独ブンデスリーガで、ライン川沿いにある2つの都市を拠点とするクラブ、バイヤー・レバークーゼンと1・FCケルンによるダービーマッチは、ラインダービーと呼ばれ、ドイツでも屈指の盛り上がりを見せるカードとなっている。そのラインダービーが今月7日に行われ、大迫勇也が所属するケルンが2-1でレバークーゼンを敵地で下した。この試合、右サイドハーフで先発出場した大迫は、試合終了間際までプレーし、勝利に貢献した。この活躍が認められた大迫は、ドイツの老舗誌であるビルト誌によるブンデスリーガ第12節のベストイレブンに見事選出された。初となるこのベストイレブン入りが、ファンの間で“ハンパない快挙”と話題を呼んでいる。 「大迫は、今節ノーゴールノーアシストだったんですよ。普通は攻撃的選手の場合、ゴールに絡む数字に残る活躍を見せないとベストイレブンには選出されないんですけどね。ほとんど記憶にないですよ。採点も6段階で1と最高の評価でした。確かにこの試合の大迫は、守備も頑張っていましたし、相手に囲まれてもボールを失わず、チャンスメイクをしたりと、かなり活躍していました。ドイツ誌もそこまで大迫を見てくれていると思うと、日本人としてはうれしい限りですね。日本のファンからも例のごとく『大迫マジハンパないって!』と、喜びの声が上がっていますよ」(スポーツライター) 今季の大迫は、ケガの影響もあって思うように結果を残せていない。代表からも6月以来遠ざかってしまっている。果たして、今後の代表復帰はあり得るのだろうか? 「他にも武藤嘉紀や南野拓実など、ヨーロッパで活躍している選手は多いのですが、大迫は日本人では数少ないポストプレーができるプレーヤーなので、十分あり得ると思います。しかし、本来ならクラブで活躍できていない本田圭佑や岡崎慎司の招集は見送られてもいいはずなのに、それでも2人に頼ってしまっているところから、ハリルはプレッシャーがかかって手堅いメンバーを選んでしまっているみたいですね。大迫や、今オランダで調子を上げているハーフナー・マイクの選出は、W杯2次予選が終わってからになりそうですね」(同) 鹿児島城西高校時代の大迫勇也は、誰が見ても“怪物”だった。もちろん今でも一流のプレーヤーに違いはないが、当時を考えると少し物足りないのは事実。25歳と、もう若手とはいえないキャリアに差し掛かっているだけに、そろそろ代表に定着して“ハンパない”活躍を見せてほしいものだ。 (文=沢野奈津夫)FCケルン公式サイトより
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C・ロナウドが驚きの「メッシが世界最高」発言! 世界中から称賛の声が!!
リオネル・メッシとクリスチアーノ・ロナウド。スペインの二大メガクラブ、バルセロナとレアル・マドリードのエースであるこの2人は、世界最高の、あるいは史上最高のフットボールプレイヤーの座を常に争ってきた。世界最優秀選手の称号であるFIFAバロンドールをメッシは3度、ロナウドは2度の受賞と、数ではロナウドが一歩及ばないながらも、ここ2年は連続で獲得しており、まさに宿命のライバルといえるだろう。しかし、そんな2人のライバル史に、ついに終止符が打たれたという。 「ロナウドが『おそらく世界最高の選手はメッシだ』と認めたと、スペインのアス誌が報じたんです。“どちらが世界最高の選手か?”この問題に関しては、世界中で論争が繰り広げられていただけに衝撃が走りましたよ。まさかプライドの高いロナウドが認めるなんて夢にも思いませんでしたね。正直、得点力は互角でも、ゲームメイクやプレーの幅などトータルではメッシじゃないかという声が大きくなってきていただけに、この発言はかっこいいですよね」(スポーツライター) シーズン通算30点も決められる選手がほとんどいない中で、2人は毎年当たり前のように40点、50点とゴールを積み重ねてきた。ゴール数だけ見れば、過去の偉大な点取り屋達の中でも、2人は群を抜いている。もしお互いがいなければ、バロンドールも前代未聞の5年連続でも、6年連続でも獲得することができただろう。 「この発言の後にロナウドは『それでも僕の頭の中は、常に自分が世界最高だと言い聞かせている。本来、全選手がそうであるべきだと思う』というコメントも残しています。この素直にメッシを認め、かつ自分を信じながら上を目指すロナウドに『メンタルもイケメン!』『2人共世界最高!』と、世界中から称賛の声が集まっています。お互いを“パシリ”だの“守銭奴”だのと罵り合うペレとマラドーナより、全然良いライバル関係ですよ(笑)」(同) 間違いなく今までお互いを強く意識してきたロナウドとメッシだが、お互いが存在しなかったら2人ともここまでのスーパースターにはなれていなかったのかもしれない。一旦、この論争に終止符は打たれたものの、2人はまだ30歳と28歳。ストイックな2人の成長がこれで終わるとも思えない。2人の長いライバル関係は、これからもまだまだ続いていきそうだ。 (文=沢野奈津夫)『クリスティアーノ・ロナウド ゴールへの渇望』(実業之日本社)
レアルFWベンゼマが恐喝で逮捕!“謎のセックステープ”の存在とは?
世界中のサッカーファンに衝撃が走った。4日、スペイン1部リーグレアル・マドリードやフランス代表で活躍するカリム・ベンゼマがパリ近郊で逮捕されたと、現地メディアが報道したのだ。先月半ばには、元フランス代表のジブリル・シセが“セックステープ”と呼ばれる、現同国代表のマテュー・ヴァルブエナの性行為が収められた動画をもとに、フランス1部リーグオリンピック・リヨンでチームメイトである彼に対し、恐喝を行って逮捕されていた。この事件の共犯者3名の内、1人がベンゼマだったということが明らかになった。 「人懐っこい笑顔と、周りの選手のために動き回る献身的なプレースタイルの半面、プライベートのベンゼマは悪童そのものですよ。過去には未成年買春で訴えられたり、つい先日も二度目の無免許運転で検挙されていたりと、余罪はまだまだありそうです。しかし、今レアルでクリスティアーノ・ロナウドよりも替えの効かない存在と言われているベンゼマだけに、クラブとしては相当な痛手でしょうね」(スポーツライター) まだ事件の全容が明らかになってはいないものの、恐喝というと金銭の要求が一般的だ。しかし、年棒が10億、スポンサー契約などを併せた年収は30億にも迫るといわれているベンゼマが、果たしてそんなことをするのだろうか? 「被害者のヴァルブエナは身長が167cmと小柄で、子どもと手をつないでの入場の際に、一番身長の高い子を割り当てられて背を比べられたり、何かというとおんぶされたりと、いわゆる“イジられキャラ”でした。それが発展して、面白半分でやった可能性もありますね。ベンゼマは地元でかなり有名なワルだったという話もよく聞きます。セックステープも、もしかしたら盗撮したのか、美人局を利用して撮らせたのか、そうじゃないと入手しようがありませんからね」(同ライター) 日本では考えられないが、ヨーロッパでは暴行やコカイン使用など、さまざまな理由で逮捕された選手たちが平気でピッチに戻ってプレーしている。すぐに復帰はないにしても、今後レアルがどういった処分を下すか、注目していきたい。 (文=沢野奈津夫)レアル・マドリード公式サイトより
ミラン本田圭佑、謎のゴリ押し交代に契約出場疑惑か? 3試合でプレー時間15分の晒し者に……
日本代表のエース本田圭佑に、契約出場疑惑が出ている。本田は10月4日のナポリ戦後に、監督やクラブへの前代未聞の大批判をマスコミにぶつけ、イタリアサッカー界に波紋を呼んでいた。一部の関係者からは「二度とイタリアでピッチに立つことはできない」とまでいわれていた本田だったが、現実はより厳しかったようだ。 「あの事件の後、本田は親善試合を除いた3試合すべてが、終了間際からの出場だったんです。もちろん終了間際の交代は、勝っている時に時間を無駄に使うためによく見られることですが、3試合連続は異常ですよね。おそらくミランがスポンサーとの契約で、本田の年間10~20試合の最低出場ノルマを与えられているのでしょう。これは、本田にとっては屈辱だと思いますよ。ファンからも『背番号10番のやる仕事じゃない』『3試合で15分って、さらし者じゃないか』『このまま本田さんが終わるわけない!』と、怒りの声が上がっています」(スポーツライター) 事件の後に行われたインテルとの親善試合では出場を果たし、それなりのプレーを見せた本田。しかし、イタリア誌の採点では、軒並みチーム最低点を付けられていた。 「マスコミ批判もしてしまいましたから、そういうこともあるでしょうね。そもそも本田は、そういったマスコミの実情も批判しているんですよ。終了間際の交代もそうです。契約のために交代枠をひとつ減らすようなクラブのやり方が、勝利をストイックに求める本田は我慢できないはずです。昔から、イタリアサッカーが一番政治に毒されているとはいわれていますが、今のミランが、まさにそれですよ」(同ライター) 現状、活躍できているとは言い難い本田だが、ヨーロッパでは一定の評価は崩れていない。高望みさえしなければ、それなりのクラブへ移籍は実現できるだろう。ファンとしては、この冬のマーケットでミランを離れてほしいと切に願う。 (文=沢野奈津夫)本田圭佑公式サイトより
バーゼル柿谷曜一朗プロデュースの“天才”香水にブーイング!「本人のモチベーションも……」
2014年ブラジルW杯サッカー日本代表で、スイス・スーパーリーグのFCバーゼル所属する柿谷曜一朗がプロデュースした香水「ジーニアスロゼ バイ ヨウイチロウ カキタニ オードトワレ」が、先月27日に発売された。 商品名にある“ジーニアス”とは日本語で「天才」という意味だが、同商品は天才と称される柿谷の華やかな閃きをバラの香りで表現したとのこと。だが、サッカーファンからはブーイングが巻き起こっている。「そんなことやってる場合じゃねーだろ」「ハイハイ天才天才wwww」「こいつは何しにスイスに行ってるんだよ」「中身のないやつほど副業に手を出し失敗する」「ジーニアスって命名した人、今頃後悔してるだろうな」「バラの香り? バカの香りだろ」などと、悪評ぷんぷんなのだ。 「今季の柿谷はレギュラーに定着できないだけでなく、ベンチ外であることも多い。移籍1年目の昨季は言葉の問題もあって、監督と意思の疎通が図れずに出場機会が得られなかったという言い訳もできましたが、監督が変わった2年目の今季も状況は変わらないですからね。半ば戦力外と言っていいかもしれません。本業が振るわないのに何やっているんだ、というファンの気持ちは理解できます。商品は2年前から企画されていたそうなので、タイミングが悪かったと言うしかありませんが、それにしてもこんな時期に発売しなくても。柿谷本人にとってもイメージがよくないですしね。もしかしたら心身共に状態がよくないだけに、サッカーに集中できていないのかも。なんといっても、彼には前科がありますからね」(サッカーライター) Jリーグ・セレッソ大阪の下部組織で育った柿谷は、クラブ史上最年少の16歳でプロ契約を結ぶ。柔らかで神業的なトラップとスピーディーでスキルフルなドリブルで早くから天才と称され、当初は同期入団の香川真司(ボルシア・ドルトムント/独)よりも注目を集めていたほど。だが、香川がレギュラーとして活躍する一方、なかなか結果を残せない柿谷は練習への遅刻を繰り返すようになり、プロ意識に欠けるとして当時のレヴィー・クルピ監督の逆鱗に触れ、徳島ヴォルティスに期限付きで放出された経緯がある。 「徳島で一念発起し、セレッソに復帰して代表に選ばれるまでになった。しかし、ブラジルW杯では2試合に出場したものの、いずれも後半途中からで不完全燃焼に終わりました。18年のロシアW杯への出場を期してスイスへ移籍したのですが、現状はどうも芳しくない。最近は、代表からも遠ざかっていますからね。移籍当初は、スイスリーグなんて柿谷にはレベルが低すぎるのではと思っていたのですが、結局は国内限定の天才だったということでしょうか。セレッソ入団当時と似たような状況だけに、柿谷のモチベーション低下が気になるところです」(同) 日本代表の次期エースと目されていた逸材だけに、柿谷には過去と同じ轍を踏んでほしくないものだ。販売元『セントネーションズ』公式サイトより
プロ野球「日本シリーズ」の視聴率低すぎ! さらに“ヤバい”サッカー中継も含め「2大巨頭」終焉か
1戦目の平均視聴率が9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/TBS系)、2戦目が7.3%(テレビ東京系)、3戦目が9.4%(フジテレビ系)……どこの低視聴率ドラマの話だと思われるかもしれないが、違う。 プロ野球・日本シリーズ「ヤクルト×ソフトバンク」の視聴率である。27日の3戦目は、ヤクルトの“トリプルスリー”山田哲人が「3打席連続ホームラン」という離れ業をやってのけ、両チーム合計6本の本塁打が飛び交うド派手な試合内容にもかかわらず、視聴率には結びつかなかった。 シリーズ開始前から、柳田悠岐、イ・デホなど、圧倒的な戦力を誇るソフトバンクの“圧勝”予想が大半を占めていた両者の対決だが、案の定1戦目、2戦目とソフトバンクがヤクルトに完勝。3戦目こそヤクルトが1勝を返したものの、その実力差は明らかだ。まるで「予定調和」のような展開に、視聴者も見る気が失せているのだろうか。 「CS放送への移行、ファンの高齢化など要因は多いかと思いますが、柳田と山田という『打率3割・本塁打30本・30盗塁』のスター2名が顔をそろえた日本シリーズとしては、さみしい限りの数字ですね。一昨年の『巨人×楽天』はシリーズ全体の平均視聴率が22.4%と絶好調でしたが、それは楽天イーグルス初の日本シリーズ、前人未到の無敗記録を更新した田中将大投手が社会現象になったから。他の年に関しては、やはり巨人が出場した場合だけ視聴率が高い傾向にあります。このままでは、巨人が出ない日本シリーズにはスポンサーがつかない事態にもなりかねませんよ」(スポーツ記者) 2010年、千葉ロッテと中日ドラゴンズの日本シリーズでは、地上波で中継されない試合が初めて出てしまった。日本野球機構(NPB)としても同じ轍は踏むまいと必死なのだろうが、視聴者の気持ちは離れるばかりだ。 野球人気低迷でよくいわれるのが「サッカーに人気を奪われた」というものだが、その考えにも疑問が残る。サッカーの現状は、野球以上に深刻な気がしてならない。 「日本のトップリーグであるJ1、J2の試合を中継した際、2ケタの視聴率を獲得できるのは極めてまれです。これまで視聴率20%超えが当たり前だった日本代表のW杯予選も、最近は15%台まで落ち込んでいます。Jリーグは、優勝チームなどがアジア杯ではなかなか勝ちあがれず、全体的なレベルが疑問視されていますし、日本代表はW杯本大会への出場枠も増え、今や『行けて当たり前』という認識が蔓延しています。さらに、中田英寿や中村俊輔、本田圭佑に続くスターが登場していません。もともとのサッカー好き以外の新たなファンを増やす一手がない状況なんです」(同) これまでスポーツ放送の「2大巨頭」であった野球とサッカーに、陰りが見えてきた。最近はラグビーW杯が深夜にも関わらず高視聴率を記録したが、継続して日本のリーグが放映される可能性は非常に薄いだろう。“スポーツ中継”そのものに消極的な姿勢を見せてしまうテレビ局やスポンサーが増える事態は、避けられないかもしれない。東京ドーム
手のひら返しが“記憶喪失”レベル!? 批判するたびに筋が通らないセルジオ越後に心配の声
13日にイランのアザディスタジアムで行われたサッカー国際親善試合、日本対イランは惜しくも1-1のドローに終わった。決して出来が良いとはいえない内容の日本代表に対して各方面から批判が殺到したのだが、日本サッカーの生き字引的存在であるセルジオ越後氏もまた、恒例の痛烈なダメ出しを行っている。 しかし、今回のセルジオ越後氏のダメ出しは、いくらなんでも矛盾が過ぎると、一部サッカーファンの間で話題となっている。 「この試合の5日前に行われたシリア戦後に、セルジオさんは『アジア最強であるイランに対して、ベストメンバーで挑むべきだ』という内容の発言をしていました。しかし、今回のイラン戦を終えて『香川、本田、長谷部、吉田ら主軸だって、不甲斐ない出来ならスパッと外すべき』と発言をしたんです。ハリルは出来の良くなかった香川、本田は試合中に交代させましたし、この発言は“彼らをスタメンで出すな”という意味になるので、完全に矛盾しています。最近のセルジオさんは、結果を見てから批判するだけなので、こういうことが多いんですよ。ファンからも『もうろくが過ぎないか?』『え? セル爺、記憶喪失?』『もう休みなよ』と、もはや心配の声が上がっています』(スポーツライター) サッカーにはいろいろな見方があり、意見がある。今回のセルジオ氏のコメントも、それほど的を外しているとは思えない。しかし、たった1週間で意見が様変わりしてしまうと、ファンとしても信用はできないし、言葉の重みを失ってしまう。 「セルジオさんは、怒らなければいけないという強迫観念に駆られているんだと思います。自分が日本のサッカーを正さなければいけないと、思いすぎてるんですよ。でも実際には、選手たちはもちろん、目の肥えたファンは誰もセルジオさんの言うことなんて、真に受けてません。影響力なんて、とっくの昔になくなっているんです』(同) 1972年に来日し、以来日本サッカーの発展に貢献し続けたセルジオ越後氏。70歳という年齢が年齢だけに、怒り続けていると体にも影響してくる。そろそろ落ち着いて、ゆっくりとサッカーを楽しんでもらいたいところだ。 (文=沢野奈津夫)『セルジオ越後 辛口の真実』(ぱる出版)
前代未聞のクラブ批判をした本田圭佑 しかし、処分はナシへ? その理由とは……
イタリアの名門クラブACミランが、本田圭佑の問題発言で揺れている。今月4日にホームで0-4と大敗したナポリ戦の直後、本田の不満は多くの記者団の前で爆発した。「なぜ自分を出さないのかわからない。こんな試合をしているのにおかしい」と、監督批判に始まり「100億以上かけて、なぜ強くなれないのか?」「(運営の)構造を見直さなければいけない」などの運営批判へと続き、さらには「拍手をするタイミングが明らかに変。勝つことしか考えてないで内容を見ていないファンがほとんど」とサポーターまでもを批判した。そして最後に「このままだとイタリア全体が危ない」と、イタリアサッカーそのものへの批判へと発展させていた。 「この発言に対して、もちろんACミランまわりの人間から大ブーイングでした。しかし、予想に反して、ミランの外から聞こえてくるイタリア人の声は『まさに正論!』『イタリア人よりもイタリアの危機を憂いている』と、本田を支持する声も思いのほか大きかったんです。しかし、今季ノーゴールの結果を出せていない本田に言う権利はない、という意見が一番大きかったですかね」(スポーツライター) ミラン史上、類を見ないレベルのクラブ批判をした本田。日本代表のイラン戦を終えて、クラブ運営陣との面談が予定されているが、大方の予想は処罰、罰金共になしだという。 「理由は大きく分けて3つあります。ひとつ目は、単純に戦力として捉えているからです。本田がチームの足を引っ張っていると報道されていますが、ミランは今季11位と低迷していて、出来の良い選手なんて誰一人いないんですよ。ふたつ目はお金になるから。こうして話題も振りまき、スポンサーのつく本田を敵には回したくないはずです。みっつ目は、売ることを念頭に置いているからです。ここで何かしらの処分をすると、“悪いことをした”というレッテルが貼られます。そうすると、他クラブとの交渉で値段を下げられてしまうんです。スペインのバレンシアや、イングランドのトッテナムなど移籍先が報じらていますが、冬の移籍マーケットが始まるまで、特に動きはなさそうですね」(同ライター) 「結果も出さずに口だけ」と批判されている本田だが、去年、ゴールを量産し“ミランの救世主”と騒がれていた時期も「勝ってはいるけど、チームは良い状態ではない」と、今と同じことを言っていたのを、筆者は忘れてはいない。どんな時でも冷静に、真実だけを見ようとする本田だからこそ、日本代表のエースで居続けられるのだろう。 (文=沢野奈津夫)『本田圭佑 2016カレンダー』(エンスカイ)
クラブ批判のACミラン・本田圭佑に移籍説急浮上! バレンシア加入の可能性は?
伊セリエA・ACミランに所属する日本代表FWの本田圭佑に、移籍話が急浮上している。スペインのサッカー情報サイト「fichajes.net」が伝えたところによると、移籍先候補として名前が挙がっているのが、スペインリーグの強豪バレンシア。同チームのヌーノ・エスピーリト・サント監督は、攻撃力不足で低迷するチームを救う存在として本田を高く評価しており、1月の移籍市場で獲得に動く可能性があるという。本田といえば、4日のナポリ戦後にクラブを大批判して、波紋を呼んだばかり。 「『選手に責任があると語っているという時点でナンセンス』『誰が出てもダメ』などと指揮官のシニシャ・ミハイロビッチ監督やクラブ経営陣を批判するだけでなく、メディアやファンの勝利至上主義というイタリア独特のサッカー文化にもダメ出しした格好です。ただ、本田自身も1年以上、公式戦でゴールもアシストも記録していないだけに、日本では『また口田圭佑が~』と批判を浴びています。とはいうものの、イタリアでは発言内容は正当だと捉える向きも多いんです。それだけ、ミランの近年のクラブ運営が迷走しているということなのでしょう。しかし、本田の発言を擁護している人たちも、そんなダメなミランだからこそ本田がエースナンバーの10番をつけていられるし、本田が指摘する問題点が改善されればチームにとって真っ先に不要となるのは彼だろう、とも言っていますけどね(笑)」(サッカーライター) 本田の批判に対して、クラブ側は発言の真偽や真意についてヒアリングするための面談を持つと明らかにしており、本田へ罰金などの処分も示唆している。今回の移籍報道は、そんな本田のミランにおける立場の悪化が根拠になっているようだ。では、本田のバレンシア移籍はあるのだろうか? 「ちょっと考えづらいですね。リーグ下位のチームならまだしも、バレンシアはUEFAチャンピオンズリーグに出場する強豪ですからね。スペインよりレベルが低いイタリアのそれもリーグ中位のミランで、レギュラーを取れない本田に需要があるとは思えません。そもそもスペインでは、日本人への評価が高くない。大久保嘉人(川崎フロンターレ)など、数々のJリーガーがスペインリーグに挑戦しましたが、みな失敗しています。何よりもテクニックが重視されるリーグで、日本屈指のテクニシャンである中村俊輔(横浜F・マリノス)ですら、弱小クラブのエスパニョールで通用しませんでしたからね。技術的に劣る本田では到底無理でしょう」(同) 先日は、イングランドのトットナムやエバートンへの移籍報道もあった。プレミアリーグは現在、世界最高峰のリーグだけに、もし実現すればステップアップとなるのだが……。 「バレンシア以上に、あり得ないでしょう。地盤沈下が叫ばれるイタリアで通用しない選手が、ステップアップなんてできるわけがない。移籍報道で取り沙汰されている3チームは、どれも今のミランよりも格上ですよ。そもそも本田が欧州のトップリーグで活躍できないのは、プレースピードが絶望的に遅いから。そこが独ブンデスリーガで好調を続ける香川真司(ボルシア・ドルトムント)などとの違いです。ここのところの移籍報道は、いつもの“エア移籍”じゃないですか(笑)」(同) 思えば、前所属のCSKAモスクワからミランへ移籍するまでも、毎年のように移籍先として有名クラブの名や破格条件が報じられてきた。しかし、結局は移籍金ゼロで斜陽著しいミランに落ち着き、失笑を買ったもの。1月の移籍シーズンへ向けて、そんなエア移籍報道が再び繰り返されるのだろうか。
脱税でメッシに禁錮22カ月か? ネイマール、マスチェラーノ、なぜバルサばかりが……
今月8日、スペイン司法当局はサッカーのスペイン1部リーグ、バルセロナに所属するアルゼンチン代表のスーパースター、リオネル・メッシと、その父であり代理人を務めるホルへ・メッシ氏が脱税の罪に問われ、禁錮22カ月を求刑されたことを明らかにした。2人が脱税した総額は、およそ5億6,000万円にも上るとみられ、2013年に告発されていた。当初は父ホルヘ・メッシ氏のみとされていたが、息子リオネル・メッシの潔白を証明できず、親子共に求刑された形になった。もし、世界最高のプレーヤーと謳われるメッシに実刑が下ることになれば、フットボール史に残る大事件になるといえるだろう。 「この報道がされた時は驚きましたが、正直、実刑が下る可能性はほぼないと言ってもいいでしょうね。過去にもサッカー選手の脱税問題は話題になってきましたが、実刑が下ったケースはありません。スペインでは、2年以下の求刑は執行猶予になることが多いんですよ」(スポーツライター) つい先日、同じバルセロナ所属のブラジル代表のエース、ネイマールも脱税の疑いで57億円の資産を凍結された。その少し前にも、メッシと同じアルゼンチン代表のMFハビエル・マスチェラーノに脱税の疑惑がかけられ、税務署から調査されている。なぜ、急にバルセロナの選手ばかり、こうして脱税疑惑がかけられているのだろうか? 「バルセロナがあるカタルーニャ州が、スペインから独立を希望しているからです。昔から独立への動きがあったカタルーニャですが、今その勢いが高まってきていて、現実味を帯びてきたんです。そのせいで、今のうちに清算できることはしておこうと、スペイン側がメッシから“取り立てた”って形ですね。今まではスーパースターのすることだから大目に見ておいたけど、独立するなら金を置いてけって感じですかね。この先もバルセロナだけじゃなく、同じカタルーニャにあるエスパニョールからも脱税疑惑の選手が出てくるかもしれませんね」(同) 政治とサッカーは切っても切り離せない、この言葉はたびたび耳にするが、確かにこれだけ問題が大きくなれば、プレーに少なからず影響を与えてしまうことは想像に難くない。しかし、ファンからすれば、政治も脱税もピッチに持ち込んでほしいものではない。メッシが本当に脱税に関わっているかどうかは、私たちには知る由もないが、少なくともこんな“下らないこと”で、あのファンタスティックなプレーが見られなくなるのは寂しいことだ。 (文=沢野奈津夫)『メッシ 栄光の軌跡』(ヤマハミュージックアンドビジュアルズ)









