“キムタク流おもてなし”の演技、“そういう人”の草なぎ剛……真逆な主演のあり方

 ジャニーズドラマ、さらにはジャニーズ事務所全体が弱体化しているように見える昨今。

 背水の陣で登場したのが、「エース」木村拓哉主演の『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)と、「個性派&実力派」の草なぎ剛が主演する『嘘の戦争』(フジテレビ系)だ。

視聴率はどちらもそこそこ。しかし、数字よりも、出来栄えは十分に本気度を感じるものとなっている。脚本の良さや共演者の豪華さ、丁寧な作りは、近年の二番煎じや行き当たりばったりの他ジャニーズドラマとは比にならない。

しかし、それが成立するのは、キムタクの放つスターオーラや、草なぎの演技力・不思議な説得力あってのものだ。両者のドラマにおけるあり方は、真逆と言ってもいいかもしれない。

 まずキムタクは、悪く言えば「何を演じてもキムタク」がやはり『A LIFE』においても健在である。ほかの医師があきらめ、あるいは面倒を避け、手を出そうとしない手術でも、それが目の前の患者にとって最良の方法なら、周囲の反対にあいながら挑もうとする。

「キムタクならなんとかしてくれるだろう」と思わせる安心感は、これまで散々多数のドラマの中で演じてきた「キムタク」というパブリックイメージあってのものだ。実のところ、SMAP解散を経て、そのパブリックイメージこそが危うくなったいま、ドラマへの影響が不安視されたが、『A LIFE』ではまったく揺るぎない「キムタク」をきっちり演じている。

 特に「キムタク」感溢れていたのは、第2話。一度は手のしびれから仕事を続ける希望を絶たれ、自殺未遂してしまった和菓子職人・森本(平泉成)の病因を突き止めた沖田(キムタク)は、本人の合意を得て、周りの猛反対にあいつつも、手術を強行、成功させる。森本はうれしそうに、息子が作ったという和菓子を沖田に渡す。すると、本来は患者からお礼を受け取ってはいけないのもお構いなしに、目の前で箱を開け、豪快にむしゃむしゃと食べてみせるのだ。

 もし受け取ったとしても、部屋に持ち帰り、みんなでお茶菓子としていただくのが普通だが、キムタクはそんな普通なことはしない。わざわざ本人の前で、しかも、和菓子に似つかわしくない豪快な食べ方でパクついて見せるというのは、いかにもな“キムタク流おもてなし”に見える。

 『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の「ビストロスマップ」でも、ゲストを迎えたトークなどでは、相手が喜ぶことをちょっとわざとらしいくらいにやってみせ、「キムタク」力を見せていた。ドラマでも、丁寧に作られた作品の細部に、きちんと「キムタク」という既存のキャラクターが生かされているのだ。

 一方、『嘘の戦争』の草なぎは、先ほど「演技派」と書いたが、正直なところ、本当に「演技派」なのかよくわからない。なぜなら、演技しているようにはまったく見えず、本当に「そういう人」に見えるからだ。

 大きな表現をせず、目の表情の変化や頬の筋肉の動きだけで、感情が伝わってくる。同じ“笑顔”をしていても、どこか遠くを見るような虚無の目が多い中、施設の子どもたちにじゃれつかれているときだけは、本当に笑っているように見える。

 実際の草なぎは、最も嘘をつけないタイプに見えるのに、ドラマの中では実に滑らかに舌が回る。こんなにも饒舌なのは、好きなモノの話をするときだけではないだろうか。演技になると、ナチュラルに饒舌にもなるし、姿勢も仕草も、別人のものになる。いわゆる「憑依系俳優」とも違っていて、役が乗り移るというよりも、草なぎ自身の中にある1つの顔がそのまま出てきているのではないか、と思うほどに自然体なのだ。

 ちなみに、最初、『嘘の戦争』でコンピュータに強い詐欺師見習いを演じるSexy Zone・菊池風磨の演技が、ちょっと邪魔に見えた。フードをかぶってタルそうにしゃべる様子には「なんちゃって赤西仁か」「隙あらば、すぐにかっこつけてくるな」などと思った。

 だが、いくら斜に構えてみても、草なぎ演じる主人公・一ノ瀬の放つ本当か嘘かわからない発言をすぐに信じ、動揺し、振り回され、一挙手一投足に目を白黒させる。これは、ドラマを見ている視聴者の「視点」、心の動きともリンクしている。そう思うと、カッコつけてみせることにも意味があるのだ。

 ともあれ、今クールのドラマを大きく牽引していると言っていい2つのジャニーズ主演ドラマ。久しぶりに数字や世間の評判を心配せず、純粋にのめりこめんで見られるジャニーズドラマの登場が、ちょっとうれしい。
(田幸和歌子)

「失敗できない男」木村拓哉は、番宣でノリノリに「がんばっちゃう男」でもある

 木村拓哉は、失敗できない男である。

 そんな存在になって、もうどのくらいたつだろうか。特にテレビドラマに関しては、かなり高いハードルを要求され続け、ほかの俳優なら十分ヒットといっていい視聴率でも失敗扱いされるという、“キムタク基準”がある。そして、これまで大抵そのハードルはクリアし続けてきた。それが、キムタクだ。

『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)にかかるプレッシャーは、これまでのどの主演作よりも多大だ。言うまでもないが、SMAP解散後初の主演ドラマ、注目度も高い。これまで以上に失敗が許されない環境でのスタートだ。

 一方、木村拓哉は、“がんばっちゃう男”でもある。特に、他番組へゲスト出演すると張り切ることが多く、『A LIFE』番宣は、こんなときだからか、いつも以上にサービスし、がんばるキムタクが見られた。

 1月9日放送の『関口宏の東京フレンドパーク2017新春ドラマ大集合SP!!』(同)では、全てのゲームに参戦、共演者たちをハイテンションで盛り上げる。エアホッケーでは一瞬の隙をつくような高速ゴールを連発、ホンジャマカチームに逆転勝利し、チームを優勝に導いた(そのプレイが、パートナーの松山ケンイチを置き去りにしていたという見方もあるが)。

 12 日放送の『ニンゲン観察バラエティ「モニタリング」』(同)では、逆ドッキリで仕掛人を熱演。シュークリームを「オレのシューちゃん」と呼ぶ、“萌え”(?)ポイントも作るほどノリノリだ。

 13日には朝の情報番組『白熱ライブ ビビット』(同)に生出演。スタジオに登場するなり、緊張する番組MCのTOKIO・国分太一の肩を無言で揉み、番組についても「大抵見てますよ」、「最後の真矢(ミキ)さんの一言を聞いて、『よーし、今日もビビッといこう』と」など、リップサービスを連発。番宣コーナーが終了し、そのまま次のコーナーを担当するNEWS・加藤シゲアキがしゃべり始めれば、その姿を興味深そうにのぞきこんでみせるなど、後輩に対してもノリノリである。

 同日夜の『ぴったんこカンカンSP』(同)では、襟元に5つの赤い星をあしらった、どこか深読みできそうなニットで登場(背中にも同じ星があるので、厳密には5つの星ではないのだが)。小学生時代、全校生徒の前で模範演技として披露させられたという、「チェッチェッコリダンス」を、カメラの前で“全力”で披露。カメラ目線でキレキレに腰を振り、途中でウインクまで挟み、なんだか『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)でやっていた“スケートボーイズ”コーナーのドルドルしい雰囲気を思い起こさせるようなノリでの、大サービスだ。雑貨店ロケでも、パーティグッズの帽子を共演者と一緒に被って、とぼけてみせてくれた。

 14日放送の『サタデープラス』(同)では、大先輩を迎え、やはりド緊張している関ジャニ∞・丸山隆平を、「ずーっとカメラ目線で手を振ってる」「何やってるんだろう? という感じで温かく見てます」と、先輩トークで笑わせる(ある意味さらに緊張させたかもしれないが)。撮影現場を見学してみたいという丸山のコメントには、「YOU来ちゃいなよ!」と、ジャニーさんのモノマネで連呼するなど、ここでもノリノリのサービスぶりだった。

 同日の『王様のブランチ』(同)にも生出演。共演者の口ぐせなどの細かいモノマネをすると言われれば、「ハイ~~」など、浅野忠信のモノマネも披露していた。

 とにかくがんばるキムタク。「こんなことまでやってくださるんですか!?」という言葉があふれる、フレンドリーで気さくなキムタク。もう一押しすれば、大みそかの特番『絶対に笑ってはいけない』(日本テレビ系)で大きな話題になった、斎藤工によるサンシャイン池崎のモノマネのようなこともやってくれるのではないか。

 そんな姿を、痛々しい、必死、すべってるなどと見る人もいると思うが、どこか新人のようながんばりっぷりにも見えてくるのである。その姿は、やっぱりカッコいい。25年間、ずっとカッコよかったキムタクは、これからもたぶん、カッコいい。

『A LIFE』初回視聴率は14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。これをがんばったとするか、「コケた」とするか。仮に後者だった場合、なんとかしようと、ますます張り切るキムタクが見られる可能性は高い。キムタク全力の「イエェェェェェイ!!」。それはちょっと楽しみだ。
(太田サトル)

佐藤勝利のエア口笛、「アンダルシア」の屋良っち! ジャニーズ年末年始番組にツッコミ

年末年始もテレビ番組ではジャニーズが大活躍。好パフォーマンスを見せたジャニーズから、お茶の間での反応が心配になるジャニーズまで、サイゾーウーマンが誇るジャニーズウォッチャーの太田サトル&田幸和歌子がツッコミます★

田幸和歌子(以下、田幸) 『シン・ゴジラ』とPPAPが出ずっぱりという印象だった『NHK紅白歌合戦』だったな。

太田サトル(以下、太田) 『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)や映画『君の名は。』のテーマ曲もやって、流行したものを盛大に盛り込んだ感じだったね。

田幸 それにしても、タモリとマツコ・デラックスの小芝居コーナーは何だったんだろう?

太田 『ブラタモリ』(NHK)と『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系)の空気感を混ぜたようなね。狙いはわかんなくはない気もするけれど、なんか消化不良。何よりも、白組司会の嵐・相葉(雅紀)くんと、紅組司会の有村架純ちゃん。どちらも好感度は高いけど、司会は不慣れすぎて、さすがに大役にはムリがあったかな。

田幸 「なんすか、なんすか?」「えっ、なに?」「ちょっと待って?」「えっ何? どういうこと?」っていうのが、番組冒頭から結果発表まで繰り返されたもんね。終始、「ただでさえバタバタしてるのに」と言ってたけど、こんな状態で「アドリブ歓迎」とか、NHKも酷なことするよね。

太田 ニノ(二宮和也)とか櫻井(翔)が、もう少し多めにサポートしても良かったかもね。

田幸 そこをフォローするはずの役割が、たぶん武田(真一)アナウンサーだったんだけど……おしとやかな性格が今回は災いした。途中までマイクの音声が切られてるんじゃないかと思うほど、まったく声が聞こえなかった。

太田 「訂正とお詫び」と、『シン・ゴジラ』の“報道コント”パート、故郷・熊本からの氷川きよしの曲フリと、結果発表のところだけ、自分から前に出たくらいだったもんね。

田幸 熊本地震のときのメッセージが絶賛されたからといって、それを『紅白』でやらせるのはどうかと。司会の2人がおっとりキャラだから、もう少し強引に引っ張るタイプの方が組み合わせとしては良かったかもね。

太田 有働(由美子)さんとかね。となると、イノッチ(V6・井ノ原快彦)がほしくなるけど。

◎勝利のエア口笛はお茶の間にどう映った?
田幸 今回はTOKIOが都庁前からの生中継で、会場からすぐにいなくなったから、その分、関ジャニ∞が盛り上げ役を頑張ってたね。

太田 ちょっと都庁まで様子を見に行ったんだけど、現場は警備がすごくて、まったく様子をうかがうことができなかった。ステージはどの位置からも見えない、完璧な遮断ぷりだったかな。

田幸 見物客がいて盛り上がってる様子を映すのもアリだった気がするけどね。音モレもなかった?

太田 松岡(昌宏)のドラムのリズムが聞こえたぐらい。あと、庁舎に映るプロジェクションマッピングが少し見えたかな。

田幸 ここ数年、ジャニーズの演出で続いていた、ジャニーズJr.が100人超登場するド肝を抜くパフォーマンスがなくなっちゃったね。

太田 Sexy Zoneの選曲が「よびすて」だったからね。これは意外だった。Jr.を大量につけるのがジャニーさんのお楽しみなのかと思ってたから。でも、(佐藤)勝利のエア口笛+オカリナ音という不思議が、全国の視聴者にどう見られたのかは気になるところ。

田幸 その分、「KinKi Kids初登場」が重要だったのかもね。「KinKiが初とは思えない」と散々言われていたけど、毎年大みそかはドームでのコンサートがあったからねえ。

太田 会見のときに欅坂46と衣装かぶりしていた剛が、本番でもトップバッターの関ジャニ∞の曲中、白組エリアを離れてステージの一番端までわざわざいって、刺繍の衣装でかぶった欅坂と並んでみせていたね。

田幸 しかも、無表情で(笑)。もうベテラン芸人の域だね。それを大きく口を開けてビックリしてみせる欅坂の優等生・長濱ねるのリアクションも良かった。しかも、その間、遠くから相方の仕事ぶりをチラチラ横目で気にする光一さん(笑)。

太田 そんなボケとは打って変わって、アラフォーKinKiの「硝子の少年」はカッコよかったよね。「舗道の空き缶蹴とばし」のところの剛の蹴り上げる振り付けも、高く脚が上がってた。

◎「アンダルシア」で目立ちまくる屋良っち
田幸 だいぶ高く蹴飛ばしてたね。じゃあ、『ジャニーズカウントダウン2016-2017』(フジテレビ系)の話題に。こっちは最初から最後まで『紅白』から移動してくる嵐待ちといった印象が残った。

太田 “マル秘サプライズ”と言われていたのって、結局、嵐の生出演だったのかな。

田幸 「嵐、早く~」「嵐、間に合う? 大丈夫?」ばっかり言ってて、地球滅亡間近の「悟空、早く来てくれ~~~!」状態みたいで、見てる側としては途中、ちょっと白けた。でも、最後に間に合ったときには高まったけど。

太田 司会がTOKIOだったのは、どこにも角の立たない人選で良かったよね。

田幸 年の変わり目に、長瀬が「光ちゃ~ん! 誕生日おめでとう~」って叫んでたの、可愛かったね。ホントに光一好きだよね。

太田 今年は、年齢の関係でステージに上がれないSexy Zone・マリウス(葉)の横に、SixTONESのジェシーと高地優吾がいてホッとした。昨年は、マリウスぼっちだったよね?

田幸 ぼっちといえば、ソロの山P(山下智久)。山Pが歌う姿、久しぶりに見たよ! もしかしたら昨年の『カウコン』以来、1年ぶりかも? あと、タキツバ(タッキー&翼)が揃って歌うのも久しぶりに見た。

太田 シャッフルメドレーでは、SMAPの「オリジナルスマイル」メンバーが長瀬智也(TOKIO)、滝沢秀明(タッキー&翼)、森田剛(V6)、重岡大毅(ジャニーズWEST)、大倉忠義(関ジャニ∞)、伊野尾慧(Hey!Say!JUMP)など、グループのエースか人気者が揃っていた感じ。精一杯の敬意なのかな。

田幸 年男では、岡本健一×岡本圭人(Hey!Say!JUMP)親子の共演に歓声が上がったね。圭人、どんどんお父さんに似てきてる。それと、年男でもある渋谷すばる(関ジャニ∞)が、今年はずいぶんビジュアルも可愛い感じに仕上げてきて、歌声も周りと合わせつつ張りがあって、調子良さそうだった。

太田 個人的には、「アンダルシアに憧れて」のバックで、キレッキレのダンスで目立ちまくる屋良っち(屋良朝幸)がちょっと気になった。

田幸 私は、タッキー&翼の「×~ダメ~」を歌ったジャニーズWESTが案外良かったかな。見た目がギラギラしてるし、歌声も結構良いんだよね。

太田 17年でデビュー10周年となるJUMPにも気合を感じたね。デビューコンサートのとき、「Ultra Music Power」をいろんなアレンジバージョンで何度も歌ってたことが懐かしいよね。

田幸 最後まで怖いモノ見たさというか、来るんじゃないかとドキドキしたのが、マッチ(近藤真彦)先輩。

太田 「アンダルシア」のイントロが流れ始めたときには「まさか、サプライズ!?」ってドキドキした。結局メインで歌ったのはヒガシ先輩だったけど。今回、最後の最後で唐突に「MVP」の発表があって、それがその東山紀之だったね。

田幸 本人、なんだか気まずそうに苦笑してた。

太田 年功序列は、大切なのです(笑)。

◎岸優太、関西Jr.の3人が活躍
田幸 『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ2016⇒2017』(TBS系)には、NEWS、Kis‐My‐Ft2、舞祭組、A.B.C‐Z、Sexy Zone、ジャニーズWEST、中山優馬という若手を中心とした顔ぶれが『カウコン』に続いて出演。「2017年の約束」という書き初めを披露してたね。

太田 NEWSの「いいこんさーと」とか、Sexy Zoneの「ごはん(に行く)」というのはいいけど、WESTの「知名度を上げたい」とか、A.B.C‐Zの「再ブレイク」という自虐ネタが……。

田幸 しかも、「ブレイクしましたっけ?」という自虐を塗り重ねちゃうところもまた。番組的には、新曲多めでよかったんだけどね。

太田 Jr.で活躍したのは、2日の『新春スカッとジャパン! 3時間半SP』(フジテレビ系)の再現VTRに出演してイケメン演技をみせた岸優太と、3日放送の『イガイ星人ジャパパパーン』(同)でトリオ漫才を披露した、の室龍太、藤原丈一郎、草間リチャード敬太。

田幸 この3人は、結構ガチにネタ合わせしてて、テンポや間も玄人みたい。

太田 地上波全国ネットで漫才を披露したのは初めてみたいだけどね。17年は、本気でM‐1とかチャレンジしてみてほしい気もする。

田幸 ガチでお笑いをやるのは、さすがに今までジャニーズにいなかっただろうしね。

太田 歌手部門、舞台部門などに続いて、お笑い部門も本格的に乗り出す17年に?

田幸 『カウコン』見てても、タレントが多すぎて1時間で一通り歌ってもらうのが精一杯みたいな感じになってきた印象もあるから、新たな分野を開拓するのもいいかも。

太田 『炎の体育会TV』(TBS系)の「上田陸上部」みたいなスポーツ部門とか、さらに未知のジャンルに挑むジャニーズも出てきたりして。

田幸 17年もいろんな活躍が見られそう!

佐藤勝利のエア口笛、「アンダルシア」の屋良っち! ジャニーズ年末年始番組にツッコミ

年末年始もテレビ番組ではジャニーズが大活躍。好パフォーマンスを見せたジャニーズから、お茶の間での反応が心配になるジャニーズまで、サイゾーウーマンが誇るジャニーズウォッチャーの太田サトル&田幸和歌子がツッコミます★

田幸和歌子(以下、田幸) 『シン・ゴジラ』とPPAPが出ずっぱりという印象だった『NHK紅白歌合戦』だったな。

太田サトル(以下、太田) 『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)や映画『君の名は。』のテーマ曲もやって、流行したものを盛大に盛り込んだ感じだったね。

田幸 それにしても、タモリとマツコ・デラックスの小芝居コーナーは何だったんだろう?

太田 『ブラタモリ』(NHK)と『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系)の空気感を混ぜたようなね。狙いはわかんなくはない気もするけれど、なんか消化不良。何よりも、白組司会の嵐・相葉(雅紀)くんと、紅組司会の有村架純ちゃん。どちらも好感度は高いけど、司会は不慣れすぎて、さすがに大役にはムリがあったかな。

田幸 「なんすか、なんすか?」「えっ、なに?」「ちょっと待って?」「えっ何? どういうこと?」っていうのが、番組冒頭から結果発表まで繰り返されたもんね。終始、「ただでさえバタバタしてるのに」と言ってたけど、こんな状態で「アドリブ歓迎」とか、NHKも酷なことするよね。

太田 ニノ(二宮和也)とか櫻井(翔)が、もう少し多めにサポートしても良かったかもね。

田幸 そこをフォローするはずの役割が、たぶん武田(真一)アナウンサーだったんだけど……おしとやかな性格が今回は災いした。途中までマイクの音声が切られてるんじゃないかと思うほど、まったく声が聞こえなかった。

太田 「訂正とお詫び」と、『シン・ゴジラ』の“報道コント”パート、故郷・熊本からの氷川きよしの曲フリと、結果発表のところだけ、自分から前に出たくらいだったもんね。

田幸 熊本地震のときのメッセージが絶賛されたからといって、それを『紅白』でやらせるのはどうかと。司会の2人がおっとりキャラだから、もう少し強引に引っ張るタイプの方が組み合わせとしては良かったかもね。

太田 有働(由美子)さんとかね。となると、イノッチ(V6・井ノ原快彦)がほしくなるけど。

◎勝利のエア口笛はお茶の間にどう映った?
田幸 今回はTOKIOが都庁前からの生中継で、会場からすぐにいなくなったから、その分、関ジャニ∞が盛り上げ役を頑張ってたね。

太田 ちょっと都庁まで様子を見に行ったんだけど、現場は警備がすごくて、まったく様子をうかがうことができなかった。ステージはどの位置からも見えない、完璧な遮断ぷりだったかな。

田幸 見物客がいて盛り上がってる様子を映すのもアリだった気がするけどね。音モレもなかった?

太田 松岡(昌宏)のドラムのリズムが聞こえたぐらい。あと、庁舎に映るプロジェクションマッピングが少し見えたかな。

田幸 ここ数年、ジャニーズの演出で続いていた、ジャニーズJr.が100人超登場するド肝を抜くパフォーマンスがなくなっちゃったね。

太田 Sexy Zoneの選曲が「よびすて」だったからね。これは意外だった。Jr.を大量につけるのがジャニーさんのお楽しみなのかと思ってたから。でも、(佐藤)勝利のエア口笛+オカリナ音という不思議が、全国の視聴者にどう見られたのかは気になるところ。

田幸 その分、「KinKi Kids初登場」が重要だったのかもね。「KinKiが初とは思えない」と散々言われていたけど、毎年大みそかはドームでのコンサートがあったからねえ。

太田 会見のときに欅坂46と衣装かぶりしていた剛が、本番でもトップバッターの関ジャニ∞の曲中、白組エリアを離れてステージの一番端までわざわざいって、刺繍の衣装でかぶった欅坂と並んでみせていたね。

田幸 しかも、無表情で(笑)。もうベテラン芸人の域だね。それを大きく口を開けてビックリしてみせる欅坂の優等生・長濱ねるのリアクションも良かった。しかも、その間、遠くから相方の仕事ぶりをチラチラ横目で気にする光一さん(笑)。

太田 そんなボケとは打って変わって、アラフォーKinKiの「硝子の少年」はカッコよかったよね。「舗道の空き缶蹴とばし」のところの剛の蹴り上げる振り付けも、高く脚が上がってた。

◎「アンダルシア」で目立ちまくる屋良っち
田幸 だいぶ高く蹴飛ばしてたね。じゃあ、『ジャニーズカウントダウン2016-2017』(フジテレビ系)の話題に。こっちは最初から最後まで『紅白』から移動してくる嵐待ちといった印象が残った。

太田 “マル秘サプライズ”と言われていたのって、結局、嵐の生出演だったのかな。

田幸 「嵐、早く~」「嵐、間に合う? 大丈夫?」ばっかり言ってて、地球滅亡間近の「悟空、早く来てくれ~~~!」状態みたいで、見てる側としては途中、ちょっと白けた。でも、最後に間に合ったときには高まったけど。

太田 司会がTOKIOだったのは、どこにも角の立たない人選で良かったよね。

田幸 年の変わり目に、長瀬が「光ちゃ~ん! 誕生日おめでとう~」って叫んでたの、可愛かったね。ホントに光一好きだよね。

太田 今年は、年齢の関係でステージに上がれないSexy Zone・マリウス(葉)の横に、SixTONESのジェシーと高地優吾がいてホッとした。昨年は、マリウスぼっちだったよね?

田幸 ぼっちといえば、ソロの山P(山下智久)。山Pが歌う姿、久しぶりに見たよ! もしかしたら昨年の『カウコン』以来、1年ぶりかも? あと、タキツバ(タッキー&翼)が揃って歌うのも久しぶりに見た。

太田 シャッフルメドレーでは、SMAPの「オリジナルスマイル」メンバーが長瀬智也(TOKIO)、滝沢秀明(タッキー&翼)、森田剛(V6)、重岡大毅(ジャニーズWEST)、大倉忠義(関ジャニ∞)、伊野尾慧(Hey!Say!JUMP)など、グループのエースか人気者が揃っていた感じ。精一杯の敬意なのかな。

田幸 年男では、岡本健一×岡本圭人(Hey!Say!JUMP)親子の共演に歓声が上がったね。圭人、どんどんお父さんに似てきてる。それと、年男でもある渋谷すばる(関ジャニ∞)が、今年はずいぶんビジュアルも可愛い感じに仕上げてきて、歌声も周りと合わせつつ張りがあって、調子良さそうだった。

太田 個人的には、「アンダルシアに憧れて」のバックで、キレッキレのダンスで目立ちまくる屋良っち(屋良朝幸)がちょっと気になった。

田幸 私は、タッキー&翼の「×~ダメ~」を歌ったジャニーズWESTが案外良かったかな。見た目がギラギラしてるし、歌声も結構良いんだよね。

太田 17年でデビュー10周年となるJUMPにも気合を感じたね。デビューコンサートのとき、「Ultra Music Power」をいろんなアレンジバージョンで何度も歌ってたことが懐かしいよね。

田幸 最後まで怖いモノ見たさというか、来るんじゃないかとドキドキしたのが、マッチ(近藤真彦)先輩。

太田 「アンダルシア」のイントロが流れ始めたときには「まさか、サプライズ!?」ってドキドキした。結局メインで歌ったのはヒガシ先輩だったけど。今回、最後の最後で唐突に「MVP」の発表があって、それがその東山紀之だったね。

田幸 本人、なんだか気まずそうに苦笑してた。

太田 年功序列は、大切なのです(笑)。

◎岸優太、関西Jr.の3人が活躍
田幸 『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ2016⇒2017』(TBS系)には、NEWS、Kis‐My‐Ft2、舞祭組、A.B.C‐Z、Sexy Zone、ジャニーズWEST、中山優馬という若手を中心とした顔ぶれが『カウコン』に続いて出演。「2017年の約束」という書き初めを披露してたね。

太田 NEWSの「いいこんさーと」とか、Sexy Zoneの「ごはん(に行く)」というのはいいけど、WESTの「知名度を上げたい」とか、A.B.C‐Zの「再ブレイク」という自虐ネタが……。

田幸 しかも、「ブレイクしましたっけ?」という自虐を塗り重ねちゃうところもまた。番組的には、新曲多めでよかったんだけどね。

太田 Jr.で活躍したのは、2日の『新春スカッとジャパン! 3時間半SP』(フジテレビ系)の再現VTRに出演してイケメン演技をみせた岸優太と、3日放送の『イガイ星人ジャパパパーン』(同)でトリオ漫才を披露した、の室龍太、藤原丈一郎、草間リチャード敬太。

田幸 この3人は、結構ガチにネタ合わせしてて、テンポや間も玄人みたい。

太田 地上波全国ネットで漫才を披露したのは初めてみたいだけどね。17年は、本気でM‐1とかチャレンジしてみてほしい気もする。

田幸 ガチでお笑いをやるのは、さすがに今までジャニーズにいなかっただろうしね。

太田 歌手部門、舞台部門などに続いて、お笑い部門も本格的に乗り出す17年に?

田幸 『カウコン』見てても、タレントが多すぎて1時間で一通り歌ってもらうのが精一杯みたいな感じになってきた印象もあるから、新たな分野を開拓するのもいいかも。

太田 『炎の体育会TV』(TBS系)の「上田陸上部」みたいなスポーツ部門とか、さらに未知のジャンルに挑むジャニーズも出てきたりして。

田幸 17年もいろんな活躍が見られそう!

Hey!Say!JUMPと嵐に女ネタ続出、タッキーとKinKi Kidsが「初」連発! 16年のジャニ騒動

 SMAP解散で世間を騒がせた2016年のジャニーズ事務所。しかし、SMAPのほかにもジャニーズファンの心に響いたニュースは、いくつもある。そこで、サイゾーウーマンが誇るジャニーズウォッチャー・太田サトル&田幸和歌子が16年のジャニーズトピックを振り返る!

太田サトル(以下、太田) 2016年は、SMAPに始まりSMAPに終わったような……。

田幸和歌子(以下、田幸) 本当に日本中が大騒ぎした1年ではあったね。

太田 その大騒動とは関係ないけれど、なんだか恋愛スキャンダルも多い1年だったような印象がある。

田幸 Hey!Say!JUMP・伊野尾慧の、何連発だというスキャンダルラッシュ!

太田 中島裕翔の吉田羊との7連泊報道も衝撃的だった。

田幸 JUMPは、CD・DVDのセールスやコンサート動員も伸びているみたいだけど、これから! みたいなところでブレーキがかかりがち(笑)。

太田 山田涼介が映画『暗殺教室 卒業編』や月9『カインとアベル』(フジテレビ系)で主演、伊野尾は『めざましテレビ』(同)と『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)のレギュラーと、2人が大きな仕事でグループを引っぱり、知念も映画『金メダル男』で主演。ほかにもメンバーが出演する映画が何本も控えた状態だね。

田幸 17年はデビュー10周年のアニバーサリーイヤー。一般誌の新年号の表紙を飾ったり、仕事はますます充実しそう。

太田 それだけに、ますますマスコミに「狙われる」状態は続くかもね。

田幸 それだけ注目度も高くなったということで。

太田 恋愛スキャンダルは、嵐もあったね。

田幸 年末に松本潤の驚きのスクープが。井上真央と順調に結婚に向かうのかと思いきや。

太田 単にセクシー女優との熱愛ならともかく、「井上真央はどうなるの!?」みたいになっちゃうところが痛いかも。2人を温かく見守っていたファンも多そうだったし。

田幸 二宮和也も、フリーアナウンサーとの熱愛が報じられたしね。

太田 とはいえ、嵐は5大ドームツアーにアリーナツアー、それからワクワク学校などなど大活躍の年だった。テレビも安定の充実ぶりで、相葉(雅紀)ちゃんは『NHK紅白歌合戦』の単独司会に抜擢されたりね。

田幸 女性関係だと、V6の森田剛と岡田准一、関ジャニ∞・大倉忠義に丸山隆平、それから生田斗真などなども週刊誌をにぎわせた。ちゃんと、おめでたい話題もあったけどね。V6・長野(博)さんの結婚!

太田 お相手が、近年うわさされていた白石美帆だったことも好感度が高かった。

田幸 発表されたのが、ちょうど日テレの音楽特番生放送の日で。出演のジャニーズタレントみんなが祝福するという、めでたい演出もよかったよね。

◎KinKi Kids『紅白』、タッキーのディナーショーで「初」続き
太田 ちょうど15年の同じ特番で、田口淳之介がKAT-TUNの脱退と退所を生放送で発表して、ザワつき&阿鼻叫喚になったのと真逆の展開だった。

田幸 TOKIOの国分(太一)さんも、お父さんに!

太田 山口達也は離婚しちゃったけどね。その田口が脱退するとともに、KAT-TUNは充電期間に入った。

田幸 残った3人は、それぞれ個人で活躍してるけれど、『炎の体育会TV』(TBS系)の「ジャニーズ陸上部」で監督になった、上田竜也の鬼監督ぶりが結構話題になったよね。

太田 熱すぎる監督ね。その陸上部に取り組む真剣すぎる姿勢が、新たなキャラづけになったのが、充電中の活動としてはよかったかも。

田幸 上田監督といえばボクシングなんだけど、大みそかのボクシング中継にゲスト出演したね。そしてなんといっても20周年を迎えたKinKi Kidsでしょう。

太田 14年のTOKIO、15年のV6と、20周年を迎えたグループがそれぞれ注目を集める流れがちゃんとできている感じ。THE YELLOW MONKEYの吉井和哉が提供した「薔薇と太陽」が話題になったね。

田幸 ミュージシャンとしての剛、エンターテイナーとしての光一。2人の個々での成長をそのまま詰め込むという斬新なステージも画期的だった。

太田 17年ぶりのアリーナツアー、そして20年目の『紅白』初出場! 充実度でいけば、16年ナンバーワンだったかもしれない。

田幸 初めてというと、タッキーはディナーショーをやったね。

太田 ディナーショーなので1枚あたりのチケット代はもちろんお高めではあるけれど、満足度は高かったみたいだよ。

田幸 そりゃあね。豪華な食事と近い距離でのパフォーマンスというだけじゃなくて、タッキーがテーブルを回ってくれたり、豪華な「おみやげ」ももらえたみたいだしね。

太田 好評につき、定番化していくかも。これに続いてディナーショーデビューするジャニーズタレントも出てくるかもしれない。

◎Jr.から新デビューは難しい?
田幸 一方で、若手グループの正式デビューがなかなかないという。

太田 15年のバレーボールデビューがなかったところから、“若手渋滞問題”が発生したままだよね。

田幸 Mr.KING、Prince、SixTONES……地上波の番組や女性誌ファッション誌なんかにもよく出て、“デビュー目前!”とか“ブレイク間近!”みたいな扱いのユニットはたくさんあるんだけどね。

太田 デビューはしていないけれど、ジャニーさんの頭の中は、いろいろ忙しそうではある。

田幸 新ユニットの“東京B少年”とか“宇宙Six”とかのネーミングには、ジャニーさんがまだまだ生き生きしてそうな気配がすごい。

太田 ジャニーズJr.全体の勢いはどんどん増しているとは思うんだけどね。もう、CDデビューとかじゃなくて、ジャニーズJr.という巨大なグループの中から、ここはAに、ここはBにみたいに、いろんなことが振り分けられていくスタイルになりつつあるのかな。CDを売るのもなかなか難しい時代だしね。

田幸 いわゆる“デビュー”組がたくさんいて、それぞれ安定した活動をしている中に、なかなか若手で食い込んでいくのは難しい。

太田 そこで、しばらく休止のKAT-TUNとSMAPの枠で、ゆとりが出るということはないかな。

田幸 そこはなんともわからないけど、CDのリリースという部分に限ってみれば、ソロでのリリースがあるかもしれないし。

太田 ここは、1人だけラジオの番組名に「SMAP」を残したキムタクに期待したい。

田幸 何? ひとりSMAP的な?

太田 そう。T.M.RevolutionとかCorneliusみたいなソロユニットでのSMAP。

田幸 新メンバーが加入したりはないの?

太田 あくまでもキムタクひとりでの、SMAP。SMAPは概念のようになり、生き続けていく的な。

田幸 それはまた、いろんな意味でややこしくなりそうな……。

『SMAP×SMAP』、涙や謝罪にオルゴール……過剰な“感動演出”が残念に思えた理由

 1996年4月から放送されてきたSMAPの冠番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)が、12月26日の放送分でとうとう終了した。

 中居正広の「マー坊」「計算まこちゃん」や木村拓哉の「Pちゃん」「ホストマンブルース」「体感エレベーター」、稲垣吾郎の「ゴロクミちゃん」「CCB吾郎」、香取慎吾の「カツケンサンバ」「カニ蔵」、草なぎ剛の「ツヨシ十二楽坊」「コップのツヨ子」「竹の塚歌劇団」といった秀逸なキャラクターコントの数々や、「粘土の王国」「アイドルキックオフ」といった企画など、見たいものは数えきれないほどあった。

 約5時間の最終回では、どこまで見せてくれるのか、期待が高まったが……。

フタを開けてみると、なんとも「コレじゃない」感の強い内容である。もちろん昔の懐かしい映像やラストステージなど、グッとくる場面はあった。SMAPメンバーたちの生の声が聞けなかったことは非常に残念だが、それを抜きにしても、もっとほかのやり方がいくらでもあったのではないかと思う。

 『SMAP×SMAP』の最終回なのに、番組から離れ、SMAPのヒストリーを時系列で並べるために、稲垣吾郎逮捕、草なぎ剛逮捕といったニュース映像や謝罪シーンまで盛り込まれる。これ、必要だろうか?

 そして、見たかったコントの数々は、やっぱり時系列で振り返る中に、さわり程度で映像が挟みこまれるのみで、「ストーリー」を盛り上げるかのような意図的なBGMがずっと流れている。もっと純粋にコントをたっぷり楽しみたかったのに。

 また、「ビストロSMAP」だって、コーナーを独立させ、『笑っていいとも!』(同)総集編のようなスタイルで、一気見せなどできなかったものだろうか。香取の「おいしい~♪」扮装〇連発など、一気に流したら見ごたえがかなりあるはずだ。

 肩の大きなブカブカのスーツ姿でキレキレに踊る派手派手でカッコいい姿も、テレを完全に捨てた全力コントも、もっとシンプルに純粋に見たかった。そこには感動的だったり、哀愁を感じさせたりするBGMなんて不要だと思うのだ。

 第一、約5時間の中に、「涙」や「謝罪」などの占める割合が多すぎたのではないか。視聴者からは「スマスマスタッフさんの愛を感じる」「スマスマ、泣けた」という声ももちろん多数上がっている。

 でも、いつでもカッコよくて面白くてワクワクさせてくれたSMAPのヒストリーには「涙」なんて似合わない。延々とBGMに「BEST FRIEND」が繰り返され、しまいにはそのオルゴール版が流されたときには、なんだか残念な思いでならなかった。

 そして、ラストステージでは、真っ白なバックで無数の花に囲まれて「世界に一つだけの花」を歌った5人。幕が降りていく中、いつまでも横並びで頭を下げ続ける5人。

 さらに、エンドロールが流れるときには、メンバー5人がスタッフ一人ひとりと記念撮影を行うシーンが流れた。なんだこれ?

 言い方は悪いが、スタッフの中には、到底SMAPと長年苦楽を共にしてきたようには見えない、かなり若く、関係の浅そうな者も多数いるように見えた。そんな状況でも「スタッフ一人ひとりとの記念撮影会」に応じなければいけなかったメンバーたち。なかでも最初から最後まで白い歯を見せて笑顔を絶やさなかった中居は、本当に気の毒に見えた。こんなときまで、フジテレビお得意の「内輪ウケ」を盛り込むのだろうか。

 長年多数の視聴者たちを楽しませてくれた『SMAP×SMAP』。でも、見たかったのはこんな最終回じゃない。

 本当にこれで最後なのだろうか。どうか寂しげなBGMなどつけず、純粋に過去映像をひたすら流す「コント傑作選」「ビストロSMAP傑作選」などを放送してくれないものだろうか。
(田幸和歌子)

「SMAPは“本物”だった」「希望は、決して失われない」テレビ誌が伝える、SMAPへの愛

 2016年12月31日、SMAP解散。26日に『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)最終回が放送され、5人揃った姿が見られるのは、事実上これが最後となる。

 結成から25年、言うまでもなく、ドラマにバラエティにと超人気者だったSMAP。それはつまり、各テレビ誌と共に歩んできた25年でもある。そういうこともあり、テレビ誌の年末発売号は、各誌特別な思い入れを持って、まるで何かのけじめのように、SMAPへの感謝と愛情を込めた企画を展開していた。

 まずは、「週刊ザテレビジョン」(KADOKAWA)お正月超特大号を見てみよう。<本誌カバー 全集&5人グラビア再録 ありがとう! SMAP>と銘打った、計8ページの特集がある。SMAPの歴史をなぞるように、1995年6月9日号から、SMAPが飾った全ての表紙48点と未公開カットをたっぷり掲載。特集の冒頭には、編集長による原稿も掲載されている。5人並んで表紙撮影したときの「本物感」、取材陣への対応、SMAPは「本物」だったと読者に伝えている。

 続いて、「TVガイド」(東京ニュース通信社)2016・2017 お正月超特大号では、<永久保存版 SMAP×TVガイド 25年分! 超厳選! ドデカ! 5SHOTグラビア集>として、こちらは00年代以降に撮影された大判の写真を8 ページにわたって掲載。保存版企画を展開していた。

 「月刊ザテレビジョン」(KADOKAWA)2月号は、<SMAP巻末SPECIAL! SMAP FIVE RESPECT>。計11ページで、メンバーの最新作に関するインタビューや、過去のインタビューを再録している。ほかにも、25年間で彼らが誌面で語ってきた印象的な言葉をピックアップしていた。

「僕らはSMAPっていう母体があって、みんながいろんなところに遊びに行って、ここで吸収した力をSMAPとして集まったときに発揮するっていう、すごくいいカタチ」(香取慎吾)
「僕らの場合、コトバなくして分かり合える間柄なので」(稲垣吾郎)

 メンバーによる、こうしたSMAPへの思いに、ちょっと切なくもなる。

 「月刊TVガイド」(東京ニュース通信社)2月号は、<永久保存版 SMAP 25th Anniversary PHOTO BOOK >という企画。5人それぞれのページが計10ページ、続けてアザーカットが5ページ掲載されている。そこには<月刊TVガイドの誇りです>という一文が寄せられていた。

 <We can’t stop loving you,SMAP!!>と、彼らのデビュー曲「Can’t Stop!! –LOVING-」をもじったタイトルを付けたのは、「TV LIFE」(学研プラス)お正月超特大号。こちらは、取材のときのこぼれ話、思い出話、素顔など、雑誌スタッフ陣による愛情たっぷりのコメントで構成されている。ちなみに、SMAPを初めて年末年始号の“顔”に起用したのは94年の同誌だったそうだ。「さよならなんて言わない。SMAPへ、愛を込めて」の一文に思いがこもる。

 「TV station+digital」(ダイヤモンド社)お正月超特大号は、12月に発売されたベストアルバム『SMAP 25 YEARS』とクリップ集の特集とともに、25年の軌跡を振り返る。こちらにもまた、「いてくれることが空気のように当たり前の存在だった」から始まる、愛情たっぷりの文章が寄せられている。SMAPは希望だった、そして、「希望は、決して失われない」と綴られた。

 「月刊TVnavi」(日本工業新聞社)新春超特大号は、<「SMAP 25 YEARS」Creator’s comment>として、ベストアルバムに収録された曲を手がけた作家が中心になった企画だ。「オレンジ」作詞・作曲の市川喜康、「がんばりましょう」作詞の小倉めぐみ、「ダイナマイト」作曲・編曲のコモリタミノル、「笑顔のゲンキ」作曲の馬飼野康二、「SHAKE」作詞の森浩美など豪華な顔ぶれが並んでいる。作った曲への思い、SMAPの「表現者・媒介としての魅力」、そして個人的に好きな曲についてたっぷり語っていて、メンバーの写真はないが、読みごたえがある。

 最後に、「月刊ザテレビジョン」に掲載されていた、草なぎ剛の言葉を、あらためて紹介したい。

「これだけ長く一緒にいられるのは奇跡的なことだと思うし、5人のこの距離感もSMAPらしいなと思う」

 17年1月1日。“奇跡”の時間は終わりを迎え、まったく新しい“距離感”で、5人は歩いていく。
(太田サトル)

「ビストロSMAP」最終回、タモリの“判定しない”優しさと香取の「勝者・中居くん!」の優しさ

 今回ツッコませていただくのは、SMAPの5人と関わりの深いタモリが最後のお客様として登場した、『SMAP×SMAP 90分スペシャル!』(12月19日放送分、フジテレビ系)の「ビストロSMAP」。

 テーマは「タモさんに食べさせたい料理」で、木村拓哉・稲垣吾郎ペアと、草なぎ剛・香取慎吾ペアに分かれて行われた。

「最終回だから言っていいと思うけど、『SMAP×SMAP』ってタイトルはおかしくないか? 例えば俺が番組やったとき『タモリ×タモリ』ってつけるか? 誰がつけたか知らないけど、すげぇ厚かましいよね」というタモリの指摘に、中居が「ジャニーさんがつけた」と明かすと、「正解だよね」とすぐさま前言撤回。さらに「ニューヨーク・ニューヨークをもじってつけた」という説明には「素晴らしい! さすがジャニーさん」と実にタモリらしいスタイルで笑いをとる。

 そんなやりとりにお返しするように、中居も途中、こんな素朴な質問をメンバーたちにぶつける。

「ねえ、タモさんのこと、いつから『タモさん』って呼んでる?」

 すかさず稲垣が、「僕いまだに『タモリさん』って言います」と答えると、中居、さらにタモリ本人も驚いた顔をするが、稲垣は次のように説明し、隣の木村も何度も頷く。

「こっち2人(自分と木村)は『(笑って)いいとも!』(同)のレギュラーではなかったので、ちょっとタモリさんとの距離感っていうのは違っていて」

 草なぎがタモリの「お友達」ということは周知の事実だが、5人それぞれにタモリとの距離の違いがあることは、以前から興味深いと思っていた。そこに何気なく触れつつ、さらに、『SMAP×SMAP』というタイトルに対するタモリのツッコミに返礼するよう、中居はこんな原点にツッコむ。

「なに、『タモさん』って? ヘンな名前! だって、森田が逆になって田森になって、それ略して『タモさん』!?」
「実は最初は森田一義ではなく、森田義一だったが、頭でっかちの名前はよくないということで、ひっくり返った。俺の人生、全部ひっくり返った人生なんだ」

 どちらも「どうでもいい話」をしているように見えて、なんだか深い。さらに、タモリの実食後、みんなで一緒に食べることになったが、ビールをグイッとおいしそうに一気飲みし、大きな口でそばをすすりあげる香取のはしゃぎ方は、なんだか愛おしく見えた。そういえば、香取お手製のスイーツも、趣向を凝らしすぎて渋滞しまくった感じの、盛り盛りメニューだったし。

 そして、判定を促されたタモリは、こんなことを言い出す。

「今日はもう最終回だから、判定はいいじゃないか」

「ダメだよ!」と中居が言うと、「おいしかったよ。知らない! 最終回だから、できない、そんなのしたくない。知らない!」「乾杯もしたしさ、乾杯したらもう仲良しだってこと。勝敗はない」

 それに対して中居は言う。

「(俺は)最後に『判定は?』って、やりてえだけなんだよ。先週のが最後だったのかって思いたくないし。『あれ? レディ・ガガでお終いだったの?』って。(締めは)俺の『判定は?』なの!」

 いやに「判定」にこだわる中居に、突然、香取が言う。

「引き分けって言うか、ここまで支配人を務めてくれた、勝者は中居くん!」

 それでも「判定」にこだわり続ける中居だが、今度はタモリが、そんな中居が抱えるさまざまな思いや、背負った肩の荷を下ろさせてあげるようにこう言いだす。

「もう俺は、判定は飽き飽きだ! 人生に判定なんかどうでもいいことだよ!」

 あえて「判定しない」優しさを見せるタモリにも泣けたが、しつこいくらいに「判定」にこだわることで、あくまでも「いつも通り」であろうとする中居には、もっと泣けた。そして、そんな中居の心情を察するように「勝者 中居君」と言い出す香取にも。

 タモリから5人へ、『SMAP×SMAP』のロゴとメンバーの名前、タモリの名前が入った星型のオブジェが渡されると、黙ってそれを高く掲げる香取の姿もまた、印象的だった。
(田幸和歌子)

おバカドラマ愛好家が熱狂、『カインとアベル』桐谷健太の“顔”と山田涼介のトンチキ

 序盤は「茶髪の営業マン、ありえない!」など、正面から批判するマジレス記事が続出した月9『カインとアベル』(フジテレビ系)。

 しかし、それがいかにバカバカしいことであったかは、12月5日放送分第8話を見た人には説明不要だと思う。ドラマは終盤に向かって、本来の月9視聴者とはまったく違う層である「おバカドラマ愛好家」たちの間で「いま、一番面白い」と言われているからだ。

 正直、1~2話は重くタルい展開だった。しかし、「何をやってもダメだった」弟・優(Hey!Say!JUMP・山田涼介)がめきめきと頭角を現し、嫉妬にかられた兄・隆一(桐谷健太)が壊れ始めるところから物語は面白くなってくる。そして、優が取引で成功したことで取締役に就任し、兄弟の立場が逆転&優が悪い顔になってきた第7話終盤からは、かなり面白い。

 優が取締役になるまでの展開のイージーさ、チープさなんて、ビジネスドラマではないのだから、どうだっていい。ただ、「月9」という枠のために「恋愛ドラマ」と思われてしまったのは惜しい。

 今週の内容をざっくり紹介しよう。

 弟への嫉妬にかられた兄が、ブツブツ言いながら、ネット通販でポチった盗聴器を社長室や弟の取締役室などさまざまな場所に仕掛け、盗聴の成果も上がらないうちに、数分で弟にバレる。防犯カメラに全部映っていたのだ。

 そして、弟は苦悩の末に「会社の不利益になるものは排除する」という結論から、役員会議で副社長である兄の解任を要求する。失意のどん底にあった隆一は、梓(倉科カナ)との結婚式に姿を現さず、結婚式は中止に。

 さらに、中止になった披露宴会場に1人やってきた隆一は、そこで視聴者の誰もが予想しえなかった、思いがけない顔をするのだが……。この顔がもう、最高。

 この瞬間だけで、「これまで見続けてきて、本当に良かった」と嚙みしめてしまうほどの値千金の顔なのだ。しかし、これはここまで頑張って見続けた約8%の人だけが得られるボーナス的要素なので、詳細は伏せておこう。

 余談だが、大手スポンサーが手を引いたためか、間に挟みこまれるようになった「プラレール」「トミカ」のCMがまた、場違いで、ズッコケ感をさらに高めてくれている。

 それにしても、桐谷健太がこんなにも面白い役者とは、知らなかった。そして、あらためて感じたのは、山田涼介の「キラキラ+ブラック」のハマりぶりだ。山田ファンの中には「最初の頃の優しい優くんに戻って」と本気で嘆いている者も多数いるが、その一方で、実はブラックな役こそ山田によく似合う、という声もある。

 山田の主演ドラマ『理想の息子』(日本テレビ系)では、何でもできて人望のある鈴木大地(山田)に嫉妬した友人・小林(Hey!Say!JUMP・中島裕翔)が、大地に化けて悪事を尽くすことで、悪評を広めようとする展開があったが、その「ブラック大地」に対するファンの盛り上がりはすごかった。

 また、映画『グラスホッパー』で山田が演じた殺し屋の蝉も、非常に危うく美しかった。実は少し影のある「キラキラブラック」こそ、山田の最適な生かし方なのではないかと思う。そして、あらためて「トンチキ」もよく似合うことを再確認した。

 山田といえば、NYCを兼任していた時代、『NHK紅白歌合戦』でピッチピチの羞恥パンチ姿で歌うときも、ヘンな犬のワルツ曲を歌うときも、常に全力のキレキレダンスを見せていたのが今でも忘れられない。実にシュールで素晴らしかった。

 また、舞台『ジャニーズ・ワールド』でも、「13月を探す」などというトンチキ展開に、100%の熱量で真剣にのぞんでいた。美しく涙を流し、苦悩すればするほど、トンチキが輝く。

 真面目に全力で美しくトンチキをすることにおいて、こんなにもハマる人は、ジャニーズ全体を見渡してもそうそういない。

 そう思うと、ジャニー社長の管轄を離れ、藤島ジュリー景子副社長のマネジメントにかわって以降、グループとしては躍進したものの、「山田のキラキラトンチキ」が見られなくなってしまったのが、なんとも惜しまれる。
(田幸和歌子)

『ザ少年倶楽部』生放送、裏テーマは「ありがとうSMAP」? ジャニーさんの思いを感じた

 11月23日に放送された、『ザ少年倶楽部 スーパーライブ!』(BS プレミアム)。この日はNHKホールからの生放送で、Sexy Zone、A.B.C-Zを中心に、ジャニーズJr.たちがほぼノンストップで、1時間たっぷりパフォーマンスを見せてくれた。

 今回は、それぞれのグループの持ち曲はもちろん、先輩の曲を歌ったりするところも見どころだった。Sexy Zoneが嵐の「Love so sweet」を歌えば、A.B.C-Zは少年隊の「まいったネ 今夜」を披露。メドレーでは、ジャニーズJr.のユニットも入れ替わり立ち替わりで登場し、2016年もまだひと月ちょっと残っているものの、若手ジャニーズによる“プレ・カウコン”状態。

 例えば、SixTONES「Fighting Man」(NEWS)、Mr.KING「青いイナズマ」(SMAP)、Love-tune「AMBITIOUS JAPAN!」(TOKIO)、Snow Man「Be Yourself!」(V6)、Travis Japan「真夜中のシャドーボーイ」(Hey!Say!JUMP)、HiHi Jet「パラダイス銀河」(光GENJI)、Prince「ジェットコースター・ロマンス」(KinKi Kids)などなど。さらにはアクロバットが得意な顔ぶれで「$10」を披露し、Mr.KINGとPrinceの6人でタッキー&翼の「Ho! サマー」を歌ったときには、かつての「Mr.King vs Mr.Prince」再結成! といった感が満載で、オーラがあふれ返るパフォーマンスを見せてくれた。

 ジャニーさんからのお歳暮か、ちょっと早いクリスマスプレゼント。見ていて「ジャニーさん、ありがとう」といった気持ちがわいてくる。

 また、豪華ヒットメドレーにラインナップされるSMAPの名曲たちも、今回はどこか意味が違って聞こえてくる。「青いイナズマ」「$10」のほかにも、「BANG!BANG! バカンス!」などもメドレーに登場。あらためて「いい曲だよなぁ」と思う一方、今後、これらを歌う5人の姿が見られない可能性も意識してしまう。

 名曲メドレーの中でも、SMAP曲の扱いが「ちょっとだけ」よかった気もした。メドレーのラスト付近、マイクを持つMr.KINGの平野紫耀が少し思いを込めるようにこう言った。「このメドレーの最後は、感謝の気持ちを込めて……『ありがとう』」。リオ五輪のTBSテーマソングにも採用された、SMAPの「ありがとう」。ジャニーさんから、後輩たちから、SMAPに向けた「ありがとう」のようにも聞こえてくる。

また、1時間の生放送を締めくくるエンディング曲もSMAPだった。ジャニーズWESTの桐山照史が、「最後の曲は、みなさんからのリクエストが一番多かったこの曲を披露したいと思います」と紹介し、出演者総登場で歌った“一番人気”曲、それが、「世界に一つだけの花」。

 もう、今回の裏テーマは「ありがとう、SMAP」のようである。

 このジャニーさんからの「お歳暮」放送は、勝手な思い込みでしかないだろうが、『NHK紅白歌合戦』出場歌手にSMAPの名前がない現実の中(放送は発表の前日)、ジャニーさんからSMAPへ感謝の気持ちが込められていたのかもしれない。またSMAPに代わって、ファンへの感謝を若手ジャニーズが届けてくれたのだろうか。曲調も手伝って、エンディングにちょっとしんみり感が漂っていたこともあり、最後に「ありがとう、SMAP!」と言いたくなってしまった。

 NHK的には「まだ最後の最後まで出演交渉はあきらめない」姿勢とのことだが、1つの区切りを感じた。

 ところで、番組中盤で行われた<Sexy Zoneにパフォーマンスしてほしい曲は?>というデータ放送による視聴者投票企画。SMAPの名曲「たいせつ」を含む4曲がエントリーされる中、佐藤勝利が「名曲! いいんだよなァ……」と、「たいせつ」についてしみじみ言っていた。しかし投票結果は、

 ・SMAP「たいせつ」 273,545票
 ・嵐「愛を叫べ」 1763,259票
 ・KAT-TUN「Keep the faith」 958,085票
 ・Hey! Say! JUMP「瞳のスクリーン」 1476,103票

 スマ…………。ジャニーさんの思いは、視聴者には通じてなかったようだ。とはいえ、「世界に一つだけの花」がリクエスト1位だったので、結果よかったのかもしれない。
(太田サトル)