綾瀬はるか、月9『元彼の遺言状』第5話は視聴率8.6%! 「ツッコミどころ満載」の展開に視聴者苦言

 5月9日に放送された綾瀬はるか主演ドラマ『元彼の遺言状』(フジテレビ系)の第5話。初回は世帯平均視聴率12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、まずまずの滑り出しを切ったものの、第4話で9.0%と1ケタに下がり、第5話では8.6%まで下落した。この数字は、「最近、調子のよかった“月9”枠の勢いを止めてしまいそう」(芸能ライター)と懸念されているようだ。

 『元彼の遺言状』は、小説家・新川帆立氏による同題ミステリー(宝島社)の実写版。遺産相続問題を通じて知り合った主人公の弁護士・剣持麗子(綾瀬)と、作家志望の謎の男・篠田敬太郎(大泉洋)がタッグを組み、事件を解決するという物語だ。

※以下、第5話のネタバレを含みます。

 第4話のラストで、大手出版社の顧問契約をめぐって対立した剣持と篠田は、第5話に入っても“不仲”が継続。そんな中、篠田は剣持の元恋人・森川栄治(生田斗真)のいとこである森川紗英(関水渚)に、剣持はかつての上司・津々井君彦(浅野和之)にそれぞれ誘われ、投資会社「M&Sキャピタル」の株式上場発表会パーティに向かった。

 しかし、パーティー会場のライトが消された一瞬に、投資家の久野文也という男が毒殺される事件が発生し……といった内容だった。

「その後、篠田はパトリシア・ハイスミスの小説『見知らぬ乗客』からヒントを得て、この事件が“交換殺人”であることを看破。犯人は、アクアショップの店主・浜野美咲(遊井亮子)で、彼女の夫を殺したM&A社代表取締役の真梨邑礼二(藤本隆宏)と共謀し、同社の共同代表・庄司健介(高橋洋)を殺害しようとしたものの、暗闇の中で席を間違え、間違って久野を殺してしまったのが真相でした」(同)

 この展開に対し、ネット上では「登場人物の多い推理モノは楽しい!」「ミステリー作品を紹介する番組みたいで新鮮」などと、ポジティブな声もあったが、一方で「ミステリーにしては脚本が荒すぎる。ツッコミどころ満載だよ」「いつの間にか事件が解決してて、謎解きの爽快感がない」といった苦言も少なくない。

「もともと、第1話と第2話では、『僕の全財産は僕を殺した犯人に相続させる』という遺言を残して亡くなった森川の遺産を手に入れるため、篠田を犯人に仕立て上げるという目的のもとに、剣持と篠田は手を組んでいました。しかし、この2話で原作のストーリーが終わってしまい、3話からはドラマオリジナルの展開がスタート。それに伴って、第5話のように剣持と篠田が2人で事件を解決するストーリーが増え、剣持の“弁護士”という設定を生かしきれていない印象です。ネット上にも『麗子は弁護士というより探偵でしょ』『リーガルドラマを楽しみにしてたのに、思ってたのと違う』といった不満が漏れており、視聴率にも影響を与えているのかもしれません」(同)

 なお、『元彼の遺言状』が放送されているフジテレビの“月9”枠は、ここ数年、視聴率の面では好調だったが……。

「全話平均視聴率を見ると、2020年11月から放送された『監察医朝顔2』が11.5%を獲得し、『元彼の遺言状』の前クール『ミステリと言う勿れ』(22年1月期)の11.8%まで、5作すべて2ケタを記録しています。『元彼の遺言状』は、第5話までの平均が10.1%なので、かろうじて2ケタを保っていますが、8.6%まで落ちたのを考えると、“月9”の勢いを止める作品になってしまいそうです」(同)

 なお、『監察医朝顔2』の前クールに放送された『SUITS/スーツ season2』(20年4月〜10月放送)は、全話平均8.5%と低調で終わった。『元彼の遺言状』によって、“月9”は数字の取れない枠に戻ってしまうのだろうか?

藤田ニコル、『あざとくて何が悪いの?』の「セフレ未満」発言に視聴者衝撃! 赤裸々な恋愛トークで人気上昇?

 5月8日に放送されたバラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)に、“にこるん”こと藤田ニコルが出演。恋愛にまつわる赤裸々な発言が、ネット上で話題になっている。

 この回では、藤田と“みちょぱ”こと池田美優をゲストに迎え、「あざと連ドラ第4弾 君があざとくて何が悪いの? 第6話鑑賞会」を放送。同番組のドラマ企画「あざと連ドラ」を出演者が観賞し、恋愛について議論するという内容だ。

「今回のテーマは『元恋人との関係性』というもので、水沢林太郎演じる主人公の青山晴翔が、以前、交際していた女性・南セイラ(土生瑞穂)からの連絡を受け取ったことから話は展開。行きつけだった店で1年ぶりに再会した2人は、飲酒をしながら思い出話に花を咲かせましたが、最後に南が青山に、交際中の女性はいないか尋ねたんです。青山が『彼女はいないけど……好きな人はできたかもしれない』と答えると、南は『「かもしれない」って言い方は何?』とツッコミを入れ、『ちゃんとまっすぐに気持ちを伝えなきゃだめだよ』と、青山にアドバイスをするラストでした」(芸能ライター)

 この展開について、藤田は「いい元カノとの会い方じゃないですか?」と評価。しかし、番組MCの南海キャンディーズ・山里亮太は南の言動が理解できなかったようで、「元カノはどうなんですか? ヨリを戻そうと思ってる攻撃だったんですか?」と質問した。

「池田は『あわよくば、ヨリ戻すではないけど、弱音を吐くっていうか。“そばに置いとこう”みたいな』と答え、番組MCのテレビ朝日アナウンサーの弘中綾香も『期間限定っていうか……』と話していました。どこか答えづらそうな2人に対して、藤田は『(青山は南にとって)セフレ未満じゃないですか?』とキッパリ。山里はこの答えに、『みんなが避けて通ったところ、踏むじゃん!』と衝撃を受けていました」(同)

 ネット上でも「にこるんの“セフレ未満”発言、爆笑しちゃった」「テレビで言っていいんだ!? なかなかの衝撃だったわ」といった驚きの声もあるが、『あざとくて何が悪いの?』は今年4月より、土曜午後10時台から日曜深夜に放送枠を移動したため、「深夜番組っぽいトークでよかった」「時間も変わったし、こういう話題どんどんやってほしい」などと、藤田の発言を歓迎するような声も寄せられた。

 また、藤田は女性向けファッション誌「ViVi」(講談社)でも、恋愛の質問にストレートな回答をしている。

「読者の悩みに答える『ニコルのお悩み相談室』というコーナーを担当する藤田は、今年3月発売の同誌で、『彼とのHがマンネリして、レスになりそうなときはどうすればいい?』という質問を受け、『ふざけてAVの趣味とか聞いて、どういうのが好きか調査する! 女側からもちゃんと誘わなきゃ』と回答。さらに、『女の子同士でも幸せになれるかな?』という悩みにも、『今の時代、全然なれるよ! 自分の気持ちに素直に生きたほうが後悔しない!』と前向きに答えていました。どうやら『ViVi』の人気コーナーのようで、毎回多数の質問が寄せられています」(同)

 テレビでも雑誌でも、真正面から自身の考えを伝えている藤田。案外、このキャラクターで人気が上昇するかもしれない。

フジ『ワイドナショー』、東野幸治らがジミー大西の作品に苦言! 「ネタでも不快」「嫌な場面」と視聴者疑問

 5月8日に放送された情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)に、お笑い芸人で画家としても活動するジミー大西がゲスト出演。ある作品を持って登場したが、共演者たちの反応をめぐって、ネット上で批判の声が噴出している。

 この回の終盤には、恒例コーナーである「ワイドナアーティスト」を放送。書道アートやキャラ弁など、さまざまな分野のアーティストを紹介する企画で、今回は、画家としても評価の高いジミーがゲストに迎えられた。

「コーナーの冒頭では、テレビ番組でジミーの絵を見た芸術家・岡本太郎からFAXが送られてきたことが、絵を始めるきっかけになったという逸話を紹介。しかし、番組MCでお笑い芸人の東野幸治が『FAXにはなんて書いてあったんですか?』と質問すると、ジミーが『FAXは……字が書いてました』と答えるなど、ちぐはぐなやりとりが続き、スタジオには独特な空気が漂っていました」(芸能ライター)

 その後、ジミーはこのコーナーのために描いてきたという、『ワイドナショー』をテーマにした作品を披露。カラフルに彩色された“ワイドナショー”という文字が描かれていたほか、ジミーいわく「電波を発して、情報を発する」ことを表現した曲線が、文字のバックに添えられていた。

「この作品を見た東野は苦笑しながら頭を抱え、『「ワイドナショー」(への思い)をキャンバスにぶつけてくれたと思ったら、カタカナでワイドナショーって……』とコメントしており、期待していた作品とは異なっていたよう。また、共演者で自身も絵を描くというシンガーソングライター・泉谷しげるは、『背景の色のグラデーションの出し方はさすがだなとは思うけど、完璧にダメでしょ』と批判。お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳は『ジミー先生の頭の中と、僕の頭の中が違うんだなって思ったんです』としつつも、『文字がすべてだと思わなかったんで、コメントが何も出てこない』と言い、それぞれ、作品のクオリティに苦言を呈していました」(同)

 その後、東野はこの作品をスタジオに飾るつもりだったと説明した上で、今回はこのまま自分で作品を持ち帰るよう、ジミーに要請。ジミーは「ホンマだったら、もっともっと時間がほしいんやけど……」と言い、後日、作品を完成させてから、再び番組に出演するという流れになった。

 この件に対して、ネット上では「ジミーちゃんの作品、普通にすごいじゃん。ダメ出しするほどの出来だった?」「『素人が何言ってんだ?』って感じなんだけど。プロレス的なネタだったとしても不快」「画家の仕事をナメてる感じがして、すごい嫌な場面だったな……」といった批判的な声が上がっていた。

「ジミーといえば、4月27日から5月9日まで、画業30周年を記念する作品展『POP OUT』を開催。初日に行われたプレスプレビューでは、すでに販売済みの作品が数点あり、『ざっと2000万円以上売れています』と明かしています。また、2012年には米・ロサンゼルスに本拠地を持つセレクトショップ・キットソン、20年には国内小売大手のイオンとコラボ商品を出すなど、画家として確固たる評価を受けているのは見ての通り。そのため、東野らがジミーの作品をイジったような場面に、視聴者は疑問を持ったのでしょう」(同)

 国内外で評価を受けるジミーだが、今後、“完成品”を同番組に持ち込む日は来るのだろうか?

『モヤさま』『WBS』田中瞳アナの“出ずっぱり二刀流” ギャップがスゴすぎて波紋?

 今年で15周年を迎えた『モヤモヤさまぁ~ず2』(テレビ東京)の4代目アシスタント・田中瞳の起用法が、テレビ関係者の間で話題になっている。『モヤさま』が今年4月から放送時間を火曜23時に移したことで、田中がテレビに“出ずっぱり”になっているのだ。

「『モヤさま』は枠がしょっちゅう変わることで有名で、今年4月の枠移動は通算8回目の引っ越し。曜日、時間帯、放送時間もコロコロ変わって…

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アンガールズ田中、業界内評価は高いのに…初のゴールデン帯MC番組が苦戦のワケ

 アンガールズの田中卓志がゴールデン帯で初のMCを務める『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ系)が4月24日にスタートしたが、早くも暗雲が立ち込めている。初回3時間スペシャルの平均世帯視聴率は6.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と振るわず、同時間帯の放送枠で最下位となったのだ。

 同番組は、担任のタナカ先生(田中卓志)と「副担任」のハセガワ(シソンヌ・長谷川忍)がさまざまな生…

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嵐・二宮主演『マイファミリー』一人勝ちの異常事態! 『元彼の遺言状』『未来への10カウント』『金田一少年』話題ドラマ1ケタ陥落の原因は?

 各局の春ドラマが続々と折り返し地点を迎えつつある中、5月15日に嵐・二宮和也主演の『マイファミリー』(TBS系)第6話が放送される。同ドラマは初回世帯平均視聴率12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で発進後、2ケタ台をキープし、5月8日放送の第5話も12.0%を記録。一方、業界内では「今期のゴールデン/プライム帯連続ドラマは『マイファミリー』以外、すべて視聴率1ケタ台という異常事態」(テレビ誌ライター)だと、話題になっているようだ。

 TBSの“看板”ともいえる「日曜劇場」枠で放送中の『マイファミリー』は、ゲーム会社社長・鳴沢温人(二宮)とその妻である未知留(多部未華子)の娘・友果(大島美優)が誘拐される事件から物語が展開するミステリー作品。公式サイトでは“ノンストップファミリーエンターテインメント”を掲げており、ネット上でも「どんどん面白くなって、目が離せない」「今一番、続きが気になるドラマ」などと盛り上がっている。

「ミステリードラマは、昨今のテレビ業界の流行に則っていますし、主演の二宮は“ジャニーズ俳優”の中でも一目置かれる演技派ですから、『マイファミリー』の現状は期待通りというところ。一方で、今期、前評判の段階で低視聴率を予想されていた連ドラもあり、例えば今田美桜主演の『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』(日本テレビ系)や土屋太鳳主演の『やんごとなき一族』(フジテレビ系)などは、やはり初回から1ケタ台となりました。しかし今期の場合は、『マイファミリー』と同じように期待されていたにもかかわらず、視聴率不振が取り沙汰されている作品も多いんです」(同)

 そんな“期待外れのドラマ”の1つに挙げられるのは、フジテレビ系「月9」枠で綾瀬はるかが主演中の『元彼の遺言状』だ。

「『元彼の遺言状』は、作家・新川帆立氏の同題ミステリー小説(宝島社)の実写版。敏腕弁護士・剣持麗子(綾瀬)が亡くなった恋人・森川栄治(生田斗真)の遺産を手に入れるため、栄治の友人・篠田敬太郎(大泉洋)と共謀していくストーリーです。綾瀬といえば、これまで“視聴率女王”ぶりを発揮してきた女優ですし、フジの『月9』も一時は衰退していましたが近年は好調だったため、『元彼の遺言状』も高視聴率は確実とみられ、実際に初回は12.1%と好発進を遂げました」(芸能プロ関係者)

 しかし、第2~3話で同率10.3%をマークすると、第4話で9.0%と1ケタ台に転落。最新の第5話では8.6%と、さらに後退してしまった。

「ネット上では当初から『展開が早すぎて脚本が雑な印象』『原作の良さが台無し』などと言われていて、早々に視聴者が離れてしまった模様。そもそも、ドラマの公式サイトで『原作の世界観はそのままに、ドラマオリジナルのエピソードも描いていく』とアピールしていたことも、原作ファンの反感を買っていました」(同)

 また、二宮と同じジャニーズ事務所の木村拓哉が主演を務める『未来への10カウント』(テレビ朝日系)も、第1話で11.8%、第2話で10.5%をマークした後、第3話は9.9%、第4話は9.6%と、2ケタ割れ。第5話は10.6%とやや持ち直したが、苦境を脱したとは言いづらい状況だ。

「『未来への10カウント』は、情熱を失った元アマチュアボクサー・桐沢祥吾(木村)が、母校のボクシング部コーチとなり、学生たちとの交流を通じてお互いに変化していくという内容のオリジナルドラマ。共演者には満島ひかりや安田顕、King&Prince・高橋海人らが名を連ねています。テレ朝が力を入れている『木曜ドラマ』枠での放送ですし、木村は同枠で『BG~身辺警護人~』シリーズ(18年1~3月、20年6~7月)の主演を務め、同作をヒットに導きました」(テレビプロデューサー)

 木村といえば、1990年代の主演ドラマで高視聴率を連発し、2000年1月期には『ビューティフルライフ』(TBS系)最終回で41.3%を叩き出した。近年も2ケタ台を獲得し続け、『BG』も同様に安定した数字を刻んでいたが……。

「『未来への10カウント』が“木村主演の連ドラで初めての1ケタ台を記録”といった事態に陥り、業界関係者も驚がくしていました。“スポ根”と“学園モノ”要素を含んだ王道のドラマなのですが、ネット上には『新鮮味がない』『すさんだキャラクターを演じるキムタクを見せられると、“これじゃない感”がすごい』との書き込みが散見されます」(同)

 しかし、そんな木村の『未来への10カウント』よりも残念な状況にあるのが、これまたジャニーズのなにわ男子・道枝駿佑が“5代目・金田一一”として主演中の『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)だ。

「『金田一少年の事件簿』は、『週刊少年マガジン』(講談社)で1992年から2001年まで連載された同題漫画の実写版で、歴代のドラマシリーズにおける金田一役はKinKi Kids・堂本剛(初代)、嵐・松本潤(2代目)、KAT-TUN・亀梨和也(3代目)、Hey!Say!JUMP・山田涼介(4代目)が起用されていました。新シリーズで主演に抜てきされた道枝は、関西ジャニーズJr.として活動していた頃から俳優業を展開しており、なにわ男子としては昨年11月にCDデビュー。その勢いに乗って『金田一少年の事件簿』でも主演を務めることとなり、ネット上のファンも喜んでいたものです」(前出・ライター)

 ところが、道枝版『金田一少年の事件簿』は、初回から7.8%とつまずき、第2話は6.2%まで下落。松本版や山田版でも1ケタ台を記録した回はあるが、6%台はシリーズ史上最低だ。

「最近はやりの“推理モノ”は伏線が多く、ネット上で考察合戦が白熱するのに対し、ある意味“古い”原作を実写化している『金田一少年の事件簿』は、そういった仕掛けがなく、盛り上がりに欠けている印象。また、ネット上では『歴代のシリーズと比べてしまう』『道枝くんは悪くないけど、高身長すぎて金田一のイメージに合わない』などと言われています。ただ、今作はまだ2話しか放送されていないので、挽回のチャンスもあるでしょう」(同)

 今期“一人勝ち”状態となっている『マイファミリー』に、少しでも追いつける作品はあるだろうか。

フジ『ポップUP!』昼ドラ放送に、早くも暗雲! 「主婦狙いの不倫ドラマ」想定に苦言続々

 フジテレビは5月13日、平日昼に放送中の情報バラエティ『ポップUP!』内で、同20日から「ひるドラ!『昼上がりのオンナたち』」を4週連続で放送すると発表。フジとNetflixの共同制作で配信された人気ドラマ『金魚妻』(主演・篠原涼子)のスタッフが集結して“大人のラブストーリー”を展開するというが、ネットユーザーの反応は冷ややかだ。

「同局では過去、平日のお昼に連続ドラマを放送していて、作品によってはドロドロした愛憎劇が話題になることもありました。しかし、そんな“昼ドラ”枠は2016年3月をもって廃止され、情報番組の放送時間を拡大。今年4月1日までは坂上忍がMCを務める『バイキングMORE』を放送し、同4日から新たに『ポップUP!』がスタートしました」(芸能ライター)

 坂上がMCを務めていた『バイキングMORE』は、社会問題や芸能ニュースなどを取り上げ、出演者間で討論を繰り広げるワイドショー的な内容だったが、『ポップUP!』はフジの佐野瑞樹アナウンサーと山崎夕貴アナウンサーがMCを担当。美容やファッション、グルメ、エンタメ、カルチャー情報など扱う情報バラエティ番組となった。

「『バイキングMORE』が最終回で世帯平均視聴率4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したのに対し、『ポップUP!』は初回から3.2%と物足りない数字を刻み、その後は1%台を記録することも珍しくなくなっている状況。そんな中、4月26日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)が“番組内で昼ドラ復活の方針”と報じ、実際に今月13日、“ひるドラ!”の発表がありました」(同)

 『昼上がりのオンナたち』は1話15分のオムニバスドラマで、“不倫”がテーマの『金魚妻』を手がけた並木道子監督らにより、やはり“禁断の愛”が描かれるという。出演者は徳永えり、臼田あさ美、瀬戸さおり、市川由衣で、フジテレビは公式サイト上で「『何か、満たされない…』『何か物足りない…』。このドラマの登場人物たちは、少しの心のほころびから、禁断の愛に踏み込んでいきます。これは、明日、あなたにも起こるかもしれないストーリー」と説明している。

「この発表を受け、“主婦をターゲットにした不倫ドラマ”を想定した人が多かったようで、ネット上には『主婦には不倫願望があるだろうって思われてそうでムカつく』『不倫ドラマのためにわざわざ「ポップUP!」を見ようとは思わない』『視聴率不調らしいから試行錯誤してるのはわかるけど、潔く打ち切りにしたら?』との苦言が寄せられており、すでに“不発”に終わりそうな雰囲気です」(同)

 ちなみに、フジの「木曜劇場」枠で現在放送中の連ドラ『やんごとなき一族』(主演・土屋太鳳)は、“庶民の女性が名家に嫁いだことで、一族の問題に巻き込まれていく”という内容で、ネット上では「昼ドラみたい」と言われている。しかし、初回から1ケタ視聴率をマークし、5月12日放送の第4話は自己ワーストの5.3%までダウンした。

「“昼ドラ感”のある『やんごとなき一族』がすでに大コケしているので、『昼上がりのオンナたち』が『ポップUP!』視聴率アップのテコ入れとして機能するのか、正直怪しいところ。逆に、さらなる視聴率低下のリスクとなるのでは」(同)

 期待値の低い「ひるドラ!『昼上がりのオンナたち』」だが、20日放送の第1話で注目を集められるか。

『ぐるナイ』ゴチ、「矢部負けろ」演出がエスカレート! 羽鳥慎一のナレーションで「いじめ」批判回避?

 ナインティナインの冠バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)。5月12日の放送では人気企画「グルメチキンレース ゴチになります!」(以下、「ゴチ」)が放送されたが、ネット上ではこの日のナレーションに対して「羽鳥慎一アナウンサーの“後撮り”が多い」と違和感を訴える視聴者が相次いだ。

 同企画は、「ゴチ」メンバーが料理の値段を予想しながら食事をし、番組が設定した合計金額に対し、もっとも差が大きい人が、自腹で出演者全員分の食事代を支払うというルールのグルメ企画。同5日の放送では、ナインティナイン・矢部浩之が“42戦負けなし”という圧倒的な強さを見せていることから、進行役の羽鳥アナが「矢部負けろキャンペーンをやりたい」とスタッフから言われたことを明かし、矢部を負けさせるための“ハンデ戦”が行われた。

「5日の放送では、矢部のテーブルにドクロの人形が置かれたり、テーブルの前方に『負けろ!!』『空気を読め!!』と書かれた紙が貼られたほか、1品目の注文をほかのメンバーが決めるといった“特別ルール”が設けられました。この放送後、ネット上では『矢部さんへのイジメみたい』『公平にやらないと、この企画はつまらない』『テレビがこんな張り紙して、学校でマネする子どもがいないか心配』などと批判的な声が相次ぎました」(芸能ライター)

 また、この「矢部負けろキャンペーン」は1戦限りではないようで、12日の放送でも一人だけパイプ椅子と簡易的なテーブルに座らされていた矢部。前回同様、「空気読め!!」「矢部負けろ!!」などの貼り紙が貼られていたほか、番組スタッフが、都内の神社で矢部を除くメンバーの必勝祈願をした際の写真が公開されたり、矢部以外に“必勝お守り”が配られるなど、演出の内容はエスカレートしていた。

「これらに加え、12日の放送では、矢部に『最初の注文をほかのメンバーが行う』『ほかのメンバーが頼んだ料理を矢部だけ頼めない』『“No.1高額メニュー”を矢部だけ知ることができない』といったハンデが課されました。そのため、放送後にはやはり『え、今週もハンデ戦なの? あんなに評判悪かったのに』『このキャンペーンいつまで続くの? 見ていて気持ち悪いし、番組総出でイジメしてるみたい』と否定的な意見が続出したんです」(同)

 その一方で、「今回、羽鳥さんのナレーションの後録りが多い」との指摘も目立つ。実際、矢部の特別ルールが適用されるたびに、その場にいる羽鳥ではなく、編集で後付けされた羽鳥の声で「『矢部さん、ハンデかわいそう』なんて声もありましたけど、強すぎるので、矢部さん、今回もハンデ戦やらせてください」「申し訳ないですけど、ハンデ戦なんで、最初のオーダー、ほかの方が決めてもいいですか」「今日は矢部さんが強すぎるということで、ハンデ戦を展開してきました」と、心苦しそうに語るナレーションが聞かれた。

「前回、批判を受けた日テレ側が、印象を柔らかくするために急きょナレーションを足したのでしょう。しかし、一部視聴者からは『矢部さんへのイジメルールを、羽鳥さんの声で正当化しようとする番組に不快感』『前回、あまりにも評判悪かったから、申し訳なさそうにしてる声を足したのか……。こんな急ごしらえ、羽鳥さんにさせないでほしい』といった批判も見られます」(同)

 結局、今回も矢部はビリにならなかったが、多くの視聴者の反感を買ってしまった『ぐるナイ』。物議を醸している「矢部負けろキャンペーン」は、いつまで続くのだろうか……。

フジテレビ『ポップUP!』、坂上忍が去って“死に枠”へ! 問題は“忖度”パーソナリティか

 4月から『バイキングMORE』(フジテレビ系)の後を受けて始まった『ポップUP!』の数字が振るわない。5月10日放送の視聴率は世帯視聴率1.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人視聴率0.9%という惨状だ。

 同日、裏番組の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)は世帯4.2%、個人2.0%。後半50分間かぶる『情報ライブ ミヤネ屋』(同)は世帯5.9%、個人2.4%といった調子で、この時間帯に好調の日テレに少なくとも2倍以上の大差を付けられていることになる。

 別の日を見ても、5月9日の『ポップUP!』は世帯2.0%(個人1.0%)、4月27日は世帯2.1%(個人1.0%)と2%台に上がることもあるが、1.6〜1.9%で推移することがほとんどだ。

「『ポップUP!』は生放送の3時間ワイド番組。公式ホームページによると、『情報&Lifeエンターテインメント番組』とあり、さらには『芸能&エンタメ、話題のイケメン&美女、噂のスポット&グルメ、ファッションなどなど、ミーハー心全開で“いま”を届けます』とも紹介されています。ゴシップや政治を中心にして、坂上忍が熱弁を振るう『バイキングMORE』から方向性を改めたとはいえ、この路線は『ポップUP!』の前に同局で放送されている『ノンストップ!』に近い感じがします」(芸能ライター)

 その『ノンストップ!』も、同6日は世帯3.2%、個人1.6%とパッとしない。ただ、同番組はフジサンケイグループ傘下の通販ブランド「ディノス」商品のPRコーナー「いいものプレミアム」や、同じく傘下の扶桑社が刊行する「ESSE」の内容を紹介する役目も担っており、番組終了の心配は低いという。

「一方、心配なのは『ポップUP!』のほうですが、フジの上層部は低視聴率を楽観視しているふしがあります。開始当初、同局の金光修社長は定例会見で、初回の世帯視聴率が3.2%、個人1.6%だったことを受けて『特にこの数字で一喜一憂するつもりはない』と語っていたそうです。確かに、『バイキングMORE』とは全く違う路線なので、スタートから視聴率をどうこう言っても仕方ないのですが、初回の数字から早くも半減している。しかも、今後数字が上がるようにも見えません」(放送作家)

 『ポップUP!』の問題として、パーソナリティが挙げられるという。

「パーソナリティの顔ぶれが、間に合わせ、寄せ集めとしか思えず、全くバランスが取れていません。『バイキングMORE』からの残留組として、ロンドンブーツ1号2号・田村淳、アンミカ、おぎやはぎ。3時のヒロイン・福田麻貴は、3月末まで『めざまし8』(同)で、トリオとして出演していました。小原ブラスも『めざまし8』の卒業メンバーです。そのほか、芸能事務所から『ウチのタレントが出ていない』などと言われないよう、各プロダクションから代表を選んだような、いわば“忖度”感が否めません。また、月曜パーソナリティの小泉孝太郎と淳は互いに牽制し合っているようで、2人とも個性が生かせていません」(業界関係者)

 ほかにも、この番組の“ダメ”なポイントは数多いという。

「進行MCであるはずの山崎夕貴アナと佐野瑞樹アナが、なぜかパーソナリティの後ろに座っているときがある。これでは誰がMCなのかわからず、誰を中心に見たらいいのか、視聴者の“視点”が定まりません。前番組には坂上忍という強烈な個性がいてスタジオの進行を担っていましたが、あまりに自己中心的だったので、それがトラウマになって権力の一極集中を避けたような気さえします」(同)

 しかし、視聴率が人気の指標の全てではない。例えば、低視聴率と騒がれた朝の情報バラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)は、同時間帯のコア視聴率(13〜49歳の男女における視聴率)では2位と報じられた。

「正直、視聴率が激増しているわけではないし、そもそも安定した数字を維持する『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)以外のワイドショーはジリ貧であるため、『ラヴィット!』も取り立てて騒ぐような状況ではありません。しかし、大喜利をはじめとして笑いに特化したことで、確かに若年層の“接触率”は高くなっています。『ポップUP!』はそうした特化ポイントも見当たりません」(前出・放送作家)

 こうして、視聴率1%台の“ワイド死の枠”に戻ってしまったフジテレビの昼。復活はあり得るのだろうか?
(村上春虎)

『ZIP!』、水卜麻美の「一緒にあさごはん」が物議!? 「コンプラうるさい時代に、これがアリなの不思議」

 水卜麻美アナウンサーが総合司会を務める朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)。4月4日から始まったコーナー「水卜あさみと 一緒にあさごはん」に対し、ネット上で賛否両論が巻き起こっているようだ。

 同番組の総合司会は、番組がスタートした2011年4月以降、桝太一アナと、数年ごとに入れ替わる女性の“2人体制”が続いていたが、21年3月29日より水卜アナの単独司会に変更。ほかに、現在の曜日パーソナリティーであるジャニーズ俳優の風間俊介、三代目 J SOUL BROTHERSの山下健二郎、DAIGOらが出演している。

「コンセプトに『日本の朝をもっと楽しくHAPPYに!』とあるように、爽やかな雰囲気が魅力の同番組。世帯平均視聴率は、裏番組の『めざましテレビ』(フジテレビ系)に負け続きですが、それでも7%前後(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と安定していて、固定ファンの取り込みに成功している様子が窺えます」(芸能ライター)

 そんな『ZIP!』では、4月から月~金曜日の帯コーナー「水卜あさみと 一緒にあさごはん」がスタート。毎日変わる全国各地の“ご飯のお供”を男性アナのナレーションで紹介しながら、“食いしん坊キャラ”で知られる水卜アナが、生放送のスタジオで茶わんに少量盛られたご飯や、小ぶりのトーストを平らげる内容だ。なお、今月11日のメニューはご飯と長野の「野沢菜こんぶ」、12日はトーストと埼玉の「狭山茶 お茶の葉まるごとジャム」だった。

 ネット上では、「水卜ちゃんと一緒に朝ご飯を食べられるのが幸せ」「水卜ちゃん、毎日おいしそうに食べるし、最高のコーナー」「水卜ちゃんのモグモグタイム、幸せな光景だ」などと歓喜の声が上がる一方で、否定的な声も少なくないようだ。

「同コーナーで、ご飯を最後の1粒まで残さず食べる水卜アナですが、『いただきます』から『ごちそうさま』まで約1分間しかないため、中には急いで口に詰め込んでいるように見えてしまう視聴者も。ご飯やトースト以外にも、4月28日に放送された『焼きいなり』や、この翌日に放送された『フルーツ大福』など、見るからにボリューミーなメニューの日もあり、一部視聴者からは『このコーナー苦手。食いしん坊キャラというだけで、毎日決められた時間内に強制的に食べさせられてるの、見てて悲しくなる』『水卜アナが時間を気にしながらご飯をかきこむ姿が、見ていてつらい』と同情的な声や、『コンプラうるさい時代に、これがアリなのが不思議』と疑問視する視聴者も散見されます」(同)

 生放送でアナウンサーが黙々とご飯を頬張る光景に、「このコーナー、いらない」「シュールすぎて、朝から何を見させられてるんだろうって気分になる」と厳しい意見も寄せられている「水卜あさみと 一緒にあさごはん」。見る人によって、その印象には大きな違いがあるようだ。