ジャニーズ新スター「7 MEN侍」、全貌不明ながらも輝く“ジャニーさん”の一流ぶり

 

 シアタークリエで開催される公演『ジャニーズ銀座2018』の日程詳細が発表された。

 テレビ番組を見ているときや、イベントや新企画などが発表されたときに、「あ、ジャニーさん来てるな」と感じる“ジャニー色”の濃いものがある。

 お家騒動以降、それを感じる機会はグンと減り、その一方でネットでの写真解禁が進むなど、事務所は確実に変化してきている。良い面ももちろんあるが、「ジャニー色は今後ますます薄まるのだろうか」と不安に思っていた。しかし、そんな中、届いたクリエの公演詳細メールは、これ以上なく絶好調に「ジャニー節」全開だった。

 公演タイトル『「ジャニーズ銀座2018」見なきゃソン! ボクたちの作るジャニカルとスペシャルショータイム』の「ジャニーズのミュージカル=ジャニカル」なんて常識的な略し方は、ちょっとジャニーさんっぽくない。それに「ボクたち」というのも、外から見たジャニーさん風である。

 それよりも、ジャニー色が甚だしいのは、HiHi Jets、東京B少年のほかに日替わり出演するとして発表されたJr.の中の「さらなるNEWスター 『7 MEN侍』」だ。この数字+ローマ字+漢字という、理解不能のすごいセンスは、ジャニー流以外の何物でもない。

 また、今春にKing&Princeのデビューが決まり、さらに、お兄さんJr.たちに横浜アリーナでの公演を設けたことで、「いよいよHiHi&B少年をど真ん中に据えてきたな」と思ったら、そこからもう1枚サプライズを入れてくるのも、ジャニーさんらしい。

 読み方が予想もできないのも、やっぱりジャニー流。ネット上ではすでにさまざまな読み方の予想と、7 MEN侍の構成メンバー予想が広がっている。

 さらに驚いたのは、公演日程のすぐ下に、※印つきで記されていた一文。

「※佐藤龍我は、5月22日(火)・23日(水)は休演とさせていただきます」

 この時点でわかっている予定といえば、学校の行事だろう。龍我は4月から高校生になるため、進学予定の高校がどこなのか、その予定がどんな行事なのか、ファンの間ではすでに予想が出回っている。

 それにしても、「7 MEN侍」なんてわけのわからない名前で、新ユニット情報をサラリと入れてくる大胆さの一方で、超局所的にとんでもなく繊細な気遣いが発生するのもジャニー流。

 龍我はメンバーたちからも「赤ちゃん」扱いされるベビーフェイス&幼いキャラだが、ジャニーさんは同じく東京B少年の「顔」担当で聡明な那須雄登に、「佐藤龍我はYOUに任せた」と言っているくらいだから、龍我のことが気になって仕方ないのだろう。

 ところで、ファンにとっては非常にありがたい「休演日程」情報ではあるが、ちょっと疑問。うわさ通り、進学先が芸能人の多数通う高校だとしたら、おそらく龍我以外にも4月に入学するJr.はいるのでは? ちょっと前の『ザ少年倶楽部』(BSプレミアム)で、“今年中学を卒業する人”が挙手した際に、何人もいた気がするけど……。

 まさかとは思うが、ジャニーさん、龍我の予定だけをどうしても早く知りたくて、その上でみんなに公演日をお知らせしたかったのだろうか。「YOU、出られないの!? 大変だYO~! 那須、どうするの~?」なんて慌てながら、大急ぎでファンに龍我の休演日を含めた日程を発表してくれたとしたら、ちょっと可愛い気がしてくる。

 さらに、この情報を見てから、他Jr.たち何人もが「ジャニーさん、僕も5月22日と23日、クリエ出られません」「なんで!?」「僕も学校行事で」「え!? YOUも高校行くの!? どこ!? いつから!?」なんてやりとりがあったりして……。
(田幸和歌子)

 

 

フィギア選手、体操選手に芸能界まで……ジャニーさんが「ほしそう」な逸材ベスト3

 日本の獲得メダル数が冬季五輪最多の11個となるなど、大いに盛り上がった平昌オリンピック。なかでもジャニオタたちの心をわしづかみにしてしまったのは、男子フィギュアスケート銀メダル獲得の宇野昌磨選手だ。

 今回は、「ジャニーさんが『うちにほしかったYO!』と思ってそうな人材2018 ベスト3」を勝手に発表したい。

【第1位:男子フィギュアスケート 宇野昌磨選手】
 ジャニオタが放っておけないのも無理はない。なにせ色白美肌、何度も見てしまう「美ほっぺ」に、キラキラの目力の強さ、小柄さ、さらに羽生結弦選手との関係性も含めて、ジャニオタ好みど真ん中。

 おまけに「ネクタイ曲がったまま」「ピンバッチが反対」などの無頓着さと、どこでもすぐ寝てしまう幼い子のような無防備さ。その一方で、質量ともに圧倒的練習をこなすストイックさ(ここ、忘れられがち!)と、貪欲に積み重ねられた試合経験値による客観的かつ冷静な分析力と、負けず嫌いさと、輝かしい才能。

 さらに、エキシビションで選手たちがワイワイ楽しそうに集っている中、輪に入れず一番外側にちょこんといたり、端っこで男子選手に挟まれてたり、退場だけ誰よりも早かったりする点も、ジャニオタ好み。そして、ジャニーさん好みとしか思えない。もし、他選手たちがみんなで盛り上がっている中、壁際で1人ゲームをやっている宇野選手を見たら、おそらくジャニーさんはたまらなくなって声を掛けるだろう。

「YOUはみんなのところに行かないの?」
「やりたくない。ゲームしてた方が良い」

 そんな答えが返ってきたら、間違いなくキュン死して、うどん屋に誘うか、貝柱を袋ごと渡すことだろう。

【第2位:体操・白井健三選手】
 こちらも並々ならぬ努力と才能に加え、“天然”といわれる無邪気な言動の数々、さらに「体操チーム」の兄弟感によって、ジャニオタを魅了してきた。

 リオデジャネイロ五輪で男子体操・団体総合金メダルを獲得した際、メダルと一緒にもらった記念品が何かわからず、「これ、何ですか? 歯ブラシ立て?」と聞いたときには、「天使が舞い降りた」と思った人も多かったのではないか。さらに、金メダル獲得から1年後、自身のTwitterで実際に件の「歯ブラシ立て?」に歯ブラシを立ててみて、「意外と様になった」とつぶやくお茶目さも。

 ちなみに、白井選手は、目ヂカラの強さとキリリと男らしい眉毛などが、Sexy Zone・佐藤勝利に似ているともいわれる。さらに、Hey!Say!JUMP・知念侑李にも似ている気がする。一部では、リオデジャネイロ五輪陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得したケンブリッジ飛鳥選手にも似ているといわれる。ケンブリッジ選手は、中山優馬に似ている気もする。

 造形的に間違いなくジャニーさん好みである上に、眉毛をいじったり髪形を気にしたりしない素朴さも、ドンピシャに理想だろう。世間では、ジャニーズというと「チャラい髪形」と思い込んでいる人も多いが、実は、ジャニーさんは坊主が一番好きというのは、ジャニオタにとっては有名な話だ。全員ひっくるめて「YOUたち、特別かっこいいYO!」と大興奮しそう。

【第3位:ウエンツ瑛士】
 いきなりオチのようで申し訳ないが、もともと子役出身で、「ジャニーズ事務所からのスカウトを断った」とか、「ジャニーさんがWaTのことをジャニーズ事務所の子だと勘違いしていた」など、さまざまなウワサがある。

 そういえば、『火曜サプライズ』(2月13日放送、日本テレビ系)でゲスト・窪田正孝と西荻窪の街を散歩したのだが、焼き鳥屋で「結構テレビ来る」「TOKIOの松岡さん ジャニーズの先輩」と言われ、「ボク、ジャニーズじゃない(笑)」とうれしそうに笑っていたことがあった。

 ジャニーズと間違えられるルックスということもあるが、ウエンツの場合は何よりジャニーさんが夢中になりそうなのは、そのトーク力! 老若男女の懐に入り込む巧みさと、窪田のような人見知りもリラックスさせてしまうフレンドリーさ。ジャニーさんは、もともとおしゃべりの楽しい子が好きというだけに、ウエンツは間違いなくお気に入りになりそう。

 それこそTOKIO・松岡昌宏やV6・井ノ原快彦、Hey!Say!JUMP・薮宏太、ジャニーズWEST・桐山照史など、「ジャニーさんの楽しいおしゃべり友達」の一員になるのではないか。

 ジャニーズどころでなく、はるかに広く世界で大活躍している選手やタレントたちを「ジャニーさん好み」などと言うのもずいぶん失礼な話だ。もちろんそれは十分承知しているが、それでもテレビを見ながら「逸材」を見つけるたび、「ジャニーさんが欲しがりそうだなあ」と妄想してしまうのは、「ジャニオタあるある」のひとつかもしれない。
(田幸和歌子)

ジャニーズ「Jr.大賞」、猛プッシュでも3位の平野紫耀と露出ナシで9位・中村嶺亜に思うこと

 今回ツッコませていただくのは、1年に一度、ジャニーズJr.ファンの“本気度”が試される「Myojo」(集英社)恒例の「Jr.大賞」。

 これは、さまざまな項目について、ジャニーズJr.の名前を書いて投票するシステムで、ネット上で投票できるアンケートと異なり、雑誌を買ってアンケート葉書に切手を貼って送るという、お金も手間も要するものだけに、ファンの熱量が問われてくる。中でも「恋人にしたいJr.」部門は、実質、Jr.の人気ランキングとなるため、ファンにとっては本気の見せどころだ。

 そんなわけで、2018年版で5年連続1位という快挙を成し遂げ、「有終の美」を飾ったPrince・岩橋玄樹の強さを、あらためて痛感させられる。千葉雄大や志尊淳など、フェミニン系の俳優が活躍する姿を見るにつけ、「ジャニでも岩橋をもっと早く世に出すべきだったんじゃないだろうか」と思ってきたが、King&Princeの今春デビューが決定。今後はジャニオタだけでなく、世間からの注目を浴びることになるだけに、ぜひとも頑張ってほしいところだ。

 逆に、この「Jr.大賞」の結果が足枷にならないか少々心配なのは、同じく今春にKing&Princeでデビューする平野紫耀だ。

 平野は同部門において、14年は6位、15年は5位、16年・17年は3位ときて、18年も3位にランクイン。十分立派な成績ではある。しかし、残念ながら一度も1位を獲得したことはなく、岩橋に常に敗れ、15年からは2位をキープしている永瀬廉にも負け続けている。そして今回の結果を最後に、同部門においては「無冠」のままデビューが決まってしまった。

 たかがアンケート、されどアンケート。「本気のファンがいかに多いか」示す結果は、デビューに向けた、大きなはなむけになるはず。4月から『花のち晴れ~花男NextSeason~』(TBS系)でプライムタイムの連続ドラマ初出演・初主演を果たすほか、主演映画『honey』『ういらぶ。』の公開が控えているという、近年稀に見る猛プッシュぶりを思うと、デビュー前に一度くらいは1位をとっておきたかったところだろう。

 さて、King&Princeのデビューにより、今回の「Jr.大賞」1~4位までの面々が卒業することになった中、気になるのは、今後そこに誰が続くかということ。

 今回5位となったのは、関西ジャニーズJr.の西畑大吾。2本のNHK朝の連続ドラマ小説『ごちそうさん』(13年)『あさが来た』(15年)出演により、全国区の知名度を得て、ランキングも14年・15年の15位から16年・17年は6位まで上昇。18年はさらに1つ順位を上げてきた。また、17年の18位から大きく順位を上げ、5位にランクインしたのが、同じく関西ジャニーズJr.の大西流星。となると、King&Princeの卒業により、来年度は関西勢がランキング最上位を占めることが予想される。人気順にいけば、次のデビューは関西勢か!?

 また、今後の活動が気になるのは、かつて同部門1位を獲得したこともあり、SixTONESでただ1人、毎年10位以内にランクインし続けている松村北斗(今回7位)。孤軍奮闘ぶりは、どうにかしてあげなければいけないのではないかと、ちょっと不安になる。

 さらにもっと心配なのは、どこのユニットにも属することなく、「フリー」の立場にありながら、毎年10位以内にランクインし続けている孤独な戦士・中村嶺亜(今回9位)。

 『炎の体育会TV』(TBS系)に少し出ていたものの、テレビ番組の露出も舞台仕事などもほとんどなく、ネットでその名前を検索すると、関連ワードとして「干され」が出てくるほどの、見事な干されぶり。いったい嶺亜が何をしたというのか、と思うほどだが、そんな状態にもかかわらず、常に熱烈な支持者が多数いる。

 かつては「スケボー」枠としてそれなりに重宝されていた時期もあった。Mr.KINGの3人とともに4人でシアタークリエ『ジャニーズ銀座』に出ていたこともあった。かつてのシンメや一緒に活動していたJr.たちが退所したり、他事務所に移ったりするなか、干されてもめげずに「フリー」で頑張り続ける嶺亜。

 10位以内には入らなかったものの、20位以内に5人がランクインと、大躍進を見せたHiHi Jet&東京B少年の今後の活躍とともに、見守っていきたいと思う。
(田幸和歌子)

ジャニーズ「Jr.大賞」、猛プッシュでも3位の平野紫耀と露出ナシで9位・中村嶺亜に思うこと

 今回ツッコませていただくのは、1年に一度、ジャニーズJr.ファンの“本気度”が試される「Myojo」(集英社)恒例の「Jr.大賞」。

 これは、さまざまな項目について、ジャニーズJr.の名前を書いて投票するシステムで、ネット上で投票できるアンケートと異なり、雑誌を買ってアンケート葉書に切手を貼って送るという、お金も手間も要するものだけに、ファンの熱量が問われてくる。中でも「恋人にしたいJr.」部門は、実質、Jr.の人気ランキングとなるため、ファンにとっては本気の見せどころだ。

 そんなわけで、2018年版で5年連続1位という快挙を成し遂げ、「有終の美」を飾ったPrince・岩橋玄樹の強さを、あらためて痛感させられる。千葉雄大や志尊淳など、フェミニン系の俳優が活躍する姿を見るにつけ、「ジャニでも岩橋をもっと早く世に出すべきだったんじゃないだろうか」と思ってきたが、King&Princeの今春デビューが決定。今後はジャニオタだけでなく、世間からの注目を浴びることになるだけに、ぜひとも頑張ってほしいところだ。

 逆に、この「Jr.大賞」の結果が足枷にならないか少々心配なのは、同じく今春にKing&Princeでデビューする平野紫耀だ。

 平野は同部門において、14年は6位、15年は5位、16年・17年は3位ときて、18年も3位にランクイン。十分立派な成績ではある。しかし、残念ながら一度も1位を獲得したことはなく、岩橋に常に敗れ、15年からは2位をキープしている永瀬廉にも負け続けている。そして今回の結果を最後に、同部門においては「無冠」のままデビューが決まってしまった。

 たかがアンケート、されどアンケート。「本気のファンがいかに多いか」示す結果は、デビューに向けた、大きなはなむけになるはず。4月から『花のち晴れ~花男NextSeason~』(TBS系)でプライムタイムの連続ドラマ初出演・初主演を果たすほか、主演映画『honey』『ういらぶ。』の公開が控えているという、近年稀に見る猛プッシュぶりを思うと、デビュー前に一度くらいは1位をとっておきたかったところだろう。

 さて、King&Princeのデビューにより、今回の「Jr.大賞」1~4位までの面々が卒業することになった中、気になるのは、今後そこに誰が続くかということ。

 今回5位となったのは、関西ジャニーズJr.の西畑大吾。2本のNHK朝の連続ドラマ小説『ごちそうさん』(13年)『あさが来た』(15年)出演により、全国区の知名度を得て、ランキングも14年・15年の15位から16年・17年は6位まで上昇。18年はさらに1つ順位を上げてきた。また、17年の18位から大きく順位を上げ、5位にランクインしたのが、同じく関西ジャニーズJr.の大西流星。となると、King&Princeの卒業により、来年度は関西勢がランキング最上位を占めることが予想される。人気順にいけば、次のデビューは関西勢か!?

 また、今後の活動が気になるのは、かつて同部門1位を獲得したこともあり、SixTONESでただ1人、毎年10位以内にランクインし続けている松村北斗(今回7位)。孤軍奮闘ぶりは、どうにかしてあげなければいけないのではないかと、ちょっと不安になる。

 さらにもっと心配なのは、どこのユニットにも属することなく、「フリー」の立場にありながら、毎年10位以内にランクインし続けている孤独な戦士・中村嶺亜(今回9位)。

 『炎の体育会TV』(TBS系)に少し出ていたものの、テレビ番組の露出も舞台仕事などもほとんどなく、ネットでその名前を検索すると、関連ワードとして「干され」が出てくるほどの、見事な干されぶり。いったい嶺亜が何をしたというのか、と思うほどだが、そんな状態にもかかわらず、常に熱烈な支持者が多数いる。

 かつては「スケボー」枠としてそれなりに重宝されていた時期もあった。Mr.KINGの3人とともに4人でシアタークリエ『ジャニーズ銀座』に出ていたこともあった。かつてのシンメや一緒に活動していたJr.たちが退所したり、他事務所に移ったりするなか、干されてもめげずに「フリー」で頑張り続ける嶺亜。

 10位以内には入らなかったものの、20位以内に5人がランクインと、大躍進を見せたHiHi Jet&東京B少年の今後の活躍とともに、見守っていきたいと思う。
(田幸和歌子)

Mr.KING・平野紫耀、「直談判でデビュー」発言で全ジャニーズファンから総スカン!

 「KING&Prince」のCDデビューが1月17日に発表された。

 メンバーは「Mr.KING」の平野紫耀、永瀬廉、高橋海人、「Prince」岸優太、神宮寺勇太、岩橋玄樹の6人。もともと6人で活動していた時期があり、さらに3人ずつの時期を経て、6人に戻った。6人全員が「Myojo」(集英社)が行う恒例のジャニーズJr.大賞「恋人にしたいJr.」部門のトップ10に入っていることからも、非常に順当なデビューではある。

しかし、翌日、スポーツ紙などが報じた記事の、ある言葉に、ファンは敏感に反応していた。それは、デビューのきっかけについて、平野紫耀が語った「6人でデビューしたいと、ジャニーさんに直談判した」という言葉である。

「平野くんの直談判だったなんて……震えるほどカッコいい………」「紫耀くんが直談判、かっこいいよ。本当に。あまり熱い部分とか見せる人じゃないけど、やっぱりそういうものを持ってる人でした」「非難されることも絶対にわかってただろうし、それでも直談判して、『自分が主犯です』って言うところは、やっぱりかっこいいな」

 このように、平野を絶賛する声もあれば、逆に、主に関西Jr.ファンからは嘆きの声が多数出ている。

「直談判とか知りたくなかった。しかもそれが、平野からだなんて。なんとも言えない気持ちだよ」「もう、平野、永瀬にはがっかりです。そこでデビュー交渉するなら、関西で残って頑張ってる大ちゃん(西畑大吾)、(大西)流星、ジーコ(向井康二)もデビューさせようよ」「え、キンプリ直談判したん!? それなら永瀬、『叶えられなくてごめん』とか言うなよ……。期待を持たすなよ……」「直談判したなんて、嘘であってほしい。平野、よく永瀬の前で『直談判でデビューしよ』って言えたね」(永瀬は関西Jr.としてデビューしたがっていたと考える者も)

 また、他グループのファンからは、こんな冷ややかな声も続出。

「デビューしたいって社長に直談判だとさ。呆れた」「直談判に行ったんでしょ? 『夢にも思ってなかった』的なデビューコメントが嘘に思える」「推されまくって挙げ句の果てに直談判。そりゃデビューさせてもらえるよね? 推されてるもんねー」「直談判って、今のJr.だったら平野しかできない。組んでるKINGの他2人とPrinceがそれに乗っかった訳で、Princeには誰も直談判する力がない」「結局ヒロムのスぺオキと仲良くしたもん勝ち。Jr.で平野の友達ってPrinceしかいなかったというか(笑)」

また、もっとシンプルに「直談判」ということに対する驚きや、事実かどうかを疑問視するコメントも。

「直談判でそう簡単にデビューさせてもらえるの? 売れる売れないってこと関係なしに」「『社長に直談判しました』なんて、後々インタビューで語る際の決まり文句でしかない。内容を美談化するための飾り付けだと思っている」「ん? このご時世はデビューがしたいと熱い想いで直談判すればデビューができる流れなの(笑)?」

 近年は、ジャニーズWESTのデビューが当初発表された4人から、直談判によって7人組に変わったことのほか、A.B.C-Zも本人たちの直談判でDVDデビューが決まったといわれている。

 しかし、「メンバー数を増加してもらうため」や、長い下積みを経てのデビューだった先述の2組とは異なり、傍から見て、KING&Princeの場合は現在のJr.の中で「人気者だらけの順当なデビュー」である。

だからこそ、この「直談判」エピソードは、実際にそうであったとしても、わざわざ言葉にして多くの反感を買ってしまうより、触れない方がよかったことではないだろうか。

 それとも、Hey!Say!JUMP、Sezy Zoneなど、「急に大人に選ばれてグループを作り、本人たちは戸惑いを抱えながらスタートする」という“キラキラ王道アイドル路線”だと、デビューからしばらく苦労しがちであることを踏まえて、KING&Princeは最初から「ガッツある若者たち」「6人の絆」のイメージづけをしたいのだろうか。
(田幸和歌子)

「KING&Prince」デビューが、ジャニーズJr.とファンにもたらす大きな意味

 

 1月17日、「KING&Prince」のCDデビューが発表された。メンバーは、「Mr.KING」の平野紫耀、永瀬廉、高橋海人、「Prince」岸優太、神宮寺勇太、岩橋玄樹の6人。

 ジャニーズ事務所で新しいグループがデビューするのは、ジャニーズWEST以来、4年ぶりである。

 2日前の1月15日、ジャニーズジュニア情報局から「特別番組エキストラ」という番組協力の募集メールが配布された。「特別番組」という甘美な響きに、「デビューきたか?」とワクワクしたことのあるJr.ファンは多数いるだろう。

 しかし、フタを開けてみると、ことごとく肩透かしが続いた数年間。

 とはいえ、今回は「募集の翌日が締め切り、即日当落発表→翌日昼間の収録」と、あまりに急なスケジュール。加えて、集合時間も終了時間も平日昼間で、「学生不可」という、謎すぎる募集だった。そのため、ファンの間では「ババアしか行けない」という声もあった。あまりに不可思議な状況に「まさか」という思いはあったが……。

 舞台の座長を務める人、踊れる人、「顔」担当の人がいて、歌声のバランスが良く、ビジュアルも近い、まとまった印象のMr.KING。個性がバラバラで、タレント性が高く、野心の強い努力家・Prince。両者はかつて何の戦いかよくわからないままに「Mr.KING VS. Prince」と「VS.」で組み合わされ、別々になってからはKINGが事務所の猛プッシュを受ける一方で、Princeはその下につけられるという格差を強いられてきた。

 たとえPrinceの岩橋玄樹が、「Myojo」(集英社)の行う「ジャニーズJr.大賞」において「恋人にしたいJr.」部門を4連覇しても、その状況はなかなか変わらなかった。4連覇を「偉業」とする声もあるが、4連覇してもデビューできていなかった「異常」である。

 そんな中、たまにJr.コンサートなどで「Mr.KING VS. Prince」として一緒に登場する機会があると、ファンは大いに沸いた。「いよいよデビューきたか?」などとワクワクしてるうちに、また離れ離れに……という繰り返しである。さすがにそれも何度か繰り返すうち、ファンの盛り上がりも一段落してしまった感もあったが、ここにきて「キンプリ」での雑誌の表紙や、『トキオカケル』(1月17日放送)出演などが告知され、再び一緒に出演する機会が増加。

 だが、「まさか」→「やっぱり違った」を散々繰り返してきただけに、さすがに「まあ、(デビューは)ないだろう」と思っていたファンは多いはずだ。それどころか、「ジャニーさんの興味が、若いHiHi JETと東京B少年に移ったことで、キンプリが解放されたのかも」と思っていたファンも少なからずいたのではないだろうか。

 クリエイティビティにおいて天才的なセンスを持つジャニー社長だが、皮肉にも近年は、Hey!Say!JUMPの例を見るように、「ジャニーさんの手を離れる→テレビ・お茶の間の人気者へ」という流れができてきている。Sexy Zoneが今、その流れに乗り、そしていつかはキンプリも……。

 この発表に落胆している、キンプリファン以外のJr.ファンも、もちろんいる。だが、正直、人気トップのキンプリがデビューしないことには、その次、また次にも、チャンスが回ってくることは考えにくい。かつては冗談で言われていた「2020年まで誰もデビューしない説」も、冗談ではない状態が続いていたのだから。

 それだけに、これは全てのJr.にとって、平野と永瀬がかつていた関西の「なにきん」メンバーやそのファンにとってだって、大きな風穴をあける出来事のはず。

 このところずっと続いてきた閉塞感・停滞感にようやく「変化」が訪れた。

 「KING&Prince」、おめでとうございます。
(田幸和歌子)

堂本光一考案のコンサートタイトルが2人の運命に重なった、KinKi Kidsの不思議な力

 12月19日の朝、Twitterのトレンドに不思議な言葉がランクインしていた。

 「またごむ」

 これは、KinKi Kids・堂本光一がJohnny’s web内の連載「Show muse go on」で更新した4文字の言葉で、東京ドームで開催された『KinKi Kids Concert 20.2.21~Everything happens for a reason~』の2日目(12月17日)において、光一が「公約」したことでもある。

 MCで光一が、ダンスをしているときにシャツの裾が出てしまわないよう、「またごむ(股ゴム)」を着けているという話になり、「またごむの話だったら2時間くらい話せるよ」と言う光一に対して、堂本剛が「またごむの本出してよ。『Show must go on』とかで更新してよ」と提案。光一が「じゃあ4文字。『またごむ』ってするわ」と言い、会場から拍手が起こったのだ。

 コンサートに入っていない人には意味不明の言葉であり、コンサートに入ったファンの間では「忘れてると思った」という人が多いだけに、その意外性にファンは歓喜した。

 しかし、こういうところにKinKi Kidsのすごさをあらためて感じてしまう。「またごむ」を更新したこと、ではない。どんな状況でも、それをポジティブに受け止め、笑いに変え、ファンを楽しませてくれるところだ。

 なぜなら、6月末に堂本剛が突発性難聴を発症して以来、その病状に対する不安、さらにキンキとしての今後の活動への不安をキンキファンはずっと抱えてきたからだ。正直、2人が揃って歌える日は、まだまだ先だろうと思っていた人も少なくないのではないか。

 それが10月29日の『テレビ朝日ドリームフェスティバル2017』に2人で出演。その後は、『SONGS』(NHK、12月14日放送)『堂本兄弟2017聖なる夜がやってくるSP』(フジテレビ系、12月15日放送)でも歌を披露してくれた。

 とはいえ、東京ドームという場所で、ジャニーズ恒例のうちわやペンライトも禁止。剛の体調を考慮して、異例の全編オーケストラで行われるというのも、どんなものになるのか、ファンにとっても不安や緊張はあった。

 そんな中、コンサートで2人が1曲目に選んだのは「Anniversary」だ。いきなりクライマックスのようなオープニング。歌い出しは剛で、ヘッドホンをつけ、いつも以上に慎重に丁寧に入る出だしに、場内の緊張感は高まる。「体調は大丈夫だろうか」という不安はどうしても拭えない。しかし、そこに光一の声が加わると、剛の声にも伸びや強さが出てきて、それだけですでに胸がいっぱいになってしまう。

 まさかの1曲目で号泣してしまった人も多数いたようだ。にもかかわらず、だめ押しのように「スワンソング」「青の時代」が続く。冒頭から大いに泣かされてしまうが、MCが始まると雰囲気が一転。

「またごむ」の話で14分もまったり話したり、光一考案のタイトル内「20.2.21」について「20周年から21年目に向かってる中にキンキの2人がいるって意味。お前ら(ファン)が喜びそうなやつだよ!」とあおったり、しんみりした感動を自ら壊していく。

 それでいて、ソロコーナーでは、光一がキレキレのダンスや、キラキラの王子様感や、炎の演出で「ザ・王道ジャニーズ」を存分に見せてくれる。いつもファンに向けて発する言葉は毒舌だらけなのに、パフォーマンスでは「サービス満点の細やかなおもてなし」を欠かさない。

 そして、剛は「さけるチーズ」状態だという膝の半月板の損傷を抱えつつも、膝に負担がかからないような軽やかでしなやかで、ちょっと神秘的ですらあるダンスを流れる音楽に乗せて披露する。

 2人のソロも含めて、パフォーマンスのクオリティの高さと、MCのユルさのギャップは、キンキのコンサートの大きな特徴だが、今回は特に状況が状況なだけに、MCで笑えば笑うほど、歌声に泣かされてしまう。笑いと感動と切なさと、感情がもう大忙し。

 しかも、最初から最後まで、ステージ上で光一が剛に「大丈夫か」と声をかけたり、背中をポンポンしたりするような場面は一度も見られなかった。言葉にも、態度にも、不安や労いなどの感情は一切出さない。でも、誰より心配し、緊張していることは痛いほどに伝わってくる。

 ちなみに、光一考案のサブタイトル「Everything happens for a reason」は「起こること全てに理由はある」という意味。途中、ヘッドホンを少しズラして懸命に音を聞こうとしたり、苦しそうな表情を浮かべたりする剛は、見ていて痛々しくつらい部分もあった。キンキの場合、通常は、2人の声も歌い方も全然違うのに、音のアタマが少しのズレもなく揃い、響きがぴたりと重なる心地よさがある。だが、今回は、これまで通りのシンクロ感だとは言えない部分もあった。

 にもかかわらず、これまでよりも一層、歌声が真っすぐ心に届いてくる。

 結果的に、オーケストラの生演奏とキンキの楽曲、歌声の相性は予想以上にぴったりで、これまでにない素敵なコンサートとなった「KinKi Kids Concert 20.2.21~Everything happens for a reason~」。

 運命論者でなくとも、KinKi Kidsにこれまで与えられてきた数々の試練や、彼らの向き合い方・乗り越え方を見ていたら、「全てが起こるべくして起こったものなのではないか」と、つい運命を感じてしまう。

 KinKi Kidsにはそんな不思議な力がある。
(田幸和歌子)

 

近藤真彦、『THE夜会』『徹子の部屋』『トットちゃん!』で見せた53歳の“やんちゃ”ぶり

 2017・冬のマッチさん祭、開幕。

 11月23日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)のゲストは近藤真彦。オープニングで、いきなり太いフレームのメガネをかけて登場。これ、放送中の黒柳徹子をモデルにしたドラマ『トットちゃん!』(同)に、マッチさんが森繁久弥役で登場するから。メガネはその役で着用しているもの。

 「森繁さん、どうも」と徹子が挨拶すると、「アータネ」 と、森繁のモノマネで返すマッチ。森繁は『徹子の部屋』が1976年にスタートした時の第1回目のゲストでもある。この時、森繁は「これタキシード?」と、徹子の衣装を確認するようにしながら胸を触ろうとしたのだが、この日の森繁マッチも、「タキシード?」と、同じように17年の徹子の胸を触ろうとする。

 さらに、「(森繁さんに)『一回どう?』って言われたらしいじゃないですか」と、ブッこむ。徹子も、「この方(マッチ)は、やんちゃな頃から知り合いで」と語っていたが、近藤真彦53歳、“やんちゃマッチ”健在である。

 ところで昔から、徹子の引退を決めるのはマッチという取決めが2人の間に存在するという。「僕にとっての黒柳徹子像があるので、そこが崩れるようだったら(引退)」とのことだ。すると番組中に、

「折り入ってお話があるんですよ。……本当に申し上げにくいんですけど……黒柳さんね」

 と真面目な顔をしてマッチが切り出した。徹子は、「ンフフ、何?」なんて笑っているものの、ちょっとドキドキしている感じだ。

「そろそろ……」
「そろそろ?」
「……CMに」

 ……なんだこのやり取り。

 マッチさんのやんちゃぶりは、この日の夜、ゲストとして登場した『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)でも発揮された。一昨年、同番組に出演した際には大食いに挑戦したいとジャンボラーメンに挑戦。結果惨敗したわけだが、これを、「ダサイって言われた」ため、リベンジをしにきたという。

 マッチさんいわく、前回は、ジャンボラーメンの前に、デパ地下で食リポ(しかも脂っこいものやウナギなどを「食べさせられた」と)、その後にジェットコースターに乗せられ、「ぐしゃぐしゃでしょ、胃の中」と、コンディションが悪かったことをアピールした。

 今回のリベンジに備えて、この日は朝→スープ、昼→サラダ、おやつ→スープで調整してきたという。今回はKis-My-Ft2の横尾渉、二階堂高嗣を従え、計2キロ、約5人前のデカ盛りカレーに挑む。するとマッチさん、「特別ルールでいいですか?」と、盛り合わせの変更を要求。

 とにかく福神漬けが大好きで、これをたっぷりのせてほしい。福神漬け込みで“トータル2キロ”ということにしてほしい、ルーもたっぷりめと、店主に交渉し始める。店主は快く了承してくれたが、このレギュレーションをねじ曲げちゃうところ、「そいつがオレのやり方」感、健在だ。
 結果、本来は<ライス→1,000g、ルー→200gg、牛肉→400g、豚肉→400g>という構成を、<ライス→800g、ルー400g、牛肉→300g、豚肉→300g、福神漬け→200g>というものに変更し、大食い挑戦。

 ルール変更までして、「勝ちに行くから」と気合十分のマッチさん。制限時間は30分。開始3分で、マッチさんは早くも1.5人前を食べるというハイペース。キスマイ2人も、「マッチさん、やばくないですか?」と、びっくりだ。開始5分で半分以上を食べたが、次第にペースダウン、時折、「おえっ」とか言っている。それでも見せるマッチのド根性で、結果、1,500gを平らげ、完食こそできなかったものの、ジャニーズ頂点のオーラを見せつけた。後輩たちも、マッチさんに学ぶことは多いだろう。

 そんなマッチさんの新曲「軌跡」は、これまでのキャリアを一度振り返ってみたらと、ジャニーさんが初めて曲名を考えてくれたものだという。53歳でますますやんちゃなマッチさんは、軌跡を振り返ってみた結果なのか。

 そして翌24日の『トットちゃん!』に、森繁マッチが登場。この先、ジャニーズJr.の宮近海斗、七五三掛龍也、中村海人、吉澤閑也のTravis Japanメンバーが、初代ジャニーズ役としてドラマに出演予定だという。そういえば、Travis Japanはマッチさんのバックを務めていたつながりだ。

 これはこの先、『トットちゃん!』で『ザ・ベストテン』時代に突入したとき、「クロヤナギサ~~~ン!」と言う、若き日のマッチさんの登場もある気もしてきた。そしてそのとき、それを演じるのは誰か? マッチさん祭りは、まだまだ続く。
(太田サトル)

近藤真彦、『THE夜会』『徹子の部屋』『トットちゃん!』で見せた53歳の“やんちゃ”ぶり

 2017・冬のマッチさん祭、開幕。

 11月23日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)のゲストは近藤真彦。オープニングで、いきなり太いフレームのメガネをかけて登場。これ、放送中の黒柳徹子をモデルにしたドラマ『トットちゃん!』(同)に、マッチさんが森繁久弥役で登場するから。メガネはその役で着用しているもの。

 「森繁さん、どうも」と徹子が挨拶すると、「アータネ」 と、森繁のモノマネで返すマッチ。森繁は『徹子の部屋』が1976年にスタートした時の第1回目のゲストでもある。この時、森繁は「これタキシード?」と、徹子の衣装を確認するようにしながら胸を触ろうとしたのだが、この日の森繁マッチも、「タキシード?」と、同じように17年の徹子の胸を触ろうとする。

 さらに、「(森繁さんに)『一回どう?』って言われたらしいじゃないですか」と、ブッこむ。徹子も、「この方(マッチ)は、やんちゃな頃から知り合いで」と語っていたが、近藤真彦53歳、“やんちゃマッチ”健在である。

 ところで昔から、徹子の引退を決めるのはマッチという取決めが2人の間に存在するという。「僕にとっての黒柳徹子像があるので、そこが崩れるようだったら(引退)」とのことだ。すると番組中に、

「折り入ってお話があるんですよ。……本当に申し上げにくいんですけど……黒柳さんね」

 と真面目な顔をしてマッチが切り出した。徹子は、「ンフフ、何?」なんて笑っているものの、ちょっとドキドキしている感じだ。

「そろそろ……」
「そろそろ?」
「……CMに」

 ……なんだこのやり取り。

 マッチさんのやんちゃぶりは、この日の夜、ゲストとして登場した『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)でも発揮された。一昨年、同番組に出演した際には大食いに挑戦したいとジャンボラーメンに挑戦。結果惨敗したわけだが、これを、「ダサイって言われた」ため、リベンジをしにきたという。

 マッチさんいわく、前回は、ジャンボラーメンの前に、デパ地下で食リポ(しかも脂っこいものやウナギなどを「食べさせられた」と)、その後にジェットコースターに乗せられ、「ぐしゃぐしゃでしょ、胃の中」と、コンディションが悪かったことをアピールした。

 今回のリベンジに備えて、この日は朝→スープ、昼→サラダ、おやつ→スープで調整してきたという。今回はKis-My-Ft2の横尾渉、二階堂高嗣を従え、計2キロ、約5人前のデカ盛りカレーに挑む。するとマッチさん、「特別ルールでいいですか?」と、盛り合わせの変更を要求。

 とにかく福神漬けが大好きで、これをたっぷりのせてほしい。福神漬け込みで“トータル2キロ”ということにしてほしい、ルーもたっぷりめと、店主に交渉し始める。店主は快く了承してくれたが、このレギュレーションをねじ曲げちゃうところ、「そいつがオレのやり方」感、健在だ。
 結果、本来は<ライス→1,000g、ルー→200gg、牛肉→400g、豚肉→400g>という構成を、<ライス→800g、ルー400g、牛肉→300g、豚肉→300g、福神漬け→200g>というものに変更し、大食い挑戦。

 ルール変更までして、「勝ちに行くから」と気合十分のマッチさん。制限時間は30分。開始3分で、マッチさんは早くも1.5人前を食べるというハイペース。キスマイ2人も、「マッチさん、やばくないですか?」と、びっくりだ。開始5分で半分以上を食べたが、次第にペースダウン、時折、「おえっ」とか言っている。それでも見せるマッチのド根性で、結果、1,500gを平らげ、完食こそできなかったものの、ジャニーズ頂点のオーラを見せつけた。後輩たちも、マッチさんに学ぶことは多いだろう。

 そんなマッチさんの新曲「軌跡」は、これまでのキャリアを一度振り返ってみたらと、ジャニーさんが初めて曲名を考えてくれたものだという。53歳でますますやんちゃなマッチさんは、軌跡を振り返ってみた結果なのか。

 そして翌24日の『トットちゃん!』に、森繁マッチが登場。この先、ジャニーズJr.の宮近海斗、七五三掛龍也、中村海人、吉澤閑也のTravis Japanメンバーが、初代ジャニーズ役としてドラマに出演予定だという。そういえば、Travis Japanはマッチさんのバックを務めていたつながりだ。

 これはこの先、『トットちゃん!』で『ザ・ベストテン』時代に突入したとき、「クロヤナギサ~~~ン!」と言う、若き日のマッチさんの登場もある気もしてきた。そしてそのとき、それを演じるのは誰か? マッチさん祭りは、まだまだ続く。
(太田サトル)

ジャニーズJr.・永瀬廉、「顔が良い」というアイドルとしてシンプルで最大の力

 今回ツッコませていただくのは、11月20日放送分『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)に出演した、ジャニーズJr.のMr.KING・永瀬廉の"攻撃力"。

 これまでSexyZoneの佐藤勝利、ジャニーズWESTの重岡大毅が登場した「王道系ジャニーズ×年上女性との恋」企画の好評ぶりに制作側が味をしめたのか、今回は永瀬が登場。美容師専門学校の生徒に扮し、11歳上の先生(田畑智子)と恋に落ちるという「胸キュンスカッと」と題した再現ドラマを演じた。

 先生と男子生徒の「禁断の愛」、男子は先生が出した無理難題を見事に果たし、迎えにくるというハッピーエンド。それだけの内容なのだが、すごかったのはTwitterの反応だ。

「れんれん(永瀬の愛称)かっこよい」「れんれん、今日も顔がいい」「どのアングルで見てもれんれんのお顔が美しい」「永瀬さんちのれんれん顔が大正義すぎる」

 賛辞の大多数が、“圧倒的顔ヂカラ”に関するもの。なかには「永瀬廉さん、顔が良すぎるだろ 内容がほとんど頭に入ってこない」「廉くんのこと全人類の記憶から抹消したい こんなに顔ファン増えると思わんだ」といった呟きまであった。

 演技は、まだあどけなさの残る時期の『信長のシェフ』(2013年、テレビ朝日系)の森蘭丸役時代に比べ、ずいぶんナチュラルになった。とはいえ、それでも気合が入るとき、キメ顔をするときなど、なぜか眉が大きく動くクセのため表情が難解で、「えっ、これ、どういう気持ち?」と戸惑わされること、しばしば。

 しかし、そんなことはどうでも良い。何しろ視聴者たちは「顔が良すぎて、内容がほとんど頭に入ってこない」のだから。

 バカバカしいように見えて、これって実は、アイドルファンの楽しみ方の原点である気がする。今はメディアの多様化、SNSの発達などにより、誰もがプチ批評家になってしまった時代。自分自身も含め、ドラマを見ては演技や演出を批評し、アイドルを見てはスキルを分析し、語り、情報を集めまくっては、妄想を働かせたり、勝手に読み解いたりする。

 もちろんそれは、ある程度の段階までは楽しい。知れば知るほど、もっと知りたくなるし、さらに知るとさらに楽しみが広がる。でも、どこかの時点でふと思う。

「あれ? なんでだろう? 今の方がはるかに詳しくなったはずなのに、今の方が以前より全然楽しくない」

 スキル云々、関係性云々、そんなことを語るよりも、「顔が良い!」と叫ぶシンプルさの、楽しそう感。この日、ゲスト出演した真矢みきが、VTRの永瀬を見て興奮した様子で「イイ! 顔がイイ!」と素直に言い放ったときも、つくづく楽しそうだった。

 そして、こういう気持ち、いつのまにどこに置いてきてしまったんだろうと、しみじみ思う。話が脱線するが、倉本聰の『やすらぎの郷』(同)の中で、往年の大女優・姫こと九条摂子(八千草薫)が若い頃の自分の映像を見て、こんなことを言うシーンがある。

「すごく演技がヘタっぴだった。でも、とても綺麗だったの」「でも女優はそれでよかったのかもね。若くてきれいなら、お客様に幸せをあげられるものね」

 ここには、倉本らしい皮肉が含まれているのだろう。でも、確かな真実でもあると思う。ジャニーズ全体の傾向としては、いま「オヤジ層」の方が好感度も認知度も、人気も高い状態になっている。

 しかし、永瀬に沸く茶の間を見て思った。

 本来、アイドルの最大の力って、人を笑顔にし、幸せな気持ちにさせる力だ。その方法は人によって異なるし、スキルもあるに越したことはない。積み重ねてきた者だけが持てる力があるのも、もちろんだ。でも、ここまで、ただただ「顔面」に視聴者の目を釘付けにし、夢中にさせてしまう今の永瀬には、アイドルとして最もシンプルかつ最強の力があるのかもしれない。
(田幸和歌子)