ない。18歳にもなって、こんな考え方なの?」と疑問の声もあり、議論が起こっているようだ。

「福原といえば、2022年度後期のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』で、“幼い頃から人の気持ちを察するのが得意”という賢いヒロインを演じていましたが、今回は『朝ドラとキャラが真逆』と話題に。また、深田の相手役を務める上杉柊平を『このドラマで初めて知った』という人も多いようですが、“塩顔イケメン”ぶりが反響を呼んでいて、同作でブレークする可能性もありそうです」(テレビ誌記者)

『18/40』がヒットするカギは“ラブストーリー”? 

 なお、見逃し配信動画サービス「TVer」のお気に入り数は59.8万人(今月21日現在)。ほかのプライム帯の今期ドラマと比べると、ヒットしているとは言い難い状況だが……。

「原作のないオリジナル作品な上に、物語がまだ序盤ということもあって、『見てはいるけど、まだどんなドラマなのかイマイチよくわからない』という視聴者もいるようです。『TVer』は恋愛ドラマのお気に入り数が伸びやすい傾向もありますから、今後、ラブストーリーのほうに展開が見られれば、もう少し注目度は高まるのでは?」(同)

 現時点では、視聴者も手探り状態な様子の『18/40~』。最たるテーマは女性同士の絆であるが、ヒットの糸口は“恋愛要素”にあるのかもしれない。

『真夏のシンデレラ』第2話、視聴率5%台も……TVerお気に入り数は『VIVANT』超え首位

 森七菜と間宮祥太朗がダブル主演を務めるフジテレビ系“月9”ドラマ『真夏のシンデレラ』。第1話から世帯平均視聴率6.9%(個人4.0%/ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と振るわなかったものの、7月17日放送の第2話では5.4%(個人3.2%)とさらに下降してしまった。

※以下、『真夏のシンデレラ』第2話のネタバレを含みます。

 同ドラマは神奈川県・湘南海岸を舞台にした男女8人の恋愛群像劇。第1話で、幼なじみの牧野匠(神尾楓珠)に「ごめん。女として見たことなくて」とフラれてしまった主人公・蒼井夏海(森)だったが、第2話で2人はひょんなことから夏祭りへ行くことに。

 2人は、夫と夏祭りに来ていた学生時代の担任・長谷川佳奈(桜井ユキ)とばったり。長谷川に思いを寄せていた匠はいてもたってもいられず、夏海を置いて長谷川の元へ……。だが結局、相手にされることはなかった。

 長谷川と連絡が取れないことに落ち込み、海でたそがれていた匠。夏海が現れ、「海見とけば、たいていのことは大丈夫らしいよ」と励ますと、匠は突然、夏海にキス。「ごめん」と謝る匠に、夏海は「は? 謝るくらいなら最初からすんな!」と言い放ち、その場を立ち去る――。

神尾楓珠演じる匠、「いろいろヤバすぎるな……」と視聴者ドン引き

 匠の自分勝手な行動に、ネット上では「匠とかいう男、いろいろヤバすぎるな……」「当て馬史上、一番嫌いかも」とドン引きする視聴者が続出。

 また、第1話放送後、ネット上では海辺の街で働いている夏海ら女性陣に対し「こんな生活してるのに、美白すぎるでしょ」とツッコミが相次いでいたが、第2話では“東大卒”である水島健人(間宮)ら男性陣の服装が話題に。

 真夏の設定にもかかわらず、いつも長袖を着ている彼らに対し、「半袖持ってないのか? いつも暑そう」「設定って夏だよね? なんで男性陣はいつも長袖なの?」との指摘が続出。女性陣がノースリーブトップスやショートパンツという薄着であるため、より不自然さが目立つようだ。

 一方で、キスシーンのショート動画がTikTokなどで拡散されており、「キュンキュンする!」「主人公がかわいすぎる」と好意的な反響も目立つ同作。恋愛リアリティーショーに慣れ親しんだ若者世代を取り込む仕掛けが、随所に散りばめられているとも言われており、やはり熱心に見ている若者は多そうだ。

「同作は視聴率こそイマイチですが、見逃し配信動画サービス『TVer』のお気に入り登録者数は83万人超(21日現在、以下同)。7月スタートの全夏ドラマで首位。夏ドラマの目玉といわれる堺雅人主演の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)の約82万人をも上回っているんです。フジはもともとネット配信やコア視聴率を重視していますから、同局にとって“狙い通り”の結果といえるでしょう」(テレビ誌記者)

 とはいえ、フジのブランド枠の視聴率としては、低すぎる印象もある『真夏のシンデレラ』。あえて令和にトレンディドラマを復活させたフジの戦略は成功するだろうか。

フジ『27時間テレビ』歴代の騒動プレイバック――乳首ポロリや「SMAP殺す気か」批判も

 1987年の『FNSスーパースペシャル 1億人のテレビ夢列島』が前身となり、2002年から正式名称『27時間テレビ』となってから今年で37回目となる、フジテレビ系列恒例の特別番組『27時間テレビ』。

 近年は放送のたびに「つまらない」「やらないほうがマシ」などと叩かれながらも、視聴者の関心を集めており、今年のMCはお笑いコンビの千鳥、かまいたち、ダイアンの3組に決定。『明石家さんまのラブメイト10』『有吉ダマせたら10万円』などの企画が発表されているが、果たして視聴者の反応は……? 放送に合わせて、近年の『27時間テレビ』にまつわる騒動をプレイバックする。

『27時間テレビ』視聴率9.8%に終わった女芸人11人司会(2013)

 2013年、フジテレビの年に1度の大型特番『FNS27時間テレビ』(8月3~4日)の平均視聴率が、過去最低となる9.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録した。司会者にはオアシズ、森三中、椿鬼奴、友近、ハリセンボン、柳原可奈子、渡辺直美の女芸人11人が抜てきされ、これまで単独の大物司会者が恒例だったことから、「新しい試みだ」と視聴者の間で話題になっていたものの、フタを開ければ惨敗。

 森三中の大島美幸が、局内の女性風呂からの生中継コーナーで乳首をポロリするなど、「下品だった」という批判も上がった。

『27時間テレビ』SMAPノンストップライブで「SMAP殺す気か」批判(2014)

 14年は『武器はテレビ。SMAP×FNS27時間テレビ』をテーマに、SMAPがMCを務めた。SMAPの「解散」がテーマのドラマが放送されたり、1996年に脱退した元メンバー・森且行からの手紙が紹介されるなど、“異例”続きの内容となり、視聴率は、27日午後6時30分~午後8時54分までが20.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を獲得し、瞬間最高視聴率は23.8%。全平均は13.1%を記録した。

 数ある企画の中で一番の盛り上がりを見せたのは、25時間寝ていないSMAPが、グループ史上最長となる45分3秒のノンストップライブをに挑むというもの。41歳の中居正広は息が上がり、曲の途中で舞台裏に戻る場面もあったため、ネット上では「中居くん大丈夫か」「SMAP殺す気か」という声が噴出した。

『27時間テレビ』中居正広「痛み止めのお薬飲んだ」(2014)

 SMAP・中居正広が、ラジオ番組『中居正広のSome girl’ SMAP』(ニッポン放送、2014年8月2日放送)で、『27時間テレビ』の裏話を明かした。SMAPは、番組終盤で「45分3秒のノンストップライブ」に挑戦。41歳の中居は最初こそキレのある動きを見せていたが、不眠不休の上に野外でのライブだったこともあり、曲中でステージ上に座り込む、ステージ袖に戻るなど、つらそうな様子に。

 リハーサルは本番同様に「4~5回やった」といい、その段階では声も出ていて「体力的にも全然問題ない」と、実感していたそうだが……。「『これはいけるかな~』なんて思いながら。で、体調的には、う~ん……まぁ、ちょっと前々から痛いとこがあって、本番前に痛み止めのお薬を飲んで。体力的なこともそうですけど、喉が飛んだら何も歌えないな、と思って」

と、本番前には痛み止めを服用したことに加え、喉の治療も行ったことを告白。しかし、『27時間テレビ』2日目の27日には睡眠不足ということもあったのか、呼吸を大きく吸うと胸に痛みが走り、声も出なくなってきたため、さらに本番中にも痛み止めを飲んだという。

『27時間テレビ』SMAP・中居正広フル起用で非難ごうごう(2015)

 15年の『27時間テレビ』は、ナインティナインが3回目の総合司会を務め、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)のチームが中心となって“本気”をテーマに放送。SMAP・中居正広もMCとして本格出演した。しかし、のどの腫瘍を摘出する手術を受けたばかりの中居を“フル参戦”させたこと、また番組内での中居の扱いに対してSMAPファンの怒りが爆発した。

 タイムテーブルを見ても、ほとんどのコーナーに中居の名前があり、「メインのめちゃイケメンバーより、中居君の出演コーナーの方が多い」と、驚きの声が漏れ、ナイナイの2人が仕切る場面も少なく、視聴者からは「ナイナイが中居のアシスタントに見える」という声も出ていた。

 番組中、中居の右腕には注射をした後に貼る絆創膏のようなものが見えており、“酷使”される中居の体調を多くのファンが心配していたようだ。昨年の『27時間テレビ』でも小さな絆創膏が確認され、「疲労回復か痛み止めの注射を打ったのでは」とウワサになっていたが、病み上がりの今年はさらなる疲労が中居を襲ったと想像できる。

『27時間テレビ』30年でのワースト視聴率更新(2016)

 16年の『27時間テレビ』は平均視聴率が7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、1987年に『テレビ夢列島』でスタートして以来歴代最低の平均視聴率に終わった。

 総合司会を立てず、明石家さんまや内村光良(ウッチャンナンチャン)といった芸能人がリレーでMCを担当していく形式。オープニングに登場したのはアンタッチャブル・山崎弘也やピース、オードリー、陣内智則など。その直後に始まった、ビートたけし扮する「ビート・カッパ・北野」なるマジシャンによる水中脱出ショーも、事前録画のVTRを流しただけだった。

 テーマは「参加型フェス」。実際の野外音楽フェスをイメージして、歌手のナオト・インティライミが27時間で100曲を歌いきるコーナーがあったが……。

『27時間テレビ』ビートたけしと関ジャニ∞・村上信五司会で8.5%(2017)

 17年の『FNS27時間テレビ にほんのれきし』(フジテレビ系)の平均視聴率は8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。視聴者からは「予想以上に面白かった」と好評の声が上がったものの、「27時間テレビでやる理由がわからん」といった疑問の声も上がった。

 総合司会のビートたけしとキャプテンの関ジャニ∞・村上信五が、旧石器時代から現代まで“にほんのれきし博物館”を27時間かけて巡るといった内容で、バカリズムが脚本を手掛けたドラマや『ホンマでっか!?TV』『さんまのお笑い向上委員会』『関ジャニ∞クロニクル』といったフジテレビ系の人気番組とコラボし、日本の歴史を掘り下げるプログラムが放送された。

 “収録済みのVTRが中心の番組構成”ということで、放送前は物議を醸していたが、視聴者からは好評の声も。

『27時間テレビ』放送中止、前年は歴代ワースト視聴率(2020)

 1987年から毎年放送されてきた『27時間テレビ』だが、34回目となるはずだった20年、史上初の放送休止に。表向きの理由としては、コロナ禍での安全確保や、出演者のスケジュール調整が難しかったから……とされているものの、実際は「そこまでしてやるほどではない」という局サイドの意向が大きかったようだ。

 19年の全時間帯平均視聴率は5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で歴代最低を記録。3年連続でのワースト更新となっていた。

 

 

テレ東『バス旅』リニューアル! 赤江珠緒、三船美佳、高城れにが起用された理由とは?

 テレビ東京系の旅バラエティ『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』が、7月22日から新シリーズ『ローカル路線バス乗り継ぎの旅W(ダブリュ)』にリニューアル。旅のメンバーはフリーアナウンサー・赤江珠緒、タレント・三船美佳、ももいろクローバーZ・高城れにの3人と発表されており、番組ファンの注目を集めている。

 これまでに俳優・太川陽介と漫画家・蛭子能収(第1シリーズ)、タレント・ 田中要次と小説家・羽田圭介(第2シリーズ)がレギュラー出演してきた同番組。このたび第3シリーズに切り替わり、初めて女性メンバーメインで過酷なバス旅をすることとなり、発表時には視聴者を驚かせた。

「これまでは男性陣が、女性ゲストこと“マドンナ”を迎えてローカル路線バスを乗り継ぎ、いろんな意味で“ギリギリの旅”をする……というのが定番だったため、ネット上では『新シリーズは男性ゲストを呼ぶの?』『ゲストなしで旅を楽しむのかな?』など、いろいろと予想されていますが、“女3人旅”への関心度は非常に高いようです」(芸能ライター)

『バス旅』なぜ赤江珠緒、三船美佳、高城れにが選ばれた?

 なお、赤江に三船、高城という人選についても、さまざまな意見が飛び交っている。

「まず、赤江といえば今年3月まで『赤江珠緒 たまむすび』(TBSラジオ)のパーソナリティを務めていましたが、同番組では“天然キャラ”が浸透していました。一方、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』といえば初代レギュラーの蛭子のボケっぷりが人気だったので、赤江も同じ立ち位置のイメージで起用された可能性があります」(同)

 ネット上にも「赤江さんは、蛭子さんポジションになりそう」「蛭子さん的な役回りになるのであろう赤江さん。楽しみ」といった書き込みがチラホラ。とはいえ、レギュラー3人の中では赤江が最年長ということもあり、「赤江さんがリーダーで、ほかの2人を引っ張っていくのかな」とも予想されている。

「次に三船ですが、彼女は2016年2月公開の映画『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』にマドンナとして出演。太川や蛭子とともにシリーズ初の海外ロケに参加し、同映画を鑑賞したネットユーザーの間では当時、『三船さんがずっとニコニコしてて良かった』『明るいマドンナがいてくれると楽しい』『三船さんに癒やされた』などと好評を博していました。それもあって今回、満を持してテレビ新シリーズにレギュラー起用されたのかもしれません」(同)

 そして、最年少メンバーとなる高城は、20年11月に放送された同番組の派生企画『ローカル路線バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅6』に出演し大活躍。ネット上のファンからは「前に対決旅に出た時のれにちゃん、根性があってよかったもんな」「旅番組は、れにちゃんの良さが発揮されるからうれしい」といった喜びの声が寄せられている。

「現在40代の赤江と三船に対し、高城は先月30歳になったばかり。『若さとガッツでバス旅を盛り上げてほしい』というスタッフの期待を感じますね。3人がどんなチームワークを見せるのか、今から楽しみです」(同)

 “明るさ”が持ち味の赤江、三船、高城だが、『バス旅』にどんな新風を吹き込むのか。まずは初回放送の反響に注目したい。

『VIVANT』トップも『ハヤブサ消防団』が逆転の可能性? 『転職の魔王様』はワースト入り【夏ドラマ初回視聴率ランキング】

 2023年7月期の連続ドラマ(民放4局、午後8~10時台)が続々とスタート。初回視聴率ランキングでトップになったのは、世帯平均11.5%(個人7.4%/ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した堺雅人主演の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)だった。

 阿部寛や役所広司ら主役級のキャストをそろえ、2カ月半におよぶモンゴルロケを行ったりと、ネット上で「とにかくお金かかってそう!」と話題の同作。

 7月11日発売の「女性自身」(光文社)によれば、同枠で前クールに放送された福山雅治主演『ラストマン-全盲の捜査官-』の制作費が1話につき約5000万円だったのに対し、『VIVANT』は1億円ほどかかっている可能性があるとか。その内訳は、“1話500万円”とうわさされる堺のギャラや、キャスト・スタッフ約250人の渡航滞在費、撮影機材の運送費……などだという。

 そんなスケールの大きい同作だけに、今期の視聴率ランキング首位はTBS側も予想していただろう。ただ、『ラストマン』の初回が世帯平均視聴率14.7%で、『VIVANT』を3.2ポイントも上回っていたことを思うと、制作費が視聴率に比例するわけではない……ということもわかる。

『ハヤブサ消防団』視聴者の期待値高く『VIVANT』超えも?

 2位は、中村倫也主演の木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系)で、初回の世帯平均は10.5%(個人5.9%)。原作は池井戸潤氏による同名小説だが、ベテランぞろいのキャスティングや、原作本の評判がすこぶるいいこともあって、放送前から高視聴率が予想されていた。

 ジャンルは、山間の集落“ハヤブサ地区”を舞台にした“戦慄ミステリー”だが、序盤の絵面ののどかさから“ほっこりヒューマンドラマ”を想像して見始めた視聴者も少なくなかった様子。

 しかし、第1話の終盤、遺体が水面からザバーッと勢いよく飛び出すホラーめいたシーンが描かれたため、ネット上では「思ってたのと違う!」と驚きの声が続出した。

 また、「面白い」「つまらない」とネット評が二分している『VIVANT』とは違い、『ハヤブサ消防団』は「先が気になる!」という声が多く、初回で視聴者の心をガッチリつかんだように見える。期待値の高さは今期トップとみられ、この先、視聴率で『VIVANT』を超える可能性もありそうだ。

『シッコウ』の原案本が「買えない」事態?

 3位は、伊藤沙莉主演の『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(同)。初回の世帯平均は9.6%(個人5.6%)だった。

 同ドラマは、2001年に文芸社から刊行された執行官・小川潤平氏によるドキュメント作品『執行官物語』が原案。だが、すでに絶版しているのか、主要ネット書店を探しても購入不可能な状況だ。ドラマ化した本は「売れる」ため、版元が増刷するのが通例だが、おそらく実現できない理由があるのだろう。

 ともあれ、執行官に光を当てた同ドラマは、概ね好評な様子。ただ、主演の伊藤よりも2番手の織田裕二のほうが劇中で目立っているため、ネット上では「織田裕二のほうが主演っぽい」「なぜダブル主演にしなかったのか」と疑問の声も多い。

 また、放送前の番宣時から「肌が黒すぎる」と話題になっていた織田だが、8月19日に開幕する『世界陸上』ハンガリー大会前に同ドラマをクランクアップし、直ちに観戦に向かうとの報道も。ハンガリーの夏は30度を超える猛暑日もあるため、現地でさらに日焼けする可能性は高い。

 ワースト1位は、成田凌主演『転職の魔王様』(フジテレビ系/個人3.2%)と、若村麻由美主演『この素晴らしき世界』(TBS系/個人3.0%)で、ともに世帯平均5.4%だった。

 『転職の魔王様』は、大手広告代理店を3年たたずに退職した未谷千晴(小芝風花)が、人材派遣会社の敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐(成田)のもとで、“見習い”として働き始めるという“転職・爽快エンターテインメント”。本来、“月10”枠は2ケタを取ることも珍しくないものの、前の時間帯で放送されている“月9”『真夏のシンデレラ』の数字が振るわない影響もあってか、同枠では類を見ない低空発進となってしまった。

 なお、2番手の小芝は、7月19日付のニュースサイト「週刊女性PRIME」によると、来年1月クールの同局“木曜劇場”枠で放送される『大奥』で主演を務めるとか。

 小芝は今年4月期の主演ドラマ『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日系)以降、『転職の魔王様』、12月~来年1月放送の主演ドラマ『あきない世傳 金と銀』(NHK BS)、そして『大奥』と、ほぼ休みなく連ドラ撮影が続くため、一部ファンから「活躍はうれしいけど、少し休ませてあげてほしい」と体調を気遣う声も見られる。

 一方、“木曜劇場”枠で始まった『この素晴らしき世界』は、平凡な生活を送る主婦が、ひょんなことから大女優になりすましながら二重生活を送る“なりすましコメディー”。

 当初は鈴木京香が主演と発表されていたが、5月11日に体調不良による降板を発表。この影響で当初の予定よりも話数が削除されたという。

 ネット上では、「今期で一番面白い」「若村麻由美の演技がいい」と好意的な声が上がる一方で、「やっぱり鈴木京香で見たかったなあ」と残念がる声も。若村にとって、プライム帯の民放連ドラ主演は千載一遇のチャンスといえるだけに、存在感を発揮してほしいところだが……。

『ばらかもん』、裏番組『向井くん』に逆転勝利?

 ワースト3位は、杉野遥亮が民放GP帯連ドラ初主演を務める『ばらかもん』(フジテレビ系)で、初回の世帯平均は5.9%(個人3.3%)。裏番組で同日に始まった赤楚衛二主演『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)の初回6.0%をわずかに下回った。

 『ばらかもん』は、ヨシノサツキ氏による同名コミックが原作。2014年にはアニメ版『ばらかもん』(日本テレビ系)が放送されたほか、スピンオフ漫画『はんだくん』が16年にTBS系でアニメ化されており、初の実写化に多くのアニメファンも注目している。ゆえに、ネット上では「ドラマは、アニメに比べて○○だ」とアニメ版と比較する声も目立つ。

 また、「さわやかな雰囲気が朝ドラっぽくて素敵」と朝ドラファンから好意的な反応が寄せられている同作だが、19日放送の第2話では、残念ながら世帯平均5.3%(個人3.1%)までダウン。

 しかし、『こっち向いてよ向井くん』が第2話で5.1%まで落ち込んだため、『ばらかもん』が「水10対決」で逆転勝利する可能性もあるだろう。

 見逃し配信動画サービス「TVer」で視聴する層が増えているのか、ランキング対象の12作品のうち、半数以上が世帯平均6%台以下となった今期。下位は団子状態であるため、今後大きな順位変動があるかもしれない。

1位『VIVANT』(TBS系、日曜午後9時) 11.5%
2位『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系、木曜午後9時) 10.5%
3位『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(テレビ朝日系、火曜午後9時) 9.6%
4位『トリリオンゲーム』(TBS系、金曜午後10時) 7.4%
5位『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系、月曜午後9時) 6.9%
6位『18/40~ふたりなら夢も恋も~』(TBS系、火曜午後10時) 6.6%
7位『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系、土曜午後10時) 6.5%
8位『CODE-願いの代償-』(日本テレビ系、日曜午後10時30分) 6.1%
9位『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系、水曜午後10時) 6.0%
10位『ばらかもん』(フジテレビ系、水曜午後10時) 5.9%
11位『転職の魔王様』(フジテレビ系、月曜午後10時) 5.4%
同率11位『この素晴らしき世界』(フジテレビ系、木曜午後10時) 5.4%

※小数点第2位以下を四捨五入。6月および8月スタートの『刑事7人』『何曜日に生まれたの』『科捜研の女』(すべてテレビ朝日系)は含まず。

バレーW杯、ジャニーズ“排除”報道! 「ガセネタだ」と憤慨するAぇ!groupファンの言い分

 9月16日に開幕する『FIVB パリ五輪予選 ワールドカップバレー2023』(以下、『バレーW杯』)が、今年も例年通りフジテレビで中継される。同大会は長年、ジャニーズ事務所のグループが大会サポーターを務めることがお決まり。しかし、今年は同大会から“ジャニーズが排除された”と一部週刊誌が報じたため、ファンを中心に波紋が広がっている。

 同大会は4年に一度行われ、V6が1995年の大会をきっかけにデビューして以降、嵐やNEWS、Hey!Say!JUMP、NYC boys、Sexy Zone、ジャニーズWESTが大会サポーターに就任。同大会に合わせたタイミングで、ジャニーズグループがデビューするのも定番となっていた。

 しかし、今月20日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、今大会での“異変”について報道。それによると、今年は関西ジャニーズJr.内ユニット・Aぇ!groupが大会スペシャルサポーターに内定しており、さらにこれに合わせてデビューする予定だったものの、7月上旬にその話がなくなったとか。

 理由は、ヨーロッパのある参加国から「ジャニーズのアイドルが大会に関わるのであれば出場を取りやめる」と抗議があったためだという。これはもちろん、故・ジャニー喜多川氏の“性加害問題”の影響によるものだ。

「6月29日付のニュースサイト『文春オンライン』は、Aぇ!groupグループのCDデビューが決定したことをスクープ。そのため、8月19、20日に東京ドームで開催されるジャニーズJr.のイベント『ALL Johnnys’ Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome』内で『デビュー発表があるのではないか』と期待を寄せるファンも多いのですが……」(芸能記者)

 そんなファンの期待を揺るがすような今回の報道。もし事実であれば、Aぇ!groupのデビューがいったん白紙に戻ったとしてもおかしくなさそうだ。

「文春はガセ」と主張するAぇ!groupファン、その理由は?

 しかし、ネット上では彼らが“バレーボールデビュー”を逃したとの報道について、「ガセネタだ!」と憤慨するファンも少なくない。というのも、Aぇ!groupは今月12日に、スポーツ用品メーカー・FILA JAPANのブランドアンバサダーに起用されたことが発表され、彼らがモデルを務めるビジュアルカットも公開されたからだ。

「『バレーW杯』の共同主催者である日本バレーボール協会は、アシックスやミズノなどがオフィシャルサプライヤーを務めていて、FILA JAPANはこの競合に当たる可能性が高い。そのため、『文春』の報道通り、7月上旬に大会サポーター就任が取り止めになっていたとしたら、そのわずか数日後に、随分前から準備していたであろう競合ブランドの仕事が『発表されるわけがない』というのが一部ファンの言い分なのでしょう」(同)

 また、昨年12月10日付の「文春オンライン」は、次に“バレーボールデビュー”するジャニーズJr.内ユニットについて「筆頭格に目されているのが、“美 少年”」と報じていた。そのため、これを蒸し返した上で、「言ってることがコロコロ変わる」と「文春」を批判するジャニーズファンも散見される。

 近年、ジャニーズグループのデビューやメンバーの進退に関して、スクープを連発している「文春」。約30年にわたってジャニーズと密接な関係にあった『バレーW杯』だが、今年は報道の通り排除されてしまうのだろうか。

サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン

Snow Man・目黒蓮『トリリオンゲーム』、原作ファン歓喜のシーンとは? 5万ツイート突破で“視聴熱”2位

 ドラマの内容がどれほど視聴者の心に響いているのかは、視聴率の数字だけで判断できるものではありません。そこで、「Yahoo!リアルタイム検索」を参考に、プライム帯の各ドラマに関するツイート数(放送時間中)をサイゾーウーマン編集部が独自で集計し、“視聴熱”ランキングを作成。視聴者が最も沸いたシーンと共に紹介します(集計期間7月10日~16日)。

 以下、ドラマのネタバレを含みます。

1位:『VIVANT』(TBS系) 第1話 8万1,034ツイート

 最も視聴熱が高かったのは、7月16日に放送された堺雅人主演のドラマ『VIVANT』第1話だった。『半沢直樹』や『下町ロケット』『陸王』『ドラゴン桜』など、多くのヒット作を手掛けた福澤克雄氏による完全オリジナルストーリー。放送開始まで、あらすじや出演者の役柄といった情報が伏せられていたことも話題を呼んだ。

 初回の放送中、Twitter上ではラストシーンに登場した嵐・二宮和也に驚く声が続出。総勢42人のキャストが事前に発表されていたが、公式サイトで公開されたシルエットは43人が登場しており、そのうち1人だけがシークレット扱いで、それが二宮だったのだ。「ニノがいきなり出てきてびっくり!」「キャストが本当に豪華すぎる」と好意的な声がある一方で、「結局ジャニーズが出るんだね」「シークレットってジャニーズかよ」など落胆する声も見られた。

 “初回108分スペシャル”として放送された第1話では、丸菱商事のエネルギー開発事業部から、バルカ共和国のインフラ会社・GFL社に契約金の10倍にあたる1億ドルが誤送金される事態が発生。関与を疑われたエネルギー事業部2課課長の乃木憂助(堺)は、契約金はテロリストのアル=ザイールがダイヤモンドにロンダリングして持ち出したという情報をつかみ、バルカ共和国に向かう。

 しかし、ザイールから「お前がVIVANTか?」と謎の言葉をかけられ、爆弾自決の道連れで殺害されそうに。命は助かったものの、乃木は爆破事件の重要参考人としてバルカ警察に追われてしまうが、警視庁公安部外事第4課の野崎守(阿部寛)とその仲間・ドラム(富栄ドラム)の助けを得て、何とか大使館までたどり着く……という内容だった。

2位:『トリリオンゲーム』(TBS系)第1話 5万5,116ツイート

 第2位は、7月14日に放送されたSnow Man・目黒蓮主演の『トリリオンゲーム』第1話。『ビッグコミックスペリオール』(小学館)に連載中の同名漫画(原作・稲垣理一郎、作画・池上遼一)が原作で、コミュニケーション能力あふれる“世界一のワガママ男”こと天王寺陽(ハル・目黒)が、高いIT技術を持つ同級生・平学(ガク・佐野勇斗)とタッグを組み、1兆(トリリオン)ドルを稼ぐために起業を目指すというストーリーだ。

 放送中のTwitter上では、ガクが高層ビルの窓清掃を行う場面やハルの登場シーンに歓喜する声が多く見られた。原作にも同じシーンがあり、「原作と同じ!」「完全再現!」「完成度が高い」など、原作ファンもその再現度に舌を巻いていたようだ。

 そんな第1話は、ハルとガクがIT企業・ドラゴンバンクの採用試験を受け、ハルは採用を獲得したものの、ガクは不採用。その後、外窓清掃のバイトで同社のビルを訪れたガクだったが、ハルはガクが不採用だったことを知り内定を辞退。

 ハルはビルの窓に泡スプレーで今後のロードマップを描き、ドラゴンバンク役員の黒龍キリカ(桐姫・今田美桜)にも「I'll take you all.(お前ごといただく)」と堂々宣言し、ガクと共に出資者を募るため動き出す。そして宣伝目的でドラゴンバンク主催の「セキュリティチャンピオンシップ」に出場……という内容だった。

3位:『どうする家康』(NHK)第27回 3万9,522ツイート

 3位に入ったのは、7月16日に放送された嵐・松本潤主演の大河ドラマ『どうする家康』第27回。フジテレビ系の人気ドラマシリーズ『コンフィデンスマンJP』などで知られる古沢良太氏が脚本を手掛け、江戸幕府を開いた戦国武将・徳川家康の生涯を描く本作。

 この回の放送中、Twitter上ではラストシーンに対して驚きの声が続出。本能寺の変が勃発し、民衆が「織田信長(岡田准一)を家康(松本)が討った」というような発言をしており、「全く展開が読めない」「来週どうなるんだろう?」など、本能寺の変の描かれ方を楽しみにする声が多く見られた。

 そんな第27回は、家臣に信長を殺して天下を取るという胸の内を語った家康に対して、家臣たちの意見は賛成と反対で真っ二つに。しかし、家康が「異存反論、一切許さぬ。従えぬ者はこの場で斬る」と家臣に対してかつてないほど強硬な態度を示す。

 その時、信長の配下は各地に散らばっており、またとない好機だったが、障害となるのが京都にいる明智光秀(酒向芳)。その後、信長から安土城に招かれた家康は、信長から光秀を引き離すために、酒宴の席で振舞われた鯉が臭うような素振りを見せる策を講じる……という内容だった。

成田凌&小芝風花『転職の魔王様』は、あのドラマに「似てる」? 第1話視聴率は5.4%と低調

 成田凌が主演を務める連続ドラマ『転職の魔王様』(カンテレ制作、フジテレビ系/月曜午後10時~)が7月17日にスタート。第1話の放送後、ネット上では「リアリティがあって面白い!」と共感する視聴者が相次いだ。

 同ドラマは、額賀澪氏による同名経済小説が原作。新卒入社した大手広告代理店でパワハラに遭い退職した主人公が、人材派遣会社「シェパード・キャリア」で出会った凄腕キャリアアドバイザーの冷徹な対応に戸惑いつつも、やがてその会社に入社し、人間的に成長していく“転職・爽快エンターテインメント”だ。

『転職の魔王様』第1話のあらすじは?

※以下、『転職の魔王様』第1話のネタバレを含みます。

 第1話では、職を失い途方に暮れていた未谷千晴(小芝風花)が歩いていると、謎の男性(宮崎吐夢)に遭遇。この直後、男性は杖をついたスーツ姿の男・来栖嵐(成田)にナイフで襲い掛かるが、来栖は杖で見事にかわす。

 翌日、未谷が叔母・落合洋子(石田ゆり子)が社長を務める転職エージェント「シェパードキャリア」を訪れると、そこでキャリアアドバイザーとして働く来栖と再会。早速、面談を受けると、未谷は心をえぐるような辛らつな言葉を次々と投げつけられる。

 前職の大手広告代理店を、上司・竹原(堀部圭亮)からのパワハラにより、3年たらずで辞めていた未谷だが、来栖は“今のままではどこに転職しても同じだ”と看破。

 来栖の言葉に納得した未谷は、自分の人生を自分で決められるようになるまでは、転職活動を休止すると決意。その間、洋子の勧めにより、「シェパードキャリア」で見習いとして働くことになる――。

『転職の魔王様』初回視聴率5%台は、同枠で「見ない数字」

 ネット上では、「成田凌も小芝風花も演技が上手だし、“転職あるある”やパワハラシーンにリアリティがある」「自分の経験や状況と重なって、主人公を応援したくなる! やっぱりカンテレが作るドラマは面白い」と好意的な声が寄せられており、概ね好評。

 だが、世帯平均視聴率は5.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。同枠で前クールに放送された天海祐希主演『合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~』の初回9.3%と比べると、かなり低調といえるだろう。

「同作は、放送時間や曜日を変えながら長年続いている、カンテレ制作枠で放送中ですが、初回が5%台というのは直近10年を振り返っても見ない数字。今期は、前の時間帯に放送されている月9『真夏のシンデレラ』が、17日放送の第2話で早くも世帯平均5.4%まで落ち込んでしまったため、その影響をモロに受けている可能性がありそうです」(同)

『転職の魔王様』はあのドラマに「似てる」?

 また、動画配信サービス「TVer」でも、同ドラマはあまり勢いが見られない。

 『真夏のシンデレラ』のお気に入り数が約79万人(19日現在、以下同)なのに対し、『転職の魔王様』は27.5万人。この数字は、放送中の一部深夜ドラマをも下回っている。

「前クールの春ドラマでは、一見冷淡な知的財産の専門家(ジャニーズWEST・重岡大毅)と純粋な主人公(芳根京子)がトラブルを解決していく『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)が視聴率不振に陥っていましたが、現在、メインの2人の関係性が『転職の魔王様』に『似てる』と指摘するネットユーザーも散見される。それだけに、同作の視聴率推移にも一抹の不安が過ぎります」(同)

 ネット上の賛辞とは裏腹に、視聴率が振るわない『転職の魔王様』。今後、口コミで面白さが広がり、盛り上がりを見せるといいが。

『VS魂』打ち切りの裏事情…視聴率低下止まらず、番組タイトルや企画変更がアダに

 7月11日、『VS魂グラデーション』(フジテレビ系)や『アメトーーク!』『ロンドンハーツ』(以上テレビ朝日系)など、多くの番組を担当する人気放送作家・町田裕章氏がツイッターで以下の投稿をしたことが話題となった。

 「改編期、番組が続いたら演者さんのおかげ、番組が終わってしまったら我々スタッフのせいだと思っています」

 その1週間後の18日、『VS魂グラデーション…

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『最高の教師』第1話、視聴率は歴代最低も……絶賛される松岡茉優と芦田愛菜の演技力

 松岡茉優主演ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系/以下、『最高の教師』)が「土曜ドラマ」枠でスタート。7月15日放送の第1話が世帯平均視聴率6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、初回としては同枠史上最低となってしまった。

 同ドラマは、2019年1月期の菅田将暉主演『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』を手掛けたプロデューサーと監督による完全オリジナル作品。卒業式の日に「担任生徒の誰か」に殺害された教師・九条里奈(松岡)が、「30人の容疑者」である生徒たちを再教育する物語だ。

 九条が担任する3年D組の生徒役として、芦田愛菜、加藤清史郎、窪塚愛流、AKB48・本田仁美、山下幸輝、HKT48・田中美久らが出演。九条の夫役には、松下洸平がキャスティングされている。

※以下、『最高の教師』第1話のネタバレを含みます。

 第1話では、卒業式の日に生徒の誰かから突き落とされた九条が、なぜか1年前の始業式の日にタイムスリップ。今度は殺されまいと、“30人の容疑者”に「なんでもする」と宣言する。

 クラスの優等生・鵜久森叶(芦田)が翌月から不登校となり、後に自殺することを知っている九条は、教室に8台の監視カメラを仕込み、彼女が決まった教科で、教科書を机に出していないことを知る。

 さらに、鵜久森のバッグに盗聴器を仕込み、彼女がクラスメイトから“学業縛りの刑”と称したイジメを受けていたことを把握。九条は鵜久森に対し、みんなの前でイジメの経緯を告白するよう促す。

 鵜久森が被害を涙ながらに語った後、帰路についた九条。自宅の前に着くと、この日に夫・蓮(松下)から離婚届を突きつけられることを思い出すのだった――。

『最高の教師』“胸クソ展開”も概ね好評?

 ネット上では、「集団イジメが胸クソ悪すぎて、途中でリタイアした」という声が散見される一方で、松岡と芦田の演技力を絶賛する視聴者が続出。加えて、ストーリーに対して「先が気になる」「すごく面白い!」と好意的な感想も多く、概ね好評のようだ。

「しかし、初回の世帯平均視聴率は6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、これは2017年4月期に“土曜10時台”でスタートした同ドラマ枠史上、初回の数字としては歴代最低。同枠で前クールに放送された坂口健太郎主演『Dr.チョコレート』が初回で記録した8.6%と比べても、2.1ポイントダウンしてしまいました」(テレビ誌記者)

 なお、芦田がプライム帯の民放連ドラにレギュラー出演するのは、16年4月期に民放連ドラ初主演を務めた『OUR HOUSE』(フジテレビ系)以来、実に7年ぶり。

 そんな『OUR HOUSE』は、日曜午後9時枠で放送されたが、世帯平均視聴率は全話平均4.5%と振るわなかった。

「近年、芦田が連ドラに出演しなくなったのは、“学業優先”に加え、『OUR HOUSE』が大コケしてしまったからではないかともささやかれました。もし『最高の教師』がこれ以上数字を落とした場合、またしばらく、民放連ドラから遠のいてしまうのではと、懸念されています」(同)

『最高の教師』松下洸平の登場シーンをカットか

 とはいえ、見逃し無料配信動画サービス「TVer」で配信されている第1話の「OA版」および「ディレクターズカット版」の再生数は、配信開始から2日間で合計100万回再生を突破。総合ランキングでも一時、1位になっていたため、ネット配信は好調なのかもしれない。

 そんな中、「TVer」の「ディレクターズカット版」を見た一部ネットユーザーから、「なんでこのシーンをカットしたの?」と疑問の声が相次いでいる。

「『OA版』が46分なのに対し、『ディレクターズカット版』は56分。見比べると、松岡と松下が演じる夫婦のやりとりが大幅にカットされていることがわかります。そのため、ネット上では『洸平さんの夫婦のシーン、こんなにカットしてほしくなかった』『ドラマの内容が重い中で、洸平くんのシーンは唯一の癒やしなのに……』と不満の声が噴出しています」(同)

 同作の前身ともいえる『3年A組-今から皆さんは、人質です-』は、評判が口コミで広がり、最終回で世帯平均視聴率15.4%まで大幅に上昇。『最高の教師』も、同様の盛り上がりを見せられるといいが。