日韓W杯“誤審疑惑”の主審が大放言! 八百長はやっぱりあった!?

 多くのスーパースターたちが「疑惑の大会」と吐き捨てた2002年の日韓ワールドカップ。

 そう揶揄される発端となったのは、決勝トーナメント1回戦の韓国×イタリア戦と準々決勝の韓国×スペイン戦。いずれも開催国である韓国の試合で、韓国有利の判定が頻発したことだ。

 特にイタリア戦では、韓国のカード相当のラフプレーが二度以上も見逃され、イタリアのゴールはオフサイドで取り消された。この結果、優勝候補の一角だったイタリアは早々に敗退が決定。そんな試合の行方を左右する疑惑の判定を繰り返した主審、エクアドルのバイロン・モレノ氏が5日、母国のYouTubeチャンネルに出演し、当時のことを振り返った。

 モレノ氏は、韓国×イタリア戦の自身のパフォーマンスを「自己採点するなら(10点満点中)8点だ」とし、韓国のラフプレーは「見えなかった」と語った。さらに、誤審が続いたことについては「副審がサポートしてくれなかった」「副審が旗を上げたから、オフサイドと判定したんだ」と、罪をなすりつけた。

 確かに主審は、見えないシーンについてはジャッジしない。そのため、モレノ氏の主張には一理ある。しかし、「主審は最終決定者である」(サッカー競技規則)ため、主審が副審に責任を負わすのはお門違い。

 また、インタビューでは、イタリアのトラパットーニ監督(当時)の批判まで始め、「トラパットーニが臆病者だったんだよ。トッティが退場になってから、彼は(ダミアーノ・)トンマージを入れた。攻撃できる選手はアレッサンドロ・デル・ピエロだけだったんだ」と語ったが、この試合で選手交代はなかった。

 事実誤認やコモンセンスを無視した言い訳のオンパレードを連発したモレノ氏だが、そもそも、なぜモレノ氏のような人物が国際審判員になれたのだろうか? サッカーライターに聞いた。

「モレノ氏は行き過ぎですが、サッカーの主審は性格的に強くなければいけない。グレーなシーンにも白黒をつけなければいけない主審は、自己主張ができて、誰に何を言われてもブレない心が必要になる。“さっきのシーンは誤審だったかも……”と思って表情に出したり、忖度してしまうようでは務まりません。モレノ氏には、その強さだけはありました。さらにいうと、テストをクリアすればという大前提はありますが、出身地域の政治的要素でワールドカップでの担当試合が決まる部分もあります」

 サッカー界では、欧州と南米大陸のパワーが強い。そこで、南米出身のモレノ氏にはW杯決勝トーナメントという大舞台が用意された側面もあるようだ。

 では、モレノ氏は主審として問題はなかったのか? 八百長はあったのだろうか?

「モレノ氏の発言は主審として失格です。また、モレノ氏が何かしらの恩恵を受ける八百長のようなものはあったと思います。というのも、FIFAもモレノ氏のような主審に悩まされたのか、02年以降、審判員を厳しく監視し、アスリート並みのテストを設けるようになりました。たとえば、02年の時は、主審の宿舎は繁華街の近くだったなんてうわさもありましたが、現在は外部と接触はできません。さらに、主審には強さだけでなく誠実さが求めめられるようになり、それに比例するように、日本の審判が重宝されるようにもなりました。02年は、審判界大改革の年となったんです」(同)

 モレノ氏のような主審がいたからこそ、FIFAも審判員のレベルアップを図り、八百長を根絶させた。ある意味では、歴史に名を残す人物である。それをモレノ氏自身が得意気に語る姿が目に浮かぶ。

(文=TV Journal編集部)

ポドルスキだけじゃない! Jリーグの罵詈雑言は日常茶飯事?

 J1リーグが絶好調だ。ゴールデンウィークに開催されたJ1リーグ第10節だが、9試合の合計観客数は25万9,521人。1試合平均約2万8,836人で、節ごとの合計観客数のリーグ史上最多記録を更新した。

 JリーグはDAZNからの巨額の放映権を得て以降、日本No.1スポーツの座をプロ野球から奪取する勢いである。

 その一方で、暗い話題もあった。J1リーグ第8節の浦和レッズ×ヴィッセル神戸戦では、神戸のFWルーカス・ポドルスキがボールパーソンに対して、ドイツ語で「ボールをよこせ! クソ野郎」と罵声を浴びせたシーンが放送されてしまった。このシーンは欧州でも取り上げられ、大騒動に発展。結果、ポドルスキは厳重注意となった。

 ミックスゾーンを通らなかったり(参照記事1)、相手チームと大乱闘を起こしたり(参照記事2)、何かとお騒がせなポドルスキがまたもや……と思いきや、Jリーグではこの手の発言は珍しくないとサッカーライターは明かす。

「2017年にも、J2選手がボールパーソンを突き飛ばす事件(参照リンク3)がありました。このようなわかりやすい事案があればメディアが騒ぎ、Jリーグ側もアクションを起こしますが、その手前の攻撃的な発言は日常茶飯事です。たとえば、J1第9節の横浜F・マリノス×鹿島アントラーズ戦でも、ラインを割ったボールを鹿島の大岩剛監督がすぐに渡さなかったことに横浜選手がいら立ち「渡せよ! 早く!」と言ったのがマイクに入りました。相手監督とはいえ、15歳以上年上ですよ? 試合中にエキサイトしてしまうのは仕方ありませんが、選手のそういった振る舞いは、サポーターやサッカー少年にも悪影響を与えてしまいます」

 先日、J3ギラヴァンツ北九州のMF加藤弘堅が「僕の友人が週末に子供を連れてJリーグを見にスタジアムに行ったそうです(中略)ただ近くにいた大人の方が大声で暴言を言っていたそうで、その子供がそれ以来、スタジアムに行くのを怖がるようになったみたいです。。。」とツイートして話題になった。

 選手もサポーターも、日頃の罵詈雑言がJリーグの品格を下げていることを理解しなければいけない。

(文=TV Journal編集部)

ヴィッセル神戸低迷で現場に不穏なムード……サポーターは三木谷オーナーの介入に激怒!

 4月20日に行われた明治安田生命J1リーグ第8節、年俸総額40億円・日本版銀河系軍団と称されるヴィッセル神戸が浦和レッズ(埼玉)に0−1で敗れた。これでチームは現在11位(26日時点)となる。

 チームは17日に監督であるフアン・マヌエル・リージョの契約解除と吉田孝行の再登板、さらに元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの主将辞任が発表されたばかり。どうやら現場には不穏なムードが漂っているようだ。

「これで3季連続シーズン途中の監督交代となります。関係者の話では、このドタバタの要因はオーナーである楽天・三木谷浩史会長にあると評判です。かつてはスタメンのオーダーも直々にファクスで送りつけていたなんて言われるように、現場介入が盛んなようです」(スポーツ誌ライター)

 現場スタッフはもちろん、サポーターからも「実績がないんだから、運営に関してはともかく試合には口出ししちゃダメだろ」「前も口出しして降格しちゃったよね」といった非難の声が多数上がってしまった。

「三木谷オーナーの“口出し癖”は、大昔からあったこと。12年にもシーズン途中に当時監督だった和田昌裕が解任され、西野朗が招聘されるということがありました。これが現場の混乱を招いてしまい、その結果チームが低迷すると西野までもが解任されるという事態に。J2降格が決まると『全ての責任は私にあります』と述べた三木谷オーナーですが、これらの人事に関わっていたのは事実のようです」(同ライター)

 さらに、同じくオーナーを務めるプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルス(宮城)においても、現場介入の前科があるという。

「イーグルスでも、昨年監督を辞任した梨田昌孝や、デーブ大久保の下で打撃コーチを務めていた田代富雄が腹を立てて退団したことは有名ですね。古くは野村克也が監督だった時代から現場介入はあったようで、大久保に至っては『週プレNEWS』(集英社)の取材で現場介入を公言しています。他に引き受けてがいなかったこともあり、現在の平石洋介監督には大きな権限があるようですね」(同ライター)

 ちなみに三木谷オーナーがサッカーに夢中になっている間に、放置してある楽天イーグルスは現在パリーグ首位。情熱を傾け、お金も出し、スポーツにのめり込むのはいいことだが、それが結果に結びつくとは限らないようだ。

ヴィッセル神戸低迷で現場に不穏なムード……サポーターは三木谷オーナーの介入に激怒!

 4月20日に行われた明治安田生命J1リーグ第8節、年俸総額40億円・日本版銀河系軍団と称されるヴィッセル神戸が浦和レッズ(埼玉)に0−1で敗れた。これでチームは現在11位(26日時点)となる。

 チームは17日に監督であるフアン・マヌエル・リージョの契約解除と吉田孝行の再登板、さらに元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの主将辞任が発表されたばかり。どうやら現場には不穏なムードが漂っているようだ。

「これで3季連続シーズン途中の監督交代となります。関係者の話では、このドタバタの要因はオーナーである楽天・三木谷浩史会長にあると評判です。かつてはスタメンのオーダーも直々にファクスで送りつけていたなんて言われるように、現場介入が盛んなようです」(スポーツ誌ライター)

 現場スタッフはもちろん、サポーターからも「実績がないんだから、運営に関してはともかく試合には口出ししちゃダメだろ」「前も口出しして降格しちゃったよね」といった非難の声が多数上がってしまった。

「三木谷オーナーの“口出し癖”は、大昔からあったこと。12年にもシーズン途中に当時監督だった和田昌裕が解任され、西野朗が招聘されるということがありました。これが現場の混乱を招いてしまい、その結果チームが低迷すると西野までもが解任されるという事態に。J2降格が決まると『全ての責任は私にあります』と述べた三木谷オーナーですが、これらの人事に関わっていたのは事実のようです」(同ライター)

 さらに、同じくオーナーを務めるプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルス(宮城)においても、現場介入の前科があるという。

「イーグルスでも、昨年監督を辞任した梨田昌孝や、デーブ大久保の下で打撃コーチを務めていた田代富雄が腹を立てて退団したことは有名ですね。古くは野村克也が監督だった時代から現場介入はあったようで、大久保に至っては『週プレNEWS』(集英社)の取材で現場介入を公言しています。他に引き受けてがいなかったこともあり、現在の平石洋介監督には大きな権限があるようですね」(同ライター)

 ちなみに三木谷オーナーがサッカーに夢中になっている間に、放置してある楽天イーグルスは現在パリーグ首位。情熱を傾け、お金も出し、スポーツにのめり込むのはいいことだが、それが結果に結びつくとは限らないようだ。

元日本代表レジェンドが率いるチームが軒並み低迷……Jリーグ序盤戦を終え、分かれた明暗

 サッカーJ1リーグ序盤戦を終え、チームの明暗が分かれ始めている。

 まず明となったチームの筆頭といえるのが、大分トリニータだ。開幕前にサッカーライターたちが「大分は予算的には厳しいが、戦術スタイルが一貫しているという強みがある」と語っていたように(参照記事1)、その強みがフルに発揮され、4月25日現在4位につけている。

 同様に首位のFC東京、2位のサンフレッチェ広島、3位の名古屋グランパス、5位の鹿島アントラーズも、一貫された戦術で結果も内容もついてきている。

 不思議なのは浦和レッズ。6得点7失点の得失点差は-1と、下位にいてもおかしくない数字にもかかわらず、4勝2敗2分けで6位につけている。内容も低調なパフォーマンスではあるが、それでも確実に年間で1タイトルは獲得するオリヴェイラ監督のスピリットが浸透し始めたゆえんの数字だろう。

 一方で、8位のコンサドーレ札幌は13得点13失点で4勝4敗というわかりやすい成績に。攻撃型で素晴らしいパフォーマンスは見せるものの、勝負弱いペトロビッチ監督の色が出ている。ある意味、オリヴェイラ監督と同じで、自らの色を持っているともいえる。9位の横浜F・マリノスもポステコグルー監督らしいサッカーを展開している。

 そして、チームとして強固な色を持っている川崎フロンターレは現在7位。ただ、チームに焦りはなく、ここから徐々に順位を上げていくはず。10位の松本山雅FCと12位の湘南ベルマーレも近年作り上げたチームカラーに迷いはない。明とはいかない順位ではあるが、悲観的になる必要はない。

 暗といえるチームに部類されてしまいそうなのが、13位の清水エスパルス、14位のセレッソ大阪で、監督の手腕は申し分ないのだが、なぜか結果がついてこない。内容は悪くないだけに、シーズン中盤に向けて勝ち点を重ねないと、フロントも心中するか否かの判断が難しくなる。

 また、ガンバ大阪はメンバー的に上位にいてもおかしくないはずなのに、現在15位と低迷している。レジェンドでもある宮本恒靖監督が2年目となる今季で、チームに上積みを与えられるかにかかっている。

 そんな宮本監督よりも危険な状況に置かれているのが、ジュビロ磐田の名波浩監督だ。昨季同様にチームに上積みがなく、チーム戦術を見失っているようにすら映る。16位という数字は重く受け止めなければいけない。そういった意味では、17位のベガルタ仙台も渡辺晋監督が就任して6年目であり、過渡期なのかもしれない。

 18位のサガン鳥栖に至っては、降格筆頭候補になっている。韓国やイタリア式の守備的サッカーから、スペイン式の攻撃サッカーにかじを切ったものの、まったく機能せず。フロント周辺もバタついており、危険なにおいが充満している。

 ヴィッセル神戸も同様で、11位という悪くない順位につけているものの、名前のあるリージョ監督が辞任(参照記事2)し、結果のない吉田孝行監督に交代したが、果たして外国人選手たちがついてくるか?

「神戸の優勝は絶対にない。このままだと降格するのは磐田と鳥栖」

 サッカーライターたちは記者室で、そう語り合っていた。

(文=TV Journal編集部)

リージョ監督辞任の原因はやっぱり三木谷氏? ビッグクラブ気取りのヴィッセル神戸に未来はあるのか

 またまたヴィッセル神戸の監督が交代となった。

 これで3季連続シーズン途中での監督交代、この1年半で3回も監督が替わっている。しかも、今回は神戸のオーナーである楽天の三木谷浩史会長が三顧の礼で迎えたスペインのフアン・マヌエル・リージョ監督を解任したから驚きだ。クラブからのリリースでは、「本人が成績に対して考える部分があり、辞任した」とされているが、監督辞任と同じタイミングで主将を辞任したルーカス・ポドルスキが意味深なツイートをするなど、真相はやぶの中である。

 いったい何があったのだろうか? サッカーライターに話を聞いた。

「リージョ監督は就任して半年がたったばかりで、5勝4分け4敗。神戸は常に上位争いをしてきたクラブではなく、“成績を気に病んで辞任した”というのは不可思議です。確かに今季も勝負弱いところはありましたが、それは三木谷会長がケガ明けのセルジ・サンペールを獲得してきてから。サンペールが先発した3試合で9失点と数字にも表れている。もしかすると、サンペールを使うようにという指示が監督にあり、そういった三木谷氏の現場介入に嫌気が差したのかもしれません」

 三木谷氏は、オーナーを務めるプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスでも、現場介入を行っている。2011年には、コーチ人事はもちろん、選手にレポート提出を命じたことをスポーツ紙にすっぱ抜かれた。

 神戸でも同様に現場介入を行っていたようで、「三木谷氏が現地観戦する御前試合で情けない試合をすれば、監督は解任される」というのがサッカー界の通説となっていた。三木谷氏のこういった振る舞いは、サッカー界では普通のことなのだろうか?

「レアルマドリードのフロレンティーノ・ペレス会長やチェルシーのロマン・アブラモヴィッチ会長などは、現場に介入ことで知られています。一方、監督は介入を嫌がりますから、不協和音が生じ、交代させられる。でも、それはリーグ戦で優勝争いを常に行うような常勝チームでの話です。監督希望者はいくらでもいますし、どんな監督が来ても、すぐに戦術にフィットできる世界的スター選手がそろっている。チームが結果を出すからこそ、会長が独裁者でいられる。しかし、神戸はそもそもJリーグですら優勝争いに絡めていないのに、頻繁に監督交代を行っても強くなりません。そこから脱却するために、長期的な展望でリージョ監督を招聘したと思っていたのですが……」(同)

 今回の辞任を受け、後任には前監督の吉田孝行氏が就任。チームの総責任者である三浦淳寛スポーツダイレクターは、今季終了まで吉田体制を続けると明言した。

 だが、その約束が反故にされたとしても、もはや誰も驚かない。吉田監督の後に、世界No.1の監督が就任し、半年で解任されたとしても「あぁ、またか」で終わるだろう。もはや三木谷氏が会長兼監督になるしかない。そんな皮肉すら聞こえてくる。

(文=TV Journal編集部)

20年ぶりの「コパ・アメリカ」出場も、日本代表はベストメンバーじゃない!?

 サッカー指導者たちから、日本サッカー協会(JFA)やJリーグに対して落胆の声が漏れている。

 というのも、今年6月にブラジルで開催されるコパ・アメリカ2019に、日本代表がベストメンバーで臨まないことが明らかになったからだ。

 コパ・アメリカは4年に一度、南米で開催される世界最古のナショナルチームによる大陸選手権大会。1993年からは、北中米大陸のメキシコやアメリカなども招待国として参加しており、過去に日本代表も参加したことがある。今から20年前、初のFIFAワールドカップ出場となった98年フランス大会後に発足した、トルシエジャパン時代だ。

 結果はというと、1分け2敗の惨敗で予選リーグ最下位となった。同グループとなったパラグアイ、ペルー、ボリビアとは日本開催の親善試合で戦ったことはあったが、コパ・アメリカでの南米代表チームは別物だった。

 たとえば、日本での親善試合では2勝4分け1敗と勝ち越していたパラグアイに、コパ・アメリカでは0-4でボコボコにされてしまう。

 そんなビッグトーナメントに20年ぶりに参加することになった日本代表だが、Jリーグ開催中ということもあり、日本代表招集メンバーには「Jクラブからは1チームにつき1人まで」という制約がつくという。これに、サッカー指導者たちから「Jクラブは自チームの利益しか考えていないのか?」などと怒りの声が上がっている。

「トルシエジャパン時代に明確になったように、日本での親善試合は多くの国が観光気分で来ており、真剣勝負とは程遠い。逆に言えば、コパ・アメリカはワールドカップ並みの真剣勝負です。そんなめったに経験ができない、選手が伸びる場があるのに、国内の調整不足が原因でベストメンバーで臨めないなんて、もってのほかです。さらに、今秋から欧州ではUEFAネーションズリーグ が始まるので、しばらくは欧州の強豪国との親善試合は不可能でしょう 。そういった背景を考えても、この貴重な機会を逃さぬよう、将来の日本代表を担える選手たちを監督が選んで参加させるべきです」(サッカー指導者)

 一方でJクラブからすると、今年は1月にアジアカップで選手を日本代表に取られており、6月にも取られるとなると、大きな痛手だ。

 であるならば、Jリーグ側が日程を調整すべきだが、18チームまで増えた現在のJ1でリーグ側ができる調整といえば、過密日程にするくらい。これでは選手が疲弊する。

 となると、JFA側が、コパ・アメリカの開催周期とかぶっているアジアカップの周期をずらしてもらえるようアジアサッカー連盟に求めればよかったが、そんな政治力はなかった。

 過去にも、若き日のGK楢崎正剛やDF森岡隆三がコパ・アメリカでの経験から、日本を代表する選手に成長していった。東京五輪を控える選手たちの経験のためにも、コパ・アメリカへはベストメンバーで参加するべきだろう 。

(文=TV Journal編集部)

森保ジャパンに黄色信号? 浮き彫りになる、ジーコジャパンとの共通点

 平成最後のサッカー日本代表戦が終わった。

 例年通り、2試合の開催となったキリンチャレンジカップの対戦相手は、コロンビアとボリビア。両国とも6月に日本代表が臨む「CONMEBOLコパアメリカブラジル2019」を意識してのマッチメイクである。

 そんな日本代表だが、ワールドカップロシア大会の再戦となったコロンビアには0-1で敗れ、ボリビアには1-0で勝利した。結果だけ見れば悲観する必要はなさそうだが、サッカーライターたちは、この2試合をどう見たのだろうか?

「まずコロンビア戦では、守備は良かったと思います。全体で連動して相手をサイドに追い込み、狙ったポイントでボールを奪えていました。一方の攻撃は、1月のアジアカップより良くなっていましたが、それは中島翔哉がケガから復帰したため。依然として、連動して相手の守備を崩す攻撃は見られませんでした。中島のドリブルがアクセントになっていただけで、チームとしての上積みはありませんでした」

 コロンビア戦後に柴崎岳が「シュートチャンスが多かったことは評価できる」としながらも、「得点チャンスにフォーカスにできるほど良い試合ではなかった」とも付け加えたのは、前出のライターが指摘した背景があるのだろう。ボールを回してシュートは打てているが、チームとして決定打がない。それはボリビア戦も同様なのだろうか?

「ボリビア戦の23分、ビルドアップからサイドチェンジして乾貴士が決定機を迎えたシーンは、コロンビア戦にはなかった攻撃です。ですが、そのひとつだけ。つまり、オーガナイズされている守備とは違い、攻撃は上積みがない。悪く言えば選手任せで、その象徴が宇佐美貴史でしょう。個人戦術の高い香川真司や乾と違い、戦術眼の低い宇佐美のようなアタッカーは試合から消えてしまいます。チームとしての攻撃パターンがないから、中島がいないとトーンダウンしますし、宇佐美のような選手も出てきてしまうんです」(同)

 この指摘を聞いていて、過去にも同じような日本代表があったことを思い出した。ジーコジャパンである。パスは足元ばかりで、出場する選手のパフォーマンスに左右される。もちろん、ジーコジャパンとは違い、森保ジャパンの守備は整備されているのだが、過去の日本代表も守備は及第点だった。問題は攻守のバランスで、森保ジャパンの攻撃は行き詰まっている。森保一監督の日本代表がこのままの状態なら、かなり危険な状態ではないだろうか?

(文=TV Journal編集部)

球界のレジェンド・イチロー引退で考える、”キングカズ”三浦知良が現役を続けられる理由

 日本プロ野球界だけでなく、アメリカ・メジャーリーグのレジェンドでもあるイチロー(45)が引退した。

「50歳までは現役としてプレーする」と公言していただけに、日本で行われたメジャーリーグ開幕シリーズの第2戦後、引退が発表された時は日本中が驚いた。各局のニュース速報になったくらいだ。

 とはいえ、引退は遅すぎたのかもしれない。2018年シーズンはパフォーマンスが上がらず、打率は2割まで落ち込む。結果、同年5月からマリナーズとの契約が「スペシャルアシスタントアドバイザー(会長付特別補佐)」となり、選手としては残り試合に出場しないことが発表された。

 そして迎えた19年シーズン。2試合の出場は勝ち取ったものの、6打席で5打数無安打。そういった背景を考えれば、引退はやむなしであり、ゆえに「引退を撤回してくれ!」といった声は上がっていない。

 そんな球界のレジェンドが引退した一方で、サッカー界のレジェンドであるキング・カズこと三浦知良(52)は、23日に行われたJ2第5節のFC岐阜戦に2年ぶ りに先発出場を果たす。横浜FCの今季ホーム初勝利に貢献……ということになっているが、カズに代わって入ったイバが2得点に絡んで勝利したというのが実情だ。

 実際のところ、カズは戦力になっているのか? とサッカーライターたちに聞いたところ、「キレはないので、アタッカーとしては苦しい。かといって、ボランチなどでプレーする俯瞰力もない」などと 厳しいコメントばかりだった。

 それでも、カズの引退を促す声はない。いったいなぜなのだろうか? スポーツライターに聞いた。

「野球は数字に出やすいんです。わかりやすく言えば、投手は防御率、打者は打率に表れます。今回のイチローの2試合だって、野球を知らなくても、打率を見れば悪いのはわかりますよね? 18年からのイチローは、メジャーリーグのレギュラーでプレーできる数字を残せていない。ゆえに、引退に対して、多くの人たちが納得したのでしょう。しかし、サッカーは野球よりも数字に表れづらい。もちろん、Jクラブも試合の個々の細かいデータは持っていますが、欧州のようにファン向けには公表していません。そういったこともあり、一般にはカズのデータが伝わりづらい。さらにいえば、アタッカーに必要な瞬発系の数値ですが、カズはかなり厳しいでしょう。ですが、スポーツニュースはカズの過酷な筋トレや持久系のトレーニングを取り上げるため、まだまだ現役を続けられそうな印象を与えているかもしれません」

 カズが偉大なアスリートなのは間違いない。だが、アタッカーとして活躍できる数字を残しているのかとなると微妙だろう。イチロー引退に、カズは何を思うだろうか?

(文=TV Journal編集部)

サガン鳥栖のF・トーレスがブチ切れ! 原因は「ルール誤認」と「審判員のレベル」?

 先日行われたJ1第3節のFC東京戦で、サガン鳥栖のフェルナンド・トーレスが怒りを爆発させた。

 トーレスは17歳でスペインのアトレティコ・マドリードでデビューすると、端整なルックスと温和な性格で一躍人気選手に。大柄で空中戦に強いだけでなく、スピードとテクニックも兼ね備え、“エルニーニョ”(神の子)と呼ばれた。

 その活躍を買われ、イングランドプレミアリーグのリヴァプールFCに移籍し、チーム得点王に。とどまることを知らないトーレスは、チェルシーでFAカップとUEFAチャンピオンズリーグの2冠に貢献し、スペイン代表としてもFIFAワールドカップ2010年南アフリカ大会を制覇するなど、世界的スターにまで上り詰めた。

 その後、ACミラン、アトレティコを経て、18年から鳥栖に加入したのだが、同じスペインのアンドレス・イニエスタやダビド・ビジャほどの活躍をJリーグでは見せられていない。

 それどころか、Jリーグではトーレスのいら立ちばかりが浮き彫りになっている。3節のFC東京戦では、67分にファウルを受けると、自分の前に立ちはだかったFC東京選手を突き飛ばして警告を受けている。

 試合後のミックスゾーンでは、記者からの「判定にイライラしているように見えますが?」という質問に、「サッカーが日本の中では違うものなのかな? と思っている。日本のルールブックを買って、適応するように勉強します」と皮肉り、最後には「日本の審判はもっとルールを勉強したほうがいい」と吐き捨てた。

 いったい、彼に何があったのだろうか? サッカーライターに聞いた。

「まず忘れてはいけないのが、サッカーの最高峰は欧州チャンピオンズリーグです。そこに出場している選手とJリーガーに差があるように、欧州チャンピオンズリーグの審判とJリーグの審判にも差がある。あと、この試合でいうと、トーレスのルール誤認もあります。トーレスが怒りを見せたクイックスタートと失点後のキックオフですが、どちらも現行のルールでは正しく運用されていた。トーレスは、以前もJリーグの試合で、オフサイドのリスタートを古いルールで認識していたので、審判側だけでなく、トーレスも勉強しなければいけない部分があると思います」

 加えて鳥栖は3節を終えて、いまだに無得点。しかも、チャンスもあまり作れていない。チームメイトとうまくいっていないイライラが、審判に向かったという側面もあるのかもしれない。もしくは「だから日本というレベルの低いリーグは……」といった慢心があるのだとしたら、トーレスはJリーグでは輝けないであろう。

(文=TV Journal編集部)