“行ってはいけない”縁切り神社3選【関西】! 「怨霊より恐ろしい」参拝エピソードとは?

 「縁結び神社」があるように「縁切り神社」も広く知られています。良縁を祈願するのが縁結び神社、一方で縁切り神社は人間関係の悪縁を断ち切りたい人が訪れる場所なんだそう。

 男女間のこじれた恋愛や、泥沼の不倫関係、職場の苦手な上司や部下との関係から開放されたいと願う人には、まさにうってつけのスポットと言えます。

 そんな縁切り神社は全国にいくつかあるものの、実は軽い気持ちで参拝するのは危険なケースもあるとか。有名なパワースポットだからと観光気分で立ち寄ると、うっかり“黒い思い”に飲み込まれてしまうこともあるそうで……。

 今回はパワースポットや神社仏閣の専門ライターによる「行ってはいけない縁切り神社」の記事をあらためて掲載。参拝の際に参考にしてみてください。

※2022/05/21の記事を編集・追記しています

■危険な縁切り神社1:安井金比羅宮

危険な縁切り神社2:円珠庵(鎌八幡)

危険な縁切り神社3:橋姫神社

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 パワースポットの書籍などを手がけ、神社仏閣の知識も豊富なA氏から、素人が行くのは危険な神社を教えてもらうシリーズ第3回。第1回は歴史上の戦場となった神社、第2回は「祟り神」を祀る神社を紹介したが、第3回は、縁切り神社について話してもらおう。

 神社といえば縁結びを願いに参拝する人が多いだろうが、世の中には不本意ながら、付き合っている相手ときっぱり別れたいと願う人もいる。例えば会社の上司や先輩。気の合わない身近な先輩につらく当たられ、「転勤や部署替えで遠くへ行ってくれないかな」と願った経験はないだろうか。そんな場合は、縁切り神社にお参りすれば、願いが叶うという。しかし、そうした祈願ばかりではない。不倫の相手が奥さんやご主人と別れるように祈る参拝者もいるのだ。

 こうした神社の中には、最近では観光地扱いをされている神社もある。黒い思いが渦巻いているとは知らずに、「パワースポットだから」「せっかくだから」と参拝するのは注意した方がいいだろう。

危険な縁切り神社1:安井金比羅宮(京都) 【危険度★★★★☆】

 昔、花街があった近辺には、縁切りの神社が鎮座することが多いようだ。特に有名なのは、京都は祇園のはずれにある安井金比羅宮だろう。この神社のご祭神は、祟り神としても知られる崇徳天皇。崇徳天皇は、江戸時代の怪談集『雨月物語』でも、天下に大乱を起こそうと企む怨霊として登場するほど、恐れられた神様だ。

 それだからか、縁切りの霊験あらたかな神社として、多くの参拝者を集めてきた。境内には、周囲に白い紙がびっしり貼りつけられた、穴の開いた石が鎮座しているが、これが「縁切り縁結び碑(いし)」。

 まず本殿に参拝して縁を切りたいものとの縁切りを祈り、その後、社務所で「形代(かたしろ)」をいただいて、願い事を書き込む。そしてその形代を手に持って、祈りながら、碑の穴を表から裏にくぐれば、縁切りが叶えられるという。

 次に裏から表にくぐりなおすと、新たな良縁を結ぶことになり、最後に形代を碑に貼りつける。縁切りの対象は人だけではない。「酒を断ちたい」「たばこをやめたい」などの願い事を持って訪れる人も多いとか。

 なかなか結婚の決断をしない恋人とスッパリ別れたいと、この神社に参拝したBさんは、碑をくぐる際、何気なく1枚の札に目が留まった。そこには「シャブとの縁を切りたい」と書かれており、「怨霊より恐ろしい」とゾッとしたとか。その後、見事に恋人との縁は切れたという。

 大阪城の近く。通称「真田丸」があったとされる場所にあるのが、円珠庵(鎌八幡)。神社ではなく寺院だ。境内には大きなエノキ(榎)がそびえており、鎌八幡大菩薩を宿しているとして信仰されてきたという。真田幸村公が大阪冬の陣に出発する際、このエノキに鎌を打ち込んで戦勝を祈願したところ、見事に勝利を収めた。そこで幸村は、祠を新しく建立してお礼をしたと伝えられる。

 現在でも、境内には御神木のエノキが青々とした葉を茂らせ、鎌も打ち込まれている。この鎌の柄をよく見ると、絵馬のように文字が書き込まれているのに気づくだろう。縁を切りたい人が、柄に縁を切りたい対象を書き、打ち込んだのだ。

 何本もの鎌が刺さったご神木は、なんともおどろおどろしい印象だが、この寺院では、鎌や絵馬をジロジロ見るのは禁止。興味本位で写真撮影をすれば、住職にカメラを没収されてしまうので、そういった意味でも非常に怖い寺院だといえるだろう。

 修験者のC氏はこのルールを知らず、悪気なくぼんやりと絵馬を眺めていたところ、笑顔の住職に「あまり見ないでくださいね」と、穏やかに声をかけられたそうだ。「表情は笑っているんですが、反論を許さない気迫がありました。修験者として、あの住職の胆力は本当に怖いと感じましたよ」と語っていた。

 丑の刻参りは、藁人形に五寸釘を打ち込むことで憎い相手を呪い殺すもので、源氏と平家の戦いを描いた『源平盛衰記』に、その起源が書かれている。

 嫉妬に狂った女性が、「憎い恋敵をとり殺したい」と貴船神社に参ったところ、「鬼の姿になって、宇治川に浸かれ」と神託があった。そこで、髪の毛を五つに分けて角のように立て、顔と体を真っ赤に塗り、鉄輪(火鉢に置き、ヤカンなどを乗せる三本脚の台。五つの突起がある)を逆さにして頭にかぶり、その三本の脚の先に蝋燭を立てて、口には松明を咥えて宇治川に21日間浸かったところ、鬼となって、憎い相手を呪い殺すことができたという。

 この女性こそが、宇治の橋姫だ。その橋姫を祀るのが、宇治市にある橋姫神社。この神社も縁切り神社として名高い。

 そもそもは、宇治川の流れに悪い縁を流してもらおうという信仰があったというが、丑の刻参りを連想する人も多いらしく、絵馬には「片思いの相手が恋人と別れますように」といった、怨念を感じずにはいられない願い事も散見される。

 宇治市内に暮らすDさんは、この神社の評判を耳にして立ち寄った。「別に願い事があったわけではなく、絵馬を読むつもりなどありませんでした。でも、なぜだか1枚の絵馬から目が離せなくなったんです」。その絵馬の願主の欄には、会社の同僚の名があったという。そして、その願い事は「息子が憎い嫁と一日も早く別れてくれますように」。

「その同僚は、いつもニコニコ穏やかで、人の悪口を言うこともないような人なんです。だからこそ、よけいに怖くて……」

 縁切り神社では、思わぬ人の本性に触れてしまうかもしれない。それは幽霊に遭うよりもずっと、恐ろしい体験だろう。縁切り神社を訪れる際は、心して参拝しよう。

“行ってはいけない”パワースポット11選――神社・寺院の“ちょっと怖い”話【関東・関西】

 今年も残り4カ月。年内の心願成就や来年の運気アップを願って、お盆休みにパワースポットへ出かける人もいるのでは? しかし実は、「知識のない素人が行くのは危険」なパワースポットもあるんだそう。

 パワースポットの書籍などを手掛け、神社仏閣の知識豊富な専門ライターによれば、そもそも神社仏閣は古来の聖地に建立しているものが多く、その地で長年祭りが行われてきたことから「人々の思いが積み重なった場所」になっているとのこと。そうした「人々の思い」が聖なる力の土台となる一方、よからぬ思いも山積しているため、事前知識のない人間が軽い気持ちで訪れるのは危険だといいます。

 今回はパワースポットや神社仏閣の専門ライターによる「素人が“行ってはいけない”パワースポット」の記事をあらためて掲載。神社や寺院にまつわるちょっと怖い歴史も紹介します。ぜひ夏休みのお出かけ前にチェックしてみてください。

※2019年9月18日初出の記事に再編集を加えています。

危険なパワースポット1:天満宮、天神社(全国各地)

 受験生の多くが「天神さま」に合格祈願をするだろう。天神様は天満宮や天神社に祀られている場合が多く、学問の神様として知られている。その天神様である菅原道真公は、藤原氏でなければ出世できなかった時代、右大臣まで出世したとびっきりの秀才。しかし実は、初めから学問の神だったわけではなく、当初は祟り神として恐れられていたのである。

 道真公は藤原時平に妬まれ、大宰府に左遷された。その地で悲嘆の日々を送って亡くなると、京の都では怪しい事件が続いた。まず、疫病の流行。そして落雷で死者が続出し、その多くが道真公の左遷に関わっていた政敵だったため、「祟りである」と道真公を雷神(天神)として祀る場所が日本各地に建立されたのだ。

危険なパワースポット2:神田明神(東京)

 関東の祟り神では、なんといっても平将門公が有名だ。太平洋戦争の後、GHQが東京・大手町にある将門公の首塚を移動させようとしたところ、不審死が相次いだのは有名なエピソードだろう。そんな強いパワーを持つ将門公が祀られる神田明神は、真摯に祈ればご利益は抜群だが、怒りに触れると恐ろしい祟りがあるといわれている。

危険なパワースポット3:安井金比羅宮(京都)

 神社といえば縁結びを願いに参拝する人が多いだろうが、世の中には不本意ながら、付き合っている相手ときっぱり別れたいと願う人もいる。例えば会社の上司や先輩。気の合わない身近な先輩につらく当たられ、「転勤や部署替えで遠くへ行ってくれないかな」と願った経験はないだろうか。そんな場合は、縁切り神社にお参りすれば、願いが叶うという。こうした神社の中には、最近では観光地扱いをされている神社もある。黒い思いが渦巻いているとは知らずに、「パワースポットだから」「せっかくだから」と参拝するのは注意した方がいいだろう。

 昔、花街があった近辺には、縁切りの神社が鎮座することが多いようだ。特に有名なのは、京都は祇園のはずれにある安井金比羅宮だろう。この神社のご祭神は、祟り神としても知られる崇徳天皇。崇徳天皇は、江戸時代の怪談集『雨月物語』でも、天下に大乱を起こそうと企む怨霊として登場するほど、恐れられた神様だ。

 それだからか、縁切りの霊験あらたかな神社として、多くの参拝者を集めてきた。境内には、周囲に白い紙がびっしり貼りつけられた、穴の開いた石が鎮座しているが、これが「縁切り縁結び碑(いし)」。

危険なパワースポット4:円珠庵鎌八幡(大阪)

 大阪城の近く。通称「真田丸」があったとされる場所にあるのが、円珠庵鎌八幡。神社ではなく寺院だ。境内には大きなエノキ(榎)がそびえており、鎌八幡大菩薩を宿しているとして信仰されてきたという。真田幸村公が大阪冬の陣に出発する際、このエノキに鎌を打ち込んで戦勝を祈願したところ、見事に勝利を収めた。そこで幸村は、祠を新しく建立してお礼をしたと伝えられる。

 現在でも、境内には御神木のエノキが青々とした葉を茂らせ、鎌も打ち込まれている。この鎌の柄をよく見ると、絵馬のように文字が書き込まれているのに気づくだろう。

危険なパワースポット5:橋姫神社(京都)

 丑の刻参りは、藁人形に五寸釘を打ち込むことで憎い相手を呪い殺すもので、源氏と平家の戦いを描いた『源平盛衰記』に、その起源が書かれている。嫉妬に狂った女性が、「憎い恋敵をとり殺したい」と貴船神社に参ったところ、「鬼の姿になって、宇治川に浸かれ」と神託があった。

 そこで、髪の毛を五つに分けて角のように立て、顔と体を真っ赤に塗り、鉄輪(火鉢に置き、ヤカンなどを乗せる三本脚の台。五つの突起がある)を逆さにして頭にかぶり、その三本の脚の先に蝋燭を立てて、口には松明を咥えて宇治川に21日間浸かったところ、鬼となって、憎い相手を呪い殺すことができたという。この女性こそが、宇治の橋姫だ。

 その橋姫を祀るのが、宇治市にある橋姫神社。この神社も縁切り神社として名高く絵馬には「片思いの相手が恋人と別れますように」といった、怨念を感じずにはいられない願い事も散見される。

危険なパワースポット6:誉田八幡宮(大阪)生田神社(兵庫)ほか、3神社 

 戦場となった神社は数多くある。「神域で殺し合いをするの?」と驚かれるかもしれないが、神社には整備された広い境内があるため、戦の際に陣営を敷くのにうってつけ。関東では、鎌倉近辺に多く、戦場だけではなく、源義経や護良親王ら、悲劇のヒーローの首が洗われたり、捨てられたりした神社もある。

戦場になった神社

・誉田八幡宮(大阪):大阪夏の陣、「道明寺・誉田の戦い」の陣地となった。「誉田林古戦場跡」の石碑がある。
・生田神社(兵庫):源平合戦では神社の森が戦場となっている。
・安居神社(大阪):真田幸村最期の地。境内で敵に首をとられたともいう
・白旗神社(神奈川):義経の首を洗った井戸
・王子神社(神奈川):後醍醐天皇の皇子、護良親王の首が埋められた。

 悲劇のあった神社では、あまりうるさく騒がないほうが良いだろう。

危険なパワースポット7:大阪府南部に存在するX神社

 関西は戦の舞台となった土地が数多くあり、大坂夏の陣・冬の陣では、豊臣と徳川の大軍が衝突した。死者の数は、ほかの戦とは比べものにならないだろう。それだけの死体が大阪には埋まっているのだ。そしてもちろん、同地の神社も同じだこと。

 南朝きっての戦上手といわれた楠木正成が深く信仰した神社。正成の子孫が代々宮司を務めるという由緒ある神社で、社殿背後にある山全体が境内地だが、その昔はもっと広かったらしい。しかし、時代とともに境内を縮小し、マンションが建てられることになった。その際、基礎工事の杭打ちをするため地面を掘り起こしたところ、おびただしいしゃれこうべが出てきたとか。

危険なパワースポット8:御霊神社(全国各地)

 平安時代の日本には「御霊(ごりょう)信仰」が根付いていた。「御霊」とは、怒りを抱いて亡くなった貴人。つまりは“祟り神”だ。日本人は、どんな悪人でも大切に祀れば恵みをもたらす神になると考えていたため、祟り神を祀る神社が各地にある。しかし、そもそもは怒りの魂が宿る地。何気なく参拝して、痛い目に遭うケースも……。

御霊神社とは?

 日本史上最大の祟り神といえば、早良親王(崇道天皇)だろう。藤原氏と桓武天皇に陥れられて皇太子の座を奪われたため、怒りのあまり食事を拒否して餓死したという。彼の死後、藤原氏や皇族が相次いで病死したり、洪水が起きたり、平城京に疫病が流行したりなど、不穏な事件が続く。桓武天皇はこれを早良親王の祟りだと恐れ、平安京に遷都したとされる。

 そんな早良親王が祀られているのは、全国にある御霊神社だ。奈良や京都のほか、大阪や東京にもある。

ちなみに:はしご参拝に注意!

 日本人は、死者は全て神となると考えてきたため、武将を祀る神社も数多くある。例えば、豊臣秀吉、徳川家康、織田信長などがあるが、秀吉にとって家康は、愛してやまない息子を殺して天下を奪った、憎むべき存在だろう。こうした敵対関係にあった武将の神社を「はしご」するのは危険行為だという。

敵対関係にあった組み合わせの神社

・徳川家康を祀る東照宮(群馬、和歌山ほか)&豊臣秀吉を祀る豊国神社(愛知、大阪ほか)
・織田信長を祀る建勲神社(山形、京都他)&明智光秀を祀る御霊神社(京都)

きな臭いパワースポット1:「女性の守り神」の神社、実は……

 「女性の守り神」として、女性の願い事ならなんでも叶えてくれると有名な神社は各地にある。多くの場合は女神が祀られており、さすがに女性の守り神と思わせられるのだが、ちょっと待ってほしい。なぜなら、女性の守護神社が鎮座する地域の歴史を調べてみると、そばに大きな花街があったことが多いからだ。

 花街といえば、遊女たちが客を引き、男たちが一夜の慰めを買う場所。売れっ子遊女は今でいう女優やアイドルのような存在で、茶屋の亭主にも丁重に扱われていたが、器量があまりパッとせず、才覚もない遊女たちは、ひどい扱いをされることもあったようだ。

きな臭いパワースポット2:金儲け主義の神社

 テレビや雑誌で何度も紹介されるようなパワースポット神社の中にも、首をかしげてしまうようなものもあるようだ。

 人形供養の神社として有名で、バラエティ番組にもよく登場する神社が、供養するために預けられた人形を、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアトラクションに貸し出した事件は記憶に新しい。この神社は、古くなった人形を有料で預かり、お焚き上げをして供養するという触れ込みだが、そうやって預かった人形を「生き人形の呪い」というお化け屋敷に有料レンタルしたのだ。

きな臭いパワースポット3:明治神宮(東京)、橿原神宮(奈良)、吉野神宮(奈良)ほか

 日本一初詣参me拝客の多い神社といえば明治神宮だ。しかし、その歴史や祀られている神様を意識している人は、案外少ないのではないだろうか。明治神宮の祭神は明治天皇。つい100年ほど前まで存命だった天皇が神様として祀られているのだ。

 日本の神道は、人間は神の一部をもらって生まれてくるので、死ねばみな全て神に戻るという考え方だ。しかも、古来天皇は「現人神(あらひとがみ)」、つまり人間の姿をした神であると信じられていたのだから何も問題はない。しかし、この神社が建立された背景を見ると、少々きな臭いのだ。

ジャニー喜多川さんのお墓参りガイド【高野山奥の院|場所&正しい参拝ルート】

――ジャニー喜多川さんが眠る高野山の奥之院。パワースポットや観光地としても有名な高野山の歴史や参拝ルールについて、神社仏閣の歴史や神話、民俗学に詳しく、書籍も数多く手掛ける上江洲規子氏がガイドする。

 ジャニーズ事務所の創業者であり、トッププロダクションに育て上げ、2019年7月9日にこの世を去ったジャニー喜多川氏。彼の墓所は高野山の山深く、いわゆる「奥之院」と呼ばれる場所にある。

 ジャニー氏の安寧の邪魔になってはいけないが、命日にもお盆にも近いこの時期、静かにお参りをしてみるのも良いかもしれない。

高野山と空海の歴史

 まず、高野山の歴史をひもといてみよう。高野山の母神は「丹生都比売(にうつひめ)」であるとされる。天平時代に書かれた祝詞「丹生大明神告門(にうだいみょうじんのりと)」によれば、天照大神の妹神で大和や紀州に農耕を広めた女神だという。この地を修行の場として開いたのが、平安時代の高僧、弘法大師空海だ。

 空海は遣唐使として唐を訪れ、密教を持ち帰る。遣唐使についての研究はまだ十分とはいえないが、数年の短期滞在で帰国が許される還学生(げんがくしょう)と、20年は帰国が許されない留学生(るがくしょう)は、待遇が違ったとされる。

 空海は留学生だったが、密教の金剛頂経と大日経を統合した第一人者でもある恵果から、直接両部を伝授されて多大なる成果を得て、たったの2年で帰国を許される。

 先進国の唐においても最先端だった密教を持ち帰った空海は、都で大歓迎を受けた。空海の名言通り、「虚往実帰(むなしく往きて満ちて帰る)」である。帰国した空海は東寺などを経て高野山を開き、一大霊場に育て上げて栄華を誇った。

 現在の高野山は、根本道場である「壇上伽藍(だんじょうがらん)」を中心に、金剛峯寺をはじめ、寺院が百以上も存在する。これらの寺院は、罪を犯した貴人や謀反の疑いをかけられた武将が蟄居(ちっきょ)させられた歴史を有するものも少なくない。

 かつては女人禁制で、女性たちが留まった女人堂もあり、多くの人が高野山を目指したことが偲ばれる。

奥之院には、今も空海が生きていると信じられる

 武将たちの信仰も篤く、奥之院には織田信長や豊臣家、徳川家のほか、武田信玄や上杉謙信、伊達政宗など、錚々たる武将が眠っている。武将たちだけでなく喜多川家の墓所もある奥之院は、空海が入定(にゅうじょう)している聖地だ。入定とは「禅定に入る」ことで、禅定とは、心の動揺が鎮まった状態を指す。

 空海は奥之院で永遠の瞑想をしていると信じられているわけだが、正確には“未来永劫”にではない。大乗仏教では釈迦が入滅(死去)したのち、56億7千万年後に弥勒菩薩がこの世に現れて、人々を救済すると信じられている。弥勒が現れるまでの間が、空海の瞑想期間だ。

 だから高野山では空海は今も生きていると信じられており、一日に2回、維那と呼ばれる僧職の者が、空海が入定している御廟に、毒見の済んだ御膳を運んでいる。この儀式は「生身供(しょうじんく)」と呼ばれ、承和2年(835年)に空海が入定してから、1200年近く続いてきた。御膳は主食のご飯と一汁、そして三菜で構成されている。

 高野山は人気観光地でもある。かつて「目の青い人が高野山に足を踏み入れると雨が降る」という迷信もあったが、政府によるインバウンドの取り組み以降は外国人観光客もたくさん訪れている。目抜き通りにはお土産物屋や食事処が建ち並び、精進料理の一種であるごま豆腐は、高野山でも人気の食べ物で、作りたてのごま豆腐を楽しめるお店も多い。

 宿坊を併設する寺院もたくさんあるので、宿泊してのんびり観光しやすいのもうれしいところだ。

 それでは、ジャニー喜多川家の墓所を訪ねてみよう。

 もし、正式な参拝方法にこだわるなら、まずは一の橋から御廟まで参拝すると良いだろう。ケーブルカーの高野山駅から「奥の院口」まではバスが出ている。車ならば一の橋の前に駐車場があるが、民間のもののようで10台弱しか停車できず、有料だ。

 一の橋から御廟までの距離は2キロ強で、一の橋・中の橋、御廟橋と、川を3つ渡る。

 喜多川家の墓所にお参りすることだけが目的ならば、中の橋を起点にするとよい。バスなら「奥の院前」バス停で降りると良いだろう。車ならば、すぐ前にある中の橋駐車場が利用できる。普通乗用車なら186台駐車可能で、こちらは無料だ。

 奥之院入り口には「南無大師遍照金剛」と書かれているのが目に入る。

 遍照金剛とは「大金剛のように不滅であり、光が遍く照らしている」の意味で、大日如来のこと。大日如来は空海の守り本尊だ。南無は「私は帰依します」だから、「南無大師遍照金剛」は、「弘法大師空海に帰依します」という意味になる。

 門を入るとユニークな墓所が次々目に入る。まず目につくのは、ロケット型をした新明和工業株式会社の慰霊碑だ。ほかにも社団法人日本しろあり対策協会のしろあり供養塔や、福助の石仏が鎮座する福助株式会社の感謝の碑など、興味を惹かれるものも多い。

 そのうち道は右にやや湾曲し、右側に観音像が見える。そこから30メートルほどで、右側に「花柳流慰霊塔」と書かれた看板が見えるので、右折しよう。

 約30メートル先に橋があるのでこれを渡り、また30メートルほど進めば左側、奥まった墓所から2つ目が喜多川家の墓で、ジャニー氏もここに眠っている。

 墓碑には、ジャニー喜多川氏のほか両親と兄の法名と俗名、没年月日が刻まれている。ジャニー氏の法名は「宝澍院諦応擴道大居士」だ。

 左隣には藤島家の墓があり、ジャニー氏の姉である藤島メリー泰子氏、義兄にあたる藤島泰輔氏が眠っている。

 都会から離れた山の上で眠るジャニー氏の前で騒いだり、 写真撮影のために行列を作ったりしたくないものだ。 参拝者が複数いるようならば長時間居座ることなく、 静かにお参りしたい。

 お墓参りを済ませたら、壇上伽藍や金堂などもぜひ見学して帰ってほしい。

高野山奥の院アクセス方法

(※2022年7月29日時点の情報)

1)南海高野線「極楽橋駅」下車、南海高野山ケーブルで「高野山駅」へ。高野山駅から南海りんかんバスで「奥の院口」または「奥の院前」下車。

・南海りんかんバス 時刻表

2)京都駅八条口から京阪バス・南海りんかんバスで「奥の院前 [高野山]」下車。事前予約必要。(~11月27日までの運行)

・京都⇔高野山高速バス直通便 公式サイト

・高野山真言宗総本山金剛峯寺 公式サイト

上江洲規子(かみえしゅう・のりこ)
歴史、特に古代史や神話のほか日本文化やリクルートなどの分野で執筆を手掛けるライター。古代史は博物館をめぐって発掘調査の研究成果からアプローチするだけでなく、「日本書紀」や「古事記」はもちろん、「風土記」「古語拾遺」「先代旧事本紀」などの史料も参考にしている。民俗学者・田中久夫氏の「御影史学研究会」にも参加し、日本の民俗も勉強中。

“行ってはいけない”縁切り神社3選! 「怨霊より恐ろしい」パワースポットとは?

 縁結び神社などがパワースポットとして注目を集める中、一方で相反する存在として忘れてはならないのが「縁切り神社」。良縁を祈願するのが縁結び神社ですが、縁切り神社は人間関係の悪縁を断ち切るパワースポットなんだとか。

 男女間のこじれた恋愛や、泥沼の不倫関係、DV、モラハラなどの悩みの解消を願う人や、職場の苦手な上司や部下との関係から開放されたいと願う人は、まさにうってつけのスポットと言えます。

 そんな縁切り神社は全国にいくつかあるものの、実は軽い気持ちで参拝するのは危険なケースもあるようだ。有名なパワースポットだから、と観光気分で立ち寄ると、黒い思いに飲み込まれてしまうこともあるとか……。

 そこで、パワースポットの書籍などを手がけ、神社仏閣の知識も豊富な某氏に素人が行ってはいけない縁切り神社について話を聞いた。

***********************:

(初出:2017年10月28日)

 パワースポットの書籍などを手がけ、神社仏閣の知識も豊富なA氏から、素人が行くのは危険な神社を教えてもらうシリーズ第3回。第1回は歴史上の戦場となった神社、第2回は「祟り神」を祀る神社を紹介したが、第3回は、縁切り神社について話してもらおう。

 神社といえば縁結びを願いに参拝する人が多いだろうが、世の中には不本意ながら、付き合っている相手ときっぱり別れたいと願う人もいる。例えば会社の上司や先輩。気の合わない身近な先輩につらく当たられ、「転勤や部署替えで遠くへ行ってくれないかな」と願った経験はないだろうか。そんな場合は、縁切り神社にお参りすれば、願いが叶うという。しかし、そうした祈願ばかりではない。不倫の相手が奥さんやご主人と別れるように祈る参拝者もいるのだ。

 こうした神社の中には、最近では観光地扱いをされている神社もある。黒い思いが渦巻いているとは知らずに、「パワースポットだから」「せっかくだから」と参拝するのは注意した方がいいだろう。

危険な縁切り神社:安井金比羅宮 【危険度★★★★☆】

 昔、花街があった近辺には、縁切りの神社が鎮座することが多いようだ。特に有名なのは、京都は祇園のはずれにある安井金比羅宮だろう。この神社のご祭神は、祟り神としても知られる崇徳天皇。崇徳天皇は、江戸時代の怪談集『雨月物語』でも、天下に大乱を起こそうと企む怨霊として登場するほど、恐れられた神様だ。

 それだからか、縁切りの霊験あらたかな神社として、多くの参拝者を集めてきた。境内には、周囲に白い紙がびっしり貼りつけられた、穴の開いた石が鎮座しているが、これが「縁切り縁結び碑(いし)」。

 まず本殿に参拝して縁を切りたいものとの縁切りを祈り、その後、社務所で「形代(かたしろ)」をいただいて、願い事を書き込む。そしてその形代を手に持って、祈りながら、碑の穴を表から裏にくぐれば、縁切りが叶えられるという。

 次に裏から表にくぐりなおすと、新たな良縁を結ぶことになり、最後に形代を碑に貼りつける。縁切りの対象は人だけではない。「酒を断ちたい」「たばこをやめたい」などの願い事を持って訪れる人も多いとか。

 なかなか結婚の決断をしない恋人とスッパリ別れたいと、この神社に参拝したBさんは、碑をくぐる際、何気なく1枚の札に目が留まった。そこには「シャブとの縁を切りたい」と書かれており、「怨霊より恐ろしい」とゾッとしたとか。その後、見事に恋人との縁は切れたという。

 大阪城の近く。通称「真田丸」があったとされる場所にあるのが、円珠庵(鎌八幡)。神社ではなく寺院だ。境内には大きなエノキ(榎)がそびえており、鎌八幡大菩薩を宿しているとして信仰されてきたという。真田幸村公が大阪冬の陣に出発する際、このエノキに鎌を打ち込んで戦勝を祈願したところ、見事に勝利を収めた。そこで幸村は、祠を新しく建立してお礼をしたと伝えられる。

 現在でも、境内には御神木のエノキが青々とした葉を茂らせ、鎌も打ち込まれている。この鎌の柄をよく見ると、絵馬のように文字が書き込まれているのに気づくだろう。縁を切りたい人が、柄に縁を切りたい対象を書き、打ち込んだのだ。

 何本もの鎌が刺さったご神木は、なんともおどろおどろしい印象だが、この寺院では、鎌や絵馬をジロジロ見るのは禁止。興味本位で写真撮影をすれば、住職にカメラを没収されてしまうので、そういった意味でも非常に怖い寺院だといえるだろう。

 修験者のC氏はこのルールを知らず、悪気なくぼんやりと絵馬を眺めていたところ、笑顔の住職に「あまり見ないでくださいね」と、穏やかに声をかけられたそうだ。「表情は笑っているんですが、反論を許さない気迫がありました。修験者として、あの住職の胆力は本当に怖いと感じましたよ」と語っていた。

 丑の刻参りは、藁人形に五寸釘を打ち込むことで憎い相手を呪い殺すもので、源氏と平家の戦いを描いた『源平盛衰記』に、その起源が書かれている。

 嫉妬に狂った女性が、「憎い恋敵をとり殺したい」と貴船神社に参ったところ、「鬼の姿になって、宇治川に浸かれ」と神託があった。そこで、髪の毛を五つに分けて角のように立て、顔と体を真っ赤に塗り、鉄輪(火鉢に置き、ヤカンなどを乗せる三本脚の台。五つの突起がある)を逆さにして頭にかぶり、その三本の脚の先に蝋燭を立てて、口には松明を咥えて宇治川に21日間浸かったところ、鬼となって、憎い相手を呪い殺すことができたという。

 この女性こそが、宇治の橋姫だ。その橋姫を祀るのが、宇治市にある橋姫神社。この神社も縁切り神社として名高い。

 そもそもは、宇治川の流れに悪い縁を流してもらおうという信仰があったというが、丑の刻参りを連想する人も多いらしく、絵馬には「片思いの相手が恋人と別れますように」といった、怨念を感じずにはいられない願い事も散見される。

 宇治市内に暮らすDさんは、この神社の評判を耳にして立ち寄った。「別に願い事があったわけではなく、絵馬を読むつもりなどありませんでした。でも、なぜだか1枚の絵馬から目が離せなくなったんです」。その絵馬の願主の欄には、会社の同僚の名があったという。そして、その願い事は「息子が憎い嫁と一日も早く別れてくれますように」。

「その同僚は、いつもニコニコ穏やかで、人の悪口を言うこともないような人なんです。だからこそ、よけいに怖くて……」

 縁切り神社では、思わぬ人の本性に触れてしまうかもしれない。それは幽霊に遭うよりもずっと、恐ろしい体験だろう。縁切り神社を訪れる際は、心して参拝しよう。

 

縁切り神社に行ってみた! 【於岩稲荷田宮神社、豊川稲荷東京別院、縁切榎】悪縁を切って良縁を結び付けるパワースポット4選

 婚活にかかわるトピックが常にネット上を騒がせている昨今。縁結び神社をはじめとした婚活パワースポットへの注目も高く、関連書籍やガイド本もいくつも出版されてますよね。

 男女の幸せな絆を願う場所としてそうしたパワースポットはよく知られていますが、一方で男女間の悪縁を断ち切るスポットも存在し、俗に「縁切り神社」と呼ばれているとか。男女の恋愛関係には、泥沼の不倫関係やDV、モラハラなど自力で解消しにくいものもありますよね。

 そんな疲弊するばかりの恋愛を終えて、新たな出会いを見つけようと、サイゾーウーマンでは「都内の縁切りパワースポットを巡る旅」として首都圏の縁切りスポットを訪れた記事を公開してきました。今回は過去に公開した縁切りスポット記事を、あらためて紹介します。

(初出:2009年7月25日)

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【於岩稲荷田宮神社】お岩さんパワーでストーカー撃退!? 

 まずは、ストーカーのように一方的に思いを寄せる異性をかわしたい人へのおススメのパワースポットを紹介します。東京・四谷にある「於岩稲荷田宮神社」は、その名のとおり『東海道四谷怪談』で有名な"お岩さん"を祀っています。  "お岩さん"と言えば、夫に殺された怨みを幽霊となって晴らした人物として知られていますが、実は江戸時代に実在した"お岩さん"はどこにでもいる普通の主婦。この神社は、"お岩さん"の自宅にあった屋敷杜を一般の人々にも参拝できるように作られたのがはじまりで、現在でも彼女の子孫が神主を務めているのです。  しかし、"お岩さん"の死後200年以上たってから彼女を主人公にした『東海道四谷怪談』が発表され大ヒット。それを受けて、"お岩さん"の一般イメージがいち主婦から悲劇のヒロインとなり、彼女にゆかりのこの神社も"怨みを晴らせる縁切り場"のイメージが強くなり、今日ではネット上でも「ストーカーとの悪縁を切るスポット」として一部から熱烈な支持を受けるまでに至ったようです。

 現在の神主さんも、「働き者だった"お岩さん"を祀っているんだから本当は商売繁盛などを祈願するのがいいんだけど......。完全な創作物の『東海道四谷怪談』の話を信じて"厄払い"(神主さんは決して"縁切り"とは言わないで参拝時には注意!)にくる方はいまだにいます。あと、『東海道四谷怪談』を上演前にココに参拝しないと"祟り"があると言われているので、歌舞伎役者が興行成功を祈願しにきますね」 と、"お岩さん"のパブリックイメージに困惑&半ばあきらめ気味に話してくれました。

 とはいえ、神社としても縁切りにきた参拝客を無視するわけにはいきません。境内脇にある"御祈祷願礼"にアナタが解決したい異性間の悩みを書いてお賽銭箱に入れておけば、後に神主が祈祷してくれるそう。もっと本格的にお祓いがしたいという方には、神主さんが個別に対応(有料)してくれるので要ご連絡とのことです。

【於岩稲荷田宮神社】 東京都新宿区左門町17

【於岩稲荷陽運寺】確執が、縁切りスポットとしての格を上げた!? 

 「於岩稲荷田宮神社」と5m強しか離れていない場所に「於岩稲荷陽運寺」なるお寺が建っています。あれれ? コチラも"お岩さん"を祀っているのですか、住職さん?  
 「はい。この四谷の縁のあるお岩さんを祀っています」とのご返答。「於岩稲荷田宮神社」との違いをうかがうと「アチラは神社で私どもはお寺でございます」と、何とも奥歯にモノの詰まった物言い。
 実は「於岩稲荷田宮神社」の神主さんにも同様の質問をぶつけていたのですが、「アソコはウチとは全然関係ないのっ! 建立したのもコッチは江戸時代からでアッチは戦後なんだから!」と、「於岩稲荷陽運寺」に対する不快感をあらわに。
 どうやら"お岩さん"を巡る両者の軋轢は根深いらしく、現在はお互いの存在をスルーしている冷戦状態にある模様。両者が放つ負のオーラがなんとなく縁切りスポットとしての価値を高めているのような気もしますが......はてさて。

 「於岩稲荷陽運寺」は『東海道四谷怪談』に登場する"お岩さん"のイメージで参拝した人にも比較的満足のいく境内に仕上がっています。『東海道四谷怪談』の説明パンフレットは置いてあるし、お皿を数える"お岩さん"がドロロとでてきそうな"お岩様由縁の井戸"なるものも(住職いわく、実在する"お岩さん"とはまったくの無関係の井戸!)。怪談話の"お岩さん"を盛り上げるための巧妙な演出だと考えれば許容範囲だと思います。

 さて、肝心の縁切りですが、このお寺では悪縁切り(ストーカー止め)と銘打ってしっかり行っています。"お岩さん"がプリントされた絵馬にも「○○(実名)との悪縁が1日でも早く切れますように」などの縁切り祈願が多数かけられています。

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 また、"心願成就の石"に"叶玉"(3個100円)を投げ入れると、ストーカー祓いから恋愛成就まで一度に達成できるかも知れないというお得感のある?アトラクションも実施中。

ココは、縁切りスポットからイメージする陰鬱さはなく、牧歌的なほのぼのとした雰囲気でアナタの縁切り事が成就できる場所なのです。散歩がてらにぜひ。

【於岩稲荷陽運寺】 東京都新宿区左門町18

【縁切榎】不倫、借金男とはここで縁を切れ! 

 結婚に結び付かないぐだぐだな恋愛とおさらばして、本気で結婚したい、婚活女子に行ってほしいのが東京・板橋区にある「縁切榎」です。  

 徳川家に嫁いだ皇女和宮が嫁入りの際、この場所を回避したエピソードもあるほどの縁切りスポットで、ココに祀られる榎に祈ると男女の縁が切れるという信仰は今でも続いています。

 また、初代の榎(現在は3代目の榎があり、祠に祀られているのは2代目の榎)が槻の木と並んで生えていたことから「エン(が)ツキ(る)」と民衆の間に広まったという説もあるそう。

 縁切りを願いながら参拝して、境内脇にある石柱に埋め込まれた2代目榎を削って持ち帰るとより絶大な縁切り効果を発揮してくれるそう。

 同所にかけられている絵馬を見ると「これから先、○○(実名)と一生関わりたくありません」とか「長年別居している夫とスムーズに離婚できますように」など、今回紹介するパワースポットの中でもっとも鬼気迫る願掛けがちらほら。参拝客の悲喜こもごもが見受けられ、結構怖いです......。

 でも裏を返せば、それくらい悪縁を絶ち、良縁を結んくれるスポットだということ。本気の婚活なら絶対におススメなのです。ちなみに、絵馬は同所に隣接するお蕎麦屋と八百屋にて1,000円で販売。絵馬を買うと"縁切榎"と書かれた木札のケータイストラップがもれなく付いてきます。敷地内にあるガチャガチャのおみくじにトライしてみるのもいいかも?

【縁切榎】東京都板橋区本町18

【豊川稲荷東京別院】会社での人間関係に悩んだら……

 東京・赤坂にある「豊川稲荷東京別院」は、広大な敷地に囲まれ、金銀財宝の融通が叶えられる「融通稲荷尊天」、円満な対人関係をもたらすとされる「三神殿」など、多種多様な願いに応じた10箇所以上の祈願スポットが点在しています。

 神社内で唯一の縁切りどころである「叶稲荷」は、敷地の奥まった場所に祠があり、祈願しているところをあまり見られたくないという人でも落ち着いて縁切りができるでしょう。

 「叶稲荷」にかけられた絵馬を見てみると、縁切り事のほかにも、「歯が治りますように」「早く就職ができますように」など、他の祠と混同しているのか、よろず屋的な祠と化していたりでカオスなありさま......。

 ココでは、恋愛はうまくいってるけど、友人や会社内といったちょっぴりライトめな人間関係の悩みを祈願するといいかも。ちなみに、お守り授与所にて絵馬を買うと、販売員の方が絵馬に切り火(お清め)をしてくれるのでなんとなくありがたみ倍増ですよ。

【豊川稲荷東京別院】東京都港区元赤坂1-4-7  

 "縁切り"というぐらいだから、てっきり五寸釘を打ち込んだ藁人形! というイメージありましたが、実際に行ってみると、どこもオドロオドロしさはありません。むしろ都会の喧騒を感じさせない静寂な空間で、とっても良いヒーリングスポットだったかも。

 だからみなさんも陰鬱に思いつめず、心のモヤモヤをサクッと払いに行く感じで万事OKでしょう! ただ、絵馬に書かれている怨みや辛みは"ガチ"でした......。

24h営業・無人の古着屋「秘密のさくらちゃん」に行ってみたら……リモート接客にびっくり! 面白いうえに心地よい店だった

 テレビで紹介されるなど、話題の無人古着屋さん「秘密のさくらちゃん」。洋服店なのに無人ってどういうこと? 行ってみたら、新しいのに、なぜか懐かしくもなるゆるーい空気が流れるお店なのです。非接触型のおもしろい古着屋さんを詳しくご紹介します!

リサイクル洋服店「秘密のさくらちゃん」とは?

 ニュースやバラエティー番組でも紹介された、無人古着屋さん「秘密のさくらちゃん」をご存じでしょうか。東京に1店舗、埼玉県に3店舗、岩手県に2店舗と続々オープンしている今注目のリサイクル洋服店です!

 展開しているのは、古着の卸・小売販売の「ママハイ株式会社」。年間51万トンもの衣類がゴミとして廃棄されているというアパレル業界の社会課題に立ち向かう、“熱ーいママ”が指揮をとる企業です。

 ではさっそく店舗へーー。

「秘密のさくらちゃん」武蔵村山店へ到着!

 今回おじゃましたのは、東京都武蔵村山市の店舗です。駐車場完備なのはありがたい!

 到着してまず思ったのは「……倉庫?」。巨大な倉庫の一角にあるこじんまりとした店舗で、手作り感のある外装が印象的です。

 お店の外にも洋服がズラリ。コートにバッグに、ワンピースに……古着の状態も良さそうです。

 そして、やはり店員さんの姿はありません。ドキドキ……。

早速、入店ーー!

 入店するとすぐに「いらっしゃいませー!」の声。どうやら入口の人感センサーからのようです。ちょっとドキッとしてしまった、ビビりな私(笑)。

 そして、視界には人影が!

 人がいるのかと思ったらマネキン……。無人だからさみしくならないようにというお店側の配慮でしょうか(笑)。

 少し奥に入ったところです。写真手前と奥にマネキンがいますよ。

 お店は広くありませんが、天井が高いので圧迫感はなし。

 まずはどんな仕組みなのかを知るためにも、入口奥にある販売機へ。

 そこには、ブッダのイラストの看板とモニター、マイク、レトロでかわいらしい販売機があり、なにやらポップもたくさん貼ってありました。

 すると……。

 「こんにちは!」という声が! (おや……人がいるのかな……)そう思いながらお話を伺うと、どうやら、店内に設置しているAI顔認証カメラでこちらの様子を確認してくれているとのこと。

 お店とは別のところから複数の店舗をモニターで確認し、接客しているそうです。“AIブッダ見守り中!”とのポップがあちこちに貼ってありました。

 無人に慣れていないもので、なんだか安心……。(笑)

 では、早速店内を見て回ることに。

 価格は、動物のイラストで5段階に分けられ、100円~2,000円となっています。全て税込なのもうれしい。

 このかわいらしいベストは、パンダのタグなので、500円! やはりレディースが多いようですが、メンズもありました。

 気になることがあったら、先ほどの「AIブッダさん」のところまで行くと店員さんと会話できる仕組み。

 買い物の途中に、話しかけてくれるのも楽しかったです。ずーっと見守ってくれているそうですよ(笑)。

 商品を決めたら「AIブッダさん」へ。金額を券売機に入れて購入します。

 レジ袋は別売り、ハンガーは下に戻してお会計終了です。簡単!

 この間もリモートで店員さんが見守ってくれているので、不明な点はすぐに聞けるのも良かったです。

店舗によっては「衣類回収ボックス」に持ち込み可能

 完全無人で24時間営業の非接触型古着屋は、誰しもがわかりやすい工夫がされた、ふらっと立ち寄りたくなるゆるさが心地よい店舗でした!

 お客さんは近隣のおじいちゃんおばあちゃんから、お母さん方、外国の方もいらっしゃるとのこと。店員さんが不在でも、商品はきちんと並べられ清潔でした!

 店舗によっては「回収ボックス」が設置されているので、不要なバッグや衣類等は持ち込み可能です。回収した衣類等は海外へも送られているそうですよ。

 ちなみに、こちらが今回の購入品です。古着屋さんというだけでも、掘り出し物に巡り合えそうでワクワクするのに、「秘密のさくらちゃん」はプラスアルファの面白さもあったお店でした。

 気になる方は、ぜひお店を調べてみてくださいね!

素人が“行ってはいけない”パワースポット11選――神社にまつわる“ちょっと怖い”話まとめ【関東・関西】

 今年も残り1カ月。来年の運気アップを願って、冬休みはパワースポットに出かけようと思っている人もいるのでは? 初詣に人気の神社に行ってみるのもいいですよね。

 しかし、パワースポットの書籍などを手掛け、神社仏閣の知識も豊富なA氏によると、「知識のない素人が行くのは実は危険」なスポットもあるとか。そもそも、神社仏閣は古来の聖地に建立しているものが多く、長年の間、そこで祭りが行われてきたことから、「人々の思いが積み重なった場所」になっているとのこと。そうした思いが「聖なる力」の土台となる一方、よからぬ思いも山積しているため、知識のない素人には危険だといいます。

 今回は、サイゾーウーマンがこれまでに紹介してきた、そうした「素人が“行ってはいけない”パワースポット」について、あらためて記事を再掲。年末年始のお出かけにチェックしてみてください。

※2019年9月18日初出の記事に再編集を加えています。

危険なパワースポット1:天満宮、天神社(全国各地)

 受験生の多くが「天神さま」に合格祈願をするだろう。天神様は天満宮や天神社に祀られている場合が多く、学問の神様として知られている。その天神様である菅原道真公は、藤原氏でなければ出世できなかった時代、右大臣まで出世したとびっきりの秀才。しかし実は、初めから学問の神だったわけではなく、当初は祟り神として恐れられていたのである。

 道真公は藤原時平に妬まれ、大宰府に左遷された。その地で悲嘆の日々を送って亡くなると、京の都では怪しい事件が続いた。まず、疫病の流行。そして落雷で死者が続出し、その多くが道真公の左遷に関わっていた政敵だったため、「祟りである」と道真公を雷神(天神)として祀る場所が日本各地に建立されたのだ。

危険なパワースポット2:神田明神(東京)

 関東の祟り神では、なんといっても平将門公が有名だ。太平洋戦争の後、GHQが東京・大手町にある将門公の首塚を移動させようとしたところ、不審死が相次いだのは有名なエピソードだろう。そんな強いパワーを持つ将門公が祀られる神田明神は、真摯に祈ればご利益は抜群だが、怒りに触れると恐ろしい祟りがあるといわれている。

危険なパワースポット3:安井金比羅宮(京都)

 神社といえば縁結びを願いに参拝する人が多いだろうが、世の中には不本意ながら、付き合っている相手ときっぱり別れたいと願う人もいる。例えば会社の上司や先輩。気の合わない身近な先輩につらく当たられ、「転勤や部署替えで遠くへ行ってくれないかな」と願った経験はないだろうか。そんな場合は、縁切り神社にお参りすれば、願いが叶うという。こうした神社の中には、最近では観光地扱いをされている神社もある。黒い思いが渦巻いているとは知らずに、「パワースポットだから」「せっかくだから」と参拝するのは注意した方がいいだろう。

 昔、花街があった近辺には、縁切りの神社が鎮座することが多いようだ。特に有名なのは、京都は祇園のはずれにある安井金比羅宮だろう。この神社のご祭神は、祟り神としても知られる崇徳天皇。崇徳天皇は、江戸時代の怪談集『雨月物語』でも、天下に大乱を起こそうと企む怨霊として登場するほど、恐れられた神様だ。

 それだからか、縁切りの霊験あらたかな神社として、多くの参拝者を集めてきた。境内には、周囲に白い紙がびっしり貼りつけられた、穴の開いた石が鎮座しているが、これが「縁切り縁結び碑(いし)」。

危険なパワースポット4:円珠庵鎌八幡(大阪)

 大阪城の近く。通称「真田丸」があったとされる場所にあるのが、円珠庵鎌八幡。神社ではなく寺院だ。境内には大きなエノキ(榎)がそびえており、鎌八幡大菩薩を宿しているとして信仰されてきたという。真田幸村公が大阪冬の陣に出発する際、このエノキに鎌を打ち込んで戦勝を祈願したところ、見事に勝利を収めた。そこで幸村は、祠を新しく建立してお礼をしたと伝えられる。

 現在でも、境内には御神木のエノキが青々とした葉を茂らせ、鎌も打ち込まれている。この鎌の柄をよく見ると、絵馬のように文字が書き込まれているのに気づくだろう。

危険なパワースポット5:橋姫神社(京都)

 丑の刻参りは、藁人形に五寸釘を打ち込むことで憎い相手を呪い殺すもので、源氏と平家の戦いを描いた『源平盛衰記』に、その起源が書かれている。嫉妬に狂った女性が、「憎い恋敵をとり殺したい」と貴船神社に参ったところ、「鬼の姿になって、宇治川に浸かれ」と神託があった。

 そこで、髪の毛を五つに分けて角のように立て、顔と体を真っ赤に塗り、鉄輪(火鉢に置き、ヤカンなどを乗せる三本脚の台。五つの突起がある)を逆さにして頭にかぶり、その三本の脚の先に蝋燭を立てて、口には松明を咥えて宇治川に21日間浸かったところ、鬼となって、憎い相手を呪い殺すことができたという。この女性こそが、宇治の橋姫だ。

 その橋姫を祀るのが、宇治市にある橋姫神社。この神社も縁切り神社として名高く絵馬には「片思いの相手が恋人と別れますように」といった、怨念を感じずにはいられない願い事も散見される。

危険なパワースポット6:誉田八幡宮(大阪)生田神社(兵庫)ほか、3神社 

 戦場となった神社は数多くある。「神域で殺し合いをするの?」と、驚かれるかもしれないが、神社には整備された広い境内があるため、戦の際に陣営を敷くのにうってつけ。関東では、鎌倉近辺に多く、戦場だけではなく、源義経や護良親王ら、悲劇のヒーローの首が洗われたり、捨てられたりした神社もある。

◎誉田八幡宮(大阪):大阪夏の陣、「道明寺・誉田の戦い」の陣地となった。「誉田林古戦場跡」の石碑がある。
◎生田神社(兵庫):源平合戦では神社の森が戦場となっている。
◎安居神社(大阪):真田幸村最期の地。境内で敵に首をとられたともいう
◎白旗神社(神奈川):義経の首を洗った井戸
◎王子神社(神奈川):後醍醐天皇の皇子、護良親王の首が埋められた。

 悲劇のあった神社では、あまりうるさく騒がない方が良いだろう。

危険なパワースポット7:大阪府南部に存在するX神社

 関西は戦の舞台となった土地が数多くあり、大坂夏の陣・冬の陣では、豊臣と徳川の大軍が衝突した。死者の数は、ほかの戦とは比べものにならないだろう。それだけの死体が大阪には埋まっているのだ。そしてもちろん、同地の神社も同じだこと。

◎大阪府南部に存在するX神社:おびただしい数の死骸が出てきた

 南朝きっての戦上手といわれた楠木正成が深く信仰した神社。正成の子孫が代々宮司を務めるという由緒ある神社で、社殿背後にある山全体が境内地だが、その昔はもっと広かったらしい。しかし、時代とともに境内を縮小し、マンションが建てられることになった。その際、基礎工事の杭打ちをするため地面を掘り起こしたところ、おびただしいしゃれこうべが出てきたとか。

危険なパワースポット8:御霊神社(全国各地)

 平安時代の日本には「御霊(ごりょう)信仰」が根付いていた。「御霊」とは、怒りを抱いて亡くなった貴人。つまりは“祟り神”だ。日本人は、どんな悪人でも大切に祀れば恵みをもたらす神になると考えていたため、祟り神を祀る神社が各地にある。しかし、そもそもは怒りの魂が宿る地。何気なく参拝して、痛い目に遭うケースも……。

◎御霊神社(全国各地):崇徳天皇、早良親王、井上内親王を祀る

 日本史上最大の祟り神といえば、早良親王(崇道天皇)だろう。藤原氏と桓武天皇に陥れられて皇太子の座を奪われたため、怒りのあまり食事を拒否して餓死したという。彼の死後、藤原氏や皇族が相次いで病死したり、洪水が起きたり、平城京に疫病が流行したりなど、不穏な事件が続く。桓武天皇はこれを早良親王の祟りだと恐れ、平安京に遷都したとされる。

 そんな早良親王が祀られているのは、全国にある御霊神社だ。奈良や京都のほか、大阪や東京にもある。

ちなみに:はしご参拝に注意!

 日本人は、死者は全て神となると考えてきたため、武将を祀る神社も数多くある。例えば、豊臣秀吉、徳川家康、織田信長などがあるが、秀吉にとって家康は、愛してやまない息子を殺して天下を奪った、憎むべき存在だろう。こうした敵対関係にあった武将の神社を「はしご」するのは危険行為だという。

◎徳川家康を祀る東照宮(群馬、和歌山ほか)と豊臣秀吉を祀る豊国神社(愛知、大阪ほか)
◎織田信長を祀る建勲神社(山形、京都他)と明智光秀を祀る御霊神社(京都)

きな臭いパワースポット1:「女性の守り神」の神社、実は……

 「女性の守り神」として、女性の願い事ならなんでも叶えてくれると有名な神社は各地にある。多くの場合は女神が祀られており、さすがに女性の守り神と思わせられるのだが、ちょっと待ってほしい。なぜなら、女性の守護神社が鎮座する地域の歴史を調べてみると、そばに大きな花街があったことが多いからだ。

 花街といえば、遊女たちが客を引き、男たちが一夜の慰めを買う場所。売れっ子遊女は今でいう女優やアイドルのような存在で、茶屋の亭主にも丁重に扱われていたが、器量があまりパッとせず、才覚もない遊女たちは、ひどい扱いをされることもあったようだ。

きな臭いパワースポット2:金儲け主義のきな臭い神社

 テレビや雑誌で何度も紹介されるようなパワースポット神社の中にも、首をかしげてしまうようなものもあるようだ。

 人形供養の神社として有名で、バラエティ番組にもよく登場する神社が、供養するために預けられた人形を、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアトラクションに貸し出した事件は記憶に新しい。この神社は、古くなった人形を有料で預かり、お焚き上げをして供養するという触れ込みだが、そうやって預かった人形を「生き人形の呪い」というお化け屋敷に有料レンタルしたのだ。

きな臭いパワースポット3:明治神宮(東京)、橿原神宮(奈良)、吉野神宮(奈良)ほか

 日本一初詣参拝客の多い神社といえば明治神宮だ。しかし、その歴史や祀られている神様を意識している人は、案外少ないのではないだろうか。明治神宮の祭神は明治天皇。つい100年ほど前まで存命だった天皇が神様として祀られているのだ。

 日本の神道は、人間は神の一部をもらって生まれてくるので、死ねばみな全て神に戻るという考え方だ。しかも、古来天皇は「現人神(あらひとがみ)」、つまり人間の姿をした神であると信じられていたのだから何も問題はない。しかし、この神社が建立された背景を見ると、少々きな臭いのだ。

肉を買うなら「ジャパンミート」「ロピア」がおすすめ!? 話題の「激安スーパー」の魅力がすごい

 近頃、『ウワサのお客さま』(フジテレビ系)や『林修のニッポンドリル』(同)などのバラエティ番組でこぞって特集されているスーパーマーケット。業務用スーパーやコストコといった大容量スーパーから、オーケーやライフ、サミットなど大手チェーンのスーパーまで続々と注目を集めていますよね。

 そこで今回は、これまでサイゾーウーマンで紹介して大反響を呼んだ激安スーパーの記事をあらためてご紹介。ちまたで話題の「ロピア」、肉が安いといわれる「ジャパンミート」、大阪で定番の「スーパー玉出」など、一挙に振り返っていきます!

大容量で安いスーパー「ロピア」!

今回は、今巷で激安だと話題になっているスーパー「食生活ロピア」に突撃してきました! お肉が安くておいしい! とにかく大容量で安い! とうわさには聞いていたので、大きなエコバックを持って行きましたよ! リアルな声を店内写真・購入商品と共にお届けします。

 株式会社ロピアは、神奈川県藤沢市で精肉店として創業し、現在は神奈川県を中心に東京都・千葉県・埼玉県の首都圏及び大阪府・兵庫県の近畿圏の6都府県に、計57店舗の「ロピア」を出店しています(2021年3月末現在)。

 元が精肉店ということなので、お肉が人気というのも納得ですね。

 株式会社ロピアの公式サイト内の事業内容には、食品スーパーマーケットの運営のほかに「手造りハム・ソーセージ等の製造販売」との記載がありました。どうやらロピアで販売されている自社製のポークウィンナーがおいしいと定評があるようので、今回は必ずGETしたいと思います。

 事前に調査したインターネットの口コミでは、“お肉も野菜もまとめ買いが安くて助かる”、“安くておいしいお肉が買える”といった声が多く、やはり注目すべきはお肉なのか! とお店に行くのがとても楽しみになりました。

 なんと狙っていた自家製ポークウィンナーのレギュラーパックは売り切れでした。

 なので一つだけ残っていた800g 698円(税抜)の大容量パックを購入することに。

 私が最後の一つをカゴに入れたので、すっからかんに…。本当に人気なんですね。恐るべし自家製ポークウィンナー。

 三連パックのポークウィンナー(大容量パックより少し高かった)はまだ残っていたので、金額の安い順番で売れているようですね。

 そして気になるお肉コーナーです。

 国産の豚ローススライスが100gあたり118円。

 三元豚の肩ロースが100gあたり148円。

 国産豚バラブロックは100gあたり148円。お肉の色がとてもきれいでしたよ♪

肉好きに話題のスーパー「ジャパンミート」!

 「次に来る」「お肉のコスパが良すぎる」と、激安好きや肉好きの間で密かに話題になっているスーパーがあります。

 最近何かと話題のロピア? でもありません。

 関東を中心に25店舗を展開する「ジャパンミート」です。ジャパンミートの前身は、精肉の卸売業として1954年に創業した丸八肉店。2013年には業務用スーパーとして有名な「肉のハナマサ」を買収しました。

 もともとがお肉屋さんで、さらにお肉屋さんを買収……。店舗数や知名度はオーケーほどではないものの、“お肉”への期待値が爆上がりです。

お肉の情報量が多すぎる!

 いよいよお肉売り場に突入です。

 スーパーとしてはむしろ小さめの規模のジャパンミートですが、お肉売り場の面積の割合が高く、これでもか、とお肉が並んでいます。

 真っ先に目に入る、「本日の超目玉」の文字が目立つお買い得コーナーでは、国産豚のひき肉が100gあたり89円。前日にオーケーで100gあたり107円で買ったばかり!

大阪の代名詞? 激安スーパー「玉出」

 ここはパチンコ屋さんですか? と見紛うほど派手な外装で有名な大阪のスーパー「玉出」。とにかく安い! とうわさには聞いていたのですが「実際はどうなの?」とずっと気になっていました。大阪市内に住んで20年以上。一度も玉出に行ったことがなかった私が初めて玉出に……! リアルな感想をお届けします。

 大阪市内に住んでいると一度は目にするネオン輝くド派手な看板。一昔前のパチンコ屋さんのような外装なので、初見でスーパーだと気付ける人は少ないと思います。

 スーパー玉出は、大阪市西成区玉出で創業し、大阪市を中心に大阪府・兵庫県に店舗を展開するスーパーマーケットチェーンです。全43店舗のうち大阪42店舗(大阪市内に28店舗)、兵庫の尼崎に1店舗と、ほとんどが大阪に固まっています。(2021年1月現在)

 公式サイトには、創業は昭和53年、事業内容は生鮮食品を中心としたスーパーマーケット事業と記載がありました。

 扱っている商品は、生鮮食品や日用品・生活用品など他スーパーとの違いはあまりないです。が!!! 過去には、うなぎのタレだけがかかっているだけの「うなぎタレ飯」や瓶に入った海の妖精「クリオネ」など珍しいものが販売されていたこともあるとか……。

 インターネットの口コミにも「激安品や1円セール品などお買い得商品が多い」「日替わりで1円のものがあって、ビックリしました」といった声が多く、お店に行くのがとても楽しみになりました。

 広告の品は目立つように棚の前列や棚の前に置かれたワゴンなどに並べられていました。

 来店したのは午後6時30分くらいだったのですが、これは安い!と思う商品はほとんど売り切れていたように思います。

 よくあるスーパーではあまり見かけない「上豚ナンコツ」や「牛あぶらかす」などがありました。

 「若鶏骨付きのモモぶつ切り」は初めて見ました。

 そして、お弁当コーナーもチェック。残りは少なくなっていましたが、それもそのはず。安くて魅力的なお弁当です。

 

「ここは問屋でしょうか?」激安スーパー「サンディ」!

 今回は激安スーパー「サンディ」を紹介したいと思います。大阪エリアでよく目にするサンディは、本当に爆安! サンディ利用者なら「こんなに安いんですよ! すごくないですか?」と、知らない人に自慢したくなるはず(笑)。かくゆう私もサンディユーザーで、店に通うようになってから、食費を抑えられるようになりました。そんな救世主スーパーを店内写真と共にお届けします。

 ネイビーの文字に色鮮やかなオレンジのラインが入っている爽やかな看板を見つけたら、そこは激安スーパーサンディ! 以前紹介したような「激安スーパー玉出」のようにド派手な外装ではありませんが、安さでは負けていませんよ!

 株式会社サンディは、呉服屋を営む兄弟企業「ミカミ」の 100周年記念事業として考えられ、1980年に設立されたそうです。関西圏を中心に170店舗以上を展開し、毎年店舗数を増やし続けているサンディ。2021年8月現在は東京に2店舗、埼玉に4店舗、岡山に2店舗を展開していますが、そのほかは全て関西にあります。

 サンディの特徴は、「ここは問屋でしょうか?」と見間違えるくらいの店内陳列です。

お肉の種類は少なめ

 お肉は海外産と国産のものが半々くらいの印象。こちらも種類は少ないですが、買うものがなくて困るほどではないです!

 「超目玉」や「特売品」のシールが貼っているものは基本的に安いです。米国の肩ロースステーキ肉が特売になっていました。

 個人的に安いな~と思うのは、3連ベーコンと3連ロースハム! うれしいのは、いつもこの値段だということ♪

ジャニーズ自宅前の道が消滅、赤坂に“宇宙人”を発見!? “Googleマップの妄想旅行案内人”に聞く、ミステリースポット6選

 “Googleマップの妄想旅行案内人”として、『マツコの知らない世界』や『王様のブランチ』(ともにTBS系)などに出演した経歴を持つ吉田喜彦さんに、自宅で旅行気分が味わえる「Googleマップのおすすめスポット」を聞いた前編。後編では、不思議な物体が映り込んでいる場所や、マップ上のバグ、不自然に“削除”されている道など、「Googleマップのミステリースポット」を教えてもらいました!

有名心霊スポットに未確認飛行物体……背筋が凍る3カ所

◎真っ暗すぎる心霊スポットに潜入(静岡県・旧天城トンネル)

 川端康成の短編小説『伊豆の踊子』の舞台にもなっている、旧天城トンネル。オカルト好きの人にも有名な場所ですが、ここもGoogleマップで探検できます。しかし、見ればわかる通り、トンネルの中はずっと真っ暗……。実際に“何か”が写っているわけではないですが、なんだか背筋の凍る、不気味なスポットの一つです。

◎謎の飛行物体を発見!?(東京・赤坂)

 都内の空を見上げると、宇宙人を発見!? ……よ~く見ると、鳥が羽を広げた瞬間のようなのですが、たまたま未確認飛行物体のように写っているんです。Googleマップで空を見上げることはないかもしれませんが、こんな“偶然の産物”が見つかるかもしれませんよ。

◎画面が虹色に!? とんでもない“バグ”発生中(アメリカ・フロリダ州)

 どこまで進んでも虹色の画面が続く、この地点。これがまさに、Googleマップの“バグ”です。おそらく、カメラの故障に気付かないまま撮影し、そのまま掲載してしまったのでしょう。2021年3月現在も正しいデータが上書きされていない、貴重な場所です。ちなみに、これは2007年のデータなので、「タイムマシン機能」を使えば正しいデータが見られます。

◎大物ジャニーズの自宅前!? 道ごと消えた不審な場所(東京・目黒)

 通行人の顔や有名人の自宅など、プライバシーに関わるものは、Googleマップで“ボカシ処理”されています。しかしこの場所は、道ごとマップから削除されているんです。前に進むと“ワープ”してしまい、地図として明らかに不自然(笑)。Googleマップマニアの間では、ここは“某大物ジャニーズ”の自宅前だとウワサされています。近くの渋谷区にあるユニクロ・柳井正社長の自宅前でさえ、このような処理はされていないので、かなり珍しい場所です。

芸人がGoogleマップに出現

<千鳥:長崎県長崎市池島町>

<アンタッチャブル・山崎弘也&宮川大輔:京都府舞鶴市>

 上のマップにはお笑いコンビ・千鳥のお2人、下のマップには宮川大輔さんとアンタッチャブル・山崎弘也さんが写り込んでいますが、これはどちらもテレビ番組の“仕込み”。個人で写真を撮影し、Googleマップに投稿できることを利用して、番組企画でストリートビューの制作が行われたようです。田舎町だとストリートビューの写真が充実していないこともあるので、テレビの撮影もできて、この街に住む人のためにもなるという、一石二鳥の企画だったのではないでしょうか。

 しかし、個人で写真が投稿できるため、以前は悪ふざけのような写真も結構投稿されていました。2010年頃、Googleマップ自体が目新しかった時代は、さりげなく自分が写ったiPadを写り込ませるなど、目立つことだけを目的とするような投稿もチラホラ。今そんなことをやったら、ネットで炎上するでしょうけどね……。

吉田喜彦(よしだ・よしひこ)
Googleマップトラベラー。大学講師やIT系専門学校教員を経て独立。ネットマーケティングの仕事に携わる傍ら、Googleマップの魅力にハマっていく。現在は、ゲーム制作におけるマップ作りにGoogleマップを役立てるなど、さらに独自の使い方を模索中。ゲーム実況YouTuber/ティックトッカーとしても活動中。
・Twitter:@kagua_biz
・YouTube:カグア!KAGUABIZ

ジャニーズ自宅前の道が消滅、赤坂に“宇宙人”を発見!? “Googleマップの妄想旅行案内人”に聞く、ミステリースポット6選

 “Googleマップの妄想旅行案内人”として、『マツコの知らない世界』や『王様のブランチ』(ともにTBS系)などに出演した経歴を持つ吉田喜彦さんに、自宅で旅行気分が味わえる「Googleマップのおすすめスポット」を聞いた前編。後編では、不思議な物体が映り込んでいる場所や、マップ上のバグ、不自然に“削除”されている道など、「Googleマップのミステリースポット」を教えてもらいました!

有名心霊スポットに未確認飛行物体……背筋が凍る3カ所

◎真っ暗すぎる心霊スポットに潜入(静岡県・旧天城トンネル)

 川端康成の短編小説『伊豆の踊子』の舞台にもなっている、旧天城トンネル。オカルト好きの人にも有名な場所ですが、ここもGoogleマップで探検できます。しかし、見ればわかる通り、トンネルの中はずっと真っ暗……。実際に“何か”が写っているわけではないですが、なんだか背筋の凍る、不気味なスポットの一つです。

◎謎の飛行物体を発見!?(東京・赤坂)

 都内の空を見上げると、宇宙人を発見!? ……よ~く見ると、鳥が羽を広げた瞬間のようなのですが、たまたま未確認飛行物体のように写っているんです。Googleマップで空を見上げることはないかもしれませんが、こんな“偶然の産物”が見つかるかもしれませんよ。

◎画面が虹色に!? とんでもない“バグ”発生中(アメリカ・フロリダ州)

 どこまで進んでも虹色の画面が続く、この地点。これがまさに、Googleマップの“バグ”です。おそらく、カメラの故障に気付かないまま撮影し、そのまま掲載してしまったのでしょう。2021年3月現在も正しいデータが上書きされていない、貴重な場所です。ちなみに、これは2007年のデータなので、「タイムマシン機能」を使えば正しいデータが見られます。

◎大物ジャニーズの自宅前!? 道ごと消えた不審な場所(東京・目黒)

 通行人の顔や有名人の自宅など、プライバシーに関わるものは、Googleマップで“ボカシ処理”されています。しかしこの場所は、道ごとマップから削除されているんです。前に進むと“ワープ”してしまい、地図として明らかに不自然(笑)。Googleマップマニアの間では、ここは“某大物ジャニーズ”の自宅前だとウワサされています。近くの渋谷区にあるユニクロ・柳井正社長の自宅前でさえ、このような処理はされていないので、かなり珍しい場所です。

芸人がGoogleマップに出現

<千鳥:長崎県長崎市池島町>

<アンタッチャブル・山崎弘也&宮川大輔:京都府舞鶴市>

 上のマップにはお笑いコンビ・千鳥のお2人、下のマップには宮川大輔さんとアンタッチャブル・山崎弘也さんが写り込んでいますが、これはどちらもテレビ番組の“仕込み”。個人で写真を撮影し、Googleマップに投稿できることを利用して、番組企画でストリートビューの制作が行われたようです。田舎町だとストリートビューの写真が充実していないこともあるので、テレビの撮影もできて、この街に住む人のためにもなるという、一石二鳥の企画だったのではないでしょうか。

 しかし、個人で写真が投稿できるため、以前は悪ふざけのような写真も結構投稿されていました。2010年頃、Googleマップ自体が目新しかった時代は、さりげなく自分が写ったiPadを写り込ませるなど、目立つことだけを目的とするような投稿もチラホラ。今そんなことをやったら、ネットで炎上するでしょうけどね……。

吉田喜彦(よしだ・よしひこ)
Googleマップトラベラー。大学講師やIT系専門学校教員を経て独立。ネットマーケティングの仕事に携わる傍ら、Googleマップの魅力にハマっていく。現在は、ゲーム制作におけるマップ作りにGoogleマップを役立てるなど、さらに独自の使い方を模索中。ゲーム実況YouTuber/ティックトッカーとしても活動中。
・Twitter:@kagua_biz
・YouTube:カグア!KAGUABIZ