誰もが予想していた事態だったと思うが……。
昨年末から今年頭にかけて公開されて大ヒットしたTVドラマの劇場版がこの5月~6月にかけて相次いでソフト化されている。長澤まさみ主演の月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)はこれまで3作公開された劇場版がいずれも大ヒットしており、今年1月に公開された最新作『コンフィデンスマンJP 英雄編』も興収28億円超えを記録。初の…
誰もが予想していた事態だったと思うが……。
昨年末から今年頭にかけて公開されて大ヒットしたTVドラマの劇場版がこの5月~6月にかけて相次いでソフト化されている。長澤まさみ主演の月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)はこれまで3作公開された劇場版がいずれも大ヒットしており、今年1月に公開された最新作『コンフィデンスマンJP 英雄編』も興収28億円超えを記録。初の…
今クールのフジテレビ系の連ドラの枠を見て、疑問をもった視聴者も多いことだろう。
一時の低迷から復活を遂げたといってもいい、看板ドラマ枠“月9”『シャーロック』の主演が、“爆死王”とも称されるディーン・フジオカ。かたや、すっかり“死に枠”として定着した“火9”『まだ結婚できない男』の主演が阿部寛だからだ。
「ディーンと阿部の格や、どちらが数字を獲れるかを考えたら、枠は逆の方がよかったはず。『まだ結婚できない男』は、2006年7月期に放送された『結婚できない男』(当時は“火10”)の続編。火曜ドラマは系列の関西テレビが制作しているため、“火9”枠でオンエアするしかなかったのです。ただ、フジがどうしても阿部主演ドラマを制作したかったのなら、カンテレではなく、“月9”枠で別のドラマをつくればよかったのでは、との疑問は残りますね」(テレビ誌記者)
これまでの主演ドラマで、爆死が続いているディーンの『シャーロック』は、原作『シャーロック・ホームズ』人気もあってか、初回こそ12.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)と好発進したが、第2話で9.3%と急降下。第3話も9.9%と、2週連続1ケタ台で、先行きは大いに不安。“月9”は苦難の末、ようやく復調してきたのに、ディーンが水を差してしまいそうな気配だ。
一方、『まだ結婚できない男』は、初回11.5%と好スタート。第2話はバレーボール中継が延長し、放送開始が1時間5分遅れとなり、さらに13.5%を獲得した『2020FIFAワールドカップカタール アジア2次予選 タジキスタン×日本』(テレビ朝日系)とバッティングした影響もあってか、7.7%まで落ちた。しかし、第3話は裏の『SMBC日本シリーズ第3戦 巨人対ソフトバンク』(日本テレビ系)の9.7%を上回る、10.0%をマークして、2ケタに戻し、強さをみせた。
「カンテレ制作の火曜ドラマは、かつて草なぎ剛主演ドラマなどで、ヒットした作品もありました。しかし、17年7月期以降は1ケタ台が続き、ここ5クールは5~6%台の惨状です。その枠で2ケタを獲っている阿部はさすが。たとえ別の作品であっても、阿部のドラマを“月9”でやった方が、ディーン主演作より、はるかに高い視聴率が獲れたはずで、なんとももったいない気がします」(同)
カンテレにとっては、“火9”で2年ぶりにヒット作が生まれそうだが、フジとしては、昨年7月期から続けてきた、“月9”の連続2ケタ記録が途絶えてしまいそうな雰囲気になってきた。ディーンで数字を獲るのは難しいことは、やる前からわかっていたと思われるのだが……。
フジテレビの看板ドラマ枠“月9”は真に復活を遂げたのか?
ディーン・フジオカが主演を務める同枠ドラマ『シャーロック』の初回が7日に30分拡大で放送され、視聴率は12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)で好発進した。
かつて、一世を風靡した同枠ドラマだが、近年低迷し、視聴率は長らく1ケタ台が続いた。枠自体の廃止すら取りざたされたが、昨年7月期『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(沢村一樹主演)が平均10.6%で1年ぶりに2ケタ台を記録して、流れが変わった。
その後、同10月期『SUITS/スーツ』(織田裕二主演)が10.8%、1月期『トレース~科捜研の男~』(関ジャニ∞(当時)・錦戸亮主演)が10.8%、4月期『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』(窪田正孝主演)が12.2%、7月期『監察医 朝顔』(上野樹里主演)が12.6%と5クール連続で10%を突破した。
“月9”の完全復活を印象付けるには、10月期も確実に2ケタに乗せたいところ。だが、フジが主演に選択したのは、よりによって“爆死俳優”と一部でささやかれていたディーンなのだから不安は拭えない。
ディーンは2015年後期のNHK連続テレビ小説『あさが来た』(波瑠主演)で五代友厚役を演じ、“五代様”と称されて、大ブレークを果たした。ところが、その後の主演ドラマが冴えなかったのだ。
17年10月期『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系、武井咲とのダブル主演)が6.2%、昨年4月期『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』(フジ系)が6.2%と、いずれも壮絶な爆死を遂げている。
1月6日に放送されたスペシャルドラマ『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』(同、井浦新とのダブル主演)でも主演を務めたが、これもまた7.0%と大コケしており、主演ドラマでまるで結果が残せていない。そのディーンが主演なのだから、『シャーロック』は数字が獲れるのか疑問視されていたのだが、こと初回に関しては、その不安を一掃した格好だ。
「“月9”が5クール連続2ケタを獲っているということは、もう1年以上、どんなドラマであれ、高視聴率を挙げていることになる。ディーンと同じく“低視聴率男”だった錦戸主演作でも、2ケタだった。つまり、ドラマの内容はともあれ、『月曜夜9時はフジのドラマを見る』という層が、かなり戻ってきていることを示している。ましてや、7日はこれといった強力な裏番組がなく、原作はあの人気作『シャーロック・ホームズ』です。ディーンがどうのこうのではなく、当然作品自体の注目度が高く、『とりあえず見てみよう』という層が多かったのでしょう。まあ、初回ご祝儀ですね。ただ、初回の評判はイマイチのようですから、第2話以降に、その真価が問われることになるでしょう」(ドラマウォッチャー)
好発進した『シャーロック』だが、まだ始まったばかり。この先も高い視聴率をキープできるようなら、そのときこそ“月9”は完全復活、ディーンも“爆死俳優”の名を返上できるだろう。
フジテレビの看板ドラマ枠“月9”は真に復活を遂げたのか?
ディーン・フジオカが主演を務める同枠ドラマ『シャーロック』の初回が7日に30分拡大で放送され、視聴率は12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)で好発進した。
かつて、一世を風靡した同枠ドラマだが、近年低迷し、視聴率は長らく1ケタ台が続いた。枠自体の廃止すら取りざたされたが、昨年7月期『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(沢村一樹主演)が平均10.6%で1年ぶりに2ケタ台を記録して、流れが変わった。
その後、同10月期『SUITS/スーツ』(織田裕二主演)が10.8%、1月期『トレース~科捜研の男~』(関ジャニ∞(当時)・錦戸亮主演)が10.8%、4月期『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』(窪田正孝主演)が12.2%、7月期『監察医 朝顔』(上野樹里主演)が12.6%と5クール連続で10%を突破した。
“月9”の完全復活を印象付けるには、10月期も確実に2ケタに乗せたいところ。だが、フジが主演に選択したのは、よりによって“爆死俳優”と一部でささやかれていたディーンなのだから不安は拭えない。
ディーンは2015年後期のNHK連続テレビ小説『あさが来た』(波瑠主演)で五代友厚役を演じ、“五代様”と称されて、大ブレークを果たした。ところが、その後の主演ドラマが冴えなかったのだ。
17年10月期『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系、武井咲とのダブル主演)が6.2%、昨年4月期『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』(フジ系)が6.2%と、いずれも壮絶な爆死を遂げている。
1月6日に放送されたスペシャルドラマ『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』(同、井浦新とのダブル主演)でも主演を務めたが、これもまた7.0%と大コケしており、主演ドラマでまるで結果が残せていない。そのディーンが主演なのだから、『シャーロック』は数字が獲れるのか疑問視されていたのだが、こと初回に関しては、その不安を一掃した格好だ。
「“月9”が5クール連続2ケタを獲っているということは、もう1年以上、どんなドラマであれ、高視聴率を挙げていることになる。ディーンと同じく“低視聴率男”だった錦戸主演作でも、2ケタだった。つまり、ドラマの内容はともあれ、『月曜夜9時はフジのドラマを見る』という層が、かなり戻ってきていることを示している。ましてや、7日はこれといった強力な裏番組がなく、原作はあの人気作『シャーロック・ホームズ』です。ディーンがどうのこうのではなく、当然作品自体の注目度が高く、『とりあえず見てみよう』という層が多かったのでしょう。まあ、初回ご祝儀ですね。ただ、初回の評判はイマイチのようですから、第2話以降に、その真価が問われることになるでしょう」(ドラマウォッチャー)
好発進した『シャーロック』だが、まだ始まったばかり。この先も高い視聴率をキープできるようなら、そのときこそ“月9”は完全復活、ディーンも“爆死俳優”の名を返上できるだろう。
Ad Plugin made by Free Wordpress Themes