ついにフジテレビがテレ東をパクった!? “素人密着モノ”参入に、業界内から冷たい視線

 視聴率競争で後塵を拝し、「振り向けばテレ東」などと揶揄されてきたフジテレビ。そんなフジが、ついに番組作りまで「テレ東をパクった」と話題になっている。

 問題の番組は、12月10日の16時からフジテレビで放送された『私の家を壊して下さい』という番組だ。たまたま放送を見ていた同局関係者は、これが自局の番組だったことに大いに驚いたそうだ。

「この番組は、タイトルそのままに、使わなくなった家を解体する過程を追ったドキュメンタリーです。ある家庭に密着して、家を壊すことになった経緯や、家にまつわる思い出を聞き出し、最後は実際に家を解体する様子と、それを眺める家族の姿を追うものでした。日曜の夕方という枠は、一般視聴者にとってはエアポケットのような時間帯ですが、パイロット版(評判が良ければゴールデンやレギュラーに昇格する、テスト用の番組)がしばしば放送されるので、テレビマンにとっては要チェックの時間帯です。今回の『私の家を~』も、おそらくその類いでしょう。内容自体は面白かったのですが、エンディングロールを見ていたら、これがカンテレ(関西テレビ/フジテレビ系列)制作の番組だったことに驚きました。私はてっきりテレビ東京だと思って見ていたのです」

 同様な感想を抱いたのはこの関係者だけでなく、ネットにも、

「なんかテレ東の手法を安易にパクッた的な……」

「テレ東の遅れ番組(制作した放送局以外の局でも放送する時に、発局の放送から遅らせて放送すること)かと思ったら、フジの全国ネットか」

「めっちゃテレ東臭のする番組だな」

 といった書き込みが続出。いったいどこがテレ東的だったのか?

「テレ東といえば、訪日外国人がターゲットの『YOUは何しに日本へ?』、終電を乗り過ごした人などについていく『家、ついて行ってイイですか?』、最近の大ヒット『池の水をぜんぶ抜く』など、実録モノというか、密着ドキュメンタリーが軒並み大ヒットし、高評価を得ています。今回の『私の家を~』の番組作りは、完全にそういった流れを踏襲したものです。そもそもテレビ業界には、かつての大食いバトル、警察密着ドキュメント、最近はやりのカラオケバトル、年末年始に定番となったマグロ漁など、他の局で当たったものをパクってくるのが恥ずかしいという概念がありません。むしろ『ウチもやれ』と、尻を叩かれるぐらいです。ただ、フジテレビがいくら落ちぶれたからといって、会社の規模は比べ物にならないわけで、予算がないからこそアイデアで勝負しているテレ東からヒントをもらってくるようでは、プライドも何もあったものじゃないですね」

 もし、「テレ東の企画に、ウチの予算をつぎ込んだら……」などと考えているようなら、いよいよ「振り向けばテレ東」の立ち位置さえも怪しくなりそうだ。

激戦区の日曜ゴールデン帯で“王者”日テレが大失策! さんま特番惨敗で、テレ東、フジが肉薄

 激戦区の日曜ゴールデン帯で、独走する“王者”日本テレビが“編成ミス”で視聴率を大きく落す失策を演じてしまった。

 日テレでは、通常、同時間帯に『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所』をオンエアし、圧倒的な強さを見せている。前週(19日)は、『DASH!!』が17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、『イッテQ!』が19.9%、『行列』が13.6%の高視聴率を獲得していた。

 26日は、これらの3番組をすべて休止し、午後7時より、3時間枠で、『誰も知らない明石家さんま NGなしロングインタビューで解禁&さんま青春時代ドラマ』を放送。同番組はさんまにロングインタビューを行い、13個の質問にNGなしで応えたものだったが、視聴率は13.9%どまり。午後7時から9時の時間帯に関しては、通常番組より、大きく数字を落としてしまった。

 同番組は、昨年11月26日に、土曜午後7時から2時間枠でオンエアされ、13.5%を獲得した。今回とは放送曜日が異なっており、同じレベルで比較はできないが、日曜ゴールデン帯にもってきた日テレの編成ミスといえそうだ。

「日テレの日曜ゴールデン帯のレギュラー番組は、他局の追随を許しません。それなのに、わざわざ休止してまで、さんま特番を放送したのは明らかに失策。編成部は責任を問われかねません」(テレビ誌関係者)

 この機に乗じて、高い視聴率を挙げたのは、ふだん低視聴率に苦しんでいるテレビ東京とフジテレビだった。テレ東は、注目度急上昇中の『緊急SOS!史上最大の池に異常発生!怪物1万匹!? 池の水ぜんぶ抜く大作戦5』(午後7時54分~9時54分)を放送し、12.8%をマーク。フジテレビは、『ニチファミ!』枠の『中居正広のプロ野球 珍プレー好プレー大賞2017』(午後7時~9時54分)が、奇跡ともいえる11.0%を獲得した。

 今年1月15日に第1弾が放送された『池の水ぜんぶ抜く』は、当初は8%台だったが、その後、グングン数字を上げ、9月3日の第4弾では11.8%と初の2ケタ台を記録。第6弾は、正月特番の3時間スペシャルとしてオンエアされることが決定。特番枠とはいえ、今後テレ東の目玉番組となるのは必至だ。

 そのほかの局では、TBS日曜劇場『陸王』(午後9時~9時54分)が安定の16.3%をマーク。NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』(午後8時~8時45分)は、自己ワースト4位タイの11.3%と低調だった。

 テレ東、フジが2ケタに乗せたことで、割を食ったのが27年ぶりにレギュラー復活した『ビートたけしのスポーツ大将』(テレビ朝日系/午後7時58分~8時54分)の第2回で5.8%と爆死。12日の初回は12.6%とよかったが、半減以下に落ち込んでしまった。

 次回12月3日、日テレは通常番組に戻り、テレ朝は『M-1グランプリ2017』(午後6時57分~10時10分)を放送。TBS系は『東大王★2時間半SP★豪華芸能人12人が天才東大生にクイズで勝ったら100万円!』(午後6時30分~8時54分)をオンエアし、盤石の『陸王』につなげるが、今週も各局の熾烈な視聴率獲得合戦が繰り広げられることになりそうだ。
(文=田中七男)

マニアが愛する映画を大胆に弄り倒す『要博士の異常な映画愛』が、識者から批判されないのはなぜ?

 10月16日よりスタートした『要博士の異常な映画愛 勝手にセリフ変えてみました』(テレビ東京系)が、非常に文化系だ。

 番組ホームページには、こう書いてある。

「都内某所に、支配人の映画愛がスゴ過ぎて、昔の名画に新たなセリフや音楽を当てた、オリジナルの動画を作るという“遊び”をはじめちゃったサロンがあるという。」

“新たなセリフ”って、どんなものだろう? 例えば、歴史的名画『シェーン』には、馬に跨りワイオミングの山へと去っていく主人公・シェーンの後ろ姿に向かい、少年・ジョーイが「シェーン! カムバーック!!」と叫ぶ有名なラストシーンがある。

 ここに、同サロンは全く別の新たなセリフを当ててしまった。

ナレーション 家族や街を救い、去っていくシェーンに向かって少年・ジョーイが叫んだ一言。

ジョーイ シェーン! そっち行くと交流電源の周波数が60ヘルツだから気をつけて~!

 上記の例は、まだおとなしい方。当てるセリフ次第では、全く別の作品になってしまうから面白い。

ジョーイ シェーンっておっぱい触ったことある?

シェーン 当たり前だ。大人だし、先週も触った。っていうか、揉んだ。超やわらかい。(シェーンの頭を撫で)今、お前の頭を触ってるこの手、この手で揉んだ。

ジョーイ どれくらい柔らかい?

(シェーンは無言で立ち去り、ジョーイが後を追う)

ジョーイ ねぇ、どれくらい柔らかいの?

シェーン 今日も揉むぞー。

ジョーイ 二の腕と同じって本当? コンビニの大福にも似てるって聞いたけどー。この世で一番柔らかいのは、馬場ふみかのおっぱいだよねー?
(馬に跨りワイオミングの山へと去っていくシェーン)

ジョーイ 馬場ふみかの手ブラ、サイコーー!!

 感動の名ゼリフ「シェーン! カムバーック!!」を「馬場ふみかの手ブラ、サイコーー!!」に置き換えることで、西部劇だったはずが、思春期の少年のリビドーを描く心象青春記へと様変わりした。まさに、オリジナル!

 

■昭和初期の“凄い坊や”を、セリフを置き換えて石田純一にしてしまう

 

 このサロンが扱うのは、純粋な映画のみではない。かつて、映画館では映画のみならずニュースも上映していたという。アナウンサーが読み上げる文言を全く異なるものに置き換え、新たな生命を吹き込む。結果、ミラクルが起こるのだ。

 例えば第1回では、満2歳なのに読み書きができる男の子を報じるニュース映画が紹介された。「月火水木金」と曜日の漢字を鉛筆で書き、難しい文章の載った新聞を読み、その上、アルファベットまで書くことができる坊やを報じるニュースだ。

 この映像に、同サロンは全く新しい原稿を当てている。

「あの有名俳優の幼少期の映像が残っていました。東京都は目黒区出身、本名は石田太郎。そう、石田純一さんです。当時からモテモテで、この日は女性と会うスケジュールを立てています。やはり、金曜日は殺到するそうで、今週はなんと5人の女性と会う予定」

「『不倫は文化』発言で、この新聞の芸能面にデカデカと載ることは、当時の純一少年は知る由もありません」

「早稲田大学に入学するほど頭脳明晰な純一さん。5歳にして英語の勉強です。あらあら、アルファベットに少し苦労している様子。『H』だけはすんなり書きました。末恐ろしいです」

 内容が根こそぎ刷新されている! いやはや、大胆な遊びである。

 

■映画に一家言を持つマニアに攻撃されない理由

 

 こういった類の番組が放送されるや、ジャンルに一家言を持つ識者らから不満の声が上がるのは世の常。例えば、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)が「読書芸人」なる企画を行えば「作り手が本好きじゃないのでキツい」なんて声がSNS上では散見されてしまうし、ガチの家電好きが「家電芸人」へ抱く悪感情についても耳に入ってくる。

 しかし、『要博士の異常な映画愛』に関しては、そういう声をまだ聞かない。やってることは、正直スレスレだ。だって、名画のストーリーをごっそり変換してしまってるのだから。

 ちなみに、新たなセリフを考えているのは、劇作家、お笑い芸人、落語家、作家、放送作家、脚本家など、総勢50人以上の面々。具体名を挙げると、作家のせきしろ、放送作家の内村宏幸、渡辺雅史、あないかずひさ、お笑い芸人の赤嶺総理、がじん祥太、ネタ職人の鳥獣戯画ジャクソンといった顔ぶれである。

 正直、かなりのうるさ型ばかりだ。だからこそ、映画マニアからの批判にさらされずにいられるのだろう。

 番組スタート時、プロデューサーの太田勇は「番組で扱うのは誰でも知っている有名な古典映画ばかりです。この番組をキッカケに、昔の名画を観てみようと思ってもらえるとうれしいです」とコメントしている。

 どうやら、作り手の側も映画愛には溢れているよう。なるほど、余計な心配はご無用のようだ。
(文=寺西ジャジューカ)

業界内視聴率30%! テレ東ドラマ『バイプレイヤーズ』が、ゴールデンで復活へ!? 「各事務所から逆オファー殺到中」

 今年1月クールに放送されて話題を呼び、先月26日には「東京ドラマアウォード」の連続ドラマ部門で優秀賞を受賞した『バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』(テレビ東京系)に、“シーズン2”の兆しだ。

「『バイプレイヤーズ』は、これまで『モテキ』『マジすか学園』『勇者ヨシヒコシリーズ』『孤独のグルメ』など、低予算でもユニークでコアなファンを集めている『ドラマ24』の枠で放送され、大杉漣、遠藤憲一、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研という6人の“大物脇役”たちが実名で出演する斬新な企画が人気を呼びました。さらに、役所広司、椎名桔平、安田顕、村上淳、竹中直人らベテラン俳優勢をはじめ、野村周平、志田未来、川島海荷といった人気若手俳優も実名で登場し、業界内視聴率は30%超とも言われました」(テレビ局関係者)

 そんな作品の第2弾が満を持して、しかもゴールデンで復活する動きがあるというのだ。

「来年1月クールにゴールデンで放送される可能性が高いとのことですが、さすがにみなさん多忙ということで、異例ではありますが通常の連ドラの半分の5話になりそうだとか。前回は数年の準備期間を経ての放送となりましたが、今回は突発的な面もありますからね。恐らく、5話放送の後に、単発での放送もあると思いますよ。今回も豪華ゲストを考えているようで、各事務所からの“逆オファー”も殺到しているようです。6人とも今から撮影が楽しみで、撮影前に『とりあえず飲みに行くか!』と盛り上がっていると聞きます」(芸能事務所関係者)

 また、あの6人の無邪気な戯れを楽しむことができるのだろうか。

「昨日の彼女は今日の敵」か!? 元カノが元カレとの思い出や夜の生活を暴露する料理番組『女ウラミ飯』がキツい

 世は、芸能界の恋愛報道が好きだ。「あの俳優とあの女優は付き合っている」「あの芸人とあのアイドルが密会」「あのグラドルは実業家とデキている」などなど。

 そのような報道を目にしていれば、一般人もかなりの精度でタレントの恋愛事情を知ることが可能となる。

 

■別れ話を交わした夜に食べた料理を作りながら、元カレとの思い出を暴露するグラドル

 テレビ東京で、とても恐ろしい番組が2週にわたって放送されていたことをご存知だろうか? タイトルは『女ウラミ飯』。

 番組ホームページには、そのコンセプトが勇ましく掲げられている。

「料理×暴露トークバラエティ」

「様々な女性ゲストを迎え、元カレとの思い出たっぷり、愛情たっぷり、そして“ウラミたっぷり”の手料理を作って頂きながら、放送ギリギリ!?の“元カレ話”をお聞きする番組です」

 10月5日放送の第1回に登場した女性ゲストは、佐藤聖羅(元SKE48)、みちょぱ、川村エミコ(たんぽぽ)の3人。佐藤と川村に関しては、元カレの正体を知る人も少なくないだろう。

 気を使っているつもりなのか、女性ゲストは元カレのことをあくまでイニシャルで呼ぶ。実名を出さず、交際時のエピソードを放出するのだ。

 まずは、佐藤が料理をする。あくまで、これは料理番組である。元カレについて聞かれ「NスタイルのIさんです!」と、笑顔で発表する佐藤。彼女はIさんと別れ話をした日の夜に作ったシチューを、スタジオで振る舞ってくれるらしい。

 とはいえ、見どころは言うまでもなく料理ではない。元カレにどうやって口説かれたか、そして恋愛中の様子などを、料理しながら暴露する女性ゲストたち。例えば、佐藤が明かしたIさんのエピソードにはこんなものがある。

「(口説かれた時は)読むのに3分くらいかかる長文のLINEがガンガン来た」

「SKEに入ってからずっと恋愛してなくて、恋愛の仕方がわからない時に『彼氏がいるってどんなことか全部、俺が教えてあげる』って言われて、好きになっちゃった。このセリフは2~3回言われてる」

「私と付き合ってることを知らないグラビアの友だちに、『井上さんに口説かれてる』ってLINEを見せられた」

 別れた後、公共の電波でこうした実話を明かされるとは、さすがに元カレがかわいそうになってくる。っていうか最後のエピソードに関しては、もはやイニシャルじゃなくて実名を出してしまっているし……。

 だが、井上に関しては佐藤がテレビで暴露することを認めているとのこと。レアケースだ。元カレ公認のエピソードトークということになるだろうか。

■夜の生活がどうだったかを元カノに暴露されるお笑い芸人

 翌週12日に放送された第2回の女性ゲストは、宮崎宣子(元日本テレビアナウンサー)、わたなべるんるん(お笑い芸人)、真麻(袴田吉彦の浮気相手)の3人。なんとも、クセのある人選ではないか。

 ここでフィーチャーしたいのは、女ピン芸人のわたなべるんるんである。彼女の元カレは「TエンジェルのTさん」。一応、イニシャルにしているものの、羽織っているエプロンの名札には「たかし」の3文字が記されている。たしかに彼女、今までにたかしとの諸々を他番組で何度か公開しており、元カレに半ば容認されていると言えるかもしれない。

 それにしても、明かされるエピソードがしんどい。

「初めてのキスは、私の家。動画とか撮っておけばよかったなーって思いました」

「(初めての夜は)結構、早く終わった」

「Tさんが運良く下着を置いてってくれたんですよ。それをまだジップロックに入れて、私は取っておいてあります」

 佐藤に関しても渡辺に関しても、元カレはお笑い芸人だ。なので、シャレで済む範囲内かもしれない。

 しかし、第1回に出演したたんぽぽ川村が明かしたのは、一般企業社長との交際エピソードである。第2回に出演した宮崎アナは、元夫である会社員男性との夫婦生活を打ち明けている。芸能界にいるわけでもないのに、たまったものではないな……。

 恋愛中ともなれば、とても他者には打ち明けられない秘密を共有する仲になるだろう。彼氏と彼女は、ある種の共犯関係だ。それを暴露される恥ずかしさと言ったら、筆舌に尽くしがたい。

 しかしこの番組では、元カノが率先して過去を暴露しにかかる。「昨日の敵は今日の友」という言葉があるが、「昨日の彼女は今日の敵」とでも言うべきか?

 コンセプトが危険極まりない番組だが、『女ウラミ飯』公式Twitterアカウントは「再び放送出来るよう、精進致します!」とつぶやいており、どうやら第3回放送に関しては未定のよう。

 もしも次回放送があるならば、なんだかんだでまた観たい。世の野次馬根性を下品なまでにくすぐりにかかる番組である。
(文=寺西ジャジューカ)

『なんでも鑑定団』が視聴率“大低迷”! パワハラ降板と“真贋”論争で失った信頼

 今年4月で放送開始から24年目に突入した、テレビ東京の看板番組『開運!なんでも鑑定団』。この同局きっての人気番組が低迷にあえいでいる。「6月27日は8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、7月4日は7.8%、11日は7.3%と右肩下がり。常時2ケタの視聴率を記録していた時代から比べると、人気低下は誰の目から見ても明らか」(業界関係者)だという。

 1996年6月11日に番組最高視聴率23.7%を記録したこともある伝説の番組がまさかの大ブレーキ。原因はやはりあの2つの「事件」なのだろうか。

 1つは昨年の春に発覚した、出演者・石坂浩二の発言カット問題、そして突然の降板劇。94年のスタート以来番組に出演し続け、初代の司会・島田紳助氏、また2代目・今田耕司を支えてきた大御所俳優・石坂の発言が、2年間にわたりほぼ放送でカットされていたことがわかったのだ。その真相も明かされないまま、昨年3月、石坂は番組から去った。

「この騒動の背景には、プロデューサーA氏と石坂との確執があるというのが定説です。司会の今田は、のちにこの説を全否定していましたが、業界ではよく知られた話でした。しかし結局、石坂さんを降板に追い詰めたA氏も、その後、番組から外されています」(芸能記者)

 どこか牧歌的なイメージのあるテレ東らしからぬトラブル。さらに今度は、番組の根幹をも揺るがしかねない事態が襲う。

「昨年12月、徳島県内でラーメン店を経営する男性が、ある茶碗を鑑定してもらうために番組に登場したのです。かつて大工をしていた曽祖父が、戦国武将・三好長慶の子孫が暮らす屋敷の移築を請け負った際に買い受けた古美術品とのことでした。それを見た、古美術鑑定家の中島誠之助氏は、『完全な状態では世界に3点しかないとされる中国の陶器「曜変天目茶碗」の“4点目”』『漆黒の地肌に青みを帯びた虹のような光彩がわき上がっていて、まるで宇宙の早雲をみるよう』と手放しで絶賛。100万円とした所有者の自己評価を大きく上回る、2500万円の鑑定額をつけたのです」(同)

 その後、今年に入ってからの「真贋論争」は記憶に新しいだろう。陶芸家や大学教授、学芸員ら複数の専門家がこの鑑定結果を疑問視。果てはX線分析を行う有識者も現れるなど、「国宝」かどうかをめぐるバトルは泥沼化した。さらに、最初に疑義を唱えた陶芸家が放送倫理・番組向上機構(BPO)に審査を求めるも、BPOは「判定する能力がない」として審査対象にしなかった。

「テレビ東京広報部もマスコミの取材に、『特にお答えすることはございません』の一点張りで、この問題はスッキリしない形で収束した。視聴者の不満はそのまま残り、騒動後、視聴率が如実にダウンしてしまったのです」(前出の業界関係者)

 鑑定額が上下するのは鑑定人の個々の感覚によるため許容されるが、多くの専門家が「似ても似つかない」「鑑定する以前の問題」「本物なら桁が3つくらい増えてもおかしくない」と断言している茶碗を、「国宝級」と持ち上げ、盲目的に2500万円の高値をつけてしまう“節穴”の鑑識眼に、視聴意欲をそがれた人も多いのではないだろうか。

「これがフジテレビの番組だったらマスコミが右へならえの大バッシングを繰り出し、打ち切りに追い込んでいたでしょう」(同)

 そんな最悪の事態はかろうじてまぬがれたものの、視聴者は正直だ。いずれにしても右肩下がりの一途をたどる『鑑定団』。改めて番組の原点に立ち返るためにも、一度“鑑定”をした方が良さそうだ。
(村上春虎)

『なんでも鑑定団』が視聴率“大低迷”! パワハラ降板と“真贋”論争で失った信頼

 今年4月で放送開始から24年目に突入した、テレビ東京の看板番組『開運!なんでも鑑定団』。この同局きっての人気番組が低迷にあえいでいる。「6月27日は8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、7月4日は7.8%、11日は7.3%と右肩下がり。常時2ケタの視聴率を記録していた時代から比べると、人気低下は誰の目から見ても明らか」(業界関係者)だという。

 1996年6月11日に番組最高視聴率23.7%を記録したこともある伝説の番組がまさかの大ブレーキ。原因はやはりあの2つの「事件」なのだろうか。

 1つは昨年の春に発覚した、出演者・石坂浩二の発言カット問題、そして突然の降板劇。94年のスタート以来番組に出演し続け、初代の司会・島田紳助氏、また2代目・今田耕司を支えてきた大御所俳優・石坂の発言が、2年間にわたりほぼ放送でカットされていたことがわかったのだ。その真相も明かされないまま、昨年3月、石坂は番組から去った。

「この騒動の背景には、プロデューサーA氏と石坂との確執があるというのが定説です。司会の今田は、のちにこの説を全否定していましたが、業界ではよく知られた話でした。しかし結局、石坂さんを降板に追い詰めたA氏も、その後、番組から外されています」(芸能記者)

 どこか牧歌的なイメージのあるテレ東らしからぬトラブル。さらに今度は、番組の根幹をも揺るがしかねない事態が襲う。

「昨年12月、徳島県内でラーメン店を経営する男性が、ある茶碗を鑑定してもらうために番組に登場したのです。かつて大工をしていた曽祖父が、戦国武将・三好長慶の子孫が暮らす屋敷の移築を請け負った際に買い受けた古美術品とのことでした。それを見た、古美術鑑定家の中島誠之助氏は、『完全な状態では世界に3点しかないとされる中国の陶器「曜変天目茶碗」の“4点目”』『漆黒の地肌に青みを帯びた虹のような光彩がわき上がっていて、まるで宇宙の早雲をみるよう』と手放しで絶賛。100万円とした所有者の自己評価を大きく上回る、2500万円の鑑定額をつけたのです」(同)

 その後、今年に入ってからの「真贋論争」は記憶に新しいだろう。陶芸家や大学教授、学芸員ら複数の専門家がこの鑑定結果を疑問視。果てはX線分析を行う有識者も現れるなど、「国宝」かどうかをめぐるバトルは泥沼化した。さらに、最初に疑義を唱えた陶芸家が放送倫理・番組向上機構(BPO)に審査を求めるも、BPOは「判定する能力がない」として審査対象にしなかった。

「テレビ東京広報部もマスコミの取材に、『特にお答えすることはございません』の一点張りで、この問題はスッキリしない形で収束した。視聴者の不満はそのまま残り、騒動後、視聴率が如実にダウンしてしまったのです」(前出の業界関係者)

 鑑定額が上下するのは鑑定人の個々の感覚によるため許容されるが、多くの専門家が「似ても似つかない」「鑑定する以前の問題」「本物なら桁が3つくらい増えてもおかしくない」と断言している茶碗を、「国宝級」と持ち上げ、盲目的に2500万円の高値をつけてしまう“節穴”の鑑識眼に、視聴意欲をそがれた人も多いのではないだろうか。

「これがフジテレビの番組だったらマスコミが右へならえの大バッシングを繰り出し、打ち切りに追い込んでいたでしょう」(同)

 そんな最悪の事態はかろうじてまぬがれたものの、視聴者は正直だ。いずれにしても右肩下がりの一途をたどる『鑑定団』。改めて番組の原点に立ち返るためにも、一度“鑑定”をした方が良さそうだ。
(村上春虎)

『ローカル路線バスの旅』、9.5%に視聴率転落! 太川&蛭子の再ブレイクがネックに?

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『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京)公式サイトより

 太川陽介と蛭子能収のコンビが人気の『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京)。数年前から番組ファンが増えたことで、太川&蛭子のメディア露出が増えるなど“路線バスブーム”を巻き起こした番組だが、6月20日に放送された新作の視聴率は9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と1ケタを記録。ブームもそろそろ落ち着くのだろうか?

 『ローカル路線バス~』は、同局で毎週放送されている「土曜スペシャル」枠の人気企画。しっかり者のリーダー・太川&マイペースな蛭子のコンビが、ゲストの“マドンナ”とともに、3泊4日で路線バスだけを乗り継いで目的地に辿り着くという番組だ。2007年に初回が放送された後はジワジワと人気が広まり、08年からは年に2回の放送に“出世”。11年・13年・14年は年に3回も放送され、この番組をきっかけに2人は注目を浴び、路線バスバブルを起こした。

“消えた芸能人”山口智充が復活! 『保育探偵』で連ドラ初主演も視聴率4.8%で需要なし?

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『保育探偵25時~花咲慎一郎は眠れない!!~』(テレビ東京系)公式サイトより

 16日にスタートした山口智充主演連ドラ『保育探偵25時~花咲慎一郎は眠れない!!~』(テレビ東京系)だが、2時間スペシャルだった初回放送の視聴率は4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と振るわなかったことがわかった。初の地上波連ドラ単独主演で不調のスタートを切ってしまった山口だが、現在ネット上では別の意味で話題になっているようだ。

 同作で山口が演じるのは、保育園の園長と私立探偵という2つの顔を持つ男・花咲慎一郎。シングルマザーの貧困や母親による育児放棄といった社会問題がテーマとなっており、共演者には黒谷友香や千葉真一の長男・真剣佑らが並んでいる。

「戦犯はとんねるず」フジテレビ、年末年始番組でテレ東に敗北!! “振り向けばフジ”へ

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『オールハワイナイトフジ2015』(フジテレビ系)公式サイトより

 1月第一週(12月29日~1月4日)の週間平均視聴率で、フジテレビがゴールデン、プライムそれぞれでテレビ東京を下回り、民放最下位に転落した。視聴率調査が開始された1963年以来、初めての記録とあって、ネット上では大きな話題を呼んでいる。

 大みそかは映画版『ワンピース』を再放送し、「勝負を捨てた」といわれたフジテレビ。同放送の視聴率も3.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大惨敗だったが、元旦の『FNS正月だよ!オールハワイナイトフジ2015ハワイにいる芸能人大集合!ビッグスターからのお年玉つき生放送SP』は4.4%、2日は『くりぃむしちゅーのテレビでは見せない芸能人年末イベント全部観せます!』が5.1%と惨敗続きとなってしまった。 フジの元旦ゴールデン帯番組を振り返ると、12年が『ペケポン』12.0%(第2部)、13年『ほこ×たて』11.3%(第2部)、14年『ホンマでっか!?TV』10.7%と2ケタ揃いなだけに、今年の惨敗ぶりは特に際立っているようだ。