『あなたがしてくれなくても』セックスレスドラマが、なぜかドロドロ不倫劇に?

 “セックスレス”をテーマにした奈緒主演の連続ドラマ『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系、以下『あなして』)。18日に放送された第6話が世帯平均視聴率4.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、自己最低にあたる第2話とタイだった。

 同ドラマは、「漫画アクション」(双葉社)で連載中のハルノ晴氏による同名漫画が原作。ドラマ化にあたって2014年7月期放送の不倫ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』のスタッフが再集結したという。

※以下、『あなたがしてくれなくても』第6話のネタバレを含みます。

 第6話では、吉野みち(奈緒)が思いを通わせていた会社の上司・新名誠(岩田剛典)に別れを告げ、夫・陽一(永山瑛太)にちゃんと向き合うと決意。そんな中、誠の妻・楓は、離れていこうとする誠を必死に繋ぎ止めるため、慣れない家事に尽力する。

 そして、ある日、陽一が一度セックスしたアルバイトの三島結衣花(さとうほなみ)とみちが、陽一が働くカフェで鉢合わせし、結衣花の歓迎会にみちも参加することに。何も知らないみちは、結衣花と仲良く焼肉を囲む。

 その後、みちは陽一を温泉旅行に誘う。しかし、旅行当日の朝になって、“また、みちと最後までできないかもしれない”という不安とプレッシャーに押し潰されそうになった陽一は、秘めていた思いを吐き出し、ついには「みちだけできないなんて」「俺、一度だけみちのこと裏切った」と浮気したことを告白。

 これを聞いて家を飛び出したみちは、誠から「待ってる」と告げられた待ち合わせ場所へ向かう。しかし、直前に「みちに迷惑をかけてる」と思い直した誠はその場に現れず、みちは泣き崩れるのだった。

 ネット上では、みちと誠のプラトニックな関係に釘付けになる視聴者が続出。その中には、「みちと誠には早くくっついて幸せになってほしいのに、すれ違いがもどかしい!」「陽一も楓も、これまでどれだけパートナーを傷つけてきたか……。みちと誠の幸せのために、離婚してあげて!」と、みちの不倫を応援するような声も目立つ。

 一方で、「社会問題にもなっているセックスレスがテーマだっていうから見始めたのに、すっかり不倫ドラマに……」「早々に不倫のほうがメインになっちゃって、思ってたのと違った」という不満の声も少なくない。

 なお、同ドラマは、陽一の職業など一部設定を除いては、ほぼ原作通りのストーリー展開。しかし、放送前のフジはプロモーションにおいて、“不倫”の展開があることを、なぜかほとんどアナウンスしていなかったため、「結局、ドロドロ不倫劇か……」と不快に感じてしまった視聴者も一定数いたようだ。

 とはいえ、同ドラマは動画配信サービス「TVer」の“お気に入り数”は130.0万人(23日現在)を誇り、今期の連ドラの中でトップ。この反響はスマッシュヒットともいえるため、『昼顔』に続いて「映画化するのではないか?」と予想する声もあるようだ。

 フジの初期プロモーションと展開にズレが生じている様子の『あなたがしてくれなくても』。本日25日には第7話が放送されるが、メインテーマに掲げるセックスレスはどう描かれるのだろうか。

コロナ5類移行でも…テレビ番組テロップ「スタッフはPCR検査済み」が減らぬワケ

 
 コロナ禍が長引く中で、すっかり当たり前となったテレビ番組内のコロナ対策。

 スタジオにアクリル板が用意されたり、出演者同士がソーシャルディスタンスを確保したり、リポーターがマスクを付ける姿にはすっかり慣れきってしまったが、同じく常識となったのが、ロケ番組や旅番組で登場する「ロケに参加したスタッフは全員PCR検査を受け、陰性を確認しています」<…

続きを読む

“非吉本興業”バラエティ『ぽかぽか』にギャロップ登場の驚きと不安

 5月22日放送の『ぽかぽか』(フジテレビ系)に、『THE SECOND~漫才トーナメント~』(同)で優勝した吉本興業所属のギャロップが登場し、ネタを披露した。

橋本環奈『王様に捧ぐ薬指』が『ラストマン』抜いた! 春ドラマ「SNS熱量」ランキング

 ドラマの内容がどれほど視聴者の心に響いているのかは、視聴率の数字だけで判断できるものではありません。そこで、「Yahoo!リアルタイム検索」を参考に、プライム帯の各ドラマに関するツイート数(放送時間中)をサイゾーウーマン編集部が独自で集計し、“視聴熱”ランキングを作成。視聴者が最も沸いたシーンと共に紹介します(集計期間5月15日~21日)。

 以下、ドラマのネタバレを含みます。

1位:『どうする家康』(NHK)第19回

 最も視聴熱が高かったのは、5月21日に放送された嵐・松本潤主演の大河ドラマ『どうする家康』第19回だ。フジテレビ系の人気ドラマシリーズ『コンフィデンスマンJP』などで知られる古沢良太氏が脚本を手掛け、江戸幕府を開いた戦国武将・徳川家康の生涯を描く本作。

 今回は、三方ヶ原の戦いで家康(松本)に勝利した後、京都への上洛を目指した武田信玄(阿部寛)が病で急逝。信玄の死を弔いつつも安心した家康は、上機嫌で風呂に入ったが、その付き添いを行った侍女・お万(松井玲奈)と関係を持ってしまい……という内容だった。結果的にお万は家康の子を妊娠し、岡崎から家康のいる浜松に赴いた家康の妻・瀬名(有村架純)は怒りをあらわにする。

 中でもTwitter上の視聴者が注目したのは、瀬名が家康に強烈なビンタをするシーン。家康が「構わん、ぶってくれ」と言うや、瀬名が即座に実行に移す展開だったが、「最高にスカッとした」「往復ビンタでもいいでしょ」と瀬名に同情する声が多く上がった一方で、「戦国時代に大名が妾を持ったぐらいでこんな怒るかな?」「この作品、家康が情けない姿を晒しすぎな気がする」など、疑問の声も少なからず見られた。

2位:『だが、情熱はある』(日本テレビ系)第7話

 第2位は5月21日に放送された、King&Prince・高橋海人、SixTONES・森本慎太郎ダブル主演ドラマ『だが、情熱はある』第7話。お笑いコンビ・オードリーの若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の実話に基いたストーリーで、“青春サバイバル”を謳う本作。今回は、2人がお笑いグランプリ『M-1』に挑戦することに。若林(高橋)は、友人の春日俊彰(戸塚純貴)と組んだお笑いコンビ・ナイスミドルで出場するも、2回戦負けで意気消沈。一方、山里(森本)は、しずちゃんこと山崎静代(富田望生)と結成した南海キャンディーズが、所属する吉本興業のマネージャー・高山三希(坂井真紀)から実力を認められ、「『M-1』で決勝に行ってほしい」と懇願されて奮起。たび重なるネタの改良により、見事、準優勝に輝く……という内容だった。

 そして、Twitter上の視聴者が注目したのは、『M-1』で南海キャンディーズが漫才を行うシーン。前回も漫才シーンが注目されたが、この回でも「漫才のシーンが完コピで、感動して泣いてしまった」「2人とも完璧で本物かと思った」など、森本と富田の演技のクオリティの高さに驚きの声が多数寄せられた。

3位:『王様に捧ぐ薬指』(TBE系) 第5話

 第3位は、5月16日に放送された橋本環奈主演の『王様に捧ぐ薬指』の第5話で、前回の4位からワンランクアップした。わたなべ志穂氏による同名漫画(小学館)を原作とする、新人ウェディングプランナー・羽田綾華(橋本)と御曹司・新田東郷(山田涼介)の“超打算的”な契約結婚生活を描いたラブコメディ。

 今回は、東郷の誕生日に綾華がサプライズでレストランの予約を取り、夕食を共にしたが、そこに東郷の母・静(松嶋菜々子)が登場。東郷は綾華を連れて店を出て、静は本当の母親ではなく、自身は愛人の子であることを告げる……という内容だった。

 そんな中、Twitter上の視聴者が注目したのは、番組最終盤で、綾華の初恋相手・神山絢斗(坂東龍汰)と静が、東郷と綾華の仲を裂くべく密談を行うシーン。2人は金銭のやりとりをしており、「今の倍いただけたら、すぐ落としますよ」と衝撃発言をした神山に対して、「神山くん見損なった……」「神山くんの裏の顔がヤバい」「本性にびっくり、いい人だと思ってたのに!」など、驚がくする人が多く見られた。

4位:『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)第5話

 第4位は、5月21日にTBS日曜劇場枠で放送中の福山雅治主演ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』の第5話だ。FBIで検挙率トップを誇る全盲の捜査官・皆実広見(福山)が来日し、彼のアテンドを担当する捜査一課の刑事・護道心太朗(大泉洋)と難事件を解決するこの作品。

 今回は、SNSで人気を集める、いわゆる“インフルエンサー”をターゲットとした空き巣や強盗が相次いで発生。皆実が捜査に着手しようとした矢先、料理系インフルエンサーとして有名なナオン(わたなべ麻衣)が自宅で殺害される事件が起こり、彼女と同じ事務所に所属する料理系インフルエンサー・青嶌麻帆(高梨臨)も傷害事件の被害に遭ってしまう……という内容だった。

 その後、実はナオンは料理がまったくできず、料理人に作らせてSNSにアップしていたことが判明。ナオンを殺害した犯人は、ナオンが自分よりフォロワー数が多いことを妬んだ青嶌だった。しかも事件後にナオンのフォロワー数が増えたことを知り、自身が脅迫していた男に自らを殴らせたことも発覚。フォロワー数を稼ぐためならなりふり構わない彼女の姿に、Twitter上の視聴者からは、「承認欲求って怖すぎるよ」「私もSNSやってるから、めちゃくちゃ刺さる話だった」という声が出ていた。

参考:「Yahoo!リアルタイム検索」https://search.yahoo.co.jp/realtime

『VS魂』でいよいよ、岸優太がキンプリ脱退後に突入!他今週のテレビの見どころ

 日刊サイゾースタッフが、今週1週間のテレビ欄から注目番組をピックアップ。見どころととともに解説します。

編集A VODとかYouTubeとかとにかくコンテンツで溢れかえってる昨今、今週のテレビでは何を見たらいいか、編集部からゆる~く、おすすめしていこうっていうことだけど。先週は、『THE SECOND ~漫才トーナメント~』(フジテレビ系)と…

続きを読む

ジャニーズ性加害報道で『24時間テレビ』もピンチ、なにわ男子の“出番大幅減”に企画変更か

 ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏による、所属タレントやスタッフへの性加害騒動が社会問題となっている。5月14日にはジャニーズ事務所の公式サイトで、藤島ジュリー景子社長が、説明と謝罪の顔出し動画を公開。合わせて、各メディアからの質問に答える書簡を公表した。

「ジュリー氏の謝罪は型にはまったもので、何も説明されていないとファンから不評を集めた。この謝罪動画をきっかけに、…

続きを読む

『合理的にあり得ない』第5話、松下洸平の衝撃シーンとは? 視聴率で“教場超え”あるか

 天海祐希主演の連続ドラマ『合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~』(フジテレビ系)の第5話が5月15日に放送され、世帯平均視聴率7.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。第4話の7.8%から0.3ポイント微減し、自己最低を更新した。

 同ドラマは、柚月裕子氏の小説『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』(講談社)を原作とした痛快エンターテインメント。頭脳明晰で変装が得意な女探偵・上水流涼子(天海)とIQ140の貴山伸彦(松下洸平)がバディを組み、さまざまな依頼を“あり得ない方法”で解決していく1話完結モノだ。

 第4話では、水野美紀演じる美容クリニックの院長・愛原樹里亜が登場。天海演じる涼子との“大酒飲み対決”シーンが、ネット上で「すごい迫力」と大きな話題となった。

※以下、『合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~』第5話のネタバレを含みます。

 これに続く第5話で、樹里亜は“殺害予告とも取れる脅迫状が届いたため、犯人特定と身辺警備をしてほしい”と涼子に依頼。涼子は断るが、結局、高額な報酬を前にその依頼を引き受ける。

 しかし、後にこの脅迫状は、樹里亜の自作自演であることが発覚。政界進出を目論む彼女が、“逆境にも負けずに頑張る女性”というイメージを広めるために行っていたのだ。

 さらに、海で投身自殺を図ったと思われていた西田真紀(市川由衣)だが、生前、「美容整形に失敗したことを公表する」と樹里亜に詰め寄り、樹里亜が近くにあった岩で真紀の頭部を殴打し、海に突き落としていたことも判明。

 だが、その後、真紀は漁師に助けられており、死んだはずの彼女が現れたことで、樹里亜は罪を自白。「上水流涼子、絶対忘れないから……」と捨て台詞を残し、警察に連行されていった。

 前回に続き、涼子と樹里亜のバトルが見どころとなった今回。ネット上では、「天海さんと水野さんのやりとりが最高!」「連行されちゃったけど、また樹里亜に復活してほしい」といった声が相次いだ。

 また、ラストでは、いつも感情の起伏があまりない伸彦が、意識不明の昏睡状態で入院中の父・勇作(小林隆)の胸ぐらをつかみ、「どうして母さんを殺した!」「起きろ! 起きろ!」「絶対許さない! 早く回復しろ! 僕が殺してやる」と激昂するシーンが登場。伸彦の豹変に、「意外な展開で衝撃的」「父親のエピソードが気になりすぎる」と食いつく視聴者も多かった。

 なお、同ドラマの前に同局で放送されている木村拓哉主演の月9『風間公親-教場0-』は、放送前こそ大ヒットが予想されており、その影響で『合理的にあり得ない』も高視聴率を記録するのではないかと見込まれていた。

 しかし、フタを開けてみれば、『教場0』は右肩下がりで視聴率がダウンしており、最新話では自己最低となる世帯平均視聴率8.3%を記録。最近は、『教場0』と『合理的にあり得ない』の数字の差が縮まっていることから、今後、後者が上回る可能性を指摘するネットユーザーもいるようだ。

 伸彦と父の確執が発覚し、今後、ますます盛り上がりそうな『合理的にあり得ない』。本当に“月9超え”もあり得るかもしれない。

春ドラマ“TVerお気に入り数”ランキング! 『教場0』追い抜いた1位は? 『特捜9』はワースト入り

 4月にスタートした春ドラマも、多くの作品が後半戦に突入。すでにお気に入りの作品を見つけてどハマりしている人や、「思ってたのと違う……」と駄作に見切りをつけた人も多いのでは?

 一方、昨今は動画配信サービス「TVer」などでネット視聴する人が増加していることから、テレビ各局は、その再生数やお気に入り登録数に一喜一憂している様子。

 そこで「サイゾーウーマン」では、「TVer」の“お気に入り数”を調査。ゴールデンプライム帯で放送中の民放連続ドラマを対象に、お気に入り登録数をランキングにして紹介したい。

※2023年5月19日午前10時時点の情報です。

奈緒『あなして』が、『教場0』追い抜きトップ!

 お気に入り数トップは、セックスレスをテーマにした奈緒主演『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)で、126.7万人。今月上旬までは木村拓哉主演の月9『風間公親-教場0-』(同)が首位をキープしていたが、『教場0』の数字の伸びが鈍化したこともあり、『あなして』がこれを追い抜いた。

 同ドラマは、「漫画アクション」(双葉社)で連載中のハルノ晴氏による同名漫画が原作。ドラマ化にあたって同局のダブル不倫ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(2014年7月期)のスタッフが集結したという。

 センシティブなテーマである上、際どいラブシーンやセリフも登場するため、ネット上では「リビングのテレビじゃ無理」「夫婦では絶対見られない」と家族の目を気にする視聴者が続出。こうした理由から、スマホやタブレットでこっそり見ている視聴者も多いのだろう。

 そんな『あなして』に首位を明け渡した2位の『教場0』は、お気に入り数121.6万人。ネット上では「脚本が雑」との指摘も目立つが、やはりキムタクのスター性に釘付けになる視聴者は多数おり、安定の上位に君臨している。

 また、『教場0』は、下馬評において福山雅治主演の日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)との視聴率争いが予想されていたが、視聴率では福山に軍配。しかし、お気に入り数では『教場0』がなぜか30万近く上回っており、フジのブランド枠である月9の強さをあらためて見せつけている。

 3位は、橋本環奈主演の恋愛ドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)で、115.3万人。世帯平均視聴率は6~7%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)とイマイチながら、「ドラマはスマホで見る派」の若年層から支持を受けているようだ。

 同作に対するネットユーザーの熱量は、SNS上の書き込みの数を見ても明白で、特に羽田綾華(橋本)と新田東郷(Hey!Say!JUMP・山田涼介)が2度にわたってキスをした第3話では、「おかわりキス」という言葉がSNS上に飛び交い、視聴者を熱狂させていた。

『特捜9』『日曜の夜ぐらいは…』ワースト入りのワケ

 ランキング下位は、ワースト1位が福士蒼汰主演『弁護士ソドム』(テレビ東京系)、ワースト2位が20th Century・井ノ原快彦主演『特捜9 season6』(テレビ朝日系)、ワースト3位が清野菜名主演『日曜の夜ぐらいは…』(テレビ朝日系)で、お気に入り数はすべて30万台となっている。

 『日曜の夜ぐらいは…』は、『最後から二番目の恋』シリーズ(フジテレビ系)の岡田惠和氏が脚本を手掛けるオリジナル作品で、主人公・岸田サチ(清野)、タクシードライバー・野田翔子(岸井ゆきの)、ちくわぶ工場で働く樋口若葉(生見愛瑠)が織りなす友情物語。

 TVerでは恋愛色の強いドラマが伸びやすい傾向にあり、女性視聴者の熱量の高さがうかがえるが、同じく女性から共感を呼びそうな『日曜の夜ぐらいは…』は、なぜか伸びていない。

 ドラマが4月30日スタートと、とりわけ遅かった影響もありそうだが、ネット上では「内容が暗くてどんよりする」「今どき女子のキラキラドラマだと思ったら、正反対だった」とネガティブな声も目立ち、これがワースト入りの一因なのかもしれない。

 一方、『特捜9 season6』は、井ノ原のほかにSnow Man・向井康二も出演するジャニーズドラマで、若い女性からの関心も高そうだが、『相棒』などテレ朝の刑事ドラマシリーズは総じてTVerで弱い印象があるため、致し方なしか。

 下記のランキング一覧を見るとわかるように、TVerではフジが健闘しており、逆にテレ朝が苦戦している様子。近年のテレビ局は、若い層に絞ったコア視聴率を重視しているが、その中でもフジはネット世代である10~20代にターゲットに絞っている印象がある。

 一方、テレ朝は“伝統芸”ともいえる人気刑事ドラマシリーズをはじめ、大人向けの味わい深いドラマが多い。そうしたフジとテレ朝のウリの違いが、同ランキングにも表れたといえそうだ。

 視聴率ランキングとは一味違った見方ができる、Tverのお気に入り数ランキング。『あなして』の勢いは、どこまで続くのだろうか。

4月期ドラマ「TVerお気に入り数」ランキング(民放5局、午後8~10時台)

1位『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系、木曜午後10時)126.7万人
2位『風間公親-教場0-』(フジテレビ系、月曜午後9時)121.6万人
3位『王様に捧ぐ薬指』(TBS系、火曜午後10時)115.3万人
4位『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系、日曜午後9時)92.8万人
5位『わたしのお嫁くん』(フジテレビ系、水曜午後10時)92.2万人
6位『unknown』(テレビ朝日系、火曜午後9時)74.1万人
7位『合理的にあり得ない』(フジテレビ系、月曜午後10時)73.0万人
8位『Dr.チョコレート』(日本テレビ系、土曜午後10時)68.8万人9位『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(TBS系、金曜午後10時)64.2万人
10位『だが、情熱はある』(日本テレビ系、日曜午後10時30分)55.6万人
11位『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系、水曜午後10時)46.3万人
12位『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系、木曜午後9時)41.9万人
13位『日曜の夜ぐらいは…』(テレビ朝日系、日曜午後10時)39.2万人
14位『特捜9 season6』(テレビ朝日系、水曜午後9時)32.9万人
15位『弁護士ソドム』(テレビ東京系、金曜午後8時)30.4万人

※小数点第2位以下を四捨五入。

『教場0』第6話、またも「脚本の雑さ」に視聴者困惑――視聴率は自己最低

 フジテレビ系月9枠にて放送されている木村拓哉主演の連続ドラマ『風間公親-教場0-』の第6話が5月15日に放送され、世帯平均視聴率8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。第5話の9.1%から0.8ポイントダウンし、自己最低となった。

 『教場0 刑事指導官・風間公親』『教場X 刑事指導官・風間公親』(ともに小学館)を原作に、主人公・風間公親(木村)の警察学校赴任前の前日譚が描かれる『教場0』。主演の木村のほか、赤楚衛二、新垣結衣、北村匠海、白石麻衣、9年ぶりのドラマ出演となる坂口憲二など、豪華なキャストも見どころといえる。

 しかし、世帯平均視聴率は初回こそ12.1%と好調だったものの、その後、右肩下がりに。今期ドラマの最新回においては、日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)や『特捜9』(テレビ朝日系)の視聴率を下回っている状況だ。

※以下、『風間公親-教場0-』第6話のネタバレを含みます。

 なお、第6話では、ゲストの筒井道隆が殺人事件の犯人である画家・向坂善紀役で出演。筒井と木村の月9枠での共演は、1993年放送の『あすなろ白書』以来、30年ぶりとなる。

 ネット上では、「このツーショットはエモい!」と懐かしむユーザーが続出。フジ側もこうした反応を狙っていたようで、劇中に登場したバス停には「翌檜(あすなろ)二丁目」と書かれていた。

 また、2021年放送のスペシャルドラマ『教場II』では、風間が謎の男に襲われ、右目を千枚通しで刺される場面があったが、今回の第6話で、その男は森山未來演じる十崎であると判明。放送後は、森山の鬼気迫る演技がネット上で話題となり、「演技力ありすぎて、マジで狂気感じた」「サイコパスキャラが似合ってた」と反響を呼んだ。

 一方で、殺人犯である向坂の不可解な行動に対し、疑問の声も目立つ。というのも、今回、頭部と両手首が切断された変死体が見つかる事件が描かれたものの、その理由に言及するシーンがなかったため、「なんで頭や手を切断したのか……。見落としたかと思って見直したけど、全然わからなかった」「ただの時間稼ぎなのか?」と困惑する視聴者も見られる。

 これまでも、脚本の雑さがたびたび指摘されてきた『教場0』。いよいよ最終回へ向けて佳境に入っていくが、視聴率の回復はあるだろか。

サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン

『ラストマン』第5話、人気YouTuberらの出演に一抹の不安……拒否反応を示す視聴者も?

 福山雅治が主演を務める日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)の第5話が5月21日に放送される。14日放送の第4話は、世帯平均視聴率12.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、第3話の12.0%から微増。今のところ全話2ケタをキープしており、今クールの連続ドラマで独走状態だ。

 全盲のFBI捜査官・皆実広見(福山)と刑事・護道心太朗(大泉洋)が難事件に挑む同作。テンポの良いストーリー展開や、ラストの“どんでん返し”が見どころといえる。

※以下、『ラストマン-全盲の捜査官-』第4話のネタバレを含みます。

 第4話では、国家規模の事件に絡む要人が相次いで殺害される事件が発生。被害者たちに「痴漢冤罪で係争中」という共通点があると判明する。

 被害者の死因は、先端に毒針がついたスタンプを手の甲に押されたというものだったが、それは「痴漢冤罪被害者の会」が販売していたものであったことから、同会の代表・真鍋美雪(伊藤歩)が捜査線に浮上。後に、これまで殺害された男性たちが痴漢グループの仲間であることが発覚し、さらに真鍋が犯人であることを皆実らが突き止める。

 真鍋には、婚約者が痴漢冤罪を苦に自殺した過去があり、その復讐のために痴漢グループのメンバーを殺害していた模様。しかし、真鍋の婚約者は痴漢冤罪の被害者ではなく、痴漢グループのメンバーであったという悲しい事実が明らかとなる……。

 今回に限らず、これまでさまざまな社会問題を扱ってきた同作。ネット上では「『ラストマン』は毎話、ただの刑事ドラマで終わらせず、社会問題に切り込んでるところがいい」「今回もいろいろ考えさせられた」と好意的な声が上がっていた。

 なお、21日に放送される第5話の予告によれば、次回はインフルエンサーを狙った事件が描かれる模様。

 放送に先立ち、17日には同回のゲストとして、日本一のTikTokフォロワー数を誇る料理動画クリエイター・バヤシ、YouTubeで公開しているレシピ動画が人気なロバート・馬場裕之、インスタグラムで時短レシピを発信している料理研究家・もあいかすみの3人が“本人役”としてゲスト出演することも発表された。

 3人がどこまでストーリーにかかわるかは不明だが、同ドラマといえば、第3話で真犯人役をお笑いトリオ・3時のヒロインの福田麻貴が演じた際、「真犯人は芸人とかじゃなくて、ちゃんとした役者に演じてほしい」とネット上で不満の声が上がったばかり。

 同作は“エンタメ枠”ともいえる意外なキャスティングも重要と捉えているのかもしれないが、テレビ番組にYouTuberやインフルエンサーが出演することに拒否反応を示す視聴者も少なからずいるため、第5話放送後に物議を醸すのではないかと一抹の不安もよぎる。

 意外な人物が犯人であるケースも多い『ラストマン』。人気TikTokerやYouTuberのキャスティングは、吉と出るだろうか。