坂上忍、週レギュラー7本……「俳優出身司会者」が求められる理由とは?

 4月から新たに週レギュラーが2本増え「週7本」に。今やテレビ界に欠かせない顔となった坂上忍。彼はなぜ、ここまでテレビに求められるのか。そこには“役者”としての矜持と、番組を俯瞰するプロデュース的な視点にあった。

 坂上が児童劇団の老舗「劇団若草」に入ったのは3歳の時。以来、半世紀近く芸能界に身を置いているが、4月17日放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)に出演した際、マツコ・デラックスから「若い子たち、坂上さんが役者だって知らない人いるよね」と指摘されていた。

 坂上の、役者としての仕事は、ここのところ、ほぼ皆無。ドラマ出演は一昨年、昨年ともに1本のみとなっている。

 それでも坂上は、そのマツコとの対談で、「こうなっても、ずっと役者の世界にお世話になってきた」と述べており、あくまで俳優としてバラエティに出ているというスタンスを変えていない。

■台本に忠実

 役者が司会業をするメリットを語る際の好例がある。1970年代、『アフタヌーンショー』(テレビ朝日系)の司会者として名を馳せ、レポーターから何度も言われる「そーなんですよ、川崎さん」の名フレーズでも有名になった川崎敬三(2015年没)。彼はもともと大映のニューフェイスとしてデビューした俳優だったが、次第に司会業にシフトした。

 その司会のスタイルは「番組の台本通りに、きっちり進行すること」だったという。同じく坂上も台本通りに忠実にスタジオを回すタイプ。さらに打ち合わせも入念に行い、台本への書き込みも積極的にすることはあまりにも有名だ。

 これはまさに、本読み、リハーサル、そして本番へと自分を役柄に染め上げていく俳優のアプローチそのもの。つまり坂上は、スタジオという舞台の上で、「司会者という役を演じている」のかもしれない。

 このように、情熱をとことん注ぐ姿勢は、台本にそれほど頼らず、己の力量だけで笑いをさらっていくタレント司会者とは一線を画すものだ。そこに、バラエティスタッフも新鮮さと気概を感じ、一緒に仕事をしてみたいというモチベーションが働くのだろう。

■関口宏との共通点

 役者上がりの司会者の代表格として、関口宏がいる。彼もかつてはドラマ『喜びも悲しみも幾歳月』(TBS系)といったホームドラマや『江戸を斬る』(同)などの時代劇にも出演していたが、そもそも出自は「親の七光り」。俳優に進んだのは、父親で名優・佐野周二の影響である。

 だが、息子の関口自身は残念ながら役者としての評価はそこまで高いものではなかった。実際に一時期、俳優の仕事が減り、その後の進路について悩んでいた時期もあったという。もし俳優として極めていれば、別の道に転身しようという気持ちも働かなかったはずだ。

 坂上も、同世代の俳優である阿部寛や香川照之のように演技力の高さで名声を博していれば、バラエティ進出には「目」が向かなかったのかもしれない。

■プロデューサー感覚

 関口宏と坂上の共通点はまだある。それは、番組を俯瞰するプロデューサー的目線だ。関口は、司会を務める『サンデーモーニング』(TBS系)が裏番組の『THE・サンデー』(日本テレビ系)に視聴率で迫られたとき、当時としては珍しかった女子大生キャスターを起用しようと提案、それが功を奏したと言われている。また1週間のニュースを振り返り、総ざらいするスタイルも関口発案だった。

 一方の坂上は、番組のVTRチェックをする際、わかりづらい場合は直すよう注文をつけるという。さらに3月5日の『バイキング』で「番組作り」をライフワークである競艇にたとえ、「エンジンだ、ボートだ、選手の特性だとかっていうデータとか経験値があるわけじゃん。で自分の働いた金を張るわけじゃないですか。番組作りも、その枠の時間帯とかカラーとか裏番組とかっていうのをいろんな中で、みんなで『ああでもない、こうでもない』って話して、『じゃあ、今週は、これでベット!』みたいな」と語っている。

 つまり彼は司会という肩書きを超え、番組作りにも積極的に関わっていることがうかがえる。また蛇足だが、坂上の時として物議を醸す発言も、関口と共通している。

■坂上の弱点

 ここまで活躍しながらも、まだ体力を含めてトータルで余力はあるという坂上。だが、3カ月後、必ず終わることに向かって努力するドラマの世界とは違い、バラエティが「終わらない」ことを目指して進む世界だということに今さらながら驚いているという。

 その過酷さに坂上は、フジテレビから見える景色を眺めながら「俺、いつまでここにいなきゃいけないんだろう」と思うこともあるのだとか。

 そんな彼を今のテレビ界で一番すごいと慕うマツコは、「坂上さんが(『バイキングを』)辞めるって言わなかったら(フジテレビは)辞める気ないと思うよ。数十年ぐらい続くかもよ」と言っていた。果たして坂上は、どこまで上り詰めるのだろうか。
(文=都築雄一郎)

◆「ズバッと!芸能人」過去記事はこちらから◆

ガリットチュウ・福島善成が到達した「出オチ」「無言」という最強ポジション

 今回取り上げるのは、お笑いコンビ・ガリットチュウの福島善成だ。

 

■泥の97年デビュー組

 

 彼らのことを語るときに、9年前に出演した『アメトーーク!』(テレビ朝日系)は避けて通れない。彼らは番組の中で、「泥の97年デビュー組芸人」というくくりで登場。その中で福島は、「周りのスタッフから毎年『5年後売れるよ』と言われ続けて、13年たった」「休日が多いことを嫁が心配するため、休みなのに仕事に行くフリをする」といったエピソードを披露。翌年に放送された「Part2」では、雨上がり決死隊・宮迫博之が「やったらアカン企画なんです。羽ばたいてもらわないと」と、出演していた芸人たちに活を入れていたが、福島はその中で、奥様からの手紙に、こみあげるものをおさえていた。

 そんなガリットチュウを含め、「泥の97年デビュー組」の芸人は、若手時代こそテレビに多少なりとも出させてもらっていたものの、トークなり雰囲気なりリアクションなり、とりたてて決め手がなかったことから次第にテレビから遠ざかっていった。

 

■一時期はユーチューバーになったことも

 

 そんな福島は、デビュー当初から得意だったモノマネをやり続けながらも、数年前にはYouTubeからのブレークを狙って、家族全員で、ディズニーランドのアトクラクションを何個制覇できるか挑戦したり、自宅をDIYする動画をアップするも、なかなか鉱脈は見いだせずにいた。その「ネットでの売り方」が、結果的に、現在フォロワーが急増中のインスタグラムに流れていく。もちろんそのインスタを始めたきっかけは、盟友・くっきー(野生爆弾)からの助言もあったとされている。

 

■出オチでも許されるポジション

 

 そんな福島の姿をテレビで見かける機会は年に1~2回、日テレの各番組が集結する『DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり日テレ系人気番組NO.1決定戦』(日本テレビ系)の中に見かけるくらいだった。その尺、長くても“15秒”程度の、いわば「出オチ」だった。

 だが、船越英一郎、ダレノガレ明美、貴乃花親方と旬な芸能人のものまねをして注目を集めることによって、そうしたポジションをさらに確立。各番組からの「出オチ」でのオファーを得ることに成功したのだ。

 

■無言キャラという前代未聞の芸

 

 さらにトークではあまり評価がされない彼にとって好都合だったのが、言葉少なに答えることで知られた貴乃花親方のモノマネだった。顔の表情と服装だけで笑いが取れるのである。

 14日に放送された土曜スペシャル『たけしが行く!わがままオヤジ旅3 古都金沢…爆笑珍道中』(テレビ東京系)では、ビートたけしや國村隼、岸本加世子を前に、いつもの長いストールにスーツという親方スタイルで、何も言わずに突っ立っているだけで、笑いを誘っていた。

 そんな彼が受け入れられる土壌には、近年、芸人というくくりが多様化したことで、無理にトークで笑いを取らなくても許されるようになった背景もあろう。

 

■「換気」芸人

 

 テレビ業界には「チェンジ・オブ・ペース」という言葉がある。言葉のごとく「気分転換」、つまり空気を変えるといった意味合いだが、同じメンバーによる展開が続くことで硬直化しそうなスタジオの流れを変化させるべく、あえて作為的に登場することで、さらに場をもたせるやり方だ。この役割に福島がハマった。空気を換える男、福島善成。今後、どんな風を吹かせてくれるのか楽しみだ。
(文=都築雄一郎)

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ガリットチュウ・福島善成が到達した「出オチ」「無言」という最強ポジション

 今回取り上げるのは、お笑いコンビ・ガリットチュウの福島善成だ。

 

■泥の97年デビュー組

 

 彼らのことを語るときに、9年前に出演した『アメトーーク!』(テレビ朝日系)は避けて通れない。彼らは番組の中で、「泥の97年デビュー組芸人」というくくりで登場。その中で福島は、「周りのスタッフから毎年『5年後売れるよ』と言われ続けて、13年たった」「休日が多いことを嫁が心配するため、休みなのに仕事に行くフリをする」といったエピソードを披露。翌年に放送された「Part2」では、雨上がり決死隊・宮迫博之が「やったらアカン企画なんです。羽ばたいてもらわないと」と、出演していた芸人たちに活を入れていたが、福島はその中で、奥様からの手紙に、こみあげるものをおさえていた。

 そんなガリットチュウを含め、「泥の97年デビュー組」の芸人は、若手時代こそテレビに多少なりとも出させてもらっていたものの、トークなり雰囲気なりリアクションなり、とりたてて決め手がなかったことから次第にテレビから遠ざかっていった。

 

■一時期はユーチューバーになったことも

 

 そんな福島は、デビュー当初から得意だったモノマネをやり続けながらも、数年前にはYouTubeからのブレークを狙って、家族全員で、ディズニーランドのアトクラクションを何個制覇できるか挑戦したり、自宅をDIYする動画をアップするも、なかなか鉱脈は見いだせずにいた。その「ネットでの売り方」が、結果的に、現在フォロワーが急増中のインスタグラムに流れていく。もちろんそのインスタを始めたきっかけは、盟友・くっきー(野生爆弾)からの助言もあったとされている。

 

■出オチでも許されるポジション

 

 そんな福島の姿をテレビで見かける機会は年に1~2回、日テレの各番組が集結する『DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり日テレ系人気番組NO.1決定戦』(日本テレビ系)の中に見かけるくらいだった。その尺、長くても“15秒”程度の、いわば「出オチ」だった。

 だが、船越英一郎、ダレノガレ明美、貴乃花親方と旬な芸能人のものまねをして注目を集めることによって、そうしたポジションをさらに確立。各番組からの「出オチ」でのオファーを得ることに成功したのだ。

 

■無言キャラという前代未聞の芸

 

 さらにトークではあまり評価がされない彼にとって好都合だったのが、言葉少なに答えることで知られた貴乃花親方のモノマネだった。顔の表情と服装だけで笑いが取れるのである。

 14日に放送された土曜スペシャル『たけしが行く!わがままオヤジ旅3 古都金沢…爆笑珍道中』(テレビ東京系)では、ビートたけしや國村隼、岸本加世子を前に、いつもの長いストールにスーツという親方スタイルで、何も言わずに突っ立っているだけで、笑いを誘っていた。

 そんな彼が受け入れられる土壌には、近年、芸人というくくりが多様化したことで、無理にトークで笑いを取らなくても許されるようになった背景もあろう。

 

■「換気」芸人

 

 テレビ業界には「チェンジ・オブ・ペース」という言葉がある。言葉のごとく「気分転換」、つまり空気を変えるといった意味合いだが、同じメンバーによる展開が続くことで硬直化しそうなスタジオの流れを変化させるべく、あえて作為的に登場することで、さらに場をもたせるやり方だ。この役割に福島がハマった。空気を換える男、福島善成。今後、どんな風を吹かせてくれるのか楽しみだ。
(文=都築雄一郎)

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関ジャニ∞を救うのは森昌子!? ジリ貧『ペコジャニ∞!』で出演回が最高視聴率!

 19日放送の『ペコジャニ∞!』(TBS系)が8.1%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)と、開始以来の「最高視聴率」を記録した。先週は4.7%だっただけに、3.4ポイントという驚異のジャンプアップ。いったい何があったのだろうか?

 この日は「卵料理」が大好きだという歌手・森昌子が、石塚英彦と卵料理対決。2日に一度は卵を食べるという森が「これさえあれば生きていけるんだよ~!」などと終始ハイテンションで、ロケ、さらにはスタジオと大いに盛り上げた。

 ちなみにこの日のエンディングでX JAPAN・Toshlが「カフェを一緒に開こう」と、関ジャニ∞メンバーに提案していた。これは当然、新企画の立ち上げを意味し、4月以降も番組が継続されることが確実となったわけだ。

 そんな、ここのところ立て続けにToshlを起用していた『ペコジャニ∞!』だったが、躍進の立役者は、まさかの森昌子だったということだ。

「森昌子が面白い」という声は、このところ業界でよく耳にする。彼女を見いだしたのは『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)だ。2016年6月にゲストで登場。そのときの視聴率は6.7%とそこまで高くはなかったが、そのはじけっぷりが評判を呼び、3カ月後にはナレーターとして起用されている。以降、バラエティオファーも急増中だ。

 彼女の「面白さ」は、前々からウワサされていた。自分の歌を演奏してくれるバンドマンの譜面をどこかに隠し、途中で演奏が止まったらどうなるか歌いながら確かめたり、地方公演が終わったあと、なぜか豆腐屋に立ち寄りコンニャクを購入。宿泊先のホテルのスタッフの布団にコンニャクを入れてイタズラするなど、バラエティの素質はあった。

 偏食家として知られる森。卵料理は先述の通り大好きだが、生卵はダメ。さらには生野菜も生魚も苦手で、例えばお寿司屋に行くとイクラしか食べられず、ウニは「ウニ~~」といった感じがするから嫌いだとか。

 ほかにも、料理は味見もしないらしい。理由は「食べた人が『美味しい、美味しい』と言ってくれるから」。韓国ドラマは早送りで鑑賞、それでも泣けるなど「ヘン」なところは、まだまだ隠し持っている。

 そんな森にスポットライトが当たるのも、時間の問題ではあった。ただ、それまで「しゃべれるオバサンタレント」枠として柴田理恵・磯野貴理子の“二強”時代があまりにも長かったこと、またその後は、高畑淳子、渡辺えり、キムラ緑子といった「しゃべれる女優」ブームが到来。森の出る隙がなかった。

 そうした流れもだいぶ落ち着いてきたことから、テレビ界が新しい適材を探していた。森はそれにうまく乗っかった感がある。これから彼女の時代が本格化するのか楽しみに待ちたい。(文=都築雄一郎)

 

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欅坂46のバラエティエース!? なぜか気になる「尾関梨香」その魅力への期待

 今回取り上げるのは、欅坂46のメンバー・尾関梨香。バラエティ受けしそうなタレント性に加え、ファンからは「最近やけにかわいくなった」と評判で、「尾関推し」も増えているのだとか。

 メンバーの中で一般的に知られているのは、写真集『ここから』(講談社)がヒット中の長濱ねる、昨年末の『NHK紅白歌合戦』のパフォーマンス後に倒れ込み、図らずも広く注目を集めたセンター・平手友梨奈と、かなり限られている。

 そんな中、ファンの間で「尾関スタイル」と呼ばれて人気だったのが彼女だ。

 例えばそのポンコツぶり。冠番組『欅って、書けない?』(テレビ東京系)の司会・土田晃之から、学生時代のスポーツ経験について聞かれた彼女は、「バレーボールを25日ほど」とマジ回答。ほかにも、ピアノを6年間も習っていたのに「『ねこふんじゃった』しか弾けない」など、エピソードには事欠かない。

 小学校時代、水泳を4年間やっていたにもかかわらず、できるようになったのは、壁を蹴って進む「蹴伸び」だけという驚異の運動オンチぶりも発覚。

 運動神経のなさは今も健在のようで、フラフープに挑戦するも、逆に“フラフープに回されている”ようなトリッキーな動きは、今でもファンの語り草になっている。『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「運動神経悪い芸人」には適材だ。

 高校時代から老後について心配し、生活保護にならないかと憂うという、生真面目だがなぜか笑ってしまう点、同じメンバーからもかわいがられる愛嬌の良さも抜群だ。

 さてルックス的には「乃木坂46・生田絵梨花に似ている」とも言われた時期もあった。

 目線や表情、動作などは、どことなく日本テレビ・水ト麻美アナウンサーを思わせる。

 そんな彼女だが、昨年10月にリリースされた5枚目のシングル「風に吹かれても」で初のフロントメンバーに選ばれたことが作用したのか、少し痩せてあか抜けた。

 さらに、3月7日発売の6thシングル「ガラスを割れ!」TYPE-Dのカップリング曲「バスルームトラベル」を、長濱、小池美波とともに歌うことが決定。先日そのPVが公開されたのだが、映像を見たファンは、尾関の愛らしい表情と歌声に惚れ直したのか、SNS上で「尾関ブーム到来!」とつぶやく者も現れている。

 そんな彼女に虜になるのは裏方も同じらしい。

『欅って、書けない?』では、「スタッフが娘にしたいメンバー」というランキングで1位に輝いている。また長寿音楽番組『MUSIC FAIR』(フジテレビ系)の担当ディレクターも尾関の存在感に注目するなど、業界内からも熱視線を集めているのだ。

 彼女自身は「変なキャラ」だけで見られることへの戸惑いも感じているようだが、欅坂も結成3年目。いよいよ真価が問われる中、ファン層拡大のためにもさらなる飛躍を願いたい。
(文=都築雄一郎)

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欅坂46のバラエティエース!? なぜか気になる「尾関梨香」その魅力への期待

 今回取り上げるのは、欅坂46のメンバー・尾関梨香。バラエティ受けしそうなタレント性に加え、ファンからは「最近やけにかわいくなった」と評判で、「尾関推し」も増えているのだとか。

 メンバーの中で一般的に知られているのは、写真集『ここから』(講談社)がヒット中の長濱ねる、昨年末の『NHK紅白歌合戦』のパフォーマンス後に倒れ込み、図らずも広く注目を集めたセンター・平手友梨奈と、かなり限られている。

 そんな中、ファンの間で「尾関スタイル」と呼ばれて人気だったのが彼女だ。

 例えばそのポンコツぶり。冠番組『欅って、書けない?』(テレビ東京系)の司会・土田晃之から、学生時代のスポーツ経験について聞かれた彼女は、「バレーボールを25日ほど」とマジ回答。ほかにも、ピアノを6年間も習っていたのに「『ねこふんじゃった』しか弾けない」など、エピソードには事欠かない。

 小学校時代、水泳を4年間やっていたにもかかわらず、できるようになったのは、壁を蹴って進む「蹴伸び」だけという驚異の運動オンチぶりも発覚。

 運動神経のなさは今も健在のようで、フラフープに挑戦するも、逆に“フラフープに回されている”ようなトリッキーな動きは、今でもファンの語り草になっている。『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「運動神経悪い芸人」には適材だ。

 高校時代から老後について心配し、生活保護にならないかと憂うという、生真面目だがなぜか笑ってしまう点、同じメンバーからもかわいがられる愛嬌の良さも抜群だ。

 さてルックス的には「乃木坂46・生田絵梨花に似ている」とも言われた時期もあった。

 目線や表情、動作などは、どことなく日本テレビ・水ト麻美アナウンサーを思わせる。

 そんな彼女だが、昨年10月にリリースされた5枚目のシングル「風に吹かれても」で初のフロントメンバーに選ばれたことが作用したのか、少し痩せてあか抜けた。

 さらに、3月7日発売の6thシングル「ガラスを割れ!」TYPE-Dのカップリング曲「バスルームトラベル」を、長濱、小池美波とともに歌うことが決定。先日そのPVが公開されたのだが、映像を見たファンは、尾関の愛らしい表情と歌声に惚れ直したのか、SNS上で「尾関ブーム到来!」とつぶやく者も現れている。

 そんな彼女に虜になるのは裏方も同じらしい。

『欅って、書けない?』では、「スタッフが娘にしたいメンバー」というランキングで1位に輝いている。また長寿音楽番組『MUSIC FAIR』(フジテレビ系)の担当ディレクターも尾関の存在感に注目するなど、業界内からも熱視線を集めているのだ。

 彼女自身は「変なキャラ」だけで見られることへの戸惑いも感じているようだが、欅坂も結成3年目。いよいよ真価が問われる中、ファン層拡大のためにもさらなる飛躍を願いたい。
(文=都築雄一郎)

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“悲劇の朝ドラヒロイン”夏菜の大逆襲!? 「損して得した」5年間の遠回り

 今回取り上げるのは、女優の夏菜。2012年度下半期の朝ドラ『純と愛』(NHK)でヒロインを務めたが、今やバラエティで見かけることのほうが多い。

 例えば、1月16日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)。埼玉県出身の彼女が、千葉県出身の小島瑠璃子と地元をめぐってバトルしていたのだが、「埼玉に行かずに一生終えられる」というこじるりの暴言に、「ピーナッツ食ってろ!」と反撃していた。

 

■「朝ドラヒロインは売れる」という定説を覆した異色の女優

 

 夏菜の人生は、波乱に満ちている。『純と愛』以外で、これまで主演したドラマはたった2本。1本は、13年の『世にも奇妙な物語’13秋の特別編』(フジテレビ系)。もう1本は去年、民放連ドラ初主演となった『ハケンのキャバ嬢・彩華』(朝日放送・AbemaTV)。これは深夜ドラマだ。

 ちなみに15年、西内まりや主演のドラマ『ホテルコンシェルジュ』(TBS系)に、客室係としてレギュラー出演していた夏菜。ところが彼女に割り当てられたセリフは、「お荷物お預かりしました」「おかえりなさいませ」「私もそう思います」といった二言、三言だけだった。寡黙な役柄だったこともあるが、当時は「朝ドラヒロイン」の末路を見た気がした。

 女優としてのキャリアが進まなかった原因は、やはり『純と愛』の朝ドラらしからぬストーリーにあるだろう。母は認知症、父は水死、夫は昏睡状態、経営するホテルは全焼と、悲惨すぎる展開で賛否両論を巻き起こした。

 

■朝ドラ優等生 芳根・吉岡の暴落

 

 さて、そんな足踏みする夏菜を、ほかの朝ドラヒロインたちが猛スピードで追い抜いていった。

 例えば、2016年度下半期の『べっぴんさん』のヒロイン・芳根京子。現在、月9ドラマ『月海姫』(フジテレビ系)の主演を張っている。

 2015年度下半期の『あさが来た』の丸メガネ美女・田村宜役で注目を浴びた吉岡里帆も、今回、『きみが心に棲みついた』(TBS系)で連ドラ初主演を務めている。

 だが、その視聴率がすこぶる振るわないのだ。『月海姫』の初回からの数字は8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)→6.9%→5.9%と順調に下落。『きみ棲み』も第1話から3話まで9.4%→8.5%→8.4%と低空飛行。「朝ドラヒロイン」という肩書は、今や十字架としてのしかかる。

 

■ダウンタウン・松本も驚いた心の闇

 

 だが夏菜の場合、「朝ドラっぽくない」朝ドラに出たおかげで、良くも悪くも「朝ドラ女優」という呼び名に縛られることがなかった。それがうまく作用したのが、去年6月の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)への出演だった。

『純と愛』の時は、脚本家・遊川和彦氏が週に1回、撮影している大阪にやってきては「お前の技術はゼロだ!」などとダメ出しされ、号泣の日々を過ごしていたという。あまりのつらさに彼女はトイレに籠城し、出てこないときもあったとか。

 そんな夏菜が、大御所・ダウンタウンを前に、撮影時の鬱憤を爆発。「マジで毎日酒まみれ。飲まなきゃ、やってられなかった。マネジャーにも当たり散らしていた」などとぶちまけたのだ。これで風向きが変わった。

 テレビ業界で悪評が広まる速度は、意外と遅い。関係者が、その人と仕事している間は口をつぐむからだ。しかし良い評判というのは、常に人材を探している業界では、すぐに広まる。「夏菜が面白い」というウワサは、たちまち駆け巡った。

「朝ドラ史上最大の迷作の、史上最高のバッシングを喰らった悲劇のヒロイン」夏菜。

 最近出た『痛快TVスカッとジャパン』(同)では、悪女役を生き生きと演じていた。チョイ役を演じることが多い彼女だが、なんだかんだでキャリアは十分ある。もちろんバラエティを主戦場にするのもいいだろう。5年の遠回りを経て、ハガネのメンタルを身につけた朝ドラ“落第生”。その逆襲に、大いに期待したい。
(文=都築雄一郎)

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西の櫻井翔あらわる? ジャニーズWEST・中間淳太、全国ブレーク3秒前!

 今回取り上げるのは、ジャニーズWESTの中間淳太(なかま・じゅんた)。世間的には『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の出演が知られているが、関西ではその知名度は絶大だ。その理由は『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(朝日放送)への出演にある。

 

■土曜朝、関西での情報番組戦争

 

 2014年にスタートした同番組は、東野幸治の司会のもと、“正義のミカタ”と呼ばれる各分野の評論家がニュースをわかりやすく教えてくれる情報バラエティ。毎週土曜朝9時30分から放送中だ。

 東京ではこの時間、『王様のブランチ』(TBS系)や『ぶらり途中下車の旅』(日本テレビ系)といった番組がオンエアされているが、関西圏では少し硬派な情報番組が多い。『正義の~』のほかに、ハイヒールの2人が司会を務める『あさパラ!』(読売テレビ)、トミーズ司会『せやねん!』(毎日放送)といった番組が並ぶ。2つとも長寿番組だ。

 そんな中にあって、4年前の初回は5.6%(ビデオリサーチ調べ、関西地区/以下同)だった『正義の~』も徐々に浸透。昨年12月の視聴率を調べると、9日は7.0%、16日は6.9%。23日の3時間半SPの第1部は7.3%と、いずれも安定している。

 

■豊富な知識で有識者から驚かれることも

 

 同番組には評論家・宮崎哲弥、政治評論家・伊藤惇夫、軍事評論家・黒井文太郎ら、専門家が勢ぞろい。海原ともこ、ほんこん、時に武井壮やオール巨人といったパネラーも登場。そんな猛者たちがいるスタジオで、中間は、彼らに引けを取らない活躍を見せている。

 1月20日の放送でのこと。就任1年を迎えたトランプ政治に高い評価をつけた“正義のミカタ”モーリー・ロバートソンに対し、「成績が良くても、普段の生活態度が悪い生徒っていたじゃないですか。(トランプは)そういう感じです」と応酬していた。

 また、これは昨年の放送だが、米朝の軍事衝突が懸念される中、この2月に平昌(ピョンチャン)五輪を行う韓国について、「この情勢の中でも『朝鮮有事』が起こらないと思っている人が韓国では半数以上いるということが驚きです。韓国では、米朝関係はどういうふうに報道されているんですか? 言っていることや、やっていることがころころ変わる韓国は、いったいどんな考えがあるんですか?」などと専門家に質問攻めしていた。その姿勢に、かつて宮崎哲弥から「この人、アイドルなんですよね?」と言われたこともあるほどだ。

 こうした政治的教養のバックボーンには、関西学院大学社会学部出身ということと、小4から中3まで約6年間の台湾生活が影響しているだろう。

 今後の展開としては、東野の紹介で『ワイドナショー』(フジテレビ系)のデビューも近いかもしれないし、その豊富な知識で『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレビ朝日系)などでも活躍できるだろう。

 

■筋金入りのお坊ちゃま

 

 また中間の実家はかなり裕福だそうで、クリスマスには親戚じゅうが集まり、ねじねじの大きなローソクにともされた明かりの中で、ターキーやパスタ、スープを食すという本格的なパーティーを催すという。またウワサでは家に風呂が24個あるなど、メンバーから「財閥」と呼ばれ、親しまれている。

 高学歴でお金持ち、キャスターもできるジャニーズといえば嵐・櫻井翔を思い浮かべるだろう。もしかすると彼がその後釜になるかもしれない。もちろん、木曜レギュラーを務める『ヒルナンデス!』では、テレビの前の視聴者に「奥様」と話しかける「奥様キラーキャラ」として定着。

 これまではジャニーズの最後発デビューだったジャニーズWESTだが、新グループ「King & Prince」が今春CDデビューすることもあり、これからは追われる立場となる。今後のステップアップのためにも、最年長でメンバーの頭脳と言われる中間にかかる期待は少なくない。この1年、大いに注目していきたい。
(文=都築雄一郎)

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西の櫻井翔あらわる? ジャニーズWEST・中間淳太、全国ブレーク3秒前!

 今回取り上げるのは、ジャニーズWESTの中間淳太(なかま・じゅんた)。世間的には『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の出演が知られているが、関西ではその知名度は絶大だ。その理由は『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(朝日放送)への出演にある。

 

■土曜朝、関西での情報番組戦争

 

 2014年にスタートした同番組は、東野幸治の司会のもと、“正義のミカタ”と呼ばれる各分野の評論家がニュースをわかりやすく教えてくれる情報バラエティ。毎週土曜朝9時30分から放送中だ。

 東京ではこの時間、『王様のブランチ』(TBS系)や『ぶらり途中下車の旅』(日本テレビ系)といった番組がオンエアされているが、関西圏では少し硬派な情報番組が多い。『正義の~』のほかに、ハイヒールの2人が司会を務める『あさパラ!』(読売テレビ)、トミーズ司会『せやねん!』(毎日放送)といった番組が並ぶ。2つとも長寿番組だ。

 そんな中にあって、4年前の初回は5.6%(ビデオリサーチ調べ、関西地区/以下同)だった『正義の~』も徐々に浸透。昨年12月の視聴率を調べると、9日は7.0%、16日は6.9%。23日の3時間半SPの第1部は7.3%と、いずれも安定している。

 

■豊富な知識で有識者から驚かれることも

 

 同番組には評論家・宮崎哲弥、政治評論家・伊藤惇夫、軍事評論家・黒井文太郎ら、専門家が勢ぞろい。海原ともこ、ほんこん、時に武井壮やオール巨人といったパネラーも登場。そんな猛者たちがいるスタジオで、中間は、彼らに引けを取らない活躍を見せている。

 1月20日の放送でのこと。就任1年を迎えたトランプ政治に高い評価をつけた“正義のミカタ”モーリー・ロバートソンに対し、「成績が良くても、普段の生活態度が悪い生徒っていたじゃないですか。(トランプは)そういう感じです」と応酬していた。

 また、これは昨年の放送だが、米朝の軍事衝突が懸念される中、この2月に平昌(ピョンチャン)五輪を行う韓国について、「この情勢の中でも『朝鮮有事』が起こらないと思っている人が韓国では半数以上いるということが驚きです。韓国では、米朝関係はどういうふうに報道されているんですか? 言っていることや、やっていることがころころ変わる韓国は、いったいどんな考えがあるんですか?」などと専門家に質問攻めしていた。その姿勢に、かつて宮崎哲弥から「この人、アイドルなんですよね?」と言われたこともあるほどだ。

 こうした政治的教養のバックボーンには、関西学院大学社会学部出身ということと、小4から中3まで約6年間の台湾生活が影響しているだろう。

 今後の展開としては、東野の紹介で『ワイドナショー』(フジテレビ系)のデビューも近いかもしれないし、その豊富な知識で『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレビ朝日系)などでも活躍できるだろう。

 

■筋金入りのお坊ちゃま

 

 また中間の実家はかなり裕福だそうで、クリスマスには親戚じゅうが集まり、ねじねじの大きなローソクにともされた明かりの中で、ターキーやパスタ、スープを食すという本格的なパーティーを催すという。またウワサでは家に風呂が24個あるなど、メンバーから「財閥」と呼ばれ、親しまれている。

 高学歴でお金持ち、キャスターもできるジャニーズといえば嵐・櫻井翔を思い浮かべるだろう。もしかすると彼がその後釜になるかもしれない。もちろん、木曜レギュラーを務める『ヒルナンデス!』では、テレビの前の視聴者に「奥様」と話しかける「奥様キラーキャラ」として定着。

 これまではジャニーズの最後発デビューだったジャニーズWESTだが、新グループ「King & Prince」が今春CDデビューすることもあり、これからは追われる立場となる。今後のステップアップのためにも、最年長でメンバーの頭脳と言われる中間にかかる期待は少なくない。この1年、大いに注目していきたい。
(文=都築雄一郎)

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ジャニーズWEST・小瀧望がブレーク加速! 今年公開・主演映画の前売り券が、売り切れ続出

どうしてあのタレントは人気なのか? なぜ、あんなにテレビに出ているのか? その理由を、業界目線でズバッと斬る「ズバッと芸能人」。

 今回は、ジャニーズWEST・小瀧望(こたきのぞむ)を取り上げる。ちょうど1年前の去年12月にも本稿(http://www.cyzo.com/2016/12/post_30609.html)で彼を紹介したが、その人気が本格化しそうなのだ。

 まずは今年3月公開、女優・黒島結菜とのW主演映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』。小瀧は、黒島演じる不器用な女子高生・住友糸真(すみとも・しま)に上から目線で接するモテ男子・舘林弦(たてばやし・げん)を演じる。

 こうしたドS男子の映画は、一時期、とにかく多かった。『オオカミ少女と黒王子』の山崎賢人、『黒崎くんの言いなりになんてならない』のSexy Zone・中島健人、『クローバー』の関ジャニ∞・大倉忠義……。最近はそのブームもひと段落している中、女性を振り回す主人公が活躍する恋愛映画がポッと出てくると、少し新鮮に思える。

 いずれにしても小瀧は、こうした、イケメン俳優の登竜門的作品でもあった「俺様系」映画の主役に選ばれるまでになったのだ。

 現在、映画館はもちろん、テレビでも『プリンシパル』の予告CMが流れ始めている。映画館ではスクリーンで小瀧のドアップが観られるとあって、ファンの間では話題騒然。またテレビでは、いつどの時間にCMが流れるのかチェックする者も現れている。その人気の証拠に、各地の映画館に割り当てられた同映画の前売り券、もしくは特典付き前売り券が相次いで売り切れるという事態が起きている。

「小瀧」人気が爆発しそうなのは、映画だけにとどまらない。来年1月クールからスタートする山田涼介主演のドラマ『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)では、準主役として登場。山田演じる刑事・北沢秀作の後輩・尾関光希役に選ばれている。

 ちなみに、この『もみ消して冬』の脚本は金子茂樹。演出は中島悟。プロデュースは櫨山裕子、秋元孝之。そして制作協力はオフィスクレッシェンド。これらはいずれも、去年彼が連ドラ初出演を果たした『世界一難しい恋』(同)のスタッフと同じ顔ぶれなのである。今回の抜擢が、『世界一~』での好演が認められた結果であることは容易に想像できる。

 今年は、そのドラマ宣伝も始まるだろう。例えば『ヒルナンデス!』(同)。木曜レギュラーには中間淳太、桐山照史という同じジャニストがいる。小瀧はメンバー最年少の21歳。対して最年長の30歳・中間とは、実に9歳離れている。だが小瀧はそんな中間にも臆することなく懐に飛び込み、時にはイジる側に回ることも。特に、中間の分厚い特徴的な“唇イジり”は、ラジオなどではすでにお決まりとなっている。

「意外と赤ちゃんの頃は唇、分厚くないんですね」であるとか、時には中間に向かって「おい唇!」と呼ぶほど。そんなヤンチャさを見せても憎めないのが、彼の持ち味だろう。その理由として考えられるのが、小瀧が実生活で「弟」だということだ。

 彼には7歳年の離れた姉がいる。地元・大阪に住むお姉さんは、今まで彼が帰省すると「望~!」と言って抱きついてきていたのだが、次第に自分の目の届かないところへ行こうとする彼に対し「弟離れ」をしようとしているのだとか。そんな「弟」っぽさが、ジャニストの中でうまく作用し、また年上ファンの母性をもくすぐるのかもしれない。

 一昨年、京セラドーム大阪で初のドーム公演を成功させ、次なる開催地は東京ドームかと目されているほど勢いがあるジャニーズWEST。ただ悲願の『紅白歌合戦』初出場は今年も残念ながらかなわなかった。また、東京での冠番組も待たれている。

 しかし小瀧の人気が、そうした野望を実現させる起爆剤の1つになる可能性は高い。担当カラーはピンク、桜の色だ。ジャニーズWESTの人気を満開にすることができるかどうかは案外、彼にかかっているのかもしれない。
(文=都築雄一郎)

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