TBS系地方局の東北放送、アナウンサーが大量離脱…「出たがり管理職」も一因か

 TBS系列の地方テレビ局の1つ、東北放送(TBC)の若手、中堅アナウンサーが今年だけで6人退職する緊急事態に陥っていることが9月29日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた。

「社員数160人の中規模テレビ局ですが、地元の名士である一力家が仕切るオーナー企業。今までも方針に逆らう社員は次々と左遷されており、今や誰も物言えぬ空気が局内に漂っています」(同局関係者)

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TBS『オールスター感謝祭』島田紳助の東京03恫喝騒動の新事実、Snow Man・向井康二は「失礼」発言で炎上

 10月1日午後6時半から、TBS系大型特番『オールスター感謝祭 2022秋』が放送される。今年32年目に突入した同番組は、同局のドラマやバラエティなどに出演する芸能人を中心に、各界のスターが、クイズをはじめさまざまな企画に挑戦。

 今回は、10月期の新ドラマ『クロサギ』で主演を務めるKing&Prince・平野紫耀や、『君の花になる』の主演・本田翼、また、12月に公開される映画『ラーゲリより愛を込めて』で主演する嵐・二宮和也の参戦も決定したといい、ネット上のファンたちも盛り上がっている。

「『オールスター感謝祭』は生放送番組ゆえか、これまでの長い歴史上で、さまざま“事件”が起きています。古くは、初代司会の島田紳助(2011年、芸能界引退に伴い降板)が東京03を恫喝した騒動が有名。09年10月放送回で、エンターテインメント集団『シルク・ドゥ・ソレイユ』の生パフォーマンス中、紳助が東京03に詰め寄るシーンが映り込みました」(芸能ライター)

 後日、ビートたけしは「東京スポーツ」のコラムで「紳助が『あいさつがない』とかって若手の東京03ってのを怒った」と、その状況を明かし、ネット上で「東京03恫喝事件」として物議を醸したが……。

「今年3月、Netflixの配信番組『トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~』に出演したアンガールズ・田中卓志が、この東京03恫喝事件に言及。田中は当時、東京03から『(紳助に)あいさつ行ったほうがいいかな』と聞かれたのに対し、『行かなくていい』と答えていたことを明かしたんです。この告白に、ネットユーザーからは『あの恫喝事件は、田中が原因だったのか』『今さらネタにするなんてひどい』といった批判が噴出しました」(同)

 また、近年の『オールスター感謝祭』でも、“炎上”が多発している。例えば、18年10月放送回では、ケニアの陸上競技選手であるウィルソン・キプサングが「赤坂5丁目ミニマラソン」の企画に参加し、スタジオを盛り上げたものの、ネット上には、同じく参加者のペナルティ・ワッキーが「邪魔」だという苦言が寄せられた。

「キプサング選手はハイペースでほかの走者との差を広げ、周回遅れとなる者が続出。ワッキーもその一人でしたが、キプサング選手に抜かれた時に“変顔”で並走するなどしたため、ネット上には『キプサングの走りを見たいのに、ワッキーがふざけてて台無し』『周回遅れなのに画面に映りたくてやってるの? キプサングに失礼だし、邪魔だよ』などとブーイングが飛び交いました」(スポーツ紙記者)

 また、20年10月放送回のマラソン企画では、番組側のミスが原因とみられる“事件”も。

「同企画では、各走者の身体能力を考慮してハンデがつけられます。この回は、まず『一般女子』枠の参加者がスタートし、その後、時間差をつけて順番に『一般男子』『運動自慢タレント』『同企画の常連ランナー』が出走、ラストに『マラソンの招待選手』である青山学院大学陸上部(当時)の竹石尚人氏が走り出す流れになっていたんです。当然、局としては、竹石氏の追い上げに期待を寄せていたものの、なんと一般男子枠で出場したお笑いコンビジュビレッチェの澤井一希がぶっちぎりで優勝しました」(同)

 澤井は、高校時代にJリーグ・サンフレッチェ広島のユースに所属していただけあって、その走りはアスリート並だった。

「澤井が余裕しゃくしゃくでトップを走り、そのままゴールしてしまうというまさかの展開に、スタジオは凍りついていました。ネット上では、『澤井を一般男子で走らせたスタッフのミス』『調べればわかることなのに』など、番組側に対する苦言が多数上がることになったんです」(同)

 そして、今年3月放送回では、Snow Man・向井康二の発言が、ジャニーズファンの間で物議を醸した。

「同回にも、4月期の連続ドラマ『マイファミリー』チームの一員として二宮が出演し、『重圧アーチェリー』という企画に挑戦していました。向井にとって、二宮はジャニーズ事務所の先輩にあたりますが、ウケを狙ったのか『二宮くんはこういう時、たぶんですけど、外しそうな気がします』とコメント。そのため、ネット上には『ニノに対して失礼』『バカにしてるのか? 笑いも取れてないし』などと、向井に対して非難の声が相次ぐ事態となったんです」(テレビ局関係者)

 その後、二宮側も騒動に気づいたのか、放送の翌日、YouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」で動画を公開した際、その概要欄に「アーチェリーの時に僕が余計な事を言ってしまい、失礼しました。と大吾経由で向井から伝言をもらいました」(原文ママ、以下同)という文章を公開した。

「二宮は続けて、『気になったので色々見てみたらそういう声があったみたいですね。でも、それは俺の返しが上手いこと行かなかったからそういう空気になったまでで、向井は何か展開を作らなきゃと頑張った証ですから…というか、俺は何とも思ってないので、もうやんや言うのはなし』ともつづっていました。向井を擁護するようなコメントに、ジャニーズファンは『さすがニノ』『優しい』と感激。ただ、一部では『先輩にこんなこと言わせて恥ずかしくないの?』と、向井を責める声も見られました」(同)

 今回の『オールスター感謝祭』では、新たな事件が発生することがないよう祈りたい。

テレ朝・玉川徹氏、『モーニングショー』を“退場”か? 「電通入ってる」問題発言に著名人も続々反応

 9月29日放送の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、レギュラーコメンテーターを務める同局報道局員・玉川徹氏が自身の発言が間違っていたとして謝罪した。しかし、ネット上では、降板を求める声などが相次いでいるようだ。

 28日の同番組では、27日に東京・日本武道館で執り行われた「故安倍晋三国葬儀」の模様を放送。その中で、水曜コメンテーターで実業家の安部敏樹氏が、友人代表の菅義偉前首相による追悼の辞が多くの国民を感動させた理由を「政治的意図を超え、個人の感情として、彼がお話になったというのが良かった」と語っていた

 この意見に対し、玉川氏が「僕は演出側の人間ですからね。テレビのディレクターをやってきましたから」と切り出すと、続けて「それはそういうふうに作りますよ、当然ながら。政治的意図が臭わないように制作者としては考えますよ。当然、これ電通入ってますからね」と、広告代理店大手・株式会社電通の名前を挙げて指摘。

 すかさず司会の羽鳥慎一アナウンサーが「見方はいろいろあると思います」とフォローすると、玉川氏は「菅さん自身は自然にしゃべってるんですよ。でも、そういうふうな届くような人を人選として考えてるってことだと思います」と続けた。

 だが、翌29日の放送で、羽鳥アナから「昨日のパネルコーナーで玉川さんが発言したことについて、玉川さんから」と振られた玉川氏は、「昨日のパネルコーナーの中で、私が安倍元総理の国葬に電通が関与しているというふうにコメントしたんですが、事実ではありませんでした。さらに、電通は全く関わっていないということがわかりました」と発言を訂正。続けて、「関係者の皆様、視聴者の皆様、訂正して謝罪致します。申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 なお、テレビ朝日は一部スポーツ紙の取材に対し、「玉川本人が勘違いをしておりました」とコメントしているという。

「ネット上では、『普通に菅さんへの名誉毀損ですよね』『体制に突っ込むスタンスはわかるけど、自身の臆測や個人的見解が過ぎている』などと怒りの声が相次いでおり、その中には『責任をとって番組を降板するべき』『テレ朝が彼を降板させなきゃ、視聴者も納得しないだろう』と降板を求める声も。玉川氏への批判は、しばらくやみそうにありません」(芸能記者)

 この騒動に関しては、著名人からも反応が相次いでいる。アルピニストの野口健氏は29日、自身のTwitterで玉川氏に対し「どのような歩み方をしたらこのような感性の持ち主になるのか。怒りや呆れというよりも哀れみの感情の方が近いのかもしれませんが、しかし、人を陥れる為に事実と異なる悪意に満ちた印象操作を行うのは下品極まりない。『分断が!』と報じる側がその分断を煽ってどうするのか」と問題視。

 「公共の電波を使って裏も取らずに憶測のみで決めつけてしまう発言は最もやってはならないこと。まして、玉川氏はいちコメンテーターではなくこの放送局の社員。つまり『局を代表した上で発言されている』のだと、私は受け止めています。余計なお世話ですが退場処分を検討すべきでは」と厳しく批判した。

 また、国際政治学者の三浦瑠麗氏も同日、自身のTwitterで反応。「安倍チームに安倍さんの思いを言葉にする極めて有能なスピーチライターたちがいたことを知っていれば、安易にこうした決めつけをしなかっただろうと思います。国葬の場で発される言葉とは政治そのものであり、誰にでも応用できるマーケティングや感動演出の域を超えています」と投稿。

 「政治に関する知識がないために根拠のない決めつけをしてしまったということなら、単に訂正謝罪をすればよいだけです。ただ、発言のトーンによって、全ては消費者向けに仕組まれているのだというシニカルさを電波を通じて社会に植え付けてしまうことのほうが問題ではないかとわたしは思います」と持論を展開している。

「テレビ朝日ホールディングスの有価証券報告書によると、2022年3月期の連結売上高の約2,982億円のうち、電通からもたらされた割合は実に約33%。これまでも発言がたびたび物議を醸してきた玉川氏ですが、今回ばかりはテレ朝も降板を検討せざるを得ないのでは」(同)

 国葬の是非について、ヒートアップする様子を見せていた玉川氏。来週以降、番組に姿はあるのだろうか。

フジテレビ、『ポップUP!』終了で急きょの新番組発表も…視聴率争奪戦には加われず?

 フジテレビが今年4月にスタートさせたばかりの昼の帯番組『ポップUP!』が、早くも年内に放送終了することが決定。来年1月から新番組『ぽかぽか』をスタートさせることが9月28日に同局から発表された。

 発表によると、『笑っていいとも!』(1982年~2014年)、『バイキング』(2014年~2020年)を手がけてきたフジテレビのバラエティ制作陣が結集してつくる「平日お昼の生バラエ…

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日テレ&宮川大輔、ライバル総崩れで高笑い! 土曜夕方の“グルメ戦争”に大異変

 テレビ界は現在、秋の改編期。いくつもの番組が終了し、各局とも気分一新で出直すタイミングだが、大混迷を極めているのが、土曜夕方の枠だ。

 テレビ朝日系の『ごはんジャパン』も9月17日放送をもって終了したほか、9月24日にはフジテレビ系で20年間も続いた『もしもツアーズ』(フジテレビ系)が番組の長い歴史に幕を下ろした。毎週土曜18時30分~の枠が、一気に2番組も入れ替わる。続きを読む

フジ『ポップUP!』を、TBS『ラヴィット!』が「泥棒」? 川島明が「出すな!」とツッコんだモノ

 9月27日に放送された情報バラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)。この日は、お笑いコンビ・相席スタートの山添寛の発言が視聴者の話題を集めた。

 番組冒頭、かつて読売ジャイアンツなどで活躍し、送りバントの世界記録保持者である元プロ野球選手・川相昌弘氏が、放送同日に誕生日を迎えたと紹介。それになぞらえ、出演者たちが“世界一だと思うもの”をテーマにトークを繰り広げた。

「この中で山添は、“世界一ご飯が欲しくなる料理”として、東京・新大久保にある韓国料理店の『国産プレミアム カンジャンケジャン』を紹介。新鮮なワタリガニを自家製の醤油ダレに漬け込んだこの一品のおいしさについて、『少し食べてからご飯を投入したら、もう止まりません』と熱弁を振るっていました」(芸能ライター)

 山添が紹介を終えた後、MCを務めるお笑いコンビ・麒麟の川島明が「いつも通ってる店なんですか?」と質問すると、山添は「これね、『ポップUP!』で初めて食べたんですよ」と返答。山添は、フジテレビ系で放送されている昼の情報番組『ポップUP!』の番組内で試食し、ハマってしまったという。

「山添はさらに、『「ポップUP!」の“がちウマ韓国グルメ番付”で1位でした』と同番組について続けたため、共演者たちは爆笑。そんな中、画面左下に『ポップUP!』のロゴがテロップで表示されたため、川島は『ロゴを出すな、堂々と! 大泥棒か、この番組は!』とツッコミを入れていました」(同)

 その後、お笑いコンビ・コットンの2人とビビる大木が、このカンジャンケジャンを試食。食べ方がわからずに困惑する3人の様子を見て、川島が「『ポップUP!』では、どう食べてはってん?」と山添に食べ方を教えるように促したり、ビビる大木が「『ポップUP!』すごい!」とその味を絶賛するなど、他局の番組をイジり倒していた。

「最終的に、川島が『「ポップUP!」すみません、お力をお借りしました』としつつ、『山添はスパイです』と言ってオチを付けることに。ネット上では、『「ラヴィット!」で「ポップUP!」の話してるの笑える』『「ラヴィット!」にテレビ局の壁はないのかな(笑)』『もはや兄弟番組でしょ』など、面白がる声が多く上がりました」(同)

 なお、フジテレビは28日に、『ポップUP!』の年内終了を正式に発表。今年4月にスタートしたばかりで、1年もたたずに終わりを迎えた。

「同番組は、初回で世帯平均視聴率3.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したあと、1%台を連発。視聴率の低迷が続き、ついに終了となりました。そんな同番組をイジっていた『ラヴィット!』ですが、こちらも連日2%台を記録中。『ポップUP!』ネタで笑っていられるのも、今のうちかもしれませんね」(同)

 “兄弟番組”のように、仲良く終了してしまわないと良いのだが、果たして……。

『紅白』やっぱり吉田拓郎は口説けず? NHK“頼みの綱の大物”が矢沢永吉となるワケ

 中森明菜の出場の可能性が取り沙汰されるなど、例年以上に大御所の出場への注目が高まっている今年の『NHK紅白歌合戦』。

 昨年は、コロナ禍による巣ごもり需要や、年末恒例の『絶対に笑ってはいけない』シリーズ(日本テレビ系)の放送休止といった追い風があったにもかかわらず、午後9時からの第2部の平均世帯視聴率は34.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と前年から6.0ポイントも落とし…

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ダウンタウン特番が大当たりで大号令! テレビ界の最新“パクりトレンド”は「昭和」?

 テレビ界では、ヒット企画がひとつ生まれれば、なりふりかまわずマネをするのが当たり前。『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)や『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(日本テレビ系)に似た番組をチラホラ見かけるのはその極端な例だが、最新のパクりトレンドが「昭和モノ」だ。

「昔のヒット商品や流行をたどる企画はいつの時代も定番ですが、ダウンタウンの司会で8月13日に放送された『ダウン…

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『情熱大陸』緑黄色社会、ボーカル失踪事件からの草野球――『クレしん』主題歌も納得の清く正しい青春像

 旬な人物に密着するドキュメンタリー番組『情熱大陸』(TBS系)。9月25日の放送回には、人気バンド・緑黄色社会が登場した。2012年、高校の軽音部で出会った面々とその幼なじみで結成された女性2人、男性2人の4ピースバンド・緑黄色社会。ファン(通称は“ブロッ子”とのこと)からは「リョクシャカ」という略称で親しまれているそうで、『情熱大陸』冒頭では「前向きな歌詞が多いので励まされる」というファンのコメントも紹介された。

 音楽に詳しくない筆者からすると、「業界で推されているバンド」「さわやかで前向きな曲を歌う女性ボーカルのバンド」「オシャレ版“いきものがかり”」といったイメージがある。

 そんな彼らの結成からこれまでの歩みは、一見順調そのものに見える。結成翌年の13年に10代限定のロックフェスに出場して注目を集め、19年発売の初シングル「sabotage」は波瑠主演のドラマ『G線上のあなたと私』(TBS系)の主題歌に抜てき、20年に発表した「Mela!」が大ヒットを記録した。

 今年公開の『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』では主題歌を務め、目標は「国民的な存在になること」だという。今回の『情熱大陸』では、そんな順風満帆な彼らのウラにある葛藤を見せたかったようだ。

『情熱大陸』緑黄色野菜ボーカルが失踪も、のほほんとしたメンバー

 一番の山場となるシーンは、「ボーカル・長屋晴子の失踪」だった。長屋が詞を担当する10周年記念のシングル曲「ブレス」の制作作業中、作詞が思うように進まない長屋は、スタジオから居なくなった――。

 ギターの小林壱誓のもとには、「長屋から泣きながら『今日は戻りたくない』と電話がかかってきた」という。作業は中断され、レコーディングも延期されることになった。

 『情熱大陸』らしいピリつきそうな場面だが、スタジオに残されたメンバーは動じることなく、どこかのどかな雰囲気。焦ることなくお弁当を食べ始める。長屋からの電話に対応中の小林も「それは全然仕方ないから。今日はあれか。ここに戻らずちょっと考えたい的なことよね?」と、責めることなく優しい。

 後日、無事に歌詞を完成させた長屋は、「(歌詞は)自分の悩みを吐く場所というか、自分自身で相談するような場所」「自分の中が空っぽなときは出そうと思っても出ない時とかがあったりとか」「吐き出したくても吐き出せないタイミングもあるし」「自分が歌詞を書くことによって、それが自分以外の誰かに伝わるわけじゃないですか」「それが外に出てしまう怖さみたいなものもたまにはありますね」と語った。

 その後のツアー先では、「歌作りの苦しみから解放された長屋の提案」により、スタッフを含めて草野球(キーボードのpeppeは趣味の寺観光へ行ったため不在)を行い、リフレッシュしながら親睦を深めた。「最高っす」「自然が一番っすね」と楽しむベースの穴見真吾&小林。歌詞だけでなく、コメントも素直でまっすぐで、なんともまぶしい。

 そして迎えた初の武道館ライブ。リハーサル後のミーティングでは、「長屋が『仕事仲間みたいな感じになってないか?』と。『やっぱり友だちじゃないけど、ちゃんとそれ(友だち)に戻りたくないか?』みたいな」「その辺を取り戻そうという話し合いがあった」(穴見)とのこと。

 そこで友情を再確認した様子のメンバーは、開演直前に円陣を組み、「俺らが一番楽しむぞ」「ミスなんてどうでもいいんだ」「楽しむぜ」と声をかけ合っていた。

 “ステージはお客さんを楽しませるものであって、自分が楽しむものではない”“お金をもらう以上ミスは許されない”“プロとしてやるならば友だちではいられない”といった昭和的な価値観は、すでに緑黄色社会のメンバーには存在しないと実感させられた。

 緑黄色社会の『情熱大陸』をまとめると、次のようになる。ボーカル失踪→優しく受け止めるメンバー→スポーツで親睦を深める→念願の武道館→「私たちは仕事仲間ではなく友だち!」。そして目標に掲げるのは「国民的な存在になること」。

 誰からも文句を言わせない、清く正しい青春ドラマのような構成にうなった。『クレヨンしんちゃん』の主題歌に抜てきされるのも納得できる、わかりやすい明るさ、前向きさがある。昭和の自己犠牲的プロ精神よりも “楽しむ! 友だち! 夢に向かって走る!”といった青春ドラマがウケる世になったのだなぁ……としみじみ感じた。

 また、バンドにありがちな尖った感じや、ひねくれた感じがまったくないのも、幅広い世代にウケるポイントなのかもしれない。穴見がオフ日に、1人で岡本太郎美術館へ行くシーンからも、素直な人柄が感じられた。というのも、自意識をこじらせた人間であれば、岡本太郎美術館に行き、作品を鑑賞しながらゆっくり頭を揺らす――という、いかにも『情熱大陸』的な行為は、カメラの前でできないのではないか。

 ナレーションは「永遠の高校生たちは、見たことのない高みを目指し続ける」と締めくくられていた。優しく前向きな4人には、永遠に友だちのまま、永遠に岡本太郎美術館で頭を揺らせる素直さを持っていてほしい……。

歴代最強だと思う『キングオブコント』の優勝者は?【サイゾーウーマン世論調査】

 10月8日に放送される『キングオブコント2022』(TBS系)。ファイナリスト10組が決まり、誰が栄冠を手にするのか注目している人は多いと思います。審査の行方を占うという意味でも、名コントを生み出してきた歴代の“優勝者”をあらためてチェックしておきたいですよね。

 過去の優勝者には、東京03、ロバート、バイきんぐ、かまいたち、ジャルジャルら人気芸人がずらり。昨年の大会を制した空気階段も、その後テレビ露出が増加し、その勢いはまったく衰える気配を見せません。

 そこで今回は、「歴代最強だと思う『キングオブコント』の優勝者は?」をアンケート調査。下記から1人を選んで回答してください。

※回答締め切り:10月2日(日)0時