嵐・二宮和也『ブラックペアン』“闇医者”の可愛げと“バトルシーン”の充実ぶり

 嵐・二宮和也が、いかにもマンガチックな闇医者っぽい天才勤務医を演じている日曜劇場『ブラックペアン』(TBS系)。GW最終日に放送された第3話の視聴率は12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、好調をキープしつつもじりじりと下げ続けています。

 元フジテレビアナウンサーの加藤綾子が扮する「治験コーディネーター」なる職業の人が、「実際の職業とあまりにもかけ離れている」などとして日本臨床薬理学会から抗議が届いたり、いろいろ騒がしいようですが、今回も振り返ってみましょう。

前回のレビューはこちらから

 

■完全に「ニノのためのドラマ」になりました。

 前回までのレビューでも申し上げております通り、このドラマ版『ブラックペアン』は原作を大きく逸脱しています。ニノ演じる天才外科医・渡海征司郎と医局で双璧をなすはずだった高階講師(小泉孝太郎)は権力にかしずくだけのビビり野郎と化し、その高階による「スナイプ手術」も原作では成功続きで医局を席巻していたはずが、2例やって2例失敗というポンコツぶり。さらに、渡海当人も手術の見返りに平気で同僚から金をむしり取るなど、キャラが原作より露悪化されておりますし、たった2話で原作の半分まで消化してしまった展開にも拙速さを感じていました。

 それもこれも、ジャニーズタレントであるニノを目立たせて、見せ場をたくさん与えるための施策です。いささか強引ともいえる原作改変によって、群像劇の中の1人でしかなかった渡海という医師を主人公に仕立て上げることにしたわけです。

 こうした“ジャニーズ上げ”のための脚本は、これも前回のレビューで指摘しましたが、前クールのキムタク主演『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)でも見られました。主人公であるキムタクを引き立たせるために周囲の人間を必要以上のバカとして描いた結果、物語そのものが破綻してしまった。見るに堪えないドラマがお茶の間に放送されてしまった。

 しかし、そうした“ジャニーズ上げ”が全部ダメだと言いたいわけではありません。『BG』がダメだったのは、“ジャニーズ上げ”をやろうとして失敗したことにより、キムタクすら魅力的でなくなってしまったからです。

 ひるがえって。

 終始“ニノ上げ”の『ブラックペアン』ですが、第3話にして、これは成功しているぞ、と感じました。ニノが、ちゃんと上がってるのです。

 

■“ニノ=闇医者”のギャップが、かわゆい。

 何しろ、クールに振る舞い、ひどい言動を繰り返すニノが、かわいいのです。頭を「よしよし」してあげたくなるのです。手術を成功させた渡海に「えらいぞー!」とか言ってアメとか買ってあげて、「うるせーよ」とか「いらねーよ」とか言われたい。そんで、部屋でこっそりアメちゃん舐めてるニノを物陰から眺めたい。そんな感じ。

 第3話は、ほぼ手術のシーンで占められていました。2人の手術を同時に行うことになった渡海、どうやってもそんなの、成功しそうにありません。

 医療ドラマにおける手術を、この『ブラックペアン』は時代劇の殺陣や、スポーツドラマの試合のように扱います。特に今回は、実に正しく「バトルもの」のドラマになっていたのです。

 渡海は、誰もが勝てないと感じる敵(この場合は病巣)に対し、知恵を尽くした機転と卓越した手技で立ち向かいます。みんな諦めちゃって、どうしようもないと途方にくれているのに、渡海だけが「やれる」と信じて、それをやり遂げる。勝ってみせる。

 このバトルシーンを盛り上げたのが、『ブラックペアン』の実に周到なバトル設定の明示です。

■なぜバトルとして成立したか

 どう考えても一般視聴者に馴染みのない「心臓僧帽弁手術」というバトルフィールドと、そもそも架空の医療機器である「スナイプ」というバトルウェポンについて、私たちはいつの間にか、「何ができて、何ができないか」「何がどうなるとピンチで、どうすれば解決できそうか」という予備知識を与えられています。手際よく、それらのバトル条件が説明されているため、バトル中に起こる出来事が「ピンチか、チャンスか」瞬時に理解できる。緊張感が削がれない。

 そして、一旦提示された条件の中で「これは解決できないだろう」と思わせておいて、ヒーロー渡海がメスを振るうことで大逆転を起こすわけです。

 さらに今回は、渡海はビビり高階にも見せ場を与えました。見栄っ張りで出世欲にまみれた高階でも「スナイプ」だけは使える。自ら目の前の患者を執刀しながら、隣のオペ室の手術の一部を高階に任せることで、ダメダメだった高階の価値を上げることにも成功しているんです。『キャプテン翼』でいえば、翼くんが石崎くんにパスを出してゴールを決めさせているわけです。

 この場面の段取りも、実によくできていました。石崎くん(高階)は、高速ドリブルで相手をゴボウ抜きにしたり、低い弾道のアーリークロスにバイシクルボレーを合わせてゴールに叩きこむことなんて天才的なことできません。でも、然るべきタイミングで足元に転がしてやれば、ゴールに流し込むことはできる。渡海は高階の「できること」と「できないこと」を見極めた上で、高階の今できるベストを引き出し、結果を出しました。これぞヒーロー、これぞキャプテン。

 このようなバトルシーンには、人物の背景や思想は必要ありません。そのバトルを描写するのに必要なだけの「力」や「技」といった実存的な前提条件と、ピンチを覆す逆転の方法だけ練っておけば成立するのです。逆にいえば、人物の背景や心情を徹底的に排除し、本来の力量と、各々が達成できる限界はどこまでなのかという厳密なラインだけ引いてあげることで、よりシーンの純度が上がる。純度が上がると、彼らがなぜ戦うか(なぜ執刀するか)という心の中の根っこの部分が浮き彫りになるんです。

 今回の渡海によるバトルは、掛け値なしで面白かったです。夢中で見ちゃった。先ほどは『キャプテン翼』を例に出しましたが、どちらかといえば『少林サッカー』(2001)に近い感触だったと思います。いやー、面白かった。参った。

 

■でも“イベント回”みたいなものだよね、今回は。

 それが医療現場の実際のところとどう違うとか、ただ日曜の夜に「あー明日から仕事だわー4連休明けとかつらいわー」とか言いながらビール片手にテレビを見ている視聴者には関係ありません。見終わった瞬間に細かいことは忘れるし、なんとなくバトルの爽快感だけ憶えておいて、気が向いたら来週も見るという、それだけのことです。テレビドラマって、本来そういうものだと思う。そういう意味で、よい回だったと思うんです。

 とはいえ、今回は特殊な回だったとも思います。ほぼ全編バトルだけで1時間というのは、お話の後半には持ってこられないはず。原作の改変について、今回はバトルにおける人物配置という要素でうまく作用しましたが、先行きどうなるかはもう少し話数を重ねてからじゃないと判断できないなーと思います。

 純度の高いバトルとしての手術シーンと、ニノ演じる渡海の可愛げ。この2つは間違いなく『ブラックペアン』の長所であると思うので、ドラマ方面のほぼオリジナルである「権力闘争のアレ」とか、原作のキモである「誰かのX線写真のペアンのアレ」についても、なんとかうまくやってほしいと思うところです。はい。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

嵐・二宮和也『ブラックペアン』第2話にして「映像化失敗」の匂いがプンプンしてきた……?

 嵐・二宮和也が無慈悲な天才外科医を演じる日曜劇場『ブラックペアン』(TBS系)も第2話。祝日なので視聴率はまだ出てませんが、それなりに取るでしょう。今回もテンション高めで、“オペ室の小悪魔”こと渡海征司郎(二宮)も大活躍でした。

 そんなわけで、振り返ってまいりましょう

前回のレビューはこちらから

■やっぱりジャニタレだと、そうなっちゃうのかな

 話の大筋としては、前回とほとんど同じという感触です。東京の一流大学から送り込まれた高階講師(小泉孝太郎)の超カッコいい心臓人工弁マシーン「スナイプ」による手術が失敗し、高階はそれをリカバリーできず、渡海が天才的な手技で救ってみせる。で、最後に渡海が意味ありげに、ペアンが体内に残されたままのX線写真を眺めて、はい終了。劇伴をジャカジャカ鳴らして、アップショット多めで、竹内涼真がだいたい泣いてる。そんな感じで、まあ面白いっちゃ面白いんですが、ところどころ「ジャニーズドラマ」のよくないところが出てたなーという印象でした。

 ニノ演じる渡海のイメージが“ダークヒーロー”という肩書きに引っ張られすぎているように感じるんです。お話の中で対立構造を生むより、渡海が「圧倒的である」という主張に重きが置かれるあまり、ほかのキャラクターが割を食ってしまっている。

 特に変な感じになっちゃってるのが高階です。今回、いろいろあって辞めたくなっちゃった新人研修医の世良くん(竹内)に「俺は手術で5人殺した」「命に関わった者は命から逃げてはいけない」とかなんとか説教をするんですが、いやいや、あなた初回で出血にビビってペアンも握れないという失態を見せていたじゃないかと。

「5人殺した」のくだりは原作通りなんですが、ドラマでは初回から「渡海>高階」を強調するために高階を落としすぎたせいで、この人のやることなすこと全部、説得力がなくなっちゃってる。どれだけ「日本の医療の未来を」とか見栄を切っても、あのシーンを見せられた後では、そのご高説も空虚に響くばかりです。

 このお話の根底には「誰にもできない手術手技を極める」という渡海・佐伯教授(内野聖陽)側と、「誰でもできる手術法を広める」という高階側との対立があったはずなんですが、スナイプ手術は全然成功しないし、高階自身は「出血した患者に冷静に向き合う」という執刀医の基礎中の基礎(ですよね?)という心構えもないので、対立が成り立ってない。結果、渡海の考え方が「正しい」と見え、高階が「ほら吹き」になってる。「渡海の腕(失敗での死者ゼロ)」と「スナイプ(原作のスナイプAZ1988はリークゼロ)」の両方が完璧な手術法として「ゼロ同士」だからこそ成立するはずの、本来あるべき「正しい」と「正しい」の対立が描けてない。ニノを不必要に立てようとするから、こういうことになる。

 これ、前クールのキムタク『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系=最終話レビュー)のときもさんざん書いたんですが、シナリオの段階で、ジャニタレの主役を立てるために周囲を落とすという、手抜き丸出しの作劇が(それでも『BG』よりは圧倒的にマシだけど)ここでも行われているのです。

■「映像化失敗」と結論付けたくなるくらい……

 しかも、渡海は手術で人を助ける以外は、もう理解できない言動ばかり。世良くんは泣いてばかり。高階はあたふたするばかり。

 福澤組は、悪いヤツはより悪く、情けないヤツはより情けなく描くことでエモーションを生んでいると思うんですが、このやり方って、『下町ロケット』の阿部ちゃんとか『陸王』の役所広司みたいな、わかりやすく“正しい情熱家”がいないと視聴者置いてけぼりになっちゃうな、と感じたんです。

 そもそも『下町ロケット』や『陸王』は夢と矜持のお話なんですが、『ブラックペアン』は恩讐と誤解をベースにしたミステリーなので、いつものメソッドが通用してない、フィットしてない感じが、すごくします。要するに、映像化に失敗しているように感じる。ここまで、スカッとカッコいいヤツがひとりもいないんだもん。ダークヒーローって、ブライトなヒーローがいて初めて、そのダークっぷりが引き立つもののはずなんです。光なきところに影は生まれないのです。

■キャストはいいですよねー。カトパンの棒読みもハマってる

 キャストは、すごくいい仕事をしてると思います。ニノについては前回「SD渡海」とか「渡海ねんどろいど」とか、いかにも「ちびキャラ化してる」みたいな、ちょっとバカにした書き方をしてしまったけど、ホントに他意なく、この可愛げは作品を救ってると思う。

 竹内涼真は初っ端から泣かせすぎなのがもったいないなーと感じます。この人、『過保護のカホコ』(日本テレビ系)のときに見せたように、場面の切り札になるくらい自然に器用に泣ける俳優さんなので、もうちょいタメといてほしかったなぁと思うんです。ちなみに今回の「関川スナイプ手術でミス」のくだりは原作にもあるんですが、「助けに行かない」と言い張る高階に対して、ドラマのように泣き落とすのではなく、原作ではテーブルを蹴り上げてる。これも「情けないヤツはより情けなく」のパターンによる改変だと思いますが、蹴り上げてほしかった、長机。

 ナースのネコちゃん(趣里)なんて、みんな大好きになるに決まってるし、垣谷(内村遥)、関川(今野浩喜)といった新・福澤組の面々も、いい役を与えられて生き生きしてる感じがして、気持ちがいいです。カトパンの棒読みでわざとらしいセリフ回しも、なんだか「決して本音を言わない計算高い女」的なキャラが出てて、今作にはハマってると思う。いい具合に年輪を重ねた顔面もリアリティがある。

 そんなわけで、やっぱしシナリオ方面でもっとがんばってほしいと思います。まだ2話なのに、かなりすっ飛ばしてきてますし、今後オリジナル要素が増えていくと予想されますが、なんとかお願いします。お願いしますよ! 
(文=どらまっ子AKIちゃん)

TBS『ブラックペアン』13.7%発進! 成功のカギは嵐・二宮和也の“低頭身ゆるキャラ”感か

 放送開始直前に嵐・二宮和也と伊藤綾子アナウンサーとの熱愛継続報道が出るなど、盛り上がってるのか、はたまた水を差されたのか、よくわからない感じで始まった日曜劇場『ブラックペアン』(TBS系)。初回の視聴率は13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、そこそこでした。

 昨年放送された、同じく“福澤組”による日曜劇場の『陸王』初回が14.7%だったので、TBS的にはちょっと物足りない数字かもしれません。とりあえずの目標は、最終回までに20%の大台に届くかどうか、というところでしょう。張り切ってレビューしてまいります。

 

■スタート3分で臓物ドーン!

 

 聞けばこの『ブラックペアン』は、『陸王』と比べるとカット数が3倍にも上るんだそうです。なるほど冒頭からカチャカチャと画面が切り替わり、緊迫した雰囲気で始まりました。

 そして、開始3分で早くも手術開始。グロい臓物ドーン! これは、「『ブラックペアン』は臓物見せていきますよ」というドラマからのメッセージです。

「苦手な人は早々にドロップアウトしてくださいね、“本格医療ドラマ”ですので」ということですね。「グロすぎ!」「お食事時に見られない」などといった批判はお門違いだということです。

 冒頭で、舞台となる東城大学医学部附属病院の佐伯教授(内野聖陽)が“神の手”を持つ世界一の心臓外科医であることが語られ、その直後に主人公・渡海(二宮和也)が、その佐伯教授より優れた手技を見せる。キャラクターたちの背景がどうだ、人間関係がどうだ、という説明より先に、とりあえず「強いヤツ」と「俺より強いヤツ」を見せてしまうというのは、アクション作品の手法ですが、この作品にはよく合っていたと思います。手術シーンも複数出てきますが、先に述べたカットの多さもあって、まるで殺陣を見ているよう。ニノの手さばきも様になってると、素人目には映りました。

 

■描写は“本格”でも、物語は……

 

 このドラマの原作は、現役医師でもある海堂尊さんが2007年に発売した『ブラックペアン1988』(講談社)の新装版。数々の映像化作品が生まれた『チーム・バチスタの栄光』シリーズのスピンオフ作品で、同シリーズで活躍していた田口公平や速水センター長も、研修医(原作では医学生)として登場します。要するに「バチスタの20年前を描いた時代劇」としての『1988』なわけですが、「20年前」という設定は、ドラマではバッサリなくなっています。なので、タイトルは『ブラックペアン』だけ。

“福澤組”で原作モノといえば、とにかく「勧善懲悪」を際だたせるのが特徴です。悪そうなヤツ、主人公を邪魔しそうなヤツをデフォルメして、視聴者に「嫌なヤツだなー」というイメージを強く刷り込んだ上で、正論でブッ叩く。そこに爽快感やカタルシスを生むのがメソッドとなっています。

 しかし、こと『ブラックペアン』においては、その図式に少しのネジレが生じていました。

 主人公の渡海が天才的な手技を持つ外科医であり、出世に興味がなく、物言いや人使いが乱雑で、「腕のない外科医に価値はない」という考え方を持っていることは原作通りですが、ドラマ版ではその“悪たれ”ぶりがさらにデフォルメされています。

 象徴的だったのが、劇中、渡海にとって初の手術となるシーン。同僚のミスをリカバリーすることになった渡海は「1,000万円でもみ消してやろうか?」「お前の退職金で払え」と、開腹したまま出血し続ける患者の横で、ミスした医師に迫ります。そして手術に入り、見事にやり終えると、その同僚は本当に1,000万円をふんだくられてしまう。常識的に考えて、いくら腕がよかろうと許されることではありませんし、たぶん法にも触れる行為でしょう。少なくとも、渡海はこの収入を申告せずに脱税するでしょうし、申告しているとすれば、それはそれで東城大学附属病院という組織にとって致命傷になる。半年後に日本総合外科学会の理事長選を控える佐伯教授にとって、部下が院内でこんな不適切な金銭のやり取りをしてるのは、バカでかい爆弾になる。

 このへん、まさに「マンガやん!」な改編です。マンガの悪役──もっといえば、日本中の視聴者に『ブラックジャック』を思い起こさせるためのシーンでしょう。大学病院の勤務医である渡海に「闇医者」のイメージを、これでもかと刷り込んでいきます。

 図式のネジレというのは、ここにあります。これまで「悪を、より悪に」描くことで、それらの悪が打倒される展開を重ねてきた“福澤組”が、例えば『陸王』では一流メーカーの従業員を演じたピエール瀧や小藪千豊に施したような「悪のデフォルメ」を主人公・渡海に与えている。周到に、悪いエピソードを積み重ねている。

 ところが、渡海は印象として、そんなに悪そうに見えません。小藪ほど憎たらしくありません。なぜか。ニノだからです。

■デフォルメされたのは内面だけではない?

 

 ドラマ発表前、原作読者の中で「渡海=二宮和也」をイメージした人はひとりもいなかったはずです。同じ30代の俳優でも、たとえば綾野剛、山田孝之、松田龍平、瑛太、玉山鉄二……同じジャニーズでもTOKIOの長瀬智也のほうが似合いそうですし、同じ嵐でも松本潤の方が似合いそう。いわゆる「汚れ」のイメージがないニノは、渡海の対極にあるように思えるんです。

 ですが、この「悪たれ」ぶりがデフォルメされた渡海を、上記のような俳優たちが演じるシーンを思い浮かべてみると、ちょっと笑えないというか「マンガやん!」なんて気安くツッコめる気がしません。松田龍平が、あの冷たい視線で「死ね」とか「邪魔」とか言ってたらホントに怖いし近寄りたくないし、綾野剛が「1,000万円でもみ消してやるよ」とか脅してたら、もう手術室じゃなくて歌舞伎町の路地裏になってしまう。

 でも、ニノだと、なんか平気で馴染んでしまっているように見える。

 つまりこれは、「カネにまみれた闇医者」という悪役のデフォルメとして、立ち姿までもが画面の中で成立してしまっているのではないか、と感じるんです。ニノ演じる渡海は、綾野剛や長瀬智也の頭身を下げたヤツなんじゃないか。SDガンダムならぬSD渡海、今風にいえば、渡海ねんどろいど。手のひらサイズの、ゆるキャラとしての渡海征四郎なのです。だから怖くないし、憎めないし、楽しめる。この渡海は、愛せる。これ、ニノの低身長、低頭身を貶めてるわけではないですよ、念のため。この可愛げが、主人公としての存在感を強めていると言いたいのです。

 

■ストーリーもオリジナル成分が多くなりそう

 

 渡海のデフォルメ以外にも、多くの改変部分が見られます。渡海のライバルになりそうな帝華大(東大みたいなの)からやってきたスマートガイ・高階講師(小泉孝太郎)は、原作では終始スマートガイでしたが、ドラマでは1話目から出血にビビってペアンも握れないという醜態をさらしました。

 原作は渡海、高階、佐伯教授の3人を中心にした群像劇&ミステリーでしたが、ドラマではまず高階がひとつ“格の低い”人物になったということです。基本的には、縦軸である渡海と佐伯教授の関係と、佐伯教授だけが使える「ブラックペアン」をめぐる過去の因縁を追いかけつつ、患者入れ替わりの1話完結に近い形を取りそうな気がします。医療ドラマは、どんなお話であれ、少なからず患者に共感できるものですし、本作の語り手である研修医・世良(竹内涼真)の性根がよさそうなので、気持ちよく追いかけることができそうです。

 あと、原作では製薬会社のプロパーが渡海たちに貢物や豪華接待を繰り広げていましたが、ドラマでは治験コーディネーターの香織(加藤綾子)が一手に引き受けるみたい。余談なんですが、このカトパン、なんか妙にエロかった気がします。妙に。はい。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

渋谷すばる“脱退会見”に残る謎……「なぜ今?」「今後は?」関係者がすべてを語る

 ジャニーズの人気7人組グループ、関ジャニ∞から渋谷すばるが脱退を表明。年内でジャニーズ事務所を退所することになったが、この一連の動きには、いくつかの謎が残った。

 記者会見は、なぜか、自宅で転倒し背中を強打したため入院中の安田章大を除くメンバー5名も同席。グループは5月にベストアルバムを発売予定で、7月からは5大ドームツアーも予定されているが、その直前の発表という異例の事態だった。ツアーに渋谷は参加しないというが、いったいどういうことなのか、ジャニーズに極めて近い関係者に聞いてみた。

「みんなそろっての会見はメンバーたちの考えで、『不仲でこうなったわけではない』ということをファンに伝えたかったと聞きました。今までならジャニーズ事務所がそれを許さなかったでしょうが、SMAP解散の件などでファンから何かと批判を浴びて、事務所としては『今回はメンバーに任せてみよう』となったそうです。年内脱退をいま発表したのは、CM契約が年内まで続くので、便宜を図った上だと思いますよ。実質的には渋谷が活動するのは7月までなので、ツアーには参加しないんです。そうなると、発表のタイミングは今しかなかった」

 記者会見で、渋谷は今年1月に脱退を決意したと言い、その理由を「36歳になって自分の音楽を深く追求したいと思った」とした。しかし、記者から「関ジャニにいる状態ではできないのか」と聞かれると、「できなくはないと思います」と矛盾する返答だった。

 一方で、音楽に専念できないバラエティ番組の仕事を嫌がったという見方を否定しており、なぜ脱退が必要なのかは、いまひとつ伝わりにくい。会見場でも、記者からは「大きな決断のわりに中身が乏しい」との声もあった。何しろ、脱退後の具体的な進路は決まっておらず、「音楽を一から勉強したい」とは言うものの、その具体的な予定は示さず、「語学も同時に学びたい」としたのに、「英語圏がいいと漠然と思っている」という程度。今後の仕事に関してすら「タイミングや機会があれば、いずれ(発表する)」というものだった。これについて、前出関係者は「渋谷の性格的なものが出た」と分析する。

「今後については、隠しているのではなく、本当にノープランだそうですよ。音楽の勉強といっても、楽曲制作なのかボーカルなのか、それすら勉強してみて決めるという感じだそうで、それなら日本にも音楽学校はあるわけですが、何しろ彼は15歳からジャニーズでやってきたので、経験だけが先行してしまっている。スキルはあっても、見識がないんです。そこは元KAT-TUNの田口淳之介と近い、見切り発車。でも、渋谷は大真面目な人間で、ジャニーズにいて歌唱力があると評価されても、音楽の基礎があるわけじゃないから、これでいいのかって本気で苦悩してたんです。ハッキリ言えば、世間知らずなアイドルのままじゃ不安だったんだと思いますね。これまでの収入で生活面には余裕はあるわけで、白紙の状態からスタートしてみようと思ったのは理解できます」(同)

 ファンの間では、田口のように交際する女性がいるのではないかとの見方もあったが、関係者は「事務所サイドの人と話した感じでは、そういうのはまったくないようだ」という。

 渋谷は、記者間でも正直な人間で知られる。リップサービスが少なく、無理に愛想を振りまかない。アイドルよりアーティスト志向が高まったのも、自然な流れかもしれない。

「元KAT-TUNの赤西仁あたりと違い、グループへの愛着が強かったことで、裏で密かに脱退後の仕事や後援者を見つけて船出するということをしなかったのは、渋谷らしい」

 こう話す関係者は、「むしろ困るのはグループの方」だと言う。

「音楽面で最も熱心だった、メインボーカリストがいなくなるんですから。渋谷より音楽仕事に打ち込んでいたメンバーはいないから、それこそ7月のツアーに参加させると、コンサートがすべて『渋谷すばるサヨナラ公演』になり、抜ける穴の大きさを示してしまうことになります。ツアーに参加させない決断をしたのは、渋谷ではなく、残るメンバーや事務所の方でしょう」

「互いに成長した関ジャニ∞と渋谷が、いつか共演できたら」と、早くも夢を語るファンもいるようだが、果たして……。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

嵐・二宮和也、TBSドラマ『ブラックペアン』番宣で渡部建と“禁断共演”なるか!?

「番宣」出演はあるのか、注目が集まっている。

 4月22日から嵐・二宮和也主演のドラマ『ブラックペアン』(TBS系)がスタートする。それに伴い、ネット上では二宮が“あの番組”に出演するかどうかで盛り上がっているようだ。

「高視聴率連発のTBS日曜劇場枠は、いまや“ドラマのTBS”の看板。絶対にコケるわけにはいかないため、番宣にも力が入ります。そんな同局の番宣番組の中で最も強力なコンテンツなのが、土曜の昼に放送されている『王様のブランチ』です。これまでも放送前日には出演者がこぞって出演しており、『ブラックペアン』の出演者たちが登場するのは間違いない。しかし、『ブランチ』のMCは佐々木希の夫であるアンジャッシュ・渡部建。佐々木と二宮は2011年に熱愛が発覚し、2年ほど交際していた。“元カノの夫”と共演で気まずい空気が流れることが予想され、それを心配している人が多いようです」(テレビ誌ライター)

 ともあれ、二宮と渡部は昨年11月にバラエティ番組『相葉マナブ』(テレビ朝日系)で共演している。

「二宮は主演映画『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』のプロモーションを兼ねて出演、レギュラー出演者の渡部とのやりとりが注目されました。渡部が挙式を行った1カ月後というタイミングでしたが、渡部のほうから『スターが来た!』と持ち上げ、早めにロケを終えようとする二宮に『巻こうとしてるな!』とツッコむなど、あえて自然に振る舞おうとしていた半面、二宮のほうはやりにくそうな感じでした。この時はロケでしたが、『ブランチ』は生放送ですから、ハプニングが起きないとも限りません。緊張感は『相葉マナブ』の比ではないでしょう」(芸能ライター)

 余談ではあるが、二宮と渡部といえば、もうひとつ「元カノ」話があるという。この芸能ライターが続ける。

「渡部が04年頃に交際していたのが、モデルの伊藤裕子です。二宮が現在、交際しているとされている元フリーアナウンサーの伊藤綾子とは一字違い。不思議な縁を感じます(笑)。二宮と渡部が『ブランチ』で共演となれば、新婚である渡部の幸せオーラを見た二宮ファンの頭に、『伊藤との結婚』がチラついてしまうかもしれません」

 注目度が上がれば番宣効果も高いだけに、TBSとしてはジャニーズサイドの顔色をうかがいつつも、なんとか共演にこぎ着けたいところだろう。

嵐・二宮和也、TBSドラマ『ブラックペアン』番宣で渡部建と“禁断共演”なるか!?

「番宣」出演はあるのか、注目が集まっている。

 4月22日から嵐・二宮和也主演のドラマ『ブラックペアン』(TBS系)がスタートする。それに伴い、ネット上では二宮が“あの番組”に出演するかどうかで盛り上がっているようだ。

「高視聴率連発のTBS日曜劇場枠は、いまや“ドラマのTBS”の看板。絶対にコケるわけにはいかないため、番宣にも力が入ります。そんな同局の番宣番組の中で最も強力なコンテンツなのが、土曜の昼に放送されている『王様のブランチ』です。これまでも放送前日には出演者がこぞって出演しており、『ブラックペアン』の出演者たちが登場するのは間違いない。しかし、『ブランチ』のMCは佐々木希の夫であるアンジャッシュ・渡部建。佐々木と二宮は2011年に熱愛が発覚し、2年ほど交際していた。“元カノの夫”と共演で気まずい空気が流れることが予想され、それを心配している人が多いようです」(テレビ誌ライター)

 ともあれ、二宮と渡部は昨年11月にバラエティ番組『相葉マナブ』(テレビ朝日系)で共演している。

「二宮は主演映画『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』のプロモーションを兼ねて出演、レギュラー出演者の渡部とのやりとりが注目されました。渡部が挙式を行った1カ月後というタイミングでしたが、渡部のほうから『スターが来た!』と持ち上げ、早めにロケを終えようとする二宮に『巻こうとしてるな!』とツッコむなど、あえて自然に振る舞おうとしていた半面、二宮のほうはやりにくそうな感じでした。この時はロケでしたが、『ブランチ』は生放送ですから、ハプニングが起きないとも限りません。緊張感は『相葉マナブ』の比ではないでしょう」(芸能ライター)

 余談ではあるが、二宮と渡部といえば、もうひとつ「元カノ」話があるという。この芸能ライターが続ける。

「渡部が04年頃に交際していたのが、モデルの伊藤裕子です。二宮が現在、交際しているとされている元フリーアナウンサーの伊藤綾子とは一字違い。不思議な縁を感じます(笑)。二宮と渡部が『ブランチ』で共演となれば、新婚である渡部の幸せオーラを見た二宮ファンの頭に、『伊藤との結婚』がチラついてしまうかもしれません」

 注目度が上がれば番宣効果も高いだけに、TBSとしてはジャニーズサイドの顔色をうかがいつつも、なんとか共演にこぎ着けたいところだろう。

宮沢りえ&V6・森田剛の結婚を、ビートたけしが懸念「小柳ルミ子みたいにならなければいいけど……」

 結婚の行方が注目されていた女優の宮沢りえ(45)とV6・森田剛(39)が3月16日に入籍。6歳下の“年の差婚”に、宮沢をかねてよりよく知るビートたけしが「大澄賢也に捨てられた小柳ルミ子のようにならなければいいけれどね」と危惧しているという。

 1992年、たけしは即席ラーメンのCMで、女優としてブレークし始めた宮沢と共演。海外で行われた同CMのロケ中に、「宿泊ホテルの部屋に深夜、宮沢が訪ねてきた」という珍エピソードをたけしは明かしている。宮沢は「ママから言われてきました」と訪ねてきて、たけしは“剛腕ステージママ”の故・宮沢光子さんの思惑に呆れながら「早く、帰って寝なさい」と言って、部屋に帰したという。そんなこともあり、たけしは宮沢の行く末を案じて、酒乱と言われたりえママとも、付き合うようになった。

 その後、宮沢は当時、大相撲の大関だった貴花田(現・貴乃花親方)と婚約したが、双方の母親同士の衝突で婚約解消。しばらくたってから歌舞伎役者の当時、中村勘九郎だった故・中村勘三郎さんと“不倫”に陥り、マスコミに知られたことで、不倫清算を迫られた宮沢は自殺未遂騒動を起こした。たけしは、勘九郎さんとも親しかっただけに、相当に困惑したという。

 たけしは宮沢の男運のなさを見てきた。そして、宮沢は2009年にハワイ在住の元プロサーファーで実業家のN氏と“できちゃった婚”したが、3年後には離婚協議中であることが明らかになった。離婚の話し合いは長期化したものの、一昨年の2月に離婚が成立。二度ならず三度も男運がなかった宮沢が選んだ次の男は、6歳年下のジャニーズのV6・森田だった。

 森田とは舞台の共演がきっかけで、交際に発展。当時、森田はAV女優の美雪ありすと半同棲していたが、森田は美雪を捨てて、宮沢に走った。そして、昨年の夏あたりから、森田は宮沢のマンションのすぐ近くに引っ越し、“事実婚”状態となった。

 宮沢が「アラフォーまでに再婚したい」と発言していたことから、森田との結婚の行方が注目されたが、問題は森田が所属するジャニーズ事務所の反対だった。

 しかし、昨年末にジャニーズが、同じくV6のメンバーの岡田准一と女優・宮崎あおいの結婚を許可。岡田の入籍により、「次は森田」だというマスコミの予想通り、3月16日に入籍した。
 
 宮沢の“年の差婚”を受け、たけしは「結構、年下と結婚したんだね。森田って浮気しないかな? 大澄賢也と別れた小柳ルミ子みたいにならなけりゃいいけどね」と懸念を示した。

 今から29年前、当時、大スターだった歌手の小柳ルミ子が、13歳年下で23歳の無名ダンサーだった大澄賢也と熱愛。当時、所属していた渡辺プロダクション(現ワタナベエンターテインメント)の大反対を押し切って結婚し、小柳は大澄と個人事務所を設立した。事務所から独立したことで、小柳は芸能界を干されてしまった。結婚生活は順調だったが、その後、大澄の浮気癖に泣かされて、離婚した。

 宮沢はこれまで男運がなかっただけに、たけしが、危惧するのも頷ける。結婚後の森田の動向に目が離せない。
(文=本多圭)

宮沢りえ&V6・森田剛の結婚を、ビートたけしが懸念「小柳ルミ子みたいにならなければいいけど……」

 結婚の行方が注目されていた女優の宮沢りえ(45)とV6・森田剛(39)が3月16日に入籍。6歳下の“年の差婚”に、宮沢をかねてよりよく知るビートたけしが「大澄賢也に捨てられた小柳ルミ子のようにならなければいいけれどね」と危惧しているという。

 1992年、たけしは即席ラーメンのCMで、女優としてブレークし始めた宮沢と共演。海外で行われた同CMのロケ中に、「宿泊ホテルの部屋に深夜、宮沢が訪ねてきた」という珍エピソードをたけしは明かしている。宮沢は「ママから言われてきました」と訪ねてきて、たけしは“剛腕ステージママ”の故・宮沢光子さんの思惑に呆れながら「早く、帰って寝なさい」と言って、部屋に帰したという。そんなこともあり、たけしは宮沢の行く末を案じて、酒乱と言われたりえママとも、付き合うようになった。

 その後、宮沢は当時、大相撲の大関だった貴花田(現・貴乃花親方)と婚約したが、双方の母親同士の衝突で婚約解消。しばらくたってから歌舞伎役者の当時、中村勘九郎だった故・中村勘三郎さんと“不倫”に陥り、マスコミに知られたことで、不倫清算を迫られた宮沢は自殺未遂騒動を起こした。たけしは、勘九郎さんとも親しかっただけに、相当に困惑したという。

 たけしは宮沢の男運のなさを見てきた。そして、宮沢は2009年にハワイ在住の元プロサーファーで実業家のN氏と“できちゃった婚”したが、3年後には離婚協議中であることが明らかになった。離婚の話し合いは長期化したものの、一昨年の2月に離婚が成立。二度ならず三度も男運がなかった宮沢が選んだ次の男は、6歳年下のジャニーズのV6・森田だった。

 森田とは舞台の共演がきっかけで、交際に発展。当時、森田はAV女優の美雪ありすと半同棲していたが、森田は美雪を捨てて、宮沢に走った。そして、昨年の夏あたりから、森田は宮沢のマンションのすぐ近くに引っ越し、“事実婚”状態となった。

 宮沢が「アラフォーまでに再婚したい」と発言していたことから、森田との結婚の行方が注目されたが、問題は森田が所属するジャニーズ事務所の反対だった。

 しかし、昨年末にジャニーズが、同じくV6のメンバーの岡田准一と女優・宮崎あおいの結婚を許可。岡田の入籍により、「次は森田」だというマスコミの予想通り、3月16日に入籍した。
 
 宮沢の“年の差婚”を受け、たけしは「結構、年下と結婚したんだね。森田って浮気しないかな? 大澄賢也と別れた小柳ルミ子みたいにならなけりゃいいけどね」と懸念を示した。

 今から29年前、当時、大スターだった歌手の小柳ルミ子が、13歳年下で23歳の無名ダンサーだった大澄賢也と熱愛。当時、所属していた渡辺プロダクション(現ワタナベエンターテインメント)の大反対を押し切って結婚し、小柳は大澄と個人事務所を設立した。事務所から独立したことで、小柳は芸能界を干されてしまった。結婚生活は順調だったが、その後、大澄の浮気癖に泣かされて、離婚した。

 宮沢はこれまで男運がなかっただけに、たけしが、危惧するのも頷ける。結婚後の森田の動向に目が離せない。
(文=本多圭)

山Pとハワイ旅行のNiki、今度はマスコミも怒らせた!? 「亀梨パターン」とのボヤキも

 2月8日発売の「女性セブン」(小学館)で山Pこと山下智久とのハワイ旅行が報じられたモデルのNiki。報道後にはファンから「売名か!」「このクズが」といった怒りのコメントでSNSが炎上した。

 しかも、Nikiは同6日にインスタグラムで「青のコート好き」と青いコートを羽織った写真を投稿。これが山下の主演ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)を“匂わせ”たということで、ファンの怒りへ火に油を注ぐ結果(既報)にもなった。

 そんな渦中のNikiが同28日、報道後初公の場となる「KIREIMO FES 2018『KIREIMO 100% GIRLS!! PROJECT』」発表会に登場。しかし、山下とのことを質問ができない事態が発生してしまっていたのだという。

「報道後初の公の場である上、囲み取材もあるということで、Niki狙いで記者が集まっている状況でした。Nikiの所属事務所は『去り際に声がけを』とマスコミに通達し、舞台下手(しもて)から出入りするという話もあったので、出はけとなる下手に記者が多く集まり、質問するタイミングを窺っていたんです。ですが、フタを開けてみると、Nikiを先頭にしてゲスト全員が上手(かみて)から帰ってしまうという事態になり、声がけができなくなってしまってました」(ワイドショー関係者)

 これには当然、記者たちから不満の声が噴出したという。

「イベントが大しておもしろいものではなかったこともあって『こんなの記事にならない!』という怒りの声や、PR側から『しゃべらせる』と呼び込まれたのに、そうならなかったことに『騙された』とため息をつく者、さらには、KAT-TUN亀梨和也がかつて同じような行動をしたのを見た者がいたらしく『亀梨和也パターンだ』ともボヤく記者までいました。気の毒なのは事務所の関係者で、このNikiの行動を知らなかったらしく、ひたすら困り顔。その場にいた全員がNikiに振り回されている感じでしたよ」(同)

 ちなみに、この日は登壇者全員が着ていたTシャツは“100%●●GIRL!”とプリントされ、●●の部分に思い思いの英単語を入れたものだったそうだが、Nikiは『HAPPY』と入れ込んでいた。とりあえず、イベントを取材した記者たちは“HAPPY”とはいかなかったようだ。