A.B.C-Zは“瀬戸際”ジャニーズなのか? アイドルの「暇+自虐トーク」に思うこと

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ピーポくんが一番アイドルしてる衝撃

 <ヒマです……今が瀬戸際ジャニーズA.B.C‐Zが日本一に挑戦>

 番組欄にはそう書かれていた。それにしても、それを言っちゃあオシマイじゃないのか? という気がした。

 “瀬戸際ジャニーズ” A.B.C‐Zが出演したのは、11月17日放送の『クイズ!それマジ!?ニッポン』(フジテレビ系)。近年、グループ内の格差だったり、ブサイクだったり、「人数減った?」というイジリをされたりと、自虐ネタが売りになっているジャニーズタレントはますます増えている。「ジャニーズだけど」とか、「ジャニーズなのに」とか。そういう方がウケがいいのかもしれないが、「ヒマ」とか「瀬戸際」売りは、自虐するにもちょっと悲哀度が高いのではないか。瀬戸際売りって、そこそこの年齢になってきた女の子アイドルがよくするもんだと思っていたが、ジャニーズもそうなのか。個人的には、ジャニーズタレントには、売れ行きや視聴率が落ちても、やはり常にキラキラカッコよくあってほしい気がする。“武士は食わねど高楊枝”的というか。

SMAPと舞祭組の間で……Kis-My-Ft2のアイドル担当・藤ヶ谷太輔に感じる“切なさ”

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「藤ヶ谷父さん」もここまでアイドルになりました

 今回ツッコませていただくのは、Kis‐My‐Ft2の藤ヶ谷太輔の新たな楽しみ方。

 近年は、アラサー&アラフォー女性の心を掴まないと大きくブレイクしないということは、嵐が実証済みであり、Kis‐My‐Ft2はその点で可能性を感じさせる存在だと思う。『キスマイBUSAIKU!?』(フジテレビ系)などのバラエティは、「はやり芸人好き」の浮動票を掴むメリットがあるだろう。関ジャニ∞あたりにもその手の浮動票は多数入っているが、「ジャニーズっぽくないから良いよね♪」「芸人みたいで面白い」と言うことで、世間から白い目で見られない安全圏にいられるのは強い。なにしろ美形売りじゃないジャニーズには、アラサー、アラフォーが「いいよね」と言いやすい、言っても許される土壌があるからだ。

福士蒼汰の人気加熱で考える、“ミーハーホイホイ”作用を失ったジャニーズの課題

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 『Blue』(ワニブックス) 

 今回は、福士蒼汰のいまだ続く人気ぶりと、ジャニーズのタレントたちとの差について考えてみたい。

 福士蒼汰がかつて『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)に主演していたとき、ツッパリニワトリ頭を見て、こうもブレイクする日が来るということを誰が予想しただろうか。『あまちゃん』(NHK)の「ずぶん」先輩だって、のっぺりした演技力を「方言」と天然キャラがカバーしていると思ったし、その後のゴリ押しで飽きられると思った。にもかかわらず、女性たちはその後ますます夢中である。

『まいジャニ』で必死にあがく関西Jr.金内柊真に見る、デビュー選抜過程の残酷さ

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『まいど!ジャーニィ~』(BSフジ)公式サイトより

 今回ツッコませていただくのは、バレーボールデビューに向けて着々とジャニーズJr.選抜が行われているなか、必死なあがきを見せる関西ジャニーズJr.金内柊真。

 「次にデビューしそう」とか「いま、推されてる」という気配は、テレビや雑誌への露出からファンにもわかるだけに、本人たちがわからないはずがない。そして、現時点では、「ドリームボーイズ」として激推され中の3人、平野紫燿と永瀬廉、高橋海人が、頭ひとつ抜けた状態にある。

 この状態、関東Jr.の人気メンバーなどは当然焦りを感じているだろうが、最も残酷なのは、もしかしたら平野と永瀬とともにレギュラー番組『まいど!ジャーニィ~』(BSフジ)に出演しているほかのメンバーたちかもしれない。平野が所属していた「KinKan」の向井康二と金内、永瀬が所属していた「なにわ皇子」の西畑大吾、大西流星。それぞれのユニットは消滅しているとはいえ、『まいジャニ』6人は、Sexy Zone結成後、幾度もの組み換えで固定のジュニアユニットがなくなっている現在では、数少ない「固定で活動しているメンバー」だ。

突然のマリウス&ジェシーの「演歌」構想に考える、ジャニーズ×演歌の可能性

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『2015新春ジャニーズ・ワールド』公式サイトより

 来年の元日から上演されるミュージカル『2015新春ジャニーズ・ワールド』の開催が10月29日に発表され、A.B.C‐ZやSexy Zoneのメンバーなどが会見を行った。それを報じる翌日のスポーツ新聞数紙に、Sexy Zone・マリウス葉とジャニーズJr.・ジェシーに関する演出についてジャニーさんが語ったとして、なんとも気になることが書かれていた。

<喜多川社長によると、見た目は外国人の2人があえて演歌を歌うユニークな構想も>(東京中日スポーツ)

ファンに対する抜群の殺傷能力を発揮した、Hey!Say!JUMP・山田涼介の『リトルトーキョーライブ』

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1人でも“画”が持つ顔面力を再確認

 今回ツッコませていただくのは、突然多数の「瀕死」&「担降り宣言」を続出させた衝撃番組、11月5日放送分の『リトルトーキョーライブ』(テレビ東京系)。

 10月8日のスタートから、Hey!Say!JUMPとジャニーズWESTが隔週で、各グループから3人ずつ登場し、生放送を行っている。これまでは関東ローカルの深夜番組ゆえに、通常1%前後の視聴率で低調に推移してきたが、5週目にはとうとうHey!Say!JUMPのエース・山田涼介が登場することから、予告に名前が出た時点で注目が集まっていた。

 さらに、放送前日には、同じHey!Say!JUMPの伊野尾慧(一部では知念侑李の名前も)と山田のロケらしき目撃情報と写メがネット上に出回り、「まさかVTR出演なの?」「(リトルトーキョーライブの)ロケの下見?」といった憶測が飛び交う状態に。加えて、当日の新聞のラテ欄に「“ジャニーズが…貴女の部屋にやって来る”生中継!ジャンプ山田まさかの展開どーなる」(朝日新聞夕刊)などと出ると、ファンはさらにヒートアップ。放送開始とともに、Twtitterは大荒れになったのである。

Sexy Zoneの“男”路線の先に見える、「トンチキ男らしさ」の象徴・シブがき隊の姿

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『GOLDEN☆BESTシブがき隊』/ソニー・ミュージックハウス

 Sexy Zoneのシングル「男never give up」は、3人体制でリリースされた楽曲だが「♪オートーコーー、オートーコーー」と、出だしから“男っぽさ”を強調する作りだ。Sexy Zoneといえば、デビュー当初はバラを手にした王子様風ゴテゴテ衣装で「マイケル・ジャクソンのセクシーさ」を目指し、10代の儚げなキラキラに包まれていたグループ。歌う内容も、「時代をつくろう」であり、「キミはボクだけのものさ」である。光GENJI、田原俊彦的なキラキラ世界はまさにジャニーズど真ん中。

 それから3年。「♪オートーコーー、オートーコーー」である。お兄さんメンバー3人で出す曲だけに、あえて「大人っぽさ」「男らしさ」を強調する意味もあるのかもしれない。「男never give up」の前に、ヤンキー系ドラマの主題歌「BAD BOYS」を出しているが、ドラマの世界観優先だったこの曲の直球さ加減とは違う、今回のこの感じ……何かに似てると思ったら、一時期のシブがき隊なんじゃないかと思う。

ジャニーズ今期ドラマ、演出も視聴率も演技力も……どの作品もちょっとずつ“ツライ”

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すごい布陣にツッコまれたガヤさんの胸中は……

 今回ツッコませていただくのは、ジャニーズの面々が出演する今クールのドラマ。

 現時点(10月21日)では、Sexy Zone・中島健人主演の『黒服物語』(テレビ朝日系)を除いて出揃った状態だ。視聴率のみ取り上げてみると……。

・『地獄先生ぬ~べ~』(関ジャニ∞・丸山隆平主演、Hey!Say!JUMP・知念侑李出演/日本テレビ系)初回13.3%、2話7.9%
・『ごめんね青春!』(関ジャニ∞・錦戸亮主演、ジャニーズWEST・重岡大毅出演/TBS系)初回10.1%、2話7.7%
・『信長協奏曲』(Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔出演/フジテレビ系)初回15.8%、2話13.5%
・『きょうは会社休みます。』(KAT-TUN・田口淳之介出演/日本テレビ系)初回14.3%
・『ファースト・クラス』(Hey!Say!JUMP・岡本圭人出演/フジテレビ系)初回8.8%
・『平成舞祭組男』(Kis-My-Ft2・舞祭組主演/日本テレビ系)2.9%
(※全てビデオリサーチ調べ、関東地区)

器用貧乏なHey!Say!Jump・八乙女光に見えた、“卑怯でピュアなおとぼけ”な新しい姿

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そろそろ覚醒して!

 今回ツッコませていただくのは、10月5日放送『DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり日テレ系人気番組No.1決定戦2014秋』(日本テレビ系)で見られた、Hey!Say!Jump・八乙女光の新たな可能性。

 この日、八乙女はいつになく積極的に前に出ていた。NEWS・手越祐也との意外な関係性が明らかになったのは、「お祭りバトル 自転車で橋を渡れ!!!」のコーナー。実は手越と同期で、「イッテQを見てフツフツと燃えていた」とライバル心を燃やす八乙女は「ジャニーズに入った頃はあんなキャラではなかった」と暴露。それに対する手越の返しも、「グループに色々あるとキャラも変わるんですよ」と、さすがのバラエティ慣れした対応である。

『ニノさん』『Dの嵐!』で確信、嵐・二宮和也の“言葉の処理能力”の非凡さ

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それでアイドルだっていうんだから、大したもんだよ!

 今回ツッコませていただくのは、10月5日放送分『ニノさん』(日本テレビ系)で見せた、嵐・二宮和也の恐るべき才能。

 「人気芸能人がお休みの日に何をしているか探る」企画で、ポイントは「スマホでトークSP」としてLINEを使用し、LINE風のやりとりをテレビ画面に表示し続けるということだった。テレビ×ネットの相性って、なかなか難しいもので、LINEやTwitterなど、ネット要素を持ち込んで寒くなる番組は多い。

 今回も嫌な予感がしたのだが、さすが根っからゲーマーの二宮。まるで3DSで遊んでいるかのような手つきで、両手を使ってスイスイ打ち込む。その入力のスピードも速ければ、指示出しやツッコミ、イジリも実に速いのだ。