2021年の個人視聴率も、11年連続の3冠を達成して絶好調の日本テレビ。テレビ朝日の猛追がありながらも、2022年もこのまま好調を維持しそうだという。
「日テレはニュースや情報番組の視聴習慣を長年に渡って作り上げたので、視聴率が大きく下がることがありません。昨年は、大みそかの恒例番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないシリーズ』が放送できず、年末の…
2021年の個人視聴率も、11年連続の3冠を達成して絶好調の日本テレビ。テレビ朝日の猛追がありながらも、2022年もこのまま好調を維持しそうだという。
「日テレはニュースや情報番組の視聴習慣を長年に渡って作り上げたので、視聴率が大きく下がることがありません。昨年は、大みそかの恒例番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないシリーズ』が放送できず、年末の…
鉄壁を誇ってきた日本テレビの日曜ゴールデン帯に、大きなひずみが見えている。
7日、同局は同時間帯で『DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり日テレ系人気番組No.1決定戦2019』を午後7時から4時間枠で放送。同番組は例年、改編期の4月と10月にオンエアされており、日曜ゴールデン帯の『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所』と、月曜の『しゃべくり007』のレギュラー陣とゲストが集結し、それぞれの番組をアピールしながら競演するもの。
今回は『豪華芸能人100人が「DASHクイズ」「Qtube動画」「変人エピソード」で夢の共演!新ドラマ主演女優が真剣バトル!男をオトすガチ告白にしゃべくりメンバー撃沈』のサブタイトルでオンエアされ、視聴率は14.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。昨年4月1日放送回の15.5%は下回ったものの、同10月7日放送回の12.9%は上回り、面目は保った。
だが、14%台では、ただいま絶好調の『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)には勝てるわけがなかった。午後8時台にレギュラーの1時間枠でオンエアされた同番組は、番組史上最高の17.6%の高視聴率を獲得。日テレ特番は4時間枠であるため、一概に単純比較はできないものの、日テレに3.2ポイントもの大差をつけて完勝した。
同日の番組内容は、長野県と島根県の“ポツンと一軒家”を捜索。長野は民家ではなく、地元住民のための憩いの場で、島根は農業を営む侍の子孫が暮らす古民家で、それぞれの暮らしを紹介した。
『一軒家』は前週まで、『イッテQ!』に3連勝を飾っていたが、これで、対日テレで4連勝。こうなると、もはや『一軒家』の快進撃は“実力”で、日テレの人気番組が寄ってかかっても勝てなかったことになる。
日テレは午後9時台の『行列』こそ、ここしばらくは好調に推移しているが、これはTBS日曜劇場の視聴率に左右される。従って、4月期の福山雅治主演『集団左遷!!』がヒットすれば、劣勢を強いられるだろう。午後7時台の『DASH!!』は、今年に入って、一時は巻き返したものの、再び下落傾向にある。
これまで、まさに盤石で、他局の追随を許してこなかった日テレの日曜ゴールデン帯だが、本腰を入れててこ入れを図らないと、本当にヤバくなってきそうだ。
(文=田中七男)
鉄壁を誇ってきた日本テレビの日曜ゴールデン帯に、大きなひずみが見えている。
7日、同局は同時間帯で『DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり日テレ系人気番組No.1決定戦2019』を午後7時から4時間枠で放送。同番組は例年、改編期の4月と10月にオンエアされており、日曜ゴールデン帯の『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所』と、月曜の『しゃべくり007』のレギュラー陣とゲストが集結し、それぞれの番組をアピールしながら競演するもの。
今回は『豪華芸能人100人が「DASHクイズ」「Qtube動画」「変人エピソード」で夢の共演!新ドラマ主演女優が真剣バトル!男をオトすガチ告白にしゃべくりメンバー撃沈』のサブタイトルでオンエアされ、視聴率は14.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。昨年4月1日放送回の15.5%は下回ったものの、同10月7日放送回の12.9%は上回り、面目は保った。
だが、14%台では、ただいま絶好調の『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)には勝てるわけがなかった。午後8時台にレギュラーの1時間枠でオンエアされた同番組は、番組史上最高の17.6%の高視聴率を獲得。日テレ特番は4時間枠であるため、一概に単純比較はできないものの、日テレに3.2ポイントもの大差をつけて完勝した。
同日の番組内容は、長野県と島根県の“ポツンと一軒家”を捜索。長野は民家ではなく、地元住民のための憩いの場で、島根は農業を営む侍の子孫が暮らす古民家で、それぞれの暮らしを紹介した。
『一軒家』は前週まで、『イッテQ!』に3連勝を飾っていたが、これで、対日テレで4連勝。こうなると、もはや『一軒家』の快進撃は“実力”で、日テレの人気番組が寄ってかかっても勝てなかったことになる。
日テレは午後9時台の『行列』こそ、ここしばらくは好調に推移しているが、これはTBS日曜劇場の視聴率に左右される。従って、4月期の福山雅治主演『集団左遷!!』がヒットすれば、劣勢を強いられるだろう。午後7時台の『DASH!!』は、今年に入って、一時は巻き返したものの、再び下落傾向にある。
これまで、まさに盤石で、他局の追随を許してこなかった日テレの日曜ゴールデン帯だが、本腰を入れててこ入れを図らないと、本当にヤバくなってきそうだ。
(文=田中七男)
日本テレビきっての人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』が、ライバル番組『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)にどうしても勝てなくなってきた。
3月31日、『イッテQ!』は午後7時から2時間スペシャルを放送し、視聴率は16.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。かたや、『一軒家』は6時半から2時間半スペシャルをオンエアし、19時から20時54分の間で16.8%を獲得し、『イッテQ!』を0.4ポイント上回った。
2月24日、『一軒家』が16.4%をマークし、16.3%の『イッテQ!』に初勝利を挙げた。3月3日は『イッテQ!』が18.8%と高視聴率を獲得し、15.9%の『一軒家』に雪辱。同10日は、『一軒家』が番組最高の17.0%を挙げ、16.5%の『イッテQ!』に2度目の勝利。同17日は両番組共休止で、同24日は『一軒家』が16.1%で、16.0%の『イッテQ!』に連勝していた。同31日も『一軒家』が制して、これで3連勝。ここ5回の直接対決で、『イッテQ!』は1勝4敗と負けが込み、もはや『一軒家』が勝つのが当たり前の情勢になってきた。
同31日の放送内容は、『イッテQ!』が「珍獣ハンターイモトワールドツアー in 南アフリカ」「パパラッチ出川 in アメリカ」「イッテQ遠泳部 in フィリピン」。『一軒家』は群馬県、愛媛県の一軒家を訪ねた後、熊本県を捜索すると、同じ集落に5軒の一軒家があり、元村長と元区長の案内を得て、そのすべてを訪問。それぞれの家庭のドラマに迫り、まさにスペシャルにふさわしい濃い内容だった。
こうなってくると、番組内容がどうであれ、今後も『イッテQ!』は劣勢を強いられることになりそう。そうなると、王座に返り咲くためには、前番組の視聴率も非常に重要になるだろう。昨年10月、『一軒家』と共にスタートしたテレ朝の『ナニコレ珍百景』(日曜午後6時半)はコンスタントに2ケタをマークし、『一軒家』にいい流れをつくっている。一方、『イッテQ!』の前番組『ザ!鉄腕!DSAH!!』は今年に入って、上昇傾向で、1月20日に木村拓哉が助っ人参戦した際には18.6%の高視聴率をマークした。だが、ハイレベルな数字はなかなか維持できず、直近の3月24日は13.0%まで落ち込んだ。
現状、『DASH!!』は『珍百景』に上回っているとはいえ、『珍百景』も健闘しており、大差はついていない。この先、『イッテQ!』が『一軒家』との激しい戦いを制していくためには、『DASH!!』が完全復活して、チャンネルを日テレから替えさせないようにする努力も必要になってきそうだ。
(文=田中七男)
TOKIOの番組である、日本テレビ系『ザ!鉄腕!DASH!!』がとんだ迷走ぶりで、一気に視聴率を下げてしまった。
24日放送回では、なぜか将棋界のレジェンド・加藤一二三九段(ひふみん)が「0円食堂」企画に参戦。TOKIOからは長瀬智也、国分太一が出演し、神奈川・横須賀市周辺で食材探しに奔走した。
同回の視聴率は13.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)どまり。裏のテレビ朝日系『ナニコレ珍百景』は13.7%で、わずか0.1ポイント差に詰め寄られてしまった。
かつて、『DASH!!』は当たり前のように15%を超えていたが、山口達也の脱退後、視聴率が低迷。昨年12月2日には12.1%まで落ち込んだ。
しかし、窮地を救うべく、1月20日放送回に、木村拓哉が「0円食堂」企画に助っ人参戦すると、18.6%まで跳ね上がった。すると、同27日は16.4%、V6・井ノ原快彦が出演した2月3日は16.7%と3週連続で好調をキープ。ところが、同10日が15.5%まで降下すると、同17日は14.5%に下がり、同24日は13.8%まで落ち込んでしまった。視聴率が13%台に転落したのは、昨年最後のオンエアとなった12月23日の13.6%以来、2カ月ぶり。
せっかく、木村や井ノ原の出演で、数字を引き上げたのに、それも水の泡。昨年レベルの視聴率に戻ってしまった。なかなかTOKIOメンバーがそろわない中、助っ人は必要だが、これまでの流れからジャニタレでなければ、ファンに受け入れてもらうのは難しい。
「過去には神木隆之介らが出演するなど、ジャニーズ以外のタレントが助っ人参戦することがなかったわけではありませんが、基本的には異例。しかも、よりによって、奇をてらったであろうひふみんの参戦など、迷走しすぎです。そもそも、視聴者は誰もこの番組にバラエティタレントの出演など望んでいないでしょう」(テレビ誌関係医者)
今年に入って、上向いていた視聴率も、迷走で大きく落としてしまった。こんなことをやっていたら、『珍百景』に負ける日も遠くないだろう。
(文=田中七男)
山口達也が不祥事により、TOKIOを脱退して以降、視聴率が低迷していた『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)が、ここに来て巻き返しを見せている。
昨年5月12日放送回から山口抜きで再スタートを切った『DASH!!』だが、視聴率はグングン下降線をたどっていき、同12月2日には12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)まで落ち込んでしまった。
しかし、今年初の放送となった1月20日には、木村拓哉が「0円食堂」で初登場し、18.6%の高視聴率をマーク。前週の27日の番組内容は、「初モノ奪取!あの3億円マグロの裏側に城島の野望が…」で、大きな目玉はなかったが、それでも16.4%を記録。そして、2月3日放送回は16.7%とアップさせ、3週連続で16%超えを果たす好調ぶりだ。
その3日放送回は、前半は「俺たちのDASHカレー」で、長瀬智也、国分太一、城島茂が出演。後半は「出張DASH村」で、国分と“助っ人参戦”のV6・井ノ原快彦が、千葉・松戸のネギ農家を訪問。収穫を手伝い、さまざまなネギ料理に舌鼓を打っていた。
「長らく低迷していた『DASH!!』に、改めて注目を集めさせたという点では、木村を投入した効果が十分にあったといえそうです。昨年8月19日に、嵐・二宮和也が出演した回も、15.5%と高視聴率を上げていますし、今回はイノッチで16%台後半を弾き出しました。この際、高い数字をキープするために、TOKIOメンバーに限定せず、積極的に人気ジャニタレを投入していくのも、ひとつの手じゃないでしょうか」(テレビ誌関係者)
それぞれ、個々の活動もあるため、なかなかメンバーが揃わず、城島のみの出演回も少なくない現状を鑑みれば、“TOKIOの番組”という枠組みを外して、TOKIOを中心とした人気ジャニタレが集結する番組に転換するのも一考に値するのでは?
(文=田中七男)
1月20日に放送された『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)に、木村拓哉がゲスト出演し、同番組の人気企画の「0円食堂」に参加した。
廃棄されてしまう食材を集めて、その食材で料理を作り、提供してくれた人に振る舞うという同企画。レギュラーであるTOKIO長瀬智也と国分太一とともに、木村もおそろいの青いジャージを着て、食材集めの旅がスタートした。
『DASH!!』をよく見ており、同企画内容も知っているという木村。冒頭で「『DASH!!』(のオファー)なら出るでしょ」というだけあって、気合は十分。TOKIOの2人が「早い!」と目を丸くするほど、木村は早速町の人に聞き込み。
また、聞き込み情報だけで、メニューを決めてしまったり、交渉の時も動じることなく前に出ていく姿、ディレクターの判定で食材が手に入れられなくても諦めず、すぐさま別の食材に切り替えるなど、“どんな仕事にも本気で取り組む”木村らしさを発揮。さらに、最後に集めた食材で料理する場面でも、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の「BISTRO SMAP」で鍛えた腕を久しぶりに披露。手際よく調理し、でき上がった料理に出演者全員大絶賛だった。
『DASH!!』初登場となった木村。キッチンカーを運転するなど、ジャニーズタレントらしからぬ一面を存分に見せており、ファン内外からは「キムタクの行動力すごいね!」「バラエティーで楽しそうにしているキムタク見るの好きだわ」「ますます好きになりました!」と称賛の声が寄せられていた。しかし、その一方で、木村の態度には批判の声が上がっていたという。
「TOKIOは事務所の後輩のためにリラックスしていたのか、木村さんの言葉遣いや態度が終始悪すぎましたね。ネットでは、企画に真剣に取り組む姿に賞賛が多く上がってはいましたが、やはり『態度と言葉遣いが悪すぎる』と批判の声も同じぐらい多かったですよ」(芸能記者)
確かに、放送された番組を見ると、木村がポケットに手を入れたまま一般人に食材をくれとお願いしたり、腕組みをするなど態度は最悪。TOKIOの2人が謙虚で丁寧な交渉を見せている分、両者の違いが明らかとなってしまったようだ。
今回、態度に批判が殺到した木村だが、「最近の木村さんには態度への批判が目立つ」と先の芸能記者は、こう語る。
「昨年、嵐の二宮和也と共演した映画『検察側の罪人』(2018)が大ヒットしたことでテレビ各局を呼んで御礼インタビューが行われたんです。しかし、その際の木村さんは脚を大きく組み、隣に姿勢よく座る二宮さんとは大違い。ネットでは『態度が悪すぎる』と炎上し、それ以来、映画の番宣でテレビ番組に出演する度に、叩かれてしまうように。しかし、木村さんといえば、レギュラー番組はないですし、話題になることが映画出演ぐらいですからね。態度の悪さを見せて話題作りしているのかも!?」
当の本人は、TOKIOの2人を「太一」「智也」と呼び、後輩の番組への出演を楽しんでいる様子を見せていたが……。外見だけではなく、今後は中身で勝負したほうが、いいのかも!?
10月までなら考えられなかった事態が起きている。他局をまるで寄せ付けない絶対的な強さを誇っていた、日本テレビの日曜ゴールデン帯が、テレビ朝日に抜き去られる日が目前に迫ってきたようだ。
9日、日テレの同時間帯の視聴率は午後7時台の『ザ!鉄腕!DASH!!』が12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、8時台の『世界の果てまでイッテQ!』が14.6%、9時台の『行列のできる法律相談所』が12.3%といずれも低調だった。
一方、テレ朝は7時台の『ナニコレ珍百景』が12.1%、8時台の『ポツンと一軒家』が14.1%と日テレにかぎりなく肉薄。9時から放送された『フィギュアスケートグランプリファイナル2018 女子フリー』は17.4%を取って、特番ながら同時間帯トップに立った。
そのほかの局では、フジテレビ系で7時から10時24分までオンエアされた『Cygames THE MANZAI 2018 マスターズ』が11.7%で、まずまずの健闘。
TBS系の『坂上&指原のつぶれない店』2時間スペシャルは7.0%で惨敗。9時からの連ドラ『下町ロケット』(阿部寛主演)第9話は12.6%と伸び悩んだ。
NHK大河ドラマ『西郷どん』(鈴木亮平主演)第46話は最終回目前ながら、11.4%と振るわなかった。
4月から月イチレギュラーに昇格し、着実に8~9%台をマークしていたテレビ東京の『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦~全国一斉!謎の巨大魚ぜんぶ捕る!~』(7時54分~9時54分)は5.2%しか取れず、大惨敗を喫した。
「日テレが下降線をたどった原因は明らか。『DASH!!』は山口達也が脱退したことで人手不足に陥り、TOKIOのメンバーがなかなかそろわないうえ、マンネリ。新企画もパッとしません。『イッテQ!』はいうまでもなく、『週刊文春』(文藝春秋)による“ヤラセ報道”があってから、視聴者の信頼を損ねてしまった。それに伴い、視聴率は一気に落ちてしまいました。ただ、テレ朝の浮上は日テレの自滅だけが要因ではありません。なんといっても、10月からレギュラーに昇格した『一軒家』が大好評で、これが大きいのです。安定した視聴率をマークして、『イッテQ!』と互角に戦い、9日は0.5ポイント差まで迫りました。それに連動するように、レギュラー番組として復活した『珍百景』も予想以上の健闘ぶりを見せ、『DASH!!』を捕らえようとしています。日曜の夜といえば、まったり気楽にテレビを見たいという視聴者も多いわけです。そういった層には、『珍百景』『一軒家』はピッタリ。視聴者のニーズに合った番組を提供する、テレ朝が実力で高視聴率を取っているだけに、日テレを逆転する日も近いと見ていいでしょうね」(テレビ誌関係者)
日テレの日曜といえば、午後5時30分放送開始の『笑点』から、10時スタートの『おしゃれイズム』まで、他局にチャンネルを替えさせない強さがあったが、それも完全に分断された。『一軒家』の人気はホンモノなだけに、この流れはもはや止めようがないようだ。
(文=田中七男)
これまで絶対的な強さを誇ってきた、日本テレビのゴールデン帯の番組が、ついにテレビ朝日に敗退し“王座”から陥落した。
2日、テレ朝が午後7時から3時間枠で放送した『M-1グランプリ2018』が18.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率をマーク。昨年の15.4%から大幅アップし、同時間帯のトップに立った。
この影響を受けたのか、日テレの同時間帯の各番組は、『ザ!鉄腕!DASH!!』が12.1%しか取れず、TOKIO元メンバー・山口達也脱退後に再スタートを切った5月12日放送回以降、自己ワースト記録(13.6%)を大きく更新。
お祭り企画の“ヤラセ疑惑”に揺れる『世界の果てまでイッテQ!』は14.0%どまりで、今年に入って、自己ワースト。
『行列のできる法律相談所』も12.0%と低調で、3番組が束になってかかっても、『M-1』には歯が立たなかった。
『M-1』は特別番組で、レギュラー番組ではないとはいえ、日テレを王者の座から引きずり下ろした意義は大きい。
日テレは、『DASH!!』が山口メンバー脱退による人手不足、マンネリ化によって、視聴率がジリ貧状態だったが、まさに“ドル箱”だった『イッテQ!』も「週刊文春」(文藝春秋)によるヤラセ報道後、完全に失速し、回を重ねるごとに視聴率はダウンしている状況。前の2番組の低迷が要因となってか、『行列』も不振が続いている。
『DASH!!』では、メンバーがなかなかそろわず、ジャニーズのほかのグループから“助っ人”派遣も少なくない中、“孤軍奮闘”してきた城島茂が、4日に、同局の元日特番『ウルトラマンDASH』のロケ中に、高さ80センチのはしご段に背中をぶつけて、腰椎横突起部分を亀裂骨折するアクシデントに見舞われた。幸い軽傷で、ロケに支障はないというが、激しい動きは制限されそうで、『DASH!!』の撮影にも影響を与えそうだ。
去る11月11日には、テレ朝の『ポツンと一軒家』2時間半スペシャルが15.4%をマークし、『イッテQ!』の16.6%には敗れたものの、『DASH!!』の14.6%を上回った。
来る9日、フジテレビは午後7時から3時間枠で、『Cygames THE MANZAI 2018 マスターズ』をオンエア。テレビ東京は午後7時54分から2時間枠で、月イチレギュラー『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』を放送。『一軒家』も午後8時台にレギュラー放送される。2週連続で、日テレが他局に負けるようなら、いよいよ同局の独壇場にも終止符が打たれることになりそうだ。
(文=田中七男)
あこがれのスターはそろそろ定年?
9日発売の「フラッシュ」(光文社)が、テレビ各局の人気番組における制作費と出演者のギャラ、さらには視聴率を一覧で掲載している(視聴率は関東の11月17日~23日放送平均。一部番組は同27日または最新視聴率)。各番組におけるギャラや視聴率の話題はよく目にするが、制作費は珍しい。この一覧を見ると、「フジテレビの番組のコストパフォーマンスの悪さが際立っている」(芸能ライター)という。
記事内では、ダウンタウンが自らギャラの値下げを申し出たとして、現在放送中の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の1本あたりのギャラが120万円であること、また有吉弘行は『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)で、1,000万円の制作費に対してギャラが安めの80万円程度といった、業界人の証言による赤裸々なギャラ事情が報じられているが、それよりも注目を集めそうなのが、一般視聴者には想像だにできない破格の制作費だ。
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