【テラスハウスレビュー】夢に突然のキス、そして微笑――社長の「キモ面白さ」をおさらい

 『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(Netflix先行配信)公式サイトより 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、3月前半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

社長、クリスマスパーティーで無視される(テラスハウス第35話)

 メンバー全員が揃ったクリスマスパーティーでのこと。和やかな雰囲気の中、IT企業社長である「社長」こと俊幸は、突然「はい、じゃあ一番簡単なゲームやります」と言い出す。取り出したのは、ひと昔前の合コンで用いられていたような、ゲスなカードゲーム。

 誰もノッてこないが、社長は有無を言わせず「はい引いて。まだ見ないで。いっせーのせ! で開けます。いっせーのせ!」と取り仕切る。カードの指示通り、ハリウッド女優志望・ビビの耳に息を吹きかけ、一人はしゃぐ社長。

 ほかのメンバーはというと、引いたカードに無視を決め込み、大学生モデル・志遠は「夢さん、ちょっとプレールームに……」と、社長がロックオンしている会社員兼グラビアモデル・夢を誘って中座。スタンドアップコメディアン志望・快も、気になっている女子プロレスラー・花と男子部屋に行ってしまう。

 社長なりに盛り上げようとしたのかもしれないが、あまりに悲しい結果に。あれほどきれいに全員から無視されてもキレたりしない社長は、キモくても、穏やかな人物ではあるのかもしれない。

社長、待ちぶせて腹筋(テラスハウス第35話)

 社長は、夢がカードゲームを無視し、志遠とプレイルームに行ってしまったことで気もそぞろに。二人を追いかけ、プレイルームのドアの前で聞き耳を立てる。しかし会話は聞き取れなかったのか、深刻な表情のままポケットに手を入れ、夢が出てくるのをドアの真ん前でじっと待つ。

 黄色のサンタ帽をかぶり、首からはキラキラのモールを下げた格好のまま、薄暗い廊下に立ち尽くす姿はホラー映画から抜け出たようで、35話のタイトル「廊下のモンスター」そのものだった。

 夢と志遠が出てくるなり、にこやかに「こんばんはー。ちょっと行こうよ」と夢をプレイルームに押し戻すモンスター。そのまま、やや強引にドライブデートの約束を取り付けると、いきなり「腹筋したくなってきた」。夢に足を押さえてもらうと腹筋運動を始め、「アッ……いいねいいね! 効いてる、いいよいいよ。やばいやばい、イイ感じ、気持ちいい……」と勝手に恍惚としていく。そこで35話は幕を閉じ、社長のキモ面白さを象徴する素晴らしいシーンとなっていた。

 クリスマス当日の夜、レインボーブリッジ方面にドライブをすることになった社長と夢。夢が「初めて車で迎えに来てもらった」と言うと、「マジで? バージン奪ったね!」と社長。「レインボーブリッジ通ったことない」にも、「レインボーブリッジバージン、奪えて良かったわ」。

 社長がよく使う言葉「グルテンフリー」「カゼインフリー」「競合他社」「〇〇っしょ」「〇〇っつって」に、新たに「バージン」が加わった。

社長、もうキス(テラスハウス第36話)

 ドライブの後、イルミネーションに囲まれたひと気のない場所に夢を誘いこんだ社長。「ささやかなんだけど」と、「ジョー マローン」の指で塗るタイプのリップクリームをプレゼントする。

 このあたりから視聴者には悪い予感がしていたが、社長は案の定、「開けてみて。めっちゃ潤うらしいよ。つけてみて」と、その場で即つけることを強要。「じゃあ俺が塗るよ。めちゃめちゃに潤うらしいからさ」と自らの指で夢の唇にベタベタと塗り出し、「ごめんね、めっちゃついちゃったね」などと言いつつ顔を寄せ、悪い予感が的中し、キスした。「分け合いっこしたね☆」と微笑んだ顔は、コメディーでありホラーだった。

動じない夢の清々しさ(テラスハウス第36話)

 夢は、社長からのキスに「突然じゃない?」と笑っていたものの、特に動じるわけでもなく、その直後に自ら「写真、撮りたくないです?」と提案。社長と頬を寄せ合い、笑顔で自撮りしていた。

 女子部屋でキスを報告したときも、「びっくりした。嫌ではない、でも別に好きとはならない。まだ(出会って)1週間ぐらいだからさ」と、あっけらかんとしている。

 後日にも、社長から食べかけのキウイを差し出され、特に拒絶せず食べた夢には、どこか“プロ”な感じが漂う。34話で卒業してしまった大学生(休学中)・愛華がキス後にかましたセリフ、「恥ずかし~、ヤダ、あんな男慣れしてるみたいな雰囲気だしといてさ、全部がバレる!」のわざとらしさと比べると、夢のプロっぽさは清々しくもある。

 35話で、お互いの気持ちを確かめ合った快と花。「ごめん、普通にしゃべんなきゃダメだよね」と照れる花に、微笑みながら「いや別に全然、花でいていいよ」と返す快は、モンスター社長との対比も加わって、他人の気持ちを考えられる優しい人間に見える。

 だが優しすぎるゆえ、花と二人で行く約束だった水族館デートに、社長が「俺ら(俺と夢)もジョインしようかな」と言い出しても、「いいね」と承諾してしまう。さらに「いや泊まるっしょ」という社長の意向により、いつの間にか、京都への泊まりデートになっている。

 快自身は、優しさがコメディアンとしての弱みだと感じているようで、「もうちょっと、いかつい思考になりたい。ほんわりしてる、自分。優しすぎる。だからこそ坊主にしたい」と言い出し、長髪だった頭をバリカンで丸めてしまった。優しき坊主の快&モンスター社長の率いるお泊まりデートはどうなるのか、次回を楽しみにしたい。

【テラスハウスレビュー】愛華のモテテク炸裂!? トパスへの「私は陽キャじゃない」発言が“匂う”ワケ

 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、年末の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

愛華の「私は1軍じゃない」アピール(テラスハウス第28話)

 リリー・フランキーの付き人をしているトパスから、ランチに誘われた大学生(休学中)の愛華。ドライブ中、トパスに「俺は学生時代、(スクールカーストで)4軍、5軍にいた方。愛華ちゃんは1軍にいそう」と振られると、「すごい言われる。見た目派手だからさ、そう思われるんだけど。中身がね、根暗まではいかないけど全然、陽キャじゃないから。意外でしょ?」と嘘くさいことを言い出す。

 前回もトパスが自分自身のことを「人見知り」「暗い」「沈黙が苦じゃない」と話した時、「私も」と同調していた愛華。“暗いし人見知りだけど、見た目で1軍に入っちゃうワタシ”という種族でありたいようだ。愛華自身が思っているほど、見た目も派手じゃないぞと言いたい。

 ランチ中も愛華は、トパスに「自分に自信は全然ない。自分のことに対してはネガティブになっちゃう……」と弱音をこぼし、愛華より断然深い闇を抱えていそうなトパスが、「もっと自信持った方がいいと思う」と励ましていた。

 4軍か5軍のトパスに、1軍にいる(ように見える)自分を励ましてもらうという構図を作り、トパスの優越感と「素のこの人は俺と似てる!」という特別な仲間意識を刺激する――。これも愛華のモテテク、もしくは視聴者への媚びの一つと見た。

愛華をリリー・フランキーが分析(テラスハウス第28話)

 愛華のテクにまんまとハマっているトパス。「気になる子はできたか」と聞くリリーに、「その子(愛華)も人見知りらしくて、陰があって。CA目指してる大学生で、インスタはすごい1軍みたいな写真載せてるんですけど」と、愛華と自分の共通点を挙げる。

 すると、そこは百戦錬磨のリリー。愛華のインスタをちょっと見ただけで、「“友達、吐いて捨てるほどいます”みたいになってるよ。水着の写真もあるじゃん。めっちゃ水着で腰振りながら踊ってっけど? 一番お前と遠い星に住んでない? インスタで虚構の、虚栄の私を演じながらCAになりたいって、相当向上心というか虚栄心の高い人だから、お前と真逆の性格なんじゃないか?」とズバリ分析する。

 トパスが「自分の暗かった高校時代を取り戻すために今、青春を……」と話し出すと、「そういうの一番危険だな。思い残し症候群を回収しようとすると、絶対にどっかで(失敗する)」と予言してみせた。トパスはこの助言をどう捉えたのだろうか。

 酒癖が悪いらしいトパス。1人で飲んで帰宅すると、男子部屋で「俺、東京出てきて友達いないから、こうして6人で共同生活して、たわいもない会話して、俺、うれしいもん」と語り出し、「今まで……人に愛されたっていう、人に愛されてるなっていう実感を感じたことがないからさ。常に愛情に飢えてるの、愛情に、飢えてるの……」と涙まで流し始める。

 その後も、1人でリビングに移動して飲み続ける。女優志望のビビ、プロレスラーの花がやってくると、据わった目で「愛情に飢えてるから。今まで誰かに愛されてるっていう実感を感じたことがないから。やっぱ愛されたことがないと、人を愛することが難しいよ……」と再び“愛に飢えてる”アピールに励む。

 ビビから、「逆だよ、自分の中から愛を生むんだよ。自分で自分を磨いていく。いつまで待つの、誰かに愛されるの。強くなって、自分からその愛を作らないと。トパもね、強いと思うよ。朝イチでお皿洗いとかしてくれるじゃん。それは愛することの一つなんじゃないの?」と眩しすぎるアドバイスをもらい、やっと少し柔らかい表情になったトパス。思った以上に面倒くさい男であるらしい。

トパスの謎ファッション(テラスハウス第28話)

 いつもタートルネックを着ているイメージのトパス。スタジオメンバーからは「スタートレックの船長」とも呼ばれるように。

 そこで初登場から第28話までのファッションを振り返ってみると、黒スウェット→黒ストライプシャツ→黒スウェット→黒タートル→黒タートル→茶タートル→黒Tシャツだった。意外とタートル以外も着ていたが、どれも地味である。

 付き人という職業柄、黒子に徹するという意味合いもあるのかもしれないが、トパスの闇を象徴するようで気になる。今後、プライベートでは黄色や赤を着るトパスが見てみたい。

【テラスハウスレビュー】愛華のモテテク炸裂!? トパスへの「私は陽キャじゃない」発言が“匂う”ワケ

 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、年末の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

愛華の「私は1軍じゃない」アピール(テラスハウス第28話)

 リリー・フランキーの付き人をしているトパスから、ランチに誘われた大学生(休学中)の愛華。ドライブ中、トパスに「俺は学生時代、(スクールカーストで)4軍、5軍にいた方。愛華ちゃんは1軍にいそう」と振られると、「すごい言われる。見た目派手だからさ、そう思われるんだけど。中身がね、根暗まではいかないけど全然、陽キャじゃないから。意外でしょ?」と嘘くさいことを言い出す。

 前回もトパスが自分自身のことを「人見知り」「暗い」「沈黙が苦じゃない」と話した時、「私も」と同調していた愛華。“暗いし人見知りだけど、見た目で1軍に入っちゃうワタシ”という種族でありたいようだ。愛華自身が思っているほど、見た目も派手じゃないぞと言いたい。

 ランチ中も愛華は、トパスに「自分に自信は全然ない。自分のことに対してはネガティブになっちゃう……」と弱音をこぼし、愛華より断然深い闇を抱えていそうなトパスが、「もっと自信持った方がいいと思う」と励ましていた。

 4軍か5軍のトパスに、1軍にいる(ように見える)自分を励ましてもらうという構図を作り、トパスの優越感と「素のこの人は俺と似てる!」という特別な仲間意識を刺激する――。これも愛華のモテテク、もしくは視聴者への媚びの一つと見た。

愛華をリリー・フランキーが分析(テラスハウス第28話)

 愛華のテクにまんまとハマっているトパス。「気になる子はできたか」と聞くリリーに、「その子(愛華)も人見知りらしくて、陰があって。CA目指してる大学生で、インスタはすごい1軍みたいな写真載せてるんですけど」と、愛華と自分の共通点を挙げる。

 すると、そこは百戦錬磨のリリー。愛華のインスタをちょっと見ただけで、「“友達、吐いて捨てるほどいます”みたいになってるよ。水着の写真もあるじゃん。めっちゃ水着で腰振りながら踊ってっけど? 一番お前と遠い星に住んでない? インスタで虚構の、虚栄の私を演じながらCAになりたいって、相当向上心というか虚栄心の高い人だから、お前と真逆の性格なんじゃないか?」とズバリ分析する。

 トパスが「自分の暗かった高校時代を取り戻すために今、青春を……」と話し出すと、「そういうの一番危険だな。思い残し症候群を回収しようとすると、絶対にどっかで(失敗する)」と予言してみせた。トパスはこの助言をどう捉えたのだろうか。

 酒癖が悪いらしいトパス。1人で飲んで帰宅すると、男子部屋で「俺、東京出てきて友達いないから、こうして6人で共同生活して、たわいもない会話して、俺、うれしいもん」と語り出し、「今まで……人に愛されたっていう、人に愛されてるなっていう実感を感じたことがないからさ。常に愛情に飢えてるの、愛情に、飢えてるの……」と涙まで流し始める。

 その後も、1人でリビングに移動して飲み続ける。女優志望のビビ、プロレスラーの花がやってくると、据わった目で「愛情に飢えてるから。今まで誰かに愛されてるっていう実感を感じたことがないから。やっぱ愛されたことがないと、人を愛することが難しいよ……」と再び“愛に飢えてる”アピールに励む。

 ビビから、「逆だよ、自分の中から愛を生むんだよ。自分で自分を磨いていく。いつまで待つの、誰かに愛されるの。強くなって、自分からその愛を作らないと。トパもね、強いと思うよ。朝イチでお皿洗いとかしてくれるじゃん。それは愛することの一つなんじゃないの?」と眩しすぎるアドバイスをもらい、やっと少し柔らかい表情になったトパス。思った以上に面倒くさい男であるらしい。

トパスの謎ファッション(テラスハウス第28話)

 いつもタートルネックを着ているイメージのトパス。スタジオメンバーからは「スタートレックの船長」とも呼ばれるように。

 そこで初登場から第28話までのファッションを振り返ってみると、黒スウェット→黒ストライプシャツ→黒スウェット→黒タートル→黒タートル→茶タートル→黒Tシャツだった。意外とタートル以外も着ていたが、どれも地味である。

 付き人という職業柄、黒子に徹するという意味合いもあるのかもしれないが、トパスの闇を象徴するようで気になる。今後、プライベートでは黄色や赤を着るトパスが見てみたい。

【テラスハウスレビュー】愛華、凌との“匂わせ”に必死!? 花に対するマウンティングを考察

 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、11月後半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

愛華、情緒不安定(テラスハウス第23話)

 大学4年生の愛華は、アルバイトの流佳が気になると言っていたが、その後すぐに「(プロバスケットボール選手の)凌くんが気になるかも」と心変わり。

 そんな折、就活のため1年休学することになった愛華は、凌へ「先の自分が全然見えない。CAになりたいよ、なりたいからね、勉強して……留学しようと思ってたから、本当。でも……」と要領を得ない愚痴をこぼす。凌が「CAになるのに留学は必要なの?」と聞くと、「一番必要なのはTOEICの点数だと思う。だからもう逆に塾とか通っちゃった方が……。今じゃないのかなって思ってきた。だから、海外に行くのが……!」と、キレぎみに答える。やがて泣き始めた愛華。凌が「まだ21歳じゃん。失敗してもやり直せるからね」と励ましても、「焦るよ。就活を頑張るために休学決めたから」と跳ねのけ、途中から加わったプロレスラーの花から「まあ、落ちた時は一緒にお酒でも飲みましょう。飲む?」と誘われても、「えっ今日!? 飲まない」と、あからさまにイラっとした表情を見せた。

 一体、愛華は何と言ってほしかったのだろう。気になっている凌に向かって「将来のこと、私だって考えてますよ」というポーズを取りたかっただけということだろうか。

 そもそも、連日深夜まで流佳とスマブラで遊んでいるという愛華に、そう愚痴られたとて、誰も本気と思わないのでは。まずは、就活を頑張るために休学しているのにテラハに出ている、という矛盾に焦った方がいい。

 花は、愛華がアルバイトの流佳と2人で深夜までスマブラで遊んだり、プレイルームで恋愛映画を見たり、リビングで一緒に寝ていたりするのを見て、2人の仲を勘違いするように。それが気に入らない愛華は花を呼び出し、“流佳とは恋愛感情ではなく友情”だと「ドヤ顔」(花いわく。YouTube公開の未公開シーンより)で説明する。

 愛華の言い方に漂う、「恋愛面では私の方がはるかに上だから。恋愛経験値低いくせに、勘違いして流佳とくっ付けようとしてくるんじゃねえ」というマウンティングを嗅ぎ取ったらしい花は、一旦謝ったものの、「でも言われても仕方なくない?」と反論。「夜中までスマブラ2人でやってました、ラブロマンス映画を2人で見ました、2人で寝てましたっていうのは、それは紛れもない事実なわけじゃん。それを恋愛って見られたくないとかいうんだったら、そういうのはやらない方がいいと思う。恋愛したくてテラハに入ったんでしょ?」と正論をぶつけると、愛華にも火が点き、口論に発展した。

 愛華は「流佳が気になるって前に言ったけど、私も凌が気になってきた」とハッキリ告げれば済む話なのに、なぜ「流佳とは友情」という話をえんえん繰り返すのか。“察して”や“匂わせ”で会話の中心に自分を置き、自分の価値を高めようとするクセも、彼女のモテテクの1つなのだろうか。

愛華語録1「クソッ」(テラスハウス第24話)

 花がいない時期を狙い、愛華が凌にモーションをかけ始めた。「28日何してます?」と聞いた愛華。凌が「練習試合」と答えると、苦虫を噛み潰したような顔で「クソッ」と一言。凌から「何で?」を引き出すと、「えっ、フフッ……」と思わせぶりな笑みを見せたのち、「私バイトなんですよ。で、ちょっと、お車を探してて。荷物がヤバイんだよね」。最初から「28日に車を出してくれる人を探しています」と言えばすぐ終わる会話で、何をそんなに尺を取っているのか、不思議で仕方ない。

愛華語録2「ザギンでシース―」(テラスハウス第24話)

 「クソッ」発言の直後、さらに愛華は、バスケ観戦で凌がプリントされたTシャツを買ったお礼として「凌くん、ザギンでシース―は?」と昭和なワードでおねだり。男気で引き受けた凌と、いざ東銀座の寿司屋「鮨やまけん」に入ると、「ホントにザギン?  びっくりしちゃうんだけど。ノリで言っただけなんだけど(笑) Tシャツが寿司になった~♪」と茶化してみせる。1万2,000円のコースをおごってもらいながら、それが言える強い精神力、ぜひ就活に生かしてほしい。

 愛花が凌とのザギンでシースーから帰宅すると、リビングには花の姿が。そこで突然、愛華は「フフフフーン♪」と鼻歌を歌い出し、「幸せです……」と思わせぶりにつぶやく。花が「お寿司食べられて?」と聞くと、「違う。あっ、そうです、ハハハッ。お寿司もおいしかったし、幸せです……(ハート)」と、“ワタシ、凌と幸せな時間を過ごしました”と匂わせる。さらに、「はあっ! やばっ! ピアス置いてきたぁ!」と、わざとらしいセリフで“凌とのデートでピアスを外すようなことをしちゃったワタシ”臭をバラ撒く。「何で? 寿司屋でピアス外すってなかなかなくない?」と訝る花に、凌は「やましいことはしてないよ。それだけは誓う」と答えたが、愛華は意味ありげにスルー。

 ピアスを置いてくる、鼻歌、「幸せです」が、全て愛華の書いたシナリオだとすれば、恐ろしい。シナリオがありがちで、演技がめちゃくちゃヘタなだけに、その恐ろしさは増している。テラハにおいて、就活がうまくいかない一般人というキャラは、地雷が多いようだ(例:軽井沢編のゆいちゃん)。

流佳、ほぼ登場しない(テラスハウス第23話、24話)

 流佳は23話も24話も、ほぼ登場しなかった。新情報は「料理教室に通い始めた」ということだけだった。もうスタッフも彼への興味を失いかけているのだろうか。

【テラスハウスレビュー】愛華の「凌Tシャツ」を用いた“モテテク”が怖すぎる!

 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、11月前半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

香織が去った女子部屋の居心地が良さそう(テラスハウス第21話)

 イラストレーターの香織が去り、かわりに女子プロレスラーの花が加わった女子部屋。明るい花の影響で女子メンバーの仲も深まったらしく、3人で楽しそうに過ごすシーンも増えた。

 女優の春花は「花ちゃん入ってきて、すごい変わったよね、テラスハウスが。おかげで何でも話せる。花ちゃんが入ってきたおかげで、(女子の)3人で会話が盛り上がって」とうれしそう。大学生の愛華も、「花ちゃんが入ってきて恋愛モードになってる、すごいね!」と笑顔。香織の“モードでアーティストなワタシ”感は、春花にも愛華にもハマっていなかったのだろうか……とあらためて感じた。

愛華、「流佳気になる」発言を即撤回(テラスハウス第21話、22話)

 女子部屋での恋愛トーク中、愛華はアルバイトの流佳について「気になってるのかな? どういう感情なのか自分でわからないんですけど、顔は好きなんです、すごい」と発言した。

 笑えないおバカっぷりが板についてきた流佳に対して、そういう感情を抱けるなんて! と感心したのだが、翌週の配信で愛華は「流佳くんを『ちょっと気になるかもしれない』みたいに言ったじゃないですか。それは男として気になってたわけじゃなかったのかな」などと即撤回。かわりに「(プロバスケットボール選手の)凌くんが話しやすい。たぶん、一番かっこいいな。どの人が一番好きなタイプかって言われたら、当てはまるのは凌くん」と方向転換してみせた。

 「外見だけ磨いても、最初はモテるがすぐに飽きられる」という教訓を全世界に教えている……と思えば、まだ流佳がテラハを卒業する気配がないのも少しは納得できる。

 凌に恋する花のため、女子3人はかわいいルームウェアを買いに代官山の「KID BLUE」へ。「大人っぽくて女の子っぽいのがいい。ワンピースいい、ワンピース」と言い、セクシーなネグリジェを手に取ったりする花。

 しかし購入したのは結局、オーソドックスなシャツとズボンのパジャマだった。紺色を基調としたチェック柄。わざわざ代官山まで行かなくても、無印良品で買えそうなデザインでは……? 寝心地が良さそうではあった。

ペッペ、超人気漫画家に脅される(テラスハウス第22話)

 週刊漫画誌「スピリッツ」(小学館)での連載が始まるイタリア人漫画家のペッペは、編集者に連れられ、売れっ子漫画家・浅野いにお(小学館『ソラニン』等)、真鍋昌平(同『闇金ウシジマくん』等)との会食へ。

 そこでペッペは、真鍋からは「ペッペの容姿とかが最初に話題になって、色眼鏡で見られて、風化されていったらちょっともったいない」、浅野からは「ペッペ自身の自己紹介も、かなり漫画の内容として多いじゃないですか。最初それに引っ掛かって読む人って多いと思うんですけど、ずっとそれを繰り返すわけにはいかない。ずっと自己紹介ばっかしてるわけにもいかないから。連載が長期になったらその時にようやく漫画家としての才能を試される」と、まっとうすぎる意見を聞かされる。

 ペッペ自身もすでにわかっていて気にしているであろう部分を、連載スタート直前というナーバスな時期に大先輩から脅しのように言われると、精神的にくるものがあるのでは……と心配になってしまった。

 凌のバスケの試合を見に行った花と愛華。愛華は、凌の名前と写真入りの“凌Tシャツ”を買い、花は好きな人の写真入りを買うのが恥ずかしかったのか、チーム名とロゴの印刷されたTシャツを購入。花はそれを着用して応援席についたが、一方の愛華は着ることはせず、膝にかけるだけだった。

 しかし、愛華はなぜかテラスハウスに戻ると“凌T”を着用。「かわいいっしょ? 気に入ってる~」とメンバーに見せ、「凌くんに『凌くん帰ってくるまで毎日これ着るね』って、この写真をLINEで送りつけたの。『めちゃうれしい。おいしいものおごるね』って返信が来た」と花の前で堂々と報告した。さらに凌が合宿から帰ってくる日にも“凌T”を着用して出迎え、「毎日着るよ」と言ってのけた。そんなに気に入っているなら、応援席でも着ればよかったのにと思わずにはいられない。

 「(外では着られないけど部屋着としては気に入ってるから、家では)毎日着るよ」の意味なのか、それとも本当に凌が気になっているからこそのアピールなのか。どちらにせよ、怖い。

【テラスハウスレビュー】愛華の「凌Tシャツ」を用いた“モテテク”が怖すぎる!

 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、11月前半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

香織が去った女子部屋の居心地が良さそう(テラスハウス第21話)

 イラストレーターの香織が去り、かわりに女子プロレスラーの花が加わった女子部屋。明るい花の影響で女子メンバーの仲も深まったらしく、3人で楽しそうに過ごすシーンも増えた。

 女優の春花は「花ちゃん入ってきて、すごい変わったよね、テラスハウスが。おかげで何でも話せる。花ちゃんが入ってきたおかげで、(女子の)3人で会話が盛り上がって」とうれしそう。大学生の愛華も、「花ちゃんが入ってきて恋愛モードになってる、すごいね!」と笑顔。香織の“モードでアーティストなワタシ”感は、春花にも愛華にもハマっていなかったのだろうか……とあらためて感じた。

愛華、「流佳気になる」発言を即撤回(テラスハウス第21話、22話)

 女子部屋での恋愛トーク中、愛華はアルバイトの流佳について「気になってるのかな? どういう感情なのか自分でわからないんですけど、顔は好きなんです、すごい」と発言した。

 笑えないおバカっぷりが板についてきた流佳に対して、そういう感情を抱けるなんて! と感心したのだが、翌週の配信で愛華は「流佳くんを『ちょっと気になるかもしれない』みたいに言ったじゃないですか。それは男として気になってたわけじゃなかったのかな」などと即撤回。かわりに「(プロバスケットボール選手の)凌くんが話しやすい。たぶん、一番かっこいいな。どの人が一番好きなタイプかって言われたら、当てはまるのは凌くん」と方向転換してみせた。

 「外見だけ磨いても、最初はモテるがすぐに飽きられる」という教訓を全世界に教えている……と思えば、まだ流佳がテラハを卒業する気配がないのも少しは納得できる。

 凌に恋する花のため、女子3人はかわいいルームウェアを買いに代官山の「KID BLUE」へ。「大人っぽくて女の子っぽいのがいい。ワンピースいい、ワンピース」と言い、セクシーなネグリジェを手に取ったりする花。

 しかし購入したのは結局、オーソドックスなシャツとズボンのパジャマだった。紺色を基調としたチェック柄。わざわざ代官山まで行かなくても、無印良品で買えそうなデザインでは……? 寝心地が良さそうではあった。

ペッペ、超人気漫画家に脅される(テラスハウス第22話)

 週刊漫画誌「スピリッツ」(小学館)での連載が始まるイタリア人漫画家のペッペは、編集者に連れられ、売れっ子漫画家・浅野いにお(小学館『ソラニン』等)、真鍋昌平(同『闇金ウシジマくん』等)との会食へ。

 そこでペッペは、真鍋からは「ペッペの容姿とかが最初に話題になって、色眼鏡で見られて、風化されていったらちょっともったいない」、浅野からは「ペッペ自身の自己紹介も、かなり漫画の内容として多いじゃないですか。最初それに引っ掛かって読む人って多いと思うんですけど、ずっとそれを繰り返すわけにはいかない。ずっと自己紹介ばっかしてるわけにもいかないから。連載が長期になったらその時にようやく漫画家としての才能を試される」と、まっとうすぎる意見を聞かされる。

 ペッペ自身もすでにわかっていて気にしているであろう部分を、連載スタート直前というナーバスな時期に大先輩から脅しのように言われると、精神的にくるものがあるのでは……と心配になってしまった。

 凌のバスケの試合を見に行った花と愛華。愛華は、凌の名前と写真入りの“凌Tシャツ”を買い、花は好きな人の写真入りを買うのが恥ずかしかったのか、チーム名とロゴの印刷されたTシャツを購入。花はそれを着用して応援席についたが、一方の愛華は着ることはせず、膝にかけるだけだった。

 しかし、愛華はなぜかテラスハウスに戻ると“凌T”を着用。「かわいいっしょ? 気に入ってる~」とメンバーに見せ、「凌くんに『凌くん帰ってくるまで毎日これ着るね』って、この写真をLINEで送りつけたの。『めちゃうれしい。おいしいものおごるね』って返信が来た」と花の前で堂々と報告した。さらに凌が合宿から帰ってくる日にも“凌T”を着用して出迎え、「毎日着るよ」と言ってのけた。そんなに気に入っているなら、応援席でも着ればよかったのにと思わずにはいられない。

 「(外では着られないけど部屋着としては気に入ってるから、家では)毎日着るよ」の意味なのか、それとも本当に凌が気になっているからこそのアピールなのか。どちらにせよ、怖い。