内博貴の大袈裟すぎる舞台演技が花開く、『天国の恋』というトンチキ世界

tenkoi.jpg
『天国の恋』公式サイトより

 今回ツッコませていただくのは、話題の昼ドラ『天国の恋』(フジテレビ系)で、四十女のヒロイン・埴生斎(床嶋佳子)の初恋の人、さらに初恋の人と瓜二つの薦田潮を演じている内博貴。

 ドラマの前半では、年下の万引き男で「非正規労働者」を演じるジャニーズJr.・高田翔の演技力が注目を集めていた。ボロボロの衣服やヒゲ面といった作り込みも含め、野良犬のような雰囲気を醸し出している達者な演技の高田に比べ、内は正直、微妙な存在に見えた。ところが、中盤から躍進し、今ドラマを一番面白くしているのが、内なのである。

『紅白』落選、連載終了……“事実上解散”のNYC、その悲運を振り返る

nyc01.jpg
普通、こんな衣装着せられたら泣くから!

 「NYCって誰?」「売れてないのに、なんで毎年紅白に出るの?」などの世間の冷たい反応が続出するのは、年末年始の「風物詩」となっていた。だが、今年はいよいよNYCが『NHK紅白歌合戦』に落選。今年はシングルリリースがなく、「Myojo」(集英社)のNYC連載も11月号からなくなり、「事実上の解散」とうわさされてきただけに、もともと予想されていた落選ではあった。ファンはガッカリした一方で、「これでようやく叩かれずにすむ」と少なからずホッとした面もあるだろう。

 というのも、『紅白』に出続けることで「ゴリ押し」と言われ続けた彼らへの世間の風当たりは、決して弱いものではなかったからだ。もともと『紅白』に出られる実績などないのだから、落選は当たり前。でも、そもそもなぜ毎年「NYCって誰?」と言われ続けるような状況になってしまったのか。ジャニーズ事務所内でもほかに類を見ないNYCの「悲運」について、今あらためて振り返ってみたいと思う。

高まる「ジャニドラ不要論」の中、ジャニーズ感を脱臭して茶の間の目を欺くために……

yuto_1.jpg
輝くよりも「とけこむジャニーズ」戦法で評価をあげた裕翔

 今回は、ジャニーズのドラマにおける新たな鉱脈について考えてみたい。さて、今期のジャニドラといえば、苦戦中の『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』(TBS系)。「ジャニーズの名前だけではもう数字がとれない」という世間の認識はますます強まってしまったことと思う。それどころか、以前からあった「ドラマにジャニーズいらねえ!」という批判が、残念ながら多数派になりつつある気もする。

 正直、ジャニオタですら「ジャニーズが出ている」というだけではもうドラマを見ない人も多い。では、今後のジャニドラの生きる道とは? 新たな活路のひとつは、V6・長野博が『ウルトラマンティガ』(テレビ朝日系)で切り開いたウルトラ、ライダー、戦隊等の特撮路線だ。ネットに写真を使用できないことなどが、ジャニーズを起用する際のネックになっているとうわさされるが、今どきネットの写真掲載不可なんてまかり通る時代じゃないことに、事務所はそろそろ気づいてほしい。