『ニッポンノワール』大コケの戦犯は脚本家!? その裏に“日テレ特有の体質”か

 賀来賢人主演のドラマ『ニッポンノワールー刑事Yの反乱―』(日曜夜10時半~/日本テレビ系)の最終回が12月15日に放送された。

 プロデューサーの福井雄太、脚本の武藤将吾など、菅田将暉主演ドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(同)のスタッフが再集結し、『3年A組』の半年後の世界を描くということから、放送開始前には大いに期待されていた同作。

 広末涼子、井浦新をはじめ、豪華キャストがそろったことや、篠井英介や細田善彦、栄信の3名が『3年A組』と同名同役でレギュラー出演していることなども、注目のポイントとされた。

 視聴率は初回の7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)から6.5%、6.4%、6.5%、7.1%、6.4%、6.0%、7.1%、6.9%と推移し、最終回には8.1%と、それまでの最高値を記録した。一見、最終回で挽回したかのようでもあるし、衝撃的な結末に対して「鳥肌が立った」などのつぶやきもSNS上の一部では見られた。

 しかし、大多数は「なんで3Aとリンクさせたの?」「最終回で完全に興ざめ」「びっくりするほどつまらなかった」「とりあえず奇をてらっただけのドラマ」「がっかりドラマ」「無駄に話を大きく広げすぎて収拾がつかず無理やりこじつけた感だらけの最終回」などと酷評だらけ。

 Huluに誘うラストに対しても、「どうしても有料サイトのHuluに導きたいのか。最近こういうのばかりで、純粋にテレビだけで楽しみたい人はそっちのけ」「またHulu? いい加減にしろ」という批判が続出していた。

 だが、これらの批判のほとんどは出演者でなく、作り手に向けられているところが、唯一の救いと言っていいかもしれない。

 あるエンタメ誌記者は言う。

「賀来さんや井浦さん、北村一輝さん、工藤阿須加さんなどの熱演ぶりがとにかく気の毒で、観るのがつらくて仕方ありませんでした。それぞれにハイテンションでただうるさく叫ぶだけの演技が目立ちましたが、これは明らかに演出側の指示によるもののはず。井浦さんなどは渋い役柄を多くこなしてきただけに、まだダメージが少ないですが、一番気の毒なのは主演の賀来さん。長く脇役を務めてきた彼が、せっかく『今日から俺は!!』(同)のヒットで主演クラスに昇格したばかりなのに、このドラマでケチがついてしまった印象はあります。ただ、自身が認知度を大きく高めた日テレ「日曜ドラマ」枠に恩返しした形なので、やむを得ないかもしれません。それに、むしろ同情の声が多いので、彼自身の役者としての評価を下げることにはならないと思います」

 また、テレビ誌編集者は言う。

「『ニッポンノワール』は演出もひどいですが、一番ひどいのは、やっぱり矛盾だらけ、大風呂敷を広げるだけ広げた、幼稚で粗い脚本でしょう。このドラマの戦犯は間違いなく『3年A組』も手掛けた、脚本家・武藤将吾さんだと思います。ただ、それも、日テレ特有の“体質”のせいともいえますが……」

 日テレの“体質”とは、囲い込もうとすることだと同氏は指摘する。

「日テレでは『3年A組』をヒットさせた立役者として、武藤さんを“大先生”扱いしてしまうあまり、批評や調整ができない状態になっていました。日テレは一部演出家に対しても同様に、“大先生”扱いしすぎて、視聴者置いてけぼりの自己満足ドラマを作ってしまうケースがこれまで何度もありました。それは、ヒットメーカーを囲い込みたいからこそ。古くはバラエティで『エンタの神様』独自のキャラ芸人を番組側が作っていましたが、今ではモノマネタレントの『りんごちゃん』やYouTuberの『フワちゃん』などを囲い込んで他局にあまり出演させないように、日テレは自局でスターやヒットメーカーを作ろうとするあまり、客観性を失いがちな傾向があるんです」

 テレビ離れが進む若者たちをテレビに引き戻すべく、『3年A組』『あなたの番です』など、さまざまな企画に貪欲に挑んでいる日テレ。その姿勢には評価すべきところがあるが、批評性を失った番組作りを続けていると、それまでの日テレ視聴者たちからそっぽを向かれてしまう日が来るかもしれない。

『おっさんずラブ』続編不発の裏に、田中圭の「パンサー尾形化」!?

 単発ドラマから深夜の連続ドラマとなって火がつき、映画化までされ、社会現象ともなった『おっさんずラブ』。書籍、DVD、公式LINEスタンプなどの関連アイテムも販売され、勢いはどこまでも止まらない……かに見えた。

 ところが、待望の新シリーズ『おっさんずラブ-in the sky-』(テレビ朝日系)が11月2日よりいざ始まってみると、どうも雲行きが怪しい。

 というのも、ご存じの通り、新シリーズは舞台を「空」に変え、ファンが愛した世界観がリセットされてしまったことが挙げられる。

 また、それに伴い、キャストも一新。通称「OL民(おっさんずラブのイニシャルをとったもので、同作の熱心なファン)」の多くは、田中圭演じる春田創一と林遣都演じる牧凌太の2人を指す「春牧」あるいは「牧春」を熱く支持していたが、本作には林が出演していないという喪失感も大きい。

 ただし、林が出演していない理由は、すでに一部メディアで報じられているように、「役柄のイメージが付きすぎることを恐れたため」という事情があるようで、仕方ない部分もあるだろう。

 そんな中、問題なのは、作品そのものについて「つまらない」という声が多いこと。ネット上で「おっさんずラブin the sky」と入力すると、関連上位ワードに「つまらない」と出てくるように、「つまらない」というつぶやきが実に多いのだ。

 Twitter上にも、以下のようなつぶやきが多数見られる。

「おっさんずラブin the sky、正直すごくつまらない…残念」

「おっさんずラブつまらない…。春田も牧も他の登場人物も、男同士の恋愛に悩んだり葛藤したりする心理描写が良かったのに、今作みんなノリノリで恋してる…」

「おっさんずラブintheskyつまらないって一定の層に思われるのは仕方ない。前作では、登場人物の気持ちが凄く丁寧に描かれてた。だから感情移入できた。多幸感があった。でも今作では、登場人物を増やしたが為に、展開を急ぎ過ぎてるから、(以下略)」

「ついったーの検索欄におっさんずラブって入力するとつまらないって出てくるの、あちゃ~って感じだな…」

「おっさんずラブ と検索するとつまらないとでるけど、つまらなくていいの。春田がかわいいだけだから!」

 もはやドラマとしてではなく、田中演じる「はるたん」のPV、あるいはキャラクターものとして楽しんでいる層も存在するのかもしれない。

 しかし、その一方で、肝心の「はるたん」について、新シリーズでは気になる声が多数見られる。それは、お笑いトリオ・パンサーの「元気」担当・尾形貴弘に似ているという指摘だ。

「おっさんずラブの田中圭。なんか既視感あると思ったらパンサー尾形だった」

「ヤバい 田中圭が パンサー尾形にしか見えなくなっちゃった」

「やはり、田中圭は、パンサー尾形の上位互換だよな」

「パンサー尾形さんみたいな春田(笑)」

「田中圭のはるたんの演技、なんかどんどんパンサー尾形みたいになっていくの何で?」

「OLの田中圭がパンサー尾形に見える呪いを誰か解いてくれ」

 SNSなどで突如盛り上がっている「田中圭、パンサー尾形に似てる」説。長いキャリアのある俳優・田中圭が、なぜ急に? ある芸能記者は言う。

「田中さんはもともと、優等生的で薄幸な役や、頭がキレるちょっと悪い役などを多数演じてきましたが、『おっさんずラブ』で吉田鋼太郎さんをはじめとした濃い役者陣の濃厚な演技をひたすら受ける“受けの芝居”の巧さを見せ、一気にブレイクしました。はるたんを演じることで、これまで見せたことのないような、笑いジワたっぷりの無邪気な笑顔や、オドオドした小物感あふれるうろたえぶり、豊かな表情の数々を見せ、それが大きな魅力となっています。でも、無邪気さもかわいさも、うろたえぶりも、振り切れた大きな演技になっているだけに、リアクション芸人的ポジションでもあるパンサー尾形さんに似てしまうのかも。そもそも、パンサー尾形さんも男前ですしね。新シリーズで、はるたんが前髪を上げたことで、一気に見た目が近づいた気がします」

 

 確かな演技力を持ちながらも、小ぎれいで個性が乏しいルックスのためか、向井理など、さまざまな人に「似てる」と言われ続け、名バイプレイヤーとして活躍してきた田中。

 そんな彼の新たな魅力を発掘し、一躍人気者に押し上げた『おっさんずラブ』が今、皮肉にも実力派の彼を「芸人」化させてしまいつつあるとしたら、少々心配ではある。

 

石田ゆり子は「天然」「ポンコツ」じゃない!? マスコミ関係者が素顔を暴露!「現場はいつもピリピリ……」

「奇跡の50歳」といわれる若さと美貌で大人気の女優・石田ゆり子。しかし、人気者ゆえに、その「かわいさ」に対する違和感の声も実は少なくない。

 話題となったのは、10月16日放送の『天海祐希・石田ゆり子のスナックあけぼの橋』(フジテレビ系)だ。これは2016年の初回以来、不定期に放送されているスペシャル番組の第4弾。2人がスナックのママになり、店を訪れた有名人ゲストをもてなすという設定だ。

 冒頭で石田は、大きな黒縁メガネをかけ、“ひょっこりはん”に扮して登場。生ビールを注ぐのが苦手な石田に、ゲストのムロツヨシがわざと生ビールを注文すると、「(いつも飲むのは)ビールじゃないはず」と困った表情を見せ 、仕方なく注いだはいいが、泡はほとんどなく、注ぎ口をビールに水没させてしまう。

 また、ゲストに豆をぶちまけたり、たどたどしい手つきでグチャグチャの“ちくわ料理”を振る舞ったりする姿には、SNSで「石田ゆり子可愛すぎでしょ笑」「チーママ(石田ゆり子)ポンコツで可愛い」「癒やされる」「石田ゆり子さん、一言喋るたびにマイナスイオン出てる気がする」などの声が続出していた。

 しかし、その一方で、「かわいすぎる50歳」の“天然”ぶりに対して懐疑的な見方をする者もいるようで、SNSやネットの掲示板では以下のようなコメントが多数見られた。

「可愛い!? 観ててイライラするの私だけか?」

「この番組好きなんだけど石田ゆり子が時々ぶりっ子出してくるのがちょっと苦手」

「女優の石田ゆり子だから魅力になってるが、アラフィフであそこまでクネクネした女性、わたしは見たことないかも」

「インスタ見てるだけなら良いけど、この番組の石田ゆり子って天然を装ってるように見える時があるし、もしあれが素に近いなら、身近にいたら相当イライラしちゃう」

「特にファンじゃなかったけど、あのいらいらマックスいい歳してぶりっ子全開訳わからん石田ゆり子をよそに淡々と番組進行する天海祐希が本当に素敵な大人の女性に思えた。流石元宝塚トップスター」

 果たして本人は「素」で「天然」で「ポンコツ」なのか? それとも「ぶりっ子」なのか?

 彼女を何度も取材しているという女性誌の記者は言う。

「石田さんは、天然でもポンコツでもなく、むしろ相当気が強い女性ですよ。曲がったことは嫌いで、自分の意見をストレートに言うことから、怖い印象を持つ方もいるとは思いますが、しっかり者の大人の女性なんです」

 また、週刊誌の編集者は言う。

「石田さんは、かなり怖い印象があります。インタビューでも自分の宣伝したい話はたくさんするのに、気に入らない質問や面白くない質問には答えないですし、事務所も質問内容を細かくチェックしてダメ出しする。記者は通常、取材相手に対する敬意としてインスタの最新記事などをわざわざチェックしていくのに、それに対して逆に露骨に嫌な顔をされたりして 、現場はいつもピリピリしています」

 また、ある芸能記者は、取材での評判について次のように話す。

「芸能記者たちの間で『これまで会った中で、取材が大変だった有名人』として必ず名前の挙がる一人が、石田さんですね。あの美貌ですから、記者や編集者、カメラマンにもファンが多いんですが、『会ってみたら、感じが悪くてショックだった』『事務所がすごくうるさくて、NGだらけで、窮屈な取材だった』というのはよく耳にします」

 石田といえば、自身のインスタグラムでの率直すぎる発言により、たびたび炎上している一面もある。

 しかし、テレビで見せるのは、あくまで「天然」「ポンコツ」な顔。それも、大多数が「かわいすぎる」「癒やされる」と感じているのだから、自己プロデュース力の高さと「女優」としての技量を感じざるを得ない。

 

『なつぞら』がつまらなかったのは、王道ゆえ? 朝ドラウオッチャーたちが総括!

 NHK連続テレビ小説第100作として大いに期待された『なつぞら』。

 歴代ヒロインの出演や、イケメン祭りといわれるほど豊富に取りそろえたイケメン俳優、北海道ゆかりのスター・TEAM NACSのコンプリートなど、話題には事欠かなかった。しかし、その実、「ようやく終わった」とホッとしている視聴者も少なくない。

 ネット上にはアンチの書き込みだけでなく、中盤、終盤にかけて全体として低評価の声がどんどん増えていった印象だ。

 王道朝ドラとしてスタートしたはずの『なつぞら』が、なぜ嫌われたのか。この問いに対して、朝ドラ好きのテレビ誌記者は言う。

「『なつぞら』は100作目らしく、『王道朝ドラ』を非常に意識した朝ドラだったと思います。むしろ悪い意味で王道を意識しすぎて、要素をたっぷり詰め込みすぎたからこそ不評だったのではないでしょうか」

 同氏の指摘する「王道」要素の筆頭は、「ヒロイン至上主義であること」だ。

 『なつぞら』を批判する人、途中で脱落したという人たちの多くは、広瀬すず演じるヒロイン・なつだけがすべての人に愛され、周りが常に助けてくれる“ご都合主義 ”だったことを指摘している。

「でも、これまでの朝ドラを振り返ると、ヒロイン至上主義&ご都合主義で、ヒロインがすべての人に愛され、さまざまな困難がヒロインのおかげで解決していく作品は非常に多いんです。優しくない、性格もあまりよくない、特別才能があるようにも見えないヒロインが、どういうわけかみんなに愛され、常に周りから評価されていくというのが、ある意味、朝ドラの定番なんですよ」(同)

  また、朝ドラあるあるとして、「仕事の描写の薄さ」も挙げる。

 今作の場合、主人公は女性アニメーターの草分け的存在だったわけだが、SNS上にも下記のようなアニメ制作の描写に対する物足りなさを嘆く声が多数見られる。

「肝心のアニメ制作部分がうっすいんだよなー。たいした苦労もせずに作っているように見えてしまう」

「なつぞら最終回だけど、なんか最後までアニメ関係の話があっさりしすぎてて、ドラマに全然絡んでなくて印象が薄い」

「Eテレの日曜美術館 で高畑勲特集。ハイジ制作時の熱意を聞いてると、『なつぞら』は薄いって思っちゃう。なつに配分するから薄まるんだ」

「ただし、これは脚本家の大森寿美男氏がアニメに興味があまりないためということは大きいでしょうが、本作のメインはアニメではなく『開拓者の物語』であり、『ホームドラマ』だと制作側もうたっていますから、仕方ないことなんです。また、朝ドラは女性の仕事を描きつつも、仕事の描写が薄いというのも、長い歴史を振り返ると『朝ドラあるある』のひとつ。仕事よりホームドラマを描いているから、という制作側の言い分も定番、王道なんですよ」(同)

 100作目ということに加え、若手女優では知名度・実力ともにトップクラスといわれる「スター女優」の広瀬すずが主演であることから、どうしてもハードルが高くなる。また、現在の朝ドラの注目度により、ハードルが上がってしまっている気の毒な面はあると、ある週刊誌記者は言う。

「朝ドラは、昔は『電気紙芝居』のようなものだといわれていました。それが、ドラマが視聴率を獲れない時代になり、朝ドラが独り勝ちに近い安定高値のコンテンツとなって、求められるクオリティが明らかに高まってしまっています。また、時代のスピード感に応じて、情報量も増え、密度は高くなっていますし、SNSやネット記事などの盛り上がりに応じるように、常に話題を提供するつくりになっています。とはいえ、昔はもっとゆっくりシンプルでわかりやすくヒロイン中心の物語を作っていたはずが、今は話題性の盛り込みに走りすぎている気はします。そうした流れもまた、近年の朝ドラの悪い定番、王道なんですよね」

 特に『なつぞら』の場合、「アニメーター」「芝居・声優」「北海道の酪農家」「北海道のお菓子」などの仕事に加え、「血縁関係のある家族と育ての家族」という家族の構造、さらに「歴代ヒロイン」「イケメンてんこ盛り」「TEAM NACS」など、まるでスタンプラリーのように課せられた要素が非常に多い。

「脚本がとにかく悪いと酷評されていますが、大森さんもかつて手掛けた『てるてる家族』の時代とは朝ドラを取り巻く環境が大きく変わっていることに加え、100作目スタンプラリー的にクリアしていかなければいけないタスクが多すぎることで、手に負えなくなったのでは? 盛り込む要素が多すぎて、どれも深く掘り下げることができず、要素がそれぞれ浮いたまま、つながりのないバラバラな印象になっているのではないでしょうか。むしろ脚本家も『なつぞら』被害者の一人のような気がします」(同)

 100作目の朝ドラは、ドラマというより、言ってみれば「ファン感謝デー」的作品だったのだと思えば、サービス精神にあふれた良作だったのかもしれない。

HiHi Jets”甘すぎ処分”の裏に、滝沢秀明「Jr.時代のスキャンダル」?

 9月10日、ジャニーズ事務所は公式サイト「ジャニーズネット」を通じて、ジャニーズJr.内ユニット「HiHi Jets」の橋本涼(18)と作間龍斗(16)の、年内の活動自粛を発表した。

 これは9月初旬に、橋本と女性のベッド写真、さらに飲酒疑惑を招いた作間の真っ赤な顔の寝顔写真が流出したことや、2人と性行為を持ったという女性の暴露が、騒動となったためである。

 ちなみに、この女性、作間の元ストーカーであり、整形をして近づいたことで関係を持つことに成功したといわれている。

 その真偽はともかくとして、アイドルの自覚に欠けた2人の軽率な行動には、ファンから失望や落胆の声が続出。さらに、事務所の発表した「処分」の内容にも批判の声が上がっている。

 なぜなら、過去には、NEWSと関ジャ二∞を兼任していた内博貴(当時18)が、フジテレビアナウンサーだった菊間千乃やフジテレビスタッフに誘われて未成年飲酒・泥酔し、補導されたことを受け、無期限謹慎処分が下されたことがあった。また、Hey! Say!JUMPの元メンバー・森本龍太郎(当時16)の喫煙写真が「週刊女性」(主婦と生活社)に掲載され、無期限活動休止となったこともあった。

 このように、未成年の飲酒・喫煙に関しては厳しい処分を行ってきたといわれる同事務所が、今回2人に下した処分は「年内活動休止」。なんなら「ちょっと長めの秋冬休み」くらいの感覚である。

 当然ながら、この処分には「甘い」という批判が続出。その一方、ネット上ではファンの間で「Jr.で謹慎処分にするなんて…今までだったら退所だわな…」「今まではやめさせて終わってたけど、次に繋げるって新しいやり方ね。タッキーの温情ってことなのかなと、“タッキー流の処分”に関心を示す声も上がっている。

 とはいえ、この騒動の前には、ジャニーズJr.内ユニット「7MEN侍」の五十嵐玲央(18)が飲酒&喫煙疑惑で退所になったばかり。そのきっかけとなった流出動画にも、橋本が映っているとファンの間で指摘されていたのだ。この対応の違いには、不公平感を抱いているファンも多く、次のようなつぶやきが多数SNS上で散見される。

「でもいがれお(五十嵐玲央)は退所ではしさく(橋本、作間)はこの処分って不思議」

「いがれおはあっさり切られたのにさすが推されは対応が違うねえ」

「いがれおは一発アウトだったのにナ、、もっちゃん(橋本)は謹慎期間中を夏休みと勘違いしてまた遊びそう(やばもっちゃん)」

 こうした状況について、スポーツ紙の芸能記者は次のように話す。

「多くのファンが指摘していますが、事務所側からしたら、五十嵐と、橋本・作間で扱いが異なるのは当然。五十嵐のほうが動画にはっきり映っているから一発アウトという指摘もありますが、結局は人気があるかどうか。事務所にとっては稼げる、カネになるJr.は手放したくないわけです。NGT48の一連の騒動と同じですよ」

 また、ジャニーズを取材してきた週刊誌記者は言う。

「この甘い処分は予想通り、むしろ処分しただけでも滝沢社長にしては厳しかったくらいの印象です」

 実はファンの間では、ジャニーズJr.たちのプロデュースを行うジャニーズアイランドの滝沢秀明社長に、今回の騒動の処分は下せないのではともいわれていたという。

「なぜなら、滝沢社長自身、タッキー&翼としてデビューした02年、未成年時の合コン泥酔写真が『フライデー』(講談社)に流出したことがあるからです。さらに1999年、ジャニーズJr.4名がパーティーで飲酒・喫煙していたことが発覚し、解雇になった事件の際にも、未成年だった滝沢氏がいたのではないかとウワサされました。つまり、解雇になった4人は、滝沢氏を守るため、いけにえとして差し出されたという説です」(同)

 この話はファンの間でも有名であり、今回の騒動発覚後、事務所から処分が発表されるまでの間に、SNS上では滝沢社長に対してこんなコメントがあふれていた。

「いやもーーーー、ほんまにーータッキーやってJr.時代炎上してたん こっちは知ってるからァ 自分のこと棚に上げて作間橋本退所させたら ほんまにほんまにほんまに許さんーーーーー」

「滝沢秀明社長は自分の事棚に上げるのかな それで二人は切る? ねぇそれってやり方汚いよね ジャニーさんは滝沢のやってる事を知っててもなお残してくれたのにね まだ処分とか聞いてないけど 作間龍斗に橋本涼にチャンスをあげてくれませんか?」

「橋本&作間くんの流出画像見て思ったけど、嵐やそれこそタッキーだって、かつてそういうのあったよね…」

「滝沢社長はさ、表に出る側だったからタレントの気持ちが分かりすぎて、処分とか躊躇しそう。『自分もあんな事してたからなぁ』とか『ここで処分してこいつらの将来どうなるか』とか。タッキーあなたはもう社長なのだから、Jr.内の風紀を乱さない為にも時には吊るし上げも必要でっせ!作間龍斗 橋本涼」

 結果的に滝沢社長は「自分の事は棚に上げ」ず、形式的な甘い処分で茶を濁すことを選んだわけだが、これは後進のJr.たちにとって本当に正しい決断だったのだろうか? 「年内休めてほとぼりが冷めたらヌルっと戻れてラッキー」くらいに捉える子がいても、なんら不思議はない気がする。

 あるジャニーズ御用媒体記者は言う。

「ジャニーズ事務所は今、Jr.の売り込みに必死です。本当はV6とかKinKi Kidsとか、アラフォージャニーズのほうが売れるので取材したいところですが、機会がなかなかなく、事務所からはJr.ばかり勧められます。しかも、以前は『1つの媒体でジャニーズを取り上げるのは1グループのみ、総ページ数12ページまで』というルールがあったのですが、最近それもユルくなってきて、『デビュー組とJr.なら複数グループOK』などと変わってきています」

 ちなみに、2020年に同時メジャーデビューが発表されている「SixTONES」と「Snow Man」の中にも、ストーカー女性への暴力事件が「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた者や、風俗嬢への暴行トラブルで出禁になったことが「FLASH」(光文社)に報じられた者がいるなど、叩けば次々にホコリが出てくる現在のジャニーズJr.界隈。

 今回の騒動に対する甘い処分が、ますますJr.内の腐敗を進めるきっかけにならなければいいのだが……。

朝ドラ『なつぞら』低迷の原因は山口智子の起用法!?「アドリブが逆効果に……」

 広瀬すずを主演に迎え、第100作目の記念碑的作品として大いに注目されてきたNHK連続テレビ小説『なつぞら』。

 序盤は、草刈正雄演じる「おんじ」こと泰樹と子役のなつが、好評を博していた。また、メインキャストが子役から「本役」にチェンジしてからは、幼なじみの天陽を演じる吉沢亮をはじめとし、イケメンを豊富に取りそろえていることから「イケメン祭り」とも言われた。

 しかし、以降は、話題になることといえば「歴代朝ドラヒロインの登場」ばかり。ヒロインがアニメーターになっても、結婚し、母親になろうとしている今も「話が散らかりすぎ」「迷走」と評する声が多い。

 その理由として、脚本の出来を指摘する人は多く、ネット上には以下のようなコメントが見られる。

「もう原作の無い朝ドラの脚本ってこんなんバッカリやん。テキトー過ぎる」

「あまりにも雑だったり今っぽいせりふが多くて脚本名義貸し説出てるよな」

「いらないエピソードが多すぎる」

「いいんだよ顔が良けりゃ何でも許される何やっても評価されるっていう世の中のリアルを描いているドラマなんだからW」

 これらの意見に対して、あるスポーツ紙の芸能記者は次のように言う。

「『なつぞら』がつまらないという声の中で非常に多く見られるのは、『アニメーションの描写が薄い』との指摘です。『脚本家はアニメにまったく興味がないんだろう』ともよく言われていますが、これはあながち間違いではありません」

 脚本を手掛けているのは、『てるてる家族』に続いて朝ドラ2作目となった大森寿美男氏。確かに、ドラマを観ている限り、アニメーターとして認められ、成功していくヒロイン・なつの才能も、なつの夫になる演出家・坂場(中川大志)の才能もよくわからない。ネット上にも「アニメの話なんかいくらでも面白くなると思うんだがなあ 脚本家が本当にアニメとか興味ないんだろう」といった落胆のつぶやきは多数見られる。

 だが、それはある程度仕方のないことで、実際、大森氏は会見などでもアニメに対する関心の薄さを見せていたという。

「『なつぞら』はアニメーションのお仕事モノでもなければ、ヒロインがアニメーターとして成功していくサクセスストーリーでもない。あくまで『ホームドラマ』であるということを、大森さんをはじめ、制作サイドは強調しています。むしろ描きたいのは、戦災孤児であるという設定から、引き取ってくれた家や、自分が結婚して築いていく『家族の物語』であって、アニメの世界を描くのがメインではないんです」(前出・芸能記者)

 また、Twitterでは賛否両論に激しく分かれるポイントが、山口智子演じるおでん屋「風車」の亜矢美だった。

 登場したばかりの頃には「何を演じても山口智子」「浮いている」という指摘が続出。かつての山口を知らない世代からは、「そろそろ耐えきれなくなってきた。アヤミさん見てて『痛い』…。昔を知ってる人からしたら山口智子ってこんな感じよね、と思えるのか…?」といった声も出ていた。

 しかし、物語が進むにつれ、実は山口自身のせいではなく、「起用法」に問題があるのではないかとする指摘も増えてきた。

「そもそもこの風車のシーンが1番つまらなくて要らないんだよな」

「山口智子のおかげで、このドラマのダメさの理由がどんどん明るみに出てきた気がする。歴代ヒロイン勢ぞろい。スタッフ振り回され、行き交う見当違いの『忖度』。『百回記念のお祭りですから…。』大森さんも早々に投げたんだろう」

「(『あさイチ』で)なつぞらの山口智子の出演シーンを連続で見たけど、こうやって見ると、衣装も演技も面白いし楽しめるのよね。山口智子さんがヘンだったわけじゃない。むしろ魅力的。…要はドラマに全く組み込めて無かったってことじゃんー!」

 こうした意見について、テレビ誌の記者は言う。

「山口さんは非常に研究熱心な女優さんで、元・踊り子という設定であることから、鼻歌や踊りをアドリブで入れるために、当時の歌や流行なども自身で調べ、台本にぎっちり書き込んでいたことが共演者やスタッフによって明かされていました。また、基本的に山口さんのシーンはお任せで、アドリブだらけだったそうです」

 しかし、実はそれこそがドラマ中で「浮いている」理由だったのではないかと推測する。

「山口さんの人柄に魅了される共演者やスタッフは多く、『なつぞら』制作サイドは、まさに彼女に心酔してしまった印象です。だからこそ、本人のプランに任せすぎて、彼女が登場するシーンだけ別の物語のように見えてしまった。その点、現在出演している『監察医 朝顔』(フジテレビ系)で演じている夏目茶子は、自由奔放ながらも魅力的で、好評ですから、やはり起用法の問題ではないでしょうか」(同)

 咲太郎(岡田将生)の結婚により、いったん「退場」した亜矢美も、終盤で再登場することが予想される『なつぞら』。さまざまな批判はあるものの、最終的には評価を上げて、有終の美を飾ることができるだろうか? 残り1カ月の盛り上がりに期待したい。

ジャニーズ事務所の圧力問題、マスコミ関係者から「ジャニーさんの死を利用するな」の声 

 7月17日、公正取引委員会が独占禁止法違反につながる恐れがあるとして、ジャニーズ事務所に「注意」をしたというニュースが報じられた。

 ジャニーズ事務所が「SMAP」元メンバーで「新しい地図」の3人、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾について、民放テレビ局などに出演させないよう圧力をかけていた疑いがあるとして調査を行ったというものである。

 ジャニーズ事務所はこの報道を受け、公式サイトに「テレビ局に圧力などをかけた事実はなく、公正取引委員会からも独占禁止法違反行為があったとして行政処分や警告を受けたものでもありません」とコメントした。

  この件についての各局の取り上げ方はさまざまだった。しかし、あくまで一般論として、「芸能界では~」と芸能界全体の問題にすり替えている番組の多さが目立っていた。これに対し、SNSでは当然ながら多数の批判が上がっていた。

「ジャニーズ事務所のことだけど、なにテレビ各局は他人事のように報道してるの? あなたがたが事務所の圧力を受け入れてきたんでしょうに」

「いや他人事みたいに言ってないで。よみうりテレビが事務所から圧力受けた事実があるのかどうか言ってみて? 当事者に取材して事実を報道して?」

「宮根のジャニーズに対する醜い忖度。局側の忖度だけなわけがないだろ。全く圧力が無いのに誰が忖度するんだよ?」

 ジャニーズファンの中には、ジャニーズ事務所に長年流れ続けている、こうした「体質」から目をそらしたい妄信的な者も多数いる。だが、ジャニーズの番組制作に携わっていたスタッフは言う。

「あの事務所(ジャニーズ事務所)の横暴は、当然ながらありますよ。いろいろ難癖をつけてきたり、面倒なので、直接の窓口担当以外、制作スタッフはみんなできるだけ関わらないようにしていましたよ」

 また、ある週刊誌記者は言う。

「新しい地図に関して、ジャニーズ事務所は『絶対に出すな』という直接的な言葉では言わないんです。ただ、『もちろんおわかりですよね? あくまで常識の範囲内で』と念を押してくる。正直、新しい地図のメンバーに登場してもらうと雑誌は売れるので、本当はもっと出てほしいところですが、短いスパンで登場させると、全タレントを引き揚げるというような圧力すらありえる。仕方なく、ジャニーズ事務所とのバランスを考え、たまにお願いするくらいにとどめていたのは事実です」

 女性週刊誌記者も、あきれ果てた様子で言う。

「SMAPを取材してきた編集者、記者などは名指しで担当を外されたり、会見から締め出されたりしていました。個人単位で、ですよ? 信じられないほどみみっちいですが、本当なんです。有名なコメンテーター・A氏も、SMAP寄りだったことから、一時期はジャニーズ事務所に干され、会見の案内をもらえないなどの嫌がらせを受けていたと聞きますよ」

 ちなみに、A氏は現在、再びジャニーズ関連のコメントも頻繁に請け負っている。ただし、そこにもなんらかの事情がありそうで……。

「A氏はもともと『新しい地図』寄りの方なので、嵐や関ジャ二∞、Hey! Say! JUMPといった藤島ジュリー景子副社長直轄のタレントの話題はほとんど取り上げず、SMAP育ての親・飯島三智氏管轄下にあったKis-My-Ft2の話題ばかり。ささやかな抵抗なのかわかりませんが、事務所との関係が完全に回復しているわけではないのかもしれません」(同)

 さらに、「ようやく、本当にようやくだなと思います」とため息をつくのは、自身が今もジャニーズ事務所から名指しで圧力を受け続けている芸能記者B氏だ。

 B氏は同じような圧力を受けている同業者が公取委に相談していると耳にし、公取委に「具体的事例」として、数カ月前に自身の情報を提供。その際には「ジャニーズ関連の窓口」が対応し、「参考にさせていただきます」と言われたのみだったという。

 今回の報道によって、公取委がジャニーズ事務所を調査し続けてくれていたことがわかり、安心したと話すが、と同時に、こんな不安も漏らす。

「この報道があったのが、ジャニーさんの逝去後というタイミングであることがどうにも気になります。これではまるで『圧力はジャニー社長によるもので、今後はクリーンで風通しのいい事務所になる』というアピールをしているかのようで……」(B氏)

 おそらく公取委とジャニーズ事務所の間では、今回の件について内々でなんらかの手打ちがなされていただろうとB氏。このタイミングで表に出たのはジャニーズ事務所の弱体化ではなく、印象操作にすら見えると話す。

「私に圧力をかけていたのは、メリー喜多川社長の側近で『番頭』といわれる人物でした。その際、ジャニーさんの名前を挙げ、社長の指示だと言っていましたが、スターの発掘・育成とステージを作ることに熱心で、些末なことに興味のないジャニーさんが、編集者や記者、カメラマンなどに圧力をかけるとは到底思えません。おそらくジャニーさんの名前をかたっていただけの可能性が高いと思います」(同)

 ちなみに、この「番頭」なる人物、通常は各媒体にさまざまな圧力をかけているにもかかわらず、ジャニー氏逝去を報じ、美辞麗句を連ねて功績をたたえる特集を組む雑誌媒体には、気を良くして「どんどんやってください」と告げていたそうだ。

 ジャニー氏の逝去とともに、イメージを一掃し、数々の圧力や闇の歴史を葬るつもりなのか? おそらく「黒幕」は今もジャニーズ事務所内でうごめいていると、B氏は語るのだった。

ジャニー喜多川氏逝去をめぐる、事務所の情報操作「ジャニタレ追悼コメントもどこか不自然?」 

 7月9日23時半、テレビやスポーツ紙 の Web版、ネットニュースなどのメディアが一斉に、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川氏が亡くなったことを報じた。

 ジャニーズ事務所の完全なメディアコントロールにより、フライング報道は封じることができたものの、それでもTwitterには正式発表前から、以下のようにジャニー氏逝去の情報が出回っていた。

「今日ジャニーさん本当に亡くなったっぽいな」

「ジャニーさん今度はホント?」

「もうすぐ、ジャニーさんの速報?」

 また、一部御用媒体の関係者の間でも「ジャニーさんはすでに亡くなっているのではないか」というウワサも出ていた。ある御用媒体の記者は言う。

「ジャニーさんが救急搬送されたという情報はネット上などで飛び交っていましたが、正しい情報はかなり付き合いの深い媒体にも知らされていませんでした。それだけに、7月1日に嵐・松本潤が、嵐の展覧会の発表をする場で、ジャニーさんの病状について初めて公表したときには、すでに亡くなっていたのではないかとみる者もいます。公表のタイミングに、作意が感じられるからです」

 救急搬送されたのは6月18日と発表されている。しかし、2020年をもってグループの活動休止が決定している嵐のベストアルバム『ARASHI 5×20 All the BEST!! 1999-2019』のリリースは、同26日だ。

「ジャニーさんの後継者と明言されている藤島ジュリー景子副社長にとって、嵐は言うまでもなく唯一無二の愛情を注ぐグループ。その嵐の最後の花道を華々しく飾る上で、大事なアルバムリリース前に、悲しいニュースを発表するわけにはいかなかったのではないか。もし仮にジャニーさんが亡くなってしまったとしても、2020年末まで公表せず、嵐の活動休止後に情報解禁するのではないかとすら一部ではささやかれていました」(同)

 実際にジャニー氏の訃報が流れたのは、7月9日。嵐・櫻井翔がMCを務める『THE MUSIC DAY2019 時代 』の放送を同6日に終えた後ということも、発表のタイミングとして不自然さを感じる部分があると話す。

 さらに、ジャニーズ事務所が各メディアに送ったFAXの文章にも、「不自然さ」を感じる部分があると、テレビ誌記者 は言う。

「事務所からの発表では、ジャニーさんが一般病棟に移り、タレントやJr.と面会を果たすことができたこと、ジャニーさんの好物をみんなでにぎやかに食べるのが日課となったこと、危険な状態に陥るたびにタレントたちが呼びかけ、体をさすると危機を脱することができたなどとつづられていました。でも、これはさすがにドラマチックにでき すぎていて、『奇跡』の創作くささが否めません。ネット上には『くも膜下出血の重症患者がそんなことをできただろうか?』『誰1人ホントの事言おうとしない 気味悪い』『情報統制は非常に気持ち悪い』『宗教みたい』などの声が多数出ていました」

 また、10日、11日と、各メディアにタレント、Jr.たちの訃報コメントが送られ、次々に発表された。

 一部コメントの中の「各々が言葉を発すると足を動かして反応してる様子を見ると」(Hey! Say! JUMP・八乙女光)、「お見舞い時にジャニーさんは絶対大丈夫だと、自分の中で言い聞かせてました 」(A.B.C-Z・橋本良亮)といった表現を見る限り、意識はほぼ戻っていないように思える。

 確かに、事務所発表の文言にあるような、タレントたちと一緒に昔話を楽しんだり、好物を食べたりといった場面があったとは考え難いが……。

 ちなみに、事務所が「追悼コメント」として公表した堂本剛のコメントは、会員限定ブログ内で自身のファンに向けて限定的に伝えた言葉である。

 つまり、ジャニー社長が最も溺愛し・信頼したといわれる一人・剛は、事務所が一斉にかき集めた訃報コメントには賛同していないように見えるのだが……。

 ともあれ、天才的なクリエイティビティの持ち主・ジャニー喜多川氏は、惜しまれつつもこの世を去った。

 しかし、ジャニー氏という偉大な才能を失った一方で、ジャニーズ事務所のマスコミへの情報統制は決して弱まることなく、ますますエスカレートしているように見えるのが、残念でならない。

ジャニーズ・エンタテイメント事業終了でKinKi Kidsタブー「どっち派論争」が再燃!?

 ジャニーズ・エンタテイメント(JE)が5月31日で事業を終了することを文春オンラインが報じるや、ジャニーズファンは騒然とした。

 中でも一番強い反応を示したのはKinKi Kidsのファンで、Twitter上には以下のようなコメントが続出していた。

「JE今日で終了なのかぁ キンキのCMも、JEならではの演出だったんだと思うと、懐かしいし寂しいな。これからもキンキの世界観はずっとそのままでありますように」

「JEはキンキのために出来たようなとこだから、なんだかさみしい」

「え、JEなくなるの? KinKi Kidsどうなるの すげー怖い 嫌なことばっか頭に浮かぶんだけど…」

「JE事業終了って何…キンキのレコード会社どうなるの…剛さんの個人レーベルどうなるの…JEのキンキさんのCM好きだったのになぁ」

 ファンの間では「ジェイ・ストームがなくなる」など、さまざまな誤解が飛び交っていたが、実際には、今後はジェイ・ストームがJEレーベルの事業を引き継ぐということのよう。

 とはいえ、具体的な変更点は見えていない。また、もともとJEの稼ぎ頭であるKin Ki Kidsが、現在は堂本剛の突発性難聴などの病状により音楽活動を大幅にペースダウンしていることもあり、今後の活動にどのような影響が出るのか、不安を抱くファンも多いようだ。

 ところで、JE発足のきっかけともなったジャニーズ事務所の特別な存在・KinKi Kidsに関して、先頃、ヒヤッとするような出来事もあった。

 それは、5月22日放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)3時間スペシャル。番組内では、渡辺直美と同年代の1987年生まれの女性たちが語り合う「直美タメ会」が開催された。

 メンバーは、渡辺のほか、元女子柔道選手の松本薫、高橋メアリージュン、元モーニング娘。の辻希美、ニューヨーク在住のシンガー・TiA、1歳違いで特別参加した元バレーボール選手の木村沙織である。

 そこでは、同年代あるあるの話題のひとつとして、多くの女子が憧れたKinKi Kidsをテーマに、堂本光一と堂本剛のどちらが好きだったかという会話が繰り広げられた。

 番組では松本を除いた全員が剛派で、渡辺はすかさず「今はどっちも大好き。当時、子どもだから王子様系よりワイルド系が好きだった。自分が大人になってきたら、王子様系の光一さんが好きになる」とフォローしたが……。

「こんな話題、テレビで扱っていいんだと驚きましたし、ちょっと青ざめました」と話すのは、あるスポーツ紙記者。

「光一派」「剛派」というのは、実際にかつて若い女の子の間で盛んに議論された話題だった。しかし、当時は雑誌の「恋人にしたい」アンケートや人気投票で選ばれるのは、もっぱら剛ばかりだったという。

「歌唱力も演技力も、剛くんが抜きんでていましたし、今ではダンスといえば光一くんのイメージが断然強いですが、初期はダンスも剛くんのほうがしなやかさで、リズムにピタリとハマる巧さがあったんです。でも、KinKi Kidsは基本的に2人ともスターで、優劣をつけるのは事務所的に絶対にNGでした。まして光一くんは『王子』ですから、テレビで優劣をつけるようなことをやってしまっていいのか、事務所チェックはなかったのかと不安になったくらいです」(同)

 しかも、番組放送中からTwitterでは「剛派」がトレンド入り。

「わかる! KinKi Kidsどっち派論争 確かに剛派が多かった!」

「うちの学校は剛派大多数、光一は少数だったよw」

「剛派 光一派とか言うけど ほとんどの大半、剛くんの割合が多い」

「剛派が圧倒的だった」

「おそらく当時の小学生組は剛派一辺倒やったんかな?」

など、「剛派が多かった」とするコメントが続出していた。

 しかし、この話題に対していい気持ちがしないのは、KinKi Kidsファン。「剛派」「光一派」論争は、実はKinKiファン同士というより、普通の女の子たちの間で無邪気に交わされた会話であって、ファンにとってはかなりデリケートで、タブーな話題なのだ。

 そのため、Twitter上では「私は堂本派!」「私はKinKi派!」「私はftr(2人。光一と剛のこと)派!」という主張が多数見られた。

「光一君の『二人組って、比べられるんですよ』は10代頃既に悟った事だろうな。デビュー前からずっと『どっち派』で言われ続け、剛君からも『光一派とか剛派とかしょうもないことはやめてください。シンプルにKinKi Kidsを愛して下さい』と(原文ママ/以下略)」といった声もあった。

 また、この話題がタブーな理由には、別の事情もあると、女性週刊誌編集者は言う。

「光一君のファンは熱量が非常に高く、ごく一部には剛君の一挙手一投足を執拗に追いかけて、日々アンチし続けているような人もいます。どちらも褒めている文章であっても、2人を比較する表現があるだけで、クレームの電話がかかってきますし、光一君個人の活動を取り上げる記事の中にKinKi Kids2人の写真が掲載されているだけで、怒りの手紙が来たこともありました。業界ではかなり有名ですから、『今くら』の無邪気な論争を見て、冷や汗をかきましたよ(苦笑)」

 トップの世代交代やウェブでのタレント写真の解禁を含め、大きく変わろうとしているジャニーズ事務所。しかし、事務所の体制だけでなく、ファンの扱いなど「引き継ぎ」が必要な問題はまだまだ山積している。

広瀬すず『なつぞら』イケメン大量投入で視聴率好調も「評価急落」のワケ

 広瀬すずが主演を務める、第100作目のNHK連続テレビ小説『なつぞら』。

 GW中には視聴率20%の大台を割り込む時期もあったものの、軒並み好調をキープし続けている。

 岡田将生、吉沢亮、山田裕貴、清原翔、犬飼貴丈、育ての父親役の藤木直人などに至るまで、イケメンを豊富に揃えた「イケメン朝ドラ」とも呼ばれ、女性視聴者たちを日々キュンキュンさせていることも好調の理由の一つだろう。

 しかし、視聴率の好調さの一方で、評判のほうは意外にもあまり芳しくない。といっても、子役時代の2週間の展開は絶賛の声が多かったにもかかわらず、ヒロインが子役から広瀬すずに交代して以降、みるみる評価を下げているのだ。

 Yahoo!テレビガイドでは、以下のような辛口コメントが続出している。

「なつって早くも嫌われヒロインになってしまったよね。これは鈴愛(『半分、青い。』の)より早いかもしれない」

「ドラマの進行上色々なことがはしょられるのは仕方ない事ですが、あまりにもなつに都合が良すぎてなんだかなあと思うことしばしば……」

「100作めで期待していたのですが、過去の出演者&イケメンを集めてのお祭り? 子ども編が良かったために残念です」

 子役から交代して以降、ヒロインのキャラクターが変わってしまったという声が多いほか、「何をやりたいかわからない」という声も。

 子役時代に物語のピークを迎えてしまうのは、ある意味、朝ドラではよくあるパターンだが、いったいなぜそのような展開になっているのか。

 あるスポーツ紙記者は言う。

「子役時代の2週間と、あまりにクオリティが異なるので、もしかしたら脚本家がひそかに途中で交代しているのではないかとも思いました。でも、台本を見てみると、その後も変わらず非常に丁寧に描かれているんです。実際に放送されたものと台本を見比べると、尺の都合なのか、大胆にバッサリとカットされてしまっている部分がかなり多い。それが朝ドラでありがちな『ヒロイン至上主義』『ご都合主義』に見えてしまう原因だと思います」

 しかも、同記者いわく、「大幅にカットされている部分には、ある種の傾向が見られる」そうだ。

「心理描写や、経緯を説明する部分などはかなり省略されているのに、イケメンとの胸キュンシーンはカットされず、しっかり厚めに描かれています。実際に視聴率も好調ですから、複数のイケメンとの胸キュンシーンをたくさん入れておけば良いという読みは、的外れではないのでしょう」

 あるエンタメ系ライターは言う。

「『あさが来た』のディーン・フジオカさん演じる五代様がブレイクしたあたりから、朝ドラは明らかにタイプ違いのイケメンを複数揃え、胸キュンで女性視聴者を引き付ける戦略をとるようになっています。その集大成がイケメンパラダイス、イケメン祭りとも言われる『なつぞら』ですよね」

『なつぞら』放送開始直前には、『朝ドラ100作 ファン感謝祭』なる特番が放送された。しかし、第一部の『思い出の名シーンランキング』が朝8時15分からだったのに対し、夜(18時5分~)に放送された第2部は『ドラマを彩る“イイ男”スペシャル』。100作の歴史を振り返る中で、わざわざ名シーンと並列、もしくはそれ以上の扱いで「歴代朝ドラのイケメン」だけにテーマをしぼり第二部として扱ったあたりにも、NHKの「朝ドライケメン押し」の姿勢がうかがえる。

 先述のライターは言う。

「視聴者はあくまで作品ありきで見ていて、魅力的な作品に登場する魅力的な役柄のイケメンにときめくだけ。ストーリーなどそっちのけで、『とりあえずイケメンをたくさん出していれば良い』なんて思っている人はほとんどいないはず。今のイケメンてんこ盛り朝ドラは、ある意味、これまで朝ドラを楽しんできた視聴者たちの視聴習慣を冒涜するものになりかねない危険性があると思います」

 現時点では、ヒロイン・なつを演じる広瀬すずがどんどん視聴者に嫌われつつある。しかし、それも演者である広瀬すずのせいでは、おそらくない。むしろ広瀬すずは、安直な「イケメン祭り」によって心理描写をおろそかにされた被害者なのかもしれない。