『テラスハウス』制作側の“不都合な真実”、裁判で続々と明らかになるか 

 フジテレビで放送され、Netflixで世界配信された恋愛リアリティ番組『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』に出演していたプロレスラーの木村花さんが命を絶った問題で、母親の木村響子さんが今月6日、都内で会見を開き、フジテレビなどを相手取り約1億4200万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたことを明らかにした。

 2019年5月から配信されていた…

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あのテラスハウスメンバーは今! 「テラハNo.1クズ」軽井沢編・雄大、すすきのでバー開店も「キナ臭い」男に?

 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『TERRACE HOUSE(テラスハウス)』(以下、テラハ)。2012年の放送スタートから、現在の「TOKYO 2019-2020」編(NetFlix先行配信)まで、数多くのメンバーがテラハを巣立っていった。筧美和子、島袋聖南など、その後も表立って活躍する元メンバーもいるが、そうではない者も多い。テラハを盛り上げたあの人は卒業後、どこで何をしているのだろう――。

 そこで、現在の様子を探るテラハ版「あの人は今」を企画。今回は、17年の軽井沢編に出演した雄大にスポットを当てる。

◎クズ名言で振り返る雄大の軌跡
 当時19歳だった雄大は料理人志望。入居期間は、たった2カ月だったが、あらゆる面でダメ男っぷりを発揮し、さまざまな“クズ名言”を残した「テラハNo.1クズ」として、ファンの間で伝説と化している。

 まずは仕事面。高卒後、調理師の専門学校に入ったが、「俺は現場(バイト)のほうが向いてる」と半年足らずで中退。その“現場”もテラハ入居を理由に辞めており、軽井沢での新しいバイト探しには、なぜかメンバーに付き添ってもらっていた。

 「料理のことは自分ではMAXでできてるつもり」と言うものの、テラハで料理をすることはほぼなし。「明日、一日中キッチンに引きこもりやす!」と突然宣言したこともあったが、翌日午前11時を過ぎても爆睡していて結局作った形跡はない。

 ついにメンバーから「なぜ料理しないのか」と聞かれると、「なんか俺が入っちゃマズイかなと思って(笑)」と言い訳した後、「俺は毎日勉強してるけど、みんなは料理で何か目指してるわけじゃないじゃん。勉強してない人たちにいろいろ言われるのがイヤ」と主張。毎日何を勉強しているのかと詰められると、「素材の見極め。後は何だろう……、火の入れ方とか? その知識を今、根こそぎ集めているとこ」と“根こそぎ”を強調していた。

 次に恋愛面。4年付き合っていた元カノを振ってテラハに入った雄大は、料理より恋にアクティブ。モデル志望の安未が気になるがゆえ、進路に悩む安未に「一体どこ目指してんの?」と自分を棚に上げてダメ出しし、泣かせる。

 後日ドライブデートに誘うが、免許を持っていないため運転は安未。もちろん会話は盛り上がらず、雄大はなぜか「今日は俳句を詠む」と意気込むも断られる。食事中も沈黙が流れ、雄大は言い訳のように「俺、黙っちゃう派。自分の舌と会話しちゃう」と料理人ぶる。安未に「イキらないほうがいいよ」と言われ、勝機はないと悟ると元カノを呼び出し、「未練なかったら呼んでないからね」「今日、俺に靴下履かせてくれる?」とクズなセリフですがった。

 最後は金銭面。無職・所持金2,000円でグッチやブルガリを見て回り、「パピー(父親)のカードあるから。パピーのカネ」。その態度をメンバーに注意されると、「あとで返すよ全部。俺の中では計算してるよ、全部。最終的に返したら別に良くない? 一人ひとり違う価値観に、自分の意見押し付けて悪く言うのは良くないと思う」と逆ギレし、メンバーを泣かせていた。

 そんな雄大が卒業を決意したのは、再び生活態度を注意された直後。「自立したいと思って入ってきたけど、みんなが助けてくれるから自立できない」との理由だった。メンバー全員が絶句する中、「今まで以上にでっけえ男になりてえなって。キチ~のはわかってますけどね……」と自己陶酔モードに入った姿が印象に残っている。

 雄大は卒業後の18年2月、インスタグラムで「とりあえず厳しくて忙しく環境で料理ばっかやってます」(原文ママ)とつづっていた。その言葉通り、卒業後も軽井沢の飲食店で「修行」していたそうだが、同年8月にはバイトの「卒業」も報告。

 その後はどういう風の吹き回しかアパレルに携わり、コシノジュンコと撮った写真を載せるなどしていたが、昨年12月、札幌すすきのにバーを開いた。ところがタイミング悪く、コロナウイルスが猛威を振るい出す。

 北海道ではいち早く2月28日から緊急事態宣言が出され、バーも止むなく休業か……と思いきや、雄大はバーの宣伝を続け、全国でも緊急事態宣言が出された直後の4月8日に、22歳の誕生日を迎えると、バーで3日連続のパーティーを開くと発表。「札幌にきて初の誕生日なのでみんな来てくれると嬉しいです」と投稿し、「自粛しろ」といったコメントが複数寄せられた。バーで料理を振る舞っているのかは不明だが、空気が読めなところは改善されていないようだ。

 また、怪しげなビジネスの片棒を次々と担がされているのでは? という疑惑も拭えない。インスタのストーリーのアーカイブには下記のような内容がまとめられている。

不動産……「家買いたい方。関東圏で一番初期費用抑えられます」「社長が知り合いなので直接繋げられます! たぶん僕を通せば大丈夫です。笑」
Wi-Fi……「現時点での最速wi-fi 僕紹介のために作ってもらったプランになります! うまく僕のこと使ってくださいね!」
人材派遣……「1万4000社まで増えました。いい条件出せます! 今の職場には満足してない方 もっと給与が欲しい方」

 さらに「ステマじゃないです。今世間はコロナウイルスで大変です」と前書きしたうえで、「燕の巣に含まれてる成分が99%ウイルスブロック」と掲げた「のど飴」も宣伝。「皆さん僕をうまく使ってください(中略)自己の利益はどうでもいいです」と書いているが、冷静に考えれば、のど飴を舐めるより、バーを閉めたほうがウイルス拡散防止効果は高いのでは。

 雄大は、何かにつけ「皆さん僕をうまく使ってください」と訴えており、つまり「俺の知名度、利用していいぜ」と言いたいようだが、インスタのフォロワー数は2.6万人。同期のテラハ男子メンバーと比べても、スノーボーダー・貴之が13.9万人、モデル・至恩は21.6万人と、桁が一つ足りない。テラハ元メンバーとしては最低レベルのフォロワー数である。雄大が目指しているのは一体、どこなのだろうか。ちなみに、雄大が「どこ目指してんの」とダメ出しした安未は現在、「CanCam」(小学館)専属モデルとして活躍中である。

 テラハ視聴者に「ちゃんと生きなきゃ」と思わせてくれた反面教師・雄大が、まっとうに生きる術を見つけることを願いたい。

『テラスハウス』メンバーの不仲疑惑に、テラハファン騒然!? インスタの集合写真で「ハブられた」人物とは?

 Netflixの人気リアリティ番組『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(以下、テラハ)。現在は新型コロナウイルス感染拡大の影響で配信休止中だが、今シーズンの卒業メンバーでプロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」のキャプテン・凌のインスタグラム投稿をきっかけに、テラハファンの間では「あのメンバーがハブられている!」と盛り上がっているという。

「凌は5月3日前後、インスタグラム内のストーリーに、メンバーとの集合写真を投稿しました。テラハ入居中のある時期に撮影した写真のようで、凌のほか、女優の春花、アルバイトの流佳、漫画家のペッペ、大学生の愛華が写っていたんですが、同時期にテラハにいたはずの女子プロレスラー・花だけがいなかったんです」(テラハファン)

 凌はテラハ在籍中、恋愛初心者の花に一目惚れされ、猛アタックをかけられた末、振ったという経緯がある。

「花は『私のスーパーヒーロー』と凌を崇拝。遠回しに断られてもデートに誘い続け、ほかの女子メンバーと仲良くしているのを覗き見したり、嫉妬して凌に見える位置で泣いたりと暴走気味でした。凌は空気が読めない花に疲れ、徐々に距離を置いていったという印象です」(同)

 最終的に凌は、ハッキリと花を振ったものの、卒業前には「俺が言うのも変かもしれないけど、テラハを出た後も仲良くできたらって思ってる」と伝えていた。そのため、友人としての関係は続くと思われていたのだが……。

「実は、凌がテラハを卒業した回が配信になった今年2月頃から、花との不仲説がウワサになっていました。凌は、テラハ入居中は花のインスタをフォローしていましたが、2月頃、花のフォローを外していることに一部のファンが気付き、『何かあったのでは』とネット上で話題になっていたんです。現在では、花も凌のフォローを外しています」(同)

 凌は、テラハで共に暮らしたほかの女子メンバー(ハリウッド女優志望のビビ、イラストレーターの香織、愛華、春花)のインスタは全員フォローしているだけに、花だけ外しているのは意図的と思われても仕方ない。では、2人の間にヒビが入ってしまったとして、その理由はなんなのか。

「まず考えられるのが、花の“二面性”です。凌を好きだと言いながら、女子部屋では『文句言うだけ言って、自分では何もせず取り繕ってる』『(バスケファンから叩かれるような)マイナスなことはしたくないんだろうね』など、陰口を言うシーン(1月28日配信の第31話)もあり、それを見た凌が、花をアンフォローしたことも考えられます」(同)

 花の二面性を象徴する事件は、3月31日配信の第38話でも起きていた。花が「命と同じくらい大事」というプロレスのコスチュームを、洗濯槽に入れたまま出かけ、コメディアン志望の快がそれに気づかず洗濯機を回し、乾燥機までかけてしまい、コスチュームが縮むという惨事が勃発。花は、快に「マジでナメんなよ」「ファック」とブチ切れ、さらに「ふざけた帽子かぶってんじゃねーよ!」と快の帽子を手で払い飛ばすシーンも配信された。

「当初は『リングの上では強いプロレスラーだけど、普段は恋に不慣れでウブな女子』いうギャップが好意的に見られていたのですが、この“コスチューム事件”によって『花にはオンとオフのギャップがあるのではなく、ただ性格の裏表が激しかった』とファンの間でささやかれるようになり、一気に叩かれる存在となってしまったのです。こうした本性を凌は嗅ぎ取っていたのかもしれません」(同)

 凌はテラハ卒業後、インスタでフォロワーから「許せない女性の行動は」と質問が寄せられた際、「『話盛る人 話聞けない人 理解力ない人 人の気持ちわからない人』と回答していたことも。花のことを匂わせていたのでは……と推測するファンもいます」(同)という。

 凌が、花のいない集合写真をアップした真意は不明だが、ファンの間でこのような臆測を呼ぶ1枚だったことは間違いないようだ。

【テラスハウスレビュー】社長にハグ&投げキッス、北海道旅行まで快諾! 夢の異様な「男慣れ」に恐怖

 『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(Netflix先行配信)公式サイトより 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、4月中旬の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

ビビ、誕生日に自己啓発書をプレゼント(テラスハウス第40話)

 ハリウッド女優志望・ビビは、男子部屋を訪問し、大学生兼モデルの志遠に誕生日プレゼントを手渡す。志遠が開封すると、出てきたのは2冊の本。『ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた』(ジョン・グレイ、三笠書房)『愛するということ』(エーリッヒ・フロム、紀伊國屋書店)という恋愛系自己啓発書だった。ビビは「すごくいいやつ、二つとも!」と笑顔で言う。

 これまでも、どんな場面であれ、目をキラキラさせて超正論ポジティブ発言を繰り返し、自己啓発かぶれっぽさを出していたビビだが、それが裏付けされた形となった。他人の誕生日に堂々と自己啓発書をプレゼントするとは、押しつけがましいほうの自己啓発マニアと見た。

 ちなみに、ビビが元メンバー、トパスに向かってしていたお説教「自分の中から愛を生むんだよ」「強くなって、自分からその愛をつくらないと」などは、ほぼ『愛するということ』に書いてあること。自己啓発書の内容を、他人へのお説教で自分の言葉のように熱く語る行為を恥ずかしいとは感じないタイプなのかもしれない。「愛に飢えている」と泣いていたトパスにこそ、その本を押しつけてあげてほしかった。

夢、社長とのお泊まり快諾(テラスハウス第40話)

 会社員兼グラビアモデルの夢に下心を抱き続けている経営者の「社長」こと俊幸は、夢と北海道へお泊まりデートする約束を取り付ける。女子メンバーに「社長に遊びに行こうって言われて北海道行く。お泊まりだよね。楽しみ~」と笑顔で報告する夢からは、「旅費出してもらえるだろうしラッキー♪」くらいの軽さしか感じられない。第37話の京都1泊ダブルデートでは、社長と一緒になるはずだった寝室から「何かされたら困る」と逃げ出していたのに、なぜまた自ら危険に飛び込もうとしているのか、理解に苦しむ。

 「大丈夫なの?」と心配されると、「昔は“こういうつもりじゃなかったんだけど”っていうこと多々あったんだけど。そういうのは徐々に直しつつ」「まだわかんないんだよね。夢、押しに弱いからさ♪」と言う。「いやよいやよも好きのうち」を信じちゃう系の人々(主に社長)に向けて、画面に「※夢のような考えの女性はかなりの少数派です」と注釈を入れておいてほしい。

 北海道旅行の約束も取り付け、すでに夢の彼氏ヅラをしている社長は、「まあ明日も早いんで。俺はそろそろ、夢とプレイルームに行こうかな」と夢を誘う。二人きりで密着してテラハの配信を視聴後、「おやすみ」とハグする社長。夢も社長の背中に手を回し、ポンポンとやっている。翌朝も夢を待ち構え、車で会社まで送ってあげる社長。「いってら!」と投げキッスで見送る社長へ、夢も律儀に、笑顔で投げキスを返す。

 社長がキモいことは大前提として、こういう男性の振る舞いに夢が異常に慣れていることにも恐ろしさを感じる。「夢、押しに弱いからさ♪」だけでは説明しきれない軽さである。

愛華&トパス、破局した模様(テラスハウス第40話)

 帰宅したビビが、「今日ね、久々に愛華に会ってきた」と報告した。

 元メンバーの大学生・愛華は、リリー・フランキーの付き人トパスとカップルとなって第34話で卒業したため、社長が「どうだった? トパスといい感じ?」と聞くと、ビビは意味深な表情で「ん?」と言ったきり無言になるというわかりやすい言動で、愛華&トパスの破局を匂わせる。社長も「聞いちゃいけない系ね。なるほどね……」と空気を読んだ。

 やはり愛華は、自身のイメージアップのため、トパスと付き合ったのか。愛華に振り回され、わずか1カ月で卒業してしまった愛に飢えた男・トパスの今後に幸あれ――。

社長の狂気、夢の悪癖で加速(テラスハウス第40話)

 プレイルームにて全員で『マリオカート』をするメンバー。プロサーファー兼実業家の玲生は、隣に座った夢を「飲みに行こうよ、今度」と誘う。夢は「夢、いっぱい暇だよ?」「飲むもん! いつもはめっちゃ飲むから!」と応じ、二人は「予定合わせよう」と言い合ってハイタッチした。

 社長は『マリオカート』をプレイしながら、玲生と夢の動向を視界の隅で追い、「こらこらこらこら、おーい」「危ない危ない危ない」「オーマイガー。ルイージを許さない。ルイージをぶっ壊す」とブツブツつぶやいている。ゲーム内のキャラクターへの言葉と見せかけて、その内容は夢と玲生に向けられているという、狂気じみたシーンだった。

 それ以上に怖かったのは、やはり夢の”フットワークの軽さ“。振り返ってみれば、夢は目の前にいる人の意見にとりあえず同意する習性を持っていて、花が誰かの悪口を言うときも、いつも「わかる~!」「それ思った~!」と、嘘っぽいほど同意してみせていた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、配信は一旦休止となったが、再開を楽しみに待ち、この夢の習性が男性陣のバトルを生むのか注目したい。

【テラスハウスレビュー】快に「ファック!」とブチ切れた花こそ、「共同生活してはいけないタイプ」なワケ

 『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(Netflix先行配信)公式サイトより 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、3月末から4月上旬の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

花の本性現る…戦慄のコスチューム事件(テラスハウス第38話)

 前回、会社経営者の「社長」こと俊幸の強引な発案で、京都へダブルデートにでかけた社長&会社員兼グラビアモデルの夢、スタンドアップコメディアン志望の快&女子プロレスラーの花の4人。しかし快は、主に「旅行中にお金を200円しか出さなかった」という理由で、少し前まで両思いだった花から一気に嫌われてしまった。

 続けて、さらに決定的な事件が起きる。快が、浴槽(洗濯機? 浴槽=バスタブ?)に花のプロレスのコスチュームが入っていることを確認せず、洗濯機を回し、乾燥にかけるという事件が勃発。結果、コスチュームは縮み、着られなくなってしまったのだ。

 夢にグチる花いわく、そのコスチュームは「何時間もかけてデザイナーさんと話し合って、サイズも測ってもらって、10万円以上してる」もので、「命と同じくらい大事」なものだったそう。

 花は「快はさ、テキトーに過ごしてテキトーに小銭稼いでさ、京都だって1泊2日で200円しか使わなくてさ。マジナメんなよ!」と号泣しながらブチ切れ、快が200円しか出さなかったことに、とにかくこだわっているようだった。

 商売道具を台無しにされたことは同情するが、花の次の言葉には耳を疑った。

「コスチュームをさ、洗濯機に入れたまんま出かけちゃった花も悪いよ。バタバタしてて干す時間なくて」。

 “快は共同生活する人の気持ちを考えていない”とキレている花だが、「命と同じくらい大事」とまで言うものを共有スペースに放置して出かけるとは……。花も花で“共同生活する人に余計な気遣いを強いる”タイプの迷惑な人物と言えるのではないか。その気遣いを怠ると、このようにキレられるとなれば、一緒に暮らす人々の緊張感はとんでもないレベル。快以上に共同生活してはいけない人かもしれない。

 花の怒りは、ついに快本人に向けられる。

 この日、快はスタンドアップの本番だったが、舞台上でセリフが飛んでしまい、そのまま降壇。メンタルボロボロ状態で帰宅すると、ブチ切れた花を始めとする全メンバーが食卓に集まっていた。

 この状況下で「いかついな……」と茶化し気味につぶやいた社長をヒジで小突き、「いかついとか言ってんじゃねぇよ、ナメんなよマジで」と凄んで先制する花。スタンドアップの失敗もあり、快は「ごめん……」とぼう然とするばかり。死んだ魚の目でテーブルにヒジをつき、キャップを被ったままの快に、花の怒りはヒートアップする。

 「テメェが何か言えよ! アンタのせいでこうなってんの!」「ファック……!」「一緒に普段住んでる人を笑顔にできないヤツが、何百人何千人のこと笑顔にできるわけねぇじゃん! ナメんのもいい加減にしろよ!」「何で私、こんなに頑張ってんのに、アンタにそういうふうにされなきゃいけないの!?」と責め続ける。

 花は去り際、収めどころがわからなくなったのか、「ふざけた帽子かぶってんじゃねえよ!」と快のキャップを手で払い飛ばす。女子プロレスラーへの偏見を生みかねない“暴力的”とも言える問題シーンとなった。

 数話前では、快に「疲れたからギュっとして♪」と甘えていた花とは別人のようで、ただただ恐ろしい。

ビビの、いらんポジティブ(テラスハウス第38話)

 まるで自己啓発セミナー勧誘員のような、ビビのポジティブ押しつけ癖は、こんな深刻なムードの中でも発揮されていた。

 わざわざスタンドアップ本番の前、快に向かって「快は、めっちゃ迷子になってるんじゃないかなって思うんだけど」と話しかけ、ビビは参加していない京都旅行での快の振る舞いについてお説教。

 「快は決して、そういうふうな人じゃないと思うのね。もったいない。優しい心持ってるし、それをもっとうまく使えるようにならないと!」と、前向きにまとめていたが、本番を控える快にとっては、もっと違うタイミングで言ってほしかったのでは。

 また、コスチューム事件でキレている花にも、ビビは空気を読まない明るさで「でもさ、でもさ! こうなっちゃったのはさ、すっごいツラいと思うけどさ、もうしょうがないじゃん! これは花がこれから、もっといいコスチュームを作って、もっといいリングに上がれる機会なんじゃない?」と割り込む。花がウンザリした表情を見せても、「どうしてもいろんなこと考えてしまって、わざわざ洗濯機の奥まで見ない時も、やっぱり人って誰でもあると思うんだよね! 花の人生の中でもさ!」と続ける。いついかなる時でもポジティブの押しつけを忘れないビビもまた、共同生活はなるべく遠慮したい人物である。

 ちなみに快は第39話で、社長から「スタンドアップがヌルい」と全員の前でダメ出しされたあと、静かに卒業した。ほぼ追い出されたかのような痛々しい卒業だった。

 23歳の誕生日を迎えた大学生兼モデルの志遠。0時を回ると、誕生日ケーキを持ったメンバーがリビングに現れ、サプライズで祝福した。

 問題のシーンはこの後。花が「お誕生日おめでとう!」と言いながら、ケーキを志遠の顔面にいきなりドーン。髪にもシャツにもクリームがべったりついている。

 夢が「今、何が起きてるのかと思った!」と驚いていたので、花が独断で突然やったことなのだろうか。

 志遠は「ちょっと待って。本当に?」と戸惑いつつ笑顔で、「でもうれしいわ、こういうことができて」と受け入れていたが、なぜ誕生日に罰ゲームのようなことをされなければいけないのか……!? と引いた視聴者も多いのでは。

 プロレスラーの花にとってコスチュームが「命と同じくらい大事」であるなら、モデルの志遠にとっては顔や髪やシャツが「命と同じくらい大事」な商売道具だとは想像しなかったのだろうか。もうメンバーがガチ切れするテラハなど見たくないので、とりあえず、志遠がキレなくてよかった。

社長の天下、終わる(テラスハウス第39話)

 快の代わりに新メンバーとして、湘南出身のプロサーファーで実業家の金尾玲生(れお)が加入した。

 玲生は、夢とムリヤリ間接キスを画策する社長とは違い、さりげなく夢とワイングラスを交換するなど、人生でずっとモテてきた男の余裕が出ている。

 危機感を覚えたらしい社長は「プロサーファーって収入源は何になるんですか」「スポンサーは年間契約?」など、経営者マウントを取ろうと必死。さらにカメラマンに向かって、「玲生の出現でオレ、ヤバくね?」とでも言いたげに目配せ。カメラ目線のまま、眉をくいっと上げて見せた。カメラがないように振る舞うことが前提のテラハにおいては禁断の行為だけに、ネット上でも「テラハとしてNG」「キモイ」と物議を醸した。

 ファック、暴力、追い出し、自己啓発セミナー勧誘員、顔面ケーキ、カメラ目線……と、テラハらしからぬキーワードばかりが飛び交うレビューとなったが、玲生がさわやかな風を吹き入れてくれることに期待したい。

『テラスハウス』社長の「ビンスイパーカー」即完売も……ファンが語る「テラハを一変させた問題行動」

 Netflixで配信中の人気リアリティ番組『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(以下、テラハ)。今シーズン開始当初は、「クリエイティブで前向きな住人が揃っていたこともあり、シリーズの中でも屈指の爽やかな展開を見せていた」(芸能ライター)という。しかし、開始から10カ月が過ぎると顔ぶれもすっかり変わり、今では欲望が渦巻く空間になっているようだ。

 現在の住人は、プロレスラーの木村花、モデルの「ビビ」ことラズドゥミナ・ヴィオレッタ、大学生でモデルの鈴木志遠、会社経営者の「社長」こと新野俊幸、会社員でグラビアモデルの吉田夢。最新の第39話では実業家の金尾玲生が新メンバーになった。

 長年のテラハファンは、社長と夢の入居によって、テラハの雰囲気が大きく変わったと語る。

「社長は周りを巻き込んでグイグイ引っ張っていくので、見ていて飽きないのですが、欲望が行動に露骨に出てしまうんです。社長が思いを寄せている夢は、昔のイエローキャブのグラドルみたいというか、男の目線を意識したあざとさがある子。テラハ特有の気取った感じがなくなって下世話な空間になってしまった」(テラハファン)

社長、「ビンスイ」をビジネスに利用

 テラハファンの間で物議を醸したのが、社長と夢の初対面シーン。ほかのメンバーを出し抜いて、夢の帰りを薄暗いダイニングで待ち伏せる社長は、「闇にまぎれて獲物を狙う野獣のようでした」(同)という。

 偶然居合わせたふりをして、初対面の挨拶をしつつ、夢の胸元に釘付けだったという社長は、伝説となった「ビール瓶事件」を起こす。

「社長が渡した瓶ビールを口にする夢を、舐め回すように眺めていた社長は、自分も飲みたいといってその瓶を手にするんですが、欲望が顔ににじみ出ていて、下心が見え見えなんですよ(笑)。社長は瓶の口を上唇と下唇で挟んで、吸い取るようにしてビールを飲む。その様子を見たスタジオメンバーの女性陣からは、悲鳴が上がっていました」(同)

 そして社長には「瓶吸い=ビンスイ」というあだ名がつくことに。ネットでは社長に対して「キモい」といった声が圧倒的だったが、当の社長は、SNSのアカウント名を「新野・ビンスイ・俊幸」に、また壁紙も瓶を吸う自分のイラストに変更。こうした世間の声を利用するメンタルの強さに「逆にファンになった」「社長が気になってしょうがない」という声が増え、業界関係者も「社長は周到に計算して動いている」と注目しているようだ。

「社長は、退職代行を行う会社を経営しているのですが、自社のイメージすら傷つけかねない振る舞いをしている。しかし、SNS上では『#ビンスイチャレンジ』というハッシュタグまで生まれ、社長をまねて瓶を吸う画像がこぞってアップされる謎のムーブメントが発生しています」(放送作家)

 まさに“機を見るにビン”。その極めつきが、「3月末にオープンしたオンラインストア『新野商店』です。ビンスイTシャツ、ビンスイパーカーを期間限定販売して、あっという間に完売させました。ここまで商魂たくましいと感心しますね」(同)という。ネット上でも「ビンスイパーカーは家宝」「なぜか買ってしまった」と予想外の好評を見せている。

 一部からは強い支持を得るようになったという社長。しかしその半面、やはり社長への批判は根強く、回を重ねるごとに「社長の行動が目に余る」という声も出てきているという。

「社長の『おっぱい基準』で女性を選ぶという発言のほか、夢への接し方に対する批判が強いです。社長は、夢との最初のデートでキスできたことから、テラハメンバー4人で訪れた京都旅行中にも、拒絶する夢に対し『前はさせてくれたじゃん』と執拗にキスを迫っていた。その姿が『性強要にしか見えない』と物議を醸したんです」(前出・テラハファン)

 こうした社長の言動は、「ハラスメントをなくそうとする社会に逆行する」(前出・放送作家)との指摘もある。ネットでも、「社長は調子に乗りすぎ」「セクハラでしかない『ビンスイ』をネタにすること自体がおかしい」「こんな人が退職代行の仕事をしてるなんて信じられない」など厳しく批判する声も増えてきている。前出の放送作家は、第38話で、スタンドアップコメディアンを志す快(第39話で卒業)に対し、花が暴言と暴力行為を行ったことをそのまま流したことも含めて、「テラハがセクハラとパワハラの温床と言われても仕方ない状態」と語る。

 最新話では、湘南出身の新メンバー玲生の登場によって、再び爽やかな風が吹き始めたかに見えるテラハだが、実業家同士とあって、早くもマウントを取ろうとする社長の言動がまたも批判されている。

「これからも社長はテラハをかき回すでしょう。ちなみに最新話では、“カメラ目線”までやっていました。カメラがあっても見ないふりをするという番組当初からのコンセプトを社長がぶち壊しにかかってきているのです」(同)

 社長は、現代をたくましく生きる敏腕ビジネスマンなのか、古めかしい価値観の残念な経営者なのか……テラハの展開とともにますます社長から目が離せそうにない。

『テラスハウス』社長の「ビンスイパーカー」即完売も……ファンが語る「テラハを一変させた問題行動」

 Netflixで配信中の人気リアリティ番組『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(以下、テラハ)。今シーズン開始当初は、「クリエイティブで前向きな住人が揃っていたこともあり、シリーズの中でも屈指の爽やかな展開を見せていた」(芸能ライター)という。しかし、開始から10カ月が過ぎると顔ぶれもすっかり変わり、今では欲望が渦巻く空間になっているようだ。

 現在の住人は、プロレスラーの木村花、モデルの「ビビ」ことラズドゥミナ・ヴィオレッタ、大学生でモデルの鈴木志遠、会社経営者の「社長」こと新野俊幸、会社員でグラビアモデルの吉田夢。最新の第39話では実業家の金尾玲生が新メンバーになった。

 長年のテラハファンは、社長と夢の入居によって、テラハの雰囲気が大きく変わったと語る。

「社長は周りを巻き込んでグイグイ引っ張っていくので、見ていて飽きないのですが、欲望が行動に露骨に出てしまうんです。社長が思いを寄せている夢は、昔のイエローキャブのグラドルみたいというか、男の目線を意識したあざとさがある子。テラハ特有の気取った感じがなくなって下世話な空間になってしまった」(テラハファン)

社長、「ビンスイ」をビジネスに利用

 テラハファンの間で物議を醸したのが、社長と夢の初対面シーン。ほかのメンバーを出し抜いて、夢の帰りを薄暗いダイニングで待ち伏せる社長は、「闇にまぎれて獲物を狙う野獣のようでした」(同)という。

 偶然居合わせたふりをして、初対面の挨拶をしつつ、夢の胸元に釘付けだったという社長は、伝説となった「ビール瓶事件」を起こす。

「社長が渡した瓶ビールを口にする夢を、舐め回すように眺めていた社長は、自分も飲みたいといってその瓶を手にするんですが、欲望が顔ににじみ出ていて、下心が見え見えなんですよ(笑)。社長は瓶の口を上唇と下唇で挟んで、吸い取るようにしてビールを飲む。その様子を見たスタジオメンバーの女性陣からは、悲鳴が上がっていました」(同)

 そして社長には「瓶吸い=ビンスイ」というあだ名がつくことに。ネットでは社長に対して「キモい」といった声が圧倒的だったが、当の社長は、SNSのアカウント名を「新野・ビンスイ・俊幸」に、また壁紙も瓶を吸う自分のイラストに変更。こうした世間の声を利用するメンタルの強さに「逆にファンになった」「社長が気になってしょうがない」という声が増え、業界関係者も「社長は周到に計算して動いている」と注目しているようだ。

「社長は、退職代行を行う会社を経営しているのですが、自社のイメージすら傷つけかねない振る舞いをしている。しかし、SNS上では『#ビンスイチャレンジ』というハッシュタグまで生まれ、社長をまねて瓶を吸う画像がこぞってアップされる謎のムーブメントが発生しています」(放送作家)

 まさに“機を見るにビン”。その極めつきが、「3月末にオープンしたオンラインストア『新野商店』です。ビンスイTシャツ、ビンスイパーカーを期間限定販売して、あっという間に完売させました。ここまで商魂たくましいと感心しますね」(同)という。ネット上でも「ビンスイパーカーは家宝」「なぜか買ってしまった」と予想外の好評を見せている。

 一部からは強い支持を得るようになったという社長。しかしその半面、やはり社長への批判は根強く、回を重ねるごとに「社長の行動が目に余る」という声も出てきているという。

「社長の『おっぱい基準』で女性を選ぶという発言のほか、夢への接し方に対する批判が強いです。社長は、夢との最初のデートでキスできたことから、テラハメンバー4人で訪れた京都旅行中にも、拒絶する夢に対し『前はさせてくれたじゃん』と執拗にキスを迫っていた。その姿が『性強要にしか見えない』と物議を醸したんです」(前出・テラハファン)

 こうした社長の言動は、「ハラスメントをなくそうとする社会に逆行する」(前出・放送作家)との指摘もある。ネットでも、「社長は調子に乗りすぎ」「セクハラでしかない『ビンスイ』をネタにすること自体がおかしい」「こんな人が退職代行の仕事をしてるなんて信じられない」など厳しく批判する声も増えてきている。前出の放送作家は、第38話で、スタンドアップコメディアンを志す快(第39話で卒業)に対し、花が暴言と暴力行為を行ったことをそのまま流したことも含めて、「テラハがセクハラとパワハラの温床と言われても仕方ない状態」と語る。

 最新話では、湘南出身の新メンバー玲生の登場によって、再び爽やかな風が吹き始めたかに見えるテラハだが、実業家同士とあって、早くもマウントを取ろうとする社長の言動がまたも批判されている。

「これからも社長はテラハをかき回すでしょう。ちなみに最新話では、“カメラ目線”までやっていました。カメラがあっても見ないふりをするという番組当初からのコンセプトを社長がぶち壊しにかかってきているのです」(同)

 社長は、現代をたくましく生きる敏腕ビジネスマンなのか、古めかしい価値観の残念な経営者なのか……テラハの展開とともにますます社長から目が離せそうにない。

『テラハ』出身女優&俳優はパッとしない? 筧美和子、菅谷哲也、春花……Nikiドラマ出演も前途多難か

 人気リアリティー番組『テラスハウス』(以下、テラハ)出身のモデル・Nikiが、4月2日スタートの連続ドラマ『ピーナッツバターサンドウィッチ』(MBSほか)で本格的に女優デビューすることが発表された。Nikiは2017年、テラハのハワイ編『TERRACE HOUSE ALOHA STATE』(Netflix)に出演。「番組史上No.1美女」という触れ込みで話題になり、男性メンバーからも人気を集めていた。

 テラハ出演当時からエイベックスに所属しており、番組卒業後はモデルとして女性ファッション誌「JJ」(光文社)や「with」(講談社)などに登場。18年には、山下智久とハワイでデートする様子を「女性セブン」(小学館)に撮られたことでも名前が知られることとなった。今回の連ドラ出演で、さらに仕事の幅を広げていくようだが、彼女の行く先は前途多難と見る関係者も。

「テラハ出演をきっかけに芸能界でのし上がろうとするメンバーは少なくありません。出演すれば知名度は上がるものの、『テラハ出身』の色眼鏡で見られるという宿命もあり、“芸能界で大成功している”と言える元メンバーはいないのでは。特に俳優、女優志望のメンバーはパッとしない印象です」(芸能事務所関係者)

 テラハ出身の役者には、湘南が舞台の初期の『TERRACE HOUSE』(フジテレビ系、12年~14年)に出演していた筧美和子、菅谷哲也らがいる。

「その二人も、ドラマは単発のゲスト出演がほとんどというのが現状です。役者志望と明言していても、まったく日の目を見ないまま消えていく元メンバーも大勢いるので、その中で言えば、成功している部類に入るのかもしれませんが……。筧は今回、Nikiと同じく『ピーナッツ』にメインキャストで出演が決まっています。このドラマが話題にならないと、『テラハ出身女優はやっぱりパッとしない』という印象をさらに世間と業界内に植え付けることにつながるでしょう」(同)

 現在配信中の東京編『TOKYO 2019-2020』に出演していた女優の春花は、昨年10月に卒業。今が絶賛売り出し中かと思いきや、最近の主な女優業は2月スタートの深夜帯ドラマ『パパがも一度恋をした』(フジテレビ系)に脇役で出演したのみである。

 12年から続くテラハ自体は、米「タイム」誌が選ぶ「2018年のベストテレビ番組10」で6位に入るなど、世界規模の人気と知名度を誇るコンテンツに成長しているが、それと裏腹に、次々生まれる元テラハメンバーへの関心は、薄まりつつあるのかもしれない。今回、女優本格デビューのチャンスを得たNikiのドラマでの存在感に注目したい。

『テラハ』出身女優&俳優はパッとしない? 筧美和子、菅谷哲也、春花……Nikiドラマ出演も前途多難か

 人気リアリティー番組『テラスハウス』(以下、テラハ)出身のモデル・Nikiが、4月2日スタートの連続ドラマ『ピーナッツバターサンドウィッチ』(MBSほか)で本格的に女優デビューすることが発表された。Nikiは2017年、テラハのハワイ編『TERRACE HOUSE ALOHA STATE』(Netflix)に出演。「番組史上No.1美女」という触れ込みで話題になり、男性メンバーからも人気を集めていた。

 テラハ出演当時からエイベックスに所属しており、番組卒業後はモデルとして女性ファッション誌「JJ」(光文社)や「with」(講談社)などに登場。18年には、山下智久とハワイでデートする様子を「女性セブン」(小学館)に撮られたことでも名前が知られることとなった。今回の連ドラ出演で、さらに仕事の幅を広げていくようだが、彼女の行く先は前途多難と見る関係者も。

「テラハ出演をきっかけに芸能界でのし上がろうとするメンバーは少なくありません。出演すれば知名度は上がるものの、『テラハ出身』の色眼鏡で見られるという宿命もあり、“芸能界で大成功している”と言える元メンバーはいないのでは。特に俳優、女優志望のメンバーはパッとしない印象です」(芸能事務所関係者)

 テラハ出身の役者には、湘南が舞台の初期の『TERRACE HOUSE』(フジテレビ系、12年~14年)に出演していた筧美和子、菅谷哲也らがいる。

「その二人も、ドラマは単発のゲスト出演がほとんどというのが現状です。役者志望と明言していても、まったく日の目を見ないまま消えていく元メンバーも大勢いるので、その中で言えば、成功している部類に入るのかもしれませんが……。筧は今回、Nikiと同じく『ピーナッツ』にメインキャストで出演が決まっています。このドラマが話題にならないと、『テラハ出身女優はやっぱりパッとしない』という印象をさらに世間と業界内に植え付けることにつながるでしょう」(同)

 現在配信中の東京編『TOKYO 2019-2020』に出演していた女優の春花は、昨年10月に卒業。今が絶賛売り出し中かと思いきや、最近の主な女優業は2月スタートの深夜帯ドラマ『パパがも一度恋をした』(フジテレビ系)に脇役で出演したのみである。

 12年から続くテラハ自体は、米「タイム」誌が選ぶ「2018年のベストテレビ番組10」で6位に入るなど、世界規模の人気と知名度を誇るコンテンツに成長しているが、それと裏腹に、次々生まれる元テラハメンバーへの関心は、薄まりつつあるのかもしれない。今回、女優本格デビューのチャンスを得たNikiのドラマでの存在感に注目したい。

【テラスハウスレビュー】社長、京都旅行で夢への下心炸裂……「犯罪の匂い」を予期させた問題シーン

 『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(Netflix先行配信)公式サイトより 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、3月後半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

社長、ただの「キモい人」に(テラスハウス第37話)

 IT企業経営の「社長」こと俊幸&会社員兼グラビアモデル・夢と、スタンドアップコメディアン志望・快&女子プロレスラー・花は、京都に1泊するダブルデートへ出かける。もともと快と花の「近場での水族館デート」のはずだったが、社長の抑えきれない夢への下心に、ほか3人が巻き込まれた形になった。

 京都水族館で夢と手をつないだ社長は、夜も「京都、感じようぜ」と京都タワーに夢をいざない、二人きりに。展望台から夜景を見ながらのベタな「きれいだね、夢が」というセリフに当事者の夢は引き気味だが、社長は気にしない。

 「ちょっとこっち見てよ。目つむってこっち向いてよ。いや何もしないよ、何もしないよ。見せてよ、正面から。正面から見せてよ」などと、しつこく夢に迫る。クリスマスデートでムリヤリ成功させたキスを、再び味わいたい欲望が顔面からあふれ出ている。

 夢にやんわりと拒否されても、「なんで? なんで? なんで? なんで?」「なになになに? 普通に(顔を)見たいだけ。見せてよ」「なんで? 緊張しなくていいっしょ。目つむれば大丈夫だから。こっち向いて。目つむって」「なんで? なに恥ずかしがってんの? クリスマスの時したじゃん!」「あれは何でしたの?」と食い下がる。

 配信を重ねるごとに“キモ面白いキャラ”から“ただのキモい人”になっていく社長と、あそこまでのキモい行動をされても、社長に「(男子メンバー)3人の中なら一番いいです」と言ってあげる夢の“プロ感”から目が離せない。

 京都の古民家風旅館「鴨川庵」に泊まる4人。部屋に備え付けのお風呂に、先に女子が入ることになると、社長は「先に入ってもらったほうが、ありがたいよね。いろんな意味で」とニヤリ。「お湯、捨てる? それはつまんない。楽しみにしてたもんね」「抜かないでね、お湯」と、中学生並みの下ネタでものすごく楽しそうにしている。入る直前に「お湯置いといて!」、出た直後にも「お湯抜いた?」。 お湯ひとつであんなにキモくなれることに感心してしまった。

快、ナマコを尊敬(テラスハウス第37話)

 快はスタンドアップコメディアンとして成長できていない自分に落ち込み、京都への出発前日、社長に“旅行をキャンセルしたい”“お金もない”などと、泣きながら相談。しかし、社長の「お金はオレが出す」という熱い説得に流され、結局、参加していた。

 水族館でも落ち込んだままで、水槽の中の白ナマコを「(何も考えず)ただ生きてるの? すごいな」と尊敬する始末。

 旅館で花と二人になると、「花を深く知りたくて京都に来たんだけど、旅の途中でも‟スタンドアップ、何が面白いのかな“っていうのは、ずっと考えてるし、自分の世界に入っちゃって……。花への気持ちは絶対、薄まってないと思う。でもそれ以上にスタンドアップもあるから、花の存在が見えなくなっちゃうっていう感じになってきちゃった」と打ち明け、「もっと人のことを思いたい」「そういう自分が嫌い」と、また涙をこぼす。

 花からは「私は、自分のことを大切にしてくれるなって感じさせてくれる人と付き合いたいから」と言われ、結果、カップル不成立となってしまった。

 お風呂で花は、夢に「快くんヤバかったよね? ホテルもレストランも全部、社長任せだったじゃん。新幹線のチケットも。ご飯も、うちらは払おうとしてたけど、快くんは財布出す素振りもなかった。コンビニに行ったときも。お茶しようってなったときも。今日、快くん1円も出してなくない?」と、快への愚痴を炸裂させる。「ぶっちゃけドン引きした。男として見られなくなった」と気持ちが冷めた本当の理由を語った。

 夢も「わかる~。何してんのって思ったよ。やばいよ、あれはマジで」と同意していて、出発前日の快が、涙ながらに社長に訴えていた金欠の深刻さが判明。社長の説得に応じず、京都行きを中止にしていれば、このような醜態を晒すこともなかったのに……と思うと、気の毒である。

 旅館では、一つの部屋に布団が4セット並べて敷かれていたが、さすがの夢も身の危険を感じたようで、「(社長に)何かされたら困る! 花ちゃんと寝る! 早く起きてメイクするっていうのを口実に、男女バラバラに寝ようよって言おう」と花に提案する。

 二人は、その通りに社長を説得にかかるが、社長は「俺らのほうが朝早いかもしれない、逆に。俺らも散歩しようかなって」と言い張り、「(布団と布団の位置を)ちょっと間、開ければいいんじゃない? 逆にそこまで意識しなくていいんじゃね? だって普通に友達やん! 逆に意識しすぎかもよ。全然そんな変な意味じゃなくて。ねっ、友達として」と一歩も引かない。

 諦めた女子は、男子の入浴中、自分たちの布団をこっそりと別部屋に移動。社長から避難することに成功した。お風呂からウキウキで出てきた社長は、女子のいない部屋を見渡して「WHY?」。

 これ以上になると犯罪の匂いがしてくるので、次回、社長が女子たちの部屋へ突入……などのシーンはないことを願う。