『特捜9』フジのドラマとまさかのネタかぶり――春ドラマ「SNS熱量」ランキングワースト編

 ドラマの内容がどれほど視聴者の心に響いているのかは、視聴率の数字だけで判断できるものではありません。そこで、「Yahoo!リアルタイム検索」を参考に、プライム帯の各ドラマに関するツイート数(放送時間中)をサイゾーウーマン編集部が独自で集計し、“視聴熱”ランキングを作成。今回は番外編として、ツイート数が少なく盛り上がりに欠ける作品を、ランキング形式でTwitter上の声と共に紹介します(集計期間5月22日~28日)。

1位:『Dr.チョコレート』(日本テレビ系)第6話

 最もツイート数が少なかったのは、5月27日に放送された坂口健太郎主演『Dr.チョコレート』第6話。右腕を失った「Teacher」と呼ばれる闇医者・野田哲也(坂口)と、暗殺された天才心臓外科医の娘で、自身も天才的な手術テクニックを有し「Dr.チョコレート」と呼ばれる10歳の少女・寺島唯(白山乃愛)の2人が、個性的な面々が揃った医療スペシャリスト集団「チョコレート・カンパニー」と一緒に、ワケあり患者たちの命を救うこの作品。

 今回は、唯の両親を殺害した謎の集団「め組」と関係を持つ俳優・西崎竜人(井上想良)と、その交際相手である女優・葉山えりか(青島心)がバイクデート中に事故を起こし、チョコレート・カンパニーが救う……という内容だった。Twitter上では以前から、10歳の少女が手術の天才という設定に疑問の声が上がっている同作だが、6話ではDr.チョコレートの正体を明かそうとする新聞記者・奥泉渚(西野七瀬)が、「俺は医師免許を持ってるだけの役立たずなんですよ」と自虐する野田に背中から抱き着くという唐突なロマンスシーンに、戸惑った視聴者が多かったよう。「このドラマに恋愛要素は必要ない」「急展開でついていけない」といった意見が出ていた。

2位:『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)第7話

 2位となったのは、5月25日に放送された桐谷健太主演『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』第7話。コンプライアンスを歯牙にもかけない元体育教師の“情熱系”刑事・仲井戸豪太(桐谷)を中心に、刑事と検事、そして判事(裁判官)たちの群像劇が描かれる。

 今回は、仲井戸のバディである刑事・目黒元気(磯村勇斗)が以前取り調べした被疑者が、起訴後に容疑を否認。彼の担当弁護士・松平修二(神保悟志)は、目黒が強引な取り調べで自白を強要したと主張したため、検察側の証人として出廷することに。裁判では目黒が恋心を抱く判事・諸星美沙子(吉瀬美智子)が裁判長を務め、彼女の元カレである検事・二階堂俊介(北村有起哉)と共に裁判を戦うという内容だった。

 二階堂に呼び出され反対尋問に備えて練習をする目黒だったが、2人は諸星をめぐる個人的な感情を爆発させる。仕事にもかかわらず私情をぶつけ合う二階堂と目黒の姿に、Twitter上の視聴者からは「二階堂さん、見ていて気持ち悪かった」「仕事に私情を挟むのは良くない」などのツッコミが多く見られた。

3位:『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)第7話

 3位は、5月24日に放送された芳根京子主演『それってパクリじゃないですか?』第7話。奥乃桜子氏の同名小説(集英社)を原作とし、飲料メーカー「月夜野ドリンク」で、開発部門から知的財産部に転属になった女性社員・藤崎亜季(芳根)が、親会社から出向した知的財産のプロである上司・北脇雅美(重岡大樹)と、トラブルを解決していく姿を描く作品だ。

 今回は、今宮食品から月夜野ドリンクに特許を2000万円で買ってほしいというオファーが届く。実際にその技術は月夜野ドリンクの商品に使われていることがわかるも、北脇の判断で購入しない決定をしたところ、販売店に対して「月夜野が特許を侵害している」とのビラが配られる……という内容だった。

 結局、今宮食品は特許関係でさまざまな訴訟を起こしている “パテントロール”と呼ばれる悪質な企業で、他の企業の特許を侵害していたことが判明。そして、侵害された企業から特許を買い取った月夜野ドリンクが反転攻勢に出るという結末に。内容自体はスカッとする展開だったが、同ドラマには放送当初から、藤崎のオドオドしたキャラクターについて「社会人として共感できない」など否定的な声があり、引き続き「相変わらず見ていてイライラする」などの声が出ていた。

4位:「特捜9」(テレビ朝日系)第8話

 4位となったのは、5月24日に放送された井ノ原快彦主演の『特捜9』第8話だった。主任・浅輪直樹(井ノ原)を中心とした警視庁捜査一課特別捜査班の面々が、さまざまな難事件を解決する同ドラマ。今回は、都内のニュータウンに住む小学生が下校中に誘拐され、父親に身代金500万円を要求する事件が発生。

 捜査を進めると複数の怪しい人物が浮上したものの、少年時代にこのニュータウンで暮らしていた浅輪が、誘拐された少年の部屋から鉄の輪を発見。それをヒントに、自身も遊んでいた“秘密基地”である資材置き場で少年を見つけ、「両親の不仲を解決したい」という理由から、少年自身が自作自演の狂言誘拐を行ったことが発覚した。このストーリーにTwitter上では、「あまりにベタすぎるオチ」「途中から結末が見え見えだった」など、期待外れとの声が出ていたのだった。

 ちなみに、5月29日に放送された天海祐希主演の『合理的にあり得ない 探偵・上水流涼子の解明~』(フジテレビ系)でも、別の黒幕が存在したものの、子どもが自作自演の狂言誘拐を起こすという展開があったため、ネット上では「『特捜9』とまさかのネタかぶり」「この結末はもう新鮮味がない」などの声が噴出。視聴者を飽きさせないためにも、新鮮味のあるストーリー展開を期待したいところだ。

参考:「Yahoo!リアルタイム検索」https://search.yahoo.co.jp/realtime

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『ラストマン』視聴率2ケタキープで今期独走! キンプリ・永瀬廉の「泉きゅん効果」とは?

 福山雅治が主演を務める日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)の第6話が5月28日に放送され、終盤に流れた次回予告映像が、King&Prince・永瀬廉ファンを喜ばせている。

 昨年4月期に同枠でヒットした『マイファミリー』などで知られる黒岩勉氏が脚本を手掛ける『ラストマン』は、全盲のFBI特別捜査官・皆実広見(福山)と警察庁の刑事・護道心太朗(大泉洋)がバディを組み、難事件に挑む1話完結の完全オリジナルストーリー。

 第6話は世帯平均視聴率12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、前回より0.7ポイントダウンしたが、放送中の民放連ドラでは唯一2ケタをキープしており、独走状態となっている。

※以下、『ラストマン-全盲の捜査官-』第6話のネタバレを含みます。

 第6話では、心太朗の父・護道清二(寺尾聰)の誕生日パーティーに皆実や心太朗、心太朗の義甥・護道泉(永瀬)が招かれる中、警備会社社長・菊知岳大(高嶋政宏)が自身の妻・彩乃(平野舞)と娘・恵茉(米村莉子)を人質に、東京郊外の別荘で立てこもる事件が発生。彩乃がケガをして倒れていることを知った皆実は、周囲の制止を振り切り、単身で別荘に乗り込む。

 護道らが捜査を進めると、この籠城事件の真犯人が、事件の通報者である宇佐美翔(前原滉)であることが判明。宇佐美は、母親が亡くなった際、自分が岳大の実子であることを知り、裕福な生活を送る恵茉に嫉妬。恵茉を誘拐・解禁し、岳大を脅して籠城事件を偽装していた。

 結局、皆実の働きによって、宇佐美は逮捕され、恵茉の救出にも成功。自身の不幸を“親ガチャ”のせいにする宇佐美を、皆実は「人生はガチャの連続です」と諭したのだった。

 第1話から、社会的に失うものがないために、犯罪を起こすことを躊躇しない人を指すネットスラング「無敵の人」にスポットを当てるなど、社会的弱者を描いてきた『ラストマン』だが、今回も「親ガチャ」というネットスラングが繰り返し登場。

 恵茉が養子であると知り、呆然とする宇佐美に対し、皆実が「人が人を思う気持ちに、理由なんてありませんから」と語り掛ける場面が多くの視聴者の心を打ったようで、「皆実さんの言葉は、穏やかな語り口も相まって、説教臭くなく心に沁みる」「皆実さんは、いつも大切なことを教えてくれる。今回も素敵な言葉をありがとうございます」と好意的な声が相次いでいる。

 また、永瀬ファンから「泉きゅん」の愛称で親しまれている新米警部・泉だが、第7話の予告シーンに彼の激しいアクションシーンが映っていることから、「また泉きゅんのアクション見れる!」「泉きゅんのアクション、最高なんだよね」と喜びの反応が続出。

 永瀬といえば、第4話でも、ナイフを振り回す痴漢グループの一員・柿谷憲邦(岡野陽一)を豪快に投げ飛ばすシーンがあり、「泉きゅんのアクションシーン、超かっこよかった!」と好評を博した。

 なお、永瀬は『ラストマン』の公式インスタグラムにもたびたび登場しているが、永瀬の写真が掲載された際には、コメント数が普段の数倍に膨れ上がっている様子。同ドラマに限らない話だが、脇役にジャニーズタレントを起用すると、公式SNSが盛り上がる傾向にある。製作側がSNSにおける「泉きゅん効果」に期待しているところは大きいだろう。

 護道家の家族関係も描かれたことから、永瀬の活躍が目立っていた第6話。次回も、主人公の名言や、永瀬の活躍が視聴者を大いに沸かせそうだ。

森七菜、神尾楓珠、水上恒司……次期“月9”が「訳あり俳優だらけ」と言われるワケ

 フジテレビ系“月9”枠にて、7月から森七菜と間宮祥太朗がダブル主演を務める連続ドラマ『真夏のシンデレラ』が放送されることが発表された。現時点で、神尾楓珠、吉川愛、萩原利久、白濱亜嵐、仁村紗和、水上恒司の出演も発表されているが、業界内では「訳あり俳優だらけ」と話題になっているようだ。

 同ドラマは、2022年度「第34回ヤングシナリオ大賞」の大賞を受賞した市東さやか氏が脚本を手掛けるオリジナル作品。海辺で一緒に生まれ育った“海辺のシンデレラ”である女友達3人組と、一流大学を卒業した男友達が真夏の海で運命的に出会い、短くも甘く切ない夏に全力で胸を焦がす物語だという。

 公式サイトには「真夏の海が舞台の男女8人恋愛群像劇!」「この夏、一番の恋の予感」「波の数だけ出会いがあり、砂の数だけ恋がある」と、往年の青春恋愛ドラマを思わせるワードがずらり。

 こうした煽り文句に、ネット上では「この懐かしい感じが、逆に若い世代に刺さりそう」「最近、こういうベタな夏ドラマって少ないから、絶対に見たい」と好意的な声が相次いでいる。

 一方で、キャストに対して「月9にしては、出る人たちがちょっと地味じゃない?」「キムタクのドラマとの落差がすごい」との指摘も。

 フジいわく、「実力派若手俳優陣」を集めたというが、現在、月9枠では木村拓哉、赤楚衛二、新垣結衣、北村匠海といった豪華キャストが出演する『風間公親-教場0-』が放送されているだけに、一部マスコミ内では「『教場0』の製作費が膨らんだため、7月期はギャラの安い若手をメインに起用したのでは」と皮肉めいた声まで上がっているようだ。

 これに加え、「“訳あり”俳優が多い」との指摘もある様子。確かに主演の森は、いまだ“移籍トラブル”のイメージが拭えない。彼女は芸能事務所・アーブルにスカウトされて芸能界入りした後、連続ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系、19年1月期)やアニメ映画『天気の子』(19年)に起用されブレーク。

 しかし、初主演連続ドラマ『この恋あたためますか』(TBS系、20年10月期)の放送がスタートした頃から、“森の母親による現場介入が関係者を困らせている”とのうわさが業界内に広まっていった。

 その後、21年1月にインスタグラムのアカウントや、アーブルのホームページからプロフィールが突如消えたため、ファンが騒然。後に、アーブルの待遇に不満を抱いた森母娘が、ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)との業務提携を強行していたことが週刊誌に報じられた。

 このトラブルにより、内定していたドラマが白紙になるなどの影響もあったといわれる森。『真夏のシンデレラ』は、移籍後ようやくつかんだ連ドラ主演とあって、森はさぞ気合が入っていることだろう。

 移籍といえば、水上も昨年移籍したばかり。彼は“岡田健史”名義でスウィートパワーに所属していたが、「週刊文春」(文藝春秋)が21年3月に同事務所社長による所属タレントへのセクハラ・パワハラ疑惑について報道。この直後、水上が同事務所に対して契約解除を求める訴訟を起こしていることが発覚した。

 結局、水上はスウィートパワーと和解に至り、昨年8月末で退社。以降は合同会社HAKUと業務提携を結び、本名の“水上恒司”名義で活動している。

 さらに、主人公・夏海の幼なじみの大工役を演じる神尾は、年末年始の“ドタキャン騒動”が記憶に新しい。彼は昨年12月の舞台出演後、CM発表会の欠席や美術展のナビゲーター降板などが続き、“無期限休養疑惑”が浮上した。

 だが、所属事務所のA-teamは、スポーツ紙に対して「無期限休養ではありません」「体調を見ながら仕事を続けている。今後も撮影の予定が入っている」と休業疑惑を否定。

 ドタキャンの原因については、故・先代社長派と現社長による“お家騒動”や、大物俳優からのパワハラを受けた影響などとささやかれたものの、いまだその詳細は不明だ。

 また、4月22日スタートのレギュラー番組『サスティな!~こんなとこにもSDGs~』(フジテレビ系)でテレビ復帰を果たした神尾だが、今月24日付の「週刊女性PRIME」は、『真夏のシンデレラ』制作サイドの予防線について報道。

 記事によれば、神尾が演じるのは「途中でいなくなってもストーリー的に問題のない役どころ」で、これが本当であれば、制作サイドは降板も視野に入れているということか。

 月9枠では、17年1月期の西内まりや主演『突然ですが、明日結婚します』以来の恋愛ドラマとなる『真夏のシンデレラ』。「出演者が地味」という声を打ち消すほどの、ヒットとなるだろうか。

『まつもtoなかい』ブッキングはピカイチ、それでも苦戦を強いられるのは…

 期待の新番組の思わぬ結果に、関係者は青ざめている。

 4月にスタートした松本人志と中居正広が司会の『まつもtoなかい』(フジテレビ系)の視聴率が振るわず、早くも“失敗”という声さえ飛び交っているのだ。

「『まつもtoなかい』は2020年に特番で放送され、甲本ヒロトと菅田将暉、ローラとフワちゃんなど、松本と中居が“会わせてみたい人”をマッチングしてトークを展開。こ…

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小泉孝太郎にテレビマンからラブコール「隠れ超高視聴率男」の極意とは?

 今や“小泉純一郎の息子”という肩書も必要なくなった小泉孝太郎が、テレビマンから熱い視線を注がれる存在になっている。

 本業の俳優業のかたわら、司会やキャスターもこなす小泉だが、出演したバラエティ番組が立て続けに高視聴率をマーク。ポテンシャルの高さを見せつけているのだ。

「小泉の出演番組が大きな話題になったのは昨年9月のこと。親友のムロツヨシとの旅番組『小泉孝太…

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『旅サラダ』中丸雄一、淡路島が変な空気になるところを必死に取り繕う「いい香り!」

中丸が出すクイズの正誤判定はいつもバグっている

『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)のコーナー「発掘!ニッポン なかまる印」でリポーターを務めるKAT-TUN中丸雄一。5月20日放送回で彼が訪れたのは、兵…

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TBSが「音楽の日」「お笑いの日」、お次は「SGDsの日」…大型特番連発のある目的

 番組改編期や年末年始のテレビ欄には、普段の放送スケジュールの枠を取っ払った長時間の特番が登場するが、TBSは5月20日、“通常期”では異例の8時間ぶち抜きの特番を放送した。

 TBSは5月14日から20日まで「地球を笑顔にするWEEK」というキャンペーンを行っており、その仕上げとして放送されたのが、8時間にわたる生放送番組『一緒にやろう SDGsの日』だったのだ。

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『おっさんずラブ』来年1月期に新作放送のうわさ――ファン界隈大荒れ必至と心配されるワケ

 社会現象と化すほどの大ヒットとなったドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)をめぐり、一部業界関係者の間で“新作決定”の情報がささやかれているという。しかし、もし実現した場合、「ファン界隈が大荒れになるのではないか」(スポーツ紙記者)と心配されているようだ。

 主演の田中圭が演じる春田創一、そして吉田鋼太郎が演じる黒澤武蔵を中心とした同ドラマシリーズは、男性同士の恋愛(BL)を扱う作品で、2016年の単発ドラマからスタート。その後、18年に放送された連続ドラマ版第1シリーズは、不動産会社を舞台に、春田と黒澤、牧凌太(林遣都)の恋愛模様がメインで描かれ、人気が爆発。19年に『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』も公開されるほどの盛り上がりを見せた。

「そして同年には、連ドラ版第2シリーズ『おっさんずラブ-in the sky-』も放送されましたが、こちらの主要キャストは田中、吉田に加え、千葉雄大、戸次重幸が新しく参加。第1シリーズとその劇場版に出演した林はキャスティングされなかったんです。また、春田、黒澤といった役名はそのままに、物語の舞台が航空会社に変更され、第1シリーズと第2シリーズでは“別軸”のストーリーが展開されました」(芸能ライター)

 その結果、春田と牧のカップルを推していたドラマファンは大きなショックを受け、ネット上も「大炎上」と言っても過言ではない状態に。

「しかし今、また新たに連ドラ版の続編が制作されるという話が聞こえてきています。放送は来年1月期を予定しているそうですが、やはり気になるのはキャストでしょう」(前出・スポーツ紙記者)

 テレ朝的には、大ヒットとなった第1シリーズのキャスト、設定に戻して続編を制作できれば、万々歳かもしれないが……。

「そもそも、第2シリーズに林が不在だったのは、林側の意向だったとみられています。20年3月発売の『週刊文春』(文藝春秋)でも伝えられていましたが、林の所属事務所・スターダストプロモーションは当時、林=牧凌太のイメージが定着してしまうことを恐れ、『おっさんずラブ-in the sky-』への出演を断ったのだとか。そのため、来年1月期の第3シリーズが実現したとしても、やはり林は出られない可能性があるわけです」(同)

 第2シリーズのキャストや設定が明らかになった際、ネット上には、テレ朝に苦情のメールを送ると息巻くファンが続出するほどの大炎上だったが、それに鑑みると、もし第3シリーズがこれまでとはまったく別ものであった場合、またもやファン界隈が大荒れとなりそうだ。

「最新作の詳細はまだわかっていませんが、これまでの経緯を踏まえると、どういう発表であっても物議を醸しそうです。林が出るのか否かに加え、田中や吉田という続投キャスト、第2シリーズの千葉や戸次はどうなるのかなども炎上の火種になりますし、キャストを総とっかえしても『テレ朝は何がしたいの?』という感じですし……批判が巻き起こるのは必至。一方、キャスト陣だけでなく、シリーズごとに設定が変更されることになれば、ファンから反発が起こりそうです」(同)

 それでもテレ朝が再び『おっさんずラブ』で勝負に出るなら、何かしらの勝算があるということなのだろうか。